JP3983399B2 - 継手金具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、トンネル等を構成するセグメント等の部材に設けられ、これらを接合する継手金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、多数のセグメントでトンネル壁体を構築する場合、従来においては、セグメントの接合端面に孔部を有する継手板を埋め込んでおき、セグメントの接合端面同士を互いに当接させて、互いに連通した継手板の孔部へボルトを挿通させ、このボルトにナットを螺着させることにより多数のセグメント同士を順次接合して構築している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の接合構造では、セグメントの接合端面の継手板に形成された孔部にボルトを挿通させ、そのボルトにナットを螺着させて締め付けなければならず、その作業が極めて煩雑で手間がかかっていた。
このため、容易に接合可能でありかつ低コストにて製造可能な継手金具が要求されていた。
【0004】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、極めて容易にセグメント等を接合させることが可能な安価な継手金具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の継手金具は、部材同士を互いに接合させる継手金具であって、一方側の部材に設けられ、他方側の部材方向へ延在する接合棒を有する雄型継手金具と、他方側の部材に設けられ、前記雄型継手金具の接合棒が挿入され、この接合棒を係止する雌型継手金具とから構成されてなり、前記雄型継手金具は、前記接合棒の先端部に、大径に形成された係合部が形成され、前記雌型継手金具は、前記接合棒が挿入されるハウジングと、このハウジング内にて、周方向に沿って設けられた複数の球体と、これら球体を内周側へ付勢する付勢部材と、前記球体を、前記付勢部材の付勢力に抗して前記接合棒の係合部よりも外周側へ配置させる球体保持具とを有してなり、前記球体は、前記接合棒によって前記球体保持具が押し込まれてこの球体保持具による保持が解除されることにより、前記付勢部材の付勢力によって内周側へ付勢され、前記接合棒の係合部よりも後端側へ入り込むことを特徴としている。
【0006】
このように、雌型継手金具へ雄型継手金具の接合棒を挿入し、この接合棒によって球体保持具を押し込ませ、球体保持具による球体の保持を解除させることにより、極めて容易にこれら球体を接合棒の係合部よりも後端側に入り込ませて接合棒を係止させて、これら雄型継手金具と雌型継手金具とを接合させることができる。
また、接合時には、球体を保持している球体保持具を押し込むだけで良いので、必要な挿入力を極めて小さくすることができ、これにより、低挿入力により互いに接合させることができる。
【0007】
請求項2記載の継手金具は、請求項1記載の継手金具において、前記ハウジングには、内周面が一方向へ向かって次第に縮径されたテーパ面とされたリングが設けられ、該リングを、そのテーパ面の大径側から前記球体の配列位置よりも外周側へ入り込ませるように前記付勢部材が付勢してなることを特徴としている。
【0008】
つまり、球体の配列位置の外周側に付勢部材によって入り込ませたリングの内周面のテーパ面によって球体を確実に内方へ押圧させ、接合棒の係合部の後端を球体によって確実に係止させることができ、確実な接合力を得ることができる。
【0009】
請求項3記載の継手金具は、請求項1記載の継手金具において、前記ハウジングには、その内面に、一方向へ向かって次第に縮径されたテーパ面が形成され、前記付勢部材は、前記球体を前記テーパ面へ押圧することにより、前記球体を前記テーパ面に沿って内方へ付勢させることを特徴としている。
【0010】
即ち、付勢部材によって球体がハウジングのテーパ面に押圧されることにより、これら球体が確実に内方へ押圧されるので、この内方へ押圧される球体によって接合棒の係合部の後端を確実に係止させることができ、確実な接合力を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の継手金具を図によって説明する。
図1に示すように、この継手金具は、それぞれセグメント等のコンクリート構造物(部材)に設けられる雄型継手金具1と雌型継手金具2とからなるものである。
【0012】
雄型継手金具1は、継手板3と、この継手板3に固定された接合棒4とを有するもので、継手板3には、孔部5が形成され、その裏面側には、ナット6が溶接固定されている。
接合棒4は、その後端部におねじが形成された棒体からなるもので、先端部には、大径に形成された係合部7が形成されている。
【0013】
また、この係合部7の後端側の段部は、後端方向へ向かって次第に縮径するテーパ部8とされている。なお、この接合棒4の先端部にもテーパ部9が形成されている。
また、この接合棒4には、その後端側に段部10が形成されており、この段部10が継手板3に係止することにより、この接合棒4のナット6へのねじ込み量が規制され、これにより、接合棒4の継手板3からの突出寸法が所定寸法とされるようになっている。
【0014】
次に、雌型継手金具2の構成について説明する。
この雌型継手金具2は、中心に挿入孔11が形成された筒状のハウジング12と、このハウジング12の内部に設けられた複数の球体13と、ハウジング12内に設けられ、球体13よりも後端側に配設されたリング14と、このリング14を球体13側へ付勢するスプリング(付勢部材)15と、球体13の内側に配設された球体保持具16とを有しており、ハウジング12の後端に形成された開口部分には、蓋体17が例えば溶接あるいはカシメ等によって固定され、この蓋体17によってハウジング12の後端の開口部分が閉鎖されている。
【0015】
ハウジング12には、前記挿入孔11よりも大径に形成された収納孔18が形成されており、これにより、挿入孔11と収納孔18との間に、段部19が形成されている。そして、複数の前記球体13が、段部19を構成する壁部19aへ当接された状態にて周方向へ配列されている。
リング14は、その内周面が、球体13側へ向かって次第に縮径されたテーパ面14aとされている。
【0016】
そして、このリング14は、このリング14と蓋体16との間に設けられたスプリング15によって球体13方向へ付勢されている。
つまり、リング14は、スプリング15によって球体13の外周側へ入り込むように押圧され、これにより、球体13は、リング14のテーパ面14aによって内周側へ付勢されるようになっている。
なお、スプリング15とリング14との間には、スプリング15の付勢力をリング14へ均等に伝達させる環状板体20が設けられている。
【0017】
また、球体保持具16は、有底円筒状に形成されたもので、その底部がベース板部16aとされ、このベース板部16aの周囲に、保持片部16bが立設された形状とされ、この保持片部16bが、球体13の内周側に配置されている。
つまり、この球体保持具16によって各球体16の内周側への移動が禁止されている。この球体保持具16は、その保持片部16bの内径が、接合棒4の係合部7よりも大径とされており、これにより、この球体保持具16の保持片部16bによってその外周側に保持された球体13も、その配列位置の内周側の径が、接合棒4の係合部7よりも大径とされるようになっている。
なお、図において、符号21及び符号22は、コンクリート構造物へ雄型継手金具1及び雌型継手金具2をそれぞれ定着させるアンカーである。
【0018】
次に、上記構成の継手金具を構成する雄型継手金具1及び雌型継手金具2を互いに接合させる場合について説明する。
これら雄型継手金具1及び雌型継手金具2を接合させる場合は、雌型継手金具2のハウジング12に形成された挿入孔11へ雄型継手金具1の接合棒4を挿入する。このようにすると、この雄型継手金具1の接合棒4の先端部が、雌型継手金具2のハウジング12内に設けられた球体保持具16のベース板部16aに当接し、このベース板部16aを押圧する。
【0019】
これにより、この球体保持具16がハウジング12の後端側へ押し込まれ、保持片部16bが、球体13の内周側から外される。
このように、この球体保持具16の保持片部16bが球体13の内周側から外されると、リング14が球体13とハウジング12との間へスプリング15によって押し込まれ、これにより、各球体13は、リング14のテーパ面14aによって押圧されてハウジング12の段部19を構成する壁部19aに沿って内周側へ付勢されて接合棒4へ当接する。そして、この状態にて、接合棒4の係合部7が球体13との当接位置を通過すると、球体13は、係合部7の後端側のテーパ部8に当接される。
【0020】
そして、接合棒4が完全に挿入されると、図2に示すように、リング14が球体13の配置位置の外周側へ完全に入り込み、これにより、球体13は、接合棒4のテーパ部8とリング14のテーパ面14aとの間に配設されて挟持された状態となる。
これにより、接合棒4は、その係合部7が、球体13によって係止された状態となり、その後端方向への移動が禁止され、雄型継手金具1と雌型継手金具2とが互いに接合された状態となり、これら雄型継手金具1及び雌型継手金具2が設けられた各コンクリート構造物同士が接合される。
【0021】
以上、説明したように、上記構造の継手金具によれば、雌型継手金具2へ雄型継手金具1の接合棒4を挿入し、この接合棒4によって球体保持具16を押し込ませ、球体保持具16による球体13の保持を解除させることにより、極めて容易に、これら球体13を接合棒4の係合部7よりも後端側に入り込ませて接合棒4を係止させて、これら雄型継手金具1と雌型継手金具2とを接合させることができる。
また、接合時には、球体13を保持している球体保持具16を押し込むだけで良いので、必要な挿入力を極めて小さくすることができ、これにより、低挿入力により互いに接合させることができる。
【0022】
しかも、球体13の配列位置の外周側にスプリング15によって入り込まされたリング14の内周面のテーパ面14aによって球体13を確実に内方へ付勢し、接合棒4の係合部7の後端を球体13によって確実に係止させることができ、確実な接合力を得ることができる。
【0023】
次に、他の実施の形態の継手金具について説明する。
図3に示すように、この継手金具は、雄型継手金具25と雌型継手金具26とから構成されている。なお、雄型継手金具25は、前述した雄型継手金具1と同様の構成であるので、符号を付して説明を省略する。
雌型継手金具26は、挿通孔27が形成された継手板28と、この継手板28に溶接等によって固定された継手本体29とから構成されている。
【0024】
継手本体29は、継手板28の挿通孔27と連通する挿入孔33が中心に形成された筒状のハウジング34と、このハウジング34の内部に設けられた複数の球体35と、球体35よりも後端側に配設され、球体35をハウジング34の先端側へ向かって付勢するスプリング(付勢部材)36と、球体35の内側に配設された球体保持具37とを有しており、ハウジング34の後端には、有底円筒状のカバー38が被せられている。
【0025】
ハウジング34には、その後端側に、前記挿入孔33よりも大径に形成された保持孔39が形成されており、この保持孔39に前記球体35が周方向に沿ってへ配設されている。また、この保持孔39と挿入孔33との間には、ハウジング34の先端側へ向かって次第に縮径するテーパ面40が形成されている。
つまり、スプリング36によってハウジング34の先端方向へ向かって付勢されている球体35は、ハウジング34のテーパ面40に押圧されることにより、内周側へ向かって付勢された状態となっている。
【0026】
また、球体保持具37は、有底円筒状に形成されたもので、その底部がベース板部37aとされ、このベース板部37aの周囲に、保持片部37bが立設された形状とされ、この保持片部37bが、球体35の内周側に配置されている。
つまり、この球体保持具37によって各球体35の内周側への移動が禁止されている。この球体保持具37は、その保持片部37bの内径が、接合棒4の係合部7よりも大径とされており、これにより、この球体保持具37の保持片部37bによってその外周側に保持された球体35も、その配列位置の内周側の径が、接合棒4の係合部7よりも大径とされるようになっている。
なお、スプリング36と球体35との間には、スプリング36の付勢力を球体35へ均等に伝達させる環状板体41が設けられている。また、図中符号42は、コンクリート構造物へ雌型継手金具26を定着させるアンカーである。
【0027】
次に、上記構成の継手金具を構成する雄型継手金具25及び雌型継手金具26を互いに接合させる場合について説明する。
これら雄型継手金具25及び雌型継手金具26を接合させる場合は、雌型継手金具26の継手板28の挿通孔27を介して継手本体29のハウジング34に形成された挿入孔33へ雄型継手金具25の接合棒4を挿入する。このようにすると、この雄型継手金具25の接合棒4の先端部が、雌型継手金具26のハウジング34内に設けられた球体保持具37のベース板部37aに当接し、このベース板部37aを押圧する。
【0028】
これにより、この球体保持具37がハウジング34の後端側のカバー38側へ押し込まれ、保持片部37bが、球体35の内周側から外される。
このように、この球体保持具37の保持片部37bが球体35の内周側から外されると、球体35は、接合棒4の係合部7の外周に当接される。
この状態にて、さらに接合棒4が挿入され、この接合棒4の係合部7が球体35との当接箇所を通過すると、内周側へ向かって付勢されている球体35が接合棒4の係合部7の後端側へ入り込み、この係合部7の後端側のテーパ部8とハウジング34のテーパ面40との間に配設されて挟持された状態となる。
【0029】
これにより、接合棒4は、その係合部7が、球体35によって係止された状態となり、その後端方向への移動が禁止され、雄型継手金具25と雌型継手金具26とが互いに接合された状態となり、これら雄型継手金具25及び雌型継手金具26設けられた各コンクリート構造物同士が接合される。
そして、この構造の継手金具の場合も、雌型継手金具26へ雄型継手金具25の接合棒4を挿入し、この接合棒4によって球体保持具37を押し込ませ、球体保持具37による球体35の保持を解除させることにより、極めて容易に、これら球体35を接合棒4の係合部7よりも後端側に入り込ませて接合棒4を係止させて、これら雄型継手金具25と雌型継手金具26とを接合させることができる。
【0030】
また、接合時には、球体35を保持している球体保持具37を押し込むだけで良いので、必要な挿入力を極めて小さくすることができ、これにより、低挿入力により互いに接合させることができる。
しかも、スプリング36によって球体35がハウジング34のテーパ面40に押圧されることにより、これら球体35が確実に内方へ押圧されるので、この内方へ押圧される球体35によって接合棒4の係合部7の後端を確実に係止させることができ、確実な接合力を得ることができる。
【0031】
なお、図5及び図6に示すように、球体保持具16と蓋体17との間あるいは球体保持具37とカバー38との間に、挿入される接合棒4によって押し込まれる球体保持具16、37により弾性変形あるいは塑性変形する弾性材料あるは塑性材料からなる保持材43を入れておくことにより、接合前における球体保持具16、37の移動を禁止させることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の継手金具によれば、下記の効果を得ることができる。
請求項1記載の継手金具によれば、雌型継手金具へ雄型継手金具の接合棒を挿入し、この接合棒によって球体保持具を押し込ませ、球体保持具による球体の保持を解除させることにより、極めて容易に、これら球体を接合棒の係合部よりも後端側に入り込ませて接合棒を係止させて、これら雄型継手金具と雌型継手金具とを接合させることができる。
また、接合時には、球体を保持している球体保持具を押し込むだけで良いので、必要な挿入力を極めて小さくすることができ、これにより、低挿入力により互いに接合させることができる。
【0033】
請求項2記載の継手金具によれば、球体の配列位置の外周側に付勢部材によって入り込ませたリングの内周面のテーパ面によって球体を確実に内方へ押圧させ、接合棒の係合部の後端を球体によって確実に係止させることができ、確実な接合力を得ることができる。
【0034】
請求項3記載の継手金具によれば、付勢部材によって球体がハウジングのテーパ面に押圧されることにより、これら球体が確実に内方へ押圧されるので、この内方へ押圧される球体によって接合棒の係合部の後端を確実に係止させることができ、確実な接合力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の継手金具を説明する互いに接合される雄型継手金具及び雌型継手金具の側断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態の継手金具を説明する互いに接合された雄型継手金具及び雌型継手金具の側断面図である。
【図3】 本発明の他の実施の形態の継手金具を説明する互いに接合される雄型継手金具及び雌型継手金具の側断面図である。
【図4】 本発明の他の実施の形態の継手金具を説明する互いに接合された雄型継手金具及び雌型継手金具の側断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態の継手金具を構成する雌型継手金具に保持材を設けた例を説明する互いに接合される雄型継手金具及び雌型継手金具の側断面図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態の継手金具を構成する雌型継手金具に保持材を設けた例を説明する互いに接合される雄型継手金具及び雌型継手金具の側断面図である。
【符号の説明】
1、25 雄型継手金具
2、26 雌型継手金具
4 接合棒
7 係合部
12、34 ハウジング
13、35 球体
14 リング
14a テーパ面
15、36 スプリング(付勢部材)
16、37 球体保持具
40 テーパ面

Claims (3)

  1. 部材同士を互いに接合させる継手金具であって、
    一方側の部材に設けられ、他方側の部材方向へ延在する接合棒を有する雄型継手金具と、
    他方側の部材に設けられ、前記雄型継手金具の接合棒が挿入され、この接合棒を係止する雌型継手金具とから構成されてなり、
    前記雄型継手金具は、前記接合棒の先端部に、大径に形成された係合部が形成され、
    前記雌型継手金具は、前記接合棒が挿入されるハウジングと、このハウジング内にて、周方向に沿って設けられた複数の球体と、これら球体を内周側へ付勢する付勢部材と、前記球体を、前記付勢部材の付勢力に抗して前記接合棒の係合部よりも外周側へ配置させる球体保持具とを有してなり、
    前記球体は、前記接合棒によって前記球体保持具が押し込まれてこの球体保持具による保持が解除されることにより、前記付勢部材の付勢力によって内周側へ付勢され、前記接合棒の係合部よりも後端側へ入り込むことを特徴とする継手金具。
  2. 前記ハウジングには、内周面が一方向へ向かって次第に縮径されたテーパ面とされたリングが設けられ、該リングを、そのテーパ面の大径側から前記球体の配列位置よりも外周側へ入り込ませるように前記付勢部材が付勢してなることを特徴とする請求項1記載の継手金具。
  3. 前記ハウジングには、その内面に、一方向へ向かって次第に縮径されたテーパ面が形成され、前記付勢部材は、前記球体を前記テーパ面へ押圧することにより、前記球体を前記テーパ面に沿って内方へ付勢させることを特徴とする請求項1記載の継手金具。
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