JPH0618120Y2 - 流体継手のソケット - Google Patents

流体継手のソケット

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JPH0618120Y2
JPH0618120Y2 JP1987152136U JP15213687U JPH0618120Y2 JP H0618120 Y2 JPH0618120 Y2 JP H0618120Y2 JP 1987152136 U JP1987152136 U JP 1987152136U JP 15213687 U JP15213687 U JP 15213687U JP H0618120 Y2 JPH0618120 Y2 JP H0618120Y2
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JP
Japan
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socket
main cylinder
plug
sleeve
cylindrical
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JP1987152136U
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JPS6457489U (ja
Inventor
尚之 小武
治夫 久保
誠 南雲
昇 斎藤
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Nitto Kohki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kohki Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、各種の流体工具,流体機器,水道や空気な
どの配管等において流体の供給・排出等の管路を必要長
さまで延長したり、適宜数に分岐したり、適宜数から集
合したりするのに利用される流体継手のソケットに関す
るものである。
(従来の技術) 従来、流体の供給・排出等を行うに際し、流体給排配管
の延長,分岐,集合などを行うために利用される流体継
手は、例えば、第4図に示す構造を有するものであっ
た。
第4図に示す流体継手61は、流体通過孔62を有する
と共にソケット嵌挿部63の外周にロックボール係合溝
64を有するプラグ65を流体接続の際の一方側に接続
し、同じく流体通過孔72を有するアダプタをプラグ嵌
挿部73を形成する主筒部材74にねじ結合し、前記主
筒部材74にはロックボール75の保持孔76を有する
と共に、前記主筒部材74の外周には、前記ロックボー
ル75への当接部77aを有するロックボール定着用の
スリーブ77をコイルスプリング78により主筒部材7
4の先端方向に付勢した状態で配設し、主筒部材74の
先端部分には前記先端方向に付勢されたスリーブ77を
支持するストップリング79をストップリング嵌合溝7
4a内に嵌合させて設けたソケット80を流体接続の際
の他方側に接続するものである。
そして、プラグ65とソケット80とを接続するに際し
ては、スリーブ77をコイルスプリング78に抗して第
4図左方向に移動させる。この移動によって、主筒部材
74の先端とスリーブ77の内周側との間でロックボー
ル逃がし空間が形成されるので、プラグ65のソケット
嵌挿部63とソケット80のプラグ嵌挿部73との相互
嵌挿が可能となり、嵌挿時にはロックボール75の保持
孔76とロックボール係合溝64とが一致した状態とな
るのでスリーブ77から手を離すと、コイルスプリング
78の反発力によって、スリーブ77は第5図に示すよ
うにストップリング79に当たるまで右方向に摺動し、
スリーブ77に設けたロックボール当接部77aがロッ
クボール75の動きを規制するため、プラグ65とソケ
ット80とは接続状態が維持される。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の流体継手のソケットにおいて、コ
イルスプリング78によって主筒部材74の先端方向に
付勢された状態で配設されるスリーブ77は、主筒部材
74の先端に設けたストップリング79によってその脱
落が阻止されるようになっているため、ストップリング
79が構成部品として欠くことのできないものであっ
た。
したがって、従来のストップリング採用構造では、主筒
部材74の先端に当該ストップリング79の嵌合溝74
aを形成しておく必要がある上、当該嵌合溝74aにス
トップリング76を嵌合する作業が必要であり、さらに
はストップリング76が脱落しないように対処すること
も必要であった。
また、従来の流体継手のソケットは、アダプタを主筒部
材74にねじ結合する構造であることから、結合用のね
じ部や結合時に治具を掛止するためのナット部が必要で
あり、生産性の向上やコストの低減を図るうえで、上記
のねじ結合による構造や先のストップリング採用構造に
対する改善が望まれていた。
(考案の目的) この考案は、上記のような従来の問題点にかんがみてな
されたもので、流体継手のソケットにおいて、スリーブ
の抜け止め用のストップリングやアダプタと主筒部材と
のねじ結合を廃止し、スリーブの抜け止め効果を保つと
共に、生産性の向上やコスト低減を実現することを目的
とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) この考案は、流体通過孔を有するプラグと、同じく流体
通過孔を有するソケットとからなり、適宜の施錠機構に
よる係合離脱によりソケットとプラグとを接続分離自在
に形成した流体継手において、前記ソケットを構成する
主筒部材の後端の円筒状かしめ部内に、円筒部の円周方
向にかしめ受凹部を有するアダプタの前記円筒部を嵌挿
すると共に、前記かしめ受凹部内に円筒状かしめ部の先
端を塑性変形させて前記主筒部材とアダプタを結合し、
且つ、前記主筒部材の前端の主筒部の外周に、前記施錠
機構の一部を構成するスリーブを軸方向に摺動自在に嵌
合すると共に、前記主筒部の先端を遠心方向に塑性変形
させて前記スリーブのストッパを形成したことを上記問
題点を解決するための手段とするものである。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例を示し、この第1図に示す
流体継手1は、流体の供給・排出の際の一方側、例えば
流体の消費側に接続されるプラグ11と、他方側、例え
ば流体の供給側に接続されるソケット21とからなる。
プラグ11は、その中心に軸方向の流体通過孔12を有
していると共に、中央部分に大径部13を有し、大径部
13のソケット21側にはソケット嵌挿部14を有し、
このソケット嵌挿部14の外周の1円周上にロックボー
ル係合溝15を備え、前記大径部13の反対側には図示
しない流体消費機器につないだホースと接続するホース
ニップル16を備えている。
また、ソケット21は、ソケット本体の主筒部材22と
アダプタ42とで分割構成したものである。これらのう
ち、主筒部材22は、前記プラグ11に設けたソケット
嵌挿部14を嵌挿するプラグ嵌挿部23を有し、このプ
ラグ嵌挿部23を形成する主筒部24にはロックボール
25のテーパ保持孔26が円周方向に等間隔で合計4個
形成されている。また、主筒部24の外周部分にはコイ
ルスプリング係止部27が形成されている。さらに、同
じく前記主筒部24の外周には、前記ロックボール25
を定着するための内向突条部31を内周側に設けると共
に凹凸の操作部32を外周側に有するスリーブ33が軸
方向に摺動自在に嵌合されている。前記コイルスプリン
グ係止部27と内向突条部31の側壁部31aとの間に
はコイルスプリング34が設けられていて、スリーブ3
3を第1図右方向に付勢している。また、前記主筒部2
4の先端には、前記内向突条部31の傾斜側壁面部31
bに当接して、前記コイルスプリング34によって第1
図右方向に付勢されるスリーブ33の脱落を防止するた
めのストッパ部28が、遠心方向への膨出塑性変形によ
り形成されている。そして、スリーブ33の内周には、
コイルスプリング34に抗して当該スリーブ33を第1
図左方向に摺動させた際に前記傾斜側壁面部31bとス
トッパ部28との間にロックボール25の解放空間35
が形成されている。さらにソケット本体の主筒部材22
には、前記主筒部24の後端部分から延長する円筒状か
しめ部29を備え、その先端部分が下記アダプタ42と
のかしめ端部29aとなっている。
アダプタ42は、その中心に軸方向の流体通過孔43を
有しているが、その外周には、前記円筒状かしめ部29
の内周に嵌合される円筒部44を有し、さらに、ナット
部45およびおねじ部46を有し、前記円筒部44の前
記ナット部45側にはかしめ受凹部47が円周方向に形
成されている。
このアダプタ42は円筒部44を主筒部材22の前記円
筒状かしめ部29に嵌合し、同かしめ部29のかしめ端
部29aをかしめ受凹部47に向けてかしめることによ
って、ソケット本体主筒部材22とアダプタ42とを一
体的に結合してソケット本体を構成している。このよう
にして結合されたソケット本体主筒部材22とアダプタ
42との間には弁座兼用の蛇の目形のシール部材51が
設けてあり、この弁座兼用のシール部材51に当接して
流体通過孔12,43を遮断する弁52が、円錐コイル
スプリング53によって弁座方向に押圧された状態で配
設されている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
プラグ11とソケット21とを接続するに際して、第1
図に示すようにストッパ部28に係合状態にあるスリー
ブ33をコイルスプリング34の張力に抗して第1図左
方向に摺動させる。この摺動衝程端において、ロックボ
ール25はスリーブ33と主筒部24との間で形成され
たロックボール解放空間35内へ移動自在になるから、
この状態でプラグ11のソケット嵌挿部14とソケット
21のプラグ嵌挿部23とを相互に嵌挿する。この嵌挿
状態が完全な状態になると、ロックボール25の保持孔
26とロックボール係合溝15とが一致する。この状態
に達したときにスリーブ33から手を離すと、コイルス
プリング34の反発力によって当該スリーブ33が右方
向に摺動してストッパ部28に当たって停止し、その間
傾斜側壁面部31bによってロックボール25がテーパ
保持孔26内に押し込まれるので、プラグ11に設けた
ロックボール係合溝15に係合し、スリーブ33の内向
突条部31がロックボール25の位置を規制して、プラ
グ11とソケット21とは完全接続状態になる。また、
前記プラグ11の嵌挿と同時に当該プラグ11の先端に
よって弁52が第1図左方向に押圧されて弁座兼用のシ
ール部材51から離れた状態となり、流体通過孔12と
43とは連通した状態を維持する。
上記、接続状態にあるプラグ11とソケット21とを離
す場合には、ストッパ部28に当接しているスリーブ3
3を第1図左方向に摺動させて傾斜側壁面部31bとス
トッパ部28との間でロックボール解放空間35を形成
する。このとき、ロックボール25はロックボール解放
空間35に向かって容易に移動しうる態勢になるから、
円錐コイルスプリング53の反発力ないしはソケット2
1とプラグ11との引離し操作によってソケット21と
プラグ11とを容易に分離することができる。ソケット
21とプラグ11とが分離するこの過程でロックボール
25がロックボール解放空間35へ移動すると弁52が
弁座兼用のシール部材51に当接し、流体の漏出を防止
する。
第2図はこの考案の他の実施例を示し、第1図に示した
実施例の流体継手1のソケット21においては、そのア
ダプタ42が、例えば、流体供給側との接続におねじ部
46を用いているのに対して、第2図に示す流体継手の
ソケット21においては、そのアダプタ42が、例えば
流体供給側との接続にめねじ部146を用いるようにし
ている点で異なっており、ソケット本体主筒部材22は
第1図のものと同様に、円筒部44のかしめ受凹部47
内に、円筒状かしめ部29のかしめ端部29aをかしめ
ることにより、アダプタ42と一体的に結合してあり、
主筒部24の先端部分を遠心方向に膨出塑性変形させる
ことによって、コイルスプリング34により付勢された
スリーブ33のストッパ部28を形成している。
第3図はこの考案のさらに他の実施例を示し、第3図に
示す流体継手のソケット21においては、そのアダプタ
42に、ホースのニップル246を用いた場合を示して
いる。この場合も、ソケット本体主筒部材22は第1図
のものと同様に、円筒部44のかしめ受凹部47内に、
円筒状かしめ部29のかしめ端部29aをかしめること
により、アダプタ42と一体的に結合してあり、主筒部
24の先端部分を遠心方向に膨出塑性変形させることに
よって、コイルスプリング34により付勢されたスリー
ブ33のストッパ部28を形成している。
上記各実施例は、ソケット本体の主筒部材22がアダプ
タ42の雄ねじタイプほか2タイプの形式とは全く関係
なく同一の構造をなすもので、共通して使用することが
できる。また、ソケット本体主筒部材22とアダプタ4
2とはねじ結合するものではないため、結合用のねじ部
を形成しておく必要がなく、かつまた、ソケット本体主
筒部材22にはねじ結合に用いる治具の掛止部(ナット
類など)を設ける必要もない。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案に係る流体継手は、前記スリー
ブの脱落防止用としてストップリングを用いなくても済
むようになり、ストップリングを嵌合するための溝を形
成する必要は勿論なくなり、また、ストップリングの組
付工程をも不要にし、スリーブの支持をより確実なもの
にすることができると共に、アダプタおよび主筒部材に
おいて、結合用のねじ部や治具掛止用のナット部を形成
する必要が無く、結合部分の構造がきわめて簡単なもの
となり、これらによって機械加工工程を極力少なくし、
生産性の向上ならびにコストの低減を実現することがで
きるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例をプラグと共に示す四半部
縦断側面図、第2図および第3図はこの考案の他の実施
例を示す四半部縦断側面図、第4図および第5図は従来
の流体継手の各々接続前および接続後における縦断側面
図である。 1…流体継手、 11…プラグ、 12…流体通過孔、 21…ソケット、 22…主筒部材、 24…主筒部 28…ストッパ部、 29…円筒状かしめ部、 33…スリーブ、 43…流体通過孔、 44…円筒部、 47…かしめ受凹部。
フロントページの続き (72)考案者 南雲 誠 東京都大田区仲池上2丁目9番4号 日東 工器株式会社内 (72)考案者 斎藤 昇 東京都大田区仲池上2丁目9番4号 日東 工器株式会社内 (56)参考文献 実公 昭59−34789(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体通過孔を有するプラグと、同じく流体
    通過孔を有するソケットとからなり、適宜の施錠機構に
    よる係合離脱によりソケットとプラグとを接続分離自在
    に形成した流体継手において、前記ソケットを構成する
    主筒部材の後端の円筒状かしめ部内に、円筒部の円周方
    向にかしめ受凹部を有するアダプタの前記円筒部を嵌挿
    すると共に、前記かしめ受凹部内に円筒状かしめ部の先
    端を塑性変形させて前記主筒部材とアダプタを結合し、
    且つ、前記主筒部材の前端の主筒部の外周に、前記施錠
    機構の一部を構成するスリーブを軸方向に摺動自在に嵌
    合すると共に、前記主筒部の先端を遠心方向に塑性変形
    させて前記スリーブのストッパを形成したことを特徴と
    する流体継手のソケット。
JP1987152136U 1987-10-06 1987-10-06 流体継手のソケット Expired - Lifetime JPH0618120Y2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP1987152136U JPH0618120Y2 (ja) 1987-10-06 1987-10-06 流体継手のソケット
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Publication Number Publication Date
JPS6457489U JPS6457489U (ja) 1989-04-10
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JP1987152136U Expired - Lifetime JPH0618120Y2 (ja) 1987-10-06 1987-10-06 流体継手のソケット

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JP2011519001A (ja) * 2008-04-29 2011-06-30 フォス・アウトモーティヴ・ゲー・エム・ベー・ハー 壁貫通孔の領域における導管用管継手ならびに壁部材

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5934789U (ja) * 1982-08-26 1984-03-03 株式会社東芝 脱水すすぎ機

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