JP3983240B2 - 気泡式液面計 - Google Patents

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Description

本発明は、船舶等のタンクに貯留されている液面のレベルを測定するための気泡式液面計に関するものである。
コンテナ船やタンカーのような船舶におけるバラストタンクや油タンク、水タンク等には、貯留されている液体のレベルを検出するための液面計が設置されている。このような液面計の計測方式としては、フロート式、気泡式等が従来から知られている。従来の気泡式液面計の多くは、複数配置されたタンクごとに給気管を設置し、タンクに貯留された液中に没した上記給気管に、機械室または他の区画のコンプレッサでつくられた圧縮空気を、配管を通して配送するようになっている。
気泡式液面計では、液体を入れるタンク内に、下端部が自由開口となったパイプからなる給気管を鉛直方向に配し、タンク内に液体が入っているときに、給気管の下端部より気泡となって排出されるように、上記配管を通じて給気管に圧縮空気を供給する。そのときの給気管の内圧Pは、液体の深さHに液体の密度ρを乗じたヘッドρHに、液体上部のガス圧を加えたもの、すなわち「全圧」と等しいので、検出された全圧から液体上部のガス圧を差し引いたものを液体のレベルとして指示計に表示する。圧縮空気は機関室または他の区画のコンプレッサでつくられ、甲板上に敷設された主管から枝管を経て各タンクの液面計に供給されるか、または独立の配管を経て各タンクのレベル検出部に供給されるようになっている。
パイプからなる給気管内の圧力は液体のヘッド(液体の深さ)により異なるとともに、液体のヘッドは個々のタンクごとに異なる。しかし、従来型の気泡式液面計は、圧縮空気は一つのコンプレッサから供給されるため、圧縮空気の気圧は、計測しようとする最大液体ヘッドに見合った最大圧を保つ必要があり、タンク深さやそのときどきの液体ヘッドに対しては気圧が高すぎることとなって、計測値が微妙に変化する欠点があった。
そこで本出願人は、タンク内の液中に没入する給気管と、給気管内に圧縮気体を供給可能なポンプと、ポンプと給気管との間に設けられたチェック弁と、給気管内の気圧を計測する圧力センサと、圧力センサから送られてきた圧力データによりポンプを制御する制御手段とを有してなる気圧式液面計であって、上記給気管とポンプとチェック弁と圧力センサが、タンクごとに設けられていることを特徴とする気圧式液面計に関して特許権を取得した(特許文献1参照)。特許文献1でいう「気圧式液面計」は、「気泡式液面計」のことである。
特許文献1記載の発明によれば、
1.繁雑な配管が不要となり、単独に作動する電気機器として簡便に取り扱うことができる。
2.計測部の給気管を充たすだけの圧縮気体があれば足りるため、小容量のポンプの装着で十分である。
3.計測部の至近距離から圧縮気体を供給するので、外部温度の影響がほとんどない。
4.計測部の至近距離から圧縮気体を供給するので、簡便な制御でよく、計測部は検出部端子箱の中に収まっているので、保守点検が簡単である。
というような効果を得ることができる。
特許第2951954号公報
最近、液面計の簡略化を図って経費を節減するために、タンカーやケミカル船、あるいはLNG船の防爆区画で、低価格の割には故障が少なく、安全性の高い気泡式液面計が、それほど高い計測精度を必要としないタンクに採用されるようになってきている。
そこで、最近の気泡式液面計の例を説明する。図5、図6において、船舶のタンク10には、油、水などの液体14が貯留される。タンク10の天井上面側にはスタンドピース16を介してエアパージヘッド20が取り付けられていて、エアパージヘッド20からは、タンク10の底面に向かって給気管12が、垂下した形で取り付けられている。エアパージヘッド20には、配管30と配管32が接続されている。配管30は圧縮空気を供給するための配管であり、配管32はシグナルエアを取り出すための配管である。
図6に示すように、エアパージヘッド20はカップを上下反転したような形で、その内部は隔壁21で上下に二分されるとともに、隔壁21にダイアフラム22が取り付けられている。隔壁21で分けられた上側の部屋はパイプを介して上記配管30に連通している。配管30はまたオリフィス26を経て、また、流量制御バルブ28を経て給気管12に連通している。給気管12は、流量制御バルブ28とパイプを介して上記配管32に連通している。給気管12はまた、適宜のパイプを介して上記ダイアフラム22の内部空間に連通している。したがって、ダイアフラム22の内部の空気圧と給気管12内の空気圧は同じである。ダイアフラム22の内部にはコイル状のばね24が配置されていて、ダイアフラム22を図6において上方に向かい、したがって、隔壁21で区画された上側の空間を狭める向きに付勢している。上記流量制御バルブ28はダイアフラム22の天井から垂下したロッドと一体に連結されている。
エアパージヘッド20は次のように動作する。給気管12の下端部がタンク10内の液体14に没している状態で配管30から圧縮空気が供給されると、上側の空間の気圧すなわちダイアフラム22の外側の気圧が、ダイアフラム22内部の気圧すなわち給気管12内の気圧よりも高くなり、ダイアフラム22がばね24の弾力に抗して圧縮される。このダイアフラム22の作動により流量制御バルブ28が押し下げられてバルブが開かれ、オリフィス26を経て給気管12内に圧縮空気が一定の流量で供給される。この圧縮空気によって給気管12内の液面が押し下げられ、やがて給気管12の下端から圧縮空気が放出され、液体14内を泡となって上昇し、大気中に放出される。給気管12内の液体14のレベルが低くなるにしたがって給気管12内の空気圧は高くなるので、給気管12内の空気圧を測定することによって液体14のレベルを測定することができる。給気管12に圧縮空気を供給し始めた当初は流量制御バルブ28が大きく押し下げられて圧縮空気の流量が多く、給気管12内の液面が押し下げられるにしたがって流量制御バルブ28の開口量が小さくなって流量が少なくなる。気泡が放出されて液面レベルを測定しているときは、給気管12の下端から一定量ずつ圧縮空気が放出される。このように、エアパージヘッド20は定流量メカニズムを構成している。
図5において、上記配管30には、コンプレッサ34から圧縮空気が供給される。コンプレッサ34と配管30との間には、船内レギュレータ36とエアサプライユニット40が介在している。船内レギュレータ36は、コンプレッサ34から送り出される圧縮空気の圧力を例えば7kg/cm程度に調整する。エアサプライユニット40はコントロールルーム38に配置されていて、コンプレッサ34側から順に、ストップバルブ42、フィルタ44、レギュレータ46、圧力計48を有している。コントロールルーム38には、切換弁50、空電変換器52、指示計58が配置されている。空電変換器52は空気圧を検出して電気信号に変換するもので、圧力センサ54とこの圧力センサ54の出力に応じて指示計58による気圧指示値を制御する制御基板56を有してなる。切り替え弁50は、図示のように給気管12内の気圧を空電変換器52に導く態様と、図示の状態から時計方向に90度回転操作することによって、空電変換器52にかかる気圧を大気中に開放するゼロ補正態様に切り換えることができるようになっている。
切換弁50が図5に示されている切換態様にあるときは、給気管12内の気圧が圧力センサ54にかかる。この気圧は、前述のとおり、タンク10に貯留されている液体14のレベルに依存する。圧力センサ54はこれにかかる気圧に応じた電気信号を出力する。この電気信号は制御基板56において指示計58による液体レベル表示に必要な処理がなされ、指示計58によって液体レベルが表示される。
以上説明した従来の気泡式液面計によれば、給気管に圧縮空気を一定量ずつ供給するために、ダイアフラム、ばね、流量制御バルブを備えたエアパージヘッドを有しており、構造が複雑で、故障しやすく、コスト高になる難点がある。また、圧縮空気供給源から常時給気管に圧縮空気を供給する必要があるため、圧縮空気の消費量が多くなり、加えて、圧縮空気の放出による脈動があり、これが圧力センサに伝わって、表示値がふらついて不安定になる難点がある。
そこで本発明者は、従来の気泡式液面計に用いられているエアパージヘッドが不要で、構造が簡単で故障が少なく、コストが安くなるように工夫した気泡式液面計を発明した。図7、図8に示す例がそれで、圧縮空気供給源から給気管への圧縮空気供給経路を開閉する第1の電磁バルブと、給気管から圧力センサへの気圧検出経路を開閉する第2の電磁バルブを有し、第1の電磁バルブが圧縮空気供給経路を開く給気モードでは第2の電磁バルブが気圧検出経路を閉じ、第2の電磁バルブが気圧検出経路を開く測定モードでは第1の電磁バルブが圧縮空気供給経路を閉じるように、各電磁バルブの開閉動作をソフトウエアによって制御するようにしたものである。以下、図7、図8に示す例を説明する。
図7において、油、水などの液体14が貯留されるタンカーなどのタンク10の天井上面側にはスタンドピース16とフランジ60を介して配管30がつながれている。前述の従来例と異なって、エアパージヘッドは設置されていないが、必要に応じてここに逆止弁を設けることもある。配管30は、例えば船舶のデッキ上の配管であって、配管30は、第1、第2の電磁バルブ65,66の開閉制御によって、圧縮空気供給用配管としても機能し、また、シグナルエアを取り出すための配管としても機能する。上記スタンドピース16からは、給気管12がタンク10の底面に向かって垂下した形で取り付けられ、給気管12はその下端部からタンク10内の液体14中に没入するようになっている。
上記第1、第2の電磁バルブ65,66のほかに第3の電磁バルブ67があり、これら3個の電磁バルブ65,66,67は近接して配置されるとともに、配管によって直列的につながれている。各電磁バルブは、空電変換器52が有している制御基板56によって動作が制御されるようになっている。各電磁バルブは、駆動コイルが励磁されることにより一方向に移動して空気の流入側と出口側を連通させ、駆動コイルが非励磁のときは付勢力で移動して空気の流入側と出口側を遮断するように構成されている。第1の電磁バルブ65の空気流入側はエアサプライユニット40からの配管につながっている。電磁バルブ65,66をつなぐ配管は分岐して上記配管30につながり、電磁バルブ66,67をつなぐ配管は分岐して、圧力センサ54に至る配管につながっている。また、第3の電磁バルブ67の空気の出口側は大気中に開放するための配管につながっている。
前記従来例と同様に、圧縮空気供給源であるコンプレッサ34を有し、コンプレッサ34と第1の電磁バルブ65との間には、船内レギュレータ36とエアサプライユニット40が介在している。船内レギュレータ36は、コンプレッサ34から送り出される圧縮空気の圧力を適宜の圧力に調整する。エアサプライユニット40は、コンプレッサ34側から順に、ストップバルブ42、フィルタ44、レギュレータ46、圧力計48を有している。上記圧力センサ54の出力に応じて図示されない指示計による気圧指示値を制御する制御基板を有している。この制御基板は、圧力センサ54の検出出力を演算してタンク10内の液面レベルに変換し、液面レベルを指示計に表示させる演算機能を有している。制御基板にはまた、各電磁バルブ65,66,67の開閉動作を制御するソフトウエアがインストールされている。
次に、上記気泡式液面計の動作を説明する。3個の電磁バルブ65,66,67の開閉作動態様によって、エア供給モード、エア停止モード、測定圧大気放出モードの三つの動作モードがある。「エア供給モード」とは圧縮空気供給源から給気管12に圧縮空気を供給するモードすなわち「給気モード」であり、「エア停止モード」とは、エアの給気を停止して液面レベルを測定するモードすなわち「測定モード」のことである。「測定圧大気放出モード」とは、圧力センサにかかる圧縮空気を大気に開放して大気圧とし、このときの指示計の指示値をゼロとするゼロ点調整を行うための動作モードである。図7において、SV1は第1の電磁バルブ65、SV2は第2の電磁バルブ66、SV3は第3の電磁バルブ67を指している。
「給気モード」では、第1の電磁バルブ65が圧縮空気供給経路を開き、第2の電磁バルブ66は圧力センサ54につながる気圧検出経路を閉じ、圧縮空気が給気管12に供給される。「エア停止モード」では、第1の電磁バルブ65は圧縮空気供給経路を閉じ、第2の電磁バルブ66のみがバルブが開いて上記気圧検出経路を開き、給気管12内の気圧が圧力センサ54にかかるようにする。「測定圧大気放出モード」では、第3の電磁バルブ67のみがバルブを開き、圧力センサ54にかかる気圧を大気圧と同じにする。
第1の電磁バルブのみを開く「給気モード」と、第2の電磁バルブのみを開く「測定モード」は、間歇的に交互に切り換え制御される。給気モードの開始直前までは、給気管12内の液面はタンク10に貯留されている液体14の液面と同じレベルにあり、給気モードが実行されることによって給気管12内の気圧が上昇し、給気管12内の液面のレベルが降下する。給気モードと測定モードは交互に実行されるので、給気開始当初は、給気管12内の気圧が段階的に上昇する。給気管12内の気圧が上昇して、給気管12内の液面が給気管12の下端部まで達すると、給気管12の下端部から圧縮空気が漏れ、タンク10内の液体14内を泡となって上昇し、大気に開放される。したがって、給気管12内の気圧は、タンク10内の液体14のレベル(深さ)に対応した気圧となり、液体14のレベルが変動しない限り、給気管12内の気圧も変動しない。そこで、測定モードにおいて測定値が変動しなくなった時点で、圧力センサ54の検出出力を液体レベルに換算し、これを図示されない指示計で読むことにより、そのときの液面14のレベルを測定することができる。
次に、図8に示す例を説明する。この例は、図7に示す例に配管を追加した構成になっている。すなわち、第1の電磁バルブ65の圧縮空気出口側ポートA1は圧縮空気供給経路30を介して給気管12につながれ、第2の電磁バルブ66の空気入口側ポートP2は気圧検出経路32を介して給気管12につながれている。図7に示す例では第1、第2の電磁バルブ65,66が直結され、その途中が分岐して一つの配管によって給気管12につながれていたのに対し、図8に示す例では、上記のように、第1、第2の電磁バルブ65,66間が分断され、それぞれ圧縮空気供給経路30を介して、また、気圧検出経路32を介して給気管12につながれている。それ以外は図7に示す例の構成と同じである。
図7に示す例では、配管30が、給気管12への圧縮空気供給経路としての機能と、シグナルエアを取り出すための配管としての機能を有し、これらの機能が交互に繰り返し切り換えられる。この切換ごとに配管30内に空気の流れが生じて圧力損失ΔPが発生し、シグナルエアを取り出すための配管としての機能に切り換えられたあと上記圧力損失ΔPに見合う時間が経過して初めて供給管12内の気圧を正確に測定可能となり、測定に時間を要する。この問題は、配管30が長くなるにしたがって大きくなる。その点、図8に示す例によれば、気圧検出経路32には常時給気管12内の気圧がかかっていて、圧縮空気は流れていない。そのため、気圧検出経路32が長くても、気圧検出経路32内の圧力損失ΔPは発生せず、給気モードから測定モードに切り替わったとき、気圧検出経路32内の圧力には圧力損失ΔPに相当する脈動状の立ち上がりが存在せず、エア停止モードすなわち「測定モード」に切り替わると、給気管12内の圧力および気圧検出経路32内の圧力は直ちに安定する。
図8に示す気泡式液面計によれば、マニホルド68と給気管12との間の配管が一つ増える難点があるが、「給気モード」から「測定モード」に切り替わると直ちに給気管12内の圧力を圧力センサ54で検出して、液体のレベルを表示させることができるため、待ち時間がなく迅速な測定が可能である。また、「測定モード」に切り替わると直ちに給気管12内の圧力が安定するので、精度のよい液面測定が可能になる。
以上説明した図7、図8に示す例は、本発明の前提となる新規な気泡式液面計である。本発明は、この気泡式液面計にさらに工夫を加えて、施工上の問題を解消したものである。すなわち、図7に示す例では、第1電磁バルブ65の出口側ポートA1と第2電磁バルブ66の入り口側ポートP2を、図7および図8に示す例では、第2電磁バルブ66の出口側ポートA2と第3電磁バルブ67の入り口側ポートP3を、それぞれ配管で接続しなければならず、配管に工数がかかるという問題がある。
そこで、本発明者は、図4(b)に示すようなマニホルド642を使用し、これに図4(a)に示すような複数の電磁バルブを搭載するという発想が浮かんだ。図4に示すマニホルド642は、一般的な構成のマニホルドで、空気の入り口側ポートPと、空気の出口側ポートRと、これらのポートにそれぞれ通じる空気通路を有している。マニホルド642には第1、第2、第3の電磁バルブ65,66,67を搭載する部分があり、所定の位置にこれらの電磁バルブを搭載すると、各電磁バルブの入り口側ポートP1,P2,p3がマニホルド642の入り口側ポートPに連通し、各電磁バルブの出口側ポートA1,A2,A3がマニホルド642の出口側ポートRに連通するように構成されている。換言すれば、マニホルド642は、複数の電磁弁を並列的に接続するものである。
したがって、図4に示すような一般的なマニホルドによれば、複数の電磁バルブを直列的に接続するものではないから、また、電磁バルブ相互間を結ぶ空気通路を分岐させるものではないから、前述の「給気モード」、「測定モード」、さらには「測定圧大気放出」モードに切り換えて使用することは不可能であった。
本発明は、かかる点にかんがみてなされたもので、複数の電磁バルブを使用する気泡式液面計において、設置工数の低減を図るためにマニホルドを使用することを可能にした気泡式液面計を提供することを目的とする。
本発明は、少なくとも下端部がタンク内の液体中に没入する給気管と、給気管内に圧縮空気を供給する圧縮空気供給源と、給気管内の気圧を計測する圧力センサと、圧力センサの検出信号に基づいて上記タンク内の液体レベルを表示する表示部と、を有する気泡式液面計であって、圧縮空気供給源から給気管への圧縮空気供給経路を開閉する第1の電磁バルブと、給気管から圧力センサへの気圧検出経路を開閉する第2の電磁バルブを有し、第1の電磁バルブが圧縮空気供給経路を開く給気モードでは第2の電磁バルブが気圧検出経路を閉じ、第2の電磁バルブが気圧検出経路を開く測定モードでは第1の電磁バルブが圧縮空気供給経路を閉じるように上記第1の電磁バルブと第2の電磁バルブが制御される気泡式液面計であって、第1の電磁バルブと第2の電磁バルブを搭載可能なマニホルドを有し、マニホルドは、圧縮空気供給源につながる空気供給流路を有するメインマニホルドと、このメインマニホルドと一体に結合されたサブマニホルドを有してなり、第1の電磁バルブの空気流入側はサブマニホルドを介してメインマニホルドの空気供給流路につながれ、上記サブマニホルドは、搭載される複数の電磁バルブの空気流入側と空気出口側を直列的につなぐ空気通路と、上記圧縮空気供給経路に連通する空気通路と、上記気圧検出経路に連通する空気通路を有することを最も主要な特徴とする。
第1の電磁バルブを開くことによって圧縮空気供給源から給気管へ圧縮空気が供給され、給気管内の気圧が上昇する。給気管内の液面が給気管の下端部まで下がると吸気管内の圧縮空気が液中に泡状に漏れ、吸気管内の気圧が液面レベルに対応した気圧になる。第1の電磁バルブを閉じ、第2の電磁バルブを開くことによって給気管内の空気圧を圧力センサで検出し、検出信号に基づいて表示部にタンク内の液体レベルを表示する。多数のタンクごとに気泡式液面計を設置する場合でも、圧縮空気供給源から個々の気泡式液面計まで配管する必要が無く、メインマニホルドを共通のマニホルドとして使用し、メインマニホルドの適宜の位置にサブマニホルドを設置し、これに電磁バルブを搭載して給気管まで配管すれば足りるため、配管を簡略化することができる。また、圧縮空気供給源につながる空気供給流路を有するメインマニホルドと、このメインマニホルドと一体にサブマニホルドを結合し、サブマニホルドに複数の電磁バルブを搭載するため、「給気モード」、「測定モード」などに切り換えて使用することが可能となる。
以下、本発明にかかる気泡式液面計の実施例を、図面を参照しながら説明する。なお、これまで説明してきた従来例および本発明者による先行発明事例の構成と同じ構成部分には同じ符号を付した。
図1において、船舶のタンク10には、油、水などの液体14が貯留される。タンク10の天井上面側にはスタンドピース16とフランジ60を介して配管30がつながれている。配管30は、例えば船舶のデッキ上の配管であって、コントロールルーム38内に配置されたマニホルドにつながれている。配管30は、第1、第2の電磁バルブ65,66の開閉制御によって、圧縮空気供給用配管としても機能し、また、シグナルエアを取り出すための配管としても機能する。上記スタンドピース16からは、給気管12がタンク10の底面に向かって垂下した形で取り付けられ、給気管12はその下端部からタンク10内の液体14中に没入するようになっている。
上記マニホルドは、メインマニホルド63とサブマニホルド64からなり、あらかじめ複数の電磁バルブを装着するための空気通路と、装着された電磁バルブ相互間および外部の配管につながる空気通路が形成されている。メインマニホルド63とサブマニホルド64は一体に結合されている。メインマニホルド63を共通のマニホルドとして使用し、メインマニホルド63の適宜の位置にサブマニホルド64を設置し、これに一組の電磁バルブを搭載して給気管12まで、また後述の空電変換機52の圧力センサ54まで配管されている。換言すれば、船舶において、複数のタンクごとに気泡式液面計を設置する場合でも、メインマニホルド63は共通のものとして設置し、メインマニホルド63の適宜の位置にサブマニホルド64を設置し、これに一組の電磁バルブを搭載して、必要な配管をする。こうすることによって、複数の気泡式液面計ごとに、圧縮空気供給用配管を張り巡らすという従来の煩雑な配管を簡略化することができる。
この実施例においては、サブマニホルド64に3個の電磁バルブ65,66,67が装着されている。各電磁バルブは、空電変換器52が有している制御基板56によって動作が制御されるようになっている。各電磁バルブは、駆動コイルが励磁されることにより一方向に移動して空気の流入側と出口側を連通させ、駆動コイルが非励磁のときは付勢力で移動して空気の流入側と出口側を遮断するように構成された、比較的簡単な構造のものである。サブマニホルド64は、各電磁バルブ65,66,67を直列的につなぐ空気通路と、電磁バルブ65,66間の空気通路を分岐させて上記配管30につながる空気通路と、電磁バルブ66,67間の空気通路を分岐させ、空電変換器52内の圧力センサ54に至る配管につながる空気通路を有している。また、メインマニホルド63は、一端がエアサプライユニット40からの圧縮空気供給経路につながる空気供給流路68と、一端が大気中に開放するための大気開放流路69を有している。各空気通路68,69の他端は閉鎖されている。
サブマニホルド64に第1の電磁バルブ65を搭載すると、電磁バルブ65の空気流入側のポートP1がサブマニホルド64の空気通路を介してメインマニホルド63の空気供給流路68につながり、電磁バルブ65の空気出口側のポートA1がサブマニホルド64の空気通路を介して第2の電磁バルブ66の空気流入側のポートP2につながるように構成されている。サブマニホルド64に第2の電磁バルブ65を搭載すると、その空気出口側ポートA2がサブマニホルド64の空気通路を介して第3の電磁バルブ67の空気流入側のポートP3につながるように構成されている。サブマニホルド64に第3の電磁バルブ67を搭載すると、その空気出口側ポートA3がサブマニホルド64の空気通路を介してメインマニホルド63の大気開放流路69につながるように構成されている。
前述の例と同様に、圧縮空気供給源であるコンプレッサ34を有し、コンプレッサ34とマニホルド64との間には、船内レギュレータ36とエアサプライユニット40が介在している。船内レギュレータ36は、コンプレッサ34から送り出される圧縮空気の圧力を例えば7kg/cm程度に調整する。エアサプライユニット40はコントロールルーム38に配置されていて、コンプレッサ34側から順に、ストップバルブ42、フィルタ44、レギュレータ46、圧力計48を有している。コントロールルーム38には、空電変換器52、指示計58が配置されている。空電変換器52は空気圧を検出して電気信号に変換するもので、圧力センサ54とこの圧力センサ54の出力に応じて指示計58による気圧指示値を制御する制御基板56を有してなる。前述のように、電磁バルブ66,67間に介在するサブマニホルド64の空気通路が分岐し、配管61を介して圧力センサ54につながっている。制御基板56は、圧力センサ54の検出出力を演算してタンク10内の液面レベルに変換し、液面レベルを指示計58に表示させる演算機能を有している。制御基板56にはまた、各電磁バルブ65,66,67の開閉動作を制御するソフトウエアがインストールされている。
次に、上記実施例1の動作を説明する。3個の電磁バルブ65,66,67の開閉作動態様によって、図3に示すように、エア供給モード、エア停止モード、測定圧大気放出モードの三つの動作モードがある。「エア供給モード」とは圧縮空気供給源から給気管12に圧縮空気を供給するモードすなわち「給気モード」であり、「エア停止モード」とは、エアの供給を停止して液面レベルを測定するモードすなわち「測定モード」のことである。「測定圧大気放出モード」とは、圧力センサにかかる圧縮空気を大気に開放して大気圧とし、このときの指示計58の指示値をゼロとするゼロ点調整を行うための動作モードである。図3において、SV1は第1の電磁バルブ65、SV2は第2の電磁バルブ66、SV3は第3の電磁バルブ67を指している。
「給気モード」では、第1の電磁バルブ65が圧縮空気供給経路を開き、第2の電磁バルブ66は圧力センサ54につながる気圧検出経路を閉じ、圧縮空気がメインマニホルド63、サブマニホルド64、配管30を介して給気管12に供給される。「エア停止モード」では、第1の電磁バルブ65は圧縮空気供給経路を閉じ、第2の電磁バルブ66のみがバルブが開いて上記気圧検出経路を開き、給気管12内の気圧がサブマニホルド64、配管61を介して空電変換器52の圧力センサ54にかかるようにする。「測定圧大気放出モード」では、第3の電磁バルブ67のみがバルブを開き、圧力センサ54にかかる気圧を、サブマニホルド64、メインマニホルド63を介して大気圧と同じにする。
第1の電磁バルブのみを開く「給気モード」と、第2の電磁バルブのみを開く「測定モード」は、間歇的に交互に切り換え制御される。給気モードの開始直前までは、給気管12内の液面はタンク10に貯留されている液体14の液面と同じレベルにあり、給気モードが実行されることによって給気管12内の気圧が上昇し、給気管12内の液面のレベルが降下する。給気モードと測定モードは交互に実行されるので、給気開始当初は、給気管12内の気圧が段階的に上昇する。給気管12内の気圧が上昇して、給気管12内の液面が給気管12の下端部まで達すると、給気管12の下端部から圧縮空気が漏れ、タンク10内の液体14内を泡となって上昇し、大気に開放される。したがって、給気管12内の気圧は、タンク10内の液体14のレベル(深さ)に対応した気圧となり、液体14のレベルが変動しない限り、給気管12内の気圧も変動しない。そこで、測定モードにおいて測定値が変動しなくなった時点での測定値を読むことによって、そのときの液面14のレベルを測定することができる。なお、給気開始から給気管12の下端部から圧縮空気が漏れるまで一気に給気管12内に吸気してもよく、必ずしも、段階的に給気する必要はない。
第1、第2の電磁バルブ65,66を閉じ、第3の電磁バルブ67を開いた「測定圧大気放出モード」では、圧力センサ54にかかる気圧が大気圧と同じになるので、このときの表示計58の指示値をゼロにする。すなわち、測定圧大気放出モードは、ゼロ点調整のためのモードである。
上記実施例にかかる気泡式液面計は一つ一つのタンクごとに設けられ、各液面計のエアサプライユニット40、マニホルド、空電変換器52、表示計58は、コントロールルーム38に一括して配置され、集中制御および集中監視が行われる。各電磁バルブ65,66,67の自動制御プログラムは、タンクの積荷パターンあるいは揚げ荷パターンを想定してあらかじめ設定され、自動制御プログラムの実行によって、検出プロセスの切換、圧縮空気の供給量の調整が行われる。
以上説明した実施例1によれば、多数のタンクごとに気泡式液面計を設置する場合でも、圧縮空気供給源であるコンプレッサ34から個々の気泡式液面計まで配管する必要が無く、メインマニホルド63を共通のマニホルドとして使用し、メインマニホルド63に隣接した位置にサブマニホルド64を設置し、これに一組の電磁バルブを搭載して給気管12および圧力センサ54まで配管すれば足りるため、配管を簡略化することができる。また、圧縮空気供給源につながる空気供給流路68を有するメインマニホルド63と、このメインマニホルド63と一体にサブマニホルド64を結合し、サブマニホルド64に複数の電磁バルブを搭載するため、マニホルドを使用するにもかかわらず、「給気モード」、「測定モード」などに切り換えて使用することが可能となる。メインマニホルド63は空気供給流路68を有するシンプルな形として固定し、サブマニホルド64を、一組の電磁バルブの組み合わせと外部への配管に合わせた構成となるように設計変更することにより、気泡式液面計の構成に対応した構成に柔軟に対応することができる。
次に、図2に示す実施例2について説明する。この実施例2は、実施例1に配管を追加した構成になっている。すなわち、第1の電磁バルブ65の圧縮空気出口側ポートA1はサブマニホルド641の空気通路と圧縮空気供給経路30を介して給気管12につながれ、第2の電磁バルブ66の空気流入側ポートP2はサブマニホルド641の空気通路と気圧検出経路32を介して給気管12につながれている。実施例1では第1、第2の電磁バルブ65,66がサブマニホルド64の空気通路を介してつながれ、その途中が分岐して一つの配管30によって給気管12につながれていたのに対し、実施例2では、上記のように、第1、第2の電磁バルブ65,66間が分断され、それぞれ圧縮空気供給経路30を介して、また、気圧検出経路32を介して給気管12につながれている。かかる構成を実現するために、サブマニホルド641は、第1の電磁バルブ65の空気出口側ポートA1を給気管12につなぐための配管30に通じる空気通路と、第2の電磁バルブ66の空気流入側ポートP2を給気管12につなぐための配管32に通じる空気通路を有している。サブマニホルド641には、第1の電磁バルブ65の空気出口側ポートA1と第2の電磁バルブ66の空気流入側ポートP2を直接つなぐ空気通路は存在しない。それ以外は実施例1の構成と同じである。
実施例2によれば、気圧検出経路32には常時給気管12内の気圧がかかっていて、圧縮空気は流れていない。そのため、気圧検出経路32が長くても、気圧検出経路32内の前記圧力損失ΔPは発生せず、給気モードから測定モードに切り替わったとき、気圧検出経路32内の圧力には圧力損失ΔPに相当する脈動状の立ち上がりが存在しない。したがって、サブマニホルド641と給気管12との間の配管が一つ増える難点があるが、「給気モード」から「測定モード」に切り替わると直ちに給気管12内の圧力を圧力センサ54で検出して、表示計58に液体のレベルを表示させることができるため、待ち時間がなく迅速な測定が可能である。また、「測定モード」に切り替わると直ちに給気管12内の圧力が安定するので、精度のよい液面測定が可能になる。実施例2の場合も、メインマニホルド63とサブマニホルド641を有することによって、実施例1と同様の効果を得ることができる。
本発明にかかる気泡式液面計は、タンカー、LNG船、貨物船などの船舶における積荷貯留タンク、バラストタンクなどに適用することができるとともに、船舶以外の輸送手段のタンク、地上に設置される各種用途のタンクに適用することができる。
なお、給気管に供給される気体は、各実施例においては空気として説明したが、積荷の種類によっては、空気以外のガスである場合もある。
一つの気泡式液面計に用いられる電磁バルブの数は、図示の実施例のように3個に限定されるものではなく、それ以上使用しても差し支えない。例えば、第1の電磁バルブと並列的に別の電磁バルブを設け、この別の電磁バルブを、必要に応じて、第1の電磁バルブと同時に作動させ、また、場合によっては作動を停止させて第1の電磁バルブのみを作動させるようにしてもよい。
本発明にかかる気泡式液面計の実施例1を示す系統図である。 本発明にかかる気泡式液面計の実施例2を示す系統図である。 実施例1の各電磁バルブの各動作モードでの開閉動作を示す図である。 本発明者による先行技術にかかる気泡式液面計の要部を示すもので、(a)は電磁バルブの概念図、(b)はマニホルドの概念図である。 従来の気泡式液面計の例を示す系統図である。 上記従来の気泡式液面計中のエアパージヘッドの内部構成を示す縦断面図である。 本発明者による先行技術にかかる気泡式液面計の一例を示す系統図である。 本発明者による先行技術にかかる気泡式液面計の別の例を示す系統図である。
符号の説明
10 タンク
12 給気管
14 液体
30 配管
32 配管
34 圧縮空気供給源としてのコンプレッサ
54 圧力センサ
63 メインマニホルド
64 サブマニホルド
641 サブマニホルド
65 第1の電磁バルブ
66 第2の電磁バルブ
67 第3の電磁バルブ

Claims (5)

  1. 少なくとも下端部がタンク内の液体中に没入する給気管と、給気管内に圧縮空気を供給する圧縮空気供給源と、給気管内の気圧を計測する圧力センサと、圧力センサの検出信号に基づいて上記タンク内の液体レベルを表示する表示部と、圧縮空気供給源から給気管への圧縮空気供給経路を開閉する第1の電磁バルブと、給気管から圧力センサへの気圧検出経路を開閉する第2の電磁バルブと、を有し、第1の電磁バルブが圧縮空気供給経路を開く給気モードでは第2の電磁バルブが気圧検出経路を閉じ、第2の電磁バルブが気圧検出経路を開く測定モードでは第1の電磁バルブが圧縮空気供給経路を閉じるように上記第1の電磁バルブと第2の電磁バルブが制御される気泡式液面計であって、
    上記第1の電磁バルブと第2の電磁バルブを搭載可能なマニホルドを有し、
    上記マニホルドは、圧縮空気供給源につながる空気供給流路を有するメインマニホルドと、このメインマニホルドと一体に結合されたサブマニホルドを有してなり、
    第1の電磁バルブの空気流入側はサブマニホルドを介してメインマニホルドの空気供給流路につながれ、
    上記サブマニホルドは、搭載される複数の電磁バルブの空気流入側と空気出口側を直列的につなぐ空気通路と、上記圧縮空気供給経路に連通する空気通路と、上記気圧検出経路に連通する空気通路を有することを特徴とする気泡式液面計。
  2. サブマニホルドは給気管から圧力センサへの気圧検出経路を開放することができる第3の電磁バルブを搭載することができ、メインマニホルドはサブマニホルドを通じて第3の電磁バルブの空気出口側に連通する大気開放流路を有する請求項1記載の気泡式液面計。
  3. 第1の電磁バルブと第2の電磁バルブは、給気モードと測定モードが交互に行われるように制御される請求項1記載の気泡式液面計。
  4. 第1の電磁バルブと第2の電磁バルブはサブマニホルドを通じて直列に接続され、サブマニホルドは第1の電磁バルブと第2の電磁バルブの中間を分岐させて給気管に配管されている請求項1記載の気泡式液面計。
  5. 少なくとも下端部がタンク内の液体中に没入する給気管と、給気管内に圧縮空気を供給する圧縮空気供給源と、給気管内の気圧を計測する圧力センサと、圧力センサの検出信号に基づいて上記タンク内の液体レベルを表示する表示部と、圧縮空気供給源から給気管への圧縮空気供給経路を開閉する第1の電磁バルブと、給気管から圧力センサへの気圧検出経路を開閉する第2の電磁バルブと、を有し、第1の電磁バルブが圧縮空気供給経路を開く給気モードでは第2の電磁バルブが気圧検出経路を閉じ、第2の電磁バルブが気圧検出経路を開く測定モードでは第1の電磁バルブが圧縮空気供給経路を閉じるように上記第1の電磁バルブと第2の電磁バルブが制御される気泡式液面計であって、
    上記第1の電磁バルブと第2の電磁バルブを搭載可能なマニホルドを有し、
    上記マニホルドは、圧縮空気供給源につながる空気供給流路を有するメインマニホルドと、このメインマニホルドと一体に結合されたサブマニホルドを有してなり、
    第1の電磁バルブの空気流入側はサブマニホルドを介してメインマニホルドの空気供給流路につながれ、
    第1の電磁バルブの空気出口側はサブマニホルドと圧縮空気供給経路を介して給気管につながれ、
    第2の電磁バルブの空気流入側はサブマニホルドと気圧検出経路を介して給気管につながれている気泡式液面計。
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