JP2002054972A - 圧力式液面計 - Google Patents

圧力式液面計

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JP2002054972A
JP2002054972A JP2000277313A JP2000277313A JP2002054972A JP 2002054972 A JP2002054972 A JP 2002054972A JP 2000277313 A JP2000277313 A JP 2000277313A JP 2000277313 A JP2000277313 A JP 2000277313A JP 2002054972 A JP2002054972 A JP 2002054972A
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JP
Japan
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pressure
level gauge
liquid level
introducing
tank
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Application number
JP2000277313A
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English (en)
Inventor
Keiichi Muneda
啓市 宗田
Yoji Shirai
洋二 白井
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SEMUKO KK
Original Assignee
SEMUKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】清水タンク等の液位を監視、制御するための簡
便で、信頼性の高い圧力式液面計設備がなかった。 【解決手段】液位を圧力で計測するための圧力検知部2
と、この圧力検知部2にタンク内圧力を導入する圧力導
入部3にタンク内衝撃圧力を緩和するための管径減少部
を設置することにより環境に強く、また簡単、便利で精
度、および信頼性の高い圧力式液面計設備を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液面計測設備、特に
タンク内の液圧を測定して、その液の比重による液面高
さを表示する圧力式液面計設備に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この様な圧力式液面計設備は船舶
の清水用のタンクに多く用いられている。この船舶の清
水用タンクはごみ等の不純物の混在は少ないが、タンク
高さは高いものが多く、清水の量が減少した場合、船舶
の運航中に生じる加速度、衝撃、および各方向の揺れ等
により清水のふれが大きく、その衝撃圧力による圧力検
知部の破損が多く発生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたものであって、船舶の運航中に生じる加速
度、衝撃、および各方向の揺れ等により清水のふれが大
きく、その衝撃圧力による圧力検知部の破損をふせぐた
めには、その衝撃圧力がそのままの大きさで直接的に圧
力検知部に加わることが問題であった。通常、この様な
圧力式液面計設備は図1に示すようにストップバルブを
設置して、レベル測定時以外はこのストップバルブを閉
じておくことで衝撃圧力が常時圧力検知部に加わること
を防いでいるが、ストップバルブを開けたまま船舶の運
航をすることも多いので、この圧力検知部のセンサ部
分、例えば、ダイアフラムの破損事故につながる場合が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
なされたものであって、タンク内の液体の圧力を検知す
る圧力検知部に圧力を導入する圧力導入部にタンク内の
液体の圧力が同程度の大きさで直接作用することを防ぐ
ことにより圧力検知部に加わる衝撃圧力を減少させてい
る。具体的には、圧力導入部に、ノズルやオリフィス等
の管径減少部を設けることで圧力検知部に加わる衝撃圧
力を減少させ、それらの耐久性と信頼性を向上させてい
る。
【0005】さらに本発明によれば、ストップバルブを
開けたまま船舶の運航をすることも多いことから、例え
ばレベル測定時以外はこのストップバルブを自動的に閉
じる構造にしておくことで圧力検知部に加わる衝撃圧力
を自動的に防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示す図
である。本図はタンクの下部に設置された圧力検知部
2,圧力検知部に圧力を導入する圧力導入部3,圧力伝
達管、例えば、内部に不活性性の高いエチレン・グライ
コール等の圧力伝達媒体を封入したキャピラリーチュー
ブにより動作する圧力表示部4で構成されることを示し
ている。図2は別の実施例を示す図である。すなわち、
図1においては圧力伝達管のでる方向を設置方向に合わ
せており、これにより無理なく圧力を圧力表示部4に伝
達することができると同時にキャピラリーチューブの故
障に対して有効である。
【0007】次に図3において、本圧力式液面計の圧力
検知部の構成について述べる。この図3において、圧力
検知部のセンサにはダイアフラムが使用されている。こ
のダイアフラムは主として金属、ゴムの弾性を利用して
圧力を変位に変化させる仕組みになっており極めて衝撃
圧力には精度的に弱いものである。また、このダイアフ
ラムで直接圧力を検知する構成とすることもできる。
【0008】従って、図3においてはこのダイアフラム
の前流部の圧力導入部3に管径減少の目的でオリフィス
が挿入され、衝撃圧力がダイアフラムに直接作用するこ
とを防止している。これはオリフィスでなくとも同じ効
果のあるノズルやニードル弁であってもよい。
【0009】またこの衝撃圧力緩和効果は管径減少部の
後流に一定の距離を必要とすることからオリフィスは一
定の寸法を有するフランジに取付け取り外し自由に組み
込まれる方が扱いやすい。
【0010】また、オリフィスはゴミの詰まりが問題と
なることが多いため、その設置スペースはオリフィス寸
法より大きくその設置スペース内でオリフィスが移動で
きるため、オリフィスの穴へのゴミの固着を減少させ、
ゴミの詰まり問題を解決することができる。さらに図4
にはゴミの詰まり問題を解決するためのオリフィスの構
造を示している。また、ここには液体へのエア混入によ
るダイアフラムの変位精度を向上させるため、エア抜き
バルブが取付けてある。
【0011】本発明の別の実施形態を列記する。さらに
図5には圧力伝達管のでる方向を設置方向に合わせるこ
とができ、これにより無理なく圧力を圧力表示部4に伝
達することができる。
【0012】本発明による本圧力式液面計は、ダイアフ
ラム型に限定されるものではなく、半導体型圧力式液面
計であってもよい。またオリフィスはタンク内の液体の
圧力を検知する圧力検知部に圧力を導入する圧力導入部
の他の機器に取り付けるようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、従来破損等の問題があ
った船舶の清水タンク等の液位を安定して測定できる圧
力式液面計を提供できる。またその使用部品の耐久性お
よび信頼性を高めることができる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本発明の別の実施例を示す図である。
【図3】本発明の管径減少部の構造を示す図である。
【図4】オリフィスの構造を示す図である。
【図5】本発明の管径減少部の別実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 タンク 2 圧力検知部 3 圧力導入部 4 圧力表示部 5 管径減少部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク内の液体の圧力を検知する圧力検知
    部に圧力を導入する圧力導入部に管径減少部を設けたこ
    とを特徴とする圧力式液面計。
  2. 【請求項2】前記圧力検知部はダイアフラムであり、前
    記管径減少部はオリフィスであることを特徴とする請求
    項1に記載の圧力式液面計。
  3. 【請求項3】前記管径減少部は常時閉であることを特徴
    とする請求項1、および請求項2に記載の圧力式液面
    計。
JP2000277313A 2000-08-09 2000-08-09 圧力式液面計 Pending JP2002054972A (ja)

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