JPH0736061U - 液体検知センサー - Google Patents

液体検知センサー

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JPH0736061U
JPH0736061U JP7281793U JP7281793U JPH0736061U JP H0736061 U JPH0736061 U JP H0736061U JP 7281793 U JP7281793 U JP 7281793U JP 7281793 U JP7281793 U JP 7281793U JP H0736061 U JPH0736061 U JP H0736061U
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JP
Japan
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liquid
space
detection sensor
pipe
floating body
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Pending
Application number
JP7281793U
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English (en)
Inventor
満 野末
明和 山本
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Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な構成で、液体の色、液体内の気泡、液
体内のごみに関係なく液体の有無を精度よく検知するこ
とができるようにする。 【構成】 流入口12i、この流入口12iに連通する
空間12s、この空間12sに連通する流出口12oを
有する本体12と、空間12s内に配設された浮き体1
3と、この浮き体13内に配設された磁石14と、本体
12に配設され、空間12s内の液体2の有無によって
移動する浮き体13の変位を検出するリードスイッチ1
5とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば貯留タンク内の液体の残量を管理するために、配管に配設 する液体センサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の液体検知センサーの一例の使用状態を示す説明図である。 図3において、1は貯留タンクを示し、液体2を溜めておくためのものである 。 3は配管を示し、一端が貯留タンク1内に上面から挿入され、底からわずかに 離した状態で浮かしてある。
【0003】 4は配管3に配設した電極式の液体検知センサーを示し、対向する電極間に所 定量以上の液体2が存在すると、導通状態になり、対向する電極間に存在する液 体2が所定量未満になると、非導通状態になるものである。 5は配管3に配設されたポンプを示し、配管3の一端から吸い込んだ貯留タン ク1内の液体2を配管3の他端から排出させるためのものである。 6は容器を示し、配管3から供給された貯留タンク1内の液体2を使用個所に 運搬するためのものである。
【0004】 次に、動作について説明する。 まず、図3に示すように、貯留タンク1内に充分な液体2がある状態でポンプ 5を動作させると、液体2は配管3の一端から吸い込まれ、液体検知センサー4 の電極間、ポンプ5を通過した後、配管3の他端から容器6に供給される。 したがって、容器6に供給された液体2を監視し、液体2が溢れない範囲の所 定量になった状態でポンプ5を停止させると、容器6への液体2の供給が停止さ れる。 このように貯留タンク1内に液体2がある状態でポンプ5が停止すると、ポン プ5よりも貯留タンク1側の配管3内および液体検知センサー4内に液体2が残 留するので、電極は導通状態になる。
【0005】 次に、貯留タンク1内の液体2の残量がわずかな状態でポンプ5を動作させる と、配管3の一端よりも液体2の液面が上にある状態では容器6に液体2が供給 されるが、配管3の一端よりも液体2の液面が下がると、容器6に液体2が供給 されなくなり、ポンプ5が空転するので、ポンプ5を停止させなければならない 。 このようにポンプ5が空転すると、配管3内および液体検知センサー4内に液 体2が残留しなくなるので、電極は非導通状態になる。
【0006】 上述したように、貯留タンク1内の液体2の残量によって変化する液体検知セ ンサー4の状態、すなわち導通状態または非導通状態を、電話回線を介してホス トコンピュータに送ることにより、貯留タンク1内の液体2の在庫を遠隔地で管 理することができる。
【0007】 図4は従来の液体検知センサーの他の例の使用状態を示す説明図であり、図3 と同一または相当部分に同一符号を付して説明を省略する。 図4において、4Aは液体検知センサーとしての羽根式の流量計を示し、液体 2が流れることによって所定の信号、例えば所定電圧を出力するものである。
【0008】 次に、動作について説明する。 まず、図4に示すように、貯留タンク1内に充分な液体2がある状態でポンプ 5を動作させると、液体2は配管3の一端から吸い込まれ、流量計4A、ポンプ 5を通過した後、配管3の他端から容器6に供給される。 したがって、容器6に供給された液体2を監視し、液体2が溢れない範囲の所 定量になった状態でポンプ5を停止させると、容器6への液体2の供給が停止さ れる。 このように液体2が流量計4A内を流れると、流量計4Aから所定電圧が出力 される。
【0009】 次に、貯留タンク1内の液体2の残量がわずかな状態でポンプ5を動作させる と、配管3の一端よりも液体2の液面が上にある状態では容器6に液体2が供給 されるが、配管3の一端よりも液体2の液面が下がると、容器6に液体2が供給 されなくなり、ポンプ5が空転するので、ポンプ5を停止させなければならない 。 このようにポンプ5が空転すると、流量計4Aから所定電圧が出力されなくな る。
【0010】 上述したように、ポンプ5の動作状態と、貯留タンク1内の液体2の残量によ ってポンプ5を動作させたときの流量計4Aの出力とを、電話回線を介してホス トコンピュータに送ることにより、貯留タンク1内の液体2の在庫を遠隔地で管 理することができる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の液体検知センサー4は、電極間にまたがる気泡や液体2 の表面張力によるアーチにより、非導通状態になるため、誤動作するという不都 合があった。 そして、後者の流量計4Aは、気体が流れることによっても所定電圧を出力す るため、誤動作するという不都合があった。
【0012】 なお、定量式の流量計を液体検知センサーとして使用した場合、ごみが多い液 体2には使用できないという不都合がある。 そして、電磁式の流量計を液体検知センサーとして使用した場合、アンプなど の周辺機器が必要になり、高価になるという不都合がある。 さらに、光センサーを液体検知センサーとして使用した場合、無色の液体には 使用できないという不都合がある。
【0013】 この考案は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、安価な 構成で、液体の色、液体内の気泡、液体内のごみに関係なく液体の有無を精度よ く検知することのできる液体検知センサーを提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この考案にかかる液体センサーは、流入口、この流入口に連通する空間、この 空間に連通する流出口を有する本体と、空間内に配設された浮き体と、この浮き 体内に配設された磁石と、本体に配設され、空間内の液体の有無によって移動す る浮き体の変位を検出するリードスイッチとを備えたものである。
【0015】
【作用】
この考案における浮き体は、空間内に液体が存在すると、浮力によって空間内 を上方へ移動する。 しかし、空間内に液体が存在しなくなると、浮き体は自重によって空間内を下 方へ移動する。 したがって、リードスイッチを空間の上側または下側に対応させて本体に配設 することにより、リードスイッチは空間内の液体の有無によって異なる信号を出 力する。
【0016】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1はこの考案の一実施例である液体検知センサーの構成を示す断面図である 。 図1において、11は液体検知センサーを示し、本体12と、浮き体13と、 磁石14と、リードスイッチ15とで構成されている。
【0017】 上記した本体12には、下端に流入口12iが設けられ、上端に流出口12o が設けられ、流入口12iと流出口12oとに連通し、流入口12iおよび流出 口12oよりも太い径の空間12sが設けられている。 そして、空間12s内を上下に移動する浮き体13内に磁石14が配設され、 リードスイッチ15は空間12sの上側に対応する本体12内に配設されている 。
【0018】 図2はこの考案の一実施例である液体検知センサーの使用状態を示す説明図で あり、図1、図3および図4と同一または相当部分に同一符号を付して説明を省 略する。 図2において、1Aは貯留タンクを示し、配管3の他端が上面から挿入され、 液面の上に位置させてある。 3Aは配管を示し、一端が貯留タンク1A内に上面から挿入され、底からわず かに離した状態で浮かしてある。
【0019】 なお、液体検知センサー11は配管3,3Aに配設され、ポンプ5は配管3A に配設されている。 そして、貯留タンク1Aは配管3,3Aの回りを封止して密閉状態とされてい る。
【0020】 次に、動作について説明する。 まず、図2に示すように、貯留タンク1,1A内に充分な液体2がある状態で ポンプ5を動作させると、貯留タンク1A内の液体2は配管3Aの一端から吸い 込まれ、本体12の流入口12i、空間12s、流出口12oおよびポンプ5を 通過した後、配管3Aの他端から容器6に供給される。 したがって、容器6に供給された液体2を監視し、液体2が溢れない範囲の所 定量になった状態でポンプ5を停止させると、容器6への液体2の供給が停止さ れる。
【0021】 このように貯留タンク1A内の液体2が容器6に供給されると、貯留タンク1 A内は負圧になるので、貯留タンク1内の液体2は配管3の一端から吸い込まれ 、本体12の流入口12i、空間12s、流出口12oを通過した後、配管3の 他端から貯留タンク1A内に供給される。 そして、液体2が本体12内を流通することによって浮き体13は浮力によっ て上昇し、ポンプ5が停止すると、本体12の空間12s内に液体2が残留する ので、浮き体13の上昇した状態が維持されるため、各リードスイッチ15はオ ン状態になる。
【0022】 次に、貯留タンク1内の液体2の残量がわずかな状態でポンプ5を動作させる と、配管3Aから容器6には同様に液体2が供給される。 しかし、配管3の一端よりも液体2の液面が上にある状態では貯留タンク1A に液体2が同様に供給されるが、配管3の一端よりも液体2の液面が下がると、 貯留タンク1Aに液体2が供給されなくなる。 このように貯留タンク1内の液体2の液面が配管3の一端よりも下がると、本 体12の空間12s内に液体2が残留しなくなるので、浮き体13は自重によっ て下降するため、配管3に配設されたリードスイッチ15はオフ状態になる。
【0023】 上述したように、貯留タンク1,1A内の液体2の量によって変化する液体検 知センサー11の出力、すなわちオン信号またはオフを、電話回線を介してホス トコンピュータに送ることにより、貯留タンク1,1A内の液体2の在庫を遠隔 地で管理することができる。 したがって、配管3に配設された液体検知センサー11がオフ状態になった時 点で液体2を貯留タンク1に補充することにより、液体2を切らすことなく使用 することができる。
【0024】 そして、本体12に流入口12i、空間12sおよび流出口12oを設け、空 間12s内に磁石14を埋設した浮き体13を配設し、本体12にリードスイッ チ15を配設することで液体検知センサー11が構成できるので、アンプなどの 周辺機器を必要とせず、安価に構成できるとともに、液体2の色、液体2内の気 泡、液体2内のごみに関係なく液体2の有無を精度よく検知することができる。
【0025】 上記した実施例において、浮き体13は本体12の空間12sに液体2の流路 を形成する大きさとする必要がある。 また、液体2がなくなったとき、流れる気体によって浮き体13が浮き上がら ないように浮き体13、磁石14の重量を設定する必要がある。 さらに、リードスイッチ15を空間12sの上側に対応させて本体12に配設 したが、空間12sの下側に対応させて配設しても、同様に動作させることがで きる。
【0026】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、流入口、この流入口に連通する空間、この 空間に連通する流出口を有する本体と、空間内に配設された浮き体と、この浮き 体内に配設された磁石と、本体に配設され、空間内の液体の有無によって移動す る浮き体の変位を検出するリードスイッチとで液体検知センサーを構成したので 、アンプなどの周辺機器を必要とせず、安価に構成できるとともに、液体の色、 液体内の気泡、液体内のごみに関係なく液体の有無を精度よく検知することがで きる。 したがって、配管に配設することにより、例えば貯留タンク内の液体の残量を 遠隔地で管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である液体検知センサーの
構成を示す断面図である。
【図2】この考案の一実施例である液体検知センサーの
使用状態を示す説明図である。
【図3】従来の液体検知センサーの一例の使用状態を示
す説明図である。
【図4】従来の液体検知センサーの他の例の使用状態を
示す説明図である。
【符号の説明】
11 液体検知センサー 12 本体 12i 流入口 12s 空間 12o 流出口 13 浮き体 14 磁石 15 リードスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口、この流入口に連通する空間、こ
    の空間に連通する流出口を有する本体と、 前記空間内に配設された浮き体と、 この浮き体内に配設された磁石と、 前記本体に配設され、前記空間内の液体の有無によって
    移動する前記浮き体の変位を検出するリードスイッチ
    と、 を備える液体センサー。
JP7281793U 1993-12-20 1993-12-20 液体検知センサー Pending JPH0736061U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000321101A (ja) * 1999-04-06 2000-11-24 Ecolab Inc 空プロダクトセンサ及びそれを用いたディスペンサ
JP2003248012A (ja) * 2001-12-20 2003-09-05 Teepol Ltd 液切れセンサおよびそれを用いた液体供給装置
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