JP3978125B2 - 反転式枚葉両面印刷機の回転爪座調整機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は反転式枚葉両面印刷機の反転胴における回転爪座調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の反転式枚葉両面印刷機の例を図3〜図9に示す。給紙装置1は被印刷物のシート4を積重し、一枚ずつ供給する装置である。印刷装置2a〜2nで必要量のインキと湿し水を調整し、版胴5a〜5nに装着している刷版に供給する。該刷版上のインキがゴム胴6a〜6nに転写された後、ゴム胴6a〜6nと圧胴7a〜7nの間を搬送されているシート4に転写することにより印刷が行われる。シート4は圧胴7a〜7n及び中間胴8a〜8nにおいて、その端部を図示しない爪により咥えられて搬送され、次々と必要な色のインキが該シート4へ転写され、カラー印刷が行なわれる。印刷装置2bと印刷装置2cの間には反転第1中間胴10、反転倍胴11、反転胴12が設けられ、これらが反転機構を構成し、シート4を反転させる。この反転機構により、印刷装置2a、2bでa面が印刷された後、その裏のb面にも印刷装置2c、2nによって印刷され、両面印刷が行なわれることになる。シート4のa面における所望の色数だけ反転第1中間胴10の上流側に印刷装置2が設けられ、b面における所望の色数だけ反転胴12の下流側に印刷装置2が設けるられる。印刷が完了したシートは、従動軸9で駆動されているチェ−ンに設備された爪装置(チェ−ングリッパ)により、圧胴7nから排紙装置3まで搬送され、排紙装置3で積重され、規定量積重された後、外部に搬出される。
【0003】
図4は、図3において1点鎖線で囲んだシート4を反転する部分を拡大して示した図である。印刷装置2bで印刷されたシート4は、紙頭15を図示しない爪装置で反転第1中間胴10を経由して反転倍胴11に搬送される。印刷装置2bで印刷される際、圧胴7bで搬送されているシート4の面は、図示したように胴表面に接触する側がb面となっている。そして、反転倍胴11から反転胴12に搬送受渡しされるとき、反転倍胴11に吸着して搬送されているシート4の紙尻16が反転胴12の裏爪に咥えられて、反転胴12内部で表爪に咥え替えられ、該表爪から圧胴7cに受け渡される。従って、圧胴7cに受け渡されたシート4の面は図示のように、圧胴7bにおいて搬送されていた状態に対し表裏が逆になっていることがわかる。これにより、印刷装置2c以降はb面に印刷がなされることになる。
【0004】
搬送されているシート4を反転する時の、反転胴12に設けられた裏爪装置14、表爪装置13の動きを図5に示す。各爪装置14、13は簡略化して図示している。図5中の(a)は、反転倍胴11において吸着搬送中のシート4の紙尻16を裏爪装置14で咥えた状態を示しており、裏爪装置14、表爪装置13がほぼ同時に図の矢印の向きに回転をする。このシート4を咥えるときの動きについては図6乃至図9に従って後で説明する。次に、図5中の(b)は、裏爪装置14に咥えられたシート4の紙尻16と表爪装置13の爪18が出会う状態を示している。爪18は、シート4と接触してシート4を破ることが無いように、裏爪17よりも先行して反転胴12の内側へ入り込み、爪18が開いた状態で回転する。この時、裏爪装置14と表爪装置13の回転位相がずれる。図5中の(c)は、シート4が裏爪装置14から表爪装置13に咥え替えされる瞬間を示しており、裏爪装置14と表爪装置13の回転位相は一致し、表爪18が閉じてシート4を咥え、それと同時に裏爪17が開き、表爪装置13側にシート4が移り、表裏両爪装置13、14が、図5中の(c)における矢印で示すように逆の向きに回転を始める。図5中の(d)は、表爪装置13がシート4を咥えて戻る時の状態を示しており、裏爪17と干渉しないように裏爪17が開き、シート4との干渉を避けている。図5中の(e)は、反転胴12から圧胴7cへシート4を受け渡す状態を示す。この時も図5(a)でシート4の紙尻16を咥える時と同様に、表回転爪座20は圧胴7cへシート4を受け渡す位置で止まるが、表爪18のみさらに動くため爪が開く。この動きも図6乃至図9により後で説明する。図5に示すように、裏爪17、表爪18と裏回転爪座19、表回転爪座20は、裏爪軸23、表爪軸24と略同期して回動する。同期回動しないのは、以下の時である。
▲1▼図5中(a)のように、裏爪17がシート4を咥えるとき。
▲2▼図5中(b)のように、裏爪装置14がシート4を咥えているのを表爪18がシート4との干渉を避けて先行して開くとき。
▲3▼図5中(d)のように、裏爪装置14と表爪装置13が同時に咥えた後裏爪17だけが開き、表爪装置13がシート4を咥えて戻るときなど、僅かに動きがずれるとき。
これらの動きは裏爪開閉カム25、表爪開閉カム26の形状で裏爪軸23、表爪軸24の動きを制御して行い、裏爪17、表爪18及び回転爪座19(20)の動きを制御する。
【0005】
回転爪座19(20)は更に、シート4の受渡し時近辺ではそれぞれ、裏爪17の場合は表爪軸24、表爪18の場合は裏爪軸23に設けられた回転爪座ストッパ受21によって制御される。
【0006】
図6乃至図9は爪17(18)、回転爪座19(20)、及び回転爪座ストッパ受21との関係を判り易くするための機構図である。裏回転爪座19は、表爪軸24に固設された回転爪座ストッパ受21により、一方、表回転爪座20は裏爪軸23に固設した回転爪座ストッパ受21により動きが制御される(図6乃至図9においては裏爪装置14を主体にして爪装置の態様を図示しているが、表爪装置13についても同様の機構を成しており、ここでは図示を省略している)。爪・爪座回し金22は爪軸23(24)に固設され、爪17(18)及び回転爪座19(20)は爪軸23(24)に対し回動自在に支持されている。爪17(18)は爪・爪座回し金22との間に設けた圧縮ばね29により爪17(18)のストッパ部27が爪・爪座回し金22の爪ストッパ受部28に当接するまで押付けられている。回転爪座19(20)は爪・爪座回し金22との間に設けた圧縮ばね30により爪17(18)に押付けられるようになっている。また、図5中の(a)または(e)の位相近辺では、爪座ストッパ部31が、相手爪軸24(23)に固設された回転爪座ストッパ受21の爪座ストッパ受部32に当接して止まるようになっている。反転倍胴11及び圧胴7cとの咥え替え時には、該爪17(18)の爪ストッパ部27と、回し金22の爪ストッパ受部28が当たった状態となる。この時、爪17(18)の位置が図10中の(A)の状態になるように調節する。
【0007】
一方、爪軸23(24)の相手爪軸24(23)に固設する回転爪座ストッパ受21は、図10中の(A)の状態になるように調節された爪17(18)に対し、爪座19、20が丁度接するように、爪座ストッパ受け32を爪座19、20の爪座ストッパ部31に接触させてボルト34を締め付け、回転爪座ストッパ受21を相手爪軸24(23)に固設するようにしている。
【0008】
図6は相手胴11または7cとの咥え替えする前、またはシート4を咥えた状態を示している。この状態から図6における矢印の向きへ爪軸23(24)が回転し、相手爪軸24(23)が回転せず、回転爪座ストッパ受21が停止したままの状態が図7である。回し金22と爪17(18)は回転するが、回転爪座19(20)は、爪座ストッパ部31が爪座ストッパ受部32に当接して動かず、圧縮ばね30が圧縮されるだけである。これは、反転倍胴11からシート4を受け取る前に反転胴12の裏爪17を開いておく状態、または反転胴12が咥えているシート4を圧胴7Cに渡した直後に反転胴12の表爪18を開いた状態である。図8、図9は両方の爪軸23及び24が回転した場合を示している。爪17(18)は回転爪座19(20)に押付けられた状態で回転する。図8は、回転爪座19(20)のストッパ部31が相手爪軸24(23)に固設された爪座ストッパ受21に接することができる限界の状態を示している。図6から図8までの間に、爪座ストッパ受21を固設している爪軸24(23)の回転位相より爪軸23(24)の回転位相を早めると、回転爪座19(20)に対し爪17(18)を早めることができるので、回転爪座19(20)に対し回転爪17(18)を開くことができる。図9は、図8の状態からさらに回転して、回転爪座19(20)が爪座ストッパ受21の影響を受けない状態を示している。これはまた、爪17(18)の爪ストッパ部27が回し金22の爪ストッパ受部28に接しながら回転している状態であり、回転爪座19(20)もばね30により爪17(18)に押付けられて、シート4を咥えて搬送できる状態である。なお、更に進んで裏爪装置14から表爪装置13へシート4を咥え替えする位相は省略する。
【0009】
【特許文献1】
特公平6−88408号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
先に述べたように爪ストッパ部27が回し金22の爪ストッパ受部28に当たっている状態は図10中の(A)に示す状態になるように調整されているが、爪17(18)が回転爪座19(20)との間でシート4を咥え替え前後の状態、即ち図6〜図8の状態では様子が異なる。即ち、図6の状態から一度図7の状態になり、直ぐ図6の状態に戻りシート3を咥え、次いで図8、図9と変化する。図9の状態は、爪17(18)が爪座19、20とでシート4を咥えている、図10中の(A)のような状態であるが、図6から図8までの状態は、位置調節の良否によっては問題が起こる。即ち、回転爪座19(20)を回転爪座ストッパ受21で位置調整する時は図6の状態で、ボルト34を緩め、爪座ストッパ部31に爪座ストッパ受部32を接触させるように調節してボルト34を締め付けて設定する。該ボルト34を締め付けると、回転爪座ストッパ受21のスリット33を挟んだ両側の部材が変形し、回転爪座ストッパ受21が爪軸23(24)に固設させられる。部材の変形が比較的大きい状態で固設するため、このボルト34を締切った時の位置は締切る前の位置に対し僅かにずれる。この僅かなずれが爪座ストッパ部31と爪座ストッパ受部32の間に隙間をもたらした場合は、シート4を咥える直前、即ち図6から図7になり、再び図6に戻ろうとする時、図7の状態では爪座ストッパ部31が前記隙間分だけ下がっている。従って、爪座19、20はその分上がった状態(爪17(18)に近づく状態)になっていて、爪17(18)が図6に戻ってシート4を把持し始めた時、図10(B)(イ)の状態で、図8まで回転し、図9の状態になると図10(A)の相手胴爪40、相手胴爪座41がない図10(C)の状態になる。
【0011】
逆に、爪座ストッパ受部32が爪座ストッパ部31を押し上げるように変形した場合は、図6の爪座19、20のストッパ部31が押し上げられ、爪座19、20は下降し(爪17(18)から遠ざかる状態)、爪17(18)は回し金22に止められているので、爪17(18)と爪座19、20の間に僅かな隙間が生じる。図6から図7へ、再び図6へ戻りシート4を把持し、図8の状態になるまで隙間が有る状態、即ち図10(B)(ア)で推移し、図9になった時、シート4を把持する。このようにシート4を把持する時、図10(B)(ア)や(イ)のようになると把持したシート4に皺が発生したり、見当がずれたりする問題が発生し、印刷品質を低下させる。また、それを避けるため何回も調整し直しを行うため組付け時間が多く掛かり、その上高精度の位置決めが十分行えない。なお、上述の様に軸に固設する機構は一般的に使用されている。(例えば、特許文献1参照)。
【0012】
本発明は上述した課題に鑑み、回転爪座の位置の調節を容易にし、印刷品質を向上させること目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願第1の発明の回転爪座調整機構は、位置調整すべき回転爪座の相手側爪軸に軸支される回転爪座回し部材と、前記回転爪座回し部材を、前記相手側爪軸を中心とする回転方向における所望の位置において前記相手側爪軸に固定するための固定手段と、前記相手側爪軸を中心として枢軸回転可能な回転爪座ストッパ受け部材と、前記固定手段によって固定された前記回転爪座回し部材に対し、前記回転爪座ストッパ受け部材を微小量だけ前記回転方向に位置調整する微調整手段とを備え、前記回転爪座ストッパ受け部材に設けられた回転爪座ストッパ受け部に、前記調整すべき回転爪座に設けられた回転爪座ストッパ部が当接することで回転爪座の位置が調整されることを特徴としている。これによれば、一旦固定手段で回転爪座回し金を相手側爪軸に固定しても、微調整手段により微調整が可能であるので、固定手段における構造上の問題(例えばボルトの締め付けなど)から生じる僅かなずれを補正することが可能になる。
【0014】
また、本願第2の発明の回転爪座調整機構においては、前記微調整手段が、前記回転爪座回し部材の第1の端部に螺貫されたネジ部材と、前記ネジ部材の一端に当接する、前記回転爪座ストッパ受け部材の一部に設けられた当て部と、前記回転爪座回し部材の第2の端部と前記当て部との間に嵌挿されたバネ部材であって、前記当て部をこれに当接する前記ネジ部材へ押圧して前記回転爪座ストッパ受け部材をバネ付勢するバネ部材とを備えており、前記ネジ部材を回すことで、前記回転爪座ストッパ受け部材の前記回転爪座回し部材に対する前記回転方向の位置が微調整されることを特徴としている。これにより、回転爪座を所望の位置に正確に、しかも短時間で調整することができる。また、回転爪座の位置のバラツキが少なくなり、皺の発生や見当ずれなどの問題発生が抑えられ、その結果、印刷品質が向上する。また、そのような問題が発生しても、調整が容易であるため、短時間で処置を施すことが可能になる。
【0015】
【発明の実施形態】
本発明の実施の一形態を図1に基づいて説明する。前記した従来のものと同一の部位については図中同一の符号を付して示し、重複する説明は省略する。
【0016】
図1は、表爪装置13及び裏爪装置14の軸に設置された本発明による回転爪座停止装置39と、裏爪装置14及び表爪装置13との関係を機構的に判り易く表現した説明図である。本発明による回転爪座停止装置39は、反転胴12が相手胴(反転倍胴11または圧胴7c)とシート4を咥え替えする時点近辺における、裏爪装置14または表爪装置13の回転爪座19(20)の、回転方向の位置決めをするための装置である。
【0017】
相手側爪軸24(23)に回転爪座回し金36が固設されており、該回転爪座回し金36に近接し爪軸24(23)に回転自由かつ軸方向規制された、回転爪座ストッパ受35が設けられている。回転爪座ストッパ受35は、その相手の回転爪座19(20)の爪座ストッパ部31に対し接触して停止位置を制御する爪座ストッパ受部32’と、それを支えるアーム部35bを備えている。また、ストッパ受け35は、図1に示す部材35aにおいて、バネ37によりバネ付勢されることにより、爪軸24(23)に固設された回転爪座回し金36からストッパ受部32’が、軸24(23)の周りを逃げる向き(破線矢印の向き)に力を受け、該回し金36のアーム36aに螺合した調整ねじ38の端部に当接するようになっている。回転爪座回し金36にはスリット33があり、該スリット33をまたぐボルト34で締め付けることにより、爪軸24または23に固設できるようになっている。
【0018】
一方、図1のように、回転爪座回し金36を爪軸24(23)に固設する時は、概略調節後ボルト34で締め付けるような構成となっている。従って、回転爪座回し金36は従来と同様に締め付け前後では僅かに位置がずれる。しかし、回転爪座ストッパ受35の位置決めは、この後に調整ねじ38で行われ、しかも、調整ねじ38の精度で調整されるので、該回転爪座回し金36の僅かなずれは爪座19(20)の位置決めには影響を及ぼさない。回転爪座ストッパ受35を図1の実線矢印の向きへ移動させるには、調整ねじ38を実線矢印の向きへ回し押し出す。この時、圧縮ばね37は圧縮され、破線矢印の向きへの力が増大し、回転爪座ストッパ受35を調整ねじ38に押付け、その位置を正確に保持する。逆に回転爪座ストッパ受35を破線矢印の向きへ移動させるには、調整ねじ38を回し破線矢印の向きに移動させればよい。圧縮ばね37は常に回転爪座ストッパ受35を調整ねじ38に押付けているので、調節された回転爪座ストッパ受35の位置を正確に保持する。回転爪座ストッパ受35に相手の回転爪座19または20から作用する力は破線矢印の向きの力だけであり、圧縮ばね37の力は比較的小さな力があれば十分である。このようにして調整ねじ38を回せば回転爪座19または20の位置を正確に調整することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の回転爪座調整機構によれば、以下の効果を奏することができる。
▲1▼一旦固定手段で回転爪座回し金を相手側爪軸に固定しても、微調整手段により微調整が可能であるので、固定手段における構造上の問題(例えばボルトの締め付けなど)から生じる僅かなずれを補正することが可能になる。
▲2▼回転爪座を所望の位置に正確に、しかも短時間で調整することができる。
▲3▼回転爪座の位置のバラツキが少なくなり、皺の発生や見当ずれなどの問題発生が抑えられ、その結果、印刷品質が向上する。また、そのような問題が発生しても、調整が容易であるため、短時間で処置を施すことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる回転爪座の位置決め機構を説明するための図である。
【図2】本発明の実施形態にかかる回転爪座の位置決め機構が備えられた反転胴を示す図である。
【図3】一般的な反転式枚葉両面印刷機の例を示す図である。
【図4】一般的な反転式枚葉両面印刷機におけるシートを反転する仕組みについて説明するための図である。
【図5】一般的な反転式枚葉両面印刷機における反転胴に設けられた裏爪装置及び表爪装置の動きを説明するための図である。
【図6】従来の回転爪座調整機構と爪装置の動作を説明するための図である。
【図7】従来の回転爪座調整機構と爪装置の動作を説明するための図である。
【図8】従来の回転爪座調整機構と爪装置の動作を説明するための図である。
【図9】従来の回転爪座調整機構と爪装置の動作を説明するための図である。
【図10】シートを咥える爪と相手胴爪、及び相手胴爪座の位置関係を示す図である。
【符号の説明】
1:給紙装置
2:印刷装置
3:排紙装置
4:シート
5:版胴
6:ゴム胴
7:圧胴
8:中間胴
9:従動軸
10:反転第1中間胴
11:反転倍胴
12:反転胴
13:表爪装置
14:裏爪装置
15:紙頭
16:紙尻
17:裏爪
18:表爪
19:裏回転爪座
20:表回転爪座
21:回転爪座ストッパ受
22:爪・爪座回し金
23:裏爪軸
24:表爪軸
25:裏爪開閉カム
26:表爪開閉カム
27:爪ストッパ部
28:爪ストッパ受部
29:圧縮ばね
30:圧縮ばね
31:爪座ストッパ部
32:爪座ストッパ受部
33:スリット
34:ボルト
35:回転爪座ストッパ受
36:回転爪座回し金
37:圧縮ばね
38:調整ねじ
39:回転爪座停止装置
40:相手胴爪
41:相手胴爪座
Claims (2)
- 反転式枚葉両面印刷機の回転爪座調整機構であって、
位置調整すべき回転爪座の相手側爪軸に軸支される回転爪座回し部材と、
前記回転爪座回し部材を、前記相手側爪軸を中心とする回転方向における所望の位置において前記相手側爪軸に固定するための固定手段と、
前記相手側爪軸を中心として枢軸回転可能な回転爪座ストッパ受け部材と、
前記固定手段によって固定された前記回転爪座回し部材に対し、前記回転爪座ストッパ受け部材を微小量だけ前記回転方向に位置調整する微調整手段と
を備え、
前記回転爪座ストッパ受け部材に設けられた回転爪座ストッパ受け部に、前記調整すべき回転爪座に設けられた回転爪座ストッパ部が当接することで回転爪座の位置が調整される
ことを特徴とする反転式枚葉両面印刷機の回転爪座調整機構。 - 前記微調整手段は、
前記回転爪座回し部材の第1の端部に螺貫されたネジ部材と、
前記ネジ部材の一端に当接する、前記回転爪座ストッパ受け部材の一部に設けられた当て部と、
前記回転爪座回し部材の第2の端部と前記当て部との間に嵌挿されたバネ部材であって、前記当て部をこれに当接する前記ネジ部材へ押圧して前記回転爪座ストッパ受け部材をバネ付勢するバネ部材
とを備えており、
前記ネジ部材を回すことで、前記回転爪座ストッパ受け部材の前記回転爪座回し部材に対する前記回転方向の位置が微調整される
ことを特徴とする、請求項1に記載の反転式枚葉両面印刷機の回転爪座調整機構。
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