JP3977702B2 - 引き戸ロック装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、窓の框部に固着して通常時には戸の開閉に支障なく、内部での簡単な操作によって戸の開きをロックできるようにされた窓の引き戸ロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般家屋などにおける引き戸式窓の錠装置としては、既に多くの形式のものが提案され、かつ実用に供されている。その最も代表的なものとしてクレセント錠が汎用されている。しかしながら、この種の錠装置だけでは防犯上万全ではない。
【0003】
そこで、基本的にクレセント錠を具備させるとともに、別の個所に補助的な施錠手段を付加して、外部からの侵入を予防するような対策がなされている。その一例として、図示省略するがクレセント錠に上下方向のロック機構を付加したものがあり、このロック機構はクレセント錠の掛け鉤を別のスライダーを上向きに移動させることによりロックを解除して、その状態で掛け鉤を回動させないと開錠できない形式のものが実用されている。もちろん、クレセント錠を閉じると付加されたロック機構が自動的にロックするようになされている。
【0004】
この他に、前述のようなロック機構組み込み型のクレセント錠とは異なり、全く別個な補助的錠として引き戸の框部を利用して取り付ける形式のものが、例えば実開昭59−60252号公報によって知られている。この引き戸の框部に取付けて施錠できるものは、図6(a)(b)(c)によって示されるように、細長形の基板1の片方端に、起伏片2の基部を螺旋ばねSを介して軸着P1されるとともに、その起伏片2の他端に抑止片3の一端を軸着P2された起伏錠であって、前記抑止片3の他端に、摺動片4の基端を軸着P3されて、かつその摺動片4の他端に、前記基板1の後端部に立設された支柱5,5に基端を支持される側面視ほぼ逆へ字状の弾性板6の先端を接離自在に当接させ、前記基板1とその基板1に被着したカバー体7の端部に形成される鍵孔Hより鍵片8(図6(c)参照)を挿入してその先端を前記弾性板6と基板1との間に介入させることで開錠され(図6(b)参照)、抑止片3を摺動片4とともに前方に移動させると起伏片2が起立して施錠される構造のものである。この錠装置は引き戸の框部(図示せず)に基板1の裏面を接着するか、基板1に連設される取付板9に設けられる取付孔Rによって取付けられる。図中符号F,F'は基板1の側板部、hは摺動片4に設けられた凹入溝孔で、基板1に突設の凸部tと係合して案内する部分である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような先行技術の引き戸錠装置にあっては、前者のクレセント錠にロック機構を付加したものでは防犯上安全性は高いが、例えば引き戸を少し開いて室内の換気(通気)をよくするような使用に際しては、全く錠としての機能を所有しておらないという問題点がある。
【0006】
また、前記後者の実開昭59−60252号公報によって開示された引き戸の框部に取付けて施錠できる引き戸用鍵付き錠装置は、嵩低くて戸の框部に取付けることができるので、クレセント錠と併用すれば、予め戸を半開きして施錠できる位置に取り付けることで前者のような問題点を解消できる利点がある。しかしながら、鍵片を備えていないと閉止並びに開放することができず、構造的にも非常に複雑であるから高価につくという問題点を有している。また、この錠は、前述のような半開きに対応させるとクレセント錠の補助的施錠機能(二重ロック)を発揮させることができないという問題点もある。
【0007】
本発明は、このような問題点を解決して、二重ロック機能を果たすことができて、しかも換気などで引き戸を少し開いた状態にしたときに、それ以上戸を移動させる(開く)ことができないようにする機能を備えた、簡単な構成の引き戸ロック装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前記目的を達成するために、本発明による引き戸ロック装置は、
ベース板の一方端部に基部が螺旋ばねを介して起伏可能に軸着される起伏片と、この起伏片の他端部に一端部を軸着されて前記起伏片が起立状態のときその状態を維持させる保持部片と、前記起立片を起立させた状態で前記保持部片の自由端を係止保持する係止片を備えて、前記ベース板を引き戸の框部に固着して使用される引き戸ロック装置において、
前記ベース板と、このベース板上に付設される起伏片と、この起伏片に連結される保持部片と、この保持部片の自由端を係止保持する係止片を備えるロック装置を一ユニットとして、複数ユニットが、前記起伏片とその保持部片とが同一方向に選択的に起伏できるように相互に連結・分離可能に設けられ、
前後の各ユニットの連結時に前位置となるユニットのベース板には起伏片が軸着される側と反対側に連結鉤部が設けられ、後位置となるユニットのベース板には起伏片が軸着される部位の前側に前記前位置の連結鉤部が係合される係合孔と係止部とが設けられ、
前後の各ユニットが相互に連結されて引き戸の框部に定着できるように構成されている
ことを特徴とするものである。
【0009】
本発明によれば、起伏片と連結される保持部片とを備えるユニットが所要の間隔で連結状態にされ、戸の框部に取付けられるようにされているので、その一方のユニットの起伏片を起立させると戸が閉じた状態で補助的に戸のロックができ(二重ロック効果)、他方のユニットの起伏片のみを起立させると戸がその起伏片に当接する位置まで開いてそれ以上移動できないようにできるので、室内の換気などを行うときにも外部から侵入することができない、言い換えると戸を一部開いた状態にしても防犯効果が確保できるという効果が得られるのである。
【0010】
また、本発明においては、保持部片をベース板上でスライドさせて起伏片を起立させると、同時にその保持部片の後端(自由端)がベース板に突設されている係止片に係合して係止され、前記起伏片の起立状態を維持することができ、その起伏片が戸の縦框側面と当接して移動を阻止すること(戸のロック)ができる。なお、前記保持部片を起伏片側に少し移動させることにより係止片から離して、その係止片の上を越えさせるようにすると、前記螺旋ばねによる復元力で起伏片と保持部片をベース板上に倒伏させて戸を開閉自在にすることができる。
【0011】
さらに、本発明においては、前後にロック装置のユニットを配置する際、そのまま一方の連結鉤部を他方の係合孔から係止部に掛け合わせることで連結して所定の間隔でロック位置を設定するほかに、必要に応じて連結鉤部と係合孔および係止部を備える別途接続片を介在させて連結すれば、戸の閉鎖ロックと半開き時の戸の開き程度を大きく取るようにすることもできる。
【0012】
本発明において、前記ベース板の上面には、前記起伏片が軸着される部位より離れて前記保持部片側に磁性片が取付けられており、この磁性片により前記起伏片が倒伏すると前記保持部片を磁力で吸引保持できるように構成されているのが好ましい。このようにすることで、起伏片を倒して非ロック状態に維持させるにあたり、保持部片をベース板に沿わせて保持できる機能をそなえることで、戸の開閉時にその保持部片の浮き上がりで、ロック装置や戸を傷めるようなことを防止できるという効果がある。また、前記磁性片を起伏片との連結部寄りに設けておくことで、保持部片の後端部(自由端部)を押し付けるようにすることで、その磁性片による吸引力を弱めると同時に起伏片を引き起こす姿勢に即対応できるので、前述のロック操作が容易となるという利点がある。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による引き戸ロック装置の具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説明する。
【0014】
図1には本実施形態の引き戸ロック装置の全体斜視図が示されている。図2にはベース板の上面部分を表わす図が、図3には連結部の一部切欠き拡大斜視図が、それぞれ示されている。
【0015】
この実施形態の引き戸ロック装置10は、一般家屋の窓枠(サッシ)の上框および/または下框の屋内側に沿わせて取付使用される扁平な構造のもので、ロック操作をしないときには引き戸が自在にスライドできる間隙内に収まる寸法に形成されている。
【0016】
その引き戸ロック装置10の構成は、例えばステンレス鋼板を用いて長手方向に両方に側縁部11a,11aを屈曲形成される所要寸法のベース板11と、そのベース板11の長手方向の一端部に軸着される起伏片12と、さらにその起伏片12の他端部に軸着されて前記起伏片12を起立または倒伏させる保持部片13および前記起伏片12とベース板11との軸着部に介在される螺旋ばね15とを備え、このような構成のロックユニットを二組直列に連結してなるものである。なお、そのロックユニットについては、前側(実質的に戸をロック状態にする側)のものを第1ロックユニット10Aと称し、これに連なるロックユニットを第2ロックユニット10Bと称する。
【0017】
前記第1ロックユニット10A(説明上、単にロックユニット10Aという)のベースとなるベース板11は、前述のようにステンレスの薄鋼板を少なくとも前記起伏片12と保持部片13とが連結状態で、かつ後部に第2のロックユニット10Bを連結できる長さ寸法で所要幅に両側縁部11a,11aを上向きに屈曲され、その長手方向の端部を上向きにカールさせて前記起伏片12の一端部とを軸16にて回動可能に連結してヒンジ構造17となるようにされている。このヒンジ構造17による軸着部分には、軸16に被嵌される螺旋ばね15(ねじりばね)によってベース板11に対し起伏片12が倒伏する方向に付勢力が与えられるようにされている。
【0018】
前記起伏片12は、前記ベース板11の両側縁部11a,11a間に収まる幅で、長さ寸法が起立状態で開閉する可動側サッシの縦框を受止め得る寸法とされ、その長さ方向の一端が前述のベース板11に対する軸着のためヒンジ構造17の一部として内向きにカールされている。また、他端部も前記保持部片13の一端部とヒンジ構造18で連結されるように内向きにカールされている。なお、前記保持部片13との連結部(ヒンジ構造18部分)では、軸19によって相互に連結されている。
【0019】
また、前記保持部片13は、前記起伏片12との連結部の反対端13aをフリーにして所要長さで、かつ幅方向の両側部13b,13bを下向きに屈曲させてあり、前記ベース板11の両側縁部11a,11aの内側に沿ってスライドできるように形成されている。
【0020】
このようにしてベース板11に順次ヒンジ構造17,18で連結される起伏片12と保持部片13とに対して、前述のベース板11の上面(起伏片12や保持部片13と対向する面)には、ちょうど前記起伏片12と保持部片13とが両側縁部11a,11aの内側に高さ寸法においても収まる状態にして、その起伏片12と保持部片13とのヒンジ構造18部(軸着部)よりやや離れた保持部片13の下側位置に、その保持部片13を吸着できる比較的吸引力が強くない磁性板片20が固着されている。また、ベース板11の上面には、起伏片12を起立させた状態で保持部片13の自由端13aを係止保持させる鉤形の係止片21を、前記磁性板片20取付位置から後端方向に所要寸法離れた位置で、ベース板11の一部を切ってプレス曲げして設けられている。
【0021】
さらに、少なくとも一方のロックユニット(第1ロックユニット10A)におけるベース板11の後端部11bは、上面側に屈曲させて下面(底面)から適宜寸法浮き上がるようにされて、その後端部11bに所要幅(ベース板11の全幅寸法より狭い幅)で下側に打ち出して前方に向けて開放する連結鉤部22が形成されている。
【0022】
このような構成のロックユニット10Aに対して、連結されるもう一方のロックユニット(第2ロックユニット10B)は、その主要構造において前述のものと同一であって(同一部分の符号は、すべて前記ロックユニットのものと同一で表わしている)、ベース板11の前端部11cに前記連結鉤部22が係合できて、かつ係止連結できるようにされる係合孔25とその前端に係止部26が設けられている(図2に二点鎖線で表わしている部分を参照)。
【0023】
また、両ロックユニット10A,10Bの各ベース板11の下面には、サッシの内側框面に固着させるための接着層28が形成され、その接着層28の表面を離形紙(図示せず)で覆って使用前の取扱いが容易なようにされている。なお、使用個所の都合でビス止め可能なように取付孔29も複数設けられている。
【0024】
このように構成される本実施形態の引き戸ロック装置10は、図1によって示されるように、前述の第1ロックユニット10Aの後端部に設けられた連結鉤部22を、第2ロックユニット10Bにおける前端部の係合孔25に挿入して、係止部26と掛け合わせて連結し、両ロックユニット10A,10Bのベース板11下面の接着層28をサッシの内側框面に接着させて取付け、使用される。その一態様が図4(a)(b)によって示される。
【0025】
すなわち、部屋の窓30に組み込まれている引き戸31,31'のうち、外側の引き戸31における内側の上框35に第1ロックユニット10Aが引き戸31'の動きをロックできるように、戸を閉じた状態で起伏片12が起立したとき引き戸31'の縦框に当接するようにその前端を位置させて接着層28にて固定させる。次いで、第2ロックユニット10Bを、その前端の係合孔25に第1ロックユニット10Aの連結鉤部22を受け入れさせて、係止部26にその連結鉤部22を係合させ連結状態にしてベース板11下面の接着層28によって引き戸31'の内側(室内側)上框33部に固着させる。
【0026】
このようにして第1,第2のロックユニット10A,10Bを連結して取付けておけば、このロック装置10は、通常の状態で引き戸31,31'が開閉される状態において両戸間の間隙の範囲内に収まる寸法にされているので、何等支障なく開閉させることができる(図4(a)参照)。
【0027】
そこで、引き戸31,31'を、付設されるクレセント錠32によって施錠した状態で、第1ロックユニット10Aの起伏片12を起立させると、その起伏片12が引き戸31'の縦框34に当接する状態(図1参照)となるので、万一外部からクレセント錠32による施錠を故意に外して窓から侵入しようとしても、外部から見えない上框33に取付けられているこのロック装置10によって引き戸31'を突っ張っているので窓を開くことができず、防犯効果を発揮できる。
【0028】
また、窓を少し開いて室内の換気などを行いたい場合、不在のときには不用心であるが、こうようなときには、図4(b)で示されるように、第1ロックユニット10Aの起伏片12を伏せた状態にして、第2ロックユニット10Bの起伏片12を起立させるようにすれば、その起伏片12に引き戸31'の縦框34が当接する位置まで戸を開いても、それ以上には移動できないので、安全に換気などが行えるのである。
【0029】
そこで、ロックユニット10A(10B)の起伏片12を起立操作(ロック)するには、図1における第2ロックユニット10Bの状態(起伏片12と保持部片13が伏せている状態)で、図5によって表わすように、その保持部片13の自由端13aを矢印で示すように、下向き(ベース板11に向かって)指先で押し付けると、磁性板片20による保持部片13の吸引力が解除され、その保持部片13と起伏片12とのヒンジ構造18による連結部分が持上げられる。したがって、そのまま保持部片13を引き戸31'の方向(矢印a)にスライドさせて、自由端13aを係止片21に係合させると、起伏片12が図1における右側で表わされる状態となり、ロックできる態勢になる。
【0030】
なお、ロック操作を解除するには、起伏片12が起立状態にあってそれにヒンジ構造18で連結される保持部片13を、そのヒンジ構造18部分にて少し起伏片12側に押し付けるように移動させると、保持部片13の自由端13aが係止片21との係合が解かれるので、前記自由端13aが再度係止片21と係合しないようにやや持上げる状態にして押し戻せば、その保持部片13が倒伏し、同時に磁性板片20による吸引力で引き寄せられ、自動的に倒伏状態に戻されて保持される。
【0031】
以上の説明では、引き戸に取り付けて使用する態様について記載したが、必要に応じて網戸の上框に前述の要領で取付けるようにすれば、網戸の開閉を規制するロック錠として使用することもできる。また、引き戸の開き幅を広くしたい場合には、図示省略するが、前述の連結鉤部22を一方に有し、他方に係合孔25と係止部26とを一体に備える接続部片を介在させて連結するようにすればよい。さらに、本実施形態の引き戸ロック装置は、引き戸の上框部のみならず、併せて下框部にも取付けるようにすれば、より効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態の引き戸ロック装置の全体斜視図である。
【図2】図2は、ベース板の上面部分を表わす図である。
【図3】図3は、連結部の一部切欠き拡大斜視図である。
【図4】図4は、本実施形態のロック装置を窓の引き戸に取付けて使用する態様を表わし、不使用状態を表わす図(a)と引き戸を半開き状態で使用する状態を表す図(b)である。
【図5】図5は、起伏片を起立させる際の操作説明図である。
【図6】図6は、従来の引き戸用の起伏錠を示す図で、施錠状態を示す斜視図(a)と解錠状態を示す斜視図(b)および鍵片の斜視図(c)である。
【符号の説明】
10 引き戸ロック装置
10A 第1ロックユニット
10B 第2ロックユニット
11 ベース板
12 起伏片
13 保持部片
13a 保持部片の自由端
15 螺旋ばね
17,18 ヒンジ構造
20 磁性板片
21 係止片
22 連結鉤部
25 係合孔
26 係止部
30 窓
31,31' 引き戸
32 クレセント錠
33 引き戸の上框
34 引き戸の縦框
Claims (2)
- ベース板の一方端部に基部が螺旋ばねを介して起伏可能に軸着される起伏片と、この起伏片の他端部に一端部を軸着されて前記起伏片が起立状態のときその状態を維持させる保持部片と、前記起立片を起立させた状態で前記保持部片の自由端を係止保持する係止片を備えて、前記ベース板を引き戸の框部に固着して使用される引き戸ロック装置において、
前記ベース板と、このベース板上に付設される起伏片と、この起伏片に連結される保持部片と、この保持部片の自由端を係止保持する係止片を備えるロック装置を一ユニットとして、複数ユニットが、前記起伏片とその保持部片とが同一方向に選択的に起伏できるように相互に連結・分離可能に設けられ、
前後の各ユニットの連結時に前位置となるユニットのベース板には起伏片が軸着される側と反対側に連結鉤部が設けられ、後位置となるユニットのベース板には起伏片が軸着される部位の前側に前記前位置の連結鉤部が係合される係合孔と係止部とが設けられ、
前後の各ユニットが相互に連結されて引き戸の框部に定着できるように構成されている
ことを特徴とする引き戸ロック装置。 - 前記ベース板の上面には、前記起伏片が軸着される部位より離れて前記保持部片側に磁性片が取付けられており、この磁性片により前記起伏片が倒伏すると前記保持部片を磁力で吸引保持できるように構成されている請求項1に記載の引き戸ロック装置。
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