JP3977438B2 - 通信システム - Google Patents

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    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B27/00Alarm systems in which the alarm condition is signalled from a central station to a plurality of substations
    • G08B27/006Alarm systems in which the alarm condition is signalled from a central station to a plurality of substations with transmission via telephone network

Description

本発明は、情報、限定はしないが、とくに洪水のような災害に関する警報を、遠隔通信システムを介して情報を供給できる人々へ分配する方法および装置に関する。
洪水という急なまたは実際の危険を人々に警報する課題は、例えば洪水の被害を受ける可能性の高い地域の住民に警報するのに従来は、局所的なアラーム、例えばサイレンを鳴らしたり、口伝えで処理されてきた。加えて、管轄区内に影響を及ぼす可能性のある各財産をチェックして、危険な状態にある全ての生命財産が安全に避難されることを保証することは警察の義務の1つである。
最近英国では、サイレンの使用は完全に止められている。加えて、警察にとって利用できる資源が過剰に散開されているときは、危険な状態にある全ての人が危険を知らされているかを戸別に調べる方法は効果的な警報システムとして信頼できない。これはとくに、多くの地域住民が車でまたは歩いて到達するには困難な隔離した地域において当てはまる。
公衆電話システムに基づく警報システムが既に開示されており、これは警報を送り出す速度を上げ、一方で必要な手動動作を低減する試行を行なう。
例えば、JP06-291870号では、消防隊および個々の消防隊員に火災の存在を知らせる方法を開示している。これは自動電話メッセージ伝達システム構成を介して、所定の合成された音声の電話メッセージを所定の受信者のリストに伝えることによって達成される。
異なる目的に関するGB2227627号では、工場施設内で報告された故障に対してフィールドサービスエンジニアを送る方法を開示している。該GB2227627号では、故障およびその場所の指示を含む合成された音声メッセージを電話ネットワークを介して送ることに依存している。各故障メッセージは、故障があると報告された装置に最後にサービスを行なったエンジニアへ送られる。このエンジニアと接触できないとき、またはこのエンジニアが故障を修理することを保証しなかったときには、このエンジニアが仕事を始めることを確かめるまで、警報システムは所定のリストの中の各エンジニアとの接触を試行する。
US5,559,867号では、呼の受信者の所定のリストへ電話によってメッセージを分配できる自動発呼システムを開示している。代りに、ユーザによって入力される特定の水平方向および垂直方向の座標によって境界を定められた長方形の領域を使用して、この領域内に位置する呼の受信者のリストを地理的に判断することができる。
CA2,153,096A1号は、US5,559,867号のシステムと比較してシステムを開示している。このシステムでは、呼の受信者の選択は多数の所定の小区域の1つをユーザが選択することによって達成される。
これらのシステムと類似した他の警報システムも開示されているが、JP06-291870号およびGB2227627号によって共有された共通の特徴は、一定の状態が発生したことを知らされる機構または個人、あるいはその両者が、この状態が発生する前に予め決められていることである。
したがって、本発明の第1の態様では、遠隔通信ネットワークを介して複数の電話端末にメッセージを分配するメッセージ分配システムであって:
前記端末のそれぞれと接触し、前記メッセージを前記端末のそれぞれに送るメッセージユニットと;
地理的な情報データベースを記憶するメモリ手段であって、該地理的な情報データベースが、地球の一部の地理的な特徴をこれらの特徴の位置を定める位置データとリンクしている複数の地理的要素データと、複数の端末についてのダイヤル番号と、前記端末の位置を定めている関係付けられた位置データとを記憶するメモリ手段と;
入力位置データの入力を可能にする入力手段であって、前記入力位置データとしてディスプレイ領域、すなわち地球の前記部分内の前記地理的領域に対応する領域、の外周をユーザが自由に選択できるようにされているディスプレイ制御デバイスを含む入力手段と;
地球の一部の前記地理的特徴を表示するディスプレイデバイスを含み、該ディスプレイデバイスを前記入力手段および前記メモリ手段に接続し、前記入力位置データに基づいて地球の前記部分内の地理的領域を示し、その領域の一定の範囲の輪郭を定める(delineating)マップパラメータを生成する領域指示手段と;
メモリ手段に接続されており、地理的に該領域内にあるとして記録された端末ダイヤル番号を出力し、メッセージユニットによって使用される番号を供給する端末導出手段とを含むメッセージ分配システムを提供する。
本発明の第2の態様では、遠隔通信ネットワークを介して複数の電話端末へメッセージを分配するメッセージ分配システムであって:
前記端末のそれぞれに接触し、前記メッセージを前記端末のそれぞれに送るメッセージユニットと;
地理的情報データベースを含み、地球の一部の地理的特徴をこれらの特徴の位置を定める位置データとリンクする複数の地理的要素データと、複数の端末のダイヤル番号と、端末の位置とを定める関係付けられた位置データを記憶するメモリ手段と;
入力位置データと環境状態データの入力を可能にする入力手段と;
入力手段およびメモリ手段に接続され、入力位置データおよび環境状態データに基づいて地球の一部分内の地理的領域を指示し、この領域に対する一定の範囲の輪郭を定めるマップパラメータを生成する領域指示手段と;
メモリ手段に接続されており、地理的にその領域内にあるとして記録された端末のダイヤル番号を出力し、メッセージユニットによって使用される番号を供給する端末導出手段とを含むメッセージ分配システムを提供する。
したがって、地理的に選択された1組の遠隔通信のユーザは、例えばその地域に影響を与えるであろうと予測される危険を知らされることができる。都合良く、本発明のこの態様においては、既存の分配システムが使用され、それが人口のほとんどに到達できる。
好ましくは、要求される地理的領域はディジタル形式のマップ上で選択される。次に選択された地理的領域は、地理情報システム(GIS)によって、一定の範囲の輪郭を定めるパラメータに変換されることである。輪郭を定めるパラメータは、遠隔通信ユーザの記録をサーチするのに使用され、この領域に位置しているユーザの遠隔通信用ユーザデータベースに保持される。都合良いのは、電話のユーザの場合、このようなデータベースは電話オペレータ会社によって英国内務省のような政府機関の要請により編成される。したがってこの応用では特定のデータベースの維持は必要ない。
選択領域内の遠隔通信ユーザに対応する遠隔通信番号リストは、サーチの結果から生成される。
警報の効果を高めるために、アルゴリズムによって接触リスト順序を定め、呼ばれる危険性が最も高いと考えられるユーザを一番目に位置付ける。このようなカテゴリは、年齢、学校、危険領域の中心にいるユーザ、および適切な避難ルートまたは避難場所から最も離れたところにいるユーザを含むことができるのが好ましい。
さらに好ましいのは、接触リストにある各ユーザへ情報を送出すのにかかる時間を低減するために、接触する必要のある遠隔通信ユーザに対応しない遠隔通信番号を含むリスト内の記録をリストから削除することである。例えば電話システムの場合にこのような番号は、公衆電話、料金着信者払いの電話番号(free-phone number)、チャット電話(chat line、英国の電話サービスで複数の通信社が同時に会話できる)、および補助ラインを含むことができる(例えば、多くの補助ラインを含むことができる組織または会社では、セキュリティデスクまたは受付けへ情報を伝達することだけが要求される)。
伝達されることになる警報または他の情報、あるいはこの両者を迅速に伝えるために、自動遠隔通信ダイヤリングおよびメッセージ中継手段(対話式音声アプリケーションプラットフォーム(ISAP))を使用して、接触リスト上の各番号に接触することが好ましい。都合良いのはこれにより一人で、遠隔通信ネットワークに接続されたパーソナルコンピュータから数千の呼を開始および監視し、要求されるオーバーヘッドを著しく低減することができる。
ISAPにより各電話ユーザへ中継される情報は録音された音声か、またはISAPによって合成された音声へ変換されるテキストメッセージの何れかであることが好ましい。
ISAPによってダイヤルされる各遠隔通信番号および各呼の結果(例えば、呼に応答するかまたは応答しないか、あるいは話し中かまたは故障中か)が記録されることが望ましい。呼が応答されないかまたは話し中か、あるいは警報の伝達が失敗したとき、時間内で後から呼を要求および再試行することになる。
好ましいのは呼受信者は呼を理解したと知らせるか、あるいは受信者の送受話器上で適切なキー操作をするかまたは音声命令によってメッセージの反復を要求するかを求められることである。この応答は知らされ、メッセージを再生するか、または情報が伝達に成功したことを登録する適切な動作がとられる。
さらに行なわれた呼の結果を使用して構内、すなわち領域のリストを編成することが望ましい。なお、このとき情報を受取った、すなわち理解したことに対する確認はない。例えば警察がこのリストを使用して、対応する各構内へ犯罪予防のための訪問を計画することができる。このリストは効果的な訪問順序で順番を決められるかまたは構成されることが望ましい。
さらに電話または車両がない場合に影響を受ける領域の構内に対応する構内リストを生成して、必要な避難を一層効果的に計画できることが好ましい。
好ましいのは警報が洪水に関係するとき、局所的な領域が洪水によってどのように影響を受けるかを予測し、それにしたがって一層正確に洪水警報を発することを要求する遠隔通信ユーザリストを生成することである。天候監視機構、例えば英国の環境局(Enviroment Agency)から得られる降雨量、河川水位、潮および海の状態に関係する情報を評価して、選択された領域の水位がどのように上昇するかを予測することができる。
この情報はディジタル形式のマップを実行しているコンピュータに入力される。コンピュータソフトウエアは、マップ内に保持されている等高線(contour)の情報を使用して、予測される水位上昇がどのように局所的に分配されるかを計算する。この処理はディジタル形式のマップ上に1または複数の結果としての領域を生成して、予測される洪水の範囲を示す。この予測洪水領域は上述のように、接触リストを含む遠隔通信番号を選択するときにパラメータとして使用される。既に記載したように適切な警報を生成して、危険な状態にある人々に遠隔通信することができる。
好ましいのは、水位の上昇によって水中に沈んでしまうまたは沈んでしまう可能性の高い構内を単に検出することに加えて、“危険状態”のカテゴリは切離された、またはさもなければ危険なところに位置する領域も含むようにする。例えば、水位レベルが上昇して、特定の領域からの避難ルートを切断するとき、この領域内のユーザの遠隔通信番号は接触リスト内に含まれることになる。
好ましくは、差し迫った危険を人々に警報する目的は、空気で運ばれる災害(airborne hazardes)のような他のタイプの災害;例えば工場の事故で発生する可能性がある気体の放出または有害な空中の塵粒の放出の場合に実現できるようにする。既に記載したように、ディジタル形式のマップを実行しているコンピュータへ一定のデータを入力して、そこでアルゴリズムにしたがって危険であると考えられる領域を計算する。
この場合、コンピュータのオペレータは、好ましくは災害発生源、大気中へ放出された危険物質量の推定、およびこの容量が時間にしたがってどのように変化するかを含むパラメータを入力する。付加的な情報には風の局所的な特徴、例えばその速度および方向を含み、この情報により危険が大気中にどのように分散されているかが判断される。したがって、結果として生じたブルーム(羽毛を思わせる空中を漂うもの)の形状、方向、および大きさが予測される。
空中災害の場合、危険な領域は著しく時間に依存して変化する。したがって、生成される優先接触リストは、特定の領域が危険にさらされるときの評価、および危険が消散するときの評価を含むことが好ましい。
好ましくは、言語アプリケーションプラットフォームの対話式の特徴は、呼の受信者の要求に応じて、受信者の送受話器の適切なキーを押して入力するか、または音声命令によって一層多くの情報を要求できることである。その代りに、異なるメッセージを異なる受信者に方向付けることができる。例えば、メッセージ情報が自然災害に関するとき、中継される警報は各呼の受信者が直面すると考えられる危険の程度に依存して変化させることができる;したがって災害中心地の近くの人々には緊急援助を待つようにアドバイスし、一方で災害地の周辺にいる人々は集合場所向うようにアドバイスすることができる。
好ましくは、ISAPが所定領域内で得られない番号所定数よりも多く検出するとき、ラインチェック動作を自動的に開始することとする。
このようなテストの結果から、何れのラインおよび何れの地点が影響を受けるかが明らかになる。次にこの動作結果は図で表すことができるディジタル形式のマップに戻され、この故障の迅速な検出および修正(rectify)を可能にする;例えば遠隔通信基幹リンクまたは交換局が故障しているか、または局所的なラインの故障と電話受信機の故障についての互いに無関係の集まりであるかどうかが示される。この方法により領域内のローカルラインの一層迅速なルート設定テストが可能になる。
好ましくは、ISAPは一般の人々から電話呼を受取って、所定の状況、とくに緊急事態に関する一般情報を伝えることができるようにする。
好ましくは、幾つかのISAPは広い領域で分配して、緊急事態およびそれに類似することに関する照会を、緊急事態が発生したローカル電話交換から迂回させることができることである。この結果、緊急事態の呼トラヒックにおいてローカル電話ネットワークを解放するローカル交換における妨害を低減する。
好ましくは、本発明を使用して、警報方式以外の情報を供給することができることである。例えば、地方行政機関が新しい道路の建築プロジェクトに従事する意図を公表したり、電気供給会社が将来の送電停止を公表したり、または特定の地域でビジネスを行なうことを意図しており、そこに住んでいる人々の意見に関心をもっている企業の販売部が本発明を使用することができる。
ここで本発明の実施形態を添付の図面を参照して例示的に記載することにする:
図1は、本発明のハードウエアアーキテクチャを示すブロック図である;
図2は、GIS(地理情報システム)の機能をシーケンスに示すフローチャートである;
図3は、GISのデータと図形との関係を示す;
図4は、例示的な電話ユーザの記録である;
図5は、ISAP、GIS、ローカル電話交換、および関係する相互接続を示すブロック図である;
図6aおよび6bは、ISAPの通信プロセスを示すフローチャートである;
図7は、ISAPによって所定の情報を公衆から到来する呼へ伝達することを示すフローチャートである。
第1の実施形態
図1を参照すると、通信システムが示されており、この通信システムは地理的に選んだ電話ユーザの組に潜在的な(可能性がある)または実際の危険を知らせるように機能し;通信システムによって扱われ、恒久的なメモリ媒体、例えば光ディスク1上に記憶される、全ての領域のディジタル形式のマップ;入力手段12、ディスプレイ手段13、およびプロセッサ手段14を含み、通信システムによって扱われる選択された領域のディジタル形式のマップを示すことができる地理情報システム(GIS)2;電話ユーザデータベース3;一般的には公衆交換遠隔通信ネットワーク(PSTN)である遠隔通信ネットワーク4;電話番号を自動的にダイヤルし、遠隔通信ネットワーク4を介して呼受信者の電話送受話器5へ音声情報を伝達する、対話式音声アプリケーションプラットフォーム(ISAP)11;および通信システムを見つけたことを遠隔通信ネットワーク4を介して知らせることができる警察署15を含む。
GIS
GIS2は、適切なコンピュータハードウエア、例えばペンティアム(登録商標)搭載パーソナルコンピュータを含む。図2を参照すると、GIS2によって実行されるシーケンシャルな機能は、段階301で適切なマップディスプレイソフトウエア、例えばMapinfo Corporation(Centennial Court,Bracknell,Berkshire,United Kingdom)によって販売されているものを実行すること;段階302でグラフィカルマップ情報を表示すること;段階303で表示された情報を操作し、関心のある領域を選択するのに使用されるオペレータからの入力を受取ること;段階304で関心のある地理的領域に対応するサーチパラメータを計算すること;段階305で、例えば位置および電話番号情報に対するデータベースにアクセスしサーチすること;段階306でISAP11のような他の処理手段と通信すること;段階307で種々のデータ入力の解析を行なうことを含む。
ディジタルマップ
この応用には、例えば1:10,000または1:1,250の縮尺ベクトル(scale vector)をもつディジタルマップ、あるいはOrdance Surveyから販売されているラスタ走査マップが適している。マップは要求される多数の大きさレベルに作りかえることができ、したがってマップ内の要求される領域および特徴となるもの、例えばビルディングを正確に識別するのに役立つ。さらに、マップは関係するデータ層と一緒にグラフィック層から構成されている。各グラフィック層は、特定の情報、例えば道路、等高線、橋および鉄塔のような危険物、ビルディング、および運河を含む。通信システムは複数の異言語領域を取扱い、付加的な層を使用して、地域住民によって使用される言語を示す。コンピュータスクリーン上に示された選択された領域は、選択的に1または複数のグラフィック層を取除くことができる。取除くことによって、要求される特徴を識別するオペレータの能力が著しく高められる。
各グラフィック層は、グラフィックに対する注釈を記憶しているデータ層と関係付けがされている。この注釈には道路、河川、町の名前、および等高線の高さのような特徴を含むことができる。注釈はGIS2のオペレータによって選択的にオンまたはオフにすることができる。実際に1つのデータを入力すると自動的にスクリーン上に示され、対応するグラフィックに応答してオペレータによってGIS入力手段12を使用して選択される。
図3を参照すると、この構成はGIS2内のメモリ位置と共に示され、その基礎となるデータの注釈7はメモリ位置9および10にそれぞれ表してある。
特定の地理的な位置に影響を与えることがある潜在的な災害の告知を受取ると、GIS2のオペレータは幾つかの方法でGIS2上の災害によって影響を与えられる各特定の領域にハイライトをあてて強調でき:第1に、災害の中心から個々の半径を特定でき、これは爆弾予告および地震の場合に適している。第2に、特定の通りまたは個々の構内または他のグラフィック、例えば道路または河川を選択できる。この選択方法は、例えば、包囲攻撃(siege)またはテロリストの活動あるいは河川の汚染問題の場合に適している。第3に、要求される領域の境界線をGIS入力手段12を使用して手動で選択することができる。
オペレータによって地理的な選択が定められると、輪郭を定めるマップのパラメータの範囲はGIS2ソフトウエアによって導き出される。これらのパラメータを使用して、1または複数の選択された領域内に位置する各電話ユーザを識別する。
GIS2は電話ユーザのリレーショナルデータベース3にアクセスすることによってこれを達成する。このようなデータベースはOracle(登録商標)のようなデータベースを利用することができる。電話ユーザデータベースは、英国内では英国内務の管理のもとで編成され、通信システムによって扱われる領域全体の電話ユーザの詳細を含む。これらの詳細は、少なくとも各ユーザの電話番号および、ディジタルマップ内の識別可能なポイント、すなわち一般的にXおよびYのマップ座標に対する各ユーザの情報を含むことができる。したがって各ユーザの電話受信者が位置する構内の正確な位置が分かる。
しかしながら実際には、各電話番号リストファイルは、情報システムを実行するのに使用される他のフィールドを含む。例示的に電話ユーザの記録を図4に示す。他のデータフィールドはGIS2が最も危険であると考えられる人々にしたがって接触リストの優先順位を決めることができる。例えば、選択される領域内の全ての学校は組織名フィールド内で識別され、緊急事態の際には、学校は優先項目としで情報システムに知らされる。
GIS2が、サーチパラメータに適ったXおよびY座標の値を含む電話ユーザの記録についてのデータベースのサーチを完了すると、対応する電話番号のリストが抽出される。これは接触リストを形成している。
この段階では、接触リストは接触に必要ない番号、例えば公衆電話、料金着信者払い番号、チャット電話、および補助ラインの番号を含むことができる。これらの番号は料金着信者払い番号およびチャット電話の場合、それらのダイヤリングコードによって英国内で認識できるので、リストから削除することができる。公衆電話番号および補助ライン番号は、電話ユーザ記録内の別のフィールドをサーチすることによって認識できる。この番号は探知することもできる。このような番号を取除くことによって、呼を行なうのに必要な呼総数は低減し、したがって情報伝達速度は速くなる。
残りの番号はGIS2によって順番を決められ、最初に接触すべきユーザに対応する人々は接触リストの最初に位置する。普通、災害の予測中心地に位置する人々には最初に接触する。したがってGIS2は各ユーザの場所と災害の予測中心地との間の距離を計算し、距離の短いところから遠いところへ電話番号を順序付ける。
しかしながら、学校の場合は災害の中心地からの相対距離とは無関係に高い優先順位が与えられることになる。これは、“学校(school)”という字語がある電話ユーザデータベース内の組織名フィールドをサーチすることによって達成される。
GIS2は、選択領域内の構内において、対応する電話ユーザファイル記録が見つからないと、すなわち電話がない構内を検出すると、構内のXおよびY座標が遠隔通信ネットワーク4を介して警察15に自動的に供給される。したがって、施設への犯罪防止の訪問に注意を払って、電話で接触できない人々が緊急事態の際に安全に避難したことを保証することを考慮することができる。
GIS2によって接触電話リストを生成すると、適切な通信手段、例えばインターネットによるテキストファイルとしてISAP11へ送られる。
送られるテキストファイルはさらに、一定のメッセージが伝達される言語に関する情報を含む。この情報はGIS2によってディジタルマップの言語層から導き出される。
例えば、英仏海峡で嵐になった場合、英国内の地域には英語で警報メッセージを送ることができ、一方でフランス内の地域にはフランス語で同様のメッセージを送ることができる。
テキストファイルはさらに、GIS2のオペレータがGIS2に命令して電話ユーザデータベースから取り出した各電話番号に関係するデータ以外のデータを含むことができる。これは通常顧客名フィールドからのデータを含み、伝達されるメッセージを個人に合わせる。
ISAP11は、接触リスト上の各番号を自動的にダイヤルして、ダイヤルする度に所定のメッセージを送ることによって警報手続きを行なう。
ISAP11は、一連の電話番号をダイヤルして、テキスト入力から言語メッセージを生成して中継するか、または記録された音声メッセージを中継することができる。
対話式音声アプリケーションプラットフォーム
ISAP11はPCT出願WO 93/26113号明細書に技術的に完全に記載されており、本明細書ではその内容を参考文献として取上げる。
図5を参照すると、ISAP11は多数のプロセッサを含んでおり、例えば制御プロセッサ16および17は音声合成および音声認識ができる。ISAP11上で実行するアプリケーションは制御プロセッサ16を介して音声サービスを要求し、制御プロセッサ16は音声プロセッサ17の資源割当てを取扱う。音声プロセッサ17は汎用マイクロプロセッサ、Motorola68000を含んでいる。これらのプロセッサはマルチタスクオペレーティングシステム、BxWorks、および4つのディジタル信号プロセッサ、Motorola DSP56000を実行し、Motorola DSP56000はホストポートインターフェイスによって68000とリンクしている。
ISAP11の資源マネージャはDSPを割当て、相応のプログラムをDSPへロードする。DSPは処理する価値のある幾つかのチャンネルを実行する容量をもつので、1つのDSPを幾つかのアプリケーション間で共有することができる。
現在のISAP11構成では、これはMotorola DSP56001である。
ISAP11は、通常GIS2から離れて位置しており、通信ネットワーク19、例えばインターネットを介して送られるテキストファイル形式の添付データと一緒に接触リストを受取る。
ISAP11は、GIS2によって生成されるリスト上の各電話番号をダイヤルして、この電話番号はローカル交換20を介してルート設定され、音声メッセージは呼に応答する人々に伝えられる。呼が繋がっているとか、応答されていないとか、または呼中に接続が切れた際は、その結果を記録して、電話番号を再び待ち行列に入れ、期間中に後で再試行する。番号が分からないとき、ISAP11はその結果を番号不明として記録し、したがってその番号は再試行されない。
ISAP11はライン上でアンサリングマシン(自動応答機)を検出する際、アンサリングマシンが録音モードであることを確認すると、メッセージを正常のように送る。これは、アンサリングマシンが放出する記録モードの開始を知らせる音を識別することによって達成される。
しかしながら、意図している電話ユーザに直接にメッセージを伝える機会を最大にするために、電話番号を再び待ち行列に入れて後で再試行する。
ISAP11が対話式であるために、ISAP11からのメッセージの受信者が与えられた情報よりも多くの情報を望んでいるときには、音声コマンドかまたは電話受信者が適切にキーを押すことかによって付加的な情報を要求するオプションが与えられる。この付加的な情報は、例えば災害が続くと予測される期間と関係付けることができる。
ISAP11は異なるメッセージを異なる場所へ送るようにプログラムすることができる。例えば、予測される全国的な災害の中心にいる人々に送られる警報メッセージは、単に“落ち着いて、救助を待ってください”と述べるだけであるが、一方で同じ全国的な災害でも、災害の周辺にいる人々に対する警報メッセージは避難手続きの詳細を含むこともある。
ISAP11はさらに、GIS2から送られるテキストファイル内に含まれる選択されたデータ項目を標準メッセージに含むようにプログラムすることができる。このようなデータ項目は、接触リスト内の各電話番号ごとに特定されており、通常は電話ユーザの名前を含み、呼を個人に合わせることができる。
警報メッセージが捏造される危険性を避けるために、ISAP11によって生成されるリンギング音は連続するリングであり、ユーザは通常の呼と区別することができる。
ISAP11によって実行される情報処理は、図6aおよび6bのフローチャートで示される。
段階101では、ISAP11が作動する。段階102では残りの被呼番号数がチェックされる。残りの番号数が0よりも多いときは、段階103で接触リストの次の番号が呼ばれる。段階104では、ラインをチェックして、ビジーであるか否かを判断する。ラインがビジーであるときは、番号は再び待ち行列に入れるために記録(log)され、後の時間で再ダイヤルされるようにし(段階105)、段階102で発呼シーケンスは再び参入される。ラインがビジーでないときは、段階106で標準の電話ラインであるかがチェックされる。呼がファックスまたはモデムラインであると識別されると、段階107で無効であると記録され、段階102で発呼シーケンス再び参入される。さもなければ段階108で、ラインは得られると確認される。ラインが得られないときは、段階109においてそのように記録され、段階102で呼シーケンスは再び参入される。他方で番号が得られるときは、ISAP11は、段階110で呼が応答されたか否かをチェックする。呼が応答されないとき、段階111で再び待ち行列に入れるために記録され、段階102で呼シーケンスは再び接続される。
段階126で、自動応答機能(answer phone)の存在がチェックされる。これが存在すると分かったときは、段階127で警報メッセージを伝える。しかしながら、メッセージ伝達の成功率を最大にするために、段階128で番号を再び待ち行列に入れて、時間内で後から再び伝える。呼が留守番電話によって応答されないときは、段階112で前置きメッセージが与えられる。
次に段階113で、ISAP11はラインが接続を切られているか否かを判断する。ラインの接続が切られているときは、段階114で呼を再び待ち行列に入れるために記録して、段階102で呼シーケンスを再び参入する。しかしながらラインの接続が切られていないときは、段階115でメッセージはISAP11によって与えられる。段階116でラインは接続断が再びチェックされる。ラインの接続が切られているとき、段階117でその番号は再び待ち行列に入るために記録され、段階102で呼シーケンスは再び参入される。接続が切られていないときは、段階118でISAP11は呼の受信者にメッセージを理解したことを知らせるか、またはメッセージを繰返すように要求するかを尋ねる。段階119で、ISAP11は再びラインの接続が切られていないことをチェックする。接続が切られているときは、段階120で番号は再び待ち行列に入れるために記録され、段階102で呼シーケンスは再び参入される。
しかしながら、接続が切られていないとき、そして段階121でメッセージが呼の受信者により受領告知されるときは、ISAP11は段階122で受信が成功したとして被呼番号を記録する。段階102で呼シーケンスは再び参入される。
しかしながらアクノリッジメント(受領告知)が受取られないときは、段階121でISAP11はメッセージに対する要求をチェックし、これは段階123で繰返される。両方の段階121および123では、呼の受信者は、電話送受話器上のキーを押すか、またはその代りに音声コマンドを送るかして応答する。繰返し要求が検出されるとき、段階124では、適度な遅延後に、例えば20秒後に番号を再び待ち行列に入れるために記録される。段階102では呼のシーケンスは再び参入される。しかしながら、繰返し要求が検出されると、段階113で呼シーケンスを再び参入する。
段階102において、残りの呼数がゼロに等しいとき、段階125で呼シーケンスは終了する。
第2の実施形態
第2の実施形態は、全体的に第1の実施形態と同じ機能を行なう。しかしながら付加的にGIS2は、洪水および空中災害の影響を予測するのに使用されるアルゴリズムを実行する。
洪水
所定の水位の洪水に対して、洪水によって浸水する領域は、ディジタルマップの輪郭情報を使用してGIS2によって計算され、標準エリアフィル(area-fill)アルゴリズムを使用してグラフィックで表示される。
これに代るものでは、環境監視源、例えば降水量、河川水位、潮、および海の状態を監視する英国環境局(UK Enviroment Agency)および天候レーダを使用して降水量を監視する英国測定局(UK Metrological Office)からの情報を使用して、局所的な水位の変化を予測する。局所的な水位に対するこれらの推定値の変化は、GIS2へ入力され、GIS2において水位の所定の上昇によって浸水することになる陸地を計算する。
英国環境局ではディジタルマップ内に保持されている等高線の情報に関係してどのように溢れた水が流れるかを判断し、この英国環境局から得られる洪水アルゴリズムを使用して、洪水応答を計算し、危険であると考えられる領域を与えるようにする。
空中災害
空中での(空気で運ばれる)災害には、工場での事故の結果として放出される可能性のある塵および蒸気のようなガスおよび粒子体を含めることができる。
この場合オペレータは放出サイトの場所を、どのように放出レートが変化したか、または時間にしたがって変化するかの推定値と共に入力する。局所的な風の方向の強さおよび方向に関する情報も入力される。市販の“プルームジェネレーション(plume generation、空中浮遊物生成)”アルゴリズム、例えば大気分散モデル(HMSO UKから得られる国際原子エネルギー局のISBN92-0-623180-4によって公開されている)を使用して、人々が危険な状態にあるかもしれない領域の評価を与える。この領域は、上述のようにディタルマップに表示され、危険な状態の領域を示す。
洪水および空中災害のような災害の場合、これらの領域はGIS2によって第1の実施形態に記載されたサーチパラメータを満たす位置フィールドを含む電話番号リストファイルに対してサーチされる。このサーチの結果、影響を受ける領域内で危険な状態にある電話ユーザの構内に対応する接触リストを形成する。
第3の実施形態
本発明の第3の実施形態は一般的に言うと第2の実施形態と同じ機能を満たす。しかしながら、第3の実施形態では第1および第2の実施形態と同様に、GIS2は影響を受ける領域内の施設に対してのみでなく、例えば自然災害によって隔離された施設において影響を受ける領域の外側もサーチする。この実施形態では、このように隔離された施設は、影響を受ける地域それ自体に位置していなくても危険であると考えられる。
例えば、ある村においてアクセスするための道路(service road=access road)が1本だけ設けられていて、これが洪水によって遮断されるまたは遮断される可能性が高いときは、村の中の施設全体が危険であると考えられる。
第4の実施形態
本発明の第4の実施形態は全体的に第1乃至第3の実施形態と同じ機能を満たす。しかしながら、ISAP11の呼のシーケンスが図6aの段階125で終了すると、ISAP11によって行なわれた呼の生成された記録は解析のためにGIS2へ送られる。
GIS2は、ディジタルマップ上でタイプ別に接触リストの各電話番号に対して記録される結果をプロットすることができる。
したがってメッセージ伝達に成功した全ての場所をGIS2のオペレータは監視することができる。同様に、無効のまたは得ることができる番号も表示することができる。
GIS2はこれらの結果を解析し、クラスタ化アルゴリズムを使用して、例えば得ることができなかった全ての番号の90%を含む最小領域を識別することができる。次にこの情報は、適切な遠隔通信ネットワーク4を介して送られ、警察15によって使用されるか、または電話ライン故障領域を正確にマップするのに使用することができる。
第5の実施形態
本発明の第5の実施形態では、ISAP11を使用して、GIS2によって生成される接触リスト上の電話番号へのテスト呼を掛けて、選択された領域内の遠隔通信ネットワークの完全性をテストする。呼は第1の実施形態に記載されているように、PSTN4を介して掛けられる
この実施形態では、問題の領域はGIS2において選択され、GIS2は先に記載したようにISAP11に送られる接触リストを生成する。このリストは、例えば第4の実施形態のように、ISAP11が得られないとして記録し、次にGIS2へ送られた電話番号であってもよい。接触リスト内の番号はISAP11によって連続的にテストされ、これらの結果は記録される。実行されるテストは、テストにおいてラインの一方のみの端部から実行できるキャパシタンスおよび抵抗のテストを使用する標準ケーブルテスト手続きを含む。
短絡回路の距離は、遠隔通信ケーブルのメートル当りの抵抗が分かっているとき、抵抗テストを使用して判断される。同様に、開放回路の距離はケーブルの対間のアースをとるキャパシタンスによって判断される。したがってテストポイントから短絡回路および開放回路の距離は共に自動的に判断される。
ISAP11によって記録される呼結果の記録は自動的にGIS2へ供給される。したがって、それと関係する故障を含む各構内を、検出された故障場所と共にグラフィックで表示することができる。
ゆえに、特定の電話交換、受信者、またはラインと同様に、短絡回路または開放回路の場所を判断することができる。
共通の電話ケーブルまたは交換の故障のような一般的な故障に関係して得られない番号を再び迅速に作動状態にすることができる。
第6の実施形態
第6の実施形態では、ISAP11は所定の状況の性質および状態、とくに危機または自然災害に関して、標準の電話装置を使用している公衆のメンバから到来呼を受取るように構成されている。
発呼者はISAP11を呼ぶと、音声コマンドかまたは受信者がキーを押して選択する報告の選択の1つを聞くというオプションを受取る。
図7を参照すると、段階201ではISAP11は待機状態であり、到来する照会呼を待っている。段階202では照会呼を行なった後で、ISAP11は呼に応答する。段階203では、ISAP11は、発呼者が選択することによって聞くことができる報告を1つ選択するようにアナウンスする。段階204では、ISAP11は呼が接続を切られたか否かを判断する。呼が接続を切られたときは、段階207でISAP11は呼をクリアし、段階201で待機状態に戻る。他方で、ラインが接続を切られていないときは、段階205で発呼者は(リストの一番上に位置するデフォルト報告と共に)所望の報告を選択する。段階206では、選択された報告は発呼者に再生される。段階207では、呼はクリアされ、待機状態が回復される。
実際には、幾つかのISAP11は広い領域に分配されており、緊急事態およびそれに類似することに関する照会をローカル電話交換から再びルート設定することができる。したがって、ローカル交換における呼のローディングは低減し、したがってローカル電話交換が妨害する確率は低減する。したがって緊急呼のトラヒックが妨害なくローカル交換を通って動作できる確率が高くなる。
上述の実施形態では、GIS2は、電話ユーザデータベース3の位置フィールド内を、選択領域のパラメータを使用して、サーチすることによって選択した地理的領域内の電話ユーザの番号を識別する。しかしながら本発明では同様のことがGIS2をプログラムし、ディジタルマップのビルディング層および選択した地理的領域の関係付けられたデータ層を使用して、ビルディングおよび住宅をサーチすることによって実行できる。
発見した各ビルディングまたは住宅に関して、対応する地理的位置が計算されるかまたは関係するデータ層から得ることができる。各ビルディングまたは住宅に関係する位置情報を使用して、電話ユーザデータベース内の対応する電話番号をサーチして、接触リストを生成することができる。
上述の実施形態では、本発明によって使用される遠隔通信ネットワークは公衆交換電話ネットワークである。しかしながら、他の遠隔通信ネットワーク、例えばeメールネットワークまたはインターネットを使用して、本発明を実行することができる。しかしながら、例えばeメールの場合、eメールアドレスは電話番号とは全く異なる接触アドレスを形成している。
本発明の多くの他の態様および実施形態は、上述から当業者には明白になるであろう。したがって、本発明は上述の実施形態に制限することを意図しておらず、当業者に明らかな全ての変更に拡大される。幾つかのおよび全ての新しい主題および本発明で開示した内容の組合せに対して保護が必要である。

Claims (26)

  1. 遠隔通信ネットワークを介して複数の電話端末へメッセージを分配するメッセージ分配システムであって:
    前記端末のそれぞれと接触し、前記メッセージを前記端末のそれぞれに送るメッセージユニットと;
    地球の一部の地理的特徴をこれらの特徴の位置を定める位置データとリンクしている複数の地理的要素データを含む地理情報データベースと、複数の端末についてのダイヤル番号と、前記端末の位置を定めている関係付けられた位置データとを記憶するメモリ手段と;
    入力位置データの入力を可能にする入力手段であって、前記入力位置データとしてディスプレイ領域の外周をユーザが自由に選択できるようにされているディスプレイ制御デバイスを含む入力手段と;
    地球の一部の前記地理的特徴を表示するディスプレイデバイスを含み、該ディスプレイデバイスを前記入力手段および前記メモリ手段に接続し、前記入力位置データに基づいて地球の前記部分内で地理的領域を示し、その領域の一定の範囲の輪郭を定めるマップパラメータを生成する領域指示手段と;
    メモリ手段に接続されており、地理的にその領域内にあるとして記録された端末のダイヤル番号を出力し、メッセージユニットにおいて使用される番号を供給する端末導出手段とを含むメッセージ分配システム。
  2. 遠隔通信端末を介して複数の電話端末へメッセージを分配するメッセージ分配システムであって:
    前記端末のそれぞれと接触し、前記メッセージを各端末へ送るメッセージユニットと;
    地理的情報データベースを含み、地球の一部の地理的特徴をこれらの特徴の位置を定める位置データとリンクする複数の地理的要素のデータと、複数の端末のダイヤル番号と、端末の位置とを定める関係付けられた位置データを記憶するメモリ手段と;
    入力位置データおよび環境状態データの入力を可能にする入力手段と;
    入力手段およびメモリ手段に接続され、入力位置データおよび環境状態データに基づいて地球の一部内の地理的領域を指示し、この領域に対する一定の範囲の輪郭を定めるマップパラメータを生成する領域指示手段と;
    メモリ手段に接続されており、地理的にその領域内にあるとして記録された端末のダイヤル番号を出力し、メッセージユニットによって使用される番号を供給する端末導出手段とを含むメッセージ分配システム。
  3. 環境状態データが水位に関係するデータを含む請求項2記載のシステム。
  4. 環境状態データが風の状態に関係する請求項2記載のシステム。
  5. メッセージが緊急状態に関係する請求項1乃至4の何れか1項記載のシステム。
  6. テキストメッセージを生成するメッセージ生成装置、および前記遠隔通信ネットワークへ送るために前記テキストメッセージを合成された音声メッセージに変換するテキストから音声への合成装置を含む請求項1乃至5の何れか1項記載のシステム。
  7. 各端末へ送られるメッセージが、全ての前記端末に共通の共通メッセージ要素と、および前記端末ごとに記憶したデータに依存して前記各端末ごとに選択した特定のメッセージ要素とを含む請求項1乃至6の何れか1項記載のシステム。
  8. 端末導出手段が、前記領域内の端末の地理的位置に関係する順番でダイヤル番号を出力するようにされている請求項1乃至7の何れか1項記載のシステム。
  9. メッセージユニットが、前記領域内の前記端末の最も外側の端末の前に前記領域の前記端末の最も内側の端末と通信するように、前記順番を特定する請求項8記載のシステム。
  10. 前記端末への前記メッセージの伝達が成功したか否かを判断する手段を更に含む請求項1乃至9の何れか1項記載のシステム。
  11. 判断手段が、前記端末のユーザから前記遠隔通信ネットワークを介してアクノリッジメント信号を受領するようにされている請求項10記載のシステム。
  12. 前記通信端末に接続された遠隔通信ネットワークの一部のラインテストを開始する手段をさらに含む請求項10記載のシステム。
  13. 前記端末への伝達が成功したかを解析する解析手段をさらに含む請求項10記載のシステム。
  14. 解析手段が、伝達が成功しなかった端末の地理的な分配を解析するようにされている請求項13記載のシステム。
  15. 伝達が成功しなかった端末の位置を前記ディスプレイデバイス上に表示する請求項13記載のシステム。
  16. 前記地理的要素のデータがビルディングを表す請求項1乃至15の何れか1項記載のシステム。
  17. 端末導出手段によって出力されるダイヤル番号リストを編成し、居住構内に対応しないダイヤル番号を前記リストから選択的に取除く手段を更に含む請求項16記載のシステム。
  18. 前記関係する記憶されたデータ要素と前記地理的領域の中心との相対距離によって、端末導出手段によって出力される前記ダイヤル番号を順序付ける手段を含む請求項1乃至17の何れか1項記載のシステム。
  19. 前記地理的領域が、住民が危険な状態にある可能性のある領域に対応する請求項1乃至18の何れか1項記載のシステム。
  20. 前記記憶されたデータ要素が、住民が接触することになる領域を定めることによって選択される請求項1乃至19の何れか1項記載のシステム。
  21. さらに、前記各ダイヤル番号に接触し、所定の情報を中継するようにされている請求項1乃至20の何れか1項記載のシステム。
  22. 前記情報の中継が成功しなかったとき、後の時間で各前記ダイヤル番号を再試行する請求項1乃至21の何れか1項記載のシステム。
  23. 前記情報が、録音された音声メッセージである請求項21または22記載のシステム。
  24. 前記情報がテキストメッセージを含み、テキストメッセージは合成された音声メッセージに変換される請求項21または22の何れか1項記載のシステム。
  25. 各前記ダイヤル番号が、個々にスケジュールされて、処理される請求項21記載のシステム。
  26. 各前記ユーザに特定の付加的なデータ項目を記憶する別のデータベース手段を含み、各呼が少なくとも1つの前記付加的なデータ項目を含む請求項1乃至25の何れか1項記載のシステム。
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