JP3974864B2 - 開閉体 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のスラットを具備するとともに開閉動作されることにより空間を仕切ったり開放したりする開閉体に関し、特に、シャッター装置に用いるのに好適な開閉体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の開閉体には、図6に示すように、略横長矩形状の金属板の上下端側に、カール状の係合部112と該係合部112に係合可能な形状の被係合部113とを形成することで、スラット110を構成し、複数の前記スラット110を前記係合部112と前記被係合部113との係合によって開閉方向に連接してなり、面接触された前記係合箇所を支点にして、上位側のスラット110が下位側のスラット110に対して回動するように構成されたもの(以降、オーバーラップ方式の開閉体と称する)がある。
このオーバーラップ方式の開閉体によれば、前記回動の際、カール状の前記係合部112と前記被係合部113とが面接触により擦れるため、その際の擦れ音が発生する。また、同開閉体によれば、巻取り軸120に巻き重ねられる際、内方側のスラット110が外方側のスラット110’に押されるため、前記内方側のスラット110における係合部112と被係合部113と接触箇所がずれること(図6における実線から二点鎖線へのずれ)等によって、巻き締め音を生じる。尚、巻き締め音とは、開閉体が巻き重ねられる際に発生する騒音を称する。
【0003】
また、他の態様としては、図7に示すように、下位側スラット110の係合部112と、上位側スラット110の被係合部113とを、前記係合部112の先端縁と前記被係合部113の内面との間の線接触により係合させるようにしたもの(以降、インターロック方式の開閉体と称する)がある。
このインターロック方式の開閉体によれば、前記係合部112と前記被係合部113とが線接触するため、上位側のスラット110が下位側のスラット110に対して回動する際の擦れ音が、上記オーバーラップ方式の開閉体と比較して小さい。しかしながら、巻取り軸120に巻き重ねられる際には、内方側のスラット110が外方側のスラット110’に押されることでずれて(図7における実線から二点鎖線へのずれ)、前記係合部112の先端縁が前記被係合部113の内面を引掻くようにして擦るために、巻き締め音を生じる。
【0004】
そこで、上記したスラット回動時の擦れ音や、開閉体が巻き重ねられる際の巻き重ね音を低減しようとした発明として、特許文献1に記載されたシャッターカーテンがある。
このシャッターカーテンによれば、上位スラットが下位スラットに対して回動し始めると、内側曲成面が外側曲成面端縁に線接触し(特許文献1の図4(A)及び(B)参照)、更に前記回動が継続されると、前記外側曲成面が前記内側曲成面に面接触し(特許文献1の図4(C)参照)、更に、上位スラットの回動が継続されると、前記外側曲成面が前記内側曲成面上を転がるようにして、前記面接触の状態が維持される(特許文献1の図4(D)参照)。
そして、このシャッターカーテンでは、「シャッターカーテンの巻取り時における上位スラットの外巻状係合片が、下位スラットの内巻状係合片に対して順次線接触しながら回転し、面接触状態となった時点で巻取軸に巻取られていくので、インターロック部における回転運動の接触面が可及的に小さくなり、このため、回転摩擦音も低減されて異常音の誘発が防止される。」(特許文献1の段落[0008]参照)とされている。
【0005】
しかしながら、上記シャッターカーテンによれば、特許文献1の図4(C)及び(D)に示す状態において、シャッターカーテンが風圧等の影響によりスラット厚さ方向(図示の上下方向)へ揺さ振られると、上記外側曲成面と上記内側曲成面との間の面接触部分がスラット厚さ方向へ擦れ、擦れ音を発生するおそれがある。
また、同シャッターカーテンは、特許文献1の図4(D)に示す状態において、風圧等の影響によるスラット厚さ方向の振動や、開閉動作等の影響による開閉方向(図示の左右方向)の振動を受けた場合、上記外側曲成面と上記内側曲成面との間の面接触部分が回転方向に擦れ、擦れ音を発生するおそれがある。
【0006】
【特許文献1】
特開平08−177339号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、一方のスラットが他方のスラットに対して回動する際に発生する騒音を軽減することができ、ひいては、当該開閉体が巻き取られる際や、巻き戻される際、巻き重ねられる際等、開閉動作中の騒音を低減することができる開閉体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために第一の発明では、複数のスラットを開閉方向へ連接してなる部位を少なくとも有する開閉体であって、開閉方向に隣り合う二つの前記スラットを、その一方のスラットにおける他方のスラット側に配設された係合部と、前記他方のスラットにおける前記一方のスラット側に配設された被係合部との係合により、前記一方のスラットを前記他方のスラットに対して回動させるようにした開閉体において、前記係合部の先端側には、前記スラットにおける断面略凹状の裏面側への曲げ方向の加工により曲部が形成されるとともに、該曲部から延設された最先端部に先端縁部を有し、前記被係合部の先端側には、前記スラットにおける前記裏面側への曲げ方向に対する逆の曲げ方向の加工により曲部が形成されるとともに、該曲部から延設された最先端部に先端縁部を有し、前記係合部と前記被係合部は、前記回動中に、前記係合部の前記先端縁部と前記被係合部とを略点接触と略線接触との内の一方又は双方の接触により当接させ合うことで、最初の回動支点となる第一支点部を構成し、その次の当接の際に、前記係合部と前記被係合部の前記先端縁部とを略点接触と略線接触との内の一方又は双方の接触により再度当接させ合うことで、次の回動支点となる第二支点部を構成するように、それぞれが曲げ形成されていることを特徴とする。
【0009】
また、第二の発明では、複数のスラットを開閉方向へ連接してなる部位を少なくとも有する開閉体であって、開閉方向に隣り合う二つの前記スラットを、その一方のスラットにおける他方のスラット側に配設された係合部と、前記他方のスラットにおける前記一方のスラット側に配設された被係合部との係合により、前記一方のスラットを前記他方のスラットに対して回動させるようにした開閉体において、前記係合部の先端側には、前記スラットにおける断面略凹状の裏面側への曲げ方向の加工により曲部が形成されるとともに、該曲部から延設された最先端部に前記裏面側へ向く先端縁部を有し、前記被係合部の先端側には、前記スラットにおける前記裏面側への曲げ方向に対する逆の曲げ方向の加工により曲部が形成されるとともに、該曲部から延設された最先端部に先端縁部を有し、前記係合部と前記被係合部は、前記回動中に、前記係合部の前記先端縁部と前記被係合部の凹状面部との当接により第一支点部を構成し、その次の当接の際に前記被係合部の前記先端縁部と前記係合部の凹状面部との当接により第二支点部を構成するように、それぞれが曲げ形成されていることを特徴とする。
【0010】
ここで、本発明における開閉体とは、少なくとも二枚以上のスラットを開閉方向に連設させている部位を有する開閉体であればよく、この開閉体には、該開閉体の全体がスラットにより構成された開閉体、該開閉体の一部分がスラットにより構成され他の部分がシート状物やパネル、パイプ等の部材により構成された開閉体等を含む。
また、この開閉体が適用される開閉装置は、開閉動作時に開閉体の移動方向が変わるものであればよく、例えば、開閉体を巻取り軸に巻き取ることで、開閉体の移動方向を直線的な方向から前記巻取り軸外周に沿った曲線的な方向へ変える開閉装置や、開閉体を上方向へ開動作させた後に天井裏等に収納されるように水平方向や斜め方向へ移動させるようにした開閉装置等であればよい。
【0011】
また、上記開閉方向とは、当該開閉体が開閉動作する方向であって、開閉体の幅方向や厚さ方向でない方向を意味し、この開閉方向には、略垂直方向や略水平方向、斜め方向等を含む。更に、同開閉方向は、当該開閉体が直線的に移動する方向に限定されるものでなく、当該開閉体がスラット間を回動させながら曲線状の軌跡を描くようにして移動する場合の方向も含む。
【0012】
また、上記スラットは、少なくとも開閉方向の一端側に上記係合部または上記被係合部を有するものであればよい。すなわち、例えば開閉方向の一端側に上記係合部のみを有する一方のスラットと、他端側に上記被係合部のみを有する他方のスラットとを連設すれば、これら二枚のスラットのみにより当該開閉体を構成することも可能である。しかしながら、上記スラットの好ましい態様としては、連接枚数を必要に応じて増減できるように、開閉方向の一端側に上記係合部を有し且つ他端側に上記被係合部を有する態様とする。
また、上記スラットの材質は、特に限定されるものでなく、亜鉛鋼板や鉄板、アルミニウム合金、ステンレス等の金属や、プラスッチック等、用途や目的等に応じて適宜選定される。
【0013】
また、上記支点部とは、上記回動中に、上記係合部の一部分と上記被係合部の一部分とを当接させることで構成される部位であって、一方のスラットを他方のスラットに対して回動させる際に略中心となる部位である。そして、この支点部は、上記回動中の回転角に応じて順次に移行され、上記回動中に複数構成されるものである。
そして、上記係合部と上記被係合部は、上記回動中に移行される上記複数の支点部を構成するように、それぞれが曲げ形成されている。
尚、上記回動の方向は、開閉体幅方向の仮想軸線を中心として回動する場合の方向である。
【0014】
また、上記第一の発明において、上記「略点接触と略線接触との内の一方又は双方の接触」とは、上記係合部と上記被係合部とを略点接触のみで接触させる場合と、上記係合部と上記被係合部とを略線接触のみで接触させる場合と、上記係合部と上記被係合部とを略点接触と略線接触の双方により接触させる場合とを、全て含むことを意味する。
そして、前記略点接触のみとした具体例には、上記係合部の先端縁部や面(表面又は裏面)に突起を設け、該突起を上記被係合部の一部分に略点接触させるようにした態様が挙げられる。
また、前記略線接触のみとした具体例には、上記係合部の先端縁部を、上記被係合部の一部分に接触させるようにした態様が挙げられる。
また、前記略点接触と前記略線接触の双方の接触とした具体例には、上記係合部の先端縁部に、上記被係合部の一部分に略点接触する突起と、該突起による接触と略同時に上記被係合部の一部分に略線接触する突縁部との双方を設けるようにした態様が挙げられる。
尚、前記開閉体幅方向とは、上記開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、上記開閉体の厚さ方向ではない方向を意味し、以下に記載される同様の表現の箇所も同じ意味とする。
【0015】
また、上記先端縁部とは、前記係合部または前記被係合部の一部分であって、開閉体幅方向と直交する方向における最先端側の縁部分を意味する。
また、上記凹状面部とは、開閉体幅方向と直交する断面形状が凹状となるような面を意味し、この凹状面部には、断面略凹曲状である態様と、断面略角状である態様との双方を含む。
【0017】
更に、第三の発明では、上記係合部は、上記スラットの上記裏面側への曲げ方向の加工により形成された第一曲部と、該第一曲部と逆の曲げ方向の加工により形成された第二曲部と、該第二曲部と逆の曲げ方向の加工により形成された第三曲部と、該第三曲部と逆の曲げ方向の加工により形成された第四曲部と、該第四曲部と逆の曲げ方向の加工により形成された第五曲部とを連接した形状を呈し、これら曲部の内の第五曲部を、上記係合部の先端側の上記曲部としていることを特徴とする。
【0018】
更に、第四の発明では、上記被係合部は、上記スラットの裏面側への曲げ方向の加工により形成された第一曲部と、該第一曲部と逆の曲げ方向の加工により形成された第二曲部と、該第二曲部と同じ曲げ方向の加工により形成された第三曲部と、該第三曲部と同じ曲げ方向の加工により形成された第四曲部とを連接した形状を呈し、これら曲部の内の第四曲部を、上記被係合部の先端側の上記曲部とし、上記第一支点部は、上記係合部の上記先端縁部を上記被係合部の上記第四曲部内面の凹曲状面部に当接させることで構成される支点部であることを特徴とする
【0019】
なお、上記第一支点部と上記第二支点部は、当該開閉体を巻き取り軸に巻き取ったり巻き戻したりする開閉装置が構成される場合には、前記巻き取りの際に、上記第一支点部から上記第二支点部に移行し、前記巻き戻しの際には上記第二支点部から上記第一支点部に移行する構成とするのが好ましい。
【0020】
また、他の好ましい態様では、上記複数の支点部には、当該開閉体が開閉方向へ引張られる際に、上記一方のスラットと上記他方のスラットとの間の引張り力に対抗するように当接される第一支点部と、当該開閉体が巻き重ねられる際に、外方側のスラットによる押圧力に対抗するように当接される第二支点部とが有ることを特徴とする。
ここで、上記第一支点部は、当該開閉体が開閉方向へ引張られる際に、上記一方のスラットと上記他方のスラットとの間の引張り力に対抗するように、上記係合部と上記被係合部を当接させることで構成される支点部である。
この第一支点部は、より具体的には、上記係合部と上記被係合部とに、前記引張り力の方向の成分を含む方向において当接し合う部位を、それぞれ設けることで構成される。
また、上記第二支点部は、当該開閉体が巻き重ねられる際に、外方側のスラットによる押圧力に対抗するように、内方側のスラットにおける上記係合部と上記被係合部とを当接させることで構成される支点部である。
この第二支点部は、より具体的には、上記係合部と上記被係合部とに、前記押圧力の方向の成分を含む方向において当接し合う当接部と被当接部とを、それぞれ設けることで構成される。
【0021】
また、他の好ましい態様では、上記第二支点部は、当該開閉体が巻き重ねられる際に、外方側のスラットによる押圧力に対抗するように当接される支点部であって、且つ上記一方のスラットと上記他方のスラットとの間の引張り力に対抗するように当接される支点部であることを特徴とする。
この第二支点部は、より具体的には、上記係合部と上記被係合部とに、上記押圧力の方向の成分を含む方向において当接し合い、且つ上記引張り力の方向の成分を含む方向においても当接し合う部位を、それぞれ設けることで構成される。尚、この第四の発明が上記第二の発明の構成を具備した発明である場合には、前記当接し合う部位を、上記先端縁部と上記凹状面部とにする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態による開閉体の一例は、住宅やビル、倉庫、工場などの構築・構造物の開口部分や、構築・構造物の内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、構築・構造物内部の空間を仕切ったり開放したりする所謂シャッター装置に用いられる開閉体1として説明する。
【0023】
開閉体1は、複数のスラット10a,10b,10a’,10b’を開閉方向(図1における上下方向)へ連設してなり、幅方向の両端を囲むガイドレール(図示せず)により開閉方向に案内され、巻取り軸20(図3参照)により巻き取られたり巻き戻されたりすることで開閉動作する。
この開閉体1は、巻取り軸20に対して巻き取られたり巻き戻されたりする際に、開閉方向に隣り合う二つのスラット10a,10b(又は10a’,10b’)の内、その一方(図1における上位側)のスラット10a(又は10a’)を、その他方(図1における下位側)のスラット10b(10b’)に対して折り曲げるようにして回動させる。
【0024】
尚、前記スラット10a、前記スラット10b、前記スラット10a’、前記スラット10b’は、全て同一構成のものであるが、本実施の形態では、開閉体1が巻き重ねられた際に、内方側となり且つ上位側となるスラットに符号10aを付し、内方側となり且つ下位側となるスラットに符号10bを付す。そして、外方側となり且つ上位側となるスラットに符号10a’を付し、外方側となり且つ下位側となるスラットに符号10b’を付して説明する(図3参照)。
【0025】
各スラット10,10b,10a’,10b’は、開閉体幅方向に長尺な略矩形状の金属板を曲げ加工してなり、正面視略矩形状の本体部11と、該本体部11における開閉方向の一端側(図示例によれば上端側)に曲げ形成された係合部12と、同本体部11における開閉方向の他端側(図示例によれば下端側)に曲げ形成された被係合部13とを具備している(図1参照)。
【0026】
本体部11は、本実施の形態の一例によれば縦断面略平坦状に形成されているが、縦断面略三日月形状等の湾曲状に形成された態様や、開閉体幅方向にわたって突出するリブを設けることで開閉体幅方向における撓みを抑制した態様等であってもよい。
【0027】
係合部12は、各スラット10,10b,10a’,10b’の裏面側(図1における奥側)への曲げ方向の加工により形成された第一曲部12aと、該第一曲部12aと逆の曲げ方向の加工により形成された第二曲部12bと、該第二曲部12bと逆の曲げ方向の加工により形成された第三曲部12cと、該第三曲部12cと逆の曲げ方向の加工により形成された第四曲部12dと、該第四曲部12dと逆の曲げ方向の加工により形成された第五曲部12eとを連接した形状を呈し、その最先端部に、開閉体幅方向にわたる先端縁部12fを有する。
【0028】
また、被係合部13は、スラット10,10b,10a’,10b’の裏面側への曲げ方向の加工により形成された第一曲部13aと、該第一曲部13aと逆の曲げ方向の加工により形成された第二曲部13bと、該第二曲部13bと同じ曲げ方向の加工により形成された第三曲部13cと、該第三曲部13cと同じ曲げ方向の加工により形成された第四曲部13dとを連接した形状を呈し、その最先端部に、開閉体幅方向にわたる先端縁部13eを有する。
【0029】
そして、前記係合部12と前記被係合部13は、一方のスラット10a(又は10a’)を他方のスラット10b,(10b’)に対して回動させた際、その回動中に、略線接触により当接し合う第一支点部P1と第二支点部P2とを構成するとともに、これら第一支点部P1と第二支点部P2とを順次に移行させる(図2参照)。
【0030】
第一支点部P1は、開閉体1が開閉方向へ引張られた際に、一方のスラット10a(又は10a’)と他方のスラット10b(又は10b’)との間の引張り力に対抗するように、係合部12の先端縁部12fを被係合部13の第四曲部13d内面の凹状面部に当接させることで構成される支点部である。
【0031】
図1に示す一例によれば、第一支点部P1における前記引張り力は、上位側のスラット10aと下位側のスラット10bとの間に作用する力であり、この力は、上下のスラット10a,10bにおける表面が略平坦状の状態(図2(a)の状態)においては、上位側のスラット10aと下位側のスラット10bとが略上下方向へ引張り合う力である。
また、第一支点部P1における前記引張り力は、上位側のスラット10aが下位側のスラット10bに対して若干回動した状態(図2(b)(c)の状態)においては、上位側のスラット10aが巻取り軸20に巻回される方向(左斜め上方向)へ引張る力と、下位側のスラット10bが自重により下方へ引張る力とにより、引張り合う力である。
また、第一支点部P1における前記引張り力は、図示による下位側のスラット10bが右下方側に有するガイドレール(図示せず)によって引き寄せられた場合(図示せず)には、上位側のスラット10aが巻取り軸20に巻回される方向(左斜め上方向)へ引張る力と、下位側のスラット10bがガイドレール側に引き寄せられることで斜め右下方向へ引張る力とにより、引張り合う力となることもある。
【0032】
したがって、係合部12の先端縁部12fと被係合部13の第四曲部13dとは、第一支点部P1を構成する際に、上記複数種類の状態における上記引張り力の方向の成分を全て含む方向において当接し合うように、それぞれが形成されている。
【0033】
具体的には、係合部12の先端縁部12fは、第一支点部P1において、図示による右斜め下向きに突出するように形成されている。
また、被係合部13の第四曲部13dの内面は、第一支点部P1において前記先端縁部12fの突出方向に交差するように、縦断面略凹曲状に形成されている。
【0034】
また、第二支点部P2は、開閉体1が巻取り軸20の外周面に巻き重ねられた際に、外方側のスラット10a’,10b’による押圧力に対抗し、且つ上記一方のスラット10a(又は10a’)と上記他方のスラット10b(又は10b’)との間の引張り力にも対抗するように、被係合部13の先端縁部13eを係合部12の第三曲部12c内面の凹状面部に当接させることで構成される支点部である。
【0035】
図3に示す一例によれば、第二支点部P2における前記押圧力は、外方側における上位側のスラット10a’の被係合部13が、左斜め下方向きに、内方側における下位側のスラット10bを押す力である。
【0036】
また、第二支点部P2における上記引張り力は、上位側のスラット10a(又は10a’)が下位側のスラット10b(又は10b’)に対して若干回動した状態(図2(d)の状態)で、上位側のスラット10a(又は10a’)が巻取り軸20に巻回される方向(左斜め上方向)へ引張る力、下位側のスラット10b(又は10b’)が自重により下方へ引張る力、あるいはガイドレール(図示せず)に引き寄せられて右斜め下方へ引張る等により、引張り合う力である。
【0037】
したがって、被係合部13の先端縁部13eと係合部12の第三曲部12cとは、第二支点部P2を構成した際に、上記押圧力の方向の成分を含む方向において当接し合い、且つ上記引張り力の方向の成分を含む方向においても当接し合うように、それぞれが形成されている。
【0038】
具体的には、被係合部13の先端縁部13eは、第二支点部P2において図示による右斜め上向きに突出するように形成されている。
また、係合部12の第三曲部12cの内面は、第二支点部P2において前記先端縁部13eの突出方向に交差するように、縦断面略凹曲状に形成されている。
【0039】
また、係合部12の第二曲部12bと被係合部13の第一曲部13aは、隣り合うスラット10a(又は10a’),10b(又は10b’)における表面が略平坦状の状態(図2(a)の状態)で、近接又は接触するように曲げ形成されることで、これら隣り合うスラット間に殆ど隙間が生じないようにしている。
尚、図示例によれば、第二曲部12bはその表面側が略凹曲状に形成され、第一曲部13aは、その表面が前記第二曲部12bの表面に倣う略凸曲状に形成されている。
【0040】
また、係合部12の第五曲部12eは、隣り合うスラット10a(又は10a’),10b(又は10b’)における表面が略平坦状の状態(図2(a)の状態)で、被係合部13の第三曲部13c近傍に、近接又は接触するように曲げ形成されている。
この第五曲部12eは、前記略平坦状の状態で、開閉体1が表面側(図示の右側)から風圧を受けた際、被係合部13の第三曲部13c近傍に当接することで、前記風圧によるスラットの内面方向への移動を規制している。
また、前記略平坦状の状態(図2(a)の状態)で、開閉体1が裏面側(図示の左側)から風圧を受けた際には、係合部12の第二曲部12bの表面が被係合部13の第一曲部13aの表面に当接されることで、前記風圧によるスラットの外面方向への移動が規制される。
したがって、上記構成により、開閉体1を構成するスラット10a(又は10a’),10b(又は10b’)は、風圧等によるばたつきや振動を軽減されることになり、このことによって騒音も低減される。
【0041】
次に、上記構成の開閉体1の作用効果を、図示例に基づいて詳細に述べる。
先ず、上下のスラット10a,10bにおける表面が略平坦状の状態では、下位側のスラット10bにおける係合部12の先端縁部12fが上位側のスラット10aにおける被係合部13の第四曲部13dの内面に当接することで、第一支点部P1が構成される(図2(a)参照)。
【0042】
そして、上位側のスラット10aが下位側のスラット10bに対して折れ曲がるようにして若干回動した状態(図2(b)参照)では、被係合部13の第四曲部13dが縦断面凹曲状であるため、該回動中、係合部12の先端縁部12fと被係合部13の第四曲部13dの当接状態が維持される。すなわち第一支点部P1が維持される。
【0043】
前記回動による上位側のスラット10aの回転角が所定角度に達すると、被係合部13の先端縁部13eが係合部12の第三曲部12c内面に当接し、第二支点部P2が構成される(図2(c)参照)。
尚、前記所定角度は、少なくとも外方側のスラット10a’,10b’が巻き重ねられる前に、第二支点部P2を構成するように、巻取り軸20の外径等に応じて適宜に設定される。
【0044】
そして、上記回動が更に継続されると、係合部12の先端縁部12fが被係合部13の第四曲部13d内面から離れ、下位側のスラット10bが上位側のスラット10aに対して第二支点部P2のみによって支持された状態となる(図2(d)参照)。
【0045】
また、開閉体1が巻取り軸20の外周に巻き重ねられて行く過程で、外方側のスラット10a’の被係合部13が内方側のスラット10bを押圧すると、その押圧力は、内方側における上位側のスラット10aと下位側のスラット10bとの間の第二支点部P2により受けられる。
換言すれば、前記押圧力に対抗するようにして、上位側のスラット10aにおける被係合部13の先端縁部13eと、下位側のスラット10bにおける係合部12の第三曲部12c内面とが当接し合う。
また、その際、係合部12の第三曲部12c内面が縦断面凹曲状に形成されているため、第二支点部P2における当接状態は、内方側における上位側のスラット10aと下位側のスラット10bとの間の引張り力にも対抗する。
【0046】
したがって、第二支点部P2においては、内方側のスラット10a(10b)と外方側のスラット10a’(10b’)との間に押圧力が作用し、且つ上位側のスラット10a(10a’)と下位側のスラット10b(10b’)との間に引張り力が作用するが、上位側のスラット10a(10a’)と下位側のスラット10b(10b’)との間に、ずれや滑りを生じ難く、騒音も小さい。
【0047】
尚、図示例の第一支点部P1は、詳細には、係合部12の先端縁部12fが二つの角を有するため、その二つの角の内の一方または双方の角が被係合部13の第四曲部13dの内面に当接することで構成される。
また、図示例の第二支点部P2は、前記第一支点部P1と同様に、詳細には、被係合部13の先端縁部13eが二つの角を有するため、その二つの角の内の一方または双方の角が係合部12の第三曲部12cの内面に当接することで構成される。
尚、前記先端縁部12fと先端縁部13eの各々は、角の無い縦断面略半円状に形成してもよいし、前記角をR面取り加工やC面取り加工した形状であってもよい。
【0048】
また、上記スラット10a(又は10b,10a’,10b’)の形状は、上記実施の形態に限定されるものでない。
例えば、図4に示すように、上記スラット10a(又は10b,10a’,10b’)における被係合部13の第四曲部13dと先端縁部13eとの間に、第四曲部13dと逆の曲げ方向の加工により第五曲部13fを形成し、先端縁部13e及び先端縁部12fの角にR面取り加工を施したものである。
この態様では、第二支点部P2において先端縁部12fの向きが略水平に近い方向となるため、開閉装置の構成等によって巻き重ねられる際の押圧力の方向が略水平に近い方向となる場合でも、先端縁部12fと第三曲部12cとが効果的に当接し合って前記押圧力に対抗する。
【0049】
また、上記実施の形態によれば、第一支点部P1及び第二支点部P2は係合部12と被係合部13とが略線接触により当接し合う支点部としたが、例えば、図5に示すスラット40のように、先端縁部12fを、突縁部12f1と突起部12f2から構成すれば、第一支点部P1を、突縁部12f1よる略線接触と突起部12f2による略点接触との双方の接触によって当接し合う支点部とすることが可能であり、第二支点部P2も同様の構成とすることが可能である。
【0050】
また、上記実施の形態では、上位側のスラット10aを下位側のスラット10bに対して回動させる際の支点を第一支点部P1と第二支点部P2との二箇所としたが、第一支点部P1と第二支点部P2との間、または第一支点部P1と第二支点部P2間以外に、単数もしくは複数の他の支点部(図示せず)が構成されるようにしてもよい。前記他の支点部は、係合部12と被係合部13を、それらの一部分が当接し合うように、それぞれ曲げ形成することで構成可能である。
【0051】
尚、一般的に、線接触とは、凸状曲面と平面との接触や、凹状曲面と該凹状曲面よりも曲率の大きいと凹状曲面との接触、縦断面角状部分と平面又は曲面との接触等を意味するが、本発明における略線接触には、前記の他に、一般的なスラットの先端縁部と曲面又は平面との接触を含む。
すなわち、図4に示すスラットのように先端縁部が曲面に形成され、且つ、その曲面の曲率と、接触される凹状曲面の曲率とが全く同一の場合、この先端縁部と凹状曲面との接触は厳密には面接触となるが、一般的なスラットの肉厚が数ミリ程度で極小さいことから、本発明では、このような先端縁部と凹状曲面との接触も略線接触とみなす。
【0052】
本発明の実施の形態は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
まず、一方のスラットが他方のスラットに対して回動する際、略点接触と略線接触との内の一方又は双方の接触により構成される支点部を支点とするため、擦れ音を生じ難く、特に面接触による擦れ音が小さい。
また、係合部が被係合部に対して回動する際の支点部を、回動中に順次に移行される複数の支点部に分散する構造としているため、係合部と被係合部との間の摩擦抵抗が小さく、擦れ音も小さい。
したがって、一方のスラットが他方のスラットに対して回動する際に発生する騒音を軽減することができ、ひいては、当該開閉体が巻き取られる際や、巻き戻される際、巻き重ねられる際等、開閉動作中の騒音を低減することができる。
【0053】
また、一方のスラットが他方のスラットに対して回動する際、先端縁部と凹状面部との接触により構成される支点部を支点とするため、擦れ音を生じ難く、特に面接触による擦れ音が小さい。
また、係合部が被係合部に対して回動する際の支点部を、回動中に順次に移行される複数の支点部に分散する構造としているため、係合部と被係合部との間の摩擦抵抗が小さく、擦れ音も小さい。
したがって、一方のスラットが他方のスラットに対して回動する際に発生する騒音を軽減することができ、ひいては、当該開閉体が巻き取られる際や、巻き戻される際、巻き重ねられる際等の騒音を低減することができる。
更には、先端縁部を凹状面部によって部分的に覆うようにして支点部が構成されるため、前記先端縁部が凹状面部に対して開閉体幅方向と略直交する方向へずれたり滑ったりするのを防止することができる。そのため、当該開閉体が開閉動作時や風圧を受けた際等に、厚さ方向へばたつくことで発生する騒音も低減することができる。
【0054】
更に、当該開閉体が開閉方向へ引張られた際、その引張り力に対抗して係合部と被係合部とが当接し第一支点部を構成するため、係合部と被係合部との間にずれや滑りを生じにくく、開閉方向に隣り合う二つのスラット間の接続状態が良好に維持される。
また、当該開閉体が巻き重ねられる際には、係合部と被係合部との当接部位が、第一支点部から第二支点部に移行する。そして、第二支点部では、外方側のスラットによる押圧力に対抗するように係合部と被係合部とが当接する。
したがって、開閉方向に隣り合う二つのスラット間の接続状態を、それらの間の引張り力に対抗して良好に維持できる上、当該開閉体が巻き重ねられる際には、内方側のスラットが外方側のスラットに押され崩れるようにしてずれるのを防止でき、その際に発生する擦れ音や当接音を低減することができる。
【0055】
更に、当該開閉体が巻き重ねられる際に、開閉方向に隣り合う二つのスラット間に引張り力が作用したとしても、その引張り力に対抗して係合部と被係合部とが当接し第二支点部を構成するため、係合部と被係合部との間にずれや滑りを生じにくく、隣り合う二つのスラット間の接続状態を良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる開閉体の一例を示す要部斜視図。
【図2】 接続された一方のスラットを他方の他方のスラットに対して回動させている状態を(a)乃至(d)に示す動作説明図。
【図3】 開閉体を巻き重ねている状態を示す動作説明図。
【図4】 本発明に係わる開閉体の他例であって、接続された一方のスラットを他方の他方のスラットに対して回動させている状態を(a)乃至(d)に示す動作説明図。
【図5】 本発明に係わる開閉体の他例を示す要部斜視図。
【図6】 従来の開閉体の一例を示す動作説明図。
【図7】 従来の開閉体の他例を示す動作説明図。
【符号の説明】
1:開閉体
10a,10b,10a’,10b’:スラット
12:係合部
12c:第三曲部(凹状面部)
12f:先端縁部(突出部)
13:被係合部
13d:第四曲部(凹状面部)
13e:先端縁部(突出部)
P1:第一支点部
P2:第二支点部

Claims (4)

  1. 複数のスラットを開閉方向へ連接してなる部位を少なくとも有する開閉体であって、開閉方向に隣り合う二つの前記スラットを、その一方のスラットにおける他方のスラット側に配設された係合部と、前記他方のスラットにおける前記一方のスラット側に配設された被係合部との係合により、前記一方のスラットを前記他方のスラットに対して回動させるようにした開閉体において、
    前記係合部の先端側には、前記スラットにおける断面略凹状の裏面側への曲げ方向の加工により曲部が形成されるとともに、該曲部から延設された最先端部に先端縁部を有し、
    前記被係合部の先端側には、前記スラットにおける前記裏面側への曲げ方向に対する逆の曲げ方向の加工により曲部が形成されるとともに、該曲部から延設された最先端部に先端縁部を有し、
    前記係合部と前記被係合部は、前記回動中に、前記係合部の前記先端縁部と前記被係合部とを略点接触と略線接触との内の一方又は双方の接触により当接させ合うことで、最初の回動支点となる第一支点部を構成し、その次の当接の際に、前記係合部と前記被係合部の前記先端縁部とを略点接触と略線接触との内の一方又は双方の接触により再度当接させ合うことで、次の回動支点となる第二支点部を構成するように、それぞれが曲げ形成されていることを特徴とする開閉体。
  2. 複数のスラットを開閉方向へ連接してなる部位を少なくとも有する開閉体であって、開閉方向に隣り合う二つの前記スラットを、その一方のスラットにおける他方のスラット側に配設された係合部と、前記他方のスラットにおける前記一方のスラット側に配設された被係合部との係合により、前記一方のスラットを前記他方のスラットに対して回動させるようにした開閉体において、
    前記係合部の先端側には、前記スラットにおける断面略凹状の裏面側への曲げ方向の加工により曲部が形成されるとともに、該曲部から延設された最先端部に前記裏面側へ向く先端縁部を有し、
    前記被係合部の先端側には、前記スラットにおける前記裏面側への曲げ方向に対する逆の曲げ方向の加工により曲部が形成されるとともに、該曲部から延設された最先端部に先端縁部を有し、
    前記係合部と前記被係合部は、前記回動中に、前記係合部の前記先端縁部と前記被係合部の凹状面部との当接により第一支点部を構成し、その次の当接の際に前記被係合部の前記先端縁部と前記係合部の凹状面部との当接により第二支点部を構成するように、それぞれが曲げ形成されていることを特徴とする開閉体。
  3. 上記係合部は、上記スラットの上記裏面側への曲げ方向の加工により形成された第一曲部と、該第一曲部と逆の曲げ方向の加工により形成された第二曲部と、該第二曲部と逆の曲げ方向の加工により形成された第三曲部と、該第三曲部と逆の曲げ方向の加工により形成された第四曲部と、該第四曲部と逆の曲げ方向の加工により形成された第五曲部とを連接した形状を呈し、これら曲部の内の第五曲部を、上記係合部の先端側の上記曲部としていることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉体。
  4. 上記被係合部は、上記スラットの裏面側への曲げ方向の加工により形成された第一曲部と、該第一曲部と逆の曲げ方向の加工により形成された第二曲部と、該第二曲部と同じ曲げ方向の加工により形成された第三曲部と、該第三曲部と同じ曲げ方向の加工により形成された第四曲部とを連接した形状を呈し、これら曲部の内の第四曲部を、上記被係合部の先端側の上記曲部とし、
    上記第一支点部は、上記係合部の上記先端縁部を上記被係合部の上記第四曲部内面の凹曲状面部に当接させることで構成される支点部であることを特徴とする請求項3記載の開閉体。
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