JP3971648B2 - 紙葉類排出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納している紙葉類を繰出して排出する紙葉類排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の紙葉類排出装置の例を、紙幣出金機を例にして以下に説明する。
図6は従来の紙幣出金機を示す説明図、図7はその収納庫を示す説明図、図8はその搬送路を示す説明図である。
図6において、1は紙幣出金機である。
【0003】
2は収納庫であり、着脱可能に複数設けられており、紙葉類としての紙幣Pが、千円券、2千円券、5千円券、万円券等の金種毎にそれぞれの収納庫2に収納されている。
3は分離機構であり、収納庫2の繰出口に設けられ、紙幣Pを1枚毎に分離して繰出す機能を有している。
【0004】
4は鑑別部であり、収納庫2から繰出されて搬送路5aによって搬送された紙幣Pの真偽、正損、金種、搬送異常等を鑑別し、鑑別した紙幣Pの計数を行う。6は出金口であり、鑑別部4によって正券と鑑別されて搬送路5bによって搬送された紙幣Pを集積して顧客等へ引渡す。
7はリジェクト庫であり、鑑別部4によって偽券、損券、搬送異常等と鑑別されて搬送路5cによって搬送された出金に使用することができないリジェクト紙幣を集積する他、出金口6に集積された後に顧客が取り忘れた紙幣Pを搬送路5dによって搬送して回収する。
【0005】
8は切替ブレードであり、図示しないアクチュエータが設けられており、鑑別部4から搬送される紙幣Pの搬送方向を鑑別部4での鑑別結果を基に搬送路5bまたは搬送路5cの方向へ切替える。
図7において、11はピックアップローラであり、収納庫2の繰出口の近傍に設けられ、図示しないバネ等の押圧手段を有する収納庫2のステージ12によって、常に収納された紙幣Pの最上位の紙幣Pが押圧されている。
【0006】
また、ピックアップローラ11は、その外周の一部にゴム等の摩擦部材13が設けられ、軸11aに支持されて正逆回転可能なように構成されている。
14はフィードローラであり、収納庫2の繰出口に設けられ、軸14aに支持されて正逆回転可能なように構成されている。
なお、フィードローラ14の外周の一部に、ピックアップローラ11と同様の摩擦部材13を設けるようにしてもよい。
【0007】
15はリバースローラであり、フィードローラ14に対向して設けられ、軸15aに支持されて収納庫2へ紙幣Pを押戻す方向にのみ回転可能なように構成されている。
上記のピックアップローラ11、フィードローラ14およびリバースローラ15によって分離機構3が構成される。
【0008】
図8において、21は搬送ローラであり、搬送シャフト22に正逆回転可能に支持されている。
23は搬送ベルトであり、互いに対向する位置に配置された一対の搬送ローラ21に掛け渡される。
一対の搬送ローラ21に掛け渡された搬送ベルト23と、もう一対の搬送ローラ21に掛け渡された搬送ベルト23は、図8(b)に示すように互いに対向して配置され、その対向部に形成された搬送面に紙幣Pを挟持して搬送する搬送路5aを形成する。
【0009】
なお、他の搬送路5b、5c、5dも同様の構成を有している。
24は搬送監視センサであり、搬送ベルト23の間の空間に発光部と受光部とを対向させて設けられ、受光する光の遮断によって紙幣Pの通過を検知する光学式等のセンサである。
なお、図示しない紙幣出金機1の制御部は、搬送監視センサ24によって搬送方向上流の所定の部位から搬送監視センサ24の通過信号までの間の到達時間を監視して未通過紙幣を検知する搬送監視制御を行っている。
【0010】
このような構成の従来の紙幣出金機において、紙幣Pを分離して搬送する場合の作動を図9を用いて説明する。
待機時には、図9(a)に示すように紙幣Pはピックアップローラ11に押圧されている。
紙幣Pを搬送路5aへ繰出す場合は、ピックアップローラ11とフィードローラ14を図9(b)に示す方向に回転させ、ピックアップローラ11に押圧されている最上位の紙幣Pをピックアップローラ11の摩擦部材13の摩擦力によってフィードローラ14の方向に運び、フィードローラ14とこれに対向するリバースローラ15の間に挟持して搬送路5aへ繰出す。
【0011】
この時、リバースローラ15は繰出方向へは回転できない構成となっているため停止しており、ピックアップローラ11によって複数枚の紙幣Pが運ばれた際にはリバースローラ15側の紙幣Pとリバースローラ15の摩擦力によって、フィードローラ14に接する紙幣P以外は停止させられ、最上位の紙幣Pのみが搬送路5aへ繰出される。
【0012】
搬送路5aへ繰出された紙幣Pは、図9(c)に示すように搬送路5aによって搬送される。この時、搬送される紙幣Pは、図8に示した搬送監視センサ24によってその通過が確認される。
連続して紙幣Pを繰出す必要がある場合には、図9(d)に示すように次の紙幣Pが、図9(b)の場合と同様に繰出される。
【0013】
このようにして、必要な枚数が1枚毎に収納庫2から分離機構3によって分離されて繰出され、搬送路5aによって搬送される。
紙幣Pの分離、繰出、搬送中にジャム等の障害が発生した場合、例えば紙幣Pの分離時にジャムが発生した場合は、図10に示すように紙幣Pがフィードローラ14等に引掛り紙幣Pが繰出されないため、図示しない制御部が、搬送監視制御によって未通過紙幣を検知し、ジャムの発生と判断して紙幣入出金機の運用停止処理を行う。
【0014】
また、搬送路5a等の途中でジャムにより滞留した紙幣Pが発生した場合は、制御部が上記と同様に搬送監視制御によって未通過紙幣を検知し、ジャムの発生と判断して紙幣入出金機の運用停止処理を行う。
なお、斜めに搬送される紙幣や、ジャムで折れ曲がった紙幣、破れている紙幣、折れている紙幣等の搬送は可能であるがその後にジャムを発生させる要因となる紙幣(以後、ジャムを発生させた障害を起した紙幣を含めて障害紙幣という。)は、鑑別部4がこれを検知して切替ブレード8を切替え、搬送路5cの方向へ搬送されてリジェクト庫7に集積される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術においては、ジャムが発生した場合には、その直後に紙幣出金機の運用停止処理が行われるため、装置の稼動効率が低下するという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、紙葉類排出装置においてジャムの発生による運用の停止を行うことなく紙葉類排出装置の運用を継続させる手段を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、紙葉類を収納する収納庫と、該収納庫の繰出口に設けられ、紙葉類を1枚毎に分離して繰出す分離機構と、該分離機構に設けられたピックアップローラとを備える紙葉類排出装置において、前記収納庫の繰出口の反対側に、除去された紙葉類を回収する除去紙葉類回収庫を設けると共に、該除去紙葉類回収庫の投入口と、前記ピックアップローラとの間に、前記分離機構内で障害を起した紙葉類を除去する除去ローラを設け、該除去ローラが、偏心した回転中心を有し、回転の停止時に前記収納庫の紙葉類と間隔を保って設置されていることを特徴とする。
【0017】
また、紙葉類を収納する収納庫と、該収納庫から繰出された紙葉類を搬送する搬送路とを備える紙葉類排出装置において、除去された紙葉類を回収する除去紙葉類回収庫を設けると共に、前記搬送路の途中に、正方向搬送路と、該正方向搬送路から分岐して前記除去紙葉類回収庫に接続する除去搬送路と、前記正方向搬送路と除去搬送路との分岐部に設けられ、先端が前記正方向搬送路の搬送面から退避するように位置し、紙葉類を前記除去搬送路へ導く除去ガイドとを設け、前記除去搬送路の搬送ベルトの幅を、前記正方向搬送路の搬送ベルトの幅より広くしたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明による障害紙葉類除去装置を有する紙葉類排出装置の実施の形態について説明する。
なお、以下に述べる各実施の形態例は、紙葉類排出装置としての紙幣出金機を例に説明する。
【0019】
第1実施の形態例
図1は本発明の第1実施の形態を示す説明図である。
なお、上記従来例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。31は除去紙葉類回収庫としての除去紙幣回収庫であり、収納庫2に隣接して設けられ、分離機構3でジャムを起した紙幣Pを回収して集積する。
【0020】
32は除去ローラであり、ピックアップローラ11の近傍の除去紙幣回収庫31側に設けられ、偏心した回転中心を軸32aに支持され、除去紙幣回収庫31に紙幣Pを繰出す方向にのみ回転可能なように構成されている。
また、除去ローラ32は、その外周の一部にピックアップローラ11と同様の摩擦部材33が設けられ、回転の停止時には収納庫2の最上位の紙幣Pと所定の間隔を保つように設置されている。
【0021】
34は投入検知センサであり、除去紙幣回収庫31の投入口の近傍に発光部と受光部とを対向させて設けられ、受光する光の遮断によって紙幣Pの投入を検知する光学式等のセンサである。
上記の構成の作用について説明する。
図2は分離時の障害紙幣の除去動作を示す説明図である。
【0022】
図2(a)は、図10に示したと同様に紙幣Pの分離時にジャムが発生し、障害紙幣が分離機構3内でフィードローラ14等に詰った状態を示している。
この時、除去ローラ32は所定の位置に停止している。
搬送監視制御によってジャム発生の判断を行うと、制御部はフィードローラ14、リバースローラ15およびピックアップローラ11を図2(b)に示す方向、つまり障害紙幣を収納庫2の方向に引戻す方向に回転させる。
【0023】
また、除去ローラ32は除去紙幣回収庫31に障害紙幣を繰出す方向に回転し、分離機構3の各ローラと連携して図2(c)に示すように障害紙幣を除去紙幣回収庫31へ投入する。
この時、投入検知センサ34が障害紙幣が回収されたことを検知すると、除去ローラ32が所定の位置で停止し、図2(d)に示すように紙幣出金機1の運用が再開され、分離機構3によって紙幣Pが分離されて搬送路5aへ繰出され、通常通りの運用が行われる。
【0024】
以上説明したように、本実施の形態では、収納庫内の紙幣を排出する際に分離機構内でジャムが発生した時、除去ローラが分離機構の各ローラと連携して障害紙幣を直ちに、かつ自動的に除去紙幣回収庫へ回収することによって、ジャムによる運用の停止を防止して紙幣出金機の運用の継続を図ることができる。
これに加えて、除去ローラが偏心した回転中心を有し、最上位の紙幣と間隔を保って位置することによって、通常時に分離機構の分離動作を妨げずに円滑な分離動作を行えると共に、除去ローラの摩擦部材が障害紙幣を擦る際の周方向速度がピックアップローラの周方向速度より早くなり、障害紙幣のシワを矯正して円滑な障害紙幣の回収を行うことができる。
【0025】
また、除去紙幣回収庫への障害紙幣の投入を検知する投入検知センサを設けたことによって、障害紙幣の回収の確実性を保証することができる。
なお、この投入検知センサを省略して、障害紙幣除去時に除去ローラを所定の時間回転させることによって障害紙幣の回収を保証するようにしてもよい。
これによって、障害紙幣除去装置を有する紙幣出金機の簡素化を図ることができる。
【0026】
第2実施の形態例
図3は本発明の第2実施の形態を示す説明図、図4はその分岐部を示す説明図である。
なお、上記従来例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。図3において、41は除去搬送路であり、搬送路5aの途中に設けられた分岐部42と除去紙幣収納庫としてのリジェクト庫7を接続する。
【0027】
図4において、51は正方向搬送路であり、本来の搬送方向に紙幣Pを搬送するために設けられる搬送路であり、搬送シャフト52a、52bに設けられた搬送ローラ53a、53bに掛渡された2本の搬送ベルト54a、54bが紙幣Pの両端のみを挟持する間隔で配置されている。
除去搬送路41は、一対の搬送ローラ43に幅の広い搬送ベルト44aを掛渡し、もう一対の搬送ローラ43に掛け渡された搬送ベルト44bと互いに対向して配置され、その対向部に障害紙幣を挟持して搬送する搬送路であり、障害紙幣搬送方向上流側に正方向搬送路51の搬送面まで伸長する伸長部41aが設けられ、伸長部41aの搬送ローラ43は、正方向搬送路51の除去搬送路41側の搬送シャフト52aに設けられている。
【0028】
55は、除去ガイドであり、正方向搬送路51と除去搬送路41の分岐部42に設けられ、その先端55aが正方向搬送路51の搬送面より除去搬送路41側つまり正方向搬送路51の搬送面から退避した位置に位置し、先端部が図4に示す紙幣Pの搬送方向に傾斜して設けられ、紙幣Pを除去搬送路41の搬送面へ導く機能を有している。
【0029】
上記の構成の作用について説明する。
図5は搬送時の障害紙幣の除去動作を示す説明図である。
図5(a)に示す▲1▼の紙幣Pは、分離時や搬送時にジャムやその他の原因で紙幣Pの長手方向長さが折れて短くなったが、障害紙幣が詰らないで搬送路5aによって搬送されている状態を示している。
【0030】
この障害紙幣が搬送路5aによって分岐部42に達すると、紙幣Pの両端のみを挟持する間隔で配置されている搬送ベルト54a、54bの間に除去搬送路41の搬送ベルト44aの摩擦力によって倒れ込み、障害紙幣が正方向搬送路51へは受渡されずに除去搬送路41の搬送ベルト44aに誘導されて図5(a)、(b)に示す▲2▼の状態になり、除去搬送路41の伸長部41aの搬送ベルト44aとの摩擦力によって更に除去ガイド55の方向に誘導されて除去搬送路41の搬送ベルト44a、44bの間に挟持される。
【0031】
なお、障害紙幣の一端が搬送ベルト54a、54bのどちらか一方に挟持された場合も、搬送ベルト44aの幅が搬送ベルト54aまたは54bの幅に較べて非常に広いために、その摩擦力によって強制的に除去ガイド55の方向に誘導され、搬送ベルト44a、44bの間に挟持される。
その後、障害紙幣は除去搬送路41によって搬送され、リジェクト庫7の投入口からリジェクト庫7へ投入されて回収される。
【0032】
なお、正常に搬送された紙幣Pは、搬送路5aから正方向搬送路51へ受渡され、図4に示すように正方向搬送路51にその両端を挟持されて通常通りの経路で搬送される。
以上説明したように、本実施の形態では、搬送途中でジャムの誘引となる異常を起した障害紙幣が、除去ガイドと除去搬送路により自動的に除去紙幣回収庫へ回収されることによって、ジャムの発生を未然に防止して運転を停止することなく紙幣出金機の運用の継続を図ることができる。
【0033】
また、アクチュエータ等の駆動機構を有する切替ブレード等を用いずに、自動的に障害紙幣を分岐して搬送する構成とすることによって、障害紙幣除去装置を有する紙幣出金機の簡素化を図ることができる。
更に、除去ガイドを正方向搬送路の搬送面から退避した位置に位置させることによって、通常時の搬送動作を妨げることがないという効果が得られる。
【0034】
更に、リジェクト紙幣を回収するリジェクト庫を除去紙幣収納庫として兼用することによって、新たに除去紙幣収納庫を設ける必要がなくなり、障害紙幣除去装置を有する紙幣出金機の簡素化を図ることができる。
なお、除去紙幣収納庫としてのリジェクト庫7の紙幣Pの投入口の近傍に第1実施の形態例と同様の投入検知センサを設けるようにしてもよい。これによって障害紙幣の回収の確実性を保証することができる。
【0035】
また、伸長部41aの搬送ローラ43は、正方向搬送路51の搬送シャフト52a、52bの間の搬送シャフト52aに隣接した位置に別の搬送シャフト設けて分岐部42を構成するようにしてもよい。
更に、分岐部は搬送路5aの途中のみに限らず、他の搬送路の途中にも設けて複数設けるようにしてもよい。
【0036】
上記各実施の形態例においては、紙幣出金機に本発明を適用する場合について説明したが、これに入金部を付加的に設けて紙幣入出金機として機能させるようにしてもよい。この場合に、紙幣の入金口の分離機構や搬送路にも本発明の障害紙葉類除去装置を設けるようにしてもよい。
なお、本発明を適用する紙葉類には列車等の切符や定期券、航空機の航空券、船の乗船券、イベントの入場券等のチケット類や宝くじ、スポーツ振興くじ、馬券、車券、船券等のくじ類、および商品券、小切手等の金券等が含まれ、紙葉類排出装置には前記各紙葉類を繰出して排出する排出装置が含まれる。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明は、ジャム等の障害紙幣を自動的に取除くことによって、障害紙幣による運用の停止を防止して継続的な紙葉類排出装置の運用を図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す説明図
【図2】第1実施の形態の分離時の障害紙幣の除去動作を示す説明図
【図3】本発明の第2実施の形態を示す説明図
【図4】第2実施の形態の分岐部を示す説明図
【図5】第2実施の形態の搬送時の障害紙幣の除去動作を示す説明図
【図6】従来の紙幣出金機を示す説明図
【図7】従来の収納庫を示す説明図
【図8】従来の搬送路を示す説明図
【図9】従来の分離・搬送動作を示す説明図
【図10】従来の分離時のジャム状態を示す説明図
【符号の説明】
1 紙幣出金機
2 収納庫
3 分離機構
4 鑑別部
5a〜5d 搬送路
6 出金口
7 リジェクト庫
8 切替ブレード
11 ピックアップローラ
11a、14a、15a、32a 軸
12 ステージ
13、33 摩擦部材
14 フィードローラ
15 リバースローラ
21 搬送ローラ
22 搬送シャフト
23 搬送ベルト
24 搬送監視センサ
31 除去紙幣回収庫
32 除去ローラ
34 投入検知センサ
41 除去搬送路
41a 伸長部
42 分岐部
43、53a、53b 搬送ローラ
44a、44b、54a、54b 搬送ベルト
51 正方向搬送路
52a、52b 搬送シャフト
55 除去ガイド
55a 先端

Claims (5)

  1. 紙葉類を収納する収納庫と、該収納庫の繰出口に設けられ、紙葉類を1枚毎に分離して繰出す分離機構と、該分離機構に設けられたピックアップローラとを備える紙葉類排出装置において、
    前記収納庫の繰出口の反対側に、除去された紙葉類を回収する除去紙葉類回収庫を設けると共に、該除去紙葉類回収庫の投入口と、前記ピックアップローラとの間に、前記分離機構内で障害を起した紙葉類を除去する除去ローラを設け
    該除去ローラが、偏心した回転中心を有し、回転の停止時に前記収納庫の紙葉類と間隔を保って設置されていることを特徴とする紙葉類排出装置。
  2. 請求項1において、
    記除去ローラが、該除去紙葉類回収庫に紙葉類を繰出す方向にのみ回転可能であることを特徴とする紙葉類排出装置。
  3. 紙葉類を収納する収納庫と、該収納庫から繰出された紙葉類を搬送する搬送路とを備える紙葉類排出装置において、
    除去された紙葉類を回収する除去紙葉類回収庫を設けると共に、前記搬送路の途中に、正方向搬送路と、該正方向搬送路から分岐して前記除去紙葉類回収庫に接続する除去搬送路と、前記正方向搬送路と除去搬送路との分岐部に設けられ、先端が前記正方向搬送路の搬送面から退避するように位置し、紙葉類を前記除去搬送路へ導く除去ガイドとを設け、
    前記除去搬送路の搬送ベルトの幅を、前記正方向搬送路の搬送ベルトの幅より広くしたことを特徴とする紙葉類排出装置。
  4. 請求項3において、
    前記正方向搬送路の搬送ベルトは、紙幣の搬送方向に沿った両端のみを挟持する間隔で配置され、該正方向搬送路の搬送ベルトの間の前記分岐部に、前記除去搬送路の搬送ベルトおよび前記除去ガイドが配置されていることを特徴とする紙葉類排出装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項おいて
    前記除去紙葉類回収庫の入口近傍に、投入検知センサを設けたことを特徴とする紙葉類排出装置。
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