JP3971245B2 - 巻取り式スクリーン装置 - Google Patents

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    • E06B9/52Devices affording protection against insects, e.g. fly screens; Mesh windows for other purposes
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  • Civil Engineering (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防虫、遮光、断熱、目隠し等のために建物開口部に設置する巻取り式スクリーン装置に関するものであり、更に具体的には、任意長に切断した上下部の枠材と左右の側枠の端部をそれぞれコーナー連結部材で連結することにより、建物開口部に対して寸法合わせできるようにした巻取り式スクリーン装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
防虫、遮光、断熱、目隠し等のために建物開口部に設置する巻取り式スクリーン装置は、従来から極めて一般的に知られている。このような巻取り式スクリーン装置は、建物開口部に設置する場合、その開口部の大きさに合わせた寸法のスクリーン枠とする必要があり、この寸法合わせは、上下部の枠材と左右の側枠を上記開口部寸法に対応する所要長に切断し、それらの上下部の枠材と左右の側枠の端部をそれぞれコーナー連結部材で連結することにより行われる。
【0003】
しかしながら、このようなスクリーン枠だけの寸法合わせであれば、ユーザーらにおいて比較的容易に行うことができるため、必要な素材や部品をセットとして販売することができるが、巻取り用のスプリングを用いて巻取軸にスクリーンを巻取るようにした巻取機構を備えるスクリーン装置の場合には、巻取機構の組付けが必ずしも簡単ではなく、しかも、次のような問題もあるので、建物開口部に合った寸法の製品を入手するか、寸法調整の作業を専門の業者に依頼する必要がある。
【0004】
即ち、上述した寸法合わせを可能にしたスクリーン装置では、建物開口部の巾に合わせて上下部の枠材を短くし、それによってスクリーンの引き出し長さを短くすると、巻取り用のスプリングの強さを調整する必要が生じるばかりでなく、スクリーンをスクリーン枠内に張設した状態においても、余分なスクリーンが巻取軸に巻取られた状態にあるため、風その他の外力によってスクリーンが大きく撓むことになり、それに対する対策を考慮する必要がある。
【0005】
特に、左右の側枠に巻取軸を設けてスクリーンを左右両開き仕様にした場合には、それぞれのスクリーンを巻取った巻取軸に余分なスクリーンが巻取られているため、各スクリーンを張設のために引き出す場合に、建物開口巾の1/2の範囲において引き出すべきところ、スクリーンの長さに余裕があるため、その引き出し限度を超えて大きく引き出す可能性があり、使用上において留意するとか、引き出し限度を設定するストッパを設けるなどの対策が必要になる。
【0006】
更に、スクリーンの長さに余裕があって、風等の外力によりスクリーンが必要以上に引き出されて大きく撓んだりした場合には、該スクリーンの上下端が上下部の枠材のガイド溝から外れることになり、この状態でスクリーンを巻取軸に巻取ると、スクリーンの一部がガイド溝の溝壁を越えているので、その部分から皺になった状態で巻取られ、その後のスクリーンの開閉操作が不円滑になる。そのため、上述したスクリーンの繰り出し限度の適切な設定は重要であるが、その設定を行ってもなおスクリーンの上下端がガイド溝から外れることがあり、従って万一それが外れた場合にもスクリーンの巻取りが円滑に行われるようにする配慮も必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の技術的課題は、スクリーンを巻取るためのスプリングの付勢力を該巻取軸に伝達する巻取機構を備えた巻取り式スクリーン装置においても、それを建物開口部に設置する際に、スクリーン枠における上下部の枠材と左右の側枠を上記開口部寸法に対応する所要長に切断して、その開口部の大きさに合わせた寸法に容易に調整可能にした巻取り式スクリーン装置を提供することにある。
【0008】
本発明の他の技術的課題は、巻取機構を備えた巻取り式スクリーン装置において、スクリーン枠における上下部の枠材と左右の側枠を上記開口部寸法に対応する寸法に調整したときに、上記巻取機構における巻取力の調整及びスクリーンの引き出し限度の設定を簡単に行えるようにした巻取り式スクリーン装置を提供することにある。
本発明の他の技術的課題は、スクリーンの上下端がガイド溝から外れることがあっても、スクリーンの巻取りが円滑に行われるようにした巻取り式スクリーン装置を提供することにある。
本発明の更に他の技術的課題は、上述した巻取り式スクリーン装置に、製造上、組付け上の利便性を可及的に付与することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の巻取り式スクリーン装置は、任意長に切断した上下部の枠材と左右の側枠の端部を、それぞれコーナー連結部材を用いてそれらの連結部を相互に嵌着して連結することにより、スクリーン枠を構成し、この枠内に張設する単一のスクリーンの一端、あるいは、左右両開きのスクリーンの各一端を、上記側枠に設けた巻取軸に巻着し、該スクリーンの他端を、上記上下部の枠体にガイドさせた可動框に連結してなる巻取り式スクリーン装置において、上記巻取軸を設けた側枠の両端のコーナー連結部材の一方に、該巻取軸に連結して、スクリーンを巻取るための調整可能なスプリングの付勢力を該巻取軸に伝達する巻取機構を、巻取軸に対して挿脱自在に設けると共に、上記コーナー連結部材の他方に、巻取軸の回転によるスクリーンの繰り出しの限度を調整可能なストッパー機構を、巻取軸に対して挿脱自在に設けたことを特徴とするものである。
【0010】
上記巻取り式スクリーン装置における巻取機構は、コーナー連結部材に対し、クラッチ機構を介して、巻取軸内に挿入される基端側スプリング受け及びそれに固定したスプリング支持軸を設け、上記基端側スプリング受けに巻取り用スプリングの一端を巻着固定すると共に、該スプリングの他端を、スプリング支持軸上に回転自在に設けた巻取軸側スプリング受けに巻着固定し、この巻取軸側のスプリング受けは、巻取軸と一体的に回転するが、巻取軸の軸線方向には移動自在として巻取軸に取付け、上記クラッチ機構は、基端側スプリング受けがスプリングの付勢力により回転するのは阻止するが、コーナー連結部材に設けた操作輪の回転は、スクリーンを巻取るためのスプリングの付勢力の調整のためにスプリング支持軸に伝達できるものとすることができる。
【0011】
また、上記巻取り式スクリーン装置におけるストッパー機構は、コーナー連結部材に対して巻取軸内に挿入するねじ軸をクラッチ機構を介して連結し、このねじ軸に、巻取軸と一体的に回転するが巻取軸の軸線方向には移動自在としたナットを螺合し、上記ねじ軸にはナットの螺進の限度を設置するストッパを設け、巻取軸がスクリーンの繰り出し方向に回転したときに、ねじ軸上をナットがストッパに向かって螺進するように構成し、上記クラッチ機構は、ねじ軸が巻取軸の回転力等によって回転するのは阻止するが、コーナー連結部材に設けた操作輪の回転は、スクリーンの繰り出し限度の調整のためにねじ軸に伝達できるものとすることができる。
【0012】
上記構成を有する巻取り式スクリーン装置は、スクリーン枠における上下部の枠材と左右の側枠を建物開口部寸法に対応する所要長に切断し、それらの各端部をコーナー連結部材との連結部に嵌着、連結することにより、建物開口部の大きさに合わせた寸法のスクリーン枠を構成できるものであり、スプリングの付勢力によってスクリーンを巻取る巻取機構を備えているが、その巻取機構を、上記巻取軸を設けた側枠の一端のコーナー連結部材に設け、それを巻取軸に対して挿脱自在にしているので、巻取軸を備えた側枠を任意長さに調整しても、スクリーン枠に対する巻取機構の組付けを容易に行うことができる。
しかも、この巻取機構は、コーナー連結部材に設けた操作輪により、スクリーンを巻取るためのスプリングの付勢力を組付け後に外部から調整できるようにしているので、スクリーン枠の寸法を任意に設定しても、巻取軸におけるスクリーンの巻取力を適切に設定することができる。
【0013】
また、上記コーナー連結部材の他方には、巻取軸の回転によるスクリーンの繰り出しの限度を調整可能なストッパー機構を設けているので、その調整を適切に行うことにより、上下部の枠材の長さを任意に設定しても、巻取軸に巻取られた余分なスクリーンが風その他の外力によって大きく撓むことがなく、左右の側枠に巻取軸を設けてスクリーンを左右両開きにした場合にも、余分なスクリーンが建物開口巾の1/2の範囲を超えて大きく引き出されることがない。更に、上記ストッパー機構は、コーナー連結部材に設けた操作輪によりスクリーンの繰り出し限度を外部から任意に調整できるようにしているので、上下部の枠材の寸法を任意に設定しても、容易に適切な繰り出し長さに設定することができる。また、このストッパー機構を設けたことにより、スクリーン装置の組立てに際して、スクリーンの長さを上下部の枠材の寸法に合わせて短く切断する必要もない。
しかも、ストッパー機構をコーナー連結部材に設けて、巻取軸に対して挿脱自在にしたので、上記巻取機構の場合と同様に、側枠を任意長さに調整しても、スクリーン枠に対するストッパー機構の組付けを容易に行うことができる。
【0014】
上記巻取り式スクリーン装置においては、上下部の枠材にスクリーンの上下端をガイドするガイド溝を設けると共に、巻取軸を備えた側枠の上下端に位置するコーナー連結部材に上記ガイド溝の延長部を設け、該延長部を構成する溝壁に、該ガイド溝から脱したスクリーンを巻取軸に巻取るときにその延長部内に戻す誘導溝を、巻取軸におけるスクリーンの巻き巾にわたって設けるのが、ガイド溝から抜け出したスクリーンをそれに皺が生じないように巻取軸に円滑に巻取ると同時に、その巻取りに伴って溝から脱したスクリーンを正常な位置に戻すために有効である。
【0015】
また、上記巻取り式スクリーン装置においては、左右の側枠、可動框の框材及びスクリーンの巻取軸を同一長さにすると共に、上下部の枠材を同一長さとすることにより、スクリーン枠とそれに適合する可動框を形成できるようにし、あるいは、上下部の枠材を共通化すると共に、上下部のコーナー連結部材を、巻取機構及びストッパー機構を除いて、上下対称性を有する形状に形成し、巻取軸の両端をコーナー連結部材の支持面にワッシャーを介して回転自在に支持させ、スクリーン枠を上下反転して使用可能にするのが、製造、組立、施工時の利便性を考慮すると有効である。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1〜図4は本発明に係る巻取り式スクリーン装置を防虫網戸として実施するようにした一実施例を示すもので、この巻取り式スクリーン装置は、上下部の枠材2,3と左右の側枠4,5とをそれぞれコーナー連結部材6,7,8,9により連結して構成したスクリーン枠1を備えている。上記上下部の枠材2,3は、アルミニウムあるいはプラスチックからなる共通の押出材により、一定断面のものとして構成され、建物開口部の開口巾に合わせるようにして任意長に切断して使用できるものである。
【0017】
また、上記一対の側枠4,5は、図示した片開き仕様の例、即ち、一方の側枠4をスクリーン11の巻取軸12を収容する巻取ボックスとし、その巻取軸12に一端を固定して巻着したスクリーン11の他端に、上下部の枠体2,3にガイドさせる可動框13を固定して、該可動框13を他方の側枠5の位置まで移動させることにより、スクリーン枠1の全体にスクリーン11を張設するようにしたスクリーン装置では、上記一方の側枠4だけが巻取ボックスとして構成され、他方の側枠5がスクリーン張設時の可動框13を受ける框受けとして構成される。しかしながら、後述する両開き使用の場合には、両側枠4,5が巻取ボックスとして構成されることになる。
【0018】
任意長に切断した上下部の枠材2,3と左右の側枠4,5の端部は、それぞれ上記コーナー連結部材6〜9によって連結することにより、上記スクリーン枠1が構成される。上記上下部の枠材2,3と巻取ボックスを構成する側枠4の上下端との間の連結を行う上下部のコーナー連結部材6,8は、それらに連結する後述の巻取機構20及びストッパー機構40を除いて、上下対称性を有する形状に形成され、各コーナー連結部材6,8と側枠4との連結は、側枠4の上下端の連結部4a,4bを、それぞれコーナー連結部材6,8における連結部6a,8aに嵌着して突き当て、上下端からねじ16で締め付けることにより連結している。また、各コーナー連結部材6,8と上下部の枠材2,3との連結は、図1に明瞭に示されているコーナー連結部材6,8の連結部6b,8bを、上下部の枠材2,3の端部の連結部2a,3aに嵌着し、必要に応じてねじ等で固定することにより行われるものである。
【0019】
一方、上下部の枠材2,3と框受けを構成する側枠5とを連結する上下部のコーナー連結部材7,9は、上下対称性を有する形状に形成され、側枠5の上下端との連結は、前記コーナー連結部材6,8と側枠4との連結の場合と同様に、側枠5の上下端の連結部5a,5bを、それぞれコーナー連結部材7,9における連結部7a,9aに嵌着して突き当て、上下端からねじ16で締め付けることにより行い、また、各コーナー連結部材7,9と上下部の枠材2,3との連結は、コーナー連結部材7,9の連結部7b,9bを上下部の枠材2,3の端部の連結部2b,3bに嵌着し、必要に応じてねじ等で固定することにより行っている。
【0020】
更に、可動框13についても、側枠4,5と同様に、一定断面の框材14を所要長に切断し、両端に上下部の枠材2,3に形成されたガイド溝に沿って摺動するキャップ15a,15bを設けることにより構成している。なお、この可動框13には、中間位置に框受けを構成する側枠5の凹部に弾性的に係止する掛け金具18を設けている。
上記左右の側枠4,5、可動框13の框材14、及び前記スクリーンの巻取軸12は、それらを同一長さに形成することにより所要のスクリーン枠1とそれに適合する可動框13が形成されるように設計され、また、上下部の枠材2,3についても同一長さとしてスクリーン枠が形成されるようにしている。そのため、それらの素材を適宜の切断工具あるいは切断装置で建物開口部の寸法に対応する一定の同一長さに切断することにより、所定のサイズのスクリーン枠1を組立てることができる。
【0021】
上記巻取軸12を設けた側枠4の上側のコーナー連結部材6には、巻取軸12に対して挿脱自在の巻取機構20を設け、また下側のコーナー連結部材8には、巻取軸12に対して挿脱自在のストッパー機構40を設けている。
上記巻取機構20は、側枠4の両端のコーナー連結部材6,8に回転自在に支持させた巻取軸12に連結して、スクリーン11を巻取るためのスプリング25の付勢力を該巻取軸12に伝達するものであり、上記ストッパー機構40は、巻取軸12の回転によるスクリーン11の繰り出しの限度を調整可能にしたものである。
【0022】
以下に、これらの巻取機構20及びストッパー機構40の構成を具体的に説明する。
先ず、上記巻取軸12を収容している側枠4の一方端の巻取機構20を備えたコーナー連結部材6は、連結部材本体21とそれに組付けてねじ固定される端蓋22を備えている。上記端蓋22は、連結部材本体21との間に操作輪24を収容する室23を形成するものであるが、その一部を切り欠くことにより開口部を形成し(図1参照)、外部から操作輪24を指先で回転操作できるようにしている。また、上記室23における操作輪24の内側には、クラッチ機構30も収容され、このクラッチ機構30の一部を形成するクラッチ筒22aが端蓋22の内面側に一体に形成されている(図4参照)。
【0023】
上記巻取機構20は、上記端蓋22のクラッチ筒22aに対して後述のクラッチ機構30を介して連結される連結軸26、及び該連結軸26に固定して巻取軸12内に挿入されるスプリング支持軸28を備え、上記連結軸26の先端側に固定側のスプリング受け27を一体的に設けると共に、上記スプリング支持軸28上に、巻取軸12の内面に連結した巻取軸側のスプリング受け29を回転自在に支持させ、これらのスプリング受け27,29にそれぞれ巻取り用のスプリング25の両端を巻着固定している。
上記巻取軸側のスプリング受け29は、スプライン嵌合等により巻取軸12と一体的に回転するが、巻取軸12の軸線方向には移動自在としたものである。従って、巻取軸12はコーナー連結部材6にクラッチ機構30を介して固定的に設けられた連結軸26にスプリング25を介して連結され、このスプリング25により巻取軸26巻取り方向の付勢力が付与される。
【0024】
上記クラッチ機構30は、連結軸26が巻取軸12側からの回転力によって回転するのを、上記クラッチ機構30によって該連結軸26をコーナー連結部材6の端蓋22のクラッチ筒22aに連結することにより阻止するが、上記端蓋22の開口部に臨ませた操作輪24の回転は、スクリーン11を巻取るためのスプリング25の付勢力の調整のために、連結軸26及びスプリング支持軸28を介してスプリング受け29に伝達できるようにしたものである。
即ち、上記操作輪24の操作によりスプリング受け29を正逆いずれの方向にも回転させることができ、このスプリング受け29の回転は、巻取軸12を回転させると同時にスプリング25に捻りを与え、スプリング25の付勢力を調整することが可能になる。
【0025】
次に、上記クラッチ機構30の構成について具体的に説明する。
上記コーナー連結部材6の端蓋22の内面に設けたクラッチ筒22aには、縮径方向に付勢されて該クラッチ筒22aの表面に圧接するクラッチばね31を巻着し、そのクラッチばね31の両端に互いに対向する折曲部31aを形成している。一方、上記連結軸26の基端には、上記クラッチ筒22a内において回転自在に支持される筒部32、及びクラッチ筒22aに巻着したクラッチばね31の周囲に突出する一対の凸部33,33を設け、また、上記操作輪24を上記凸部33,33の周囲の円周面に回転自在に嵌合し、この操作輪24の内面に突設した係合凸部24aを、上記一対の凸部33,33の間に十分な隙間を介在させて挿入している。
【0026】
そして、上記クラッチばね31の一対の折曲部31aを、連結軸26の基部に設けた上記凸部33,33間において、操作輪24から突設した係合凸部24aの両側に位置させている。上記クラッチばね31は、クラッチ筒22aの周囲において縮径方向に付勢されているが、操作輪24の回転により係合凸部24aがクラッチばね31の一対の折曲部31aのいずれかを押す方向は、クラッチばね31の巻き径が大きくなってクラッチ筒22aに対する巻付きを解除する方向である。
【0027】
従って、上記クラッチ機構30における操作輪24をいずれかの方向に回転させると、その操作輪24の内面に設けた係合凸部24aがクラッチばね31の両端の折曲部31aのいずれかに係合して、その折曲部31aをクラッチばね31の巻き径が大きくなる方向に移動させる。そのため、クラッチばね31とクラッチ筒22aとの間の摩擦力が低下して、操作輪24がその係合凸部24aにより連結軸26の基部の凸部33を押圧しながら回転し、その回転が連結軸26に伝達されて、スプリング支持軸28を介してスプリング受け29に伝達される。
しかるに、巻取軸12の回転力等によって連結軸26に回転力が作用しても、該連結軸基部の凸部33がクラッチばね31の一対の折曲部31aのいずれかを押す方向は、クラッチばね31の巻き径を小さくしてクラッチ筒22aに対する巻付きを強める方向であるため、連結軸26がコーナー連結部材6における上記端蓋22に固定され、操作輪24に対して回転力が伝達されることはない。
【0028】
また、上記スプリング支持軸28と巻取軸12との間には、一方向クラッチ機構を内蔵したオイルダンパー35を設けている。上記オイルダンパー35のスプリング支持軸28との連結は、前記スプリング受け29の場合と同様に、スプライン嵌合等により、オイルダンパー35が巻取軸12と一体的に回転するが、巻取軸12の軸線方向には移動自在としたものである。
上記一方向クラッチ機構は、スプリング25の回転付勢力に抗してスクリーン7を展張する方向に巻取軸12を回転させる場合には、スプリング支持軸28と巻取軸12との間の接続が自動的に断たれ、逆方向に巻取軸が回転するときには巻取軸12がオイルダンパー35を介してスプリング支持軸28に連結されるようにしたものである。
【0029】
上記オイルダンパー35としては、スプリング支持軸28に連結するケーシングと、該ケーシング内に充填した粘性流体を介して回転が伝達される制動筒を備え、この制動筒を公知の一方向クラッチ機構を介して巻取軸12に連結するような構成とすることができるが、他の適宜構造のものを採用することができる。
このようなオイルダンパー35は、巻取り用スプリング25によりスクリーン11を巻取る際に、可動框13がコーナー連結部材6に衝突する衝撃の緩和やその衝突音の防止に有効なものであるが、必ずしも設ける必要がない。
【0030】
上記コーナー連結部材6に設けた巻取機構20は、連結軸26、スプリング支持軸28、スプリング受け29及びオイルダンパー35を巻取軸12内に挿入しているが、上記スプリング受け29及びオイルダンパー35は巻取軸12にスプライン嵌合等によって嵌挿したものであり、そのため、巻取軸12とコーナー連結部材6及び巻取機構20とは、着脱自在に連結されている。
具体的には、巻取軸12の端部を連結軸26の周囲に回転自在に支持させ、その際、巻取軸12の軸端と、コーナー連結部材6における連結部材本体21の巻取軸端を受ける支持面との間にワッシャー36を介装し、巻取軸の端部を回転自在に支持させている。
【0031】
次に、コーナー連結部材8に設けたスクリーン11の繰り出しの限度を設定する上記ストッパー機構40について説明する。
このストッパー機構40は、コーナー連結部材8に対してクラッチ機構50を介して巻取軸12内に挿入されて該巻取軸12の端部を回転自在に支持する支持軸41及びその先端から突出するねじ軸42を連結し、このねじ軸42に、巻取軸12と一体的に回転するが巻取軸12の軸線方向には移動自在としたナット43を螺合している。また、上記ねじ軸42は、その先端にナット43の螺進の限度を設置するストッパ44を備え、巻取軸12がスクリーン11の繰り出し方向に回転したときに、その回転に伴って、固定状態にあるねじ軸42上をナット43がストッパ44に向かって螺進するように構成している。
【0032】
上記コーナー連結部材8は、前記上方のコーナー連結部材6と対称性を有する形状に形成され、従って、コーナー連結部材6と同様に、連結部材本体46と端蓋47とを備えている。
また、上記クラッチ機構50は、ねじ軸42が巻取軸12の回転力等によって回転するのは阻止するが、コーナー連結部材8における上記端蓋47の開口部に臨ませた操作輪49の回転はねじ軸42に伝達できるようにしたものである。
【0033】
従って、上記操作輪49の操作によりねじ軸42を正逆いずれの方向にも回転させることができ、このねじ軸42の回転は、巻取軸12と一体的に回転するが巻取軸12の軸線方向には移動自在としたナット43を、ねじ軸42に沿って上下いずれかの方向に螺進させることになり、これによってナット43とストッパ44との間の距離が変わることになる。そのため、巻取軸12の回転によりスクリーン11が繰り出されるときに、ナット43がストッパ44に当接するまでの巻取軸12の回転量が変わり、即ちスクリーン11の繰り出しの限度を調整することができる。
【0034】
上記クラッチ機構50は、その構成が前記クラッチ機構30と実質的に同一であり、前記クラッチ機構30と異なる点は、前記クラッチ機構30では、連結軸26の基端に筒部32及び一対の凸部33,33を設けているのに対し、このクラッチ機構50では、該筒部32及び凸部33に対応する筒部及び一対の凸部を、巻取軸12内に挿入される支持軸41の基端に設けている点のみである。
従って、上記コーナー連結部材8の端蓋47の内面にクラッチ筒が一体に設けられ、このクラッチ筒に、縮径方向に付勢されて該クラッチ筒の表面に圧接するクラッチばね52を巻着し、その両端の折曲部を、端蓋47の開口部に臨ませた操作輪49の内面に突設した係合凸部の両側に位置させるなどの構成、及びそれらの機能は、先に説明したクラッチ機構30の場合と変わるところがないので、ここではそれらについての詳細な説明を省略する。
【0035】
なお、上記クラッチ機構50においては、操作輪49をいずれかの方向に回転させると、操作輪49の回転がねじ軸42に伝達されて、ナット43が移動するが、巻取軸12の回転力等によってねじ軸42に回転力が作用しても、該クラッチ機構50の存在によりねじ軸42が回転することはなく、操作輪49に対しても回転力が伝達されないのは勿論である。
【0036】
また、上記ストッパー機構40は、コーナー連結部材8に設けてナット43を螺合したねじ軸42を巻取軸12内に挿入しているが、上記ナット43はねじ軸42にスプライン嵌合等によって嵌挿したものであり、そのため、巻取軸12とコーナー連結部材8とは着脱自在に連結されている。具体的には、巻取軸12の端部をねじ軸42の支持軸41に回転自在に支持させ、その際、巻取軸12の軸端と、コーナー連結部材8における巻取軸12の軸端を受ける支持面との間に、ワッシャー53を介装している。
【0037】
上記スクリーン装置においては、上下部の枠材2,3にスクリーン11の上下端をガイドするガイド溝2c,3cを設けて、風等の外力によりスクリーン11の上下端がそのガイド溝2c,3cから離脱するのを抑制しているが、それが何らかの原因により離脱した場合、その状態でスクリーン11を巻取軸12に巻取ると、スクリーン11の一部がガイド溝の溝壁を越えているので、その部分から皺になった状態で巻取られる可能性があり、その場合には、皺によってその後のスクリーン11の開閉操作が不円滑になる。
この問題を避けるため、側枠4の上下端に位置するコーナー連結部材6,8には、上記ガイド溝2c,3cの延長部55を巻取軸12に近接した位置に設け、該延長部55を構成する両側溝壁56に、ガイド溝から脱したスクリーン11を巻取軸12に巻取るときにその延長部55内に戻す誘導溝57を、巻取軸12におけるスクリーン11の巻き巾の範囲内に設けている。
【0038】
上記誘導溝57は、上記溝壁56に、側枠4から離れた方から側枠4に近い方向に、ガイド溝2c,3cの外側からガイド溝延長部55内に斜めに向かうように設けたものであり、これにより、スクリーン11の上下の一方または双方端がガイド溝2c,3cから外れていても、その外れた部分のスクリーン端が巻取軸12に巻かれるときに、巻取軸12におけるスクリーン11の巻き巾にわたって設けられている誘導溝57内をスクリーン11の端部が通過するため、スクリーン11に皺などが生じることなく、巻取りが円滑に行われる。
【0039】
また、可動框13が側枠4に近づいたときには、スクリーン11のガイド溝から外れていた部分に、ガイド溝2c,3cまたはその延長部55の溝壁を乗り越えさせる必要があるが、スクリーン11の一端が可動框13に全巾にわたって固定され、他端側が巻取軸12に正常に巻取られているので、該スクリーン11に溝壁56を越えてガイド溝延長部55に復帰させる力が作用し、側枠4に近い位置で可動框13を2・3回往復させることにより、容易にスクリーン11を復帰させることができる。
【0040】
上記スクリーン装置においては、上述したように、上下部の枠材2,3を共通化すると共に、上下部のコーナー連結部材6,8及び7,9を、巻取機構20及びストッパー機構50を除いて上下対称性を有する形状に形成している。
また、巻取軸12の両端をコーナー連結部材6,8の支持面にワッシャー36,53を介して回転自在に支持させ、スクリーン枠1を上下反転しても円滑に使用できるようにしている。
このような巻取り式スクリーン装置を上下反転可能にすると、ここに示した片開き仕様のスクリーン装置の場合は、つりもとを左右に変更できることになり、従って使い勝手のよいスクリーン装置の設置を行うことができる。
【0041】
図5は本発明の第2実施例を示すもので、この実施例ではスクリーン装置を両開き仕様とした場合を示している。
この第2実施例の場合は、上記第1実施例に比して、スクリーン枠61を構成する左右の側枠64,65を、共に前記実施例の側枠4と同一構造であるところの、スクリーン71a,71bの巻取軸72a,72bを有する巻取ボックスによって構成し、従って、左右のスクリーン71a,71bの先端に取付ける可動框73a,73bには、互いに係合する掛け金具78a,78bを設けている。即ち、前記第1実施例のスクリーン装置において、側枠5として側枠4と同構造のものを用い、可動框における掛け金具について相互に係合可能なものを用いる点について考慮するだけで、スクリーン装置を第2実施例の両開き仕様にすることができる。
なお、第2実施例の上記以外の構造は、第1実施例の場合と変わるところがないので、それらの説明は省略する。
【0042】
【発明の効果】
以上に詳述した本発明の巻取り式スクリーン装置によれば、スプリングを駆動源とする巻取軸にスクリーンを巻き付けて、該スクリーンを自動的に巻取るようにしたスクリーン装置においても、それを建物開口部に設置する際に、スクリーン枠における上下部の枠材と左右の側枠を上記開口部寸法に対応する所要長に切断して、その開口部の大きさに合わせた寸法に容易に調整することができ、その寸法調整を行ったときに、上記巻取機構における巻取力の調整及びスクリーンの引き出し限度の設定も簡単に行うことができる。
また、スクリーンの上下端がガイド溝から外れることがあっても、スクリーンの巻取りが円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る巻取り式スクリーン巻取装置の第1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】上記実施例の部分破断正断面図である。
【図3】上記実施例の平断面図である。
【図4】巻取機構を備えたコーナー連結部材の要部拡大断面図である。
【図5】本発明に係る巻取り式スクリーン巻取装置の第2実施例を示す平断面図である。
【符号の説明】
1,61 スクリーン枠
2,3 枠材
4,5,64,65 側枠
2a,2b,3a,3b,4a,4b,5a,5b 連結部
2c,3c ガイド溝
6〜9 コーナー連結部材
6a,6b,7a,7b,8a,8b,9a,9b 連結部
11,71a,71b スクリーン
12,72a,72b 巻取軸
13,73a,73b 可動框
14 框材
20 巻取機構
22a クラッチ筒
24,49 操作輪
25 スプリング
27,29 スプリング受け
28 スプリング支持軸
30,50 クラッチ機構
36,53 ワッシャー
40 ストッパー機構
42 ねじ軸
43 ナット
44 ストッパ

Claims (8)

  1. 任意長に切断した上下部の枠材と左右の側枠の端部を、それぞれコーナー連結部材を用いてそれらの連結部を相互に嵌着して連結することにより、スクリーン枠を構成し、この枠内に張設するスクリーンの一端を上記側枠の一方に設けた巻取軸に巻着し、該スクリーンの他端を、上記上下部の枠体にガイドさせた可動框に連結してなる巻取り式スクリーン装置において、
    上記巻取軸を設けた側枠の両端のコーナー連結部材の一方に、該巻取軸に連結して、スクリーンを巻取るための調整可能なスプリングの付勢力を該巻取軸に伝達する巻取機構を、巻取軸に対して挿脱自在に設けると共に、
    上記コーナー連結部材の他方に、巻取軸の回転によるスクリーンの繰り出しの限度を調整可能なストッパー機構を、巻取軸に対して挿脱自在に設けた、
    ことを特徴とする巻取り式スクリーン装置。
  2. 任意長に切断した上下部の枠材と左右の側枠の端部を、それぞれコーナー連結部材を用いてそれらの連結部を相互に嵌着して連結することにより、スクリーン枠を構成し、この枠内に張設する左右のスクリーンの各一端を上記両側枠に設けた巻取軸に巻着し、該両スクリーンの他端を、上記上下部の枠体にガイドさせた一対の可動框にそれぞれ連結してなる巻取り式スクリーン装置において、
    上記両側枠の両端のコーナー連結部材の各一方に、巻取軸に連結して、スクリーンを巻取るための調整可能なスプリングの付勢力を該巻取軸に伝達する巻取機構を、それぞれ巻取軸に対して挿脱自在に設けると共に、
    上記コーナー連結部材の各他方に、巻取軸の回転によるスクリーンの繰り出しの限度を調整可能なストッパー機構を、巻取軸に対して挿脱自在に設けた、
    ことを特徴とする巻取り式スクリーン装置。
  3. 左右の側枠、可動框の框材及びスクリーンの巻取軸を同一長さにすると共に、上下部の枠材を同一長さとすることにより、スクリーン枠とそれに適合する可動框が形成されるようにした、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の巻取り式スクリーン装置。
  4. スクリーンを巻取るためのスプリングの付勢力を巻取軸に伝達する巻取機構を、コーナー連結部材に対し、クラッチ機構を介して、巻取軸内に挿入される基端側スプリング受け及びそれに固定したスプリング支持軸を設け、上記基端側スプリング受けに巻取り用スプリングの一端を巻着固定すると共に、該スプリングの他端を、スプリング支持軸上に回転自在に設けた巻取軸側スプリング受けに巻着固定し、この巻取軸側のスプリング受けは、巻取軸と一体的に回転するが、巻取軸の軸線方向には移動自在として巻取軸に取付け、
    上記クラッチ機構は、基端側スプリング受けがスプリングの付勢力により回転するのは阻止するが、コーナー連結部材に設けた操作輪の回転は、スクリーンを巻取るためのスプリングの付勢力の調整のためにスプリング支持軸に伝達できるものとした、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の巻取り式スクリーン装置。
  5. スクリーンの繰り出しの限度を設定するストッパー機構を、コーナー連結部材に対して巻取軸内に挿入するねじ軸をクラッチ機構を介して連結し、このねじ軸に、巻取軸と一体的に回転するが巻取軸の軸線方向には移動自在としたナットを螺合し、上記ねじ軸にはナットの螺進の限度を設置するストッパを設け、巻取軸がスクリーンの繰り出し方向に回転したときに、ねじ軸上をナットがストッパに向かって螺進するように構成し、
    上記クラッチ機構は、ねじ軸が巻取軸の回転力等によって回転するのは阻止するが、コーナー連結部材に設けた操作輪の回転は、スクリーンの繰り出し限度の調整のためにねじ軸に伝達できるものとした、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の巻取り式スクリーン装置。
  6. 上下部の枠材にスクリーンの上下端をガイドするガイド溝を設けると共に、巻取軸を備えた側枠の上下端に位置するコーナー連結部材に上記ガイド溝の延長部を設け、該延長部を構成する溝壁に、該ガイド溝から脱したスクリーンを巻取軸に巻取るときにその延長部内に戻す誘導溝を、巻取軸におけるスクリーンの巻き巾にわたって設けた、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の巻取り式スクリーン装置。
  7. 上下部の枠材を共通化すると共に、上下部のコーナー連結部材を、巻取機構及びストッパー機構を除いて、上下対称性を有する形状に形成した、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の巻取り式スクリーン装置。
  8. 巻取軸の両端をコーナー連結部材の支持面にワッシャーを介して回転自在に支持させ、スクリーン枠を上下反転して使用可能にした、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の巻取り式スクリーン装置。
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