JPH05222885A - 巻取装置 - Google Patents

巻取装置

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JPH05222885A
JPH05222885A JP5945892A JP5945892A JPH05222885A JP H05222885 A JPH05222885 A JP H05222885A JP 5945892 A JP5945892 A JP 5945892A JP 5945892 A JP5945892 A JP 5945892A JP H05222885 A JPH05222885 A JP H05222885A
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JP
Japan
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winding
movable piece
drum unit
male screw
shaft
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Application number
JP5945892A
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English (en)
Inventor
Torao Sugimoto
虎雄 杉本
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Kawasaki Kiko Co Ltd
Original Assignee
Kawasaki Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】シート、連続スラット、ワイヤー、ロープ等の
巻取装置に関するものであって、特に巻き取り繰り出し
の範囲設定を容易にでき、且つその状態の維持を格別の
操作をせずに確実に行うことのできるようにした。 【構成】シート体、連続スラット体、ワイヤ、ロープ等
を巻き取り、または繰り出すための巻取ドラムユニット
51を具えた装置において、前記巻取ドラムユニット5
1の例えばドラム軸52にオネジ61を設け、このオネ
ジ61にはフレーム5に対し非回転状態に保持される可
動片62におけるメネジ62aを係合させ、且つこの可
動片62の移動範囲の一方または双方を規制する設定ス
トッパ64を前記オネジ61に設けたことを特徴とす
る。このような構成により巻取ドラムユニット51の回
転により移動した可動片62が設定ストッパ64に衡接
停止し、その操作可能範囲を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は例えば茶生葉貯蔵コンテ
ナにおける取出部閉鎖装置に適用する巻取装置に関する
ものであって、特に巻き取り、繰り出しの範囲設定を容
易にし、且つその状態維持を確実に行うことのできる新
規な機構に係るものである。
【0002】
【発明の背景】例えばシート体または連続スラットを用
いたシャッタにおける巻取装置、スクリーンの巻取装
置、ワイヤやロープの巻取装置等にあっては、その巻き
取り、繰り出しの限界を設定することが必要な場合や、
巻き取り、繰り出しの限界においてその状態を維持して
おくことが必要な場合が生じる。このための手法の多く
は巻き取り及び繰り出しの限界をリミットスイッチ等で
検知するとともに、その状態の維持は巻取ドラム等を別
途ラッチ等に対し係合させて回転しないようにするもの
である。しかしながらこのようなものは機構的にも複雑
な上、その維持されている状態を解除するにはラッチ等
の解除操作を要するものであった。
【0003】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、巻取装置においてその巻き取
り、繰り出し限界の設定を容易に行うことができ、且つ
その状態の維持を特別な操作を必要とすることなくでき
るようにした新規な巻取装置の開発を試みたものであ
る。
【0004】
【発明の構成】
【目的達成の手段】即ち本出願に係る巻取装置の第一の
発明は、シート体、連続スラット体、ワイヤ、ロープ等
を巻き取り、または繰り出すための巻取ドラムユニット
を具えた装置において、前記巻取ドラムユニットの一部
に直接形成された回転部材に、またはその回転を伝えら
れる中継回転部材から成る回転部材に螺旋状の案内部を
設け、この案内部にはフレームに対し非回転状態に保持
される可動片を係合させ、且つこの可動片の移動範囲の
一方または双方を規制する設定ストッパを可動片または
回転部材に設けたことを特徴として成るものである。
【0005】また本出願に係る巻取装置の第二の発明
は、前記要件に加え、前記螺旋状の案内部は巻取ドラム
ユニットにおけるドラム軸に形成されたオネジであり、
また前記可動片はこのオネジに嵌まるメネジを有する部
材であり、更に前記設定ストッパはドラム軸のオネジに
固定されたダブルナットであることを特徴として成るも
のである。これら発明により前記目的を達成しようとす
るものである。
【0006】
【発明の作用】本発明にあっては、例えばドラム軸等に
設けられている螺旋状の案内部と可動片とが係合し、巻
取ドラムユニットの回転に応じて可動片が軸方向に沿っ
ていずれかの方向に移動する。そしてこの移動範囲は可
動片または回転部材に設けられた設定ストッパが他の部
材に衝接し、係止することによって設定される。また設
定ストッパが他の相対する部材に衝接した状態はいわば
摩擦係合の状態を呈し、巻取ドラムユニット等の回転部
材の回転を停止させる状態となる。従って設定ストッパ
を巻き取り限界あるいは繰り出し限界の位置に固定する
だけでその限界設定とその停止状態の維持を図ることが
できる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的
に説明する。符号1は本発明の適用対象の一例である茶
生葉管理機であって、実質的に茶生葉を貯蔵するための
主要部材であるコンテナ本体2と、このコンテナ本体2
の取出側に設けられる取出装置3と、更にコンテナ本体
2と取出装置3との境界部に設けられ、本発明の巻取装
置50を含む取出部閉鎖装置4とを具え、これらが適宜
フレーム5によって組み合わされて構成されているもの
である。尚、符号6は茶生葉Aを次工程へ送る移送コン
ベヤである。
【0008】まずコンテナ本体2について簡単に述べる
と、このものは従来から公知の装置であって、茶生葉を
支承するムーブフロア20を底部に有する。このムーブ
フロア20はスラットコンベヤ状のものであって、多数
のスラット21が前後両端のプーリ22を巻回するよう
に張設され、貯留した茶生葉Aを順次送り出すことがで
きるように構成されている。
【0009】このスラット21には通気孔21aが設け
られるとともに、貯留作用面下にはムーブフロア20の
長手方向を幾つかに区分した通気ボックス23を設け、
ここから貯留している茶生葉の冷却用の空気を前記通気
孔21aから供給し得るように構成する。そしてムーブ
フロア20の両側には充分茶生葉Aを貯留できるように
側板25を立ち上げるとともに、取出装置3が設けられ
る側と反対側には妻板26が設けられる。
【0010】次にこのようなコンテナ本体2に対して取
り付けられる取出装置3について説明する。このものは
掻取軸30を主要部材として成るものであり、この掻取
軸30は多数の掻取片30aを有し回転駆動されながら
コンテナ本体2の取出側においてガイドレール31に案
内されて上下に一定範囲移動する。即ち前記フレーム5
に対して取り付けられた左右一対のガイドレール31に
対しては昇降フレーム32がほぼ垂直方向に摺動自在に
支持されるものであり、この昇降フレーム32はそれぞ
れ左右双方に掻取軸30の軸受33を有する。尚この実
施例では掻取軸30は上下に二基(区別する場合には符
号30I、30IIとして示す) 配しているものである
が、この設置基数については適宜増減し得る。従って軸
受33についても上下の掻取軸30I、30IIに対応し
て上下に設けるものである。
【0011】このような掻取軸30を駆動するためのモ
ータMを含んだ駆動部ユニット34は前記昇降フレーム
32の一方の側のものの下方に設けられた駆動部マウン
ト32Aに対して搭載されるものであり、その出力回転
は下方の掻取軸30IIの端部に適宜ベベルギヤ等を介し
て伝達される。一方、この上下一対の掻取軸30I、3
0IIは駆動部ユニット34の反対側の端部においてそれ
ぞれスプロケット35I、35IIを具え、これら両者の
間にチェーン36が懸張された状態となる。従って駆動
部ユニット34からの回転を受けた下方の掻取軸30II
の回転はチェーン36を介して上方の掻取軸30Iに伝
達される。
【0012】そしてこれら掻取軸30を昇降させるため
の機構として上方の掻取軸30Iの両端部に設けたクラ
ンク機構が設けられる。即ち上方の掻取軸30Iにはク
ランクアーム37を設けるとともに、その上方における
フレーム5には固定軸38を設け、その固定軸38と前
記クランクアーム37との間をコネクティングロッド3
9によって接続させるものである。このような構成とし
たときには上方の掻取軸30Iの回転に伴い、クランク
アーム37が回転するとこの動きはコネクティングロッ
ド39を介して固定軸38に伝達されるが、固定軸38
が回動接続のみで上下方向には移動し得ないから相対的
にクランクアーム37側が昇降移動するようになるので
ある。この昇降移動は上下の掻取軸30I、30II及び
駆動部ユニット34を支持する昇降フレーム32全体の
動きとなるのである。
【0013】次にコンテナ本体2の取出側において取出
装置3との間を仕切るように設けられた本発明の特徴的
構成部材である巻取装置50を具備する取出部閉鎖装置
4について説明する。このものはいわゆる幕状部材であ
るシャッタ本体40がほぼ垂直方向に引き下げられ、な
いしは格納されてコンテナ本体2の取出側端部の開閉を
行う。即ちシャッタ本体40は比較的剛性の高い合成樹
脂フィルム等から成るシャッタシート41に対し適宜の
間隔で水平方向に補強桟42を設けて成る。そしてこの
補強桟42の端部はフレーム5に取り付けられたガイド
レール43によりその両端部が案内保持される状態とな
っている。
【0014】このようなシャッタ本体40の昇降を行う
部材として本発明たる巻取装置50をコンテナ本体2の
上端部に設けるものであって、この巻取装置50におけ
る巻取ドラムユニット51のドラム軸52の端部に巻上
ハンドル53を設けるとともに、更にドラム軸52には
巻上操作を軽く行えるようにバランサ54を設ける。即
ちバランサ54はドラム軸52に巻き付けられるワイヤ
54Aと、その一方の端部とをコンテナ本体2のフレー
ム5との間に張設されるスプリング54Bとより成り、
このスプリング54Bの引張傾向の助けを得て軽く巻き
上げがなされるように構成する。尚、符号55はこれら
諸部材を覆うカバーである。
【0015】そしてこのような巻取装置50における巻
取ドラムユニット51の巻き取りあるいは繰り出し限界
を設定するための巻取停止機構60が一例として巻取ド
ラムユニット51におけるドラム軸52に設けられる。
即ち図6、7に示す実施例はこのドラム軸52を直接回
転部材として利用したものであって、その軸端部に螺旋
状の案内部たるオネジ61を刻設する。一方このオネジ
61に対しては可動片62が外嵌め状態に係合するもの
であって、可動片62はオネジ61に対応してメネジ6
2aを有するとともに一例としてその上端にストッパ受
部62bを有し、この部材がフレーム5側に設けられた
ピン状のトルクストッパ63に係合して非回転状態に維
持される。
【0016】そして前記ドラム軸52におけるオネジ6
1には設定ストッパ64が設けられる。このものは実質
的に巻取ドラムユニット51における被巻取部材である
例えばシャッタ本体40の巻き取り及び繰り出し限界を
設定するものであり、可動片62を挟んでその両側に一
定間隔をあけて設けられる。具体的には図6、7に示す
ように外側の端部に上限設定用の設定ストッパ64bを
設け、巻取ドラムユニット51の中心側に下限設定用の
設定ストッパ64aを設けるものであって、これらは前
記オネジ61を利用してここに螺合させたダブルナット
によってこれを構成する。
【0017】本発明は以上述べたような構造を有するも
のであって、次のように作動する。まず茶生葉管理機1
において茶生葉Aを貯留するにあたっては、茶生葉管理
機1の上方に設けられ適宜の位置に投入部を臨ませるこ
とができる投入装置によって、上方より茶生葉Aをコン
テナ本体2におけるムーブフロア20上に投入する。こ
のとき茶生葉Aを次工程に移動させる必要がない場合、
あるいは移動を阻止する必要がある場合は、まず本発明
たる取出部閉鎖装置4におけるシャッタ本体40を作動
させシャッタシート41でコンテナ本体2の取出側を閉
鎖するような状態とする。
【0018】この状態ではシャッタシート41はその巻
取ドラムユニット51から充分に繰り出された状態とな
っており、その自由端側がコンテナ本体2におけるムー
ブフロア20にほぼ接する位置まで垂下した状態に設定
される。この状態では前記ドラム軸52に螺合した可動
片62は図2中、左端寄りに偏寄し、下限設定用の設定
ストッパ64aに当接した状態となっているのである。
【0019】このような状態でコンテナ本体2に対し茶
生葉Aが適宜の量、集積され、更に次工程へ移動させる
必要が生じた場合にはムーブフロア20の移動に先立
ち、まずシャッタ本体40におけるシャッタシート41
の開放がなされるとともに、取出装置3の運転が開始さ
れる。実際にはシャッタ本体40をいきなり開放するの
ではなく、それに先立ち取出装置3の運転を開始してい
た方が望ましい。
【0020】まず取出部閉鎖装置4はシャッタ本体40
における巻取ドラムユニット51が、例えば巻上ハンド
ル53を手動で操作されることによりシャッタシート4
1を巻き取る方向に回転させ、これを上方に巻き取るよ
うにする。このとき回転するドラム軸52は螺旋状の案
内部たるオネジ61を回転することにより、これに螺合
した可動片62は図7中、回転に従い右方向へ移動して
ゆく。即ち可動片62はトルクストッパ63との係合に
より非回転状態に設定されているから、オネジ61の回
転がされた場合には軸方向に沿った移動がされるのであ
る。
【0021】そして最終的には最も右端寄りの上限設定
用の設定ストッパ64bに当接した状態で可動片62の
移動が停止される。即ち可動片62が移動限界まで達し
た状態においては可動片62の回転が期待されない以上
その反力はドラム軸52を停止させることとなり、それ
以上の巻き取りを阻止した状態となっているのである。
このとき可動片62と上限設定用の設定ストッパ64b
との摩擦接触状態は強固に維持されるから、例えば手動
操作による巻取ドラムユニット51の駆動はそれ以上行
い得ないようになり、且つ巻き上げた状態で軸を停止し
た状態に維持しているのである。勿論この状態は繰り出
し限界においても同様になされている。
【0022】尚、巻き取り限界あるいは繰り出し限界を
設定する場合には、設定当初は設定ストッパ64を充分
可動片62から離した位置とし、例えば被巻取部材たる
シャッタシート41を充分に繰り出した状態において、
可動片62に対し下限設定用の設定ストッパ64aたる
ダブルナットを当接するまでねじ込んでゆき、その状態
でダブルナットのうちの一方であるロックナットを締め
付けるようにするのである。また同様に巻き取り限界に
おいても上限設定用の設定ストッパ64bを可動片62
に当接するまでねじ込み、その状態でロックナットによ
り設定ストッパ64が形成されるように固定する。
【0023】尚このとき巻取負荷は前記バランサ54に
おけるスプリング54Bが伸張しており、それ自体収縮
方向に付勢傾向にあることから、巻取ドラムユニット5
1のドラム軸52に対し常に巻上方向へ幾分か付勢した
状態となっており、その巻き上げは極めて軽くなされ
る。
【0024】このような状態で茶生葉Aがコンテナ本体
2の取出側端部に現れた状態となると、次に取出装置3
によってその前端集積面が掻取軸30における掻取片3
0aによって掻き取られるようになって次工程に送られ
る。
【0025】
【他の実施例】本発明は以上述べたような構成を一つの
実施例とするものであるが、本発明の技術思想の基に更
に他の実施例が構成できる。まず本発明は可動片62を
回転部材に係合させて軸方向に移動させる機構である
が、すでに述べたように巻取ドラムユニット51のドラ
ム軸52を直接回転部材として利用するほか、設計的に
は回転部材として別に中継回転部材65を設けるように
してもよい。即ち図8に示すように巻取ドラムユニット
51のドラム軸52等に適宜スプロケット等を設け、中
継回転部材65に対しチェーン66を介してその回転を
伝達するようにし、この中継回転部材65に前述したと
同様の可動片62を設けるようにしてもよい。勿論この
中継回転部材65の回転は巻取ドラムユニット51の回
転と等速であってもよいし、図8に示すように加速状
態、あるいは図示は省略するが減速状態に回転させるよ
うにしてもよい。
【0026】また可動片62は前述の実施例のようにド
ラム軸52に対し外嵌め状態に設けられるほか、図9、
10に示すように内嵌め状態となったものであってもよ
い。即ちこの実施例における可動片67は巻取ドラムユ
ニット51の端部に内側に刻設したメネジ68に対し螺
合するようにオネジ67aを有するものであって、この
可動片67は適宜トルクストッパ63によってその回転
を阻止された状態となっているのである。そしてこの可
動片67に対し例えばダブルナットを適用した設定スト
ッパ64を設けておき、このものが巻取ドラムユニット
51の端部に当接するように構成しておくのである。勿
論この場合、図9に示すように巻取ドラムユニット51
の両側に可動片67を設けておき、一方の側が上限設定
を行い、他方の側が下限設定を行うのである。
【0027】尚、本実施例においては被巻取部材の巻き
取り限界及び繰り出し限界を共に設定するようにしたも
のであるが、装置によってはいずれか一方のみであって
もよい。また例えば図11に示すように巻取ドラムユニ
ット51の近傍にシャッタ本体40の一部が通過し得な
いような狭隘なストッパ部を設けておき、いずれか一方
の側はその機構によって限界設定するようにすることも
もとより可能である。即ちカバー55の内側にストッパ
杆55aを設け、両者の間隙をシャッタ本体40の端部
の補強桟42より狭くしておき、ここで補強桟42の通
過を阻止するようにするのである。
【0028】尚、以上述べた実施例は茶生葉を収納する
茶生葉管理機に適用した実施例を説明した本発明の巻取
装置はこれ以外にも種々の用途に実施し得る。例えば一
般的なスラット式のシャッタの巻取装置やコンベヤの駆
動装置に設けてその送り出し規制及び戻し規制等を行う
こともできる。また例えば温室用の菰掛け装置等におけ
る菰の巻取軸、更にはワイヤあるいはロープの巻取ドラ
ムとして用いることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明たる巻取装置50は以上述べたよ
うな構成を有するものであり、巻取ドラムユニット51
を直接利用した回転部材、あるいはそれと連動する中継
回転部材65に対し螺旋状の案内部を設け、このものに
可動片62を係合させることにより巻取ドラムユニット
51の回転に従い可動片62を軸方向に沿って移動さ
せ、その移動範囲を設定ストッパ64によって規制する
ようにしたものであって、巻き取り限界及び繰り出し限
界の設定が容易に行い得る。
【0030】またその限界状態における巻取ドラムユニ
ット51の停止状態の維持も可動片62と設定ストッパ
64との摩擦係合により維持されるものであり、作業者
の操作は単に巻き取り限界まで回転操作をし、その状態
で放置したままであっても停止状態の維持が積極的にな
し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻取装置を適用した茶生葉管理機を示
す透視斜視図である。
【図2】同上茶生葉の取出口付近を拡大して示す側面図
である。
【図3】取出装置の構造を示す斜視図である。
【図4】同上作動機構を示す骨格的側面図である。
【図5】同上掻取軸が上下動した状態をそれぞれ示す側
面図である。
【図6】本発明の巻取装置が直接設けられる取出部閉鎖
装置の構造を示す正面図である。
【図7】同上巻取停止機構部分を拡大して示す縦断面図
である。
【図8】同上巻取停止機構をドラム軸とは軸芯を異にす
る中継回転部材に対して設けた実施例を示す縦断面図で
ある。
【図9】同上可動片にオネジを設け、このオネジがドラ
ム軸に対し内嵌め状態となって移動するようにした実施
例を示す正面図である。
【図10】同上巻取停止機構部分を拡大して示す一部縦
断正面図である。
【図11】同上他の巻取停止機構による下限、上限の各
停止状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 茶生葉管理機 2 コンテナ本体 3 取出装置 4 取出部閉鎖装置 5 フレーム 6 移送コンベヤ 20 ムーブフロア 21 スラット 21a 通気孔 22 プーリ 23 通気ボックス 25 側板 26 妻板 30 掻取軸 30a 掻取片 30I 掻取軸(上方) 30II 掻取軸 (下方) 31 ガイドレール 32 昇降フレーム 32A 駆動部マウント 33 軸受 34 駆動部ユニット 35I スプロケット 35II スプロケット 36 チェーン 37 クランクアーム 38 固定軸 39 コネクティングロッド 40 シャッタ本体 41 シャッタシート 42 補強桟 43 ガイドレール 50 巻取装置 51 巻取ドラムユニット 52 ドラム軸 53 巻上ハンドル 54 バランサ 54A ワイヤ 54B スプリング 55 カバー 55a ストッパ杆 60 巻取停止機構 61 オネジ 62 可動片 62a メネジ 62b ストッパ受部 63 トルクストッパ 64 設定ストッパ 64a 設定ストッパ(下限設定用) 64b 設定ストッパ(上限設定用) 65 中継回転部材 66 チェーン 67 可動片 67a オネジ 68 メネジ A 茶生葉 M モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート体、連続スラット体、ワイヤ、ロ
    ープ等を巻き取り、または繰り出すための巻取ドラムユ
    ニットを具えた装置において、前記巻取ドラムユニット
    の一部に直接形成された回転部材に、またはその回転を
    伝えられる中継回転部材から成る回転部材に螺旋状の案
    内部を設け、この案内部にはフレームに対し非回転状態
    に保持される可動片を係合させ、且つこの可動片の移動
    範囲の一方または双方を規制する設定ストッパを可動片
    または回転部材に設けたことを特徴とする巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記螺旋状の案内部は巻取ドラムユニッ
    トにおけるドラム軸に形成されたオネジであり、また前
    記可動片はこのオネジに嵌まるメネジを有する部材であ
    り、更に前記設定ストッパはドラム軸のオネジに固定さ
    れたダブルナットであることを特徴とする請求項1記載
    の巻取装置。
JP5945892A 1992-02-13 1992-02-13 巻取装置 Pending JPH05222885A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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