JP2534270Y2 - チェーン操作式オーバースライディングドアのパネル送り装置 - Google Patents

チェーン操作式オーバースライディングドアのパネル送り装置

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JP2534270Y2
JP2534270Y2 JP142191U JP142191U JP2534270Y2 JP 2534270 Y2 JP2534270 Y2 JP 2534270Y2 JP 142191 U JP142191 U JP 142191U JP 142191 U JP142191 U JP 142191U JP 2534270 Y2 JP2534270 Y2 JP 2534270Y2
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JP
Japan
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chain
panel
fixed
sprocket
sliding door
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JP142191U
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English (en)
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JPH04100796U (ja
Inventor
忠仁 大岡
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Bunka Shutter Co Ltd
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Bunka Shutter Co Ltd
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Publication date
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、開口部の高さや巾が大き
い場合、手動バランス操作方式にチェーンホイストを装
備して軽快に開閉するチェーン操作方式によるオーバー
スライディングドアのパネル送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種オーバースライディングドアは、
広い開口部で一枚のドアでスピーディかつ静かに開閉出
来る性能と、開口部を最大限利用出来るよう、ドアはそ
のまゝ天井へ収納されるので、デッドスペースである空
間を合理的に活用する点が注目され、工場,倉庫,格納
庫,消防署,トラックターミナル等への用途の拡大や仕
様の大型化が実現し、信頼性の高い、しかも高い省エネ
ルギーを誇るものとして評価されている。
【0003】所で、オーバースライディングドアの操作
方式のうち図1乃至図2に示す従来のチェーン方式を説
明する。図中、1はオーバースライディングドアの最下
位パネルα1両下端に取付けた下ヒンジ2のヒンジピン
3に垂下端を結着するワイヤ、4は当該ワイヤ1を巻取
り、繰り出し自在に巻付けるドラム5を固着した巻取シ
ヤフト6の片端に同軸固着する従動大スプロケット、7
は当該従動大スプロケット4下方の開口部β近傍の左右
垂直ガイドレール固定枠又は内側壁面γに装着したチェ
ーンホイスト、8は当該チェーンホイスト7のホイスト
軸9に固着する原動小スプロケット、10は当該原動小
スプロケット8と従動大スプロケット4間に亙り無端張
架した伝達ローラーチェーン、11は各パネルαの両側
端上下に突出するローラー軸12先端に空転自在に取付
けた回転ローラー13を走行自在に案内係合する左右並
行ガイドレール、14は溝形ホイストブラケット、15
はチェーンドラム、16は手動チェーンである。
【0004】この従来のチェーン操作方式は、手動チェ
ーン16のA側を下に引張ることによりパネルα群が降
下し、B側を下に引張ることによりパネルαを上昇する
ために、原動小スプロケット8→伝達ローラーチェーン
10→従動大スプロケット4→巻取シヤフト6→ドラム
5→ワイヤ1を順次連動してオーバースライディングド
アのパネルαを昇降開閉するものである。従って、手動
チェーン16の引張り降下速度と伝達ローラーチェーン
10の無端走行速度は比例するとともに伝達ローラーチ
ェーン10の無端走行速度とワイヤ1の繰り出し速度は
揃速する。即ち、パネルα群の重量によりチェーンホイ
スト7を用いて開閉し、従動大スプロケット4と原動小
スプロケット8の歯数比により開閉力を軽くしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかして、チェーンホ
イスト7により開閉力を軽くしているにも拘らず、見掛
け状のパネル全重量に騙され、手動チェーン16のA側
を引くスピードが速すぎると、ドラム5からのワイヤ1
の繰り出しに対しパネルα群の降下が追い付かず、特に
パネルα群が引掛っている場合顕著であり、ドラム5か
らワイヤ1が外れて故障の原因となる。こゝにおいて、
本案は当該課題を解決するのに有効、適切なチェーン操
作式オーバースライディングドアのパネル送り装置を提
供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決は、本案
が、次の新規な特徴的構成手段を採用することにより達
成される。即ち、本案の特徴は、オーバースライディン
グドアの最下位パネル両側下端に垂下端を取付けたワイ
ヤを巻取り、繰り出し自在に巻付けるドラムを固着した
巻取シヤフトの左右両端にそれぞれ同軸固着する従動ス
プロケットと、当該従動スプロケット下方の開口部近傍
に装着したチェーンホイストのホイスト軸に固着する原
動スプロケット間に亙り、伝達ローラーチェーンを無端
張架したチェーン操作式オーバースライディングドアに
おいて、当該伝達ローラーチェーンに噛合係接する中間
スプロケットを固着して空転自在に開口部近傍に支承さ
れた中間軸にピニオンを同軸固着するとともに、各パネ
ルの両側端から張出したラックブラケット端に形成する
ラックを前記ピニオンに噛合せてなるチェーン操作式オ
ーバースライディングドアのパネル送り装置である。
【0007】
【作用】本案は、前記のような手段を講じ、パネル送り
装置を設けたので、チェーンホイスト7の手動チェーン
16の引下げ速度に伴う伝達ローラーチェーン10の無
端走行速度をこれと噛合係接する中間スプロケットで引
出してピニオンに伝え、これと噛合うパネルαのラック
に伝動し、ドラム5のワイヤ1の繰り出し速度とパネル
αの降下速度を同期して追従性を高め、ワイヤ1の弛み
を解消する。
【0008】
【実施例】本案の実施例を図面につき詳説する。図1乃
至図3は、チェーン操作式オーバースライディングドア
に装備したパネル送り装置の側面図,正面図および平面
図である。なお、従来例のチェーン操作式オーバースラ
イディングドアと同一部材は同一符号を付した。図中、
Xは本実施例のパネル送り装置、17は従動大スプロケ
ット4とチェーンホイスト7間との中間位の開口部β近
傍の左右並行垂直ガイドレール固定枠又は内側壁面γに
装着した溝形軸受ブラケット、18は従動大スプロケッ
ト4と原動小スプロケット8間に亙り無端張架した伝達
ローラーチェーン10の片方に噛合係接しかつ中間軸1
9に固着された中間スプロケット、20は各パネルαの
左右両側端裏面からそれぞれ左右並行垂直ガイドレール
11を跨いで張出したラックブラケット21の折曲表向
先端に形成したラック22に噛合いかつ中間軸19に固
着されたピニオンである。
【0009】本実施例の仕様は、このような具体的実施
態様であって、パネルα群を降下し開口部βを閉鎖する
に当り、まず、手動チェーン16のA側を引けば、チェ
ーンドラム15とホイスト軸9を介して一体の原動小ス
プロケット8を回転するので伝達ローラーチェーン10
も無端走行し、その際、伝達ローラーチェーン10と噛
合う中間スプロケツト18も同期回転し、中間軸19を
介して一体に回転するピニオン20のラック22との噛
合いにより、ラックブラケット21と一体のパネルαを
左右並行ガイドレール11に沿い、伝達ローラーチェー
ン10の無端走行速度に揃速して移降する。その結果、
伝達ローラーチェーン10を介してワイヤ1とパネルα
の速度は揃速されワイヤ1の弛みはなくなる。
【0010】
【考案の効果】かくして、本案は伝達ローラーチェーン
に噛合係接し降下速度を分岐引出してパネルに伝達する
パネル送り装置を設けることにより、パネルの降下速度
を伝達ローラーチェーンの無端走行速度で関連規制し
て、結果的にワイヤの繰り出し速度とパネルの降下速度
を同調せしめ、ワイヤの弛みによるトラブルを解消し得
る等優れた実用性、有用性を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】チェーン操作式オーバースライディングドアに
設けた本案の実施例を示す側面図である。
【図2】同上、正面図である。
【図3】同上、平面図である。
【符号の説明】
1…ワイヤ 2…下ヒンジ 3…ヒンジピン 4…従動大スプロケット 5…ドラム 6…巻取シヤフト 7…チェーンホイスト 8…原動小スプロケット 9…ホイスト軸 10…伝達ローラーチェーン 11…ガイドレール 12…ローラー軸 13…回転ローラー 14…ホイストブラケット 15…チェーンドラム 16…手動チェーン 17…軸受ブラケット 18…中間スプロケット 19…中間軸 20…ピニオン 21…ラックブラケット 22…ラック α,α1…パネル β…開口部 γ…垂直ガイドレール固定枠又は内側壁面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーバースライディングドアの最下位パネ
    ル両側下端に垂下端を取付けたワイヤを巻取り、繰り出
    し自在に巻付けるドラムを固着した巻取シヤフトの左右
    両端にそれぞれ固着する従動スプロケットと、当該従動
    スプロケット下方の開口部近傍に装着したチェーンホイ
    ストの回転軸に固着する原動スプロケット間に亙り、伝
    達ローラーチェーンを無端張架したチェーン操作式オー
    バースライディングドアにおいて、当該伝達ローラーチ
    ェーンに噛合係接する中間スプロケットを固着して空転
    自在に開口部近傍に支承された中間軸にピニオンを同軸
    固着するとともに、各パネルの両側端から張出したラッ
    クブラケット端に形成するラックを前記ピニオンに噛合
    せたことを特徴とするチェーン操作式オーバースライデ
    ィングドアのパネル送り装置
JP142191U 1991-01-22 1991-01-22 チェーン操作式オーバースライディングドアのパネル送り装置 Expired - Lifetime JP2534270Y2 (ja)

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JPH04100796U JPH04100796U (ja) 1992-08-31
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