JP3969891B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、特に装置本体に着脱可能なユニットを有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば電子写真画像形成プロセスを用いた電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体および前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
【0003】
なお、前述のプロセスカートリッジとは、帯電手段、またはクリーニング手段と現像手段および電子写真感光体を一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであるか、または、帯電手段、クリーニング手段の少なくとも一つと現像手段および電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものであるか、あるいは、電子写真感光体とクリーニング手段とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものである。
【0004】
このように画像形成に必要な部材をユニット化したプロセスカートリッジは、現像剤が消耗した場合や電子写真感光体等が消耗した場合に、現像剤補給や感光体交換等のメンテナンスを容易にすることを目的として実用化されている。
【0005】
また、上記のようなプロセスカートリッジには、例えば特開昭59−61854号公報にて開示されているように、プロセスカートリッジに記憶媒体(情報記憶手段)として不揮発性RAMを搭載し、この不揮発性RAMに画像形成装置本体で使用された量を記憶させ、この情報を基にプロセスカートリッジの使用限界を判断して使用者に交換時期を報知し、交換を促したり、特開平6−149051号公報にて開示されているように、出荷時に前述不揮発性RAMに品質コードを記憶させ、画像形成装置本体の品質コードと一致しなければ画像形成動作を行えないようにして装置保護を行うというような付加機能を備えたものが提案されている。
【0006】
また、従来の画像形成装置では、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱自在に装着するために、プロセスカートリッジに搭載された不揮発性RAMと画像形成装置本体との接続には、コネクタが一般的に用いられている。
【0007】
コネクタはプロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着する際に容易に接続されるように工夫して設置されるが、接続の信頼性を高めるためにはコネクタ周りの部品に高精度なものを用いたり、接続しやすいコネクタ形状を採用する等の配慮が必要である。
【0008】
また、例えばプロセスカートリッジに搭載された記憶媒体と通信を行いプロセスカートリッジの有無検知を行う画像形成装置で、上記コネクタの接続不良が発生すると、プロセスカートリッジが正しく装着されていても、誤ってプロセスカートリッジが装着されていないものとして処理される。
【0009】
また、上記記憶媒体もしくはコネクタ自体が故障している場合には、上記コネクタ接続が確実に行われていても、プロセスカートリッジが装着されていないものとして処理され、オペレータに誤った情報が与えられる。
【0010】
さらに例えば記憶媒体自体の異常検知を行う画像形成装置では、上記コネクタの接続不良が発生すると記憶媒体自体に異常がなくても、誤って記憶媒体異常として処理される。この場合、誤った検知結果により画像形成装置は諸々の制御を行うため、装置の動作の安定性が損なわれて信頼性が低下することになる。
【0011】
最近では装置本体とプロセスカートリッジの記憶媒体との情報伝達を非接触のアンテナを用いて行なうものも提案されている。
【0012】
このような非接触タイプの通信手段を用いるものは、上述のような接触型のコネクタを用いるものよりもプロセスカートリッジの着脱が行ない易いというメリットがある。
【0013】
しかしながら、正確な通信を行なうためには装置本体側のアンテナに対してプロセスカートリッジ側のアンテナの位置の許容範囲がある程度限られており、プロセスカートリッジを装置本体に装着した時にプロセスカートリッジ側のアンテナの位置がこの許容範囲を超えていたら、接触型のコネクタを用いた装置の場合と同様の問題が生じる。
【0014】
そこで、プロセスカートリッジを装置本体に装着した時、装置本体側のコネクタに対するプロセスカートリッジ側のコネクタの接続の信頼性を上げるために、。プロセスカートリッジを装置本体に装着した後にプロセスカートリッジをコネクタ接続方向に付勢する手段を設けたものを先に提案した(特開平10−39724号)。この提案によれば、付勢手段によりコネクタ同士の接続の信頼性が上がった後で記憶手段への導通が正常に行なえるか否かを検知しているので、プロセスカートリッジが装着されているか否かの判断と、記憶手段に異常があるか否かの判断との区別が正確に行なえるというメリットがある。
【0015】
本発明はこの区別を更に正確に行なえるように更なる改良を加えたものである。
【0016】
従って、本発明の主な目的は、ユーザーが装置の状態を認識しやすい画像形成装置を提供することである。
【0017】
本発明の他の目的は、装置本体にユニットが装着されているのか否かという判断を正確に行なえる画像形成装置を提供することである。
【0018】
本発明の更に他の目的は、ユニットの記憶手段が正常か否かの判断を正確に行なえる画像形成装置を提供することである。
【0019】
本発明の更に他の目的は、装置本体にユニットが装着されているのか否かという判断と、ユニットの記憶手段が正常か否かという判断を正確に区別できる画像形成装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、装置本体に着脱可能であり、情報記憶手段を有するユニットと、前記ユニットが前記装置本体に装着されているか否かを検知するユニット装着検知手段と、前記ユニット装着検知手段により前記ユニットの装着が検知されている時に作動可能であり、前記装置本体と前記情報記憶手段の間で情報伝達が適正に行なえるように前記ユニットを付勢する付勢手段と、前記付勢手段が作動した後に検知動作を開始可能であり、前記情報記憶手段と前記装置本体間で情報伝達が可能か否かを検知する情報伝達検知手段と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
【0021】
更に、前記ユニットを出し入れするための開閉カバーを有し、前記付勢手段は、前記ユニット装着検知手段により前記ユニットの装着が検知されており、且つ前記開閉カバーが閉じた時に、作動することが好ましい。好ましくは、前記付勢手段は前記ユニットが有するギアと噛み合う駆動ギアを有し、前記駆動ギアが回転することにより前記ユニットが付勢される。
【0022】
前記ユニットは、更に像担持体を有することが好ましい。好ましくは、前記駆動ギアと噛み合う前記ユニットのギアは前記像担持体と一体である。
【0023】
前記ユニットは更に前記情報記憶手段と電気的に繋がったコネクタを有し、前記ユニットが前記装置本体に装着されている時、前記コネクタは前記装置本体のコネクタと嵌合することが好ましい。前記付勢手段が作動している時、前記ユニットは前記コネクタ同士が接続する方向に付勢されることが好ましい。前記ユニットは更に前記情報記憶手段と電気的に繋がったアンテナを有し、前記ユニットが前記装置本体に装着されている時、前記アンテナは前記装置本体のアンテナと対向することが好ましい。前記付勢手段が作動している時、前記ユニットは前記アンテナ同士が適正に対向するように付勢されることが好ましい。好ましくは、前記情報記憶手段は半導体メモリである。好ましくは、前記像担持体は電子写真感光体である。
【0024】
前記ユニットは更に前記像担持体を帯電させる帯電手段と、前記像担持体に形成された潜像を現像する現像手段と、前記像担持体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なくとも1つを有することが好ましい。好ましくは、前記ユニット装着検知手段は前記ユニットの一部が当接することにより変位するスイッチである。前記ユニット装着検知手段は発光素子と受光素子を有し、前記ユニットが前記装置本体に装着されているか否かを光学的に検知することが好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0026】
実施例1
まず、本発明の第1実施例について説明する。図1に、電子写真感光体(像担持体)である感光ドラム1、帯電手段としての帯電ローラ2、現像手段としての現像装置5、およびクリーニング手段としてのクリーニングブレード12等を一体的に構成したユニットとしてのプロセスカートリッジ15と、プロセスカートリッジ15を装着手段50に沿って画像形成装置本体16に着脱自在に装着した電子写真画像形成装置が示される。
【0027】
また、図1において、現像装置5は、現像剤4を収容する現像容器5aと、感光ドラム1に対向してその開口部に延設された現像剤担持体としての現像スリーブ3と、現像スリーブ3に担持される現像剤量を規制する現像剤規制部材としての弾性ブレード7とを備えている。現像スリーブ3は例えばアルミニウム等のパイプ材から形成され、その内部には複数個の磁極N、Sが交互に形成された磁石6が、現像スリーブ3の回転に対して不動に設置されている。そして、磁石6の磁気作用力により、図1中矢印R1方向に回転する現像スリーブ3の表面上に、現像剤4が担持される。
【0028】
また弾性ブレード7は、図1中矢印R1で示す現像スリーブ3の回転方向とは逆向きに伸びた自由端の腹部で当接して、現像スリーブ3に担持された現像剤4が、当接箇所を通過する際にその層厚を規制し、これにより現像スリーブ3上に薄層の現像剤4層が形成される。
【0029】
帯電ローラ2は、その内部に芯金8を具備し、電源(不図示)から芯金8に接触させた摺動電極(不図示)を介して、AC電圧とDC電圧を重畳した振動電圧が印加される。これにより、感光ドラム1の周面は接触帯電処理され、所定の電荷を得る。
【0030】
次いで、この感光ドラム1の帯電処理面に対して、画像形成装置側に搭載されたレーザースキャナーから発せられるレーザー光Lによって走査露光がなされ、目的の画像情報の静電潜像が形成される。
【0031】
上記の現像スリーブ3上の現像剤4は、現像スリーブ3の回転で、図中矢印R2方向に回転する感光ドラム1と対向した現像部へと搬送され、そこで電気的作用によって感光ドラム1上に形成されている潜像に付着し、現像が行われる。
【0032】
さらに、感光ドラム1上に形成された像は画像形成装置本体16に設けられた転写ローラ10の作用によって記録材に転写され、定着装置11に搬送されて熱と加圧による定着が行われ、記録材12上に定着画像が完成する。
【0033】
一方、転写時に感光ドラム1上に残った現像剤4は、感光ドラム1が再び帯電される前にクリーニングブレード12によって掻き落とされ、回収現像剤容器部13内に蓄積される。
【0034】
また、本実施例のプロセスカートリッジ15には情報記憶手段としての記憶媒体22が搭載されている。本実施例の記憶媒体22として、2kバイトの記憶容量を持つNV−RAM(NonVolatile−RAM)を用いたが、これは例えば磁性記憶媒体等の記憶媒体であってもよい。
【0035】
前述NV−RAM22中にはプロセスカートリッジ15の種別や、寿命に関する特性情報が予め記憶されている。本実施例では、プロセスカートリッジに搭載される感光ドラム1の感度、電位、色、感光体生成層の厚み等のプロセスカートリッジに関する種別情報、また、感光ドラム1の回転数および帯電時間、さらに上記ドラム回転数と帯電時間を基に寿命を算出するための係数、少なくともひとつかまたは複数の組み合わせの記憶を行った。
【0036】
その他にも画像印字枚数による寿命値や使用期限を判断するために必要なユニットの製造日時等の情報も記憶させてもよい。
【0037】
図1及び図7に示すように、NV−RAM22は、プロセスカートリッジ15が画像形成装置本体の所定位置に装着されたとき、画像形成装置本体側の接点とプロセスカートリッジ側の接点からなるコネクタ20を介して、画像形成装置本体16内のCPU24と接続され、CPU24はさらにROM25およびディスプレイ26と電気的に接続されている。
【0038】
さらに、本実施例の画像形成装置本体16には、プロセスカートリッジ15の装着を検知するユニット装着検知手段としてメカスイッチ(機械式スイッチ)27が付設されており、プロセスカートリッジ15が装着手段50に沿って画像形成装置本体16に装着されたときに、回収現像剤容器13に付設された作用部材としての作動片27aが画像形成装置本体16の凹部27bに嵌合することにより、メカスイッチ27がONし、装着が検知される。
【0039】
つぎに、画像形成装置本体16にプロセスカートリッジ15を装着した際に行われるカートリッジ有無検知および記憶媒体異常の検知の手順について、図2のフローチャートと、その際の画像形成装置本体16とプロセスカートリッジ15の様子を示す図3により説明する。
【0040】
本実施例の画像形成装置で画像形成を行うためには、まず画像形成装置本体に設けられた開閉カバー23を開き、プロセスカートリッジ15を所定の位置に装着する(S1)。この際に、画像形成装置本体16とプロセスカートリッジ15のNV−RAM22にそれぞれ接続されたコネクタ20同士が接続される。
【0041】
上記コネクタ20同士が接続されると同時に、プロセスカートリッジ15の有無を検知するメカスイッチ27が入力される(S2)。このメカスイッチ27が入力されていない場合は、プロセスカートリッジ15は装着されていないものとして、画像形成装置本体16に搭載されたCPU24はディスプレイ部26に「カートリッジ無し」と警告文を表示するように制御を行う。
【0042】
つぎに、画像形成装置本体16に設けられた開閉カバー23を閉じる。メカスイッチ27によりプロセスカートリッジの装着が検知されていれば、回転式の感光ドラム(円筒部材)1が画像形成装置本体16に設けられた駆動手段(付勢手段)としての像担持体駆動ギア21の回転によって図中R3方向に回転を開始し(S3)、3回転して、その回転を停止する(S4)。メカスイッチ27がOFFであるとカバー23を閉じても駆動ギア21は回転しない。
【0043】
この回転によって、プロセスカートリッジ15が図中矢印R4方向に片寄せられ、画像形成装置本体16とNV−RAM22に設けられたコネクタ20同士は互いに押し付けられ、その接続はより強固で確実なものとなる。つまり、この段階でカートリッジが装着されていればコネクタ同士の接続の信頼性が非常に高いといえる。
【0044】
なお、コネクタ20の設置場所は図3に示す位置以外でも、付勢手段の付勢によって画像形成装置およびプロセスカートリッジに設けられたコネクタ20が互いに押し付けられるような位置であれば、例えば図4に示すように、プロセスカートリッジ15の先端部、詳しくは回収現像剤容器13の外壁等でも同様の効果が得られる。
【0045】
感光ドラム1の回転が停止した後、画像形成装置本体16側よりNV−RAM22に対し5Vの電圧で通電を行うことにより、コネクタ20の接続状態の確認が行われる(S5)。このことにより、プロセスカートリッジの有無検知を再度行う。すなわち、NV−RAM22と画像形成装置本体16間に電気的接続が確認されればプロセスカートリッジ有りと判断される。
【0046】
しかしながら、プロセスカートリッジが装着されているにも拘わらず、画像形成装置本体16とNV−RAM22との間で導通が得られない場合は、例えばNV−RAM22もしくはコネクタ20自体が故障しているものと考え、画像形成装置に搭載されたCPU24はディスプレイ部26に「コネクタ付近異常」と警告文を表示するように制御を行う。
【0047】
一方、画像形成装置本体16とNV−RAM22との間で導通が得られればプロセスカートリッジ15が装着されたものと判断されてつぎのNV−RAM異常検知動作に移行する(S6)。
【0048】
このNV−RAM22の異常検知は以下のようなチェックサム方式によって行われる。
【0049】
図5において、画像形成装置本体16に内蔵されたCPU24からコネクタ20を介してNV−RAM22に対して、一定の電圧値のON−OFFで表現される固有の信号が送られると、NV−RAM22からCPU24に向けて、投入された信号に応じて数量化された一定の信号出力が行われる。
【0050】
NV−RAM22に対する信号入力は信号の内容を変えて複数回繰り返され、NV−RAM22からの出力信号はCPU24によってその総和が算出される。
【0051】
その後CPU24は、予め画像形成装置本体内のROM25に記憶されたNV−RAM22に対して出力した信号に対応する出力値を読み出し、それらの総和を計算する。
【0052】
次いで、CPU24はNV−RAM22から得られた出力の総和と、画像形成装置内のROM25から得られた出力の総和を比較し、双方に差が生じなければNV−RAM22を正常とみなして画像形成動作に移行する(S7)。
【0053】
この時点で初めて、NV−RAM22中に記憶された感光ドラム1の種別や寿命等のプロセスカートリッジの品質情報がCPU24によって読み出され、画像形成時の制御条件の設定要因として参照利用される。
【0054】
一方、NV−RAMより得られた出力の総和と、画像形成装置内のROM25から得られた出力の総和を比較し、双方に差が生じた場合にはCPU24はディスプレイ26に「RAM異常」と警告文を表示するように制御を行う。
【0055】
本実施例の画像形成装置では、まず画像形成装置本体16に取り付けられたメカスイッチ27がプロセスカートリッジ15に付設された作動片27aによって入力されることによりプロセスカートリッジ15の有無を検知した後、プロセスカートリッジ有りと判断された場合にのみ開閉カバー23を閉じると感光ドラム1を回転させて、NV−RAM22と画像形成装置本体16間に設けられたコネクタ20の接続を確実にする。また、メカスイッチ27の入力がなければ開閉カバー23を閉じても駆動ギア21は回転しないので、駆動ギア21の不必要な回転をなくすことができる。
【0056】
その後、コネクタ20の導通を確認することによって、NV−RAM22を用いたプロセスカートリッジ15の有無検知を行ってからNV−RAM22自体の異常の検出を行うことにより、プロセスカートリッジの有無検知およびプロセスカートリッジに搭載された記憶媒体の異常検知を行う際の誤検知を防止でき、信頼性を高めることができた。
【0057】
また、機械的なプロセスカートリッジ有無検知手段を設けたことにより、画像形成装置内およびプロセスカートリッジが現像剤等で汚染されていても確実に、かつ短時間でプロセスカートリッジの有無検知が行われる。
【0058】
実施例2
つぎに本発明の第2実施例について図6により説明する。本実施例は、第1実施例のユニット装着検知手段に光学的スイッチを用いた。
【0059】
また、本実施例では第1実施例と同様に、プロセスカートリッジ15に搭載される記憶媒体22として、2kバイトの記憶容量を持つNV−RAM(Non−Volatile−RAM)を用いたが、これは例えば磁性記憶媒体等の記憶媒体であってもよい。前述NV−RAM中には感光ドラムの種別や寿命等のプロセスカートリッジ15の品質情報が予め記憶され、画像形成時の制御に利用される。
【0060】
また上記光学式スイッチは画像形成装置本体側に設けられた発光素子29と受光素子30を有し、プロセスカートリッジ側には作用部材としのて光反射片28が付設されている。
【0061】
本実施例の画像形成装置で画像形成を行うためには、まず、画像形成装置本体16に設けられた開閉カバー23を開き、プロセスカートリッジ15を装着手段50に沿って所定の位置に収容する。
【0062】
この際に、画像形成装置本体16とプロセスカートリッジ15のNV−RAM22にそれぞれ設けられたコネクタ20同士が接続されると同時に画像形成装置本体16内に設けられた発光素子29から発する光の進路がプロセスカートリッジ15に取り付けられた光反射片28により、その進路を変えられ、受光素子30が受光することによりプロセスカートリッジ15が前述画像形成装置本体16内に装着されたものとして認識される。
【0063】
つぎに画像形成装置本体16に設けられた開閉カバー23を閉じると、回転式の感光ドラム1が画像形成装置本体16に設けられた像担持体駆動ギア21の回転によって図中R3方向に3回転し、プロセスカートリッジ15が図中矢印R4方向に片寄せられる。受光素子30が受光していなければ、開閉カバー23を閉じても駆動ギア21は回転しない。
【0064】
したがって、画像形成装置本体16とNV−RAM22に設けられたコネクタ20同士は互いに押し付けられ、その接続はより強固で確実なものとなる。つまり、この段階でカートリッジが装着されていればコネクタ同士の接続の信頼性が非常に高いと言える。
【0065】
なお、コネクタ20の設置場所は図6に示すような回収現像剤容器13の上方の位置以外でも、片寄せによって画像形成装置本体16およびプロセスカートリッジ15に設けられたコネクタ20が互いに押し付けられるような位置であれば、例えば前出の図4に示すようにプロセスカートリッジ15の先端部等でも同様の効果が得られる。
【0066】
前述のプロセスカートリッジ有無検知の受光素子30に光が入力されていない場合は、カバー23を閉じてもプロセスカートリッジ15は装着されていないものとして感光ドラム1の回転駆動動作に移行せずに、画像形成装置に搭載されたCPU24はディスプレイ部26に「カートリッジ無し」と警告文を表示するように制御を行う。
【0067】
感光ドラム1の回転が停止した後、画像形成装置本体16側より上記NV−RAM22に対し5Vの電圧で通電を行うことにより、コネクタ20の接続状態の確認が行われる。この場合に画像形成装置本体16とNV−RAM22との間で導通が得られればプロセスカートリッジ15が装着されたものと判断されてつぎのNV−RAMの異常検知動作に移行する。
【0068】
しかしながら、プロセスカートリッジ15が装着されているにも拘わらず、画像形成装置本体16とNV−RAM22との間で導通が得られない場合は、例えばNV−RAM22もしくはコネクタ20自体が故障しているものと考え、画像形成装置に搭載されたCPU24はディスプレイ部26に「コネクタ付近異常」と警告文を表示するように制御を行う。
【0069】
また、NV−RAM22の異常検知はチェックサム方式によって行われ、NV−RAM22中に記憶された感光ドラムの種別や寿命等のプロセスカートリッジの品質情報がCPU24によって読み出され、画像形成時の制御条件の設定要因として参照利用される。
【0070】
一方、NV−RAM22より得られた出力の総和と、画像形成装置内のROM25から得られた出力の総和を比較し、双方に差が生じた場合にはCPU24はディスプレイ部26に「RAM異常」と警告文を表示するように制御を行う。
【0071】
本実施例の画像形成装置では、まずプロセスカートリッジ15本体に取り付けられた光学式スイッチすなわち発光素子29から反射片28をへて受光素子30に至る入力によりプロセスカートリッジ15の有無を検知した後、カートリッジ有りと判断された場合にのみ開閉カバー23を閉じると感光ドラム1を回転させてNV−RAM22と画像形成装置本体16間に設けられたコネクタ20の接続を確実にする。また、受光素子30の入力がなければ開閉カバー23を閉じても駆動ギア21は回転しないので、駆動ギアの不必要な回転をなくすことができる。
【0072】
その後、コネクタ20の接続状態を調べることによって、上記NV−RAM22を用いたプロセスカートリッジ15の有無検知を行ってからNV−RAM22自体の異常の検出を行う。このため、画像形成装置およびプロセスカートリッジ15の誤検知を防止して、信頼性を高めることができた。
【0073】
また、プロセスカートリッジ15に取り付ける光学スイッチ29の反射片28は、プロセスカートリッジ装着時に画像形成装置本体に接触し押し付ける必要がないため、操作性が良く、さらにプロセスカートリッジの変形が起こらないので配置の自由が高い。
【0074】
さらに、光学的プロセスカートリッジ有無検知手段(光学的ユニット装着検知手段)を設けたことにより、短時間でプロセスカートリッジの有無を確認することができる。
【0075】
なお、上記実施例において、コネクタの接続状態をより確実にするために、感光ドラム駆動ギアにより感光ドラムを回転したが、現像スリーブを回転させることによってコネクタの接続状態をより確実にする構成としてもよい。
【0076】
実施例3
つぎに、本発明の第3実施例について図8〜図10により説明する。本実施例は、第1、第2実施例にて用いたコネクタ20の代わりに、非接触のアンテナで装置本体とプロセスカートリッジ間の通信を行なうものである。
【0077】
図8において、画像形成装置1には、プロセスカートリッジ103が着脱可能に装着されている。着脱可能なユニットであるプロセスカートリッジ103は、像担持体である感光ドラム103a、感光ドラム103aの表面を一様に帯電する帯電手段である帯電ローラ103b、感光ドラム103a上に形成された静電潜像を可視像としてトナー像化するための現像手段である現像ローラ103c、トナーを貯えるためのトナーホッパー103e、および感光ドラム103a上の余剰トナーを回収するクリーニング手段としてのクリーナ103dから一体的に構成されている。
【0078】
プロセスカートリッジ103の壁面103fには半導体の情報記憶手段である不揮発性メモリユニット121が取り付けられている。不揮発性メモリユニット121と対向する位置には取付部材108aが支持されており、本体側の通信ユニット122が取り付けられる。
【0079】
プロセスカートリッジ103の側方には、画像書き込み手段であるレーザスキャナユニット114が設けられ、入力された画像信号に基づいて変調されたレーザ光109により感光ドラム103aを走査露光する。
【0080】
感光ドラム103aの下面に対向して、給紙カセット102から給紙ローラ112によりピックアップされ、さらにレジストローラ124により転写タイミングがとられた記録紙Pに現像された画像を転写するための転写手段である転写ローラ104が配置されている。
【0081】
記録材Pの搬送方向において、転写ローラ104の下流には、記録材Pに転写されたトナー像を熱加圧定着させるための定着器105が設けられている。定着器105の下流には、記録材Pを機外に排紙するための用紙搬送ローラ106、および排紙ローラ107が配設されている。
【0082】
以下、上記構成の画像形成装置における画像形成プロセスについて説明する。
【0083】
感光ドラム103aの表面を帯電ローラ3bにより帯電させ、レーザスキャナユニット114により走査して感光ドラム103aの表面に潜像を形成する。この潜像を現像ローラ103cで現像してトナー像を形成する。
【0084】
一方、給紙カセット102内の記録材Pは給紙ローラ112によりピックアップされ、レジストローラ対124に給紙され、タイミングをとられて転写位置に送られる。
【0085】
この転写位置で感光ドラム103a上のトナー像は転写ローラ104の作用により記録材Pに転写される。トナー像が転写された記録材Pは定着器105に搬送され、熱加圧されることにより定着される。その後、記録材Pは排紙ローラ107により画像形成装置本体100の外に排出され、トレイ108に積載される。
【0086】
図8は、第3実施例を説明するための画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【0087】
図8において、画像形成制御回路123はメインモータ125、スキャナモータ115、給紙クラッチ116、レジストクラッチ117、高圧ユニット118、定着器ヒータ駆動回路119などを制御し、画像形成装置が画像を形成するための制御を行っている。
【0088】
そのため画像形成制御回路123は、ワンチップのマイクロコンピュータで構成されるCPU113やドライブ回路126を搭載し、ドライブ回路126は、感光ドラム103aや給紙ローラ112、レジストローラ124、その他のローラや定着器105などを駆動するメインモータ125、レーザスキャナユニット114に含まれるスキャナモータ115、給紙ローラ112を制御する給紙クラッチ116、レジストローラ124の駆動を制御するレジストクラッチ117、帯電ローラ103bや現像ローラ103c、転写ローラ104に高電圧を供給する高圧ユニット(HVT)118、定着器105の中のヒータを駆動する定着器ヒータ駆動回路119を備えている。
【0089】
高圧ユニット118は感光ドラム103aの帯電用、現像用、転写用の3種の高圧電源がある。
【0090】
帯電用の高圧電源は高圧交流(HVAC)127と高圧直流(HVDC)128の出力を重畳させたもので、その出力端子129から帯電ローラ103bに出力する。転写用は高圧直流プラス(HVTR+)130と高圧直流マイナス(HVTR−)131の切替出力になっており、この出力は端子132から転写ローラ104へ出力される。現像用は高圧交流(DBAC)133と高圧直流(DBDC)134の重畳になっており、端子135から現像ローラ103cへ出力される。
【0091】
プロセスカートリッジ103に取り付けられた不揮発性メモリ121は、感光ドラム103aの使用時間などを記憶させ、感光ドラム103aの寿命判定などに用いられる。
【0092】
通信ユニット122はメモリユニット121と通信を行うための、ICにコイル等を取り付けたものである。
【0093】
本体側通信ユニット122について、さらに詳細に説明する。
【0094】
通信ユニット122は、通信を行うための変調、復調回路を含むIC140を具備し、IC140は、CPU113とのシリアル信号インターフェース部141を含み、該インターフェース部141は、チップセレクト信号の入力端子であるCS端子、シリアルクロックの入力端子であるSK端子、シリアル信号出力端子であるDO端子、およびシリアル信号の入力のための端子であるDI端子を備えている。
【0095】
シリアル信号はメモリのアドレス指定、リード・ライトの指定、およびメモリに記憶するデータおよびメモリから読み出したデータを時系列で同じ信号ラインにのせる。
【0096】
さらに、エンコーダ142、プロトコルコントローラ143、デコーダ144、送信用の変調器145、および受信用の復調器146を備えている。
【0097】
CPU113からのシリアル信号はプロトコルコントローラ143で通信に適したプロトコルに変換されてエンコーダ142にロードされ、送信変調器145から高周波信号として出力される。受信されたデータは復調器146で高周波からベースバンドの信号に復調され、デコーダ144でCPU113に適合するシリアル信号にデコードされ、インターフェース部141からCPU113へ送られる。
【0098】
通信ユニット122には、高周波信号を電磁波として送受するための、第2アンテナであるコイル147とコンデンサ148からなるタンク回路を備えている。
【0099】
通信ユニット122は、図10に示されるように、扁平なモールドケース中に密閉された構成とされている。
【0100】
つぎに、再度図8により、メモリユニット121側の回路について説明する。
【0101】
メモリユニット121はまず高周波信号を送受するため第1アンテナであるコイル149とコンデンサ150で構成されるタンク回路を備えている。
【0102】
このタンク回路には整流回路151、送信変調回路152、復調器153が接続される。整流回路151の出力は電源回路160に接続され、情報記憶手段であるメモリIC158に電源を供給する。さらに、デコーダ154、プロトコルコントローラ155、エンコーダ156、メモリインターフェース回路157、およびEEPROMや強誘電体メモリなどの不揮発メモリ158で構成される。
【0103】
復調器153で高周波からベースバンド信号に復調されると、デコーダ154でプロトコルコントローラ155の制御にしたがってメモリ158に送るのに適した信号に変換される。
【0104】
そしてメモリインターフェース回路157でアドレスとデータに分けられて、かつリードライトのコマンドにしたがってメモリ158に対して読み出し書き込み動作が実行される。
【0105】
メモリ158から読み出されたデータはメモリインターフェース157からエンコーダ156に送られて通信に適したプロトコルに変換され、送信変調器152からタンク回路に送られる。
【0106】
このメモリユニット121は、図10に示すように、変調復調器とメモリを一体化したIC158、コイル149、およびコンデンサ150を扁平なモールドケースに密閉した構成とされている。
【0107】
本実施例の画像形成装置で画像形成を行うためには、まず画像形成装置本体100に設けられた開閉カバー202を開き、プロセスカートリッジ103を所定の位置に収容する。
【0108】
この際に、画像形成装置本体100の通信ユニット122とプロセスカートリッジ103のメモリユニット121にそれぞれ設けられたアンテナ147、149同士が近接されると同時に画像形成装置本体100内に設けられたメカスイッチ200がプロセスカートリッジ103に設けられた作用片201に押されて入力される。これにより、プロセスカートリッジ103が前述画像形成装置本体100内に装着されたものとして認識される。
【0109】
つぎに、画像形成装置本体100に設けられた開閉カバー202を閉じると、回転式の感光ドラム103aが画像形成装置本体100に設けられた像担持体駆動ギア(不図示)の回転によって図中R3方向に3回転を開始し、プロセスカートリッジ103が図中矢印R4方向に片寄せられる。メカスイッチ200がOFFならば、開閉カバー202を閉じても駆動ギアは回転しない。
【0110】
したがって、画像形成装置本体100の通信ユニット122とメモリユニット121に設けられたアンテナ147、149同士は互いに接近し、確実に通信できる状態となる。つまり、この段階でプロセスカートリッジが装着されていればアンテナ間の通信の信頼性が非常に高いと言える。
【0111】
なお、通信ユニット122およびメモリユニット121の設置場所は図9に示すような取付部材108aおよび回収現像剤容器103dの側壁103f以外でもよい。
【0112】
前述のメカスイッチ200が入力されていない場合は、開閉カバー202を閉じてもプロセスカートリッジ103は装着されていないものとして感光ドラム103aの回転駆動動作に移行せずに、画像形成装置に搭載されたCPUはディスプレイ部に「カートリッジ無し」と警告文を表示するように制御を行なう。
【0113】
感光ドラム103aの回転が停止した後、画像形成装置本体100側から上記メモリ158に対し5Vの電圧で通電を行うことにより、アンテナ149の位置の確認が行われる。この場合に画像形成装置本体100とメモリ158との間で通信できればプロセスカートリッジ103が装着されたものと判断されてつぎのメモリの異常検知動作を行なう。
【0114】
しかしながら、プロセスカートリッジ103が装着されているにも拘わらず、画像形成装置本体100とメモリ158との間で正常な通信ができない場合は、例えばメモリユニット121自体が故障しているものと考え、画像形成装置に搭載されたCPUはディスプレイ部に、「メモリ付近異常」と警告文を表示するように制御を行う。
【0115】
また、メモリ158の異常検知は以下のようなチェックサム方式によって行われ、メモリ158中に記憶された感光ドラムの種別や寿命などのプロセスカートリッジの品質情報がCPUによって読み出され、画像形成時の制御条件の設定要因として参照利用される。
【0116】
一方、メモリ158から得られた出力の総和と、画像形成装置内のROMから得られた出力の総和を比較し、双方に差が生じた場合にはCPUはディスプレイに「メモリ異常」と警告文を表示するように制御を行う。
【0117】
本実施例の画像形成装置では、まずメカスイッチ200の入力によりプロセスカートリッジ103の有無を検知した後、プロセスカートリッジ有りと判断された場合にのみ開閉カバー202を閉じ、感光ドラム103aを回転させてメモリユニット121と画像形成装置本体200の通信ユニット122の通信を確実なものとする。また、メカスイッチ200の入力がなければ開閉カバー202を閉じても駆動ギアは回転しないので、駆動ギアの不必要な回転をなくすことができる。
【0118】
その後、通信状態を確認することによって、上記メモリ158を用いたプロセスカートリッジ103の有無検知を行ってからメモリ158自体の異常の検出を行う。このため、画像形成装置およびプロセスカートリッジの誤検知を防止でき、信頼性を高めることができた。
【0119】
本発明は上述の実施例に限られるものではなく、同じ技術思想の変形も含むものである。
【0120】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の画像形成装置によれば、装置本体に着脱可能であり、情報記憶手段を有するユニットと、前記ユニットが前記装置本体に装着されているか否かを検知するユニット装着検知手段と、前記ユニット装着検知手段により前記ユニットの装着が検知されている時に作動可能であり、前記装置本体と前記情報記憶手段の間で情報伝達が適正に行なえるように前記ユニットを付勢する付勢手段と、前記付勢手段が作動した後に検知動作を開始可能であり、前記情報記憶手段と前記装置本体間で情報伝達が可能か否かを検知する情報伝達検知手段と、を有することにより、ユーザーが装置の状態を認識しやすく、装置本体にユニットが装着されているのか否かという判断を正確に行なうことができ、また、ユニットの情報記憶手段が正常か否かの判断を正確に行なうことができ、さらに、装置本体にユニットが装着されているのか否かという判断と、ユニットの記憶手段が正常か否かという判断を正確に区別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の画像形成装置およびプロセスカートリッジを示す構成図である。
【図2】画像形成装置本体にプロセスカートリッジを装着した際に行なわれるカートリッジ有無検知および記憶媒体異常の検知の手順を示すフローチャートである。
【図3】第1実施例に係る画像形成装置本体にプロセスカートリッジを装着した状態を示す説明図である。
【図4】第1実施例に係るプロセスカートリッジの装着時に行なわれるコネクタの接続の変形例を示す説明図である。
【図5】プロセスカートリッジに搭載されたNV−RAMと他の構成要素との関連を示すブロック図である。
【図6】第2実施例に係るプロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した状態を示す説明図である。
【図7】第1実施例に係る画像形成装置本体およびプロセスカートリッジを示すブロック図である。
【図8】第3実施例の画像形成装置の回路ブロック図である。
【図9】第3実施例に係る画像形成装置を示す構成図である。
【図10】第3実施例の通信ユニットとメモリユニットの斜視図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体/電子写真感光体)
2 帯電ローラ(帯電手段)
5 現像装置(現像手段)
12 クリーニングブレード(クリーニング手段)
15 プロセスカートリッジ(ユニット)
16 装置本体
20 コネクタ(情報伝達検知手段)
21 像担持体駆動ギア(付勢手段)
22 NV−RAM(情報記憶手段)
23 開閉カバー
27 メカスイッチ(ユニット装着検知手段)
28 光反射片(ユニット装着検知手段)
29 発光素子(ユニット装着検知手段)
30 受光素子(ユニット装着検知手段)
147 通信ユニット側コイル(アンテナ)
158 半導体メモリ(情報記憶手段)
149 メモリユニット側コイル(アンテナ)

Claims (14)

  1. 装置本体に着脱可能であり、情報記憶手段を有するユニットと、
    前記ユニットが前記装置本体に装着されているか否かを検知するユニット装着検知手段と、
    前記ユニット装着検知手段により前記ユニットの装着が検知されている時に作動可能であり、前記装置本体と前記情報記憶手段の間で情報伝達が適正に行なえるように前記ユニットを付勢する付勢手段と、
    前記付勢手段が作動した後に検知動作を開始可能であり、前記情報記憶手段と前記装置本体間で情報伝達が可能か否かを検知する情報伝達検知手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 更に、前記ユニットを出し入れするための開閉カバーを有し、前記付勢手段は、前記ユニット装着検知手段により前記ユニットの装着が検知されており、且つ前記開閉カバーが閉じた時に、作動することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 前記付勢手段は前記ユニットが有するギアと噛み合う駆動ギアを有し、前記駆動ギアが回転することにより前記ユニットが付勢されることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  4. 前記ユニットは、更に像担持体を有することを特徴とする請求項3の画像形成装置。
  5. 前記駆動ギアと噛み合う前記ユニットのギアは前記像担持体と一体になっていることを特徴とする請求項4の画像形成装置。
  6. 前記ユニットは更に前記情報記憶手段と電気的に繋がったコネクタを有し、前記ユニットが前記装置本体に装着されている時、前記コネクタは前記装置本体のコネクタと嵌合することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  7. 前記付勢手段が作動している時、前記ユニットは前記コネクタ同士が接続する方向に付勢されることを特徴とする請求項6の画像形成装置。
  8. 前記ユニットは更に前記情報記憶手段と電気的に繋がったアンテナを有し、前記ユニットが前記装置本体に装着されている時、前記アンテナは前記装置本体のアンテナと対向することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  9. 前記付勢手段が作動している時、前記ユニットは前記アンテナ同士が適正に対向するように付勢されることを特徴とする請求項8の画像形成装置。
  10. 前記情報記憶手段は半導体メモリである請求項1の画像形成装置。
  11. 前記像担持体は電子写真感光体である請求項4の画像形成装置。
  12. 前記ユニットは更に前記像担持体を帯電させる帯電手段と、前記像担持体に形成された潜像を現像する現像手段と、前記像担持体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なくとも1つを有することを特徴とする請求項4の画像形成装置。
  13. 前記ユニット装着検知手段は前記ユニットの一部が当接することにより変位するスイッチである請求項1の画像形成装置。
  14. 前記ユニット装着検知手段は発光素子と受光素子を有し、前記ユニットが前記装置本体に装着されているか否かを光学的に検知することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
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