JP2005274669A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置のコンパクト化を妨げない簡易な構成のシールド部材を感光ドラムユニットに配置して、ライン状の露光ヘッドを備えた露光器を静電ノイズから遮断する。
【解決手段】感光ドラム21と、該感光ドラム21の外周面を帯電する帯電ワイヤ23を張設した帯電器22と、を有する感光ドラムユニット2が、装置本体に着脱可能に配設され、該感光ドラム21が、装置本体に配設された露光器3にて露光されて静電潜像が形成される画像形成装置1において、帯電器22から発生するノイズを遮断するシールド部材70を、前記帯電器22の側方であって、前記露光器3及び帯電器22の間に位置するように、前記感光ドラムユニット2に設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、より詳細には、帯電器にて感光体ドラム表面の帯電を行うことによって生起される静電ノイズから、感光ドラムユニットの近傍に配設される露光器等の電子機器を保護するための技術に関する。
電子写真方式の画像形成装置において、外周面に光導電膜が被覆されている感光ドラムと、該感光ドラムを帯電させるための帯電器とを一体に配設した感光ドラムユニットを、画像形成装置本体に着脱可能に設けたものが公知となっている。
感光ドラムユニットにおける帯電器の構成としては、高電圧が印加されてコロナ放電を発生させる帯電ワイヤが感光体ドラムの長手方向に沿って張設されたもの(コロトロン帯電器)や、さらに帯電ワイヤと感光体の外周面との間にグリッド電極を設けたもの(スコロトロン帯電器)等のコロナ放電方式、接触帯電方式及び固体放電素子帯電方式等が知られている。
これらの帯電器において帯電が行われると、帯電器から放射(静電)ノイズが生起され、この静電ノイズが、感光ドラムユニットを介して画像形成装置内部へと漏出し、近設される電子機器等の誤作動の要因となる電波障害を引き起こす恐れがある。そのため、帯電器の近傍にシールド部材を配設して、かかる静電ノイズの漏出を防止するように構成したものが幾つか提案されている。
例えば、特許文献1及び特許文献2においては、接触帯電方式の帯電プロセスを行う帯電部材と、該帯電部材と被帯電体との間に電圧を印加して該被帯電体を帯電する電源とを備えた画像形成装置に関して、帯電部材と被帯電体とによって形成された接触ニップ部を覆うもしくは囲繞するようにシールド部材を設けたものが開示されている。これらの画像形成装置は、シールド部材によって接触ニップ部を覆うもしくは囲繞することで、接触ニップ部の付近から発生した静電ノイズを遮断して、電子機器等を保護するようにしたものである(特許文献1及び特許文献2参照)。
特開平5−6076号公報 特開平6−175472号公報
確かに、上記特許文献1及び特許文献2に開示される画像形成装置では、シールド部材によって静電ノイズを遮断し、近傍に配置される電子機器等を静電ノイズから保護することができる。
しかしながら、シールド部材によって前記接触ニップ部を覆うようにするには、ある程度の空間を必要とするため、感光ドラムユニットのコンパクト化の妨げとなっていた。近年の画像形成装置においては、感光ドラムユニットを構成する部材点数を低減させ、隣接する構成部材の間隔を狭めて、画像形成装置全体としてのコンパクト化が図られているところである。かかる点に鑑みれば、上記特許文献1及び特許文献2に開示される画像形成装置では、帯電器周辺にシールド部材を効果的に配置して、装置のコンパクト化を充分に達成しているものではなかった。
特に、露光器としてLEDヘッドやLCDヘッド等のライン状の露光ヘッドを用いた場合は、その焦点距離が短いために、露光ヘッドの露光レンズと感光体ドラムの外周面との距離を短くしなければならず、露光器は、画像形成装置の装置本体側であって感光ドラムに近接するように配設される。かかる場合に、露光器(露光ヘッド)が静電ノイズの影響を受けると画像不具合の要因となるため、露光器(露光ヘッド)を静電ノイズから遮蔽する必要があった。
そこで、本発明においては、画像形成装置に関し、前記従来の課題を解決するもので、装置のコンパクト化を妨げない簡易な構成のシールド部材を感光ドラムユニットに配置して、ライン状の露光ヘッドを備えた露光器を静電ノイズから遮断することを目的とするものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1においては、感光ドラムと、該感光ドラムの外周面を帯電する帯電ワイヤを張設した帯電器と、を有する感光ドラムユニットが、装置本体に着脱可能に配設され、該感光ドラムが、装置本体側に配設された露光器にて露光されて静電潜像が形成される画像形成装置において、帯電器から発生するノイズを遮断するシールド部材を、前記帯電器の側方であって、前記露光器及び帯電器の間に位置するように、前記感光ドラムユニットに設けるものである。
請求項2においては、請求項1において、前記シールド部材は、前記感光ドラムユニットを装置本体に着脱する際のガイドとしても機能するものである。
請求項3においては、請求項1又は請求項2において、前記シールド部材は、導電性材で構成され、前記感光ドラムユニットが装置本体に装着された状態で接地されるものである。
請求項4においては、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置は、装置本体に感光ドラムユニットが装着されているか否かを検知する検知手段を備え、該検知手段は、前記シールド部材の有無を検知するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、簡易な構成によって帯電器からの静電ノイズが露光器に影響することを防止でき、感光ドラムユニット及び画像形成装置のコンパクト化の妨げとならない。
請求項2においては、部品点数を減らして画像形成装置1のコンパクト化や製造コストを低減できる。
請求項3においては、静電ノイズがシールド部材側に引き寄せられ、シールド部材で発生した電荷をアース側に逃すことができる。
請求項4においては、シールド部材が、感光ドラムユニットの装着の有無を検知するための一要素として機能するため、部品点数の増加がない。
次に、発明の実施の形態を、図面を参照して、以下に説明する。なお、以下に示す画像形成装置は、電子写真方式に構成されており、例えば、コピー機、プリンタ及びファクシミリ等に用いられるものである。
図1は本発明の一実施例に係る画像形成装置の全体的な構成を示した正面断面図、図2は感光ドラムユニットの斜視図、図3は支持フレームへの感光ドラムユニットの取り付け状態を示す斜視図、図4は支持フレームへ感光ドラムユニットを挿入する様子を示す側面図である。
まず、画像形成装置の全体構成について、以下に概略する。
図1に示すように、画像形成装置1においては、図示せぬ給紙カセットから繰り込まれた記録紙が主搬送経路11を搬送される間に、画像形成部において、画像情報を顕像化したトナー画像が記録紙に転写され、そのトナー画像が定着器ユニット5によって記録紙上に定着される。そして、記録紙は、画像形成部の上方に設けられる図示せぬ排紙トレイ上に排出される。
画像形成部は、感光ドラムユニット2、露光器3及び定着器ユニット5等を含み、感光ドラムユニット2は、感光体として外周面に光導電膜を有する感光ドラム21と、感光ドラム21の外周面を帯電させる帯電器22と、クリーニング装置24等とから構成されている。帯電器22に張設される帯電ワイヤ23は、高電圧が印加されるとコロナ放電し、感光ドラム21の外周面に均一に負の電荷を付与する。クリーニング装置24は、転写プロセスにて転写されずに残ったトナー及び紙粉が回収される。
露光器3は、感光ドラム21の斜上方に配設され、本実施例においては露光器3としてLEDやLCD等を用いた固定走査型のものが配設されている。すなわち、露光器3としてライン状に発光点が配置されている露光ヘッド31が、そのレンズ面32を感光ドラム21に対向するように感光ドラムユニット2に近設されている。露光ヘッド31は、前記帯電器22によって帯電された感光ドラム21の外周面にデジタル化された画像情報に基づいて像露光することによって、感光ドラム21上の照射部分の負電荷を除去して静電潜像が形成される。
現像器ユニット4は、供給ローラ41と、現像ローラ42等とから構成されている。供給ローラ41は、トナーを収容する図示せぬトナーケースからトナーを負に帯電させつつこれを現像ローラ42に供給する。現像ローラ42は、潜像が形成された感光ドラム21にトナーを供給し、かかるトナーは、静電気によって感光ドラム21上の静電潜像にのみ付着される。
現像器ユニット4の配設位置を通過した記録紙は、感光ドラム21の外周面と接触するように主搬送経路11を挟んで配設された転写ローラ61と感光ドラム21とのニップ部に送り込まれる。転写ローラ61による転写プロセスは、感光ドラム21に密着された記録紙の裏側の転写ローラ61にバイアス電圧が印加されると、負に帯電しているトナーが感光ドラム21から記録紙へと転写される。トナーが転写された記録紙は、主搬送経路11の下流の定着器ユニット5に送られる。
定着器ユニット5は、ヒートローラ51と、ヒートローラ51の外周面に圧接するように主搬送経路11を挟んで配設されたプレスローラ52等とで構成されている。そして、該ヒートローラ51と該プレスローラ52とのニップ部に記録紙が送り込まれて、トナー転写後の記録紙が加熱・加圧されて、記録紙上のトナー画像が定着される。
次に、感光ドラムユニット2について、以下に詳述する。
図1及び図2に示すように、感光ドラムユニット2は、上部に帯電器22、下部に感光ドラム21が配設されており、上部であって該帯電器22の側方(図1において右方)にクリーニング装置24が配設されている。感光ドラムユニット2のフレーム20は、下方が開口されており、感光ドラム21が、帯電器22の直下方に位置するようにフレーム20の長手方向の両側壁によって回転自在に軸支されている。
帯電器22は、感光ドラム21の表面にコロナ放電する帯電ワイヤ23と、該帯電ワイヤ23によるコロナ放電を感光ドラム21の表面に均一に分布させるためのグリッド25等とで構成されている。帯電ワイヤ23は、フレーム20の下方側(感光ドラム21が配設される側)に両端をフレーム20の側壁に支持されて、該フレーム20の長手方向に沿って張設されている。帯電ワイヤ23の下方であって感光ドラム21の表面と帯電ワイヤ23との間にグリッド25がフレーム20に固定されている。なお、このように、本実施例における帯電器22は、スコロトロン帯電器として構成されているが、これに限定するものではない。
フレーム20は、帯電器22に対してクリーニング装置24の配置と逆方向(図1において左方)に、感光ドラム21の上方を覆うように延設されている。このフレーム20の延設部には、開口部20bが感光ドラム21の形状に沿って長手方向に開口され、該開口部20bから感光ドラム21の一部が露出されている。そして、感光ドラムユニット2の側方には、露光器3の露光ヘッド31が、そのレンズ面32を該開口部20bを介して感光ドラム21の外周面に向くように配設される。すなわち、開口部20bは、露光ヘッド31からの光線が感光ドラム21の外周面に照射される経路を妨げない大きさで、フレーム20の長手方向に沿って略矩形となるように開口されている。
感光ドラム21の下方は、フレーム20等の部材に覆われることなく外部に開放されており、この開放部分において、前記現像器ユニット4の現像ローラ42や転写ローラ61が感光ドラム21の外周面に当接されて、トナー供給や転写プロセスが行われる。
フレーム20の上面部には、感光ドラム21の長手方向に沿って、長手方向長さが開口部20bと略同一となるように開口部20aが開口され、開口部20aに帯電ワイヤ23を清掃するための清掃部材27が摺動可能に配設されている。清掃部材27は、帯電ワイヤ23に当接するワイヤ清掃部と、露光ヘッド31のレンズ面32に当接するレンズ清掃部とを有する。そして、清掃部材27は、感光ドラム21と略平行に配設されたレバー部材28の一端に連設され、レバー部材28が、感光ドラムユニット2の長手方向に摺動操作されると、これに連動して摺動されて帯電ワイヤ23等が清掃される。
感光ドラムユニット2は、画像形成装置1の前後方向であって主搬送経路11に対して略直角方向から着脱可能に構成されており、後述するように、支持フレーム13に沿って案内され、画像形成装置1の前後のメインフレーム12に係合して位置決めされている(図3参照)。
次に、感光ドラムユニット2に配設されたシールド部材70について、以下に説明する。
本実施例におけるシールド部材70は、感光ドラムユニット2において、帯電ワイヤ23からの静電ノイズから露光器3等の電子機器を遮蔽する部材として用いるものである。また、可能な実施の態様として、感光ドラムユニット2を画像形成装置1に着脱する際のガイド部材としてや、装着の有無を検知する検知部75と連動する部材等として用いることができる。
図1及び図2に示すように、シールド部材70は、側面視長板状に形成され、感光ドラムユニット2の長手方向に沿って感光ドラム21等と略平行となるようにフレーム20の外壁に配設され、前後両端においてネジ71・71でフレーム20の側壁に対してネジ締め固定されている。シールド部材70は、帯電器22の側方であって露光器3及び帯電器22の間に位置して、かかる空間を上下方向に遮断するように配設され、露光器3の長手方向長さと同じかそれ以上の長手方向長さであり、帯電器22の上方に延出するように構成されている。
帯電ワイヤ23によって帯電が行われると、帯電器22から静電ノイズが生起され、この静電ノイズは、帯電器22に近設される電子機器等の誤差動を引き起こす要因となる。このように静電ノイズを遮断するシールド部材70を帯電器22の側方に配置することで、近傍に配置されるセンサ(図略)等の電子機器を保護することができるのである。
特に、本実施例に示すように、ライン状の露光ヘッド31を備えた露光器3を用いる場合には、露光器3を感光ドラム21の近傍に配設する必要がある。この露光器3は静電ノイズの影響を受け易く、露光器3が静電ノイズの影響を受けると画像不具合の原因となる。そのため、シールド部材70を、帯電器22の側方であって、露光器3及び帯電器22の間に位置するように配設することによって、帯電器22からの静電ノイズを遮断して、露光器3への影響を低減させることができる。帯電器22の周囲を囲繞するのではなく、帯電器22と露光器3を配設する間の空間に静電ノイズを遮断するように延設されるとともに、感光ドラムユニット2と支持フレーム13との間隙に配置されるため、感光ドラムユニット2及び画像形成装置1のコンパクト化の妨げとならない。
また、シールド部材70は、感光ドラムユニット2を画像形成装置1に着脱する際のガイド部材として形成されている。
図1及び図2に示すように、画像形成装置1は、筐体を構成するメインフレーム12と、メインフレーム12内部において前後方向に施設される感光ドラムユニット2の支持フレーム13等で構成されている。シールド部材70は、フレーム20との当接面の上端を左方に屈曲して上平面が形成され、その上平面の縁部が略直角に折り曲げられてガイド部70aが形成されている。ガイド部70aは、支持フレーム13の内側縁部から右方に突出された係合縁部13aに係合される。また、フレーム20の上面にもガイド部20cが形成され、支持フレーム13の内側縁部から左方に突出された係合縁部13bと係合可能とされている。
そして、感光ドラムユニット2は、シールド部材70のガイド部70aの端部が係合縁部13aと、フレーム20のガイド部20cの端部が係合縁部13bと、それぞれ係合されて、支持フレーム13に対して長軸方向にガイドされながら摺動可能に係合されている。感光ドラムユニット2は、前後のメインフレーム12とその端部において係合して、感光ドラムユニット2の半径方向の位置決めがなされ、画像形成装置1内において位置変動不能に取り付けられる。なお、ガイド部70a・20cの形状や係合方法については限定されるものではなく、例えば、ガイド部70a・20cと係合縁部13a・13bとの当接面にそれぞれ凹凸の溝を設け、この溝に沿って係合するように構成してもよい。
シールド部材70が、感光ドラムユニット2を装置本体に着脱する際のガイド部材を兼ねるため、部品点数を減らして画像形成装置1のコンパクト化や製造コストを低減することができる。また、支持フレームの内側下方とシールド部材70が、係合縁部13a・13bを介して当接するため、支持フレーム13の下方と感光ドラムユニット2の上方とで構成される空隙を小さくして画像形成装置1の内部構成をコンパクトにできる。さらに、かかる状態においては、シールド部材70によって、帯電器22と露光器3との間の空隙を遮断し、上述した静電ノイズを効果的に遮断することができる。
また、シールド部材70は、帯電器22からの静電ノイズを効果的に遮断するために、鉄等の金属製の導電性材で構成され、画像形成装置1の装置本体に感光ドラムユニット2が配設された状態においてアース側に接地されるように構成されている。
図3及び図4に示すように、感光ドラムユニット2は、画像形成装置1の前後方向に沿ってメインフレーム12の内壁に略垂直となるように配設された支持フレーム13に、前方から挿入されて取り付けられる。支持フレーム13の上面であって、メインフレーム12側の一端部に、平面視略長形状に開口された開口部13cと、シールド部材70に当接可能な金属部材72と、金属部材72を介してシールド部材70と連通されるハーネス73が配設されている。
図4に示すように、金属部材72は、支持フレーム13に挿入される感光ドラムユニット2のシールド部材70と当接可能に構成され、本実施例では、弾性を有する板ばね部材からなり、略中央部が下方に凸となるように側面視略「く」字型に屈曲されている。金属部材72は、開口部13cを介して挿入方向(図4においてX方向)に沿って下斜方に延設され、支持フレーム13の下方であって感光ドラムユニット2(シールド部材70)の経路上に位置される(位置P1)。
シールド部材70は、鉄等の導電性材で構成され、ハーネス73は、図示せぬ基板等を介してアース側に接地されている。金属部材72とハーネス73とは、支持フレーム13の上面において一端部がそれぞれ重なるようにピン軸74によって枢支されている。支持フレーム13に感光ドラムユニット2が挿入されてX方向に摺動されると、やがて、金属部材72にシールド部材70の上平面の端部が当接する。この状態において、シールド部材70とハーネス73とが金属部材72を介して接続され、シールド部材70がアース側に接地されて、シールド部材70が導通される。
このようにシールド部材70を導電性材とし、感光ドラムユニット2が支持フレーム13に挿入された状態でアース側に接地されるように構成することで、帯電器22からシールド部材70の方向に向けて放射される静電ノイズを低減することができる。また、ハーネス等を別途配置する必要がなく、感光ドラムユニット2をコンパクトにすることができる。
なお、金属部材72として弾性を有する板ばね部材で構成することで、金属部材72とシールド部材70とを確実に当接させることができる。金属部材72は、感光ドラムユニット2がX方向に摺動されるにつれて、シールド部材70の上平面の端部に押圧されてピン軸74を中心として上方に回動され、やがて、位置P2において、上方への回動を停止する。その後は、下方向(シールド部材70の上平面方向)へ付勢されながらシールド部材70の上平面を摺接する。そのため、シールド部材70と金属部材72との当接状態を安定に維持し、また、感光ドラムユニット2の押入を妨げない。支持フレーム13から感光ドラムユニット2を引き抜いてシールド部材70と金属部材72との当接が解除されると、金属部材72は付勢力によって元位置P1に復帰され、シールド部材70の接地の切り替えを簡易な構成で行うことができる。
次に、検知部75について、以下に説明する。
本実施例においては、装置本体(支持フレーム13)に感光ドラムユニット2が載置されているか否かを検知する検知手段としての検知部75を備え、検知部75は、感光ドラムユニット2が支持フレーム13に挿入されて固定位置にまで至ると、金属部材72を介して導通され、検知部75に接続された制御部においてアースされたこと(電圧0となる)が検知されるように構成される。
検知部75は、前記金属部材72、導通部材76、前記ハーネス73、ハーネス77及び図示せぬ制御部等から構成されている(図3参照)。導通部材76及びハーネス77は、支持フレーム13の上面において、一端部がそれぞれ重なるように固設されている。上述のように、金属部材72及びハーネス73は、ピン軸74によって枢支されている。導通部材76は、導電性材で構成され、端部76aが前記支持フレーム13の開口部13cに位置し、他端がハーネス77に当接している。この導通部材76及び金属部材72は、それぞれハーネス73及びハーネス77を介して、前記制御部もしくはアース側に接続されている。
図4を参照すると、上述した実施例と同様に、支持フレーム13に感光ドラムユニット2が挿入されてX方向に摺動されると、やがて、金属部材72にシールド部材70の上平面の端部が当接する。金属部材72は、感光ドラムユニット2がX方向に摺動されるにつれて、シールド部材70の上平面の端部に押圧されてピン軸74を中心として上方に回動し、金属部材72がピン軸74に枢支される側と反対の端部72aが導通部材76の端部76aと当接して上方への回動を停止する(位置P2)。
金属部材72(端部72a)が導通部材76(端部76a)に当接すると、金属部材72及び導通部材76を介してハーネス73・77が接続され、制御部においてアースされたことが検出される。この電流値に基づいて、制御部は感光ドラムユニット2が支持フレーム13に載置されたことを検知するのである。なお、かかる場合に、制御部によって画像形成装置1の給紙用の伝動装置や警報装置等の制御がなされる。
このように、検知部75において、帯電器22から発生する電磁ノイズを遮断する部材としてのシールド部材70と連動して金属部材72が回動されて、感光ドラムユニット2が支持フレーム13に載置されたか否かを検知するように構成することで、シールド部材70を介してスイッチ(ON/OFF)操作することができ、金属部材72を導通部材76に当接させるための部材を別途設ける必要がなく、シールド部材70の有無を検知し、画像形成装置1をコンパクトに構成でき、製造コストを低減することができる。
なお、シールド部材70は、検知部75を構成する部材として用いる場合には、導電性材で構成される必要はなく、樹脂等で構成されてもよく、好ましくは感光ドラムユニット2を支持フレーム13に着脱する際のガイド部材として用いることができる程度の剛性を有する樹脂等で構成されるのがよい。
本発明の一実施例に係る画像形成装置の全体的な構成を示した正面断面図。 感光ドラムユニットの斜視図。 支持フレームへの感光ドラムユニットの取り付け状態を示す斜視図。 支持フレームへ感光ドラムユニットを挿入する様子を示す側面図。
符号の説明
1 画像形成装置
2 感光ドラムユニット
3 露光器
21 感光ドラム
22 帯電器
23 帯電ワイヤ
70 シールド部材

Claims (4)

  1. 感光ドラムと、該感光ドラムの外周面を帯電する帯電ワイヤを張設した帯電器と、を有する感光ドラムユニットが、装置本体に着脱可能に配設され、該感光ドラムが、装置本体側に配設された露光器にて露光されて静電潜像が形成される画像形成装置において、帯電器から発生するノイズを遮断するシールド部材を、前記帯電器の側方であって、前記露光器及び帯電器の間に位置するように、前記感光ドラムユニットに設けることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記シールド部材は、前記感光ドラムユニットを装置本体に着脱する際のガイドとしても機能する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シールド部材は、導電性材で構成され、前記感光ドラムユニットが装置本体に装着された状態で接地されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置は、装置本体に感光ドラムユニットが装着されているか否かを検知する検知手段を備え、該検知手段は、前記シールド部材の有無を検知することを特徴とする画像形成装置。
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