JP2004347899A - 電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造 - Google Patents

Abstract

【課題】必ず外す必要のある外装カバー等と外部漏洩電波遮蔽用カバーのネジ締結を同時的に解除できるようにすることで、ネジ本数を低減させた電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造を提供する。
【解決手段】本体構造体側の筐体フレーム１２０がネジ穴１２１付きのフランジ１２２を左右及び下側に備え、これに取り付ける導電性の外部漏洩電波遮蔽用カバー１３０もネジ穴１３１付きのフランジ１３２を左右及び下側に備え、さらに外装カバー１４０がネジ穴１２１、１３１と対応する部位にネジ穴１４１を備える。ネジ１５０を外装カバー１４０の外側からネジ穴１４１、１３１、１２１を通して外装カバー１４０、外部漏洩電波遮蔽用カバー１３０及びフレーム１２０を共締めして取り付ける。
【選択図】 図２

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式の画像形成方法を用いるＰＰＣ、ファクシミリ、プリンタ等及びそれらの複合機能をもつ電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造及びこの構造を用いた画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、電子写真方式の画像形成装置では、図５に示すように、画像形成装置の本体構造体１００に電装基板や外部との拡張機能用基板類（オプションボード類）、画像データ蓄積用のハードディスク類、メモリーカード類、ファクシミリ機能拡張用ボード類等をそれぞれ取り付ける部位１０１を設け、機械制御用ボード（中央制御ボード：ＭＣＵ：メインコントロールユニットボード）１０２や画像処理用ボード（コントローラボード）１０３にハーネス（電気的・光ファイバー接続など含む）で接続するいわゆる電装包括筐体と称する構成をとるものが多い。図中１０５はハードディスク、１０６はファックス機能拡張ボードを示す。
【０００３】
オプションボード類等をそれぞれ機械制御用ボード１０２や画像処理用ボード１０３に対してハーネス１０４で接続（電気的接続、光ファイバー接続等々）していると、それぞれの追加機能用ハードを機内の任意の位置へ設置できるため、設計上の自由度が高いが、機外漏洩電波レベルの低減対策を講じる必要が生じる。
【０００４】
そこで外部（画像形成装置外へ）に漏洩する電波を遮蔽するために、上記基板類（各種拡張機能ハード含む）を導電性の外部漏洩電波遮蔽用カバー１１１等で覆う構成が取られている。外部漏洩電波遮蔽用カバー１１１は、本体構造体１００側の例えば板金製のフレーム１１０に固定して箱形筐体構造を形成している。すなわち、全ての電装系ハード類を覆って外部漏洩電波のレベル低減対策を図っている。また図示は省略してあるが、外部漏洩電波遮蔽用カバー１１１の外側に画像形成装置としての外装カバーを設けることが多い。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところで電波を遮蔽するための外部漏洩電波遮蔽用カバー１１１を本体構造体１００のフレーム１１０に固定するにはネジで締結している場合が多いが、この場合、ネジの本数を増やし、外部漏洩電波遮蔽用カバー１１１と本体構造系部品との締結力を増大させ、電波遮蔽効果を高くすることになる。ところが使用するネジの本数が増加すると、メンテナンス性の低下を招き、製品メンテナンス及び拡張機能ボード類などの取り付け時間の増加を招く結果となっている。使用者の側からみれば、メンテナンスに時間が掛かるため、製品を使用できない時間が増加することになる。また、製品重量の増加を招くことにもつながり、機械の設置性の低下をも招いてしまっている。
【０００６】
本発明は上記従来の問題点にかんがみ、メンテナンス等の場合に必ず外す必要のある外装カバー等を外す際に、外部漏洩電波遮蔽用カバーのネジ締結を同時的に解除できるようにすることで、ネジ本数を低減させ得る電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１に係る電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造は、上記目的を達成するために、機械制御用ボード、画像処理用ボード、ファクシミリ機能拡張ユニット、ハードディスクユニット等の電装部品類を、外部漏洩電波遮蔽用カバーで覆って電装基板包括用筐体内に設置する電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造において、上記外部漏洩電波遮蔽用カバーを上記本体構造体系フレームに、少なくとも１点の他の部品と少なくとも１箇所ネジ止めしかつ共締めして取り付けてなることを特徴とする。なお本発明は、機械制御用ボード、画像処理用ボード、ファクシミリ機能拡張ユニット、ハードディスクユニット等の電装部品類をすべて搭載するものである必要はなく、いずれか１点の電装部品を搭載するものであってもよいことはもちろんである。
【０００８】
同請求項２に係るものは、上記目的を達成するために、請求項１の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造において、上記他の部品が外装カバーであること特徴とする。
【０００９】
同請求項３に係るものは、上記目的を達成するために、請求項２の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造において、上記外装カバーと上記本体構造体系フレームの間に上記外部漏洩電波遮蔽用カバーを設置して共締めしてなることを特徴とする。
【００１０】
同請求項４に係るものは、上記目的を達成するために、請求項１ないし３のいずれかの画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造において、上記ネジに段付ネジを用いること特徴とする。
【００１１】
同請求項５に係るものは、上記目的を達成するために、請求項１ないし４のいずれかの画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造において、上記ネジと上記外装カバー等の他の部品の隙間に弾性体からなる部品を挟み込んでなることを特徴とする。
【００１２】
同請求項５に係る本発明の画像形成装置は、請求項１ないし５のいずれかの電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造を用いてなることを特徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお以下では従来の例と共通する部分には共通する符号を付して説明する。
まず図１により本発明の実施対象となるカラー画像形成装置を説明する。図１において、１はベルト状像担持体たる可撓性のベルト状感光体である。感光体ベルト１は、回動ローラ２、３間に架設し、回動ローラ２の回転駆動により図中矢印Ａ方向（時計方向）に搬送する。図中４は感光体ベルト１表面を均一に帯電する帯電手段たる帯電チャージャ、図中５は静電像露光手段たるレーザ書き込み系ユニットである。また、図中６は後述するイエロー、マゼンタ、シアン、黒の現像剤（トナー）を有する４つの現像器を一体的に形成したカラー現像装置である。
【００１４】
図中１０は中間転写体たる中間転写ベルトである。中間転写ベルト１０は、回動ローラ１１、１２の間に架設し、回動ローラ１１の回転駆動により図中矢印Ｂ方向（反時計方向）に搬送する。感光体ベルト１と中間転写ベルト１０は、感光体ベルト１の回動ローラ３部で接触している。この接触部の中間転写ベルト１０側には、導電性を有するバイアスローラ１３が中間転写ベルト１０裏面に所定の条件で接触している。
【００１５】
図示のカラー画像形成装置の画像形成動作について説明する。感光体ベルト１は帯電チャージャ４により一様に帯電させた後、レーザ光学装置５により画像情報に基づき走査露光して表面に静電潜像を形成する。ここで、露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ、及び黒の色情報に分解した単色の画像情報である。この情報により半導体レーザ（図示せず）で発生させたレーザービームＬを、図示を省略した光学装置により光路調整して走査して静電潜像を形成し、後述する回転型現像装置６により各々所定のイエロー、シアン、マゼンタ及び黒トナーで各々単色現像し、感光体ベルト１上に各々の色画像を順次形成する。
【００１６】
図中矢印Ａ方向に回転する感光体ベルト１上に形成した各単色画像像は、感光体ベルト１と同期して図中矢印Ｂ方向に回転する中間転写ベルト１０上に、イエロー、シアン、マゼンタ、及び黒の単色毎に、バイアスローラ１３に印加した所定の転写バイアスにより順次重ねて転写する。中間転写ベルト１０上に重ね合わせたイエロー、シアン、マゼンタ、及び黒の画像は、給紙台（給紙カセット）１７から給紙ローラ１８、搬送ローラ対１９ａ、１９ｂ、レジストローラ対２０ａ、２０ｂを経て転写部へ搬送した転写紙１７ａ上に転写ローラ１４により一括転写する。転写終了後、転写紙１７ａは定着装置８０により画像定着を受け、これでフルカラー画像が完成し、排紙ローラ対８１ａ、８１ｂを経て排紙スタック部８２に画像をプリントした転写紙１７ａを排出する。
【００１７】
なお、図中１５は廃棄トナー回収装置で、感光体ベルト１に常時当接し、感光体ベルト１上のトナーをクリーニングするクリーニングブレード１５ａを含む。１５ｃは廃棄トナー回収容器である。
【００１８】
図中１６は、中間転写ベルト１０のクリーニング装置である。クリーニング装置１６のクリーニングブレード１６ａは、画像形成動作中には中間転写ベルト１０表面から離間した位置に保持し、形成像を転写紙１７ａ上に転写した後に中間転写ベルト１０の表面に当接する。中間転写ベルト１０上よりクリーニングブレード１６ａによって掻き取った廃棄トナーは、クリーニング装置１６内に設けたオーガ１６ｂにより、図の紙面手前方向に搬送し、さらにプロセスカートリッジ３１の図の紙面で手前側面に設ける図示を省略した搬送部により廃棄トナー回収容器１５ｃへ搬送する。
【００１９】
感光体ベルト１、帯電チャージャ４、中間転写ベルト１０、クリーニング装置１５、１６は、プロセスカートリッジ３１として一体的に構成してあり、廃棄トナー回収用器１５ｃは、プロセスカートリッジ３１に対して交換可能に組み込んである。このため、廃棄トナー回収用器１５ｃ内に収容した廃棄トナーが所定量以上となった時点でプロセスカートリッジ３１から外して交換することにより、プロセスカートリッジ３１の長寿命化を図り得る。またプロセスカートリッジ３１のレジストローラ２０ｂ側のケース外装部分は、用紙搬送ガイドとしての機能も備えている。
【００２０】
図１の画像形成装置本体構造としては、不動部筐体たる本体フレーム９部と、転写紙１７ａの搬送経路が解放可能な前部筐体たる前フレーム８によって構成してあり、本体フレーム９の下部に給紙カセット１７を配置し、本体内部にカラー現像装置６、プロセスカートリッジ３１を交換可能に配置し、さらにその上方に定着装置８０を配置し、本体上部には排紙スタック部８２を設けてある。前フレーム８は、本体フレーム９に設けた回転支持軸９ａを中心に開閉回動可能に支持し、通常は図１に示すように本体フレーム９に対し閉じた状態で保持する。そして、転写紙１７ａの搬送経路内で転写紙１７ａのつまり（ジャム）が発生した場合には、前フレーム８の図示しないロック機構を解除して前フレーム８を解放する。前フレーム８には、転写紙搬送経路の一部を構成する搬送ローラ１９ａ、レジストローら２０ａ、転写ローラ１４等が保持してあり、前フレーム８を解放することによって転写紙搬送経路が露出し、容易にジャム処理を行える。この際、他の作像系ユニットは不動であり、トナーの飛散や、漏洩等による不具合は発生しないようになっている。
【００２１】
図２は、本発明に係る電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造の第１実施形態を示す斜視図（Ａ）と分解斜視図（Ｂ）、図３はネジ止め部分の拡大断面図である。本実施形態は本体構造体１００側の筐体フレーム１２０がネジ穴１２１付きのフランジ１２２を左右及び下側に備え、これに取り付ける導電性の外部漏洩電波遮蔽用カバー１３０もネジ穴１３１付きのフランジ１３２を左右及び下側に備え、さらに外装カバー１４０がネジ穴１２１、１３１と対応する部位にネジ穴１４１を備えており、ネジ１５０を外装カバー１４０の外側からネジ穴１４１、１３１、１２１を通して外装カバー１４０、外部漏洩電波遮蔽用カバー１３０及びフレーム１２０を共締めして取り付ける構造となっている。
【００２２】
ネジ止め構造は、図３に示すように、外装カバー１４０と筐体フレーム１２０の間に外部漏洩電波遮蔽用カバー１３０を挟み込み、さらにネジ１５０を締結している。
【００２３】
すなわち、漏洩電波のレベル低減対策のために外部漏洩電波遮蔽用カバー１３０を取り付ける際には、その外側に取り付ける外装カバー１４０とともに同時にネジ１５０で締結することになるため、電装系部品のメンテナンス、拡張機能ハードの取り付け時等に外装カバー１４０を外し、また外装カバー１４０が内包した外部漏洩電波遮蔽用カバー１３０を取り外す際に、何度もネジ１５０を外す必要が無くなる。すなわち、締結するネジ１５０の本数を減らせ、しかもカバー類の取り付け、取り外し作業性が向上している。またネジの本数を減らすことにより、ネジ止めに使用するネジ穴の個数も減らせるので、それによってオプションユニット類の設置箇所の自由度が増える。
【００２４】
なおネジ１５０には段付ネジを用いているが、通常ネジを使用しても良いことはもちろんである。ただし、段付ネジはつば面の面積が大きいので、締結性が向上する。
【００２５】
図４は、本発明に係る電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造の第２実施形態を示す拡大断面図である。本実施形態は、特に外装カバー１４０がプラスティック製（ポリスティレン製等）の場合、ネジ１５０での固定が完全には行われず、ネジ１５０と外装カバー１４０の間に生じる隙間によって、外装カバー１４０の抑えが不足し、画像形成装置内の種々の機械、装置、ユニットの動作に起因して生じる振動により、外装カバー１４０から異音が発生する場合があり得る点を考慮してなしたものである。
【００２６】
すなわち図示の実施形態では、ネジ１５０と外装カバー１４０の間に弾性体、例えばスポンジ製のスペーサ１６０を挟み込んでネジ止めすることで、外装カバー１４０の締結性を向上させている。もちろん、弾性体としてはゴムや軟性のプラスティック等を用いることもできる。
【００２７】
なお図示の実施形態では３本のネジ１５０で締結しているが、ネジの本数はこの本数に限定されない。またすべての締結箇所をネジ止めとする必要はなく、例えばネジ止めと板バネ等による固定との組み合わせ構成でも本発明を採用できる。なお内包する外部漏洩電波遮蔽用カバー１３０と筐体フレーム１２０との締結はネジ１５０の段部分で確実に行われるため、上述のような振動による問題はほとんど無いと考えられるが、もちろん振動を吸収可能で導通性を有するガスケット状の部材を外部漏洩電波遮蔽用カバー１３０と筐体フレーム１２０との間に挟むような構成も可能である。
【００２８】
またなお、図示の実施形態では機械制御用ボード１０２や画像処理用ボード１０３等の電装ユニットの搭載にハーネス（電気的・光ファイバー接続など含む）での接続を用いずにコネクタによって直接的に接続した形態で描いてあるが、もちろん直結でもハーネスを利用した接続でもいずれでもよい。
【００２９】
【発明の効果】
本発明に係る電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造は、以上説明してきたように、メンテナンス等の場合に必ず外す必要のある外装カバー等の他の部品を、外部漏洩電波遮蔽用カバーのネジ締結と同時的に解除できるようにすることが可能になる。
【００３０】
また本発明に係る電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造は、外装カバー等の他の部品を、外部漏洩電波遮蔽用カバーのネジ締結と同時的に解除できるようにすることができることから、締結に必要なネジを外装カバー等の他の部品用と外部漏洩電波遮蔽用カバー用とに個別に設ける必要が無く、それによってネジの本数を低減させ得る。
【００３１】
また、外装カバー等の他の部品用と外部漏洩電波遮蔽用カバーを本体構造体系フレームに同時締結、同時締結解除できるので、メンテナンス等のネジの締結、解除を伴う作業の工数をその分低減させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施対象となる画像形成装置を示す断面図である。
【図２】本発明に係る電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造の第１実施形態を示す斜視図（Ａ）と分解斜視図（Ｂ）である。
【図３】ネジ止め部分の拡大断面図である。
【図４】本発明に係る電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造の第２実施形態におけるネジ止め部分の拡大断面図である。
【図５】従来の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
１００ 画像形成装置の本体構造体
１０２ 機械制御用ボード
１０３ 画像処理用ボード
１０５ ハードディスクユニット
１０６ ファックス機能拡張ボード
１１０ フレーム
１１１ カバー
１２０ 筐体フレーム
１２１ ネジ穴
１２２ フランジ
１３０ 外部漏洩電波遮蔽用カバー
１３１ ネジ穴
１３２ フランジ
１４０ 外装カバー
１４１ ネジ穴
１５０ ネジ
１６０ スペーサ

Claims (6)

1. 電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造であって、機械制御用ボード、画像処理用ボード、ファクシミリ機能拡張ユニット、ハードディスクユニット等の電装部品類を、外部漏洩電波遮蔽用カバーで覆って電装基板包括用筐体内に設置する電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造において、
   上記外部漏洩電波遮蔽用カバーを上記本体構造体系フレームに、少なくとも１点の他の部品と少なくとも１箇所ネジ止めしかつ共締めして取り付けてなることを特徴とする電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造。
2. 請求項１の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造において、上記他の部品が外装カバーであること特徴とする電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造。
3. 請求項２の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造において、上記外装カバーと上記本体構造体系フレームの間に上記外部漏洩電波遮蔽用カバーを設置して共締めしてなることを特徴とする電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造。
4. 請求項１ないし３のいずれかの画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造において、上記ネジに段付ネジを用いること特徴とする電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造。
5. 請求項１ないし４のいずれかの画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造において、上記ネジと上記外装カバー等の他の部品の隙間に弾性体からなる部品を挟み込んでなることを特徴とする電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造。
6. 請求項１ないし５のいずれかの電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造を用いてなることを特徴とする画像形成装置。

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