JP2001305935A - カートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

カートリッジおよび画像形成装置

Info

Publication number
JP2001305935A
JP2001305935A JP2000117851A JP2000117851A JP2001305935A JP 2001305935 A JP2001305935 A JP 2001305935A JP 2000117851 A JP2000117851 A JP 2000117851A JP 2000117851 A JP2000117851 A JP 2000117851A JP 2001305935 A JP2001305935 A JP 2001305935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
memory unit
image forming
forming apparatus
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000117851A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kimizuka
純一 君塚
Kenichi Fujii
健一 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000117851A priority Critical patent/JP2001305935A/ja
Publication of JP2001305935A publication Critical patent/JP2001305935A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジに搭載されたメモリユニットを
静電気放電から保護する。 【解決手段】 カートリッジ3の廃トナー容器3mを形
成するケース80の内側にメモリユニット21を貼り付
けると共に、その外側を防護壁81で覆う。これによ
り、ユーザがカートリッジ3を手でつかんでもメモリユ
ニット21に接触することがなく、静電気放電から守る
ことができる。更に、トナーに起因する不具合の発生を
防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタや複写
機、ファクシミリ等の画像形成装置および該画像形成装
置本体に着脱可能なカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機やプリンタ等の画質向上や
交換ユニットの寿命の正確な管理等を目的として交換ユ
ニットに記憶手段としての半導体メモリを取付けた技術
が種々提案されている。例えば特開平8−160680
号公報には半導体メモリを電子写真式プリンタに着脱自
在なプロセスカートリッジに取付けることが記載されて
いる。
【0003】上記公報にて開示されたプロセスカートリ
ッジは、感光体ドラム、帯電器、現像器、およびクリー
ナを一体化して、電子写真方式の画像形成装置に容易に
着脱可能としたものである。また、上記プロセスカート
リッジの記憶手段は、半導体の不揮発性メモリである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記プリン
タでは、不揮発性メモリと画像形成装置本体との接続は
コネクタによって行われていた。
【0005】しかしながら、メモリへの信号は微弱であ
り、そのためコネクタのわずかな接触不良でも誤動作の
原因になることがわかった。
【0006】そこで、画像形成装置本体とプロセスカー
トリッジ側のメモリを電磁的結合手段により接続する構
成として、機械的には非接触で、その電磁的結合手段を
介して双方向の通信を行うことにより、コネクタの接触
不良を回避することが提案された。
【0007】このように、電磁的結合手段を介して双方
向通信を行う場合、画像形成装置本体側に通信ユニット
を設け、プロセスカートリッジ側にワイヤレス通信手段
を含むメモリユニットを設けている。
【0008】しかし、このメモリユニットが静電気放電
にさらされると、これらを構成する半導体などの素子が
破壊されることがあった。
【0009】また、上述の従来例では、現像剤であるト
ナーが磁性を帯びている場合、このトナーがメモリユニ
ットのアンテナ(通信手段)に近づくと、アンテナの共
振点がずれて通信ができなくなる問題があった。また、
導電性トナーが使われることもあり、この場合も同様の
問題がある。更に、トナーの化学成分がメモリや通信用
ICのパッケージを溶かすこともある。
【0010】なお、上記説明においては、カートリッジ
としてプロセスカートリッジの場合について説明した
が、現像剤を収容する現像容器と、現像剤を感光体ドラ
ムに担持搬送する現像手段としての現像ローラとを一体
的に有し、画像形成装置本体に対して着脱可能に装着さ
れる現像カートリッジについても、上記と同様の問題が
ある。ここで、カートリッジは、プロセスカートリッジ
および現像カートリッジを含むものとする。
【0011】従って、本発明の主な目的は、メモリユニ
ットを静電気放電から防ぐことのできるカートリッジお
よび画像形成装置を提供することである。
【0012】本発明の他の目的は、現像剤に起因するメ
モリユニットの通信手段における共振点のずれを防止
し、かつ、現像剤の化学成分による腐蝕からメモリユニ
ットを保護することのできるカートリッジおよび画像形
成装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
カートリッジおよび画像形成装置にて達成される。要約
すれば、本発明は、画像形成装置本体に着脱可能なカー
トリッジにおいて、前記画像形成装置本体と非接触状態
で通信可能なメモリユニットを有し、該メモリユニット
は外部に対して非露出状態にて取り付けられることを特
徴とするカートリッジである。
【0014】本発明による一実施態様によれば、前記メ
モリユニットは前記カートリッジの枠体内部に取り付け
られることが好ましい。また、トナーを収容するための
トナー容器を有し、前記メモリユニットは、前記トナー
容器の内部に取り付けられ、かつ、隔離部材により廃ト
ナーから隔離されることが好ましい。
【0015】本発明による他の実施態様によれば、前記
メモリユニットは、前記カートリッジの枠体外部に設け
られた凹部の内部に収容され、さらに充填剤によって覆
われてなる。前記カートリッジの枠体および充填剤は、
非磁性、かつ非導電性の材料で構成される。
【0016】また、本発明による他の実施態様によれ
ば、前記メモリユニットは、不揮発性メモリ本体と、通
信手段とを有する。
【0017】本発明による他の態様によれば、カートリ
ッジが着脱可能な画像形成装置において、前記カートリ
ッジには、画像形成装置本体に設けられた通信ユニット
と非接触状態で通信可能なメモリユニットが設けられ、
前記メモリユニットは外部に対して非露出状態で取り付
けられることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るカートリッジ
および画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明す
る。
【0019】実施例1 本発明の第1実施例について図1〜図3により説明す
る。まず、図1により本実施例の画像形成装置について
説明する。
【0020】図1において、画像形成装置1には、プロ
セスカートリッジ3が着脱可能に装着されている。着脱
可能なユニットであるプロセスカートリッジ3は、像担
持体である感光ドラム3a、感光ドラム3aの表面を一
様に帯電する帯電手段である帯電ローラ3b、感光ドラ
ム3a上に形成された静電潜像をトナー像として可視像
化するための現像手段である現像ローラ3c、トナーを
貯えるためのトナー容器3e、および感光ドラム3a上
の余剰トナーを回収するクリーニング手段としてのクリ
ーナ3dから一体的に構成されている。
【0021】図2により更にプロセスカートリッジ3に
ついて説明する。
【0022】トナー容器3e内には、トナーを攪拌し、
現像ローラ3cなどを収容する現像室3fに送るための
攪拌棒3gが設けられ、また、現像室3f内には、上記
現像ローラ3cおよび現像ローラ3c上のトナー層厚を
規制するドクターブレード3hが配置されている。現像
ローラ3cはマグネットが内包し、感光ドラム3aに対
して微小な隙間を保持しながら当接される。
【0023】トナー容器3eと現像室3fとを区画する
プラスチックの壁部3h下端には、ピアノ線のような強
度のある鋼線で作られたトナー検出アンテナ3jが現像
ローラ3cと平行に取り付けられており、現像ローラ3
cに印加される現像バイアスAC電圧がトナーを介して
アンテナ3jに誘導する電圧を検知することで現像室3
f内のトナー量を検知する。
【0024】クリーナ3dは、転写後に感光ドラム3c
上に残留したトナーを除去するブレード3kを有し、ブ
レード3kに除去したトナーを廃トナー容器3m内に貯
蔵する。
【0025】プロセスカートリッジ3の装着方向先端に
おける枠体80の内側、つまり、廃トナー容器3mの内
側には半導体の記憶手段であるメモリユニット21が取
り付けられている。装置本体のメモリユニット21と対
向する位置には取付部材8aが支持されており、この取
付部材8aに本体側の通信ユニット22が取り付けられ
る。
【0026】プロセスカートリッジ3の側方には、画像
書き込み手段であるレーザスキャナユニット14が設け
られ、入力された画像信号に基づいて変調されたレーザ
光9により感光ドラム3aを走査露光する。
【0027】感光ドラム3aの下面に対向して、給紙カ
セット2から給紙ローラ12によりピックアップされ、
さらにレジストローラ24により転写タイミングがとら
れた記録紙Pに、現像された画像を転写するための転写
手段である転写ローラ4が配置されている。
【0028】記録材Pの搬送方向において、転写ローラ
4の下流には、記録材Pに転写されたトナー像を熱加圧
定着させるための定着器5が設けられている。定着器5
の下流には、記録材Pを機外に排紙するための用紙搬送
ローラ6、および排紙ローラ7が配設されている。
【0029】以下、上記構成の画像形成装置における画
像形成プロセスについて説明する。
【0030】感光ドラム3aの表面を帯電ローラ3bに
より帯電させ、レーザスキャナユニット14により走査
して感光ドラム3aの表面に潜像を形成する。この潜像
を現像ローラ3cで現像してトナー像を形成する。
【0031】一方、給紙カセット2内の記録材Pは給紙
ローラ12によりピックアップされ、レジストローラ対
24に給紙され、タイミングをとられて転写位置に送ら
れる。
【0032】この転写位置で感光ドラム3a上のトナー
像は転写ローラ4の作用により記録材Pに転写される。
トナー像が転写された記録材Pは定着器5に搬送され、
熱加圧されることにより定着される。その後、記録材P
は排紙ローラ7により画像形成装置本体1の外に排出さ
れ、トレイ8に積載される。
【0033】図3は、本実施例の画像形成装置における
制御系を示すブロック図である。
【0034】図3において、画像形成制御回路23はメ
インモータ25、スキャナモータ15、給紙クラッチ1
6、レジストクラッチ17、高圧ユニット18、定着器
ヒータ駆動回路19などを制御し、画像形成装置1が画
像形成するための制御を行っている。
【0035】そのため画像形成制御回路23は、ワンチ
ップのマイクロコンピュータで構成されるCPU13や
ドライブ回路26を搭載し、ドライブ回路26は、感光
ドラム3aや給紙ローラ12、レジストローラ24、そ
の他のローラや定着器5などを駆動するメインモータ2
5、レーザスキャナユニット14に含まれるスキャナモ
ータ15、給紙ローラ12を制御する給紙クラッチ1
6、レジストローラ25の駆動を制御するレジストクラ
ッチ17、帯電ローラ3bや現像ローラ3c、転写ロー
ラ4に高電圧を供給する高圧ユニット(HVT)18、
定着器5の中のヒータを駆動する定着器ヒータ駆動回路
19を備えている。
【0036】高圧ユニット18は感光ドラム3aの帯電
用、現像用、転写用の3種の高圧電源がある。
【0037】帯電用の高圧電源は高圧交流(HVAC)
27と高圧直流(HVDC)28の出力を重畳させたも
ので、その出力端子29から帯電ローラ3bに出力す
る。転写用は高圧直流プラス(HVTR+)30と高圧
直流マイナス(HVTR−)31の切替出力になってお
り、この出力は端子32から転写ローラ4へ出力され
る。現像用は高圧交流(DBAC)33と高圧直流(D
BDC)34の重畳になっており、端子35から現像ロ
ーラ3cへ出力される。
【0038】プロセスカートリッジ3に取り付けられた
メモリユニット21は、感光ドラム3aの使用時間など
を記憶させ、感光ドラム3aの寿命判定などに用いられ
る。
【0039】通信ユニット22はメモリユニット21と
非接触にて通信を行うための、ICにコイル等を取り付
けたものである。
【0040】本体側通信ユニット22について、更に詳
細に説明する。
【0041】通信ユニット22は、通信を行うための変
調、復調回路を含むIC40を具備し、IC40は、C
PU13とのシリアル信号インターフェース部41を含
み、該インターフェース部41は、チップセレクト信号
の入力端子であるCS端子、シリアルクロックの入力端
子であるSK端子、シリアル信号出力端子であるDO端
子、およびシリアル信号の入力のための端子であるDI
端子を備えている。
【0042】シリアル信号はメモリのアドレス指定、リ
ード・ライトの指定、およびメモリに記憶するデータお
よびメモリから読み出したデータを時系列で同じ信号ラ
インにのせる。
【0043】更に、エンコーダ42、プロトコルコント
ローラ43、デコーダ44、送信用の変調器45、およ
び受信用の復調器46を備えている。
【0044】CPU13からのシリアル信号はプロトコ
ルコントローラ43で通信に適したプロトコルに変換さ
れてエンコーダ42にロードされ、送信変調器45から
高周波信号として出力される。受信されたデータは復調
器46で高周波からベースバンドの信号に復調され、デ
コーダ44でCPU13に適合するシリアル信号にデコ
ードされ、インターフェース部41からCPU13へ送
られる。
【0045】通信ユニット22は、高周波信号を電磁波
として送受するための、アンテナであるコイル47とコ
ンデンサ48からなるタンク回路を備えている。
【0046】通信ユニット22は、図4に示されるよう
に、扁平なモールドケース22a中に密閉された構成と
されている。
【0047】つぎに、再度図3により、メモリユニット
21の回路について説明する。
【0048】メモリユニット21はまず高周波信号を送
受するため第1アンテナであるコイル49とコンデンサ
50で構成されるタンク回路を備えている。
【0049】このタンク回路には整流回路51、送信変
調回路52、復調器53が接続される。整流回路51の
出力は電源回路60に接続され、記憶手段である不揮発
性メモリ58に電源を供給する。さらに、デコーダ5
4、プロトコルコントローラ55、エンコーダ56、メ
モリインターフェース回路57、およびEEPROMや
強誘電体メモリなどの不揮発性メモリ58で構成され
る。
【0050】復調器53で高周波からベースバンド信号
に復調されると、デコーダ54でプロトコルコントロー
ラ55の制御にしたがってメモリ58に送るのに適した
信号に変換される。
【0051】そしてメモリインターフェース回路57で
アドレスとデータに分けられて、かつリードライトのコ
マンドにしたがってメモリ58と読み出し書き込み動作
が実行される。
【0052】メモリ58から読み出されたデータはメモ
リインターフェース57からエンコーダ56に送られて
通信に適したプロトコルに変換され、送信変調器52か
らタンク回路に送られる。
【0053】このメモリユニット21は、図4に示すよ
うに、変調復調器とメモリを一体化したIC59、コイ
ル49、およびコンデンサ50を扁平なモールドケース
21aに密閉した構成とされている。
【0054】次に、本発明の特徴部分であるメモリユニ
ット21の取付構造について再度図2により説明する。
【0055】本実施例のメモリユニット21は、廃トナ
ー容器3mを形成する枠体としてのケース80の内側に
貼り付けられる。ケース80はプロセスカートリッジ3
の外壁の一部であり、絶縁性プラスチックで構成されて
いる。つまり、非磁性かつ非導電性の材料で構成され
る。メモリユニット21を外部に対して非接触状態で取
り付けることにより、メモリユニット21を静電気放電
から保護することができる。
【0056】更に説明すると、モリユニット21はそれ
自体一応モールドで囲われているが、その厚みが薄かっ
たり、隙間があると帯電した人体から放電する静電気放
電電流によりIC59が破壊される。また、カートリッ
ジ3はユーザがかならず手で持つものであり、メモリユ
ニット21がカートリッジ3のケースの外側にあると静
電気放電から保護することが難しい。静電気放電から保
護するためには、メモリユニット21のモールドの厚み
を十分に確保する必要があり、その場合、メモリユニッ
ト21が大型になりコストが高くなってしまう。
【0057】しかしながら、本実施例のように、メモリ
ユニット21をケース80の内側に装着することによ
り、メモリユニット21はケース80によって静電気放
電から守られるので、メモリユニット21としてはモー
ルドがほとんど不要となり、薄いプリント基板上にコイ
ルパターンを設けIC59やコンデンサ50を載せたも
のをケース80の壁面に貼り付けるだけでもよい。
【0058】また、本実施例では、メモリユニット21
の周囲に斜面を有する隔離部材としての防護壁81を設
け、廃トナーがメモリユニット21に近づくのを防ぐ構
成とした。つまり、メモリユニット21を廃トナーから
隔離する構成とした。
【0059】これは、トナーが磁性を有しており、その
ため廃トナー容器2mに廃トナーが充満してくると廃ト
ナーの磁性によりアンテナコイル49のインダクタンス
が変化し、コンデンサ50との共振周波数が変化して本
体側通信ユニット22からの電磁波を受信する効率が非
常に低下してしまうのを防ぐためである。
【0060】また、トナーはプラスチックの種類によっ
ては溶かす場合があり、あるいは、メモリユニット21
をプリント基板上に作ったときは電極が腐蝕される場合
もあるが、本実施例の防護壁81により、トナーがメモ
リユニット21に接近することがないので、上記のよう
な問題の発生を未然に防止することができる。
【0061】上記のように、防護壁81が斜面を形成し
ているのは、トナーがそのエッジ部に滞留するのを防
ぎ、トナーの流動性を良くするためのものである。
【0062】なお、カートリッジ3のケース80の内側
で廃トナーが近づかない場所にメモリユニット21を配
置できればこの防護壁81を不要することもできる。
【0063】実施例2 つぎに、本発明の第2実施例について図5により説明す
る。図5は、廃トナー容器3mのケース80の断面の一
部を示すしている。
【0064】第1実施例のように、カートリッジ5の内
側にメモリユニット21を収めることは静電気放電から
の保護に有効であるが、組立て時に廃トナー容器3mの
ケース80の内側にあらかじめメモリユニット21を取
り付けるのは作業性が良くない。そこで、本実施例で
は、メモリユニット21の取り付け作業性の改善を図っ
たものである。
【0065】本実施例では、図5に示すように、ケース
80の外側における本体側通信ユニット22との対向部
に図中下方に開口部を有する凹部すなわち窪み80aを
設け、その窪み80aの中にメモリユニット21を収め
る構成とした。この場合、窪み80aを形成する外側壁
82は静電気放電からメモリユニット21を守るために
機能し、内側壁83は廃トナーがメモリユニット21に
近づくことを防止するために機能する。
【0066】更に、外側壁82の沿面距離が不足して静
電気がメモリユニット21に到達する場合は、メモリユ
ニット21を覆うように充填剤84を窪み80aにつめ
ることにより、静電気放電からメモリユニット21を保
護することができる。なお、充填剤84は非磁性、かつ
非導電性の材料で構成されている。
【0067】なお、本実施例では、窪み80aの形状を
図中下方に開口部を有する構成としたが、これに限定さ
れることはなく、メモリユニット21を静電気放電から
保護でき、かつ取り付け作業性が改善される構成であれ
ばよい。
【0068】例えば、図6に示すように、窪み80bを
図中左方向に全体的に開放された形状とし、その底部に
メモリユニット21を取り付け、さらにメモリユニット
21を充填剤84により全体的に覆うような構成として
もよく、取り付け作業性は明らかに改善される。
【0069】上記実施例では、本発明を、メモリユニッ
ト21を廃トナー容器3mの内部あるいは外部に取り付
ける構成について説明したが、これに限定されるもので
はなく、メモリユニット21をトナー容器3eの内部あ
るいは外部に取り付ける構成に適用してもよい。つま
り、カートリッジ3の枠体内部あるいは外部にとりつけ
る構成に適用することができる。
【0070】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のカートリッジおよび画像形成装置によれば、カートリ
ッジが画像形成装置本体側と非接触状態で通信可能なメ
モリユニットを有し、該メモリユニットを外部に対して
非露出状態にて取り付けることにより、メモリユニット
を静電気放電から防ぐことができ、また、メモリユニッ
トの通信手段の共振点のずれを防止し、かつ、現像剤の
化学成分による腐蝕からメモリユニットを保護すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す概
略構成図である。
【図2】プロセスカートリッジおよびメモリユニットの
取付構成を示す拡大図である。
【図3】図1の画像形成装置の制御回路のブロック図で
ある。
【図4】通信ユニットとメモリユニットの一実施例を示
す斜視図である。
【図5】メモリユニットの取付構成に係る他の実施例を
示す要部断面図である。
【図6】メモリユニットの取付構成に係る他の実施例を
示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 3 プロセスカートリッジ(カートリッジ) 3m 廃トナー容器 21 メモリユニット 22 通信ユニット 80 ケース(枠体) 81 防護壁(隔離部材)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なカートリ
    ッジにおいて、 前記画像形成装置本体側と非接触状態で通信可能なメモ
    リユニットを有し、該メモリユニットは外部に対して非
    露出状態にて取り付けられることを特徴とするカートリ
    ッジ。
  2. 【請求項2】 前記メモリユニットは前記カートリッジ
    の枠体内部に取り付けられることを特徴とする請求項1
    のカートリッジ。
  3. 【請求項3】 トナーを収容するためのトナー容器を有
    し、前記メモリユニットは、前記トナー容器の内部に取
    り付けられ、かつ、隔離部材によりトナーから隔離され
    ることを特徴とする請求項1のカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記メモリユニットは、前記カートリッ
    ジの枠体外部に設けられた凹部内に収容され、さらに充
    填剤によって覆われてなることを特徴とする請求項1の
    カートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記メモリユニットは、不揮発性メモリ
    本体と、通信手段とを有することを特徴とする請求項1
    から4のいずれかのカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記カートリッジの枠体は、非磁性、か
    つ非導電性の材料で構成されることを特徴とする請求項
    2から5のいずれかのカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記充填剤は、非磁性、かつ非導電性の
    材料で構成されることを特徴とする請求項4から6のい
    ずれかのカートリッジ。
  8. 【請求項8】 カートリッジが着脱可能な画像形成装置
    において、 前記カートリッジには、画像形成装置本体に設けられた
    通信ユニットと非接触状態で通信可能なメモリユニット
    が設けられ、前記メモリユニットは外部に対して非露出
    状態で取り付けられることを特徴とする画像形成装置。
JP2000117851A 2000-04-19 2000-04-19 カートリッジおよび画像形成装置 Pending JP2001305935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000117851A JP2001305935A (ja) 2000-04-19 2000-04-19 カートリッジおよび画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000117851A JP2001305935A (ja) 2000-04-19 2000-04-19 カートリッジおよび画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001305935A true JP2001305935A (ja) 2001-11-02

Family

ID=18629099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000117851A Pending JP2001305935A (ja) 2000-04-19 2000-04-19 カートリッジおよび画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001305935A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212698A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US7840154B2 (en) 2007-02-20 2010-11-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device and cartridge
CN102455623A (zh) * 2010-10-25 2012-05-16 富士施乐株式会社 附连拆卸体及图像形成装置
EP2228688A3 (en) * 2003-12-19 2012-12-19 Cartridge Corporation of America, Inc. Removable toner cartridge universal adapter

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2228688A3 (en) * 2003-12-19 2012-12-19 Cartridge Corporation of America, Inc. Removable toner cartridge universal adapter
JP2007212698A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US7840154B2 (en) 2007-02-20 2010-11-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device and cartridge
US8073358B2 (en) 2007-02-20 2011-12-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device and cartridge
US8483595B2 (en) 2007-02-20 2013-07-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device and cartridge
CN102455623A (zh) * 2010-10-25 2012-05-16 富士施乐株式会社 附连拆卸体及图像形成装置
JP2012093459A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Fuji Xerox Co Ltd 着脱体及び画像形成装置
US8761637B2 (en) 2010-10-25 2014-06-24 Fuji Xerox Co., Ltd. Attaching and detaching body and image forming apparatus
KR101495697B1 (ko) 2010-10-25 2015-02-25 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 착탈체 및 화상 형성 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7885554B2 (en) Developing device, image forming apparatus, image forming system, cartridge, developing unit and photoconductor unit
US8126353B2 (en) Developing device, memory unit thereof, and image forming apparatus
JP3571584B2 (ja) 画像形成装置
US6404995B1 (en) Image forming apparatus including a unit detachably attachable to the main assembly having a memory and an antenna electrically connected to the memory
US6137966A (en) Image forming apparatus
US20030108355A1 (en) Memory member, unit, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
US20120274992A1 (en) Information processing apparatus and image forming apparatus
US20020025185A1 (en) Electrophotographic image formation system, electrophotographic image forming apparatus and process cartridge
JPH11348375A (ja) 画像形成装置及びこの装置に着脱可能なユニット
US20020025186A1 (en) Memory member, unit, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
US8106767B2 (en) Wireless tag communication system and image forming apparatus
JP3969891B2 (ja) 画像形成装置
JP2001305935A (ja) カートリッジおよび画像形成装置
JP2006078994A (ja) 画像形成装置
JP2006284818A (ja) 現像ユニット、画像形成装置、画像形成システム、及び、感光体ユニット
JP5216647B2 (ja) 無線通信システム及びこれを備えた画像形成装置
US7515839B2 (en) Image forming apparatus with wireless communication function between toner cartridge and developing unit
JP2006227583A (ja) 画像形成装置
JPH11316534A (ja) 画像形成装置
KR20070056433A (ko) 무선 네트워크용 화상형성장치
JP2006084988A (ja) プロセスカートリッジ、画像形成装置
JP2005326509A (ja) 画像形成用カートリッジおよびそれを備えた画像形成装置
JP2006313295A (ja) 画像形成装置
JP2002074288A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
US20060285877A1 (en) Cartridge for use in an image forming apparatus having an electronic element