JP3966558B2 - 内燃機関 - Google Patents
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Description
内燃機関、特に、比較的少量だけ製造される非常に大型の機関において生じる問題は、その形状・構成が使用目的に大きく依存することがよくあることである。従って、定置状態で使用するための内燃機関、たとえば動力プラントでの動力源として使用するための内燃機関に対していろいろ要求がなされるが、これらの要求は、例えば船舶等の推進のために使用される内燃機関への要求と異なっているのである。ここでは特に補助装置の設置方法が大きく異なる可能性がある。
従って、所謂DPP(ディーゼル・パワー・プラント)における静止つまり定置発電機を駆動するために用いられる例えば大型ターボディーゼル機関の場合、1つ以上のターボ圧縮機と、段間冷却器とによって形成される過給機ユニットは、普通、発電機空間の縁に近接して設置する必要がある。なぜならば、その空間に排気装置が設置されるからである。それと同時に、動力が取り出される可能性のある内燃機関のはずみ車側を、逆に、発電機が設けられるであろう空間の真ん中の方へ向けることが望まれている。しかしながら、同様の内燃機関を船舶の推進用に用いたときには、一般には、過給機ユニットも内燃機関のはずみ車側も両方とも後ろ側へ向けるのが望ましい。というのは、排気装置もプロペラシャフトも船舶の後部に位置しているからである。冷却液や潤滑油等の運転流体を内燃機関内で循環させるために用いられるポンプ群は、定置状態での使用の場合には、発電機空間の外側付近に設置しなければならないことがしばしばある。というのは、外部冷却ユニットはしばしば発電機空間の外側に設けられるからである。一方、それとは異なり、推進の目的のためには、ポンプ群は、修理作業という観点から容易にアクセス可能でなければならず、内燃機関の前部に設けられなければならない。
このような内燃機関の形状・配置に対する異なる要求の結果、非常に多大な努力と、構成部品を種々変えることとによってのみ、定置使用に適した内燃機関を推進用の内燃機関に変換し得ることになる。これはさらに、内燃機関の製造の早い段階から最終使用目的を知っておく必要があり、従って、受け渡し期間をかなり長引かせるということを意味している。そのような内燃機関の製造コストは、非常に多くの異なる構成部品によって非常に増大する。
従って、本発明は、より簡単かつより低価格で製造することができる上述の種類の内燃機関を提供することを目的とする。この目的は、本発明によって次のように達成される。即ち、機関本体ブロックは、少なくとも2つの異なった箇所に実質上同一の接続部材を有し、この接続部材上に少なくとも1つの補助装置が配置されている。機関本体ブロック上の異なった箇所に接続部材を配置することによって、必要な補助装置は、内燃機関の組立の極めて遅い段階で、内燃機関上の所望の箇所に簡単に取り付けることができる。その結果、製造過程は、相当に合理化することができる。さらに、内燃機関をその寿命の途中で他の用途のために容易に改造することができる。
各接続部材は、少なくとも2組の接続点を有し、上記内燃機関は、上記接続点の1組と夫々協働する少なくとも2つの異なる補助装置を備えるのが好ましい。
上記接続点には、内燃機関のための運転流体を供給,排出するための導管を備えることができる。上記接続点の少なくとも幾つかは、閉鎖可能にすることができ、上記運転流体の流れ方向を制御するための手段を、上記導管内に配置することができる。かくて、上記補助装置は、例えば冷却回路または潤滑油回路などの内燃機関を貫流する運転流体の回路内に簡単に合体することができ、補助装置の位置が異なっても、同じ条件で使用することができる。
上記導管を上記機関本体ブロックおよび補助装置内に配置すれば、内燃機関の外面は、例えばサービス作業や点検作業のために容易に近づける状態に維持される。ここで、組立技術上の考慮から、上記導管および接続点の少なくとも幾つかを、単一の鋳物内に合体せしめることが推奨される。これによって、幾つかの接続作業が、著しく削減される。
近づきやすさの理由から、上記鋳物は、上記機関本体ブロックに固定される蓋を形成するのが好ましい。この蓋は、互いに対向して設けられ、かつ上記機関本体ブロックに接して置かれる前面と背面を備えることができ、この背面は、上記機関本体ブロック内の上記導管に接続するための開口を有し、これらの開口は、上記蓋内に設けられた流路によって互いに連通される。上記蓋が、上記機関本体ブロックの1つの外端部に取り付けられ、上記流路が、実質上鞍の形状をなして延在するとともに、上記機関本体ブロック内に配置されたクランク軸の軸受を取り囲めば、コンパクトな内燃機関が得られる。
容易にサービスすることができる内燃機関を得るために、上記蓋を、ポンプの蓋とし、少なくとも上記前面が、外部導管および/またはポンプに接続するための開口をもち、これらの開口が、上記蓋内に設けられた流路によって互いに連通、あるいは上記背面内の開口に連通するようにすることができる。上記蓋の背面および/または前面内の上記開口の少なくとも幾つかを、閉鎖可能にし、運転流体の流れの方向を制御するための弁を、上記流路の少なくとも1つに配置すれば、上記蓋は、比較的少ない変更でもって、外形が異なる内燃機関への使用にも適合させることができる。
上記蓋は、上記前面と上記背面の間にこれらと実質上平行に配置された少なくとも1つの隔壁を有するのが好ましい。かくて、上記流路は、蓋内の隔壁で分離された層として配置でき、これにより蓋の構造が非常に簡素化される。
上記シリンダを、V型に配置すれば、上記接続部材を、上記機関本体ブロックの外端部に位置させることができる。逆に、上記シリンダを、直線状に配置すれば、上記接続部材の少なくとも幾つかを、上記機関本体ブロックの側面に位置させるのが好ましい。
補助装置として少なくとも1つの過給機ユニットおよび少なくとも1つの潤滑油ユニットを配置することができる。
上記過給機ユニットを、上記接続部材の1つに固定し、かつ少なくとも1つのターボ圧縮機を支持するための台座を備え、この台座内に、上記ターボ圧縮機を上記機関本体ブロック内の導管に接続する流路を配置すれば、内燃機関の柔軟性が増大する。かくて、機関本体ブロックを大きく変更することなく、内燃機関を過給するために、異種のターボ圧縮機を使用することができる。製造技術上の考慮から、上記台座を単一の鋳物として具体化し、この鋳物内に上記流路を設けることが推奨される。上記台座は、上記内燃機関の冷却系に接続される少なくとも1つの熱交換器を備えることができ、この熱交換器は、上記鋳物内に取り外し可能に配置されるモジュールを形成するのが好ましい。
上記潤滑油ユニットは、上記内燃機関の冷却系に接続される少なくとも1つの熱交換器と、この熱交換器と直列に設けられる少なくとも1つのフィルタ要素とを備えるのが好ましい。上記潤滑油の温度を最適に制御するために、上記潤滑油ユニットは、上記熱交換器に沿って延在し、かつ制御可能な弁によって閉鎖できるバイパスラインを更に備えるのが好ましい。上記潤滑油ユニットの封鎖を防止するために、潤滑油ユニットは、互いに独立に切り換えることができる複数のフィルタ要素が並列に設けられているのが好ましい。かくて、フィルタリング能力は、潤滑油の汚れ具合に適合せしめられ、さらにフィルタ要素は、内燃機関の運転中に取り替えることができる。上記潤滑油ユニットの構造を簡素化するために、潤滑油ユニットは、上記機関本体ブロックの上記接続部材と協働する少なくとも2つの実質上同一の取付部材を備えるのが好ましい。かくて、潤滑油ユニットは、機関本体ブロック上に異なった方法で取り付けることができ、これにより、潤滑油ユニットを流れる流れの方向は、常に同じになる。
上記過給機ユニットに接続するための排気ガス管系を、補助装置として更に配置することができ、その際、配置用の接続部材は、上記シリンダに関して対称に配置される。このようにして、過給機ユニットと潤滑油ユニットは、定置機関から推進機関へ切り換える場合、簡単に位置を交換することができ、その際、排気ガス系は半回転せしめられる。対称性を考慮して、上記機関本体ブロックは、その一方の外端部にカム軸駆動を収容するための空間を有するならば、この空間に対応する突出部を他方の外端部に有することができる。
本発明は、夫々が上述の内燃機関に用いることを意図した機関本体ブロック、鋳物として具体化された蓋、過給機ユニット、潤滑油ユニット、および排気ガス管系に更に関する。
最後に、本発明は、内燃機関を製造する方法に関し、この製造方法は、機関本体ブロックを製造し、この機関本体ブロック上の少なくとも2つの異なる箇所に実質上同一の接続部材を配置し、上記内燃機関の用途を決定し、この用途に応じて補助装置を上記接続部材の少なくとも1つに接続する手法である。
図1は本発明の第1実施形態に係る推進ユニットとして使用するための内燃機関の分解された部分を含む斜視図である。
図2は定置状態で使用されることを意図した内燃機関の図1に相当する図である。
図3は図1の内燃機関における運転流体の流路を示す概略斜視図である。
図4は図2の内燃機関における流れを示す図3に相当する図である。
図5は図1の矢印V方向の詳細斜視図である。
図6は図2の矢印VI方向の詳細斜視図である。
図7は取り外されたポンプカバーの斜視図である。
図8は図7の矢印VIII方向からの推進ユニットとして使用するための内燃機関のポンプカバーの一部破断正面図である。
図9は図11のIX−IX線断面図である。
図10は図11のX−X線断面図である。
図11は図10の〓−〓線断面図である。
図12は図9の矢印〓−〓方向の一部断面平面図である。
図13,14,15は定置使用のための内燃機関のポンプカバーの図8,9,10に相当する断面図である。
図16は図5のXVI−XVI線に沿って切断した潤滑油ユニットの断面図である。
図17は図16の矢印XVII方向から見た潤滑油ユニットの一部破断側面図である。
図18は過給機ユニットの分解された部分を含む斜視図である。
図19は図18の矢印XIX方向から見た過給機ユニットの一部破断平面図である。
図20は図19のXX−XX線断面図である。
図21は図19のX〓−X〓線断面図である。
図22は取り外された端カバーの図1の矢印X〓方向の斜視図である。
図23は図22の矢印XXIII方向の上記端カバーの一部破断正面図である。
図24は図22のXXIV−XXIV線断面図である。
図25および26は定置使用のための内燃機関で用いるための端カバーの図23および24に相当する図である。
図27は推進ユニットとして使用するための本発明の内燃機関の第2実施形態の斜視図である。
図28は定置使用のための内燃機関の図27に相当する図である。
内燃機関1(図1)には、機関本体ブロック2が設けられ、その中には複数のシリンダ(図示せず)が収容されている。V字形に配置されたシリンダには、それぞれシリンダヘッドが設けられている。このシリンダヘッドは、バルブカバーによって覆われ、吸気導管4と排気ガス導管5がシリンダヘッドに接続されている。出口5は全て、断熱ハウジング6の中にある集合排気ガス導管系に繋がる。内燃機関1には、そのクランクシャフト(図示せず)上に配置されたフライホイール7とハウジング8とが、一端FSに設けられている。ハウジング8内にはカムシャフトのための駆動機構が収容され、そのカムシャフトはクランクシャフトによって作動される。内燃機関1には、フライホイール(はずみ車)7の反対側に配置された外端部PSに、ポンプカバー9が設けられている。ポンプカバー9の中には、オイルポンプ10と、低温冷却水ポンプ11Lと、高温冷却水ポンプ11Hが配置されている。ポンプカバー9は、機関本体ブロック2の張り出し部分12の下に一部分配置されている。この張り出し部分12はハウジング8の寸法と一致する寸法をもつ。このようにして、機関本体ブロック2は、直線Sに対して事実上対称であることが達成されている。これによって、その上の断熱ハウジング6を2つの異なる位置に置くことが可能になる。
さらに、内燃機関1には過給機ユニット13が設けられ、過給機ユニット13は2機のターボ圧縮機と、それらに接続された所謂台座15からなる。台座15内には、なかんずく熱交換器または段間冷却器が配置されている。反対側PSには、潤滑油ユニット16が内燃機関に設けられていて、この潤滑油ユニット16は1以上の冷却回路と濾過(フィルタ)回路とサーモスタットとを収容している。機関本体ブロック2は、外端部FSとPSに、夫々2つの実質的に同一な接続部17,18をもっており、夫々に過給機ユニット13と潤滑油ユニット16とが配置され得る。このために、過給機ユニット13の台座15は、一致する接続面24をもっている。一方、潤滑油ユニット16は2つの実質的に鏡像のごとく対称な接続面23をもっている。排気ハウジング6は、流出端Eが過給機ユニット13に向けられている。また、排気ハウジング6の中に配置された二重排気ガス導管系の外端部22(図2)は、ターボ圧縮機14の連結部21に接続される。排気ハウジング6は、その中で排気ガス導管系の同一接続部に配置され、同一接続部は直線Sに対して対称に配置される。内燃機関1の図示された実施の形態は、過給機ユニット13が内燃機関1のフライホイール側FSに配置され、潤滑油ユニット16が反対側であるポンプ側PSに配置されるので、推進ユニットとして船舶に組み込むのに適している。
同様の内燃機関1が、定置駆動装置として、例えば発電機用に使用されねばならないとき、過給機ユニット13はフライホイール側FSではなく、ポンプ側PSに配置されるのが望ましい(図2)。そのとき、潤滑油ユニット16はフライホイール側FSに配置され得る。そのとき、過給機ユニット13は、その台座15の接続面24が内燃機関1の接続部18に対向するように配置される。一方、潤滑油ユニット16は、その接続面23が内燃機関1のもう一つ側の接続部材17に対向するように置かれる。排気ハウジング6は、この中で半回転ほど回転させて、排気ガス導管19と20の同一接続部に再び固定される。これによって、排気ガスは、フライホイール側FSではなく、ポンプ側PSに流れる。
通常のように、内燃機関1は冷却系と潤滑油系とをもつ。このために、複数の導管が機関本体ブロック2に配置される。また、冷却および潤滑油系に補助装置が含まれるために、接続部材には、補助装置内に存在する導管用の接続点が設けられている。そして、これらの接続点は、内燃機関内に存在する冷却および潤滑油系の導管に接続される。これらの導管は、内燃機関の組立の作業をできるだけ簡単にするために、可能な限り機関本体ブロック2内に配置される。好ましくは、導管の一部と接続点は、各々の場合、単一の鋳造品に統合される。これによって、組立作業はさらに限定される。異なる補助装置が異なる場所に配置されて、異なる構造の内燃機関に使用するのに適している鋳物を作るために、少なくとも幾つかの接続点が閉鎖される。一方、導管にはそれを通って流れ方向を制御するための手段が設けられている。これは図3と図4に見られる。図3と図4には、冷却液と潤滑油の流れの経路が、推進のために使用されている図1の内燃機関と、定置配置の図2の内燃機関に対して示されている。
推進内燃機関(図3)の場合は、潤滑油は、ポンプカバー9の部分を形成している潤滑油ポンプ10によって、導管25を経由して、潤滑油ユニット16の接続点26まで導かれる。潤滑油ユニット16内では、潤滑油の一部は、サーモスタットで制御されたタップ27によって案内され、回路28を経由して熱交換器37を通り、そこで冷却される。一方、残りの潤滑油は、冷却された潤滑油と共に回路28からフィルタ29を通って流れ、次に接続部30で潤滑油ユニット16を出る。そこから、潤滑油はポンプカバーの外側にある導管62を通って、接続部31に流れる。次に、潤滑油は、ポンプカバー9の中に合体されている導管50と導管50に接続されたエルボとを通って、接続部51に達する。濾過され,冷却された潤滑油は、そこから、カート60を通って機関本体ブロック2の中を走行している導管56を経て導かれ、内燃機関の異なる運動部分を潤滑する。この潤滑油は、最終的にはカート60に集められ、そこから潤滑油ポンプ10によって再び汲み上げられる。
潤滑油ユニット16を通る潤滑油の流れは、より詳細には図16に示される。図16では、潤滑油ユニット16は、熱交換器37とフィルタ29とが配置されたハウジング61をどのように構成しているかが分かる。ここにおける熱交換器は、2つのパイプのパッケージを備え、パッケージの各々は複数の平行なチューブ63によって形成されている。上記チューブ63は、端フランジ64の間に配置され、上記チューブ63を通って、冷却液が流れる。チューブ63はさらに冷却フィン65によって相互に接続されている。これらの冷却フィン65は、冷却用の潤滑油の流れの流路を形成している。パイプパッケージ63は、熱交換器の2つのチャンバ66と67に配置されている。これらのチャンバは、隔壁68によって相互に分離されている。隔壁68には、通過開口69がある。パイプパッケージ63は、接続流路70によって相互に連結されている。接続流路70は、ハウジング61上に配置されたカバー88によって境界を画されている。このカバー88によって、サービスや交換のために熱交換器の構成部品に容易に近づくことができる。濾過および/または冷却のための油は、接続部26を経て、潤滑油ユニット16のハウジング61の中に流れる。調整可能なバルブ、図示の実施の形態ではサーモスタット制御のタップ27の位置は、どの部分の潤滑油が通路開口73を経由してフィルタ29に直接流れるか、どの部分が、熱交換器37の入口開口26と出口開口38の回りに広がる流路71を経て、チャンバ67に導かれるかを決定する。チャンバ67内の潤滑油は、パイプパッケージ63に沿って冷却フィン65の間を流れ、チューブ63を流れる冷却液によって冷却される。続いて、潤滑油は隔壁68の開口69を通ってチャンバ66に流れ、チャンバ66ではパイプパッケージ63に沿って再び流れ、こうして潤滑油はさらに冷却される。次に、潤滑油は開口72を経て熱交換器37を出て、サーモスタットで制御されるタップ27に沿って流れて、フィルタ29に至る。
このフィルタ29は、同様にハウジング74を備え、ハウジング74内には、壁89によって相互に分離された複数の受入空間82が配置されている。環状のフィルタ要素75は、受入空間82の各々に配置されている。受入空間82は、カバー81によって夫々閉鎖される。濾過するために、潤滑油はタップ27から空間76を経て流路に流れる。上記空間76は閉鎖要素77によって閉鎖できる。上記流路はフィルタ要素75に沿って広がり、夫々分岐ライン78,79,80を経てフィルタ要素75に接続されている。続いて、潤滑油は半径方向に流れ、フィルタユニット75を通って、フィルタユニット75と隔壁89の間の空間に流れる。濾過された潤滑油は、そこから収集流路84(図17)に流れ、そこから潤滑油はドレン開口30に流れる。濾過空間82を収集流路84に連結する流路83と85は、夫々別々に閉鎖できる。このため、フィルタ29は3つの弁86(ここではその内の2つだけが示されている)を備え、これらの弁86は制御ロッド87の変位によって別々に操作され得る。3つの弁86の1つは、制御ロッド87を変位させることによって望み通りに閉鎖され得る。これによって、フィルタ要素75は、もはや濾過回路の一部を形成しない。例えば、カバー81を取り除くことによって、このフィルタ要素をフィルタハウジング74から取り外すことができ、フィルタ要素を洗浄あるいは交換できる。弁86と制御ロッド87は、3つの弁86が全部同時に閉鎖できないように形成されている。内燃機関を通る潤滑油回路の意図されていない中断は、このようにして常に防止される。同じ理由で、フィルタ要素75に至る空間76が閉鎖されるような位置を閉鎖要素77がとると、供給空間76をドレイン開口30に直接接続しているバイパス流路90が、同時に開かれるように、閉鎖要素77は具体化されている。
内燃機関がDDP(デイーゼル・パワー・プラント)配置において据え付け(定置)内燃機関として使用されるとき、潤滑油ユニット16は内燃機関のフライホイール側FSに位置される(図4)。従って、潤滑油は、潤滑油ポンプ10によってポンプ側PSからフライホイール側FSに送られなければならない。このために、ポンプ10は外部導管52に接続され、この外部導管52は、接続部31の位置で、図3で既に示され,ポンプカバー9の中に合体されている導管50の一部に入れ替わっている。潤滑油は、ポンプカバー9の下側で同じようにその中で機関本体ブロック2の横方向に合体されている導管53を経て送られ、最終的には外部導管を経て接続部47に導かれる。そこから、潤滑油は、カート60を貫いて内燃機関のフライホイール側FSに至る導管46を通って導かれる。そして、潤滑油は、フライホイール側FSで横の導管54と垂直な導管55を経て、潤滑油ユニット16の接続部26に導かれる。ここにおいて、潤滑油は、上述したのと同じ冷却回路と濾過回路を通る。ここで注目すべきことは、潤滑油ユニット16の姿勢は、例えば排気ハウジング6あるいは過給機ユニット13とは違って、両方の場合とも同じであるということである。従って、このユニットは、別の接続部に固定されるとき、半回転の回転は行われない。濾過および冷却された潤滑油は、潤滑油ユニット16から、垂直導管44と角度ピース45と、カート60を通る導管56とを経て導かれる。ここから、潤滑油は内燃機関の運動部分に沿って導かれる。
低温系と高温系という2つの別の系が冷却液のために存在する。図3の推進内燃機関の場合、低温冷却系は低温冷却水ポンプ11Lによって作動される。低温冷却水ポンプ11Lは、冷却水をタップ32を経て導管33に汲み上げる。冷却液は、導管33を通って機関本体ブロックのポンプ側PSからフライホイール側FSに導かれる。そのフライホイール側FSでは、冷却液は、過給機ユニット13の台座15に配置された熱交換器34を通り流れる。熱交換器34は、所謂段間冷却器96の第2段を形成する。この段間冷却器96では、空気密度を増し、これと共に吸気の酸素量を増加するために、ターボ圧縮機14によって圧縮された吸気が、約200℃から約50℃に冷却される。続いて、熱交換器34から、冷却液が導管35を通って内燃機関のポンプ側PSに還流する。潤滑油は、ポンプカバー9に入る導管57と短かな外部エルボを経て、潤滑油ユニット16の接続部36に案内される。潤滑油ユニット16において、冷却液は熱交換器37を通って流れ、その熱交換器37では潤滑油が回路28で冷却される。次に、冷却液は、接続点38と、部分的にポンプカバー9に入る導管とを経由して、タップ32に至り、続いてサーモスタットで制御された複数のタップ39づたいに流れ、戻り導管40を経て低温冷却液ポンプ11Lに至る。これらのサーモスタットで制御されたタップ39は、冷却液のどの部分が即座に使用するのに適しているか、そしてどの部分が外部冷却ユニットでさらに冷却されなければならないかを決める。
定置状態で使用するための内燃機関(図4)の場合には、低温冷却液はポンプ11Lを介して、今は別の位置を占めているタップ32まで案内される。この流体は、次に、ポンプカバー9に組み込まれた、つまり、一体化された据え付け導管を通って過給機ユニット13の熱交換器34まで導かれ、一部外に出ている導管41と、ポンプカバーに一体化された導管57とを通って導管35まで運ばれ、この導管35を通って流体は内燃機関のはずみ車FS側へと運ばれる。そこで上向き方向に傾いている導管35の部分は、潤滑油ユニット16の接続点36に接続しており、冷却液はそこで再度、回路37を流れて箇所38でこのユニットから離れる。続いて、冷却液は導管33を通って運ばれて内燃機関のポンプ側PSまで戻り、次に、タップ32とサーモスタット制御のタップ39とを介して戻り管40まで運ばれる。戻り管40も同様にポンプカバー9に一体化されている。この状況において、導管33と導管35内の流れの方向は、推進機関の場合とは反対である。
高温冷却系は高温冷却水ポンプ11Hによって作動させられる。冷却液は上記ポンプ11Hから吐出されて接続部184を通って現内燃機関冷却系(図3)内へと入る。内燃機関を通過した後、この高温冷却液は過給機ユニット13の接続点42と43に集められ、次に熱交換器58を通過する。この熱交換器58は段間冷却器96の第1段で、そこで圧縮吸気が約200℃からおよそ100℃にまで冷却される。高温冷却液は、この熱交換器58から、導管44とU管45を通って横断導管54まで流れ、続いて、導管46を通って接続部47まで流れる。この接続部47からは、冷却液の少なくとも一部がサーモスタット制御の複数のタップ48を介し、ポンプカバーに一体化された導管49を通ってポンプ11Hまで戻される。ここで使用されている導管46と接続部47は、上述したように、内燃機関の定置実施形態で油管として使用されているものである。
内燃機関の定置の実施形態(図4)では、上記高温冷却水はポンプ11Hと接続部41によって再び吐出されて内燃機関を通り抜け、ついには過給機ユニット13の接続部42と43におけるポンプ側に達する。そして、そこから、冷却水は再び熱交換器58を経由して流れ、ついには外部導管59を通って上記サーモスタット制御のタップ48に達する。そして、そこから冷却水の一部がポンプ11Hへと戻される。
既述したように、上記過給機ユニット13は台座15を備えている。この台座15は、接続部分17,18の一方に取り付けられ得るとともに、その上にはターボ圧縮機14が設けられている。台座15は1つの鋳物94として具体化されており、内部に複数の流路が設けられている。これらの流路は、内燃機関の冷却・潤滑油系にターボ圧縮機14を組み込むために、機関本体ブロック2における導管に接続することができる。台座15にはさらに2段の段間冷却器96(図18)が配置されており、この冷却器96は内燃機関1の冷却系に連結されている。上記段間冷却器96は、上記鋳物94に取り外し可能に収納されたモジュールとして具体化されている。鋳物94はこの目的のためにU形の凹部95を備えており、これは後部をカバー(蓋)97によって、また側部をカバー(蓋)98によって閉鎖されている。既述したように、段間冷却器96は、内燃機関1の高温冷却系に接続された熱交換器58の形をとった第1段を備えると共に、内燃機関1の低温冷系に接続された熱交換器34によって形成された第2段を備えている。圧縮吸気は、ターボ圧縮機14から、吸気管131と132およびカバー97に形成された流路135(図19)を通って、上記段間冷却器96へと流れ、そこで2段階で約200℃から大体50℃にまで冷却される。この後、この冷却圧縮空気は流路136を通って吹き出されて機関本体ブロック2内の吸気収集空間91内へと入る。
熱交換器34,58は夫々、複数の平行な管159によって形成されている。これらの管は、孔あき端フランジ161と162との間に配列されるとともに、オプションとして中間フランジ162によって支持されている。端フランジ163は2つのリブ139,140によって4つの接続する四分割部163A,B,C,Dに分割されている。上記カバー98の内側も同様に4つの四分割部に分割されており、液密状態で上記端フランジ163に接続することができる。接続する四分割部163Aは、カバー98の開口104に接続され、この開口104は外部導管134を介して鋳物94の開口99に接続される。この開口99は、鋳物94に設けられると共に3つの供給用開口42,43,143を備えた流路137(図19)の出口を形成している。機関本体ブロック2の開口92と93(図6)からやってきた高温冷却水は、上記開口42と43を通って上記流路137内へと流れ込む。一方、上記開口143は、ターボ圧縮機14(図21)から来る冷却液のために戻り管142に接続されている。こうして、高温の冷却液は流路137から流れ出て、導管134を通って接続する四分割部163Aまで行き、そこから熱交換器58の上部を通過する。端フランジ161の位置で、上記複数の導管159は相互に接続されて複数の戻り管が形成されており、これらの管は上記象限163Cに出て来ている。冷却液はそこから、カバー98の開口105,外部導管164(図3),開口108,および鋳物94の出口開口138(図20)を経由して機関本体ブロック2まで戻る。
既に述べたように、段間冷却器96の第2段34は、内燃機関の低温冷却系に連結されている。この目的のために、カバー98は二つの接続部119および120を有し、これらの接続部は夫々低温にある冷却液用の供給管および排出管に接続されている。低温にある冷却液は接続部119から四分割部163Bを経由して熱交換器34内へ流れ、そして結局、この熱交換器を四分割部163Dを経由して去り、接続部120を経由して機関本体ブロック2へ戻る。
台座15の鋳物94には、さらに流路が設けられている。その流路を通してターボ圧縮機14が内燃機関1の冷却潤滑系に接続され得る。ここで、ターボ圧縮機14は夫々支持部129,130上に搭載されている。開口146,151および153、夫々146,152および154がこれらの支持部内に設けられている。これらの開口は台座15内の流路を経由して台座15の接続面24内の開口144,147,148,157および158に接続されている。代わりに、これらの開口は内燃機関1の接続部材17または18内に設けられた開口に接続されている。そのうちの(比較的大きい)冷却水開口92,93および165のみがここに図示されている(図6)。ターボ圧縮機14は内燃機関1の冷却系に供給開口144を介して接続されている。この供給開口は、導管141を越えて支持部129および130内の開口145および146に接続されている。ターボ圧縮機を通して流れる冷却液は、台座15に接続されている戻り導管142を経由して内燃機関に戻されるとともに、開口143内に流出し、この開口から冷却液は導管137内へ流れる。ターボ圧縮機14と機関の潤滑系との間の接続部は、油供給開口147および148によって形成されている。それは、夫々鋳物94内に設けられた流路149および150を経由して支持部129および130内の開口151および152内へ出る。ターボ圧縮機14から還流する油は開口153および154を経由して鋳物94内へ受け入れられ、続いて排出管155および156を経由して接続面24内の出口開口157および158へ運ばれる。
図7はポンプカバー9をより詳細に示している。このポンプカバーは、前面199と背面198を有し、機関本体ブロック2の反対側に対向して配置される単一の鋳物からなっている。前面および背面198,199には、機関本体ブロック2内の導管、外部導管およびポンプに接続された開口が設けられている。また、それらの前面と背面との間には、その鋳物内に流路が設けられている。さらに、ポンプカバー9の鋳物内には、複数の隔壁166が設けられている。それらの隔壁は、前面および背面と実質的に平行に延び、ポンプカバー9を、内部を上記流路が設けられた複数の層に分割している。ポンプカバー9の前面199には、三つの開口168,182および192が設けられている。その中に、夫々低温冷却水用ポンプ11L、高温冷却水用ポンプ11Hおよび油ポンプ10が収容され得る。これらのポンプは、搭載用フランジ167,181および191によってポンプカバー9に搭載されている。これらのポンプは、ポンプカバー9内に突出し、内燃機関1のクランクシャフトに接続された歯車、歯付きベルトまたはチェーンによって駆動される。
低温冷却液ポンプ11Lは、ポンプカバー9と実質的に機関本体ブロック2を通して低温冷却水を循環させるために働く。推進ユニットとして設計されている図3に示す内燃機関1の実施形態では、低温冷却液は、開口169を通してポンプカバー内に送り出され、上記カバーを横切って延びている流路170を経由して弁32へ実質的に運ばれる。この弁32は、二つの位置を有し、ポンプカバー9と内燃機関1を通してその冷却液の流れの向きを制御するために働く。図10に示す位置では、低温冷却液は、導管33(図3)を通して機関本体ブロック2内へ、ポンプカバー9の背面198内の出口開口178を経由して送り出される。その冷却液は、そこから過給機ユニット13の熱交換器34を通して流れ、続いてポンプカバー9に戻され、背面198内の開口177を通してポンプカバーに入る。それから、低温冷却液は、背面198に沿って延びている内部導管57を経由し、隔壁166内の開口を経由して流路175へ案内され、さらにそこから出口開口174を通して、潤滑油ユニット16に接続されているエルボ200(図3)へ案内される。潤滑油ユニット16から、その冷却液はエルボ201を経由してポンプカバー9の前面199内の取入開口173へ戻され、続いて導管172を経由して隔壁166内の開口を通して導管171へ導かれ、さらにそこから弁32を経由してサーモスタット制御タップ39へ導かれる。サーモスタット制御タップ39から上記冷却液の一部は出口開口179を通して外部熱交換器へ運ばれる。上記冷却液の残りは、ポンプカバーを横方向に延びている導管180を経由して、ポンプ11Lに導く外部導管203のための接続部へ戻される。
高温冷却液ポンプ11Hは、高温の冷却液をポンプカバー9の前面199内の開口184を経由して導管185内へ送り出す。この導管は分配チャンバ186内へ出て、それから高温冷却液は、背面198内の開口187,188を経由して機関本体ブロック2へ流れる。機関本体ブロック2から出て戻ってくる高温冷却液は、接続部47(図3)からエルボを経由してポンプカバー(図9)の下側部内の取入開口197内に達し、そこからその冷却液は流路190を経由してサーモスタット制御タップ48へ流れる。ここで、高温冷却液の一部は出口開口191を経由して外部熱交換器へ案内される。一方、上記高温冷却液の残りは、集水チャンバ183を経由して、ポンプ11Hに接続された外部導管204へ運ばれる。
最後に、油ポンプ10は、潤滑ユニット16からくる油を外部導管を経由して、ポンプカバー9の開口31へ送り出す。そこからその油は、導管50を経由して、ポンプカバーの下側部に設けられた出口開口93と、同様に下側部に設けられた開口195(ここでは栓194によって閉じられている)とに流れる。その油は開口193から出てエルボと接続部51を経由して機関本体ブロック2内へ流れる。
この内燃機関が定置状態の使用のために設計される場合、ポンプカバー9内に設けられた流路の幾つかは閉じられ、流れの向きは弁32(図13,14,15)を変位させることによって変えられる。ここで、低温の冷却液は、ポンプ11Lから出て上向きに流路171を通して開口169および導管170を経由して送り出され、続いて隔壁166内の開口を経由して流路172へ案内される。そこからその液体は開口173を経由してポンプカバー9を去り、過給機ユニット13の熱交換器34へ案内される。最後に、還流する低温の冷却液は、開口174、流路175および57を経由して再び内燃機関に案内される。その後部で導管35(図4)への開口177を通してである。最後に潤滑油ユニット16から戻されるその冷却液は、ポンプカバーの後部の開口178を経由して空間176を通してサーモスタット制御タップ39へ運ばれ、それから部分的に集水導管182を経由してポンプへ運ばれる。高温冷却液は、推進機関の場合のポンプカバー9の場合と同様に機関内に受け入れられるが、定置状態の使用のために設計された機関から戻る高温の冷却液は、前面199(内燃機関の他の変形例では栓がされている)内の開口189を経由して空間190へ案内され、部分的にそこからサーモスタット制御タップ48を経由して再び集水導管183へ戻される。この実施形態では、空間190の底部にある開口197には栓202が設けられている。この実施形態では、油は、直接ポンプ10から接続部31を経由して導管50内へ送り出される。そこからその油は、水平導管53を通して出口開口195へ流れる。一方、出口開口193は栓196によって閉じられている。次に、出口開口195から油は、エルボを経由して機関本体ブロック2の底部内の接続部47へ流れ、さらにそこから潤滑ユニット16へ流れる。
よって、幾つかの開口を閉じまたは開いたままにし、単一の弁を切り換えることによって、種々の冷却液および潤滑油の流れをもつ機関にポンプカバー9が如何にして適合するようにされ得るのかが、明瞭に分かる。この結果、製造および在庫コストのかなりの節約となる。さらに、一つまたはそれ以上の隔壁および複数層に設けられた流路を有するポンプカバーの単純な構造の結果として、ポンプが比較的低コストで製造され得る。
同様の態様で、はずみ車側FSには、冷却液および潤滑油の異なる流れの向きに適している内部の流路が同様に設けられた端カバー205が設けられている。この端カバー205には中央開口206が設けられている。この中央開口206を通して動力取出装置がはずみ車に接続され得る(図22)。カバー205内には、機関のクランクシャフトを封じる実質的に鞍状の導管215および216が設けられている。さらに、この鋳物には水平流路54と鉛直流路44が設けられている。この端カバー205の使用は以下の通りである。機関1が推進ユニットとして用いられるとき(図23および24)、水平流路54の上側の開口212が栓213によって封じられる。鋳物205の下側に位置する開口209,210はベンド45によって接続される。このベンド45を通して高温の冷却液が流れる。この高温冷却液は、過給機ユニット13の熱交換器58の外へ端カバー205内の開口207を経由して流出し、続いてそれに接続された流路44および空間208を経由してベンド45へ流れるものである。この高温冷却液は、そこから流路54および出口開口211を通して機関本体ブロック2(図3)の底部の流路46へ流れる。過給機ユニット13の熱交換器34へ案内される低温の冷却液は、機関本体ブロックに面している鋳物205の後側部222上に位置する開口217を経由して流路215内へ流れ、さらにそこから、機関本体ブロックから離れてそれに面する前側部221に位置する開口219を経由して過給機ユニット13の接続部119へ流れる。次に、過給機ユニット13から還流する冷却液は、端カバー205の内側で、端カバー205の前側部221上の開口220を経由して流れ、さらに流路216を通して端カバー205の後側部222上の出口開口218へ流れる。低温の冷却液は、そこから導管35(図3)を通して還流する。
定置動力源としての内燃機関1の使用では、開口210は栓214によって封じられる。ベンド45はなくなる。開口212は開かれる。さて、低温の冷却液は、機関本体ブロック2の底部にある導管35の外へ開口218を通して導管216内へ流出し、そこから上向きに開口220へ流れる。そこからその冷却液は潤滑油ユニット16(図4)を通して流れる。潤滑油ユニット16の外へ還流する冷却液は再び開口219を経由して流路215を通って延び、そこから開口217を通して機関本体ブロック内の導管33へ流れる。この応用では、流路44および54は潤滑油を輸送するために働く。この実施形態では、油は開口211を通して流路44内に入り、開口212を通してこの流路を去る。そこから油は、垂直の導管55内へ流れ、さらにそこから潤滑油ユニット16へ流れる。次に、潤滑油ユニット16からくる、濾過されかつ冷却された油は、開口207を通して流路44内へ流れ、さらにそこから接続部208および開口209を経由して、機関本体ブロックの底部を延びている導管56へ流れる。再び、幾つかの小さい変形によって、端カバー205が、たとえ異なる運転流体であっても、異なる向きの貫流に如何にして適合されるかが分かる。ポンプカバー9と同様に、端カバー205もまた、簡単な方法で、かつ低コストに製造され得る。
図示したように、図3の推進機関の場合には、高温および低温冷却液は、機関本体ブロック2およびカート60内の導管を通してポンプ側とはずみ車側との間で機関の全長に沿って輸送される。一方、油はポンプ側でのみ使用され、そこからさらに機関を通して循環される。逆に、定置状態の実施形態では、油と低温冷却水は導管を通して機関の両端の間で輸送される。一方、高温冷却液は、ブロックの一つの側と当然ながら機関自体内でのみ用いられる。従って、導管を通る流れの向きは、機関の異なる適用にしたがって変化する。
上述の実施形態は、V配列のシリンダを有する内燃機関に関するものである。しかしながら、シリンダが並列に配されたとき、機関本体ブロックの外端上に補助装置が設けられる必要はない。ただし、機関本体ブロックの側部は補助装置の設置のために用いることができる。このために、本発明による並列機関(図27)は、夫々機関本体ブロック102の端部上の二つの接続部材117,127に加えて、ブロック102の側部上に二つの接続部分118,128を有している。図示の実施形態では、過給機ユニット113は機関101のはずみ車FS上の接続部分117上に台座115を配置して設けられている。一方、潤滑油ユニット116は、ポンプ側PSに近接して、機関本体ブロック102の側部上の接続部分118上に設けられている。ここで、過給機ユニット113は、導管126に沿って、圧縮吸気のための段間冷却器のための空気箱125に接続されている。それは、機関本体ブロック102の側部に固定されているのと同様である。機関101が定置状態の使用のために設計されるとき、過給機ユニット113、潤滑油ユニット116および空気箱125は再び場所を変える。一方、排気ハウジング106の後の部分は半回転だけ回転される(図28)。
鋳物として具体化されたポンプカバーおよび端カバー、鋳物として具体化された台座を有する過給機ユニット並びに潤滑油ユニットを、機関本体ブロックが特別の補助装置を合体させるのに適合されている非常に特殊な内燃機関に関して述べたが、当業者には、そこに伴う構造的利点を保持しながら、これらの要素を単一の構造のみに適した伝統的な内燃機関に適用できることが明らかである。
Claims (11)
- 複数のシリンダを収容した機関本体ブロック(2;102)と、機関に接続される少なくとも1つの過給機ユニット(13,113)および潤滑油ユニット(16,116)を備えた内燃機関(1;101)において、
上記機関本体ブロック(2;102)は、少なくとも2つの異なった箇所に実質上同一形状の接続部材(17,18;117,118,127,128)を有し、上記少なくとも1つの過給機ユニット(13,113)および潤滑油ユニット(16,116)は、上記接続部材(17,18;117,118,127,128)上に配置され、
上記各接続部材(17,18;117,118)は、少なくとも2組の入口と出口を有し、
上記内燃機関(1;101)は、上記入口と出口の1組と夫々協働する上記過給機ユニット(13,113)および潤滑油ユニット(16,116)と、上記入口と出口に接続され、かつ内燃機関(1;101)のための運転流体を供給,排出するための導管を備え、上記入口と出口の少なくとも幾つかは、閉鎖可能であり、上記運転流体の流れ方向を制御するための手段(32)が、上記導管内に配置されていることを特徴とする内燃機関。 - 請求項1に記載の内燃機関(1;101)において、上記導管は、上記機関本体ブロック(2;102)内に配置されていることを特徴とする内燃機関。
- 請求項1または2に記載の内燃機関(1;101)において、上記導管、入口および出口の少なくとも幾つかは、上記機関本体ブロック(2)に固定された蓋(9;205)をなす単一の鋳物(9;205)内に合体せしめられていることを特徴とする内燃機関。
- 請求項3に記載の内燃機関(1;101)において、上記蓋(9;205)は、上記機関本体ブロック(2)の端面に固定される前面(199;221)とこの前面に対向する背面(198;222)を備え、上記背面(198;222)は、上記機関本体ブロック(2)内の上記導管に接続するための開口を有し、これらの開口は、上記蓋(9;205)内に設けられた流路によって互いに連通することを特徴とする内燃機関。
- 請求項4に記載の内燃機関(1;101)において、上記蓋(9;205)の背面(198;222)内の上記開口の少なくとも幾つかは、閉鎖可能であり、上記流路内を流れる運転流体の方向を制御するための弁(32)が、上記流路の少なくとも1つに配置されていることを特徴とする内燃機関。
- 請求項4または5に記載の内燃機関(1)において、上記蓋(9)は、上記前面(199)と上記背面(198)の間にこれらと実質上平行に配置された少なくとも1つの隔壁(166)を有することを特徴とする内燃機関。
- 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の内燃機関(1;101)において、上記過給機ユニット(13)は、上記接続部材(17,18)の1つに固定し、かつ少なくとも1つのターボ圧縮機(14)を支持するための台座(15)を備え、この台座内に、上記ターボ圧縮機(14)を上記機関本体ブロック(2)内の導管に接続する流路が配置され、上記台座(15)は、単一の鋳物(94)として具現され、この鋳物内に上記流路が設けられていることを特徴とする内燃機関。
- 請求項7に記載の内燃機関(1;101)において、上記台座(15)は、上記内燃機関(1)の冷却系に接続される少なくとも1つの熱交換器(34,58)を備え、上記熱交換器(34,58)は、上記鋳物(94)内に取り外し可能に配置されたモジュールを形成することを特徴とする内燃機関。
- 請求項7または8に記載の内燃機関(1;101)において、潤滑油ユニット(16)は、上記内燃機関(1)の冷却系に接続される少なくとも1つの熱交換器(37)と、この熱交換器と直列に設けられた複数のフィルタ要素(75)を備え、これらのフィルタ要素(75)は、互いに並列に設けられ、独立に切り換えることができることを特徴とする内燃機関。
- 請求項9に記載の内燃機関(1;101)において、上記機関本体ブロック(2)の上記接続部材(17,18)と協働する少なくとも2つの実質上同一形状の取付部材(23)を備えたことを特徴とする内燃機関。
- 請求項7乃至10のいずれか1つに記載の内燃機関(1;101)において、補助装置として、上記過給機ユニット(13;113)に接続するための排気ガス管系(6;106)が更に配置され、そのための接続部材が、上記機関本体ブロックの対称軸に関して対称に配置されていることを特徴とする内燃機関。
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