JP3965896B2 - 大規模機械式駐車装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、超高層ビルに対応する大規模機械式駐車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
駐車収容台数の多い大規模な駐車装置としては、平面往復方式駐車装置やスタッカークレーンを利用した駐車装置などが知られているが、広い敷地面積が必要で上方空間の利用があまりなく、又隣接する駐車装置間の横のつながりも薄く、駐車装置全体の効率がそれほど高くなかった。
【0003】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、横のつながりの強い大規模な機械式駐車装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、昇降路に面した駐車室が各ブロック毎に区分けされた駐車空間を複数組併設し、前記各昇降路にそれぞれ出入口を備えた駐車装置において、該昇降路相互を結ぶ横行ゾーンを複数備え、前記各昇降路は複数のかごがそれぞれ独立して昇降できる構成としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明は、種々のルートを持つことにより、その場の状況に応じて柔軟に対応できる駐車装置を得るものである。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係る機械式駐車装置の全体図、図2はエレベータかごの構造の一例をを示す拡大図であり、図中1〜3はエレベータかご4〜6が昇降する昇降路、7〜9は昇降路1〜3の出入口で、このエレベータかご4〜6は図2に示すように少なくとも2台以上のマルチカー構造、即ちエレベータかご4はエレベータかご4A,4B、エレベータかご5はエレベータかご5A,5B、エレベータかご6はエレベータかご6A,6Bを含み、それぞれ独立に昇降できる構成になっている。
【0007】
11〜13,21〜23,31〜33は昇降路1〜3に面した駐車空間が上下方向に例えば3分割されたブロック、この駐車空間には多段に駐車室がそれぞれ設けられている。41、42は昇降路1〜3を結ぶ横行ゾーンで、横行ゾーン41は下層部、横行ゾーン42は上層部に配置されている。そして、この横行ゾーン41,42ではパレットPが搬送される。
【0008】
このように構成すると、各ブロック11〜13,21〜23,31〜33の駐車室と出入口7〜9とは複数のルートで結ばれることになる。たとえば、ブロック13の駐車室13aから車両50aを出庫する場合は、エレベータかご4−出入口7、エレベータかご4−横行ゾーン41−エレベータかご5−出入口8或いはエレベータかご4−横行ゾーン41−エレベータかご6−出入口9又はエレベータかご4−横行ゾーン42−エレベータかご5−出入口8或いはエレベータかご4−横行ゾーン42−エレベータかご6−出入口9と言うように複数のルートを選択できる。
【0009】
特に、エレベータかご4Aを別の入出庫動作に使用している場合には、エレベータかご4Bを使用し横行ゾーン41或いは42及びエレベータかご5,6を利用して、出入口8或いは9から出庫させることが可能である。
【0010】
したがって、駐車装置全体の機器の利用を最大限に高めて効率を向上させ、その時の状況に合せて極めて柔軟に対応できる。
【0011】
以上の説明では、パレットP上に車両50を載せて搬送する所謂パレット方式について述べているが、例えばコンベアで車両自体を直接搬送するパレットレス方式で構成しても良いのは明らかである。
【0012】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、上方空間を利用する超高層の駐車装置を併設した大規模駐車装置において、横のつながりを柔軟に活用できるので、全体的に利用効率が良く、利用者にとって極めて利便な駐車装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】エレベータかごの構造を示す図である。
【符号の説明】
1、2,3 昇降路
4、4A,4B,5,5A,5B,6,6A,6B エレベータかご
11、12,13,21,22,23,31,32,33 ブロック
41、42 横行ゾーン
50、50a 車両
P パレット
Claims (2)
- 昇降路に面した駐車室が各ブロック毎に区分けされた駐車空間を複数組併設し、前記各昇降路にそれぞれ出入口を備えた駐車装置において、該昇降路相互を結ぶ横行ゾーンを複数備え、前記各昇降路は複数のかごがそれぞれ独立して昇降できる構成であることを特徴とする大規模機械式駐車装置。
- 前記横行ゾーンはパレットを搬送するゾーンであることを特徴とする大規模機械式駐車装置。
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