JP3965801B2 - 面発光レーザアレイ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光情報処理や光通信、あるいは光を用いた画像形成装置の光源として利用される面発光レーザアレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光交換あるいは光情報処理などの分野に用いるために、面発光レーザ(VCSEL : Vertical Cavity Surface Emitting Laser )を2次元集積化した面発光レーザアレイが必要とされており、更にはその面発光レーザの大規模化すなわち発光点の多数化が望まれている。
VCSELアレイの例としては、S.S.Lee等によって8個の素子を一列に並べ
たアレイ(IEEE Photon.Technol.Lett.,Vol.7,pp.1031-1033,1995)が、T.Yoshikawa等によって8×8個の発光点を2次元に配置し独立に駆動するVCSELアレイ(Appl.Phys.Lett.,Vol.66,pp.908-910,1995)が、R.A.Morgan等によって10×10個の発光点をもつマトリックス駆動型VCSELアレイ(IEEE Photon.Technol.Lett.,VOL.6、pp.913ー917、1994)が報告されている。更に集積化したVCSELアレイの例として、M.Orenstein等によって32×32個の発光点をもつマトリックス駆動型面発光レーザアレイ(Electron.Lett.,VOL.27、pp.437ー438、1991、およびU.S.P.5031187)が報告されている。
【0003】
これらのVCSELアレイは、個々の素子を作製した後、各素子を配列するのではなく、複数の素子を同時に作製してアレイ状に形成することによって製造される。ここで、問題となるのは、各素子の均一性である。一般に、均一な素子からなるVCSELアレイを得るためには、各素子が簡易なプロセスで再現性良く製造できることが必要とされる。
しかしながら、再現性に優れ、大規模化に適したVCSELであっても、実際にVCSELアレイを作製し、評価した結果、中心部にあるVCSELと、周辺部にあるVCSELでは、しきい電流値、効率等のレーザ特性が異なることが分かった。これらの差異は、次に説明する作製プロセス上の問題に起因していると考えられる。
【0004】
例えば、VCSELアレイをポスト形状に形成する場合、四塩化炭素を用いた反応性イオンエッチング等により半導体材料を除去し、ポスト形状を形成する。このとき、中心部にあるポストは、すべての側面横には隣のポストが存在するが、周辺部にあるポストは、その側面のうち隣のポストに面していない面が1面以上存在している。反応性イオンエッチングの場合、エッチング時に生成する副生成物(例えば、GaAs系では、ガリウムクロライドやヒ素クロライド等)と供給ガスとの比率がポストの形状、すなわち側面形状を決定する。具体的には、隣に他のポストが存在するポスト側面においては、副生成物の比率が高まり、供給ガスの比率が小さくなり、逆に、隣に他のポストが存在しないポスト側面においては、副生成物の比率が小さく、供給ガスの比率が高くなる。この結果、中心部にあるポストと周辺部にあるポストとでは、形状が異なってしまう。
このような形状の差異は、例えば、活性層の面積等にバラツキを生じさせ、その結果、各VCSEL素子のしきい電流値や効率等の基本特性にバラツキを生じさせることになる。
反応性イオンエッチングにおいては、四塩化炭素を用いる場合のみならず、他のガスを用いた場合も同様の問題を発生させる。また、反応性イオンエッチング以外のドライエッチングの場合も同様の問題が発生する。更に、硫酸などの溶剤を用いる湿式エッチングにおいても、溶剤の供給具合がポスト周辺の障害物の存在に影響されるため、中心部にあるポストと周辺部にあるポストでは形状が異なるという同様の問題を発生させる。
以上の問題は、大規模化、集積化が更に要求され、そのためポスト間隔が狭まるほど顕著になってくることは言うまでもない。
【0005】
また、VCSELアレイのメサとメサの間にポリイミドを埋め込んだ後に、メサ上部と同一の高さになるように、ポリイミドを機械的化学的研磨により除去する場合、この機械的化学的研磨の研磨レートは、中心部の均一性は高いが、ごく周辺部の研磨レートは中心部に対して速いため、ごく周辺部にあるポスト上面は、中心部にあるポストの上面に対して速く削られることになる。すなわち、中心部ポストの上面の高さに合わせて機械的化学的研磨を行うと、周辺部ポストの上面を削りVCSELを破壊することになり、逆に、周辺部ポストの上面の高さに合わせて機械的化学的研磨を行うと中心部ポストの上面がポリイミドに埋まった状態となり、その後の上部電極工程に支障をきたす。
【0006】
また、2つの考えられる例を挙げ問題を説明したが、その他のプロセス技術でも中心部と周辺部ではプロセス条件が異なり新たな問題を発生させる可能性がある。更には、駆動条件、クロストークなどのVCSEL特性上も中心部と周辺部では異なることは容易に推察される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記の問題は、作製プロセス上発生する問題であり、プロセス条件を適正化することで改善されることは事実であるが、そのプロセスウインドウは狭く、また、素子の大きさや配列条件、原材料等が変わると最適条件も異なってしまう。従って、プロセス条件の適正化によってアレイの中心部の素子とアレイの周辺部の素子とを同じ形状に形成することは非常に困難であり、これを簡便な方法で解決することが望まれていた。
従って、本発明の目的は、アレイを構成する各面発光レーザ素子が均一な形状と均一なレーザ特性を有する面発光レーザアレイ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、鋭意検討の結果、実際に使用する素子の周辺に、ダミーを配置することにより、各面発光レーザ素子の作製プロセス上の環境を同一にでき、その結果、中心部ならびに周辺部の素子形状は同様となり、レーザ素子特性も均一化することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
また、本発明の面発光レーザアレイ装置は、活性層と、該活性層を挟み込む1対のスペーサ層と、該スペーサ層を挟み込む1対のミラー層とを備えると共にポスト構造を有する面発光レーザ素子の複数が、同一基板上に積層形成され、二次元アレイ状に配列されてなる面発光レーザアレイ装置において、実際に使用する面発光レーザ素子群からなる二次元アレイの周囲に、該実際に使用する面発光レーザ素子と同じポスト構造を有し且つ実際には面発光レ−ザ素子として使用しないダミー素子を、隣接する面発光レーザ素子間の間隔、隣接するダミー素子間の間隔、及び隣接する面発光レーザ素子とダミー素子との間の間隔が各々同一になる配列で配置したことを特徴とする。
【0012】
本発明の面発光レーザアレイ装置は、実際に使用する素子の周辺に、ダミーもしくはそれに代わりプロセス環境を各素子に対して均一にする構造を配置することにより、各面発光レーザ素子の作製プロセス上の環境を同一にできる。その結果、面発光レーザアレイの中心部ならびに周辺部の素子形状は同様となり、レーザ素子特性の位置によるバラツキは小さくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施の形態の一例を図1を用いて説明する。この例は、実際に使用する面発光レーザ素子(白抜き部分)が同一基板上に一列に配置され、その両側に、実際に使用する面発光レーザ素子の配列条件と同一の条件で、実際には面発光レ−ザ素子として使用しないダミー素子(斜線部分)を配置し、実際に使用する面発光レーザ素子のプロセス環境及び駆動時の環境を均一にした例である。
また、本発明の好適な実施の形態の他の一例を図2を用いて説明する。この例は、実際に使用する面発光レーザ素子(白抜き部分)が同一基板上に一列または2次元アレイ状に配置され、その外側周辺に、実際に使用する面発光レーザ素子の配列条件と同一の条件で、実際には面発光レ−ザ素子として使用しないダミー素子(斜線部分)を少なくとも一周配置し、実際に使用する面発光レーザ素子のプロセス環境及び駆動時の環境を均一にした例である。この時、4隅のダミーは省いても良い場合もある。
また、本発明の好適な実施の形態の他の一例を図3を用いて説明する。この例は、実際に使用する面発光レーザ素子(白抜き部分)が同一基板上に一列または2次元アレイ状に配置され、その外側周辺に、実際に使用する面発光レーザ素子の配列条件と全く同一の条件ではないが、実際に使用する面発光レーザ素子の製造工程において、その製造環境を同一にするための構造(斜線部分)を配置することにより問題を解決した例である。図3Aは、ダミー構造により側面環境は同一にするが、ダミー構造の形状が実際に使用する面発光レーザ素子と同一でない例であり、図3Bは、側面環境は多少変わるが、実際に使用する面発光レーザ素子の周辺部の製造環境が中心部の製造環境と大きく変わらないよう、周囲を囲んだ例である。
本発明において「実際には面発光レ−ザ素子として使用しない」とは、電流を流さず発光させない場合の他、電流を流して発光させた場合にも光源として使用しないことも含む意味である。
【0014】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本発明の面発光レーザアレイ装置の第1の実施例を説明する。
図4fは、第1の実施例に係る本発明の面発光レーザアレイ装置の平面図(面発光レーザアレイを上方から見たときのポスト配置を模式的に示したもの)である。図4eは、その面発光レーザアレイを構成する面発光レーザ素子の概略的断面図であり、図4a〜図4eは、その面発光レーザ素子の製造工程を示す断面図である。
【0015】
図4eに示す面発光レーザ素子は、n型GaAs基板91上に、キャリア濃度1×1018cm-3膜厚0.2μm程度のn型GaAsバッファ層92と、Al0.9 Ga0.1 AsとAl0.3 Ga0.7 Asとをそれぞれの膜厚が媒質内波長の1/4となるように交互に40.5周期積層した1×1018cm-3で総膜厚が約4μm、キャリア濃度1×1018cm-3となる下部n型多層反射膜93と、アンドープ下部Al0.5 Ga0.5 Asスペーサ層とアンドープ量子井戸活性層(膜厚90nmAl0.1 1 Ga0.89As量子井戸層3層と膜厚50nmAl0.3 Ga0.7 As障壁層4層とで構成されている)とアンドープ上部Al0.5 Ga0.5 Asスペーサ層とで構成された膜厚が媒質内波長となる活性層領域94と、Al0.9 Ga0.1 AsとAl0.3 Ga0.7 Asとをそれぞれの膜厚が媒質内波長の1/4となるように交互に20周期積層したキャリア濃度1×1018cm-3で総膜厚が約2μmの上部p型多層反射膜95と、キャリア濃度1×1019cm-3膜厚10nmのp型GaAsコンタクト層96とが、順次積層されており、下部n型多層反射膜93の側面が半分程度露呈する深さまでエッチングされて、角柱の半導体柱S(ポスト)が形成され、ポスト上面を除く部分がSiN膜で被覆されている。そして、ポスト中央部のレーザ光出射領域を避けるように、TiとAuの二層構造のp側電極が設けられ、基板裏面には、AuGeからなるn側電極(図示せず)が設けられている。
【0016】
第1の実施例に係る本発明の面発光レーザアレイ装置は、図4fに図示するように、実際に使用する面発光レーザ素子(1〜10)が、同じn型GaAs基板91上に一列に配置され、その両側に、1〜10の面発光レーザ素子の配列条件と同一の条件で、実際には面発光レ−ザ素子として使用しないダミー素子11と12とが配置されている。なお、各面発光レーザ素子のポスト間隔は10μmとしている。
【0017】
次に、この面発光レーザ素子の製造工程について説明する。
まず、図4aに示すように、有機金属気相成長(MOCVD)法により、n型GaAs基板91上に、n型GaAsバッファ層92を積層し、その上に、Al0.9 Ga0.1 As/Al0.3 Ga0.7 As下部n型多層反射膜93、アンドープ下部Al0.5 Ga0.5 Asスペーサ層とアンドープ量子井戸活性層(膜厚90nm,Al0.11Ga0.89As量子井戸層3層とAl0.3 Ga0.7 As障壁層4層とで構成されている)とアンドープ上部Al0.5 Ga0.5 Asスペーサ層とで構成された活性層領域94、その上にAl0.9 Ga0.1 As/Al0.3 Ga0.7 As上部p型多層反射膜95、p型GaAsコンタクト層96を順次積層する。
【0018】
また、詳しくは述べないが、多層反射膜の電気的抵抗を下げるためにAl0.9 Ga0.1 AsとAl0.3 Ga0.1 Asの界面に、AlAs組成を90%から30%に段階的に変化させた膜厚が9nm程度の領域を設けることも可能である。 ここで原料ガスとしては、トリメチルガリウム、トリメチルアルミニウム、アルシン、ドーパント材料としてはp型用にシクロペンタジニウムマグネシウム、n型用にシランを用い、成長時の基板温度は750℃とし、真空を破ることなく、原料ガスを順次変化し、連続して成膜をおこなった。
【0019】
続いて図4bに示すように、フォトリソグラフィーにより結晶成長層上にレジストマスクRを形成し、四塩化炭素をエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチングにより下部n型多層反射膜93の途中までエッチングし、径10μmの円柱もしくは角柱の半導体柱S(ポスト)を形成する。
ここで、ポストは図4fに図示(面発光レーザアレイを上方から見たときのポスト配置を模式的に示したもの)するようにポスト間隔10μmで配置されている。
【0020】
続いて図4cに示すように、レジストRを除去した後、図4cに示すように、プラズマCVD装置を用いてSiNを蒸着した後、通常のフォトリソ工程とバッファードフッ酸をもちいたSiNのエッチングにより、ポスト上部のSiNを剥離する。その後、図4dに示すように、フォトリソ工程を用いてポスト上部中央にレジストパターンTを形成し、その上方からEB蒸着機を用いて、p側電極材料としてTiとAuをそれぞれ10nm、200nm蒸着する。
【0021】
最後に、アセトンを用いて、レジストパターンTを剥離する。この時、レジストパターンT上のTiとAuは同時に取り除かれ、図4eおよび図4fに示す、面発光レーザアレイ装置が完成する。この装置では、p側電極のない部分、すなわちポスト中央部からレーザ光が出射される。なお、基板裏面には、n電極としてAuGeが蒸着されている(不図示)。
【0022】
この装置では、実際に使用する面発光レーザ素子(1〜10)の両側に、1〜10の面発光レーザ素子の配列条件と同一の条件で、実際には面発光レ−ザ素子として使用しないダミー素子11と12とを配置したことにより、両端の面発光レーザ素子1および10が、他の面発光レーザ素子と同じ製造環境に置かれることになり、各素子が均一なレーザ特性を有する面発光レーザアレイ装置となる。
【0023】
本例では、半導体柱Sを形成するのに下部n型多層反射膜までエッチングした場合を説明したが、上部Al0.5 Ga0.5 Asスペーサ層あるいはそれより上方まででエッチングをストップする構造、もしくは、基板までをエッチングする構造も可能である。
また、ポスト径およびポスト間隔も任意にかえることができる。
また、本発明では、活性層にAlGaAsを用いた例を説明したが、GaAsもしくはInGaAsを用いた近赤外用、InGaPもしくはAlGaInPを用いた赤色用の面発光レーザにも適用できる。
更には、GaN系やZnSe系等の青色もしくは紫外線面発光レーザ、InGaAsP系等の1.3〜1.5μm帯面発光レーザにも利用できることはもちろんである。
また、多層反射膜として半導体材料に限定されることなく、絶縁膜を用いることも可能である。
【0024】
以下、本発明の面発光レーザアレイ装置の第2の実施例を、図面を参照しながら説明する。
図5は、第2の実施例に係る本発明の面発光レーザアレイ装置の一部を上面から見た模式的平面図であり、図6は、その面発光レーザアレイ装置を上方から見たときのポスト配置を示す模式的平面図である。図7は図5のA−A断面図、図8は図5のB−B断面図である。図9〜図14は、その面発光レーザアレイ装置の製造工程を示す断面図である。
【0025】
図7、図8に示すように、この面発光レーザアレイ装置は、絶縁性のGaAs基板21上に、0.2μm程度のアンドープGaAsバッファ層22、膜厚3μm、キャリア濃度1×1019cm-3のn型GaAs23と、このn型GaAs上に形成されたそれぞれの膜厚が媒質内波長の1/4であるAlAsとGaAsとを交互に積層した総膜厚数μmのn型多層反射膜25と、In0.2 Ga0.8 Asで構成された量子井戸3層をGaAs10nmで挟んだ構造で媒質内波長の膜厚をもつアンドープ活性領域26と、それぞれの膜厚が媒質内波長の1/4であるAlAsとGaAsとを交互に積層した総膜厚数μmのp型多層反射膜27と、キャリア濃度1×1019cm-3の膜厚0.1μmのp型GaAs28とを積層して構成され、この上層にp側電極31が形成されたポストが形成されている。また、このポスト側面から所定の間隔を隔てて分離溝29が設けられ、分離溝29に囲まれた領域に露呈したn型GaAs23上にn側電極24が形成されている。
【0026】
このように構成した面発光レーザ素子が図5のように2次元平面内上に多数個並べられたものが、面発光レーザアレイ装置となる。このとき面発光レーザ素子に対応するポストは、図6に示すように、各素子は2次元に配置されている。枠内を斜線で示したポストが発光点として必要なもので、その周囲に配置されたポストはプロセス環境を均一化するためのダミーポストである。
【0027】
この装置では、図6に示すように、各素子は2次元に配置され、実際に使用する面発光レーザ素子(枠内を斜線で示したポスト)の周囲に、面発光レーザ素子の配列条件と同一の条件で、実際には面発光レ−ザ素子として使用しないダミー素子が配置されている。なお、この多数個素子を集積化した装置は、大規模化した、あるいは、多数個集積化した面発光レーザアレイに対する要求に答えるべく、本発明者等が、特願平9−225383明細書において開示したものである。
【0028】
本発明では、活性層にInGaAsを用いた例を説明したが、GaAsもしくはAlGaAsを用いた近赤外用、InGaPもしくはAlGaInPを用いた赤色用の面発光レーザにも適用できる。更には、GaN系やZnSe系等の青色もしくは紫外線面発光レーザ、InGaAsP系等の1.3〜1.5μm帯面発光レーザにも利用できることはもちろんである。
【0029】
次に、この面発光レーザアレイ素子の製造工程について説明する。
まず、図9に示すように、有機金属気相成長(MOCVD)法により、絶縁性GaAs(100)基板21上に、0.2μm程度のアンドープGaAsバッファ層22と、キャリア濃度1×1019cm-3膜厚3μmのシリコンドープn型GaAsコンタクト層23を積層し、さらにこの上層に、Al0.9 Ga0.1 AsとGaAsとをそれぞれの膜厚が媒質内波長の1/4となるように交互に積層した総膜厚約2μm、1×1018cm-3のシリコンドープn型多層反射膜25と、In0.2 Ga0.8 Asで構成された量子井戸層3層を膜厚10nmのGaAs層で挟んだ構造をもつ媒質内波長の膜厚をもつアンドープ活性領域26と、Al0.9 Ga0.1 AsとGaAsとをそれぞれの膜厚が媒質内波長の1/4となるように交互に積層した総膜厚約2μm、1×1018cm-3のマグネシウムドープのp型多層反射膜27とを順次積層する。そしてこのp型多層反射膜の上には膜厚0.1μmで1×1019cm-3のドーピングを施したp型GaAsコンタクト層28を積層する。
【0030】
ここで原料ガスとしては、トリメチルガリウム、トリメチルアルミニウム、トリメチルインジウム、ドーパント材料としてはシクロペンタジニウムマグネシウム、シランを用い、成長時の基板温度は700℃とし、真空を破ることなく、原料ガスを順次変化し、連続して成膜をおこなった。
【0031】
続いて図10に示すように、フォトリソグラフィーにより結晶成長層上にレジストマスクRを形成し、四塩化炭素をエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチングにより、n型GaAsコンタクト層23表面若しくはこのn型GaAsコンタクト層23の途中までエッチングし、幅20μm程度のストライプ状の半導体柱Sを形成する。その後、図11に示すように、H2 SO4 :H2 2 :H2 Oの比率が1:1:10のエッチング液によりさらに2μmだけ細くなるように側面からエッチングを行う。
【0032】
この後、図12に示すようにレジストマスクを残したまま、上方からエレクトロンビーム法により、n型GaAsコンタクト層23上にn側電極24としてAuGe層を蒸着する。そしてリフトオフにより、n型GaAsコンタクト層23上のAuGe層を残して他の領域のAuGe層をレジストと共に剥離する。
【0033】
続いて、図13に示すようにフォーカスドイオンビーム法を用いて、各半導体柱Sの間中央を、GaAs基板21に到達する深さまで、このストライプに沿って幅2μmの溝を形成する。
尚、図10で説明したストライプ状の半導体柱Sを形成する工程と図13で説明した工程により形成された面発光レーザ1素子に対応するポストは図6に示すように配置する。
【0034】
次に、図14に示すようにポリイミド膜を塗布しポストの周りを埋めた後、そのポリイミド膜上部はポスト上部と同一の高さになるようにポリイミドを機械的化学的研磨により除去し、表面の平坦化をはかる。このとき、周辺部の研磨速度は中心部より速いため、周辺部のポスト上部が削られる問題が発生するが、上記に説明したようにダミーポストを配置しているためこの問題を防ぐことができる。 その後、上層にAu層を蒸着し、前記n側電極24とは直交する方向に伸長するストライプ状のp側電極31を形成する。
【0035】
このようにして図5〜8に示したマトリックス駆動型面発光レーザアレイが完成する。この装置では、図6に示すように、実際に使用する面発光レーザ素子(枠内を斜線で示したポスト)の周囲に、面発光レーザ素子の配列条件と同一の条件で、実際には面発光レ−ザ素子として使用しないダミー素子が配置したことにより、枠内を斜線で示したポストのうち最外周にある面発光レーザ素子が、他の面発光レーザ素子と同じ製造環境に置かれることになり、各素子が均一なレーザ特性を有する面発光レーザアレイ装置となる。
【0036】
以下、本発明の面発光レーザアレイ装置の第3の実施例を、図面を参照しながら説明する。
図15は、第3の実施例に係る本発明の面発光レーザアレイ装置の一部を上面から見た模式的平面図であり、図16は、その面発光レーザアレイを構成する面発光レーザ素子の概略的断面図である。
【0037】
図16に示すように、この面発光レーザアレイ素子は、n型GaAs基板1上に、n型GaAsバッファー層2と、n型のアルミニウムガリウム砒素( Al0.9 Ga0.1 As/Al0.3 Ga0.7 As)からなる下部n型多層反射膜3と、アンドープのAl0.6 Ga0.4 Asからなる下部スペーサ層4、アンドープのAl0.11Ga0.89As量子井戸層およびアンドープのAl0.3 Ga0.7 As障壁層からなる量子井戸活性層5、アンドープのAl0.6 Ga0.4 Asからなる上部スペーサ層6とを含む活性領域7と、p型のAl0.9 Ga0.1 As/ Al0.3 Ga0.7 Asからなる上部多層反射膜8と、同じくp型のGaAsコンタクト層9とが順次積層せしめられている。ただし上部多層反射膜8内の最下層はp型のAlAs層10となっており、Al0.9 Ga0.1 の入る周期の所に、AlAs層10が挿入されている。上部p型多層反射膜8と活性領域7のうち活性層5まで三塩化ホウ素と塩素(BCl3 +Cl2)ガスを用いた反応性イオンエッチングにより、メサ形状に加工されている。AlAs層10は、窒素をキャリアガスに用いて、95℃に加熱された純水をバブリングして水蒸気を炉に輸送して酸化するウェット酸化炉にて、400℃に加熱し、一部だけ選択的に酸化する。さらに、前記メサを覆うように、プラズマ支援化学気層成長法にて、250℃でシリコン酸窒化膜11約1μmが着膜されている。前記メサ上部にはフォトリソグラフィとエッチングによって、コンタクトホールが形成され、p型GaAsコンタクト層9とTi/Auの積層膜からなるp側電極12が接続され、さらに出射口が形成されている。n側電極13は基板裏面全体に付いている。n側電極13とp側電極12間に電流を流し、レーザ発振を行う。
【0038】
ここで下部多層反射膜3はn型のAl0.9 Ga0.1 As層と同Al0.3 Ga0.7 As層とを各々厚さλ/(4nr)(λ:発振波長,nr:媒質の屈折率)づつ交互に
40.5周期積層して形成されたもので、ドーパントのシリコン濃度は2×1018cm-3である。p型のAlAs層10は厚さλ/(4nr)で、ドーパントのカーボン濃度は3×1018cm-3である。上部多層反射膜8はp型のAl0.9 Ga0.1 As層と同Al0.3 Ga0.7 As層とを各々厚さλ/(4nr)づつ交互に30周期積層して形成されたもので、ドーパントのカーボン濃度は3×1018cm-3である。最後にp型のGaAsコンタクト層9は膜厚20nmで、カーボン濃度は1×1020cm-3である。上部多層反射膜8の周期数(層数)を下部多層反射膜3のそれ
よりも少なくしているのは、反射率に差をつけて出射光を基板上面より取り出すためである。
【0039】
ドーパントの種類についてはここに挙げたものに限らず、n型ならばセレン、p型ならば亜鉛やマグネシウムなどを用いることも可能である。
また詳しくは述べないが素子の直列抵抗を下げるため、半導体多層膜中にはAl0.9 Ga0.1 As層とAl0.3 Ga0.7 As層の間に、その中間のアルミ組成比を有するいわゆる遷移領域を挟んでいる。メサを覆う絶縁膜は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜なども用いることができる。
【0040】
本素子は以上のように構成され、発振波長λ:780nmのレーザ光を基板表面から取り出すようにしたものである。
【0041】
第3の実施例に係る本発明の面発光レーザアレイ装置は、図15に図示するように、素子が5行×4列の2次元に配置されている(i行j列の素子を番号ijで表示)。その内、中心部に配置されている3行×2列素子が実際に使用する面発光レーザ素子であり、その周辺に、実際に使用する面発光レーザ素子の配列条件と同一の条件で、実際には面発光レ−ザ素子として使用しないダミー素子が配置されている。
【0042】
この装置の5行×4列すべての素子のしきい電流値を素子の配置された行と例を区別して図17に示す。この図から周辺部のダミー素子のしきい電流値は中心部の実際に使用する面発光レーザ素子より低いことがわかる。更に詳しく見ると、4隅にあるダミー素子は2つの側面が外側となるため最もしきい値が下がっている。この理由は課題で述べたように、反応性イオンエッチングの際に、周辺部にあるポスト側面は中心部のポスト側面より、側方向に深くエッチングされ、その結果、AlAs酸化によって作られた電流通路が狭くなったためである。
本発明では、中心部の3行×2列の面発光レーザ素子だけを面発光レーザアレイとして用いるため、しきい電流値の均一性は高くなる。
【0043】
周辺部にダミー素子を設けた面発光レーザアレイは、以上説明してきたポスト型面発光レーザアレイ、選択酸化型面発光レーザアレイのみならず、インプラ型等他の面発光レーザ構造を持つアレイにも適用できる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、各面発光レーザ素子の作製プロセス上の環境を同一にでき、その結果、面発光レーザアレイを構成する素子の形状は均一となり、レーザ素子特性の位置によるバラツキは小さくなる。従って、集積度が高くなっても、各面発光レーザ素子が均一特性を持つ大規模面発光レーザアレイが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態の一例を示す模式図である。
【図2】本発明の好適な実施の形態の他の一例を示す模式図である。
【図3】本発明の好適な実施の形態の他の一例を示す模式図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る面発光レーザアレイ装置の構造および製造工程を示す概略的断面図である。図4fは、第1の実施例に係る本発明の面発光レーザアレイ装置の平面図であり、図4eは、その面発光レーザアレイを構成する面発光レーザ素子の概略的断面図であり、図4a〜図4eは、その面発光レーザ素子の製造工程を示す断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る面発光レーザアレイ装置の模式的平面図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る面発光レーザアレイ装置を上方から見たときのポスト配置を示す模式的平面図である。
【図7】図5の面発光レーザアレイ装置のA−A断面図である。
【図8】図5の面発光レーザアレイ装置のB−B断面図である。
【図9】本発明の第2の実施例に係る面発光レーザアレイ装置の製造工程を示す断面図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係る面発光レーザアレイ装置の製造工程を示す断面図である。
【図11】本発明の第2の実施例に係る面発光レーザアレイ装置の製造工程を示す断面図である。
【図12】本発明の第2の実施例に係る面発光レーザアレイ装置の製造工程を示す断面図である。
【図13】本発明の第2の実施例に係る面発光レーザアレイ装置の製造工程を示す断面図である。
【図14】本発明の第2の実施例に係る面発光レーザアレイ装置の製造工程を示す断面図である。
【図15】本発明の第3の実施例に係る面発光レーザアレイ装置の模式的平面図である。
【図16】本発明の第3の実施例に係る面発光レーザアレイ装置を構成する面発光レーザ素子の概略的断面図である。
【図17】本発明の第3の実施例に係る面発光レーザアレイ装置を構成する各素子のしきい電流値を行と例を区別して示すグラフである。
【符号の説明】
1 n型GaAs基板
2 n型GaAsバッファー層
3 n型下部n型多層反射膜
4 下部スペーサ層
5 量子井戸活性層
6 上部スペーサ層
7 活性領域
8 p型上部多層反射膜
9 p型GaAsコンタクト層
10 p型のAlAs層
12 p側電極
13 n側電極
21 絶縁性のGaAs基板
22 アンドープGaAsバッファ層
23 n型GaAs
24 n側電極
25 n型多層反射膜
26 アンドープ活性領域
27 p型多層反射膜
28 p型GaAs
31 p側電極
29 分離溝
91 n型GaAs基板
92 n型GaAsバッファ層
93 下部n型多層反射膜
94 活性層領域
95 上部p型多層反射膜
96 p型GaAsコンタクト層-

Claims (9)

  1. 活性層と、該活性層を挟み込む1対のスペーサ層と、該スペーサ層を挟み込む1対のミラー層とを備えると共にポスト構造を有する面発光レーザ素子の複数が、同一基板上に積層形成され、二次元アレイ状に配列されてなる面発光レーザアレイ装置において、
    実際に使用する面発光レーザ素子群からなる二次元アレイの周囲に、該実際に使用する面発光レーザ素子と同じポスト構造を有し且つ実際には面発光レ−ザ素子として使用しないダミー素子を、隣接する面発光レーザ素子間の間隔、隣接するダミー素子間の間隔、及び隣接する面発光レーザ素子とダミー素子との間の間隔が各々同一になる配列で配置したことを特徴とする面発光レーザアレイ装置。
  2. 前記ダミー素子を、隣接する面発光レーザ素子間のポスト間隔、隣接するダミー素子間のポスト間隔、及び隣接する面発光レーザ素子とダミー素子との間のポスト間隔が各々同一になる配列で配置したことを特徴とする請求項1に記載の面発光レーザアレイ装置。
  3. 前記実際に使用する面発光レーザ素子群からなる二次元アレイの最外周に配置された面発光レーザ素子の外側に、前記ダミー素子を配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の面発光レーザアレイ装置。
  4. エッチング工程を含む前記二次元アレイの作製プロセスにおいて、前記実際に使用する全部の面発光レーザ素子のポスト側面がさらされるプロセス環境が各々同じになるように、前記ダミー素子を配置したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の面発光レーザアレイ装置。
  5. 前記実際に使用する全部の面発光レーザ素子のポスト側面が各々隣接するポストに面するように、前記ダミー素子を配置したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の面発光レーザアレイ装置。
  6. 前記ポストの周囲をポリイミドで埋めたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の面発光レーザアレイ装置。
  7. 前記面発光レーザ素子が選択酸化型面発光レーザであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の面発光レーザアレイ装置。
  8. 前記ポスト構造はドライエッチングにより形成されたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の面発光レーザアレイ装置。
  9. 前記複数の面発光レーザ素子を一定のポスト間隔で二次元アレイ状に配列したことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の面発光レーザアレイ装置。
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