JP3965617B2 - フルタイムパワーアンチロックブレーキシステム・ハンドリングシステム - Google Patents

フルタイムパワーアンチロックブレーキシステム・ハンドリングシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
自動車等車輛のブレーキ装置とハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平11−255083号公報には、二つのブレーキ入力手段を同時に作動させても、必ず一番高い出力信号を選択し、その出力信号に対応したブレーキ力を得ることができるブレーキ圧制御装置として、ブレーキペタル、マスターシリンダ、ストロークアキュムレータ、2位置切換電磁弁、ホイールシリンダ、リニアソレノイドバルブ、流体ポンプ、モータ、アキュムレータ、手動操作部材とからなる装置が開示され、常時、アキュムレータからの流体圧はリニアソレノイドバルブの最小圧力が2位置切換電磁弁で保たれ、タンデムマスターシリンダは2位置切換電磁弁を通してホイールシリンダに連通る構成が示されている。
そして、ブレーキペタル、手動操作部材からの出力信号に応じてアキュムレータの流体圧をリニアソレノイドバルブの開閉で調整し、2位置切換電磁弁4(B位置をとっている)を介してホイールシリンダに供給している。
ブレーキ開放は、手動操作部材又はブレーキペタルからの出力信号が無くなると、2位置切換電磁弁およびリニアソレノイドバルブが初期位置に復帰し、ホイールシリンダ内の流体は2位置切換電磁弁を介してマスターシリンダに還流されブレーキが開放される。
イ 特公平7−109255号は本願発明者・出願人によるもので、圧力スイッチのアクチェタにより開閉弁を直接動している装置が開示されている。
ウ 特開2000−97067号公報には、乗員が運転席を離れた後に再度運転席に戻る場合に、乗員が違和感を持つことを回避することの可能な車輌のエンジン始動装置を提供することを課題とし、車速が零であり、かつ、フットブレーキスイッチがオンされ、かつ、バッテリの充電が所定値以上になった場合にエンジンを自動停止する自動停止判断が成立する。自動停止判断が成立すると各ホイールシリンダに作用するブレーキ油圧が増大しエンジンが自動停止する。上記自動停止条件のうち少なくとも一つが欠如した場合は復帰条件が成立する構成が記載されている。
エ 特開昭63−64858号公報には、流体圧制御装置をブレーキごとに設けることが記載されている。
オ 特開平11−49019号公報には、車輪の向きを変えて車輌の方向制御する車輌において、車輪の制動による車輪の回転数差で車輌の方向制御することが記載されている。
従来、車両の常用ブレーキの人力ブレーキ、サーボブレーキ、パワーブレーキは何れもアクセルペタルからブレーキペタルに踏み変えて制動している。
従って、アクセルペタルとブレーキペタルとの踏み違えがあり、又、制動する必要を認識してからブレーキを作動し始めるまで少なくとも1秒前後を要する。
アンチロック制動装置(以下「ABS」という。)は常時作動するものはない。又、車輌の方向制御はハンドルで車輪の向きをかえているから、構造が複雑で、ハンドルの回動量と車輪の向きが一致しない。その上悪路等でハンドルを取られる欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、指や掌で制御できる流体圧で、しかも、常時ABSで制動するパワーブレーキ装置(以下[FPABS]という)を提供する。
ブレーキ制動を保持すると共にエンジンを停止し、ブレーキの制動を解除すると共にエンジンを始動する。
車輌の方向変換をアンチロックブレーキ制御により行う。
【0004】
【課題を解決するための手段】
ア 入口にポンプ9と蓄圧器10とを接続し、出口にブレーキに連通する流体路1と圧力スイッチ7とを有する流体路の一端を接続した常時閉じている切換弁8と、
入口に流体路の他端を接続し、出口を油槽17に連通する常時開いているアンチロック切換弁15と、
制御装置24から入力したブレーキ信号に対応した量圧縮させる加圧スプリング4と、加圧スプリング4の圧縮力に対抗する方向に流体路の圧力を受けるアクチェタ3と、アクチェタ3が受ける流体路の圧力が加圧スプリング4の圧縮力を越えたときに開く接点25を有する圧力スイッチ7と、
ブレーキ操作盤22又はブレーキバー63の操作に応じたブレーキ信号を受信したとき、圧力スイッチ7の加圧スプリング4をブレーキ信号に対応した量圧縮させる信号を出力すると共に、アンチロック切換弁15を閉じ、かつ切換弁8を開き、その後、接点25が開いたとき、切換弁8を閉じる制御装置24とを備え、
ブレーキ操作盤22又はブレーキバー63が通常のブレーキ操作を行う範囲を越えた第1の位置aまで押されたとき、ブレーキ操作盤22又はブレーキバー63を爪40に係合させて圧力スイッチ7の加圧スプリング4の圧縮量で定まる流体圧をアクチェタ3とブレーキと切換弁8とアンチロック切換弁15との間で保持すると共にエンジンを停止するスイッチ38を作動させ、
更に、ブレーキ操作盤22又はブレーキバー63を第1の位置aから第2の位置bまで押すことにより爪40との係合を解除すると共にエンジンを始動する。
イ アンチロック切換弁15の開閉による間欠制動力で制動する装置をブレーキごとに備える。
ウ アンチロック切換弁15の開閉による間欠制動力をハンドル21又はブレーキバー63の回動角度に応じてブレーキに供給して制動し、車輌の方向制御をする。
【0005】
【発明の実施の形態】
【実施例】
本発明の概念を例示した図1乃至図9にもとづいて説明する。尚、始めに説明した構成と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
図1に於いて、下端を流体路1に接し、上端をアクチェタレバー2に接する小径のアクチェタ3と、アクチェタレバー2を押す加圧スプリング4と、加圧スプリング4を圧縮して弾力を変える弾力変換装置5と、前記アクチェタ3の下部に加圧スプリング4に対抗して設けた対抗スプリング6とで圧力スイッチ7を構成する(本体重量約380グラム)。流体路1には逆止弁を設けた常時閉の切換弁8(取付寸法37ミリ角高さ70ミリ、ミリ秒のオーダで応答する。市販品)を設け、この切換弁8と前記圧力スイッチ7とで流体圧制御装置を構成する。
この流体圧制御装置の作用は、アクチェタレバー2を押す加圧スプリング4の弾力とアクチェタ3を押し上げる対抗スプリング6との弾力とが釣り合った位置を原点とし、その原点の位置近傍で切換弁8を開閉してポンプ9、蓄圧器10から流体を取り出して流体路1に供給するから、微小な0に近い圧力から高圧の70MPa程度の圧力の流体を流体路1に供給することができる。〈特許第2079689号〉
【0006】
図1に示す弾力変換装置5は出力5W程度の小型のモーター11でスクリュー12を回動し、スクリュー12と螺合するナツト13を移動して加圧スプリング4を圧縮する構成である。移動するナット13の位置は検出器14で検出する。
流体路1に常時開のアンチロック切換弁15(取付寸法37ミリ角高さ70ミリ、ミリ秒のオーダで応答する。市販品)を設け、非常用に設けた従来のフットブレーキ装置のシリンダ16を通って流体路1を油槽17に連通する。
従って、ブレーキペタル18を踏み、ピストン19でシリンダ16の油を押し出すと、アンチロック切換弁15は常時開いているから、従来のブレーキ装置と同様に流体路1の端部に設けたブレーキB1、B2、B3、B4を作動することが出来る。
【0007】
車体20のハンドル21に設けたブレーキ操作盤22を指や掌で押すと〈図3参照〉検出器23はその押し下げ量を、パルス、位置符号、電圧又は抵抗値として制御装置24に送信し、それを受信した制御装置24は公知のカウンタ、タイマー、PC、IC等に基づく所定の間隔でアンチロック切換弁15を開閉すると共に、モーター11でスクリュー12を回動し、ナット13を移動して加圧スプリング4を圧縮する。
移動するナット13がブレーキ操作盤22の変位量に対応した位置に達したときにモーター11を停止する。その制御回路はブレーキ操作盤22とナット13の位置をそれぞれ抵抗値に置き換えた公知のブリッジ回路等を利用できる。
加圧スプリング4の圧縮による弾力は、アクチェタ3の対抗スプリング6を圧縮してアクチェタレバー3の接点25を閉じる。その接点25の閉じた信号で制御装置24が切換弁8を開くと、ポンプ9、蓄圧器10の流体をブレーキB1,B2,B3,B4に送り制動作用をする。一方、流体はアクチェタ3を加圧スプリング4の弾力に抗して押し上げて接点25を開き切換弁8を閉じると、加圧スプリング4の圧縮量で定まる流体路1の流体圧をアクチェタ3とブレーキと切換弁8とアンチロック切換弁15との間で保持する。この保持した流体路1の流体圧はアンチロック切換弁15が閉じている間各ブレーキB1,B2,B3,B4の制動力を保持し、アンチロック切換弁15が開くと流体路1が油槽17に通じて制動を解除する。
しかして、制御装置24は図示していないがアンチロック切換弁15を閉じる為に通電する電気回路に接点25の一方を接続し、接点25の他方を切換弁8に接続することにより、流体圧制御装置はアンチロック切換弁15が通電され閉じているときにのみブレーキB1,B2,B3,B4に流体を供給する作用をすることができる。
【0008】
図2に示すものは、ブレーキB1、B2、B3、B4にそれぞれスイッチ7と切換弁8とからなる流体圧制御装とアンチロック切換弁15とを備え、一つのポンプ9、畜圧器10からそれぞれ異なる流体圧を取り出して供給することができる。(試験済みである)従って、制御装置24が車輪27ごとに設けた公知の回転センサー28により、各車輪27の回転数の差違を入力した場合には、公知の比較回路を利用してモーター11を動かして加圧スプリング4の弾力を変えることにより、車輪27の制動力を変えたり、アンチロック切換弁15の開閉時間をそれぞれ変えてブレーキシューの開閉時間を車輪ごとに変えたりすることにより、各車輪27の回転数が等しくなるように制御して車体20の安定を保つことができる。
29、30はハンドル21の回動角度を検出する検出器であって、この検出器29、30で車体20の方向制御をする舵取り装置については、図3、図4で説明する。
【0009】
図3に示すブレーキ操作盤22は、ハンドル21に移動可能に支持した複数の軸32の上端に固定し、スプリング33で支える。このブレーキ操作盤22に固定したカム板34のカム面35に検出器23を接触させる。このカム面35の形状は急ブレーキにならないで、しかも、適切な制動力を得るように設定する。
カム板34の溝36にボールプランジャー37を接触し、この溝36の範囲で通常のブレーキ操作を行なう。
ブレーキ操作盤22でカム板34を、溝36がボールプランジャー37を越えて端が鎖線aの位置まで押し、エンジンを停止するスイッチ38を作動する。その位置でカム板34に設けた溝39と爪40とを係合させてブレーキ操作盤22を保持する一方、アンチロック切換弁15を閉じてブレーキの制動を保つようにする。
爪40は、ハンドル21に設けた台41に固定した軸42に回動可能に支持してあり、爪40に固定したピン43と台41に固定した軸44との間にスプリング45を張設する。
従って、スプリング45の軸心が軸42の軸心よりカム板34の側にあるときは、爪40はスプリング45の弾力でカム板34に接触し、反対側にあるときはカム板34から離れる。
更に、ブレーキ操作盤22でカム板34を鎖線bの位置まで押すと、カム板34の突起46が爪40をスプリング45の軸心が軸42の軸心を越えるまで押して溝39から外し、爪40がエンジンを始動するスイッチ47を押した位置を保つ。
ブレーキ操作盤22を押していた指又は掌を放すと、ブレーキ操作盤22はスプリング33の弾力で上昇し、カム板34はエンジンを停止しているスイッチ38から離れてエンジンを始動できる状態にする。そして、爪40が押しているスイッチ47でエンジンのスタートモーターを回動してエンジンを始動する。
更にブレーキ操作盤22がスプリング33の弾力で上昇すると、カム板34の突起46は爪40を押して回動し、スイッチ47から離れて爪40の先端がスプリング45の弾力でカム板34に接触することでブレーキ操作盤22は原位置に復帰する。
【0010】
図3、図4、において、ハンドル21は車体20に設けたハンドル支持台48に回動可能に支持し、ハンドル支持台48に固定した軸49,50,51に支持したスプリング52と、ハンドル21に固定した軸53,54とでハンドル21の位置を保持する。従って、ハンドル21を左右いずれかに回動すると、ハンドル21に固定した軸53,54のいずれかでスプリング52を撓めて回動し、手を離すとスプリング52の弾力で復帰する。
ハンドル21にカム55,56を固定し、急ハンドルにならないよう適切に設定したカム面で検出器29,30を作動する。
従って、ハンドル21を回動してカム55が検出器29を押すと、その信号を入力した制御装置24は、片側のブレーキB3又はB3、B4をハンドル21の回動角度とカム55カム面に応じた制動力で制動することにより、一対の車輪の回転数差を生じさせて車体20の向きを変える。
他方の検出器30のカム56による信号は、片側のブレーキ装置B1又はB1、B2を作動し前記と反対方向に車体20の向きをかえる。
図示していないが検出器29,30、カム55,56に代えて角度検出器を用いても良い。
尚、この方向制御のときは車輪の廻転数をひとしくする回路は断つようにする。
【0011】
図5、図6に示すものは、ハンドル21に代る中空のハンドルバー57をブラケット58に固定し、ブラケット58は台59のボス60に回動可能に支持した軸61に固定する。このブラケット58は図示していない一対のスプリングで水平を保つように支えてハンドルバー57が常時垂直に戻る構成になっている。ブラケット58の両端にカム55、56を設け、台59に固定した検出器29、30を作動する。
又ブラケット58には図3の台41に相当する台62を固定して、台41に設けた検出器23、スイッチ38、爪40、スイッチ47等と同じものを設ける。
ハンドルバー57の中にブレーキバー63を移動可能に貫通し、上部をスプリング64で支持し下部にカム板34を固定する。
従って、ブレーキバー63を指で押すと図3、図4で説明したのと同様な制動作用をし、ハンドルバー57を左右に傾けるとカム55、56が検出器29、30のいずれかを作動して図3、図4で説明したのと同様に片側のブレーキの作動による一対の車輪27の回転数差で車体20の方向変換をする。
【0012】
図7、図8に示すものは、ハンドルバー65で直接圧力スイッチ7を作動して制動と車体20の方向制御を行なうものである。
車体20に設けた台66の図示していない軸の軸心位置67を中心に回動可能に支持したブラケット68に軸69を回動可能に支持し、この軸69の両端部にハンドルバー65とアーム70を設ける。このアーム70に接するブラケット68の端面の形状はアーム70と共に圧力スイッチ7のロット71を押すことができるようにする。
従って、ハンドルバー65をB方向に倒すと軸69でアーム70はC方向に回動して圧力スイッチ7のロット71を押す。ロット71の端部には図1に示すナツト13に相当するものが固定してあり、それで加圧スプリング4を圧縮する構造になっている。
又、ロット71を押すと、図示してないスイッチの作動により信号を入力した制御装置24は図1で説明したのと同様にアンチロック切換弁15を開閉する。
ハンドルバー65をD方向に倒した場合には、前記同様アーム70が他方の圧力スイッチ7のロット71を押す。
即ち、ハンドルバー65をB方向に倒すとアーム70をC方向に回動して、ブレーキB1、B2側を制動し、ハンドルバー65をD方向に倒すとアーム70をE方向に回動して、ブレーキB3、B4側を制動する車輪の廻転数差で車体20の向きを変える。
図7においてハンドルバー65をF方向に倒すと、ブラケット68はアーム70と共に両方の圧力スイッチ7及びアンチロック切換弁15を作動して制動作用をする。
【0013】
制御装置24には図示してないが次の装置を設けることができる。検出器23,29,30の検出値を増幅、減少、変更してモーター11を作動することができる。
晴れ、雨、雪等の天候や、砂利道等の状況に応じた制動プログラムをIC等に記録しておき、運転席の押しボタンで予め選択して最適の制動制御を行うか、道路状況を車載のセンサやカメラ等の検知器で検知して自動的に制御プログラムを選択させることができる。
道路に設けた磁性体又は塗料等のセンターライン等の標識を検知器で検知して、それを入力した制御装置24がモーター11を制御して、車体20をセンターラインに保つように自動制御して居眠り運転による事故防止をすることができる。
遠方、近傍の障害物を車載の検知器で検知し、モーター11を制御して制動することができる。その際モーター11が作動して圧力スイッチ7のナット13が原点を離れたときにはアクセルを解除する制御をする。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば次に列記する効果がある。
ハンドルバー57の揺動でアクセルを作動し、ブレーキバー63を押したとき作動中のアクセルを解除し、ハンドルバー57を戻してブレーキバー63を解放したときアクセルが作動するようにすることができる。
ハンドルバー57に、点灯、警笛、方向支持、ワイパー等の操作釦を設けることができる。そのハンドルバー57を左右何れの席から操作出来る位置に設置することにより左右いずれの席からも車両を運転出来る。そして、躰の前には常時緩衝装置を設けて安全を図ることができる。
【0015】
ハンドルを握りながらブレーキ操作盤を手の指や掌で押すことができ、その変位量に応じた制動力を得ることができるから、従来のブレーキペタルとアクセルペタルの踏違い、更に、踏み替え時間、踏み込み時間を無くして、それによる事故を防止する。
【0016】
常時ABSで制動をして安定した制動をする。又、ABSの振動が手足に伝わらない。
【0017】
圧力スイッチにバネ常数が異なる加圧スプリングを設けるだけで前輪と後輪とに異なる制動力を付与し安定した制動をすることができる。
【0018】
モーター11の制御又はアンチロック切換弁15の制御で車輪の廻転数が等しくなるように制御でき、制動時の車両の安定を良くする。
【0019】
ブレーキ操作盤を押した制動位置に保つと共に、エンジンを停止しブレーキ操作盤22を戻すときにエンジンを始動することにより、排気による環境の悪化防止と燃料の節約をする。
又、脳卒中等でブレーキ操作盤22にもたれただけでも最大の制動力と車体の方向を維持することができ安全性を拡大する。
【0020】
車輪の回転数、つまり車両の速度に最も適した制動力のプログラムを制御装置に設けることができるから制動時の安定性を向上する。
【0021】
車輛の方向制御はハンドルの回動角度に応じた制動力を片側のブレーキ装置に付与した車輪の廻転数差によるから構造が簡単で、しかも、ヘットライトは常に車体の前方を照射し、悪路等でハンドルを取られる事故を無くす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFPABSの概念図である。
【図2】本発明の他の実施例の概念図である。
【図3】ハンドル装置の断面図である。
【図4】図3のA−A断面矢視図である。
【図5】他のハンドル装置の断面図である。
【図6】図5のA矢視した一部断面図である。
【図7】他のハンドル装置の断面図である。
【図8】図7をA矢視した本発明の概念図である。
【符号の説明】
7…圧力スイッチ、8…切換弁、15…アンチロック切換弁、21…ハンドル、22…ブレーキ操作盤、23.29.30…検出器、24…制御装置、B1、B2、B3、B4…ブレーキ、27…車輪、28…廻転センサー

Claims (3)

  1. 入口にポンプ9と蓄圧器10とを接続し、出口にブレーキに連通する流体路1と圧力スイッチ7とを有する流体路の一端を接続した常時閉じている切換弁8と、
    入口に流体路の他端を接続し、出口を油槽17に連通する常時開いているアンチロック切換弁15と、
    制御装置24から入力したブレーキ信号に対応した量圧縮させる加圧スプリング4と、加圧スプリング4の圧縮力に対抗する方向に流体路の圧力を受けるアクチェタ3と、アクチェタ3が受ける流体路の圧力が加圧スプリング4の圧縮力を越えたときに開く接点25を有する圧力スイッチ7と、
    ブレーキ操作盤22又はブレーキバー63の操作に応じたブレーキ信号を受信したとき、圧力スイッチ7の加圧スプリング4をブレーキ信号に対応した量圧縮させる信号を出力すると共に、アンチロック切換弁15を閉じ、かつ切換弁8を開き、その後、接点25が開いたとき、切換弁8を閉じる制御装置24とを備え、
    ブレーキ操作盤22又はブレーキバー63が通常のブレーキ操作を行う範囲を越えた第1の位置aまで押されたとき、ブレーキ操作盤22又はブレーキバー63を爪40に係合させて圧力スイッチ7の加圧スプリング4の圧縮量で定まる流体圧をアクチェタ3とブレーキと切換弁8とアンチロック切換弁15との間で保持すると共にエンジンを停止するスイッチ38を作動させ、
    更に、ブレーキ操作盤22又はブレーキバー63を第1の位置aから第2の位置bまで押すことにより爪40との係合を解除すると共にエンジンを始動するフルタイムパワーアンチロックブレーキシステム・ハンドリングシステム。
  2. アンチロック切換弁15の開閉による間欠制動力で制動する装置をブレーキごとに備え請求項1記載のフルタイムパワーアンチロックブレーキシステム・ハンドリングシステム。
  3. アンチロック切換弁15の開閉による間欠制動力をハンドル21又はブレーキバー63の回動角度に応じてブレーキに供給して制動し、車輌の方向制御をする請求項1記載のフルタイムパワーアンチロックブレーキシステム・ハンドリングシステム。
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