JP3965226B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、遊技面に打ち出されるパチンコ玉を検知する機能を備えたパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ遊技機では、盤面の外周部にガイド枠が設けられるとともに、このガイド枠の内側にガイドレールが設けられて、打ち出されたパチンコ玉を中央の遊技面に導くための玉通路が形成されている。この玉通路を通って遊技面へ飛び出したパチンコ玉は、遊技面を流下する途中で入賞口に入ったり、遊技面下部のアウト口に取り込まれたりする。
【0003】
この種のパチンコ遊技機では、盤面上に多数の釘が高密度に配置されている関係上、盤面上へ打ち出されたパチンコ玉が、釘と釘との間や釘と他の部材との間に引っ掛かって後続のパチンコ玉が滞留したり、アウト口に複数個のパチンコ玉が殺到して玉詰まりが起きるなどのおそれがある。
【0004】
また遊技者の中には、ゴト師と呼ばれる不正な遊技者がおり、例えば盤面上を覆うガラス扉を不正に開放して、いずれかの入賞口へ多数のパチンコ玉を強制的に挿入するなどの不正行為が行われている。
【0005】
そこで出願人は、先般、遊技面へのパチンコ玉の打出玉数と、入賞口に入ったパチンコ玉の入賞玉数と、アウト口に回収されたパチンコ玉のアウト玉数とをそれぞれ計数し、前記入賞玉数とアウト玉数との総和が前記打出玉数と一致するかにより、遊技面での玉詰まりや不正行為の有無を自動的に検出する方法を提案した。
【0006】
上記の打出玉数,入賞玉数,アウト玉数を計数するには、それぞれ玉通路,入賞口,アウト口にパチンコ玉検出用のセンサを配備して、それぞれセンサが検知動作する都度、計数値をインクリメントするようにしている。特に打出玉数の計数については、一旦、センサの取付位置を通過した後に玉通路内へと戻るパチンコ玉が通過玉として誤検出されないように、玉通路の上流,下流に2個のセンサを配備し、下流側のセンサが検知動作を行った後、上流側のセンサが検知動作を行ったときに計数値を1を加算した値に更新(インクリメント)し、各センサが逆の順序で検知動作したときに計数値を1を減算した値に更新(ディクリメント)するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の方式では、2個のセンサが検知動作する順序に応じてインクリメントやディクリメントを実施する必要があるため、計数用のカウンタの機構が複雑化する上、計数処理に時間がかかるという問題がある。
【0008】
この発明は上記問題点に着目してなされたもので、玉通路に、遊技面から玉通路へのパチンコ玉の戻りを防止する戻り防止具を配備するとともに、玉通路内の戻り防止具の近傍にあたる位置にパチンコ玉検知用のセンサを配備することにより、遊技面へのパチンコ玉の打出しを確実に行いつつ、打出玉の計数処理を簡易化することを技術課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によるパチンコ遊技機は、外周にガイド枠が設けられた遊技盤上の遊技面に複数の入賞口とアウト口とが設けられ、前記遊技面の片側に設けられたガイドレールと前記ガイド枠との間に、打ち出されたパチンコ玉を前記遊技面に導くための玉通路が形成されるとともに、前記各入賞口およびアウト口に、それぞれパチンコ玉検知センサが設けられたものである。玉通路の終端部には、玉通路から遊技面へのパチンコ玉の飛出しは許容するが、遊技面から玉通路へのパチンコ玉の戻りは防止する戻り防止具が配備されると共に、前記玉通路内の戻り防止具の近傍にあたる位置にパチンコ玉検知用のセンサが1個配備されている。
【0010】
さらに上記のパチンコ遊技機は、前記玉通路のパチンコ玉検知センサからのパチンコ玉の検知信号を受け付けて、検知信号を入力する都度、計数値をインクリメントすることにより、遊技面へのパチンコ玉の打出玉数を計数する打出玉数計数手段と、前記各入賞口のパチンコ玉検知センサの検知信号を受け付けて、入賞玉数を計数する入賞玉数計数手段と、前記アウト口のパチンコ玉検知センサの検知信号を受け付けて、アウト玉の数を計数するアウト玉数計数手段と、所定の時間が経過する毎に前記各計数手段の計数値を取り込んで、パチンコ玉の打出玉数の計数値を入賞玉数およびアウト玉数の各計数値の和と比較することにより、遊技面上のパチンコ玉の流れに異常が生じていないかどうかを判別する判別手段と、前記判別手段による処理が行われる都度、前記打出玉数計数手段、入賞玉数計数手段、アウト玉数計数手段の各計数値をリセットするリセット手段と、前記判別手段が異常の発生を判別したとき、所定の態様による報知を実行する報知手段とを具備する。
【0011】
請求項2の発明では、前記判別手段は、前記パチンコ玉の打出玉数の計数値よりも入賞玉数およびアウト玉数の各計数値の和の方が大きいときは、不正行為が行われていると判別し、入賞玉数およびアウト玉数の各計数値の和よりもパチンコ玉の打出玉数の計数値の方が大きいときは、玉詰まりが生じていると判別する。
請求項3の発明では、前記判別手段は、前記入賞玉数およびアウト玉数の各計数値の和に、遊技面に打ち出されたパチンコ玉が入賞口またはアウト口に至るまでにかかる時間に基づく誤差を加えた値を求めて、この総和と前記パチンコ玉の打出玉数の計数値とを比較し、前者の方が大きいときは不正行為がおこなわれていると判別し、後者の方が大きいときは玉詰まりが生じていると判別する。
【0012】
【作用】
戻り防止具により遊技面から玉通路へのパチンコ玉の戻りを防止するとともに、戻り防止具の手前位置の1個のセンサがパチンコ玉を検知する都度、打出玉数の計数値をインクリメントするので、打出玉数の計数処理が大幅に簡易化される。
【0013】
請求項3の発明では、パチンコ玉の打出玉数の計数値を入賞玉数およびアウト玉数の各計数値の和と比較する場合に、遊技面に打ち出されたパチンコ玉が入賞口またはアウト口に至るまでの時間差を考慮した比較処理を行うことができる。
【0015】
【実施例】
図1は、この発明の一実施例である異常検知機能付きパチンコ遊技機の外観を示すもので、パチンコ台1の前面に遊技盤2,パチンコ玉投入皿3,操作ハンドル4,受け皿5,警報ランプ6a,6bなどが設けられている。
【0016】
前記遊技盤2の外周には、パチンコ玉の動きを規制するためのガイド枠9が形成されるとともに、盤面7の片側にガイドレール10が設けられて、前記ガイド枠9との間に玉通路8が形成される。また盤面7の主要部には、複数の釘(図示せず)が高密度に配置されると共に、適所に複数個の入賞口11が、また最下部位置にはアウト口12が、それぞれ設けられている。なお、遊技盤2は、前面が開閉可能なガラス扉で覆われている。
【0017】
前記パチンコ玉投入皿3は、ゲームに際して複数個のパチンコ玉を投入するための部分であり、底面が片側へ傾斜し、傾斜上端にはパチンコ玉の導出口13が開口し、傾斜下端にはパチンコ玉の取込口14が設けてある。
【0018】
前記操作ハンドル4は、打撃部を作動させて前記取込口14より取り込まれたパチンコ玉を玉通路8を経て盤面7へ打ち出すためのもので、打ち出されたパチンコ玉がいずれかの入賞口11へ入ると、決められた個数のパチンコ玉が前記導出口13からパチンコ玉投入皿3へ、さらにはパチンコ玉払出口15から受け皿5へ、それぞれ放出される。
【0019】
前記警報ランプ6a,6bは、盤面7上での玉詰まりや遊技者による不正行為が検知されたときに、自動的に点灯したり、点滅したりする。
この実施例では、玉詰まりなどのトラブルが検知されたときは、2個の警報ランプ6a,6bを点灯させ、不正行為が検知されたときは、2個の警報ランプ6a,6bを点滅動作させると共に、スピーカ16より警報音を発生させる。
【0020】
前記玉通路8の終端部、すなわち盤面7への打出口17の近傍位置には、盤面7に打ち出されたパチンコ玉の玉通路8側への戻りを防止するための戻り防止部材18aが配備される。この戻り防止部材18aは一方向に湾曲した形状の板ばねより成り、前記湾曲方向をパチンコ玉の飛出し側に沿わせてその基部を前記ガイドレールの内側面に嵌着固定することにより、前記打出口17を、通常、閉鎖状態に設定する。
【0021】
パチンコ玉が玉通路8内を通過して前記戻り防止部材18aに打ち当たると、戻り防止部材18aはその衝突力により湾曲側に変位して打出口17を開放し、パチンコ玉は前記打出口17から飛び出して盤面7側へと導かれる。一方、打出口17を通過した後、玉通路8内に戻ろうとするパチンコ玉に対しては、戻り防止部材18aはその弾性力により打出口17を閉鎖した状態で維持されるので、前記パチンコ玉は戻り防止部材18aに当たって盤面7上を落下する。
【0022】
さらに前記戻り防止部材18aに対するパチンコ玉の飛び出し側のガイド枠9には、第2の戻り防止部材18bが、その変位方向をパチンコ玉の飛出し側に向けて取り付けられている。この第2の戻り防止部材18bにより、盤面7に打ち出されたパチンコ玉の打出口17近傍への戻りが阻止され、打出口17を通過したパチンコ玉が再び玉通路8へと入り込む可能性は、殆どなくなる。
【0023】
なおこの実施例では、各戻り防止部材18a,18bに板ばねを用いているが、板ばねの代わりに弾性のない金属細片を採用し、その基部にばね部材を具備する回動機構を取り付けて、前記金属細片をパチンコ玉の打出し側に対し、復帰可能に変位させるようにしても良い。また戻り防止部材18a,18bの取付け位置は上記に限らず、両者をともにガイド枠9側に取り付けるようにしてもよい。
【0024】
前記第1の戻り防止部材18aの手前位置には、パチンコ玉検知センサ20が1個配備される。このパチンコ玉検知センサ20は、光電スイッチや近接スイッチなどにより構成されるもので、パチンコ玉がその設置位置を通過する都度、検知信号を出力する。
【0025】
前記パチンコ玉検知センサ20の検知信号は、図2に示す打出玉計数用のカウンタ21に入力され、入力の都度、その計数値が「1」だけ大きな値に更新(すなわちインクリメント)される。
【0026】
このような構成によれば、打出玉計数用のカウンタ21として、単一の信号入力を計数するだけの最も基本的な構成のものを用いれば良く、2個の検知センサからの検知信号に基づき打出玉を計数する方式に比べ、計数処理に要する時間が大幅に短縮する。
【0027】
なお前記戻り防止部材18a,18bをパチンコ玉とは異なる材料で構成し、パチンコ玉検知センサ20に専用の近接センサを採用すれば、図2に示すように、戻り防止部材18aに対しパチンコ玉の打ち出し側Aもしくは戻り防止部材18aの真下位置Bにも、パチンコ玉検知センサ20を配置させることが可能である。
【0028】
図1に戻って、各入賞口11およびアウト口12には、パチンコ玉が入ったのを検知するパチンコ玉検知センサ22,23が設けられており、入賞玉およびアウト玉の総数は、各パチンコ玉検知センサ22,23の検知信号に基づき、図3に示す入賞玉計数用のカウンタ24およびアウト玉計数用のカウンタ25により計数される。
【0029】
図3は、上記構成のパチンコ遊技機の電気的な構成を示す。
図中、30は、マイクロコンピュータより成る制御部であり、制御・演算の主体であるCPU31と、プログラムが格納されるROM32と、作業用のメモリ領域として用いられるRAM33とを含む。
【0030】
前記CPU31には、バス38を介して、前記打出玉計数用のカウンタ21,入賞玉計数用のカウンタ24,アウト玉計数用のカウンタ25,パチンコ玉打出機構34,パチンコ玉払出機構35,外部出力部36などがそれぞれ接続されている。カウンタ21,25,26の各計数値は、設定時間(例えば30秒〜1分)毎にCPU31に読み取られた後、ゼロにリセットされる。
【0031】
前記パチンコ玉打出機構34は、操作ハンドル4の回動操作により応動して打撃部がパチンコ玉を打ち出す。パチンコ玉払出機構35は、パチンコ玉が入賞口11に入ったときに作動し、決められた個数のパチンコ玉を払い出す。外部出力部36は、パチンコホールのホストコンピュータに対して、設定時間毎の打出玉の総数,入賞玉の総数,およびアウト玉の総数などの情報を出力するための外部出力端子を有する第1の情報出力部36Aと、表示回路37へ異常を知らせる報知信号を出力するための外部出力端子を有する第2の情報出力部36Bとから成る。
前記表示回路37は、前記警報ランプ6a,6bの点灯,消灯,および点滅の各動作を制御する。
【0032】
図4は、前記制御部30によるパチンコ遊技機の制御手順をST1〜ST7でで示す。
同図のST1で、CPU31は全てのカウンタ21,24,25をイニシャルリセットした後、つぎのST2で、CPU31が有するタイマの計時を開始させる。つぎのST3では、前記タイマが設定時間を計時したか否か、すなわちタイムアップしたか否かを判定しており、その判定が「NO」であれば、通常のゲーム制御を実行する(ST4)。もしST3の判定が「YES」であれば、ST5へ進み、図5に示す照合処理ルーチンを実行した後、各カウンタ21,24,25の計数値をリセットする(ST6)。
【0033】
図5のST5−1では、まずCPU31は、第1の情報出力部36Aに対し、前記設定時間経過時の打出玉計数用のカウンタ21の計数値Pと、設定時間経過時の各入賞玉計数用のカウンタ24の計数値の合計値Qと、設定時間経過時のアウト玉計数用のカウンタ25の計数値Rとをホストコンピュータへ出力させる。つぎにST5−2では、各入賞玉計数用のカウンタ24の計数値の合計値Qとアウト玉計数用のカウンタ25の計数値Rとの加算値S(=Q+R)を算出し、前記打出玉計数用のカウンタ21の計数値Pと前記加算値Sとの比較処理を行う。
【0034】
ここでの比較処理は、設定時間に盤面7へ打ち出されたパチンコ玉の総数(打出玉計数用のカウンタ21の計数値Pに相当する)と、入賞口9およびアウト口10に入ったパチンコ玉の総数(各入賞玉計数用のカウンタ24の計数値の合計値Qとアウト玉計数用のカウンタ25の計数値Rとの加算値Sに相当する)との一致度合いを見るためのもので、もし打ち出されたパチンコ玉の総数が入賞口9およびアウト口10に入ったパチンコ玉の総数より大きいければ、盤面7上で玉詰まりがあったものと判断し、一方、もし打ち出されたパチンコ玉の総数が入賞口9およびアウト口10に入ったパチンコ玉の総数より小さければ、入賞口9へパチンコ玉が強制的に挿入されるという不正行為が行われたものと判断する。
【0035】
この場合に、打ち出されたパチンコ玉が入賞口9またはアウト口10に至るまでに盤面7を通過するための時間遅れがあるため、この実施例では、前記時間遅れに相当する誤差Eを考慮して比較処理を行っている。
【0036】
そこでCPU31は、ST5−3において、打出玉計数用のカウンタ21の計数値Pが、各入賞玉計数用のカウンタ24の計数値の合計値Qとアウト玉計数用のカウンタ25の計数値Rとの加算値Sに前記誤差Eを加えた値(S+E)より大きいか否かを、またST5−4において、打出玉計数用のカウンタ21の計数値Pが、前記加算値Sに前記誤差Eを加えた値(S+E)より小さいか否かを、それぞれ判定しており、もしST5−3の判定が「YES」であれば、盤面7上で玉詰まりがあったものと判断し、玉詰まり検知信号を第2の情報出力部6Bを介して表示回路37へ出力し、警報ランプ6a,6bを点灯動作させる(ST5−5)。
【0037】
またもしST5−4の判定が「YES」であれば、遊技者により不正行為が行われたものと判断し、不正検知信号を第2の情報出力部6Bを介して表示回路37へ出力し、警報ランプ6a,6bを点滅動作させる(ST5−6)。
【0038】
なお、図面には示していないが、パチンコ台1の内部などにリセットスイッチを設けておき、係員が玉詰まりのトラブルを解消したときや不正行為に対処したとき、前記リセットスイッチを操作することにより、警報ランプ6a,6bの点灯または点滅動作を強制的に停止させるようにする。
【0039】
また上記の実施例では、打出玉計数用,入賞玉計数用,およびアウト玉計数用の各カウンタ21,24,25に対する設定時間Tを、図6に示すように、同じタイミングで設定しているが、前記時間遅れを考慮して、図7に示すように、入賞玉計数用およびアウト玉計数用の各カウンタ24,25に対する設定時間を打出玉計数用のカウンタ21に対する設定時間より所定の時間タイミングΔTだけずらしてもよい。
【0040】
【発明の効果】
この発明は上記の如く、パチンコ玉を遊技面へ打ち出すための玉通路上に戻り防止具を配備して、玉通路から遊技面へのパチンコ玉の飛出しは許容するが、遊技盤から玉通路へのパチンコ玉の戻りを防止するとともに、玉通路内の戻り防止具の近傍にあたる位置にパチンコ玉検知用のセンサを1個だけ配備して、このセンサがパチンコ玉を検知する都度、パチンコ玉の打出玉数をインクリメントするようにした。よって、2個の検知センサを用いた従来方式と比較して、パチンコ玉の打出玉数の計数処理が簡易され、計数処理に要する時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるパチンコ遊技機の外観を示す正面図である。
【図2】パチンコ玉検知センサの他の取付け例を示す玉通路部分の拡大正面図である。
【図3】パチンコ遊技機の電気的な構成を示すブロック図である。
【図4】制御部による制御の流れを示すフローチャートである。
【図5】図3の照合処理の詳細を示すフローチャートである。
【図6】設定時間の設定方法を示す説明図である。
【図7】設定時間の他の設定方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 パチンコ台
2 遊技盤
7 盤面
8 玉通路
9 ガイド枠
10 ガイドレール
18a,18b 戻り防止部材
20 パチンコ玉検知用センサ

Claims (3)

  1. 外周にガイド枠が設けられた遊技盤上の遊技面に複数の入賞口とアウト口とが設けられ、前記遊技面の片側に設けられたガイドレールと前記ガイド枠との間に、打ち出されたパチンコ玉を前記遊技面に導くための玉通路が形成されるとともに、前記各入賞口およびアウト口に、それぞれパチンコ玉検知センサが設けられているパチンコ遊技機であって、
    前記玉通路の終端部には、玉通路から遊技面へのパチンコ玉の飛出しは許容するが、遊技面から玉通路へのパチンコ玉の戻りは防止する戻り防止具が配備されると共に、前記玉通路内の戻り防止具の近傍にあたる位置にパチンコ玉検知センサが1個配備されており、
    前記玉通路のパチンコ玉検知センサからのパチンコ玉の検知信号を受け付けて、検知信号を入力する都度、計数値をインクリメントすることにより、遊技面へのパチンコ玉の打出玉数を計数する打出玉数計数手段と、
    前記各入賞口のパチンコ玉検知センサの検知信号を受け付けて、入賞玉数を計数する入賞玉数計数手段と、
    前記アウト口のパチンコ玉検知センサの検知信号を受け付けて、アウト玉の数を計数するアウト玉数計数手段と、
    所定の時間が経過する毎に前記各計数手段の計数値を取り込んで、パチンコ玉の打出玉数の計数値を入賞玉数およびアウト玉数の各計数値の和と比較することにより、遊技面上のパチンコ玉の流れに異常が生じていないかどうかを判別する判別手段と、
    前記判別手段による処理が行われる都度、前記打出玉数計数手段、入賞玉数計数手段、アウト玉数計数手段の各計数値をリセットするリセット手段と、
    前記判別手段が異常の発生を判別したとき、所定の態様による報知を実行する報知手段とを、具備するパチンコ遊技機。
  2. 前記判別手段は、前記パチンコ玉の打出玉数の計数値よりも入賞玉数およびアウト玉数の各計数値の和の方が大きいときは、不正行為が行われていると判別し、入賞玉数およびアウト玉数の各計数値の和よりもパチンコ玉の打出玉数の計数値の方が大きいときは、玉詰まりが生じていると判別する、請求項1に記載されたパチンコ遊技機。
  3. 前記判別手段は、前記入賞玉数およびアウト玉数の各計数値の和に、遊技面に打ち出されたパチンコ玉が入賞口またはアウト口に至るまでにかかる時間に基づく誤差を加えた値を求めて、この総和と前記パチンコ玉の打出玉数の計数値とを比較し、前者の方が大きいときは不正行為がおこなわれていると判別し、後者の方が大きいときは玉詰まりが生じていると判別する、請求項1に記載されたパチンコ遊技機。
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