JP3964734B2 - ナビゲ−ション装置 - Google Patents

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    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/34Route searching; Route guidance
    • G01C21/36Input/output arrangements for on-board computers

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はナビゲ−ション装置に関し、より詳細には通信手段が接続可能なナビゲ−ション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のナビゲ−ション装置には、外部との通信(通話も含む)を行うために携帯電話等の通信手段を接続することができるものがあり、さらに走行中における通話を安全に快適に行うためにハンズフリ−通話機能を備えているものもある。
【0003】
このような通信手段が接続されたナビゲ−ション装置では、携帯電話の発信又は着信を検出して、通話モ−ドに入ると、ナビゲ−ション装置に接続されたスピ−カから通話相手の音声が出力され、またナビゲ−ション装置に接続されたマイクで取り込んだ音声を通信手段を介して送信することにより、発着信相手との通話を行うことができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のナビゲ−ション装置では、ハンズフリ−通話機能等により運転中における通話を安全に快適に行うことができるようになっているが、通話内容をメモしておきたい場合などには対応できていない。したがって、通話中にメモを取るためには、メモ用紙や筆記用具などを取り出さなければならず、運転中にこれらを準備するのは困難であり、前方不注意にもつながり安全上好ましくない。
【0005】
また、停車中であっても、メモ用紙や筆記用具などを通話中にいちいち取り出してメモを取ることは、面倒であり、また予め準備しておかない限り、即座にメモを取ることはできず、不便であるという課題があった。
【0006】
また、使用状況によっては、画面に表示される地図情報等を見ながら、通話することもあり、通話相手から聞き出した目的地の場所、周辺の建物、連絡先などの情報をメモしておきたい場合もあるが、これらの情報を地図を見ながら簡単にメモを取ることができないという課題もあった。
【0007】
さらに、従来のナビゲ−ション装置には、通話あるいはメモされた内容等を、住所録や電話帳などのデ−タべ−スに自動的に登録できるようなものはなく、必要な登録内容は、別途使用者が入力し直さなければならず、操作が煩わしく、面倒であるという課題もあった。
【0008】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、通話時にナビゲ−ション画面を表示させながら、簡単にメモがとれて、該メモを表示画面に表示させることができ、また、メモした情報を活用することのできる、使用者にとって便利で使い勝手の良いナビゲ−ション装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成するために本発明に係るナビゲ−ション装置(1)は、通信手段が接続可能なナビゲ−ション装置において、前記通信手段の発信又は着信があったか否かを判断する発着信判断手段と、該発着信判断手段により前記通信手段の発信又は着信があったと判断された場合に、表示画面を入力手段を介して入力されるメモ内容が表示可能なメモ画面とナビゲ−ション画面とに分割表示させる表示制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0010】
上記ナビゲ−ション装置(1)によれば、前記通信手段の発信又は着信があった場合に、前記表示画面が前記メモ画面と前記ナビゲ−ション画面とに分割表示されるので、例えば、経路案内のための地図が表示されるナビゲ−ション画面を表示させながら、前記入力手段を介して入力されたメモ内容を前記メモ画面に表示させることができる。したがって、使用者は、メモを取るためにメモ用紙や筆記用具等をいちいち取り出したり、予め準備しておく必要がなく、簡単にメモを取ることができるようになり、使用者の使い勝手を良くすることができる。
【0011】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(2)は、上記ナビゲ−ション装置(1)において、前記入力手段からの所定の入力信号に基づいて、前記メモ画面へのメモ入力の開始処理や終了処理などの所定操作の処理を行うメモ入力処理手段を備えていることを特徴としている。
【0012】
上記ナビゲ−ション装置(2)によれば、前記入力手段からの所定の入力信号に基づいて、前記所定操作の処理が行われるので、前記所定操作の処理を簡単に行わせることができ、使用者の使い勝手をさらに良くすることができる。
【0013】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(3)は、上記ナビゲ−ション装置(1)又は(2)において、前記入力手段が、タッチ操作により文字等を前記メモ画面に描画させることができるタッチパネルを含んで構成され、該タッチパネルを介して前記メモ画面に描画された文字等の描画デ−タを文字デ−タとして認識する文字認識手段と、該文字認識手段により認識された文字デ−タをメモ情報記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0014】
上記ナビゲ−ション装置(3)によれば、前記タッチパネルを介して前記メモ画面に簡単にメモを取ることができる。また、前記描画デ−タが文字デ−タとして認識され、認識された文字デ−タがメモ情報として前記メモ情報記憶手段に記憶されるので、前記描画デ−タを記憶するよりも記憶容量を少なくすることができ、また文字認識された文字デ−タを他の用途にも活用することが可能となり、前記描画デ−タの利用性を高めることができる。
【0015】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(4)は、上記ナビゲ−ション装置(3)において、前記表示制御手段が、前記文字認識手段により認識された文字デ−タを前記メモ画面に表示させるものであることを特徴としている。
【0016】
上記ナビゲ−ション装置(4)によれば、前記文字認識手段により認識された文字デ−タが前記メモ画面に表示されるので、使用者は、文字認識が正確に行われたか否かを確認することができる。
【0017】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(5)は、上記ナビゲ−ション装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、前記入力手段が、音声を取り込むことのできる音声取込手段を含んで構成され、該音声取込手段で取り込んだ音声デ−タ、及び前記通信手段で受信した音声デ−タを文字デ−タとして認識する音声認識手段と、該音声認識手段により認識された文字デ−タをメモ情報記憶手段に記憶させる第2の記憶制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0018】
上記ナビゲ−ション装置(5)によれば、前記音声取込手段で取り込んだ音声デ−タ、及び前記通信手段で受信した音声デ−タが文字デ−タとして認識され、前記メモ情報記憶手段に記憶されるので、前記音声デ−タを記憶するよりも記憶容量を少なくすることができ、また音声認識された文字デ−タを他の用途にも活用することが可能となり、前記音声デ−タの利用性を高めることができる。
【0019】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(6)は、上記ナビゲ−ション装置(5)において、前記表示制御手段が、前記音声認識手段により認識された文字デ−タを前記メモ画面に表示させるものであることを特徴としている。
【0020】
上記ナビゲ−ション装置(6)によれば、前記音声認識手段により認識された文字デ−タが前記メモ画面に表示されるので、使用者は、音声認識が正確に行われたか否かを確認することができる。
【0021】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(7)は、上記ナビゲ−ション装置(5)において、前記音声取込手段で取り込まれた音声に基づいて、前記所定操作の処理を行わせるための操作キ−ワ−ドを使用者が登録することのできる操作キ−ワ−ド登録手段を備え、前記メモ入力処理手段が、前記音声取込手段で取り込まれた音声と前記操作キ−ワ−ドとが一致した場合に、前記所定操作の処理を行うものであることを特徴としている。
【0022】
上記ナビゲ−ション装置(7)によれば、前記操作キ−ワ−ドを使用者が登録することができる。また、前記操作キ−ワ−ドに該当する音声が前記音声取込手段で取り込まれると、前記所定操作の処理が行われるので、使用者にとって、メモ入力のための操作が容易となり、使い勝手を良くすることができる。
【0023】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(8)は、上記ナビゲ−ション装置(7)において、前記操作キ−ワ−ド登録手段が、前記操作キ−ワ−ドを通信相手に応じて個別に登録することができるものであることを特徴としている。
【0024】
上記ナビゲ−ション装置(8)によれば、前記通信相手に応じて前記操作キ−ワ−ドを個別に登録することで、前記通信相手によって前記操作キ−ワ−ドを変えることができ、使用者の多様な用途に対応することができるようになり、使用者の使い勝手をさらに良くすることができる。
【0025】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(9)は、上記ナビゲ−ション装置(3)〜(8)のいずれかにおいて、前記文字認識手段又は前記音声認識手段により認識された文字デ−タの中から所定の文字デ−タを抽出するための文字抽出キ−ワ−ドを使用者が登録することのできる文字抽出キ−ワ−ド登録手段を備えていることを特徴としている。
【0026】
上記ナビゲ−ション装置(9)によれば、前記文字抽出キ−ワ−ドを使用者が登録することができる。したがって、前記文字デ−タの中から使用者が抽出したい前記所定の文字デ−タを抽出することができ、前記使用者のニ−ズに合った前記所定の文字デ−タの抽出を行うことができる。
【0027】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(10)は、上記ナビゲ−ション装置(9)において、前記文字抽出キ−ワ−ド登録手段が、前記文字抽出キ−ワ−ドを通信相手に応じて個別に登録することができるものであることを特徴としている。
【0028】
上記ナビゲ−ション装置(10)によれば、前記通信相手に応じて前記文字抽出キ−ワ−ドを個別に登録することで、前記通信相手によって抽出する文字デ−タを変えることができ、使用者の多様な用途に対応することができるようになり、使用者の使い勝手をさらに良くすることができる。
【0029】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(11)は、上記ナビゲ−ション装置(9)又は(10)において、前記文字抽出キ−ワ−ドに基づいて、前記文字デ−タの中から所定の文字デ−タを抽出する文字デ−タ抽出手段と、該文字デ−タ抽出手段により抽出された所定の文字デ−タを所定のデ−タべ−スに登録する文字デ−タ登録手段とを備えていることを特徴としている。
【0030】
上記ナビゲ−ション装置(11)によれば、前記文字抽出キ−ワ−ドに基づいて、前記文字デ−タの中から所定の文字デ−タが抽出され、抽出された前記所定の文字デ−タが前記所定のデ−タベ−スに登録されるので、前記デ−タベ−スへの登録事項を使用者が別途入力して登録する手間を省くことができ、便利で使い勝手の良いものとすることができる。
【0031】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(12)は、上記ナビゲ−ション装置(11)において、前記文字デ−タ登録手段が、前記文字デ−タ抽出手段により抽出された所定の文字デ−タ中に前記デ−タベ−スに関連する更新情報が含まれているか否かを判断する更新情報判断手段と、該更新情報判断手段により前記更新情報が含まれていると判断された場合に、前記所定のデ−タベ−スに前記更新情報を登録する更新情報登録手段とを備えていることを特徴としている。
【0032】
上記ナビゲ−ション装置(12)によれば、前記所定の文字デ−タの中に前記更新情報が含まれていると判断された場合にのみ、前記所定のデ−タベ−スに前記更新情報を登録することができ、前記所定のデ−タベ−スの更新を適切に行うことができる。
【0033】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(13)は、上記ナビゲ−ション装置(11)又は(12)において、前記文字デ−タ登録手段により前記所定のデ−タべ−スに登録された文字デ−タを使用者が任意に修正することのできる文字デ−タ修正手段を備えていることを特徴としている。
【0034】
上記ナビゲ−ション装置(13)によれば、間違ったデ−タが前記所定のデ−タベ−スに登録されたとしても、使用者が任意に修正することができ、また必要なデ−タを追加修正することもできるので、前記所定のデ−タベ−スに登録される情報の精度を高めることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るナビゲ−ション装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【0036】
ナビゲ−ション制御部(以下ナビ制御部と記す)10には、車速から演算して走行距離を取得するための車速センサ11と、進行方向を取得するためのジャイロセンサ12とが接続されており、ナビ制御部10は、演算した走行距離、及び進行方向に基づいて自車位置を割り出すようになっている(自立航法)。
【0037】
また、ナビ制御部10には、アンテナ13を介して衛星からのGPS信号を受信するためのGPS受信機14が接続されており、ナビ制御部10は、GPS信号に基づいても自車位置を割り出すようになっている(GPS航法)。
【0038】
また、ナビ制御部10には、電子地図デ−タを含む地図情報が記憶されたDVD−ROM15から電子地図デ−タ等を取り込むことのできるDVDドライブ16が接続されており、ナビ制御部10は、割り出した自車位置と電子地図デ−タとを合わせる、いわゆるマップマッチング処理を所定の時間間隔で行って、自車位置が正確に示された地図を表示画面18aに表示させる処理を行うようになっている。
【0039】
また、ナビ制御部10には、描画・表示制御部17を介して表示装置18が接続されており、表示装置18の表示画面18a上には、タッチパネル18bが設けられている。タッチパネル18bにより、表示画面18aに表示される操作ボタン等の入力操作や、表示画面18a上の所定の描画領域への文字等の手書き入力が可能となっている。
【0040】
また、ナビ制御部10には、携帯電話等の無線機を備えた通信手段19と、アンプやスピ−カ等を含んで構成される音声出力部20と、外部からの音声を取り込むことのできるマイク等を含んで構成される音声入力部21と、タッチパネル18bを介して手書きで入力された文字等の描画デ−タを文字デ−タとして認識する文字認識手段22とが接続されている。
【0041】
ナビ制御部10は、通信手段19の着信又は発信を検出して、通話モ−ドに入ると表示画面18aをナビゲ−ション画面とタッチパネル18bを介して手書きで文字等の入力が可能なメモ画面とに分割して表示させる処理を行うようになっている。
【0042】
描画・表示制御部17では、ナビ制御部10からの描画・表示指示に基づいて、描画・表示処理が行われるようになっており、例えば、表示画面18aをナビゲ−ション画面とメモ画面との分割表示画面に切り換えたり、メモ画面にタッチパネル18bを介して手書き入力された文字等を描画して表示させたり、ナビゲ−ション画面に地図等を表示させる処理が行われるようになっている。
【0043】
文字認識手段22は、ナビ制御部10からの指示に基づいて、タッチパネル18bを介してメモ画面に手書き入力された文字等の描画デ−タを文字デ−タとして認識する処理を行い、また描画・表示制御部17は、ナビ制御部10からの指示に基づいて、文字認識手段22により文字認識された文字デ−タを表示画面18aに表示する処理を行うようになっている。
【0044】
また、ナビ制御部10は、通信手段19で受信した通信相手の音声デ−タを音声に変換して音声出力部20から出力させる処理や、音声入力部21から入力された音声デ−タを通信手段19に出力して、通信相手との通話が行えるように所定の通話処理を行うようになっている。
【0045】
また、ナビ制御部10は、文字認識手段22により文字認識された文字デ−タと、通信日付や通信相手等の通信履歴情報とを含むメモ情報をメモリ23に記憶させる処理を行い、また、前記メモ情報の中に、メモリ23に記憶されているデ−タベ−スの設定項目に該当する内容の更新情報が含まれているか否かを判断して、前記更新情報が含まれている場合には、前記デ−タベ−スの内容を更新する処理を行うようになっている。
【0046】
メモリ23に記憶されているデ−タベ−スとしては、例えば、通信手段19からダウンロ−ドしてメモリ23に記憶された電話帳デ−タベ−ス、DVD−ROM15から取り込んだ目的地設定のための電話帳や住所録情報とリンクさせた目的地デ−タベ−ス等が挙げられる。
また前記デ−タベ−スの設定項目には、例えば、電話帳デ−タべ−スであれば、名前、電話番号、住所、メ−ルアドレス、生年月日、趣味、好みのものなどを設けることができる。
【0047】
図2〜図10は、実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面18aの表示例を示した図である。
図2は、目的地までの経路誘導を行っているナビゲ−ション画面の表示中に、通信手段19の着信を検出した場合の表示例を示しており、表示画面18aには、着信があることを示す着信情報31が表示されるようになっている。また、このときメモリ23に記憶されている電話帳デ−タベ−スに予め登録されている人からの着信であれば、着信相手の名前や電話番号等を表示させることもできる。
【0048】
そして、所定の着信操作により通話モ−ドに入ると、表示画面18aは、図3に示す分割表示画面に移る。図3に示した分割表示画面では、表示画面18aがタッチパネル18bを介して手書きで入力される文字等を描画して表示させることができるメモ画面32と経路誘導を行うための地図情報等が引き続き表示されるナビゲ−ション画面33とが分割して表示されるようになっている。この表示状態において、使用者は、メモ画面32上にメモしておきたいことを手書きで入力することにより、簡単にメモを取ることができるようになっている。
【0049】
そして、メモ画面32に表示される「記録」ボタンがタッチパネル18bを介して入力(タッチ入力)されると、手書き入力された文字等の描画デ−タを文字デ−タとして認識する処理が行われ、図4に示す文字認識確認画面に移る。
【0050】
図4に示した文字認識確認画面では、メモ画面32に認識された文字が表示されるようになっており、文字認識の結果に修正箇所があり、「修正」ボタンがタッチ入力されると、図示していない修正画面に移り、所定の修正手順、例えば、タッチパネル18bを介した手書き入力による文字の修正入力や50音表示による文字の修正入力等により修正が行えるようになっている。
【0051】
また、文字認識の結果に修正がなく、「OK」ボタンがタッチ入力されると、認識された文字デ−タはメモリ23にメモ情報として記憶されるとともに、メモ情報の中にメモリ23に記憶されているデ−タベ−スの設定項目に該当する内容の更新情報が含まれているか否かを探索する処理が行なわれ、探索処理後、前記更新情報が含まれている場合には、図5に示すデ−タベ−ス更新指示画面に移る。
【0052】
図5に示したデ−タベ−ス更新指示画面では、メモ画面32にデ−タベ−スの更新指示が表示されるようになっており、「更新する」ボタンがタッチ入力されると、図6に示す「更新情報確認」画面に移る。
【0053】
図6に示した「更新情報確認」画面では、メモ画面32に更新相手や更新項目等が表示されるようになっており、「OK」ボタンがタッチ入力されると、デ−タベ−スの内容が自動的に更新されるようになっている。また、更新相手や更新項目等に間違いがあり、「変更」ボタンがタッチ入力されると、図示していない変更画面に移り、この変更画面を通じて、更新相手や更新項目の変更が行えるようになっており、変更後、再度図6に示した更新情報確認画面に戻るようになっている。そして、「OK」ボタンがタッチ入力されると、変更後の設定に基づいて、デ−タベ−スの内容が自動的に更新されるようになっている。そして、デ−タベ−スの更新処理後、表示画面18aは、メモ画面32とナビゲ−ション画面33との分割表示画面からナビゲ−ション画面の1画面表示に切り換えられるようになっている。
【0054】
また、メモリ23に記憶されているメモ情報は、後で読み出すことができるようになっており、図7に示した「メニュ−」画面に設けられた「メモ情報」ボタンがタッチ入力されると、図8に示す「メモ情報一覧表示」画面に移る。
【0055】
図8に示した「メモ情報一覧表示」画面では、通信日付と通信相手(通信相手が特定された場合)と文字認識されたメモとが表示されるようになっており、スクロ−ルキ−34を操作して、メモ情報を日付順に表示させることができるようになっている。また、画面下には「消去」等の機能スイッチが設けられるようになっており、例えば、消去したいメモ情報をタッチ操作により指定して、「消去」ボタンをタッチ入力することにより、不要になったメモを簡単に消去することもできるようになっている。
【0056】
また、メモリ23に記憶されているデ−タベ−スの情報は、後で修正することができるようになっており、図7に示した「メニュ−」画面に設けられた「デ−タベ−ス修正」ボタンがタッチ入力されると、図9に示す「修正デ−タベ−ス選択」画面に移る。
【0057】
図9に示した「修正デ−タベ−ス選択」画面では、メモリ23に記憶されているデ−タベ−スの一覧が表示され、修正情報を含むデ−タベ−スが選択できるようになっている。そして、修正情報を含むデ−タベ−スボタン(この場合「電話帳デ−タベ−ス)がタッチ入力されると、図10に示す「電話帳デ−タベ−ス修正」画面に移る。
【0058】
図10に示した「電話帳デ−タベ−ス修正」画面では、修正情報を含んでいる人の名前を選択する画面が表示されるようになっており、修正情報を含む人の名前を表示させた後、表示されている名前ボタン(この場合「山下・・」ボタン)がタッチ入力されると、図11に示す「修正項目選択」画面に移る。
【0059】
図11に示した「修正項目選択」画面では、デ−タベ−スの設定項目の一覧が表示され、修正情報を含む設定項目が選択できるようになっている。そして、修正情報を含む設定項目ボタン(この場合「電話番号」ボタン)がタッチ入力されると、図12に示す「項目修正」画面に移る。
【0060】
図12に示した「項目修正」画面では、登録されている情報を修正することができるようになっており、この場合、数字ボタンをタッチ入力して、正しい電話番号に修正することができるようになっており、修正後、「完了」ボタンがタッチ入力されると、修正した内容に更新され、図7に示したメニュ−画面に戻るようになっている。
【0061】
次に実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置におけるナビ制御部10の行うメモ機能の処理動作を図13に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
まずステップS1では、通信手段19の発信又は着信を検出したか否かを判断し、発信又は着信を検出したと判断すれば、ステップS2に進む。一方、発信又は着信を検出していないと判断すれば、処理を終了する。
ステップS2では、図2に示した発信又は着信の検出表示を行い、ステップS3に進む。
【0062】
ステップS3では、通話モ−ドに入ったか否か、すなわち通話状態になったか否かを判断し、通話モ−ドに入ったと判断すれば、ステップS4に進む。一方、ステップS3において、通話モ−ドに入らなかったと判断すれば、処理を終了する。
ステップS4では、表示画面18aを図3に示したメモ画面32とナビゲ−ション画面33とに分割表示させる処理を行い、ステップS5に進む。ステップS5では、メモ描画・表示処理、すなわちタッチパネル18bを介してメモ画面32に手書きで入力される文字、数字等のメモ内容をメモ画面32上に描画して表示させる処理を行い、ステップS6に進む。
【0063】
ステップS6では、通話モ−ドが終了したか否か、すなわち通話状態が断たれたが否かを判断し、通話モ−ドが終了していないと判断すれば、ステップS5に戻り、一方、通話モ−ドが終了したと判断すれば、ステップS7に進む。
【0064】
ステップS7では、メモ画面32に描画されたメモをメモ情報としてメモリ23に記憶させるための「記録」ボタン、又はメモ画面32に描画されたメモを消去するための「消去」ボタンのどちらのタッチ入力があったか否かを判断し、「記録」ボタンの入力があったと判断すれば、ステップS8に進む。一方、ステップS7において、「消去」ボタンの入力があったと判断すれば、描画デ−タを消去して、ステップS19に進む。
【0065】
ステップS8では、文字認識処理、すなわち文字認識手段22において、メモ画面32に描画されたメモ内容を文字デ−タとして認識させる処理を行い、ステップS9に進む。ステップS9では、図4に示したように、文字認識手段22により認識された文字をメモ画面32に表示させる処理を行い、ステップS10に進む。
ステップS10では、メモ画面32に表示された「OK」ボタンのタッチ入力があったか否かを判断し、「OK」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS11に進む。
【0066】
一方、ステップS10において、「OK」ボタンのタッチ入力がなかったと判断すれば、ステップS20に進み、ステップS20では、「修正」ボタンのタッチ入力があったか否かを判断し、「修正」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS21に進む。ステップS21では、認識文字の修正処理、すなわち、認識された文字を修正するための処理を行い、修正処理後、ステップS10に戻る。一方、ステップS20において、「修正」ボタンのタッチ入力がなかったと判断すれば、ステップS10に戻る。
【0067】
ステップS11では、通信日付と通信相手と認識された文字デ−タとをメモ情報としてメモリ23に記憶させる処理を行い、ステップS12に進む。
ステップS12では、メモ情報の中にメモリ23に記憶されているデ−タベ−スの設定項目に該当する内容の更新情報が含まれているか否かを探索する処理を行い、ステップS13に進む。
【0068】
ステップS13では、メモ情報の中に前記更新情報が含まれているか否かを判断し、前記更新情報が含まれていると判断した場合には、ステップS14に進む。一方、ステップS13において前記更新情報が含まれていないと判断した場合には、ステップS19に進む。
【0069】
ステップS14では、図5に示したデ−タベ−ス更新情報の更新指示画面をメモ画面32に表示させる処理を行い、ステップS15に進む。ステップS15では、認識された文字デ−タに更新するための「更新する」ボタン、又は更新しないための「更新しない」ボタンのどちらのボタンのタッチ入力があったか否かを判断し、「更新する」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS16に進む。一方、ステップS15において、「更新しない」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS19に進む。
【0070】
ステップ16では、図6に示した「更新情報確認」画面をメモ画面32に表示させる処理を行い、ステップS17に進む。ステップS17では、メモ画面32に表示された内容でデ−タベ−スの更新を行う「OK」ボタンのタッチ入力があったか否かを判断し、「OK」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS18に進む。
【0071】
一方、ステップS16において、「OK」ボタンのタッチ入力がなかったと判断すれば、ステップS22に進み、ステップS22では、表示された内容を変更するための「変更」ボタンのタッチ入力があったか否かを判断し、「変更」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS23に進む。ステップS23では、更新相手や更新項目等の変更を画面表示にしたがって変更する処理を行い、変更終了後、ステップS17に戻る。一方、ステップS22において、「変更」ボタンのタッチ入力がなかったと判断すれば、ステップS17に戻る。
【0072】
ステップS18では、メモ画面32に表示された更新相手の更新項目の内容を認識された文字デ−タに更新するデ−タベ−スの更新処理を行い、ステップS19に進む。ステップS19では、メモ画面32とナビゲ−ション画面33とに分割表示された表示画面18aをナビゲ−ション画面の1画面表示に切り換える処理を行い、処理を終了する。
【0073】
次に実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置におけるナビ制御部10の行うデ−タベ−スの修正処理動作について図14に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
【0074】
まずステップS31では、図7に示した「メニュ−」画面において、「デ−タベ−ス修正」ボタンのタッチ入力があったか否かを判断し、「デ−タベ−ス修正」ボタンのタッチ入力がなかったと判断すれば、処理を終了し、一方、「デ−タベ−ス修正」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS32に進む。
【0075】
ステップS32では、図9に示した修正デ−タベ−スの選択画面を表示させる処理を行い、ステップS33に進む。ステップS33では、修正するデ−タベ−スのタッチ入力があったか否かを判断し、修正するデ−タベ−スのタッチ入力がなかったと判断すれば、処理を終了し、一方、修正するデ−タベ−スのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS34に進む。
【0076】
ステップS34では、図10に示したデ−タベ−スの修正画面、この場合、まず名前選択画面を表示させる処理を行い、ステップS35に進む。ステップS35では、修正が行われる人の名前がタッチ入力されたか否かを判断し、名前がタッチ入力されなかったと判断すれば、処理を終了し、一方、名前がタッチ入力されたと判断すれば、ステップS36に進む。
【0077】
ステップS36では、図11に示した修正項目選択画面を表示させる処理を行い、ステップS37に進む。ステップS37では、修正項目がタッチ入力されたか否かを判断し、修正項目がタッチ入力されなかったと判断すれば、処理を終了し、一方、修正項目がタッチ入力されたと判断すれば、ステップS38に進む。
【0078】
ステップS38では、図12に示した項目修正画面を表示させる処理を行い、ステップS39に進む。ステップS39では、項目修正画面において入力された修正内容を表示させる処理を行い、ステップS40に進む。
【0079】
ステップS40では、「完了」ボタンのタッチ入力があったか否かを判断し、「完了」ボタンのタッチ入力がなかったと判断すれば、処理を終了し、一方、「完了」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS41に進む。ステップS41では、選択された設定項目の内容を修正内容に更新する処理を行い、その後、処理を終了する。
【0080】
上記実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置によれば、通信手段19の発信又は着信があった場合に、表示画面18aがメモ画面32とナビゲ−ション画面33とに分割表示され、タッチパネル18bを介してメモ画面32に手書きされたメモ内容を描画して表示させることができる。したがって、使用者は、メモを取るためにメモ用紙や筆記用具等をいちいち取り出したり、予め準備しておく必要がなく、簡単にメモを取ることができるようになり、使用者の使い勝手を良くすることができる。
【0081】
また、文字認識手段22により描画デ−タが文字デ−タとして認識され、認識された文字デ−タがメモ画面32に表示されるので、使用者は、文字認識が正確に行われたか否かを確認することもできる。また、認識された文字デ−タは、メモ情報としてメモリ23に記憶されるので、描画デ−タを記憶するよりも記憶容量を少なくすることができ、また文字認識された文字デ−タをメモリ23に記憶されているデ−タベ−スの更新等の用途にも活用することが可能となり、描画デ−タの利用性を高めることができる。
【0082】
また、デ−タベ−スの設定項目に対応して予め設定されている文字抽出キ−ワ−ドに基づいて、文字認識された文字デ−タの中から設定項目の内容に該当する文字デ−タを抽出する探索処理が行われ、文字デ−タの中に更新情報が含まれていると判断した場合に、所定のデ−タベ−スに更新情報を登録することができ、デ−タベ−スへの登録事項を使用者が別途入力して登録する手間を省くことができ、便利で使い勝手の良いものとすることができる。
【0083】
また、間違ったデ−タがデ−タベ−スに登録されたとしても、デ−タベ−ス修正画面にしたがって修正することができ、また必要な内容も後で追加することもできるので、メモリ23に記憶されているデ−タベ−スに登録されている情報の精度を高めることができる。
【0084】
次に実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置について説明する。図15は、実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の要部を概略的に示したブロック図である。但し、図1に示した実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置と同様の構成部品については、同符号を付して、その説明を省略することとする。
【0085】
実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置が実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置と相違するのは、文字認識手段22に代えて音声認識手段24がナビ制御部10aに接続されている点にあり、通話モ−ドに入った後の分割表示により表示されるメモ画面上に、音声認識手段24により音声認識された文字デ−タが、メモ(会話メモ)として表示されるようになっている。また、異なる機能を有するナビ制御部10aと描画・表示制御部17aとメモリ23aとには、異なる符号を付すこととする。
【0086】
音声認識手段24は、ナビ制御部10aからの指示に基づいて、音声入力部21で取り込んだ音声デ−タ、及び通信手段19で受信した音声デ−タを文字デ−タとして認識する処理を行うようになっている。
【0087】
音声認識手段24の行う音声認識処理手順としては、まず、認識する対象音声の存在区間を示す音声区間を検出し、次に対象音声の特徴を分析して、音声の特徴パラメ−タに変換する音声分析を行う。そして、対象音声を音声の認識単位である音素や音節に区切り、音素パタ−ンとの照合を行う音素認識を行い、次に、音素、音節レベルでの認識結果を基に単語を組み合わせて、単語辞書との照合を行い単語認識を行う。そして、単語認識された結果を基に文法規則を考慮して文節を組み立てる文節認識を行い、次に文脈や、意味等の広範囲の知識を利用した文章認識を行う。このような処理手順により、正確な音声認識を行うことが可能となっている。
【0088】
メモリ23aには、音声認識によりメモ画面に表示されるメモ情報、所定の設定項目から構成されているデ−タベ−ス(電話帳デ−タベ−ス、目的地デ−タベ−ス等)、音声認識によりメモ表示開始等の所定操作の処理を行うための音声操作キ−ワ−ド、及び音声認識された文字デ−タの中からデ−タベ−スの更新情報を抽出するための文字抽出キ−ワ−ド等が記憶されるようになっている。
【0089】
ナビ制御部10aは、表示画面18aをメモ画面とナビゲ−ション画面とに分割表示させた後に、メモリ23aに記憶されている音声操作キ−ワ−ドを読み出し、音声入力部21で取り込まれた音声が音声認識手段24により音声認識される。そして、ナビ制御部10aは、音声認識手段24により音声認識された文字デ−タが、前記音声操作キ−ワ−ドの中のメモ表示開始のキ−ワ−ドと一致していると判断すると、描画・表示制御部17aに対して、音声認識手段24で音声認識される文字デ−タをメモ画面に表示させるための指示を行う。
描画・表示制御部17aは、ナビ制御部10aからの指示に基づいて、メモ画面に文字デ−タを会話形式で表示する処理を開始する。
【0090】
また、ナビ制御部10aは、メモ画面に表示されたメモ内容をメモリ23aにメモ情報として記憶する処理を行い、記憶処理後、メモリ23aから前記文字抽出キ−ワ−ドを読み出し、前記メモ情報の中から前記文字抽出キ−ワ−ドに関連する文字デ−タを抽出する処理を行う。そして、関連する文字デ−タが抽出された場合には、前記文字抽出キ−ワ−ドに関連する設定項目が設けられたデ−タベ−スの内容を前記文字デ−タの内容に更新する処理を行うようになっている。
【0091】
また、ナビ制御部10aは、前記音声操作キ−ワ−ドや前記文字抽出キ−ワ−ドを登録するための処理を行うようになっており、登録画面の表示や、登録キ−ワ−ドの設定等を行うことができるようになっている。
【0092】
図16〜図27は、実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面18aの表示例を示した図である。
図16は、目的地までの経路誘導を行っているナビゲ−ション画面の表示中に、通信手段19の発信を検出した場合の表示例を示しており、表示画面18aには、発信が行われていることを示す発信情報31aが表示されるようになっている。
【0093】
そして、通話モ−ドに入ると、表示画面18aは、図17に示す分割表示画面に移る。図17に示した分割表示画面では、表示画面18aが音声認識処理された文字デ−タを表示させることができるメモ画面32aとナビゲ−ション画面33とに分割して表示され、音声入力部21で取り込んだ音声を音声認識して、取り込んだ音声が音声認識によるメモ表示を開始するための音声操作キ−ワ−ドと一致すれば、図示したようにメモ画面32aに「音声認識メモを開始します」という、音声認識メモの開始を使用者に通知するための表示を行い、音声認識によるメモが開始されるようになっている。
【0094】
図18は、音声認識メモがメモ画面32aに表示されている状態を示しており、ナビゲ−ション画面33には、誘導経路の案内地図が引き続き表示されるようになっている。メモ画面32aには、音声認識された会話メモの表示が行なわれ、通話相手の文字デ−タ(耳マ−クで示された段落内容)と使用者の文字デ−タ(口マ−クで示された段落内容)とが表示されるようになっている。
【0095】
そして、メモ画面32aに表示される「記録」ボタンがタッチ入力されると、メモ画面32aに表示された内容がメモ情報としてメモリ23aに記憶されるとともに、メモリ23aから予め設定されている文字抽出キ−ワ−ドが読み出され、メモ情報の中から文字抽出キ−ワ−ドに関連する情報を抽出する処理が行われる。そして、メモ情報の中にメモリ23aに記憶されているデ−タベ−スの更新情報が含まれていれば、図19に示すデ−タ抽出画面に移る。
【0096】
図19に示したデ−タ抽出画面では、更新情報が含まれているデ−タベ−ス名(この場合「電話帳デ−タベ−ス」)、更新情報を含んでいる人の名前、更新項目、更新内容、及び操作ボタンが表示されるようになっている。
【0097】
そして、「DB更新する」ボタンがタッチ入力されると、表示された内容にデ−タを書き換えるデ−タベ−スの更新処理が行われるようになっている。そして、デ−タベ−スの更新処理後、表示画面18aは、メモ画面32aとナビゲ−ション画面33との分割表示画面からナビゲ−ション画面の1画面表示に切り換えられるようになっている。
【0098】
また、メモリ23aに記憶されている音声操作キ−ワ−ドと文字抽出キ−ワ−ドとは、使用者が登録することができるようになっており、まず、図20に示したメニュ−画面に設けられた「音声操作キ−ワ−ド登録」ボタンがタッチ入力されると、図21に示す「音声操作キ−ワ−ド登録」画面に移る。
【0099】
図21に示した「音声操作キ−ワ−ド登録」画面には、「一般登録」ボタンと「個別登録」ボタンとが表示されるようになっており、「一般登録」ボタンがタッチ入力されると、図22に示す「一般登録」画面に移る。
【0100】
図22に示した「一般登録」画面では、すべての通信相手に共通する音声操作キ−ワ−ドを登録することができるようになっている。この場合、認識処理として、音声認識によるメモの表示を開始する「メモ表示開始」処理、音声認識及びメモの表示を終了する「音声認識終了」処理等が挙げられ、各処理に対応する音声操作キ−ワ−ドを登録することができるようになっている。
【0101】
例えば、メモ表示開始処理の音声操作キ−ワ−ドを登録するには、図22に示された「メモ表示開始」ボタンをタッチ入力すると、図23に示す「メモ表示開始キ−ワ−ド登録」画面に移る。
【0102】
図23に示した「メモ表示開始キ−ワ−ド登録」画面では、予め設定されているメモ表示開始キ−ワ−ドが一覧表示されるようになっている。そして、所定のキ−ワ−ドが書かれた表示ボタンがタッチ入力され、「登録」ボタンがタッチ入力されることによりメモ表示開始キ−ワ−ドが登録されるようになっている。
【0103】
また、図21に示した「音声操作キ−ワ−ド登録」画面において、「個別登録」ボタンがタッチ入力されると、図24に示した「個別登録」画面に移る。
【0104】
図24に示した「個別登録」画面では、通信手段19の発信又は着信相手(通信相手)に応じて個別に音声操作キ−ワ−ドを登録することができるようになっている。まず、「登録者選択」ボタンがタッチ入力されると、図示していない登録者選択画面に移り、例えば、表示される登録者名(電話帳デ−タベ−スの登録者名)をスクロ−ル表示させ、個別登録しておきたい登録者名がタッチ入力されると、図24に戻り、選択された登録者名が「登録者選択」ボタンの右側に表示されるようになっている。また、認識処理等の設定は、図22、23で説明した方法と同様の方法により行えるようになっており、「個別登録」画面により登録者毎に個別に音声操作キ−ワ−ドの登録が行えるようになっている。
【0105】
また、図20に示した「メニュ−」画面において、「文字抽出キ−ワ−ド登録」ボタンがタッチ入力されると、図25に示す「文字抽出キ−ワ−ド登録」画面に移る。
【0106】
図25に示した「文字抽出キ−ワ−ド登録」画面には、図21で示したものと同様に、「一般登録」ボタンと「個別登録」ボタンとが表示されるようになっている。図25において、「一般登録」ボタンがタッチ入力されると、図26に示す「一般登録」画面に移る。
【0107】
図26に示した「一般登録」画面には、文字抽出キ−ワ−ドが一覧表示されるようになっている。なお、一覧表示されている文字抽出キ−ワ−ドは、上位概念のキ−ワ−ドであり、各キ−ワ−ドには、さらに下位概念のキ−ワ−ドが関連付けられている。したがって、メモ情報の中から、デ−タベ−スの設定項目に関連する情報を漏れがないように抽出できるようになっている。
【0108】
そして、使用する文字抽出キ−ワ−ドがタッチ入力され(複数設定も可能である)、「登録」ボタンがタッチ入力されると、選択されたキ−ワ−ドがすべての通信相手に共通の文字抽出キ−ワ−ドとして登録されるようになっている。
【0109】
また、図25において、「個別登録」ボタンがタッチ入力されると、図27に示す文字抽出キ−ワ−ドの「個別登録」画面に移る。図25に示した「個別登録」画面では、図24に示した音声操作キ−ワ−ドの「個別登録」画面と同様に、「登録者選択」ボタンをタッチ入力して、図示していない「登録者選択」画面で、所定の登録者を選択し、図26において一覧表示されている個別登録用の文字抽出キ−ワ−ドがタッチ入力され(複数設定も可能である)、「登録」ボタンがタッチ入力されると、選択されたキ−ワ−ドが、選択された登録者の固有の文字抽出キ−ワ−ドとして登録されるようになっている。
【0110】
次に実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置におけるナビ制御部10aの行うメモ機能の処理動作を図28に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、ステップS51〜S54の処理は、図14に示したステップS1〜S4の処理と同じであるので、ここではその説明を省略することとする。
【0111】
ステップS54において、表示画面18aを図17に示したメモ画面32aとナビゲ−ション画面33とに分割表示させる処理を行った後、ステップS55に進み、ステップS55では、メモリ23aから音声操作キ−ワ−ドを読み出す処理を行い、ステップS56に進む。
【0112】
ステップS56では、音声入力部21で取り込んだ音声デ−タ、及び通信手段19で受信した通信相手の音声デ−タを文字デ−タとして認識させる音声認識処理を開始する処理を行い、ステップS57に進む。
【0113】
ステップS57では、音声入力部21で取り込んで、音声認識手段24により音声認識された音声が、メモ表示開始のための音声操作キ−ワ−ドと一致したか否かを判断し、メモ表示開始の音声操作キ−ワ−ドと一致しなかったと判断すればステップS57に戻り、一方、メモ表示開始の音声操作キ−ワ−ドと一致したと判断すれば、ステップS58に進む。
【0114】
ステップS58では、音声認識された文字デ−タをメモ画面32aに表示させる処理を行い、ステップS59に進む。ステップS59では、音声入力部21で取り込んで、音声認識手段24により音声認識された音声が、メモ表示の音声認識を終了するための音声操作キ−ワ−ドと一致したか否かを判断し、音声認識終了の音声操作キ−ワ−ドと一致しなかったと判断すれば、ステップS58に戻る。一方、ステップS59において、音声認識終了の音声操作キ−ワ−ドと一致したと判断すれば、ステップS60に進む。
【0115】
ステップS60では、メモ画面32aに表示されたメモ内容をメモ情報としてメモリ23aに記憶させるための「記録」ボタン、又はメモ画面に表示されたメモ情報を消去するための「消去」ボタンのどちらのボタンのタッチ入力があったか否かを判断し、「記録」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS61に進む。一方、ステップS60において、「消去」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS68に進む。
【0116】
ステップS61では、音声認識されたメモ情報をメモリ23aに記憶させる処理を行い、ステップS62に進む。ステップS62では、メモリ23aから文字抽出キ−ワ−ドの読み出し処理を行い、ステップS63に進む。ステップS63では、音声認識された文字デ−タの中から文字抽出キ−ワ−ドに関連する文字デ−タを抽出する処理を行い、ステップS64に進む。
【0117】
ステップS64では、抽出された文字デ−タの中にメモリ23aに記憶されているデ−タベ−スの更新情報が含まれているか否か判断し、デ−タベ−スの更新情報が含まれていると判断すれば、ステップS65に進む。一方、ステップS64において、デ−タベ−スの更新情報が含まれていないと判断すれば、ステップS68に進む。
【0118】
ステップS65では、図19に示した抽出されたデ−タベ−スの更新情報をメモ画面32aに表示させる処理を行い、ステップS66に進む。ステップS66では、メモ画面32aに表示された「DB更新する」ボタン、又は「DB更新しない」ボタンのどちらのボタンのタッチ入力があったか否かを判断し、「DB更新する」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS67に進む。一方、ステップS66において、「DB更新しない」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS68に進む。
【0119】
ステップS67では、デ−タベ−スの更新処理、すなわち、図19に示されたデ−タベ−スの設定項目の内容を抽出された文字デ−タの内容に更新する処理を行い、ステップS68に進む。
ステップS68では、メモ画面32aとナビゲ−ション画面33とに分割表示された表示画面18aをナビゲ−ション画面の1画面表示に切り換える処理を行い、処理を終了する。
【0120】
次に実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置におけるナビ制御部10aの行う音声操作キ−ワ−ドの登録処理動作を図29に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
【0121】
まずステップS71では、図20に示した「メニュ−」画面において、「音声操作キ−ワ−ド登録」ボタンのタッチ入力があったか否かを判断し、「音声操作キ−ワ−ド登録」ボタンのタッチ入力がなかったと判断すれば、処理を終了し、一方、「音声操作キ−ワ−ド登録」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS72に進む。
【0122】
ステップS72では、図21に示した「音声操作キ−ワ−ド登録」画面を表示させる処理を行い、ステップS73に進む。ステップS73では、図21における表示画面18aに表示された「一般登録」ボタン、又は「個人登録」ボタンのどちらのボタンのタッチ入力があったか否かを判断し、「一般登録」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS74に進む。
【0123】
ステップS74では、図22に示した「一般登録」画面を表示させる処理を行い、ステップS75に進む。ステップS75では、使用者からの入力指示に基づいて、図22に示された各認識処理に対応する登録キ−ワ−ドを登録するための処理を行い、ステップS76に進む。
【0124】
ステップS76では、「完了」ボタンのタッチ入力があったか否かを判断し、「完了」ボタンのタッチ入力がなかったと判断すれば、処理を終了し、一方、「完了」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS77に進む。
ステップS77では、新たに一般登録された音声操作キ−ワ−ドをメモリ23aに更新記憶させる処理を行い、処理を終了する。
【0125】
一方、ステップS73において、「個人登録」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS78に進む。
ステップS78では、図24に示した「個別登録」画面を表示させる処理を行い、ステップS79に進む。ステップS79では、使用者からの入力指示に基づいて、登録者の選択処理や図24に示された各認識処理に対応する登録キ−ワ−ドを登録するための処理を行い、ステップS80に進む。
【0126】
ステップS80では、「完了」ボタンのタッチ入力があったか否かを判断し、「完了」ボタンのタッチ入力がなかったと判断すれば、処理を終了し、一方、「完了」ボタンのタッチ入力があったと判断すれば、ステップS81に進む。
【0127】
ステップS81では、新たに個別登録された音声操作キ−ワ−ドをメモリ23aに更新記憶させる処理を行い、処理を終了する。
なお、文字抽出キ−ワ−ドの登録も、上記説明した処理動作と略同様の処理動作により行うことができる。
【0128】
上記実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置によれば、通信手段19の発信又は着信があった場合に、表示画面18aがメモ画面32aとナビゲ−ション画面33とに分割表示され、音声操作キ−ワ−ドに該当する音声が音声入力部21で取り込まれると、メモ表示開始の処理が行われ、音声認識手段24により音声認識された文字デ−タがメモ画面32aにメモ内容として表示されるので、使用者は、メモを取るためにメモ用紙や筆記用具等をいちいち取り出したり、予め準備しておく必要がなく、また、文字等を筆記入力する必要もなく、音声により簡単にメモを取ることができる。また音声によりメモ機能を使用するための操作を行うことができ、操作性を向上させることができ、使用者の使い勝手をさらに良くすることができる。
【0129】
また、音声認識手段24により音声入力部21で取り込んだ音声デ−タ、及び通信手段19で受信した音声デ−タが文字デ−タとして認識され、メモ情報としてメモリ23aに記憶されるので、音声デ−タを記憶するよりも記憶容量を少なくすることができ、また音声認識された文字デ−タをデ−タベ−スの更新等の用途にも活用することが可能となり、音声デ−タの利用性を高めることができる。
【0130】
また、通信相手に共通した音声操作キ−ワ−ドや文字抽出キ−ワ−ドを使用者が登録することができるので、音声操作の共通化を図ることができるとともに、メモ情報から文字抽出キ−ワ−ドに関連した共通の文字デ−タを抽出させることにより、デ−タベ−スの更新を適切に行うことができ、デ−タベ−スへの登録事項を使用者が別途入力して登録する手間を省くことができ、便利で使い勝手の良いものとすることができる。
【0131】
また、通信相手に応じて音声操作キ−ワ−ドや文字抽出キ−ワ−ドを個別に使用者が登録することもでき、通信相手によって音声操作キ−ワ−ドや文字抽出キ−ワ−ドを変えることにより、使用者の多様な用途に対応することができる。
【0132】
なお、上記実施の形態(2)では、音声認識手段24により音声認識された文字デ−タをメモ内容としてメモ画面32aに表示させる場合について説明したが、別の実施の形態では、図1で説明した文字認識手段22と、音声認識手段24と、これら認識手段の選択が可能な入力手段とを備えておき、使用者の選択入力により、手書き入力可能なメモ画面、又は音声入力可能なメモ画面に切り換えられるようにすることもできる。
【0133】
さらに別の実施の形態では、文字認識手段22と、音声認識手段24と、走行状態に応じてこれら認識手段の設定を自動的に切り換える切換手段とを備えておき、ナビゲ−ション装置が搭載される車両が走行中のときは、音声入力可能なメモ画面に設定され、停車しているときは、手書き入力可能なメモ画面に設定されるようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図3】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図4】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図5】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図6】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図7】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図8】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図9】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図10】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図11】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図12】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図13】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置におけるナビ制御部の行うメモ機能の処理動作を説明するためのフロ−チャ−トである。
【図14】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置におけるナビ制御部の行うデ−タベ−スの修正処理動作を説明するためのフロ−チャ−トである。
【図15】本発明の実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図16】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図17】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図18】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図19】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図20】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図21】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図22】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図23】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図24】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図25】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図26】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図27】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の利用形態を説明するための表示画面の表示例を示す図である。
【図28】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置におけるナビ制御部の行うメモ機能の処理動作を説明するためのフロ−チャ−トである。
【図29】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置におけるナビ制御部の行う音声操作キ−ワ−ドの登録処理動作を説明するためのフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
10、10a ナビ制御部
17、17a 描画・表示制御部
18 表示装置
18a 表示画面
18b タッチパネル
19 通信手段
22 文字認識手段
23、23a メモリ
24 音声認識手段

Claims (13)

  1. 通信手段が接続可能なナビゲ−ション装置において、
    前記通信手段の発信又は着信があったか否かを判断する発着信判断手段と、
    該発着信判断手段により前記通信手段の発信又は着信があったと判断された場合に、表示画面を入力手段を介して入力されるメモ内容が表示可能なメモ画面とナビゲ−ション画面とに分割表示させる表示制御手段とを備えていることを特徴とするナビゲ−ション装置。
  2. 前記入力手段からの所定の入力信号に基づいて、前記メモ画面へのメモ入力の開始処理や終了処理などの所定操作の処理を行うメモ入力処理手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のナビゲ−ション装置。
  3. 前記入力手段が、タッチ操作により文字等を前記メモ画面に描画させることができるタッチパネルを含んで構成され、
    該タッチパネルを介して前記メモ画面に描画された文字等の描画デ−タを文字デ−タとして認識する文字認識手段と、
    該文字認識手段により認識された文字デ−タをメモ情報記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のナビゲ−ション装置。
  4. 前記表示制御手段が、前記文字認識手段により認識された文字デ−タを前記メモ画面に表示させるものであることを特徴とする請求項3記載のナビゲ−ション装置。
  5. 前記入力手段が、音声を取り込むことのできる音声取込手段を含んで構成され、
    該音声取込手段で取り込んだ音声デ−タ、及び前記通信手段で受信した音声デ−タを文字デ−タとして認識する音声認識手段と、
    該音声認識手段により認識された文字デ−タをメモ情報記憶手段に記憶させる第2の記憶制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載のナビゲ−ション装置。
  6. 前記表示制御手段が、前記音声認識手段により認識された文字デ−タを前記メモ画面に表示させるものであることを特徴とする請求項5記載のナビゲ−ション装置。
  7. 前記音声取込手段で取り込まれた音声に基づいて前記所定操作の処理を行わせるための操作キ−ワ−ドを使用者が登録することのできる操作キ−ワ−ド登録手段を備え、
    前記メモ入力処理手段が、
    前記音声取込手段で取り込んだ音声が前記操作キ−ワ−ドと一致した場合に、前記所定操作の処理を行うものであることを特徴とする請求項5又は請求項6記載のナビゲ−ション装置。
  8. 前記操作キ−ワ−ド登録手段が、
    前記操作キ−ワ−ドを通信相手に応じて個別に登録することができるものであることを特徴とする請求項7記載のナビゲ−ション装置。
  9. 前記文字認識手段及び前記音声認識手段により認識された文字デ−タの中から所定の文字デ−タを抽出するための文字抽出キ−ワ−ドを使用者が登録することのできる文字抽出キ−ワ−ド登録手段を備えていることを特徴とする請求項3〜8のいずれかの項に記載のナビゲ−ション装置。
  10. 前記文字抽出キ−ワ−ド登録手段が、
    前記文字抽出キ−ワ−ドを通信相手に応じて個別に登録することができるものであることを特徴とする請求項9記載のナビゲ−ション装置。
  11. 前記文字抽出キ−ワ−ドに基づいて、前記文字デ−タの中から所定の文字デ−タを抽出する文字デ−タ抽出手段と、
    該文字デ−タ抽出手段により抽出された所定の文字デ−タを所定のデ−タべ−スに登録する文字デ−タ登録手段とを備えていることを特徴とする請求項9又は請求項10記載のナビゲ−ション装置。
  12. 前記文字デ−タ登録手段が、
    前記文字デ−タ抽出手段により抽出された所定の文字デ−タ中に前記所定のデ−タベ−スに関連する更新情報が含まれているか否かを判断する更新情報判断手段と、
    該更新情報判断手段により前記更新情報が含まれていると判断された場合に、前記所定のデ−タベ−スに前記更新情報を登録する更新情報登録手段とを備えていることを特徴とする請求項11記載のナビゲ−ション装置。
  13. 前記文字デ−タ登録手段により前記所定のデ−タべ−スに登録された文字デ−タを使用者が任意に修正することのできる文字デ−タ修正手段を備えていることを特徴とする請求項11又は請求項12記載のナビゲ−ション装置。
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