JP3962946B2 - ラジエータグリル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のラジエータグリルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両のラジエータグリル5として、図9乃至図12に示すように、フィン部6と、フィン部6を囲う枠部7と、枠部7の上枠部8を覆うアッパーモール10と、枠部7の下枠部9を覆うロアモール11とを備えたものがある。フィン部6は縦フィン61と横フィン62とで格子状に形成されている。各枠部8、9は、内壁部81、91と外壁部82、92と前壁部83、93とを備えている。上枠部8の外壁部82の後端縁84には左右方向に沿って複数の係合孔85が設けられている。アッパーモール10は上枠部8の内壁部81、外壁部82および前壁部83を覆う、内壁部101、外壁部102および前壁部103と、外壁部102の後端縁104に左右方向に沿って複数設けられた係合片105とを備えている。ロアモール11は下枠部9の内壁部91、外壁部92および前壁部93を覆う、内壁部111、外壁部112および前壁部113と、外壁部112の後端縁114に左右方向に沿って複数設けられた係合片115とを備えている。
【0003】
このような構造のラジエータグリル5において、上枠部8にアッパーモール10を取り付ける際は、図10および図11に示すように、アッパーモール10の係合片105を上枠部8の係合孔85に挿入させるとともに、アッパーモール10を上枠部8に覆い被せて、上枠部8の係合孔85から上枠部8の後側に突出したアッパーモール10の係合片105を折り曲げて固定する。
【0004】
また、下枠部9にロアモール11を取り付ける際は、図12に示すように、ロアモール11を下枠部9に覆い被せて、下枠部9の外壁部92の後端縁94よりも後側に突出したロアモール11の係合片115を内側に折り曲げ、下枠部9の外壁部92の後端縁94に引掛け固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところがこのような構造だと、枠部7に各モール10、11を覆い被せた後に、アッパーモール10の係合片105およびロアモール11の係合片115を折り曲げる必要があるため作業がめんどうであり、また係合片105、115を折り曲げる位置がバラつくため、取り付け作業によるモール取り付け位置のバラツキ、組み付けガタの大によるスキ発生等の不具合があり、さらには係合片105および係合片115が折れて取れてしまうという問題があった。
そこで本発明の第1の目的は、モールを枠部に覆い被せるだけで固定すると同時に枠部に対するモールの位置決めが容易にでき、また取り付け位置のバラツキがない車両のラジエータグリルを提供することである。第2の目的は、枠部に対してモールを確実に取り付けることができ、かつ枠部とモールの左右方向中心位置を確実に一致させることができる車両のラジエータグリルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために、請求項1に記載の車両のラジエータグリルは、フィン部と、フィン部を囲う枠部と、枠部の上枠部または下枠部の内壁部、外壁部および前壁部を覆う内壁部、外壁部および前壁部を備えたモールとを備える車両のラジエータグリルにおいて、モールの内壁部の後端縁に左右方向に沿って複数の係止爪が設けられるとともに、モールの外壁部に左右方向に沿って複数の係合孔が設けられ、枠部の外壁部に左右方向に沿って複数の係合突起が設けられており、モールの係止爪を枠部の内壁部の後端縁に引掛け、モールの係合孔を枠部の係合突起に嵌合させることにより、モールが枠部に取り付けられるようになっており、なおかつモールの内壁部の後端縁に位置決め片が設けられるとともに、その位置決め片に前記複数の係止爪の内の1つが設けられ、枠部の内壁部の後端縁に位置決め孔が設けられており、位置決め片を位置決め孔に挿入することにより、係止爪が枠部の内壁部の後端縁に引掛けられ、かつ枠部に対するモールの左右方向の位置決めがされるようになっていることを特徴とする。この発明によれば、モールを枠部に覆い被せるだけで簡単に取り付けられ、固定することができ、なおかつモールを枠部に取り付けると同時に、枠部に対するモールの位置決めができ、さらに取り付け位置のバラツキをなくすことができる。
【0008】
また上記第2の目的を達成するために、請求項2に記載の車両のラジエータグリルは、請求項1に記載の車両のラジエータグリルにおいて、枠部の位置決め孔およびモールの位置決め片は、枠部およびモールの左右方向中央にのみ設けられており、またモールの係合孔の左右方向の幅は、枠部の係合突起の左右方向の幅よりも大きいことを特徴とする。
この発明によれば、熱膨張等により生じる左右の寸法の変化に影響されることなく、枠部に対してモールを確実に取り付けることができる。また枠部とモールの左右方向中心位置を確実に一致させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、ラジエータグリル1は、フィン部2と、フィン部2を囲う枠部3を備えている。
【0010】
図1に示すように、フィン部2は、上下方向に延びる縦フィン21と、左右方向に延びる横フィン22とで構成されている。縦フィン21と横フィン22とは格子状に配置されている。縦フィン21および横フィン22は複数設けられている。
【0011】
図1に示すように、枠部3は、フィン部2の上部に沿って配置された上枠部31と、フィン部2の下部に沿って配置された下枠部32と、フィン部2の側部に沿って配置された側枠部30とを備えている。図2乃至図5に示すように、各枠部31、32、30は、枠部3の内周壁を構成する内壁部311、321、301と、枠部3の外周壁を構成する外壁部312、322、302と、枠部3の前面壁を構成する前壁部313、323、303とを備えている。
【0012】
図1および図3に示すように、下枠部32の内壁部321には位置決め孔325が設けられている。位置決め孔325は角穴で、内壁部321の左右方向中央の後端縁324に位置しており前後方向に開通している。また下枠部32の内壁部321には係合孔327が設けられている。係合孔327は角穴で、内壁部321の後端縁の左右両側326にそれぞれ設けられており前後方向に開通している。
【0013】
図1および図4に示すように、下枠部32の外壁部322には係合突起328が設けられている。係合突起328は円柱状だが、側面視では底辺の中央から前方に向かって上に傾斜する台形になっており、外壁部322の下面から1mm程突出している。
【0014】
図1、図3および図4に示すように、ロアモール4は、下枠部32の内壁部321、外壁部322および前壁部323を覆う内壁部41、外壁部42および前壁部43とを備えている。
【0015】
図3および図7に示すように、ロアモール4の内壁部41には位置決め片451が設けられている。位置決め片451は、ロアモール4の左右方向の位置決め基準である下枠部32の位置決め孔325と左右方向の幅が同じで、内壁部41の左右方向中央の後端縁441から後方に突出している。そして位置決め片451には前下方向に突出する係止爪461が設けられている。またロアモール4の内壁部41には係合片452が設けられている。係合片452の左右方向の幅は下枠部32の係合孔327の左右方向の幅よりも小さく、内壁部41の後端縁442から後方に突出している。そして係合片452には前下方向に突出する係止爪462が設けられている。
【0016】
図4および図8に示すように、ロアモール4の外壁部42には係合片49が設けられている。係合片49は外壁部42の後端縁47から後方に突出している。そして係合片49には係合孔48が設けられており、その左右方向の幅が下枠部32の係合突起328の幅よりも大きい長穴である。
【0017】
次に、下枠部32へのロアモール4の取り付け方法について説明する。
図1に示すように、ロアモール4の位置決め片451と係合片452を下枠部32の位置決め孔325と係合孔327に合わせて挿入する。すると下枠部32に対するロアモール4の左右方向の位置決めがされる。その際図6に示すように、ロアモール4の内壁部41が後方に、外壁部42が前方になる方向に少し傾けて挿入し、下枠部32の内壁部321の後端縁324、326にロアモール4の係止爪461、462を引掛けてからロアモール4の前壁部43を押し込む。すると、ロアモール4の外壁部42の係合孔48が下枠部32の外壁部322の係合突起328に嵌合されて、図3および図4に示すように取り付けられる。
【0018】
以上のようなラジエータグリル1により、ロアモール4の係止爪461、462を下枠部32の内壁部321の後端縁324,326に引掛け、ロアモール4の係合孔48を下枠部32の係合突起328に嵌合させることで、モールを枠部に覆い被せるだけで簡単に取り付けられ、固定することができる。さらに、ロアモール4の位置決め片451を下枠部32の位置決め孔325に挿入して、係止爪461を下枠部32の内壁部321の後端縁324に引っ掛けることで、ロアモール4を下枠部32に取り付けると同時に、下枠部32に対するロアモール4の位置決めもでき、取り付け位置のバラツキもなくすことができる。また下枠部32の位置決め孔325およびロアモール4の位置決め片451を下枠部32およびロアモール4の左右方向中央にのみ設け、ロアモール4の係合孔48の左右方向の幅を下枠部32の係合突起328の左右方向の幅よりも大きくすることで、熱膨張等により生じる左右寸法の変化に影響されることなく、下枠部32に対してロアモール4を確実に取り付けることができ、かつ下枠部32とロアモール4の左右方向中心位置を確実に一致させることができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明のラジエータグリルによれば、モールを枠部に覆い被せるだけで固定でき、同時に枠部に対するモールの位置決めができ、取り付け位置のバラツキもなくすことができる。また枠部に対してモールを確実に取り付けることができ、かつ枠部とモールの左右方向中心位置を確実に一致させることができる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るラジエータグリルの概略図である。
【図2】 図1のC−C線断面図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 図1のB−B線断面図である。
【図5】 図1のD−D線断面図である。
【図6】 本発明に係るモールの取り付け方を示す概略図である。
【図7】 図1の要部拡大図である。
【図8】 図1の要部拡大図である。
【図9】 従来のラジエータグリルの概略図である。
【図10】図9のE−E線断面図である。
【図11】図9のG視図である。
【図12】図9のF−F線断面図である。
【符号の説明】
1…ラジエータグリル
2…フィン部
3…枠部
31…上枠部
311、312,313…(上枠部の)内壁部、外壁部、前壁部
32…下枠部
321,322,323…(下枠部の)内壁部、外壁部、前壁部
324…下枠部の内壁部の後端縁
325…下枠部の内壁部の後端縁に設けられた位置決め孔
328…下枠部の外壁部に設けられた係合突起
4…ロアモール
41,42,43…(ロアモールの)内壁部、外壁部、前壁部
441,442…ロアモールの内壁部の後端縁
451…ロアモールの内壁部の後端縁に設けられた位置決め片
461、462…ロアモールの内壁部の後端縁に設けられた係止爪
48…ロアモールの外壁部に設けられた係合孔

Claims (2)

  1. フィン部と、該フィン部を囲う枠部と、該枠部の上枠部または下枠部の内壁部、外壁部および前壁部を覆う、内壁部、外壁部および前壁部を備えたモールとを備える車両のラジエータグリルであって
    前記モールの内壁部の後端縁に左右方向に沿って複数の係止爪が設けられるとともに、前記モールの外壁部に左右方向に沿って複数の係合孔が設けられ、前記枠部の外壁部に左右方向に沿って複数の係合突起が設けられており、前記モールの係止爪を前記枠部の内壁部の後端縁に引掛け、前記モールの係合孔を前記枠部の係合突起に嵌合させることにより、前記モールが前記枠部に取り付けられるようになっている車両のラジエータグリルにおいて、
    前記モールの内壁部の後端縁に位置決め片が設けられているとともに該位置決め片に前記複数の係止爪の内の1つが設けられており、前記枠部の内壁部の後端縁に位置決め孔が設けられており、前記位置決め片を前記位置決め孔に挿入することにより、前記係止爪が前記枠部の内壁部の後端縁に引掛けられ、かつ前記枠部に対する前記モールの左右方向の位置決めがされるようになっていることを特徴とする車両のラジエータグリル。
  2. 前記位置決め孔および前記位置決め片は、前記枠部および前記モールの左右方向中央にのみ設けられており、前記係合孔の左右方向の幅は、前記係合突起の左右方向の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の車両のラジエータグリル。
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