JP3962149B2 - 抗菌性に優れたフェライト系ステンレス鋼 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、厨房機器,電気機器,建築材料,化学機器等の広範囲の分野において、抗菌性及び耐食性が要求される用途に適したフェライト系ステンレス鋼に関する。
【0002】
【従来の技術】
厨房機器,病院等で使用される各種機材や、バス,電車等の輸送機関で手摺りとして使用されるパイプ等では、一般環境における耐食性が要求されるためSUS304に代表されるフェライト系ステンレス鋼が主として使用されている。
しかし、黄色ブドウ球菌等による院内感染,O-157を始めとする大腸菌による食中毒等が問題となってきている昨今、バスや電車等の多数の人が利用する公共機関においても衛生面の向上が求められている。そのような背景から、メンテナンスフリーの持続的な抗菌性をもつ材料が望まれている。
この種の要求に応えるため、有機皮膜やめっきによる抗菌コート(特開平5-228202号公報,特開平6-10191号公報等),ステンレス鋼自体に抗菌性を持たせるもの(特開平9-170053号公報,特開平9-195009号公報)等が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
抗菌剤を配合した塗料や樹脂をステンレス鋼の表面に塗布積層すると、ステンレス鋼特有の質感や表面光沢が失われ、商品価値を下げる。しかも、抗菌性皮膜は、加工時や使用中に割れ,欠損,摩耗等の損傷を受け、湿潤雰囲気に曝されるとき抗菌性分が溶出し、外観が劣化するばかりでなく、本来の抗菌性が損なわれる。抗菌剤成分を混入した複合めっきを施したものでは、めっき層の密着性が十分でなく、加工性を低下させる欠点がある。また、めっき層の溶解,摩耗,欠損等に起因して外観が低下すると共に、抗菌作用が低下する場合もある。
Cu添加によってステンレス鋼自体に抗菌性を付与することも一つの方法である。この方法では、ステンレス鋼の金属光沢や加工性を害することなく、抗菌性を付与することが可能である。Cuに起因する抗菌効果を更に高めるためには、Cuを析出物として鋼中に存在させることが有効である。そこで、特開平9−195009号公報にみられるように、熱間圧延後に長時間の時効処理を施してCuを析出させ、或いは時効処理時にCuが容易に析出するようにCu含有量を高くすること等を検討し開発しているが、長時間の時効処理は生産性を低下させ生産コストを上昇させる原因となり、Cu含有量を増加することは熱間加工性の悪化が懸念される。
【0004】
本発明は、このような問題を解消すべく案出されたものであり、Cu及びAgを複合添加することにより、Cu析出のために長時間の時効処理を必要とせず、製造性を損なうことなく優れた抗菌性をステンレス鋼に付与することを目的とする。
本発明のフェライト系ステンレス鋼は、その目的を達成するため、質量比でC:0.1%以下,Si:2%以下,Mn:2%以下,Cr:10〜30%,Cu:0.5〜3.0%,Ag:0.10〜1.0%を含み、かつ更に0.002〜1%のNb及び/又はTiを含み、残部が不純物を除きFeの組成をもつことを特徴とする。
また、本発明のフェライト系ステンレス鋼は、質量比でC:0.1%以下、Si:2%以下、Mn:2%以下、Cr:10〜30%、Cu:0.5〜3.0%、Ag:0.10〜1.0%を含み、かつ更に、Mo:3重量%以下,Al:1重量%以下,Zr:1重量%以下,V:1重量%以下,B:0.05重量%以下,希土類金属:0.05重量%以下の1種又は2種以上を含み、残部が不純物を除きFeの組成をもつことを特徴とする。以下合金成分の含有量(質量比)を単に”%”で表示する。
【0005】
【作用】
Cuに起因する抗菌作用は、析出相からCuが溶出することにより発揮されるが、Cuが徐々に消費されるため経時的に抗菌作用が劣化し易い。また、使用中に所定の抗菌性を発現させるためには、比較的長い時間がかかる。
本発明者等は、Cuの欠点を補完するため、Agの複合添加を検討した。
Agは、Cuよりも優れた抗菌作用を呈する成分であり、微量でも大きな殺菌効果を発揮する。また、溶出を前提としたCuと異なり、Ag又はAgイオンが存在することによって周囲の雑菌や細菌を死滅させる作用もある。この抗菌作用は、Ag自体の抗菌作用に加え、Ag及びAg化合物に光が当ることにより活性酸素や過酸化水素を発生させる光触媒機能が複合化したものと推察される。しかも、比重の大きなAgは、Fe中にほとんど溶解しない成分であり、ステンレス鋼に添加されると熱間圧延後に長時間の時効処理を必要とすることなく、マトリックスに分散した異相になるものと推察される。
【0006】
しかし、ステンレス鋼にAg単独を添加しても、Agの歩留りが50%以下と著しく低く、比重の大きなAgがマトリックスに不均一分散する。そのため、Agを高濃度に含む相がマトリックスに均一分散したステンレス鋼は容易に得られない。
これに対し、AgをCuと複合添加すると、Cu含有量の上昇に伴ってAgの歩留りが向上し、1 . 5%以上のCu含有量ではAgの歩留りが90%以上になる。また、長時間の時効処理を必要とすることなく、固溶限以下のCu含有量であっても、抗菌性元素であるAgがAg-Cu相としてマトリックスに分散して存在することが判った。Ag-Cu相は、抗菌元素の析出相自体を大きく成長させてCuの過剰な溶出を抑制する結果、Cuの効果が長期間にわたって持続される原因と推察される。
このように、AgをCuと複合添加することにより、Agの歩留りが良く、熱間圧延後に長時間の時効処理が不要となり、固溶限以下のCu含有量であってもAg-Cu相がマトリックスに分散して存在することによってフェライト系ステンレス鋼に優れた抗菌性が付与されることを見出した。
【0007】
以下、本発明のフェライト系ステンレス鋼に含まれる合金成分,含有量等を説明する。
C:0 . 1%以下
フェライト系ステンレス鋼の強度改善に有効な合金成分であるが、Cの過剰添加は製造性や耐食性を劣化させる。そこで、本発明においては、C含有量の上限を0 . 1%に設定した。
Si:2%以下
耐食性や強度改善に有効な合金成分であるが、2%を超える過剰添加は製造性を低下させる原因となる。
Mn:2%以下
製造性を改善すると共に、鋼中に含まれる有害なSをMnSとして固定する合金成分である。しかし、過剰添加すると耐食性が低下するため、本発明ではMn含有量の上限を2%と規定した。
Cr:10〜30%
フェライト系ステンレス鋼の耐食性を維持するために重要な合金成分であり、10%以上のCr含有が必要とされる。しかし、30%を超える多量のCr含有は、製造性を悪化させる。
【0008】
Cu:0 . 5〜3 . 0%
Ag:0 . 10〜1 . 0%
Ag及びCuの抗菌効果はAg及びCuの含有量が高いほど強くなるので、抗菌性の観点からするとAg及びCuの含有量が高いほど好ましい。しかし、Ag及びCuの含有量が高くなると、ステンレス鋼の熱間加工性が悪化する。そこで、本発明者等は、種々の調査・研究の結果から、優れた抗菌性を呈し且つ熱間加工性を確保する上から、Ag含有量及びCu含有量の上限をそれぞれ3 . 0%及び1 . 0%に設定した。
CuはAgの歩留りを向上させ、AgはCuの析出を促進させる。Agの歩留りは、0 . 5%以上のCu添加で顕著になる。他方、0 . 10%以上のAg含有量で、Cuの析出が促進される。また、0 . 5%以上のCu及び0 . 10%以上のAgによって、Ag-Cu相の存在がみられ、抗菌性が顕著に改善される。
【0009】
Nb,Ti:0 . 002〜1%
必要に応じて添加される合金成分であり、Ag-Cu共晶の析出を促進させる析出物として働く。このような作用は、0 . 002%以上のNb及び/又はTiの添加によって顕著になる。しかし、1%を超える過剰添加は、製造性や加工性を低下させる。
Mo:3%以下
必要に応じて添加される合金成分であり、耐食性及び強度を改善する作用を呈する。しかし、3%を超える過剰量のMoを添加すると、製造性や加工性が低下する。
Al:1%以下
必要に応じて添加される合金成分であり、Moと同様に耐食性を改善する作用を呈する。しかし、1%を超える過剰添加は、製造性や加工性を低下させる原因となる。
Zr:1%以下
必要に応じて添加される合金成分であり、炭窒化物の形成により鋼材の強度を向上させる。しかし、1%を超える過剰添加は、製造性や加工性を低下させる。
【0010】
V:1%以下
必要に応じて添加される合金成分であり、Zrと同様に炭窒化物の形成により鋼材の強度を向上させる。しかし、1%を超える過剰添加は、製造性や加工性を低下させる。
B:0 . 05%以下
必要に応じて添加される合金成分であり、熱間加工性を改善する作用を呈する。しかし、0 . 05%を超える過剰添加は、逆に熱間加工性を低下させる原因となる。
希土類金属(REM):0 . 05%以下
必要に応じて添加される合金成分であり、Bと同様に熱間加工性を改善する作用を呈する。しかし、0 . 05%を超える過剰添加は、逆に熱間加工性を低下させる原因となる。
本発明に従ったフェライト系ステンレス鋼は、その他の任意合金成分としてN,Y,Ca,Mg,W等の1種又は2種以上を含むことができる。これらの合金成分は、目的に応じて適宜の範囲に調整される。
【0011】
【実施例】
参考例:(Cu及びAgの複合添加に関する基礎実験)
SUS430ベースのフェライト系ステンレス鋼溶湯にCu及びAgを添加し、Agの添加量と歩留りとの関係を調査した。表1の調査結果にみられるように、Agを単独添加した場合には50%以下の低い歩留りであった。しかし、Agの歩留りは、Cu含有量が高くなるに従って上昇し、1.5%以上のCu含有量では90%以上の高い歩留りを示した。
【0012】
【0013】
Cu及び/又はAgを含むステンレス鋼の鋳造組織を観察し、Cu濃化相の析出の有無を調査した。更に、700℃×24時間の時効処理を施した後、同様に析出物の有無を調査した。表2の調査結果にみられるように、Cuを単独で含むステンレス鋼で抗菌性元素Cuを析出させるためには、1 . 22%以上のCu含有量(試験番号12)が必要とされ、長時間の時効処理が必要であった。他方、Ag及びCuを複合添加したステンレス鋼では、鋳造したままの組織(試験番号15〜19)においても、或いは固溶限に満たないCu含有量(試験番号15,16)であっても、Ag-Cu相の存在が観察された。
【0014】
【0015】
実施例:(Ag,Cu複合添加がフェライト系ステンレス鋼に及ぼす影響)
表3,4に示した組成をもつ各種フェライト系ステンレス鋼を30kg真空溶解炉で溶製し、熱延板を製造した。
熱延鋼帯の耳割れを観察し、耳割れ発生状況から熱間加工性の優劣を判定し、耳割れなしを◎,1〜2mm程度の耳割れを○,2〜5mm程度の耳割れを△,5mm以上の耳割れを×として4段階評価した。ここでは、評価結果が○以上を熱間加工性が良好であると判断した。
熱延鋼帯を焼鈍,冷延し、最終的に板厚0.5〜1.0mmの冷延焼鈍板を製造した。一部の板については、熱延後の焼鈍時に700℃×24時間の時効処理を施した。
【0016】
得られた各ステンレス鋼板から試験片を切り出し、抗菌性試験に供した。
抗菌性試験では、Staphylococcus aureus IFO12732 (黄色ブドウ球菌)を普通寒天培地で35℃,16〜24時間前培養し、培養液を用意した。培養液を滅菌リン酸緩衝溶液で20,000倍に希釈し、菌液を調製した。菌液1mlを試験片の表面に滴下し、25℃で24時間保存した。保存後に、SCDLP (Soybean Casein Digest Broth with Lecithin and Polysorbate 80,日本製薬株式会社製)培地で試験片から菌類を洗い出し、洗出し液の生菌数を標準寒天培地を用いた混釈平板培養法(35℃,2日間培養)でカウントした。
この試験方法によるとき、初期の生菌数よりも24時間経過後の生菌数が減少しているほど、抗菌性が強いことが判る。そこで、カウントした生菌数から(初期の生菌数−24時間後の生菌数)/(初期の生菌数)×100と定義される減菌率(%)を算出した。ここでは、減菌率99.99%以上を示すものは、抗菌性がある材料と判断した。
【0017】
熱間加工性及び抗菌試験の判定結果を、合金成分,時効条件と併せて表3(本発明例)及び表4(比較例)に示す。
表3にみられるように、Ag含有量及びCu含有量がそれぞれ本発明で規定した0.10〜1 . 0%及び0.5〜3 . 0%の範囲にある試験番号20〜29のフェライト系ステンレス鋼では、熱間加工性が良好で、時効処理の有無に拘らず優れた抗菌性を示していた。
これに対し、Ag及びCu共に含有量が低い試験番号30では、抗菌性に劣っていた。Cu含有量の低い試験番号31,33でも、十分な抗菌性が得られなかった。また、Ag含有量が低い試験番号32,34では、時効処理なしでは抗菌作用が低く、時効処理した場合に初めて抗菌性が付与されることが判った。しかし、本発明で規定した範囲を超える過剰のCuを含有する試験番号35では、熱間加工性が低下する傾向にあった。熱間加工性の低下は、過剰量のAg及びCuを含む試験番号36では一層顕著になった。
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明は、AgをCuと複合添加することにより、Agの歩留りを向上すると共に、熱間加工性確保のためにCu含有量を低くした範囲においてもAg-Cu相がマトリックスに分散して存在することによって優れた抗菌性をフェライト系ステンレス鋼に付与している。このステンレス鋼は、鋼材自体が抗菌性をもつことから、無垢材でも優れた抗菌性を、しかも長期間にわたって持続する。そのため、優れた抗菌性を活用し、厨房機器,病院で使用される各種機材,バスや電車等の輸送機関の手摺り等として使用される。
Claims (2)
- 質量比でC:0.1%以下、Si:2%以下、Mn:2%以下、Cr:10〜30%、Cu:0.5〜3.0%、Ag:0.10〜1.0%を含み、かつ更に0.002〜1%のNb及び/又はTiを含み、残部が不純物を除きFeの組成をもつことを特徴とする抗菌性に優れたフェライト系ステンレス鋼。
- 質量比でC:0.1%以下、Si:2%以下、Mn:2%以下、Cr:10〜30%、Cu:0.5〜3.0%、Ag:0.10〜1.0%を含み、かつ更にMo:3%以下、Al:1%以下、Zr:1%以下、V:1%以下、B:0.05%、希土類金属:0.05%以下の1種又は2種以上を含み、残部が不純物を除きFeの組成をもつことを特徴とする抗菌性に優れたフェライト系ステンレス鋼。
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