JP3960681B2 - 跨座式船艇の船体構造 - Google Patents

跨座式船艇の船体構造 Download PDF

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    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B34/00Vessels specially adapted for water sports or leisure; Body-supporting devices specially adapted for water sports or leisure
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、船体の上部にシートを形成した跨座式船艇の船体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記跨座式船艇の船体構造には、従来、次のように構成されたものがある。
【0003】
即ち、船艇の船体の内部空間には推進用の内燃機関が収容されて上記船体に支持されている。
【0004】
また、上記船体の上部に形成される跨座式のシートが、上記船体の幅方向におけるこの船体のデッキの中央部を上方に向って膨出させて形成したシート支持台と、このシート支持台の上面に支持されたシート本体とを備え、上記シート支持台の左右側方に隣接して上記デッキの各側部にそれぞれフートレストが形成されている。
【0005】
そして、上記内燃機関の駆動により、上記船艇は水面上を滑走するように推進可能とされ、この際、この船艇は上記シートに跨座状に着座した乗員によって運転される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記船艇は、比較的転覆し易いものであると共に、その復元も容易なものであるが、この復元がより容易にできるようにするため、上記船体の一部を外方に膨出させて、この船体の内部空間の容積を増加させ、もって、船艇における浮力空間の容積を増加させることが考えられる。
【0007】
しかし、上記船体の一部を単に膨出させると、第1に、その膨出部により、上記シートに着座した乗員の座り心地が低下させられるおそれがある。また、第2に、船艇の転覆時に、水中に投げ出された乗員が、その後、復元させた船艇に対し、再乗船しようとする場合など、船艇に対する水中からの乗員の乗船時には、上記膨出部が邪魔になって上記乗船がし難くなるおそれもある。
【0008】
一方、上記船艇の特に滑走推進時には、この船艇は水面への衝突によって大きい振れで振動するが、この振動により、上記シートへの乗員の座り心地が阻害されるおそれがある。
【0009】
また、上記船体の内部空間は狭いものであるため、内燃機関と、この内燃機関から延出する吸気系部材や排気系部材のための配設用空間は限られた狭い形状となり、これに伴い、上記内燃機関と、吸気系部材や排気系部材の形状も限定されて、例えば、上記吸気系部材の吸気通路や、排気系部材の排気通路を小さい半径で屈曲させざるを得なくなる場合があり、この場合には、上記吸気通路を通る空気や上記排気通路を通る排気の円滑な流れが阻害され、もって、エンジン性能の向上が阻害されるおそれを生じる。
【0010】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、船艇が転覆したとき、この船艇の復元が容易にできるようにすることを課題とする。
【0011】
また、上記したように、復元を容易にさせる場合でも、シートへの乗員の座り心地が良好に保たれるようにすると共に、船艇に対する水中からの乗員の乗船が容易にできるようにすることを課題とする。
【0012】
更に、船体の狭い内部空間に内燃機関を配設した場合でも、この内燃機関のエンジン性能をより向上させるようにすることを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の跨座式船艇の船体構造は、次の如くである。
【0014】
請求項1の発明は、船体3の上部に形成される跨座式のシート32が、上記船体3の幅方向におけるこの船体3のデッキ5の中央部を上方に向って膨出させて形成したシート支持台52と、このシート支持台52の上面に支持されたシート本体53とを備え、上記シート支持台52の左右側方に隣接して上記デッキ5の各側部にそれぞれフートレスト54を形成した跨座式船艇の船体構造において、
【0015】
(1)上記船体3の前後方向で、上記シート32の後端部とほぼ同じところに位置する上記各フートレスト54の部分を、船体3の側面視で、それぞれ上方に向って凸形状となるよう膨出させて膨出部66を形成し、
【0016】
(2)上記各膨出部66の後部上面66aを後下がりの傾斜形状にすると共に、上記各膨出部66の後部上面66aを上記船体3の後方に向って開放させ、上記シート支持台52の後方、および膨出部66の後部上面66aの後方における上記デッキ5の後端部を平坦な踏み板56としたものである。
【0017】
請求項2の発明は、請求項1の発明に加えて、上記シート支持台52の後部を構成する後部板59をそれぞれ後方に向って膨出させて把持部67を形成し、この把持部67の後方に上記踏み板56を位置させたものである。
【0018】
請求項3の発明は、請求項1、もしくは2の発明に加えて、上記デッキ5の前部の左右各側部を上方に向って膨出させて他の把持部68を形成したものである。
【0019】
請求項4の発明は、請求項1から3のうちいずれか1つの発明に加えて、上記シート支持台52の左右各側部を構成する側部板58の一部をそれぞれ外側方に膨出させて、上記シート32に着座した乗員D,Eの脚を掛合可能とさせる脚掛合部69を形成したものである。
【0020】
請求項5の発明は、請求項1から4のうちいずれか1つの発明に加えて、上記船体3の内部空間7に収容されて上記船体3に支持される内燃機関16を備えた船艇1において、
【0021】
上記船体3の前後方向で、上記内燃機関16とほぼ同じところに上記各脚掛合部69を配設したものである。
【0022】
請求項6の発明は、請求項1から5のうちいずれか1つの発明に加えて、上記船体3に支持される内燃機関16と、この内燃機関16からの排気Cを上記船体3の外部に排出させる排気系部材19とを備え、この排気系部材19が上記排気Cの流れ方向でみて、その中途部にウォータロック装置47を備えた船艇1において、
【0023】
上記ウォータロック装置47の少なくとも一部を上記膨出部66の内部空間に配設したものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
【0025】
図において、符号1は跨座式(換言すれば、鞍乗式)の小型の船艇であり、海等における水2に浮かべられている。また、矢印Frは、上記船艇1の進行方向の前方を示し、下記する左右とは、上記前方に向っての上記船艇1の船体3の幅方向をいうものとする。
【0026】
上記船艇1は滑走型の小型の船艇であり、つまり、この船艇1は水2面に対して小さい傾角の前上がりのほぼ一定姿勢で水2面上を滑走するように高速推進可能とされるものである。上記船艇1の船体3は繊維で強化された樹脂(FRP)製で、その下部がハル4、上部がデッキ5で構成され、これらハル4とデッキ5の結合部がガンネル6である。上記船体3の内部空間7はほぼ密閉された空間とされている。
【0027】
上記の船体3に搭載されてこの船体3を推進させる推進装置15が設けられている。この推進装置15は、上記船体3の内部空間7に収容されて上記ハル4に緩衝材を介し支持された2サイクル三気筒内燃機関16と、上記内部空間7に設置されて上記内燃機関16に供給される燃料Aを溜める燃料タンク17と、上記内燃機関16の外部の空気Bと上記燃料Aとを同時に上記内燃機関16に供給可能とする吸気系部材18と、上記内燃機関16で燃焼した燃料Aの燃焼ガスを排気Cとして上記船体3の外部に排出させる排気系部材19とを備えている。また、上記船体3の外部の空気Bを上記船体3の内部に導入させる不図示の空気導入管が設けられている。
【0028】
上記推進装置15は、上記内燃機関16からの動力を受けて駆動し上記船体3を推進させるジェット噴射手段22を備えている。このジェット噴射手段22は、上記ハル4の後部に支持されて前端が上記船体3の後部の下方に向って開口し後端が上記船体3の後方に向って開口する流水管23を有している。この流水管23は断面が円形で、その内部が、上記船体3の後部の下方を、同上船体3の後方に連通させる水通路24とされている。この水通路24の後部に配設されて上記流水管23に支承されるインペラ25が設けられ、このインペラ25は推進軸28により上記内燃機関16に連動連結されている。
【0029】
上記流水管23の後端に外嵌されて上記船体3の後部に支承される操舵管30が設けられ、この操舵管30はその後部が上下、左右に回動するよう支承されている。一方、上記船体3の前上部に操舵用のハンドル31が突設され、このハンドル31に上記操舵管30が連動連結されている。上記ハンドル31の後方で、同上船体3の上部には前方に向って乗員D,Eが着座可能なシート32が形成されている。このシート32はその前部が運転者である乗員Dが着座可能なメインシート33とされ、後部が同乗者である他の乗員Eが着座可能なタンデムシート34とされ、これらメインシート33とタンデムシート34とは互いに一体成形されている。そして、前方に向って上記シート32のメインシート33に跨座状に着座した乗員Dにより、上記ハンドル31の端部に設けられたグリップ31aが把持可能とされている。
【0030】
上記内燃機関16は、上記ハル4に支持されたクランクケース36と、軸心が前後方向に延びてその軸心回りに回動自在となるよう上記クランクケース36に支承されるクランク軸37と、上記クランクケース36から上方に向って突出させられる前後方向で複数(三つ)のシリンダ38とを備えている。上記クランク軸37は上記内燃機関16の出力部であり、このクランク軸37の後端に、このクランク軸37と同じ軸心上で、上記ジェット噴射手段22の上記推進軸28の前端が連動連結されている。
【0031】
上記吸気系部材18は、上記内燃機関16のクランクケース36の外側面から外側方の斜め上方に向ってほぼ直線的に延出させられており、上記吸気系部材18の内部の吸気通路40を通して、上記内燃機関16の外部の大気側がこの内燃機関16の内部に連通させられている。
【0032】
上記吸気系部材18は、上記各シリンダ38毎に設けられる吸気管41、気化器42、および吸気箱43を有し、これらはこの順序で上記内燃機関16のクランクケース36からの延出方向に向って連設されている。なお、上記各吸気箱43は一体成形されている。
【0033】
前記排気系部材19は、上記内燃機関16の各シリンダ38から延出しており、上記排気系部材19の内部の排気通路45を通して、上記内燃機関16の各シリンダ38の内部が上記船体3の後部の外部に連通させられ、上記排気通路45を通して、上記内燃機関16から排出される排気Cが船体3の外部に排出させられる。
【0034】
上記排気系部材19は、上記各シリンダ38から延出する排気管46と、この排気管46の延出端に連結されるウォータロック装置47と、このウォータロック装置47から延出する他の排気管48と、この排気管48の延出端に連結される空気箱49と、この空気箱49を船体3の外部に連通させる更に他の排気管50とを備えている。この構成を換言すれば、上記排気系部材19は上記排気Cの流れ方向でみて、その中途部にウォータロック装置47、他の排気管48、および空気箱49を備えている。
【0035】
上記ウォータロック装置47は、このウォータロック装置47よりも下流側の上記排気系部材19の構成部材である上記他の排気管48側から、上記ウォータロック装置47よりも上流側の構成部材である上記排気管46を通り内燃機関16側に向って水2が逆流しようとすることを防止し、もって、この内燃機関16の良好なエンジン性能が確保される。また、上記空気箱49は、上記排気系部材19の排気通路45を通り船体3の外部に排気Cが排出されるとき、この排気Cと共に船体3の外部に排出されようとする排気騒音を減衰させ、もって、船艇1の騒音防止が図られている。
【0036】
上記シート32は、上記デッキ5の前後方向の中途部で、かつ、このデッキ5の船体3の幅方向の中央部が上方に向って膨出させられて形成されたシート支持台52と、このシート支持台52の上面に着脱自在に支持されたパッド状のシート本体53とを備え、前後方向で、上記シート支持台52は上記内燃機関16とほぼ同じところに形成されている。また、上記シート支持台52の内部空間は上記内燃機関16の上部を収容することとされている。更に、上記シート支持台52の左右側方に隣接して上記デッキ5の左右各側部の上面にそれぞれフートレスト54が形成されている。そして、前記したように、シート32に着座した乗員D,Eは、その各足を上記各フートレスト54の上面に載置可能とされている。
【0037】
上記シート支持台52よりも前側の上記デッキ5の前部は、上記ハル4の前部の内部を上方から覆うカバー部55とされ、上記シート支持台52よりも後側の上記デッキ5の後端部はほぼ水平に延びる平坦な踏み板56とされている。
【0038】
上記シート支持台52は、このシート支持台52の左右各側部を構成して上記各フートレスト54の内側端縁からそれぞれ上方に向って一体的に突出する左右一対の側部板58,58と、上記シート支持台52の後部を構成して上記各側部板58,58の各後端縁同士を互いに一体的に結合させると共に上記踏み板56の前端縁から前上方に向って斜めに一体的に延びる後部板59と、上記各側部板58と後部板59の各上端縁同士を互いに一体的に結合させてほぼ水平に延びる平坦な上部板60とを備え、この上部板60の上面に前記シート本体53が着脱自在に支持されている。
【0039】
上記上部板60には点検用開口61が形成され、この点検用開口61を通し、船体3の外部から上記内燃機関16に対し保守、点検作業ができることとされている。
【0040】
また、上記各フートレスト54の外側方における上記デッキ5の各側端部はそれぞれ上方に向って膨出させられて左右一対のブルワーク63,63が形成されている。
【0041】
上記内燃機関16を駆動させると、上記吸気系部材18の吸気通路40を通り吸入される上記内燃機関16の外部の空気Bと、上記燃料タンク17から上記気化器42を通して供給される燃料Aとが上記内燃機関16に供給されて、燃焼に供され、その熱エネルギーが動力に変換されて上記クランク軸37から出力される。上記燃焼で生じた燃焼ガスは、前記した排気Cとして上記排気系部材19の排気通路45を通し船体3の外部に排出される。
【0042】
上記のように内燃機関16の上記クランク軸37から出力された動力は、上記ジェット噴射手段22の推進軸28に伝達され、この推進軸28と共に回転する上記インペラ25により、上記水通路24内の水2が後方に向って加速され、これにより、上記船体3の後部の下方の水2が上記水通路24の前端からこの水通路24内に吸い上げられる一方、この水通路24を通過してその後端から船体3の後方に向って噴射させられ、この噴射の反力により、上記船艇1が前方に向って推進させられる。
【0043】
上記推進時に、乗員Dが上記ハンドル32を操作し、上記操舵管30の姿勢を変化させるよう回動させれば、上記噴射の方向が変化して、船艇1が所望の方向に操舵される。
【0044】
上記構成において、前後方向で、シート32の後端部とほぼ同じところに位置する上記各フートレスト54の部分(後部)がそれぞれ上方に向って膨出させられて膨出部66が形成されている。船体3の側面視で、上記膨出部66は上方に向って凸の円弧形状とされ、この膨出部66の頂部が、前後方向で上記シート32の後端部とほぼ同じところに位置させられている。
【0045】
上記膨出部66の形成により、船体3の内部空間7の容積が増加して、船艇1における浮力空間の容積が増加することとなる。
【0046】
よって、浮力空間の増加に伴い浮力も増加し、その分、転覆した船艇1の復元がより容易にできることとなる。
【0047】
ところで、乗員D,Eが船体3の前方に向って上記シート32に跨座状に着座したとき、その足は、上記シート32の後端部よりも前側に位置することとなる(図1)。
【0048】
そこで、上記したように、上記船体3の前後方向で、上記シート32の後端部とほぼ同じところに位置する上記各フートレスト54の部分を、それぞれ上方に向って膨出させて膨出部66を形成したのであり、このため、上記シート32に着座した乗員D,Eの足に上記膨出部66が干渉することは抑制される。
【0049】
よって、上記したように船艇1の復元が容易にできるよう膨出部66を設けた場合でも、上記シート32への乗員D,Eの座り心地は良好に保たれる。
【0050】
また、上記各膨出部66の後部上面66aが後下がりの傾斜形状にされると共に、上記各膨出部66の後部上面66aは上記船体3の後方に向って開放させられている。
【0051】
このため、上記膨出部66は船体3の後部に形成されて、膨出部66の頂部は従来の船体3の後部の上面よりも高くなるが、上記したように、膨出部66の後部上面66aは後下がりであって、船体3の後方に向って開放させられているため、船体3の後端部が高くなることは抑制される。
【0052】
よって、船艇1に対しその後方の水2中から乗員D,Eが乗船しようとするとき、この乗船に際して、上記膨出部66が邪魔になるということは防止されると共に、後下がりに形成された上記膨出部66の後部上面66aに沿って前上方に体を滑らせることにより、この体を上記デッキ5上に容易に持ち上げることができる。このため、前記したように船艇1の復元が容易にできるよう膨出部66を設けた場合でも、船体3の後端部を通しての船艇1に対する水中からの乗員D,Eの乗船は容易にできることとなる。
【0053】
しかも、上記シート支持台52の後部を構成する後部板59の左右各側端部がそれぞれ後方に向って膨出させられて把持部67が形成されている。
【0054】
このため、図5、7で示すように、船体3の後側の水中から乗員D,Eが船艇1に乗船しようとするとき、上記各把持部67を把持すれば、上記乗船が更に容易にできることとなる。また、上記各把持部67により、シート支持台52の補強ができることともなる。
【0055】
また、上記デッキ5の前部の左右各側部が上方に向って膨出させられて他の把持部68が形成されている。このため、船体3の前部近傍の水中から、乗員D,Eが乗船しようとするとき、上記各他の把持部68を把持すれば、上記乗船が容易にできることとなる。
【0056】
一方、上記各側部板58の前後方向の一部がそれぞれ外側方に膨出させられて、上記シート32に着座した各乗員D,Eの脚を掛合可能とさせる脚掛合部69が形成されている。
【0057】
上記構成によれば、脚掛合部69の形成により、船体3の内部空間7の容積が増加して、船艇1における浮力空間の容積が増加することとなる。
【0058】
よって、浮力空間の増加に伴い浮力も増加し、その分、転覆した船艇1の復元がより容易にできることとなる。
【0059】
また、上記シート32に乗員D,Eが着座したとき、この乗員D,Eがその脚を上記各脚掛合部69に掛合させれば、船艇1の推進時に、この船艇1が大きい振れで振動しても、上記シート32に対する乗員D,Eの着座状態が、より確実に安定させられることとなり、よって、上記シート32への乗員D,Eの座り心地が向上する。
【0060】
上記脚掛合部69に対する脚の掛合について、より詳しく説明すると、上記側部板58の前後方向の一部を他部の一般部(図3中二点鎖線部)に比べて外側方に膨出させて脚掛合部69とした場合、上記乗員D,Eの脚の内側面を上記側部板58の上記一般部に当接させた状態で、上記脚の前面もしくは後面を上記脚掛合部69の後面もしくは前面に当接させることにより、上記掛合が可能とされている。
【0061】
なお、図示しないが、上記各側部板58の最下部をそれより上側の他部である一般部に比べて外側方に膨出させて脚掛合部69とした場合、上記乗員D,Eの脚の足を上記脚掛合部69の上面に載置させるこにより上記掛合が可能とされる。
【0062】
また、前記したように、船艇1が、その船体3の内部空間7に収容されて上記船体3に支持される内燃機関16を備えた場合において、上記船体3の前後方向で、上記内燃機関16とほぼ同じところに上記各脚掛合部69が配設されている。
【0063】
このため、上記内燃機関16の少なくとも一部、およびこの内燃機関16から延出する吸気系部材18や排気系部材19の少なくとも一部のための配設用空間として、上記各脚掛合部69の内部空間が利用でき、この利用の分、上記内燃機関16、および吸気系部材18や排気系部材19を所望の形状にすることができる。即ち、例えば、上記吸気系部材18の吸気通路40や、排気系部材19の排気通路45の屈曲部の半径を従来よりも大きくさせることができて、吸入される空気Bや排出される排気Cの流れを円滑にさせることが可能となる。
【0064】
よって、限られた狭い空間である船体3の内部空間7に内燃機関16を収容させた場合でも、この内燃機関16のエンジン性能の向上が達成される。
【0065】
また、前記したウォータロック装置47と空気箱49とは、船体3の内部空間7に配設されると共に、この船体3の幅方向の中央を挟んで左右に振り分け状に配設されており、重量的にバランスよく配設されている。
【0066】
また、上記ウォータロック装置47と空気箱49のそれぞれ少なくとも一部である上部が、前記した左右の各膨出部66の内部空間にそれぞれ配設され、つまり、上記ウォータロック装置47と空気箱49とが各膨出部66の内部空間を利用して配設されることにより、その各容量がそれぞれ大きくされている。
【0067】
よって、上記各容量が大きくされた分、ウォータロック装置47により、前記した内燃機関16側への水2の逆流がより確実に防止され、また、上記空気箱49により、前記した排気系部材19の排気通路45を通り船体3の外部に排出されようとする排気騒音がより確実に減衰させられる。
【0068】
【発明の効果】
本発明による効果は、次の如くである。
【0069】
請求項1の発明は、船体の上部に形成される跨座式のシートが、上記船体の幅方向におけるこの船体のデッキの中央部を上方に向って膨出させて形成したシート支持台と、このシート支持台の上面に支持されたシート本体とを備え、上記シート支持台の左右側方に隣接して上記デッキの各側部にそれぞれフートレストを形成した跨座式船艇の船体構造において、
【0070】
(1)上記船体の前後方向で、上記シートの後端部とほぼ同じところに位置する上記各フートレストの部分を、船体の側面視で、それぞれ上方に向って凸形状となるよう膨出させて膨出部を形成してある。
【0071】
このため、上記した膨出部の形成により、船体の内部空間の容積が増加して、船艇における浮力空間の容積が増加することとなる。
【0072】
よって、浮力空間の増加に伴い浮力も増加し、その分、転覆した船艇の復元がより容易にできることとなる。
【0073】
ところで、乗員が船体の前方に向って上記シートに跨座状に着座したとき、その足は、上記シートの後端部よりも前側に位置することとなる。
【0074】
そこで、上記したように、上記船体の前後方向で、上記シートの後端部とほぼ同じところに位置する上記各フートレストの部分を、それぞれ上方に向って膨出させて膨出部を形成したのであり、このため、上記シートに着座した乗員の足に上記膨出部が干渉することは抑制される。
【0075】
よって、上記したように船艇の復元が容易にできるよう膨出部を設けた場合でも、上記シートへの乗員の座り心地は良好に保たれる。
【0076】
また、(2)上記各膨出部の後部上面を後下がりの傾斜形状にすると共に、上記各膨出部の後部上面を上記船体の後方に向って開放させ、上記シート支持台の後方、および膨出部の後部上面の後方における上記デッキの後端部を平坦な踏み板としてある。
【0077】
このため、上記膨出部は船体の後部に形成されて、膨出部の頂部は従来の船体の後部の上面よりも高くなるが、上記したように、膨出部の後部上面は後下がりであって、船体の後方に向って開放しているため、船体の後端部が高くなることは抑制される。
【0078】
よって、船艇に対しその後方の水中から乗員が乗船しようとするとき、この乗船に際して、上記膨出部が邪魔になるということは防止されると共に、後下がりに形成された上記膨出部の後部上面に沿って前上方に体を滑らせることにより、この体を上記デッキ上に容易に持ち上げることができる。このため、前記したように船艇の復元が容易にできるよう膨出部を設けた場合でも、船体の後端部を通しての船艇に対する水中からの乗員の乗船は容易にできることとなる。
【0079】
請求項2の発明は、上記シート支持台の後部を構成する後部板をそれぞれ後方に向って膨出させて把持部を形成し、この把持部の後方に上記踏み板を位置させてある。
【0080】
このため、船体の後側の水中から乗員が船艇に乗船しようとするとき、上記各把持部を把持すれば、上記乗船が更に容易にできることとなる。
【0081】
請求項3の発明は、上記デッキの前部の左右各側部を上方に向って膨出させて他の把持部を形成してある。
【0082】
このため、船体の前部近傍の水中から、乗員が乗船しようとするとき、上記各他の把持部を把持すれば、上記乗船が容易にできることとなる。
【0083】
請求項4の発明は、上記シート支持台の左右各側部を構成する側部板の一部をそれぞれ外側方に膨出させて、上記シートに着座した乗員の脚を掛合可能とさせる脚掛合部を形成してある。
【0084】
このため、上記脚掛合部の形成により、船体の内部空間の容積が増加して、船艇における浮力空間の容積が増加することとなる。
【0085】
よって、浮力空間の増加に伴い浮力も増加し、その分、転覆した船艇の復元がより容易にできることとなる。
【0086】
また、上記シートに乗員が着座したとき、この乗員がその脚を上記各脚掛合部に掛合させれば、船艇の推進時に、この船艇が大きい振れで振動しても、上記シートに対する乗員の着座状態が、より確実に安定させられることとなり、よって、上記シートへの乗員の座り心地が向上する。
【0087】
請求項5の発明は、上記船体の内部空間に収容されて上記船体に支持される内燃機関を備えた船艇において、
【0088】
上記船体の前後方向で、上記内燃機関とほぼ同じところに上記各脚掛合部を配設してある。
【0089】
このため、上記内燃機関の一部、およびこの内燃機関から延出する吸気系部材や排気系部材の一部のための配設用空間として、上記各脚掛合部の内部空間が利用でき、この利用の分、上記内燃機関、および吸気系部材や排気系部材を所望の形状にすることができる。即ち、例えば、上記吸気系部材の吸気通路や、排気系部材の排気通路の屈曲部の半径を従来よりも大きくさせることができて、吸入される空気や排出される排気の流れを円滑にさせることが可能となる。
【0090】
よって、限られた狭い空間である船体の内部空間に内燃機関を収容させた場合でも、この内燃機関のエンジン性能の向上が達成される。
【0091】
請求項6の発明は、上記船体に支持される内燃機関と、この内燃機関からの排気を上記船体の外部に排出させる排気系部材とを備え、この排気系部材が上記排気の流れ方向でみて、その中途部にウォータロック装置を備えた船艇において、
【0092】
上記ウォータロック装置の少なくとも一部を上記膨出部の内部空間に配設してある。
【0093】
このため、上記ウォータロック装置の少なくとも一部が上記膨出部の内部空間を利用して配設される分、上記ウォータロック装置の容量を大きくさせることができる。
【0094】
よって、上記容量が大きくされた分、ウォータロック装置の下流側の排気系部材の構成部材側から、上記内燃機関側に向って水が逆流するということが、より確実に防止されて、この内燃機関の良好なエンジン性能が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 船艇の側面部分断面図である。
【図2】 船艇の平面図である。
【図3】 船艇の正面断面図である。
【図4】 図1の4‐4線矢視断面図である。
【図5】 図1の部分拡大断面図である。
【図6】 図5の6‐6線矢視断面図である。
【図7】 船艇の背面図である。
【符号の説明】
1 船艇
2 水
3 船体
4 ハル
5 デッキ
7 内部空間
15 推進装置
16 内燃機関
18 吸気系部材
19 排気系部材
32 シート
33 メインシート
34 タンデムシート
40 吸気通路
45 排気通路
46 排気管
47 ウォータロック装置
48 排気管
49 空気箱
50 排気管
52 シート支持台
53 シート本体
54 フートレスト
56 踏み板
58 側部板
59 後部板
60 上部板
66 膨出部
66a 後部上面
67 把持部
68 他の把持部
69 脚掛合部
C 排気
D,E 乗員

Claims (6)

  1. 船体の上部に形成される跨座式のシートが、上記船体の幅方向におけるこの船体のデッキの中央部を上方に向って膨出させて形成したシート支持台と、このシート支持台の上面に支持されたシート本体とを備え、上記シート支持台の左右側方に隣接して上記デッキの各側部にそれぞれフートレストを形成した跨座式船艇の船体構造において、
    (1)上記船体の前後方向で、上記シートの後端部とほぼ同じところに位置する上記各フートレストの部分を、船体の側面視で、それぞれ上方に向って凸形状となるよう膨出させて膨出部を形成し、
    (2)上記各膨出部の後部上面を後下がりの傾斜形状にすると共に、上記各膨出部の後部上面を上記船体の後方に向って開放させ、上記シート支持台の後方、および膨出部の後部上面の後方における上記デッキの後端部を平坦な踏み板とした跨座式船艇の船体構造。
  2. 上記シート支持台の後部を構成する後部板をそれぞれ後方に向って膨出させて把持部を形成し、この把持部の後方に上記踏み板を位置させた請求項1に記載の跨座式船艇の船体構造。
  3. 上記デッキの前部の左右各側部を上方に向って膨出させて他の把持部を形成した請求項1、もしくは2に記載の跨座式船艇の船体構造。
  4. 上記シート支持台の左右各側部を構成する側部板の一部をそれぞれ外側方に膨出させて、上記シートに着座した乗員の脚を掛合可能とさせる脚掛合部を形成した請求項1から3のうちいずれか1つに記載の跨座式船艇の船体構造。
  5. 上記船体の内部空間に収容されて上記船体に支持される内燃機関を備えた船艇において、
    上記船体の前後方向で、上記内燃機関とほぼ同じところに上記各脚掛合部を配設した請求項1から4のうちいずれか1つに記載の跨座式船艇の船体構造。
  6. 上記船体に支持される内燃機関と、この内燃機関からの排気を上記船体の外部に排出させる排気系部材とを備え、この排気系部材が上記排気の流れ方向でみて、その中途部にウォータロック装置を備えた船艇において、
    上記ウォータロック装置の少なくとも一部を上記膨出部の内部空間に配設した請求項1から5のうちいずれか1つに記載の跨座式船艇の船体構造。
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