JP2001213389A

JP2001213389A - ジェットボート

Info

Publication number: JP2001213389A
Application number: JP2000026360A
Authority: JP
Inventors: Mitsumori Yoshida; 光盛吉田; Noboru Nakagawa; 登仲川
Original assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Current assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Priority date: 2000-02-03
Filing date: 2000-02-03
Publication date: 2001-08-07

Abstract

(57)【要約】【課題】ウェイクボードとバスフィッシングとの双方
を最適状態で楽しめることを可能としたジェットボート
を提供する。【解決手段】艇体４の後下部にジェット推進機６が搭
載されたジェットボート１であって、上記艇体４の前上
部と後上部とにフラットデッキ８，９が設けられ、この
前後のフラットデッキ８，９の間にコックピット１０が
設けられ、このコックピット１０には、前後向かい合わ
せにシート３１Ａ，３１Ｂ，３２Ａ，３２Ｂ，３２Ｃが
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ウェイクボードと
バスフィッシングとの双方に最適なジェットボートに関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来、艇体の後下部にジェット推進機が
搭載されたジェット推進艇（ウォータージェット）が実
用化されている。また、艇体の後部に船外機が取付けら
れたバスフィッシングボートも実用化されている。

【０００３】上記ジェット推進艇は、跨座式シートに複
数の乗員が前向きで跨って乗るものであるが、ウェイク
ボードをロープで引っ張って水上滑走を楽しむこともで
きる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記ジェット推進艇で
ウェイクボードをロープで引っ張る場合、艇体の高い位
置にロープをフックできないから、引き波を利用したハ
イジャンプ等が思うように行えなかった。また、乗員の
全てが前向きであるから、ウェイクボードの状況が分か
りにくかった。さらに、ジェット推進艇でバスフィッシ
ングをするにしても、フラットデッキが少ないので艇体
の上に立ったままで思いの方向にキャスティングをする
ことが困難であった。

【０００５】一方、バスフィッシングボートには、立っ
たままで思いの方向にキャスティング可能なフラットデ
ッキが艇体の前後に設けられているが、特に後フラット
デッキでキャスティングする場合、船外機が邪魔になっ
てアンダーキャスティングをすることが困難であった。
また、上記ジェット推進艇と同様に、ウェイクボードを
ロープで引っ張る場合、艇体の高い位置にロープをフッ
クできないから、引き波を利用したハイジャンプ等が思
うように行えないと共に、全てのシートが前向きである
から、ウェイクボードの状況が分かりにくかった。

【０００６】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、ウェイクボードとバスフィッシング
との双方を最適状態で楽しめることを可能としたジェッ
トボートを提供することを目的とするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、艇体の後下部にジェット推進機が搭載さ
れたジェットボートであって、上記艇体の前上部と後上
部とにフラットデッキが設けられ、この前後のフラット
デッキの間にコックピットが設けられ、このコックピッ
トには、前後向かい合わせにシートが設けられているこ
とを特徴とするジェットボートを提供するものである。

【０００８】本発明によれば、ジェットボートの艇体の
前後のフラットデッキの間に設けられたコックピット
に、前後向かい合わせにシートが設けられているから、
ジェットボートでウェイクボードをロープで引っ張る場
合、後向きのシートに乗員が座ることにより、ウェイク
ボードの状況が分かりやすくなって、ドライバーに対す
るジェットボートの停止・旋回・加速等の指示が迅速に
行えるようになる。なお、単に艇体の前後にフラットデ
ッキを設けただけのものではなく、コックピットに前後
向かい合わせのシートを設けたことにより、シート数を
確保しつつ、前後にフラットデッキを設けることが可能
になるものである。

【０００９】また、ジェットボートの前後にフラットデ
ッキが設けられているから、各フラットデッキの上に立
ったままで思いの方向にキャスティングをすることがで
きると共に、特に後フラットデッキでキャスティングす
る場合、ジェットボートには船外機が無いので、アンダ
ーキャスティングも容易に行えるようになる。

【００１０】このジェットボートによって、ウェイクボ
ードとバスフィッシングとの双方を最適状態で楽しむこ
とができる。

【００１１】請求項２のように、上記前向きのドライバ
ーシートの前方位置にステアリングボックスが配置さ
れ、このステアリングボックスの側方位置に後向きのシ
ートが設けられている構成であれば、前向きのドライバ
ーと後向きの乗員との位置が近くなるから、後向きの乗
員が前向きのドライバーに対してアイコンタクトでウェ
イクボードの状況をより迅速に指示できるようになる。

【００１２】請求項３のように、上記コックピットを艇
幅方向に跨ぐタワーが艇体に着脱可能に取付けられる構
成であれば、ジェットボートでウェイクボードをロープ
で引っ張る場合、艇体の高い位置にロープをフックでき
るから、引き波を利用したハイジャンプ等が思うように
行えるようになる。

【００１３】請求項４のように、上記フラットデッキ
に、キャスティングシートが着脱可能に取付けられる構
成であれば、キャスティングシートに座ってバスフィッ
シングを行うことができる。なお、キャスティングシー
トは、前後のフラットデッキのいずれにも取付けること
ができる。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。

【００１５】図１は４人乗りジェットボート１であっ
て、タワー４５のみを取付けてウェイクボードに最適な
ジェットボートに設定されている。

【００１６】図２は平面図、図３は側面図、図４は背面
図、図５は側面断面図であって、上記ジェットボート１
は、ＦＲＰ製の船体（ハル）部材２とデッキ部材３とを
周縁部分で接合して艇体４が構成されている。

【００１７】上記艇体４の船体部材２の後下部には、エ
ンジン５で駆動されるジェット推進機６が搭載され、こ
のジェット推進機６は、具体的に図示しないが、エンジ
ン５によるインペラの回転で、艇底の水吸い込み口から
吸い込んだ水をノズルから後方に噴射することによりジ
ェットボート１を前進させるものであり、ステアリング
ハンドル４０によるノズルの左右揺動操作でジェットボ
ート１を左右旋回させると共に、操作レバーによるノズ
ルバケットの上下揺動操作でジェットボート１を後進さ
せることができる。

【００１８】上記艇体４のデッキ部材３の前（船首側）
上部と後（船尾側）上部とにフラットデッキ８，９がそ
れぞれ設けられ、この前後のフラットデッキ８，９の間
にコックピット１０が設けられている。

【００１９】上記前フラットデッキ８の外周囲には上方
に隆起するブルワーク８ａが形成されると共に、後フラ
ットデッキ９の外周囲にも上方に隆起するブルワーク９
ａが形成されている。なお、後フラットデッキ９のブル
ワーク９ａの船尾端側の左右位置には凹部９ｂがそれぞ
れ形成され、この両凹部９ｂの間に位置して、上記船体
部材２の船尾端には後方に突出するステップ１１が取付
けられ、このステップ１１は、上記ジェット推進機６の
ノズルやノズルバケットの上方をカバーしている。ま
た、後フラットデッキ９に腰掛けてステップ１１にウェ
イクボードを置くことにより、ウェイクボードを簡単に
履くことができる。

【００２０】上記前フラットデッキ８のブルワーク８ａ
と後フラットデッキ９のブルワーク９ａの両外側面には
クリート１２がそれぞれ取付けられている。

【００２１】上記前フラットデッキ８の船首側の右側位
置には、後述する電動式の船外機４９（図６（ａ）参
照）を水中から引き上げ可能に支持するブラケット（不
図示）を取付ける取付け面８ｂが形成されている。

【００２２】上記前フラットデッキ８の前後位置には開
口がそれぞれ形成され、この各開口に対応する船体部材
２には収納庫１３，１４が設けられて、この各開口は、
閉止時には前フラットデッキ８と面一となる開閉自在な
ハッチ１５，１６でそれぞれ閉じられている。なお、前
位置の収納庫１３には、開口に嵌め込み可能なトレー１
７が収納されている。

【００２３】上記後フラットデッキ９の前位置には艇幅
方向に３個の開口が形成され、右側の開口に対応する船
体部材２には収納庫（不図示）が設けられ、真ん中の開
口（エンジン点検用開口）に対応する船体部材２には、
上記エンジン５を搭載したエンジンルーム１９が設けら
れ、左側の開口（オイル補充用開口）に対応する船体部
材２にはオイルタンク２０が取付けられて、この各開口
は、閉止時には後フラットデッキ９と面一となる開閉自
在なハッチ２１，２２，２３でそれぞれ閉じられてい
る。なお、上記オイルタンク２０の前方位置の船体部材
２には燃料タンク２４が取付けられて、この燃料タンク
２４の燃料補給用キャップ２４ａが上記ブルワーク９ａ
の外側面に臨まされている。

【００２４】上記エンジンルーム１９には、換気用吸気
ダクト１９ａと換気用排気ダクト１９ｂとが設けられ、
換気用吸気ダクト１９ａは、後述するシートモール３６
の前端開口３６ａ（図１参照）に臨まされていると共
に、換気用排気ダクト１９ｂは、強制排気用ブロワー２
５を介してシートモール３６の後端開口３６ｂ（シート
モール３６の後端部と後フラットデッキ９の上面との間
に形成される隙間）に臨まされている。なお、６１は、
各タンク２０，２４の収容空間用の換気口であり、換気
用排気ダクト１９ｂと同様に、シートモール３６の後端
開口３６ｂに臨まされている。

【００２５】上記後フラットデッキ９の後位置には１個
の開口（ジェット推進機点検用開口）が形成されて、こ
の開口は、閉止時には後フラットデッキ８と面一となる
開閉自在なハッチ２６で閉じられている。なお、この開
口には嵌め込み可能なトレー２７が収納されている。こ
のハッチ２６に対しては、ハッチ２６が開いたままのと
きには、エンジン５が停止又は起動しないようにするた
めのエンジンストップスイッチが設けられている。

【００２６】一方、上記コックピット１０には、前後の
フラットデッキ８，９よりも低い位置に形成されたデッ
キ３０に設けられ、このコックピット１０のデッキ３０
の上には、前後２個づつ向かい合わせで、計５個の後向
きシート３１Ａ，３１Ｂと前向きシート３２Ａ，３２Ｂ
とセンターシート３２Ｃとが設けられている。

【００２７】上記デッキ３０の左右両側位置から上方に
突出された左シート台３０ａと右シート台３０ｂの上に
水平に跨るよう艇幅方向に延びるとともに後端部から上
方に立ち上がるシートベース３５が設けられ、このシー
トベース３５の左シート台３０ａと右シート台３０ｂに
対応した水平部分に、前向きシート３２Ａ，３２Ｂのク
ッション３２ａ，３２ｂがそれぞれ固定されると共に、
各前向きシート３２Ａ，３２Ｂの間にはセンターシート
３２Ｃのセンタークッション３２ｃが固定されている。

【００２８】上記シート台３０ａ，３０ｂの間のデッキ
３０には空間３０ｃが形成され、この空間３０ｃには後
述する電動式の船外機用バッテリー（不図示）が取付け
られている。

【００２９】上記左右のシート台３０ａ，３０ｂの上部
には収納用凹部３０ｄがそれぞれ形成され、この各収納
用凹部３０ｄの開口及び上記空間３０ｃは、上記シート
ベース３５でカバーされるようになる。

【００３０】上記シートベース３５の左シート台３０ａ
と右シート台３０ｂに対応した立ち上がり部分に、前向
きシート３２Ａ，３２Ｂとセンターシート３２Ｃの背も
たれ３２ｄ，３２ｅ，３２ｆがそれぞれ固定されてい
る。

【００３１】上記シートベース３５の立ち上がり部分の
上部には、平面視（図２参照）で略Ｗ字形状の中空シー
トモール３６が一体的に形成され、このシートモール３
６は、上記後フラットデッキ９にヒンジ３７（図５参
照）で連結されている。これにより、図５に二点鎖線で
示すようにセンターシート３２Ｃの下のシートベース３
５に取付けられたグリップ６２（図２参照）を握り、ヒ
ンジ３７によりシートモール３６とシートベース３５と
ともに各前向きシート３２Ａ，３２Ｂ及びセンターシー
ト３２Ｃを上方に跳ね上げて、上記左右のシート台３０
ａ，３０ｂの各収納用凹部３０ｄの開口及びデッキ３０
の空間３０ｃを開くことができる。

【００３２】上記右側の前向きシート３０Ｂはドライバ
ーシートであり、この前向きのドライバーシート３０Ｂ
の前方位置には、ステアリングハンドル４０やメーター
類が取付けられたステアリングボックス４１が配置さ
れ、このステアリングボックス４１の上部には透明フー
ド４２が取付けられている。また、このドライバーシー
ト３０Ｂの右側方位置のデッキ部材３には操作レバー類
４３が取付けられている。

【００３３】上記ステアリングボックス４１の左側方位
置には、上記デッキ３０から上方に突出されたシート台
３０ｅが設けられ、このシート台３０ｅの上に後向きシ
ート３１Ａ，３１Ｂのクッション３１ａ，３１ｂが横並
びでそれぞれ固定されて、この各後向きシート３１Ａ，
３１Ｂの背もたれは、前フラットデッキ８の後端部とデ
ッキ３０の前端部との間の立て壁部分３０ｆを利用して
いる。

【００３４】右側の後向きシート３１Ｂは、前向きシー
ト３２Ａ，３２Ｂの間のセンターシート３２Ｃの真向か
いに位置しており、したがって、右側の後向きシート３
１Ｂに着座した者は、後方を見ながら右側の前向きシー
ト３２Ｂに着座したドライバーと近い位置で向かい合う
ことができる。なお、ステアリングボックス４１の左側
面には、右側の後向きシート３１Ｂに着座した者が握れ
るグリップ５０ａが取付けられ、艇体４の左側方位置の
デッキ部材３にもグリップ５０ｂが取付けられている。

【００３５】上記コックピット１０のステアリングボッ
クス４１のほぼ真上位置には、コックピット１０を艇幅
方向に跨ぐ逆Ｕ字形状のフレーム型タワー４５が配置さ
れ、このタワー４５の両下端部は、デッキ部材３の両側
方位置に取付け金具４６で着脱可能に取付けられてい
る。このタワー４５には、ウェイクボードのロープをフ
ックするためのフック６０が最上部位置に設けられると
共に、ドライバーが後方を見るためのバックミラー４７
が設けられている。なお、タワー４５の右側部に、不使
用時にウェイクボードをセットするための金具５０（図
１参照）を取付けることができる。

【００３６】図６に示すように、上記前フラットデッキ
８の上部には、キャスティングシート４８のポール４８
ａが着脱可能に取付けられている。なお、後フラットデ
ッキ９の上部にもキャスティングシート４８のポール４
８ａを着脱可能に取付けることができる。また、上記前
フラットデッキ８の船首側の右側位置の取付け面８ｂに
は、電動式の船外機４９が置かれている。この電動式の
船外機４９は、バスフィッシング時に水中に下ろして、
キャスティングシート４８に着座した者が足で操作して
ジェットボート１を微妙にコントロールするためのもで
あり、上記シート台３０ａ，３０ｂの間の空間３０ｃの
バッテリーを動力源として静かに駆動する。

【００３７】上記ジェットボート１において、図１〜図
５に示したように、艇体４にタワー４５のみを取付けた
場合、艇体４の前後のフラットデッキ８，９の間に設け
られたコックピット１０に、前後向かい合わせのシート
３１Ａ，３１Ｂ，３２Ａ，３２Ｂ，３２Ｃがそれぞれ設
けられているから、タワー３５の最上部位置にロープを
フックしてウェイクボードを引っ張る場合、後向きのシ
ート３１Ａ，３１Ｂに乗員が座ることにより、ウェイク
ボードの状況が分かりやすくなって、ドライバーに対す
るジェットボート１の停止・旋回・加速等の指示が迅速
に行えるようになる。

【００３８】特に、ステアリングボックス４１の右側の
後向きシート３１Ｂに着座した者は、後方を見ながら右
側の前向きシート３２Ｂに着座したドライバーと近い位
置で向かい合うことができるから、後向きの乗員が前向
きのドライバーに対してアイコンタクトでウェイクボー
ドの状況をより迅速に指示できるようになる。

【００３９】また、タワー４５の最上部位置のフック６
０にロープをフックできるから、引き波を利用したハイ
ジャンプ等が思うように行えるようになる。

【００４０】なお、本実施形態では、単に艇体４の前後
にフラットデッキ８，９を設けただけのものではなく、
コックピット１０に前後向かい合わせに、計５席の後向
きシート３１Ａ，３１Ｂと前向きシート３２Ａ，３２Ｂ
とセンターシート３２Ｃとを設けたことにより、シート
数を確保しつつ、前後にフラットデッキ８，９を設ける
ことが可能になったものである。

【００４１】上記ジェットボート１において、図６に示
したように、前フラットデッキ８にキャスティングシー
ト４８のみを取付けた場合、ジェットボート１の前後に
フラットデッキ８，９が設けられているから、各フラッ
トデッキ８，９の上に立ったままで思いの方向にキャス
ティングをすることができると共に、特に後フラットデ
ッキ９でキャスティングする場合、ジェットボート１に
は、船体部材２の後下部のジェット推進機６のみで、航
走用の船外機が無いので、アンダーキャスティングも容
易に行えるようになる。なお、後フラットデッキ９にも
キャスティングシート４８を取付けることができる。

【００４２】このように、キャスティングシート４８と
タワー４５がそれぞれ艇体４に着脱自在であることか
ら、キャスティングシート４８のみを取付ければバスフ
ィッシングに最適なジェットボート１となり、タワー４
５のみを取付ければウェイクボードに最適なジェットボ
ート１となり、キャスティングシート４８とタワー４５
とを取外せば、通常のジェットボート１にもなるので、
様々なボートライフを最適状態で楽しむことができる。

【００４３】

【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は、ジェットボートの艇体の前後のフラットデッキの
間に設けられたコックピットに、前後向かい合わせにシ
ートが設けられているから、ジェットボートでウェイク
ボードをロープで引っ張る場合、後向きのシートに乗員
が座ることにより、ウェイクボードの状況が分かりやす
くなって、ドライバーに対するジェットボートの停止・
旋回・加速等の指示が迅速に行えるようになる。

【００４４】また、ジェットボートの前後にフラットデ
ッキが設けられているから、各フラットデッキの上に立
ったままで思いの方向にキャスティングをすることがで
きると共に、特に後フラットデッキでキャスティングす
る場合、ジェットボートには船外機が無いので、アンダ
ーキャスティングも容易に行えるようになる。

【００４５】このジェットボートによって、ウェイクボ
ードとバスフィッシングとの双方を最適状態で楽しむこ
とができる。

【００４６】また、請求項２のように、前向きのドライ
バーシートの前方位置にステアリングボックスを配置
し、このステアリングボックスの側方位置に後向きのシ
ートを設けると、前向きのドライバーと後向きの乗員と
の位置が近くなるから、後向きの乗員が前向きのドライ
バーに対してアイコンタクトでウェイクボードの状況を
より迅速に指示できるようになる。

【００４７】さらに、請求項３のように、コックピット
を艇幅方向に跨ぐタワーを艇体に着脱可能に取付ける
と、ジェットボートでウェイクボードをロープで引っ張
る場合、艇体の高い位置にロープをフックできるから、
引き波を利用したハイジャンプ等が思うように行えるよ
うになる。

【００４８】さらに、請求項４のように、フラットデッ
キにキャスティングシートを着脱可能に取付けると、キ
ャスティングシートに座ってバスフィッシングを行うこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のジェットボートのタワー取付け時の
斜視図である。

【図２】図１のジェットボートの平面図である。

【図３】図２の側面図である。

【図４】図３の背面図である。

【図５】図２の側面断面図である。

【図６】キャスティングシートを取付けたジェットボ
ートであり、（ａ）は要部平面図、（ｂ）は要部側面図
である。

【符号の説明】

１ジェットボート３デッキ部材４艇体６ジェット推進機８，９フラットデッキ１０コックピット３１Ａ，３１Ｂ後向きシート３２Ａ，３２Ｂ，３２Ｃ前向きシート４１ステアリングボックス４５タワー４８キャスティングシート

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】艇体の後下部にジェット推進機が搭載さ
れたジェットボートであって、上記艇体の前上部と後上部とにフラットデッキが設けら
れ、この前後のフラットデッキの間にコックピットが設
けられ、このコックピットには、前後向かい合わせにシ
ートが設けられていることを特徴とするジェットボー
ト。
【請求項２】上記前向きのドライバーシートの前方位
置にステアリングボックスが配置され、このステアリン
グボックスの側方位置に後向きのシートが設けられてい
る請求項１に記載のジェットボート。
【請求項３】上記コックピットを艇幅方向に跨ぐタワ
ーが艇体に着脱可能に取付けられる請求項１又は請求項
２に記載のジェットボート。
【請求項４】上記フラットデッキに、キャスティング
シートが着脱可能に取付けられる請求項１〜請求項３の
いずれかに記載のジェットボート。