JPH063760Y2 - 小型舟艇 - Google Patents
小型舟艇Info
- Publication number
- JPH063760Y2 JPH063760Y2 JP1985057240U JP5724085U JPH063760Y2 JP H063760 Y2 JPH063760 Y2 JP H063760Y2 JP 1985057240 U JP1985057240 U JP 1985057240U JP 5724085 U JP5724085 U JP 5724085U JP H063760 Y2 JPH063760 Y2 JP H063760Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- footrest
- hull
- deck
- boat
- slope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B27/00—Arrangement of ship-based loading or unloading equipment for cargo or passengers
- B63B27/14—Arrangement of ship-based loading or unloading equipment for cargo or passengers of ramps, gangways or outboard ladders ; Pilot lifts
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、船体を、下部のハルと上部のデッキとから
形成し、上記デッキの後部に左右一対の脚乗せ台の間に
おいて上方に突出するシートを凸形に形成してなる搭乗
部を有するとともに、デッキにおける上記搭乗部の前方
にステアリングハンドルを有する小型舟艇に関する。
形成し、上記デッキの後部に左右一対の脚乗せ台の間に
おいて上方に突出するシートを凸形に形成してなる搭乗
部を有するとともに、デッキにおける上記搭乗部の前方
にステアリングハンドルを有する小型舟艇に関する。
[従来の技術] たとえば、船体を、下部のハルと上部のデッキとから形
成し、上記デッキの後部に左右一対の脚乗せ台の間にお
いて上方に突出するシートを凸形に形成してなる搭乗部
を有するとともに、デッキにおける上記搭乗部の前方に
ステアリングハンドルを設けて、水上を滑走する小型舟
艇が知られている。このような小型舟艇は、そのレジャ
ー的ないしスポーツ的な性格から、搭乗者の体重移動に
よって船体バランス調整を行うとともに、ハンドル操作
をしながら操船するものである。
成し、上記デッキの後部に左右一対の脚乗せ台の間にお
いて上方に突出するシートを凸形に形成してなる搭乗部
を有するとともに、デッキにおける上記搭乗部の前方に
ステアリングハンドルを設けて、水上を滑走する小型舟
艇が知られている。このような小型舟艇は、そのレジャ
ー的ないしスポーツ的な性格から、搭乗者の体重移動に
よって船体バランス調整を行うとともに、ハンドル操作
をしながら操船するものである。
ところが、このような小型舟艇では、滑走中に舟艇を急
旋回させたりすることがあり、こうした時に搭乗者がバ
ランスを崩しやすく、そのため、搭乗者はその都度、水
中から舟艇に乗り込む必要がある。
旋回させたりすることがあり、こうした時に搭乗者がバ
ランスを崩しやすく、そのため、搭乗者はその都度、水
中から舟艇に乗り込む必要がある。
このような場合、搭乗者が舟艇へ乗り込み易くするため
に船体にはしごを設けることが知られている。
に船体にはしごを設けることが知られている。
たとえば、娯楽用ボート体に固定されている固定部と、
伸ばされた位置と引込められた位置との間で動けるよう
に固定部に可動的に取りつけられた可動部を有し、前記
各部は踏段を形成する少なくとも1つの横部材を含み、
可動部上の踏段は可動部がそれの伸ばされた位置にある
場合には、ボート体の下方の位置に動かされるようにな
っており、完全に伸ばされた場合には固定部上の踏段は
可動部上の踏段と協力してボート体の上部べりから水ま
での距離に及ぶようになっており、引込められた場合に
は水の外にあるようになっているボートはしごが知られ
ている(特開昭50−85092号公報参照)。
伸ばされた位置と引込められた位置との間で動けるよう
に固定部に可動的に取りつけられた可動部を有し、前記
各部は踏段を形成する少なくとも1つの横部材を含み、
可動部上の踏段は可動部がそれの伸ばされた位置にある
場合には、ボート体の下方の位置に動かされるようにな
っており、完全に伸ばされた場合には固定部上の踏段は
可動部上の踏段と協力してボート体の上部べりから水ま
での距離に及ぶようになっており、引込められた場合に
は水の外にあるようになっているボートはしごが知られ
ている(特開昭50−85092号公報参照)。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記ボートはしごの構成を、上記公知の
小型舟艇に適用しても、つぎの不都合が生じる。
小型舟艇に適用しても、つぎの不都合が生じる。
すなわち、はしごを船体側部、特に、船尾側側部に収納
可能に設けると、搭乗者が自由に移動できる搭乗部のス
ペースが縮小されるので、搭乗者の移動範囲が制限さ
れ、搭乗者は必要な船体バランス調整のための体重移動
を行うことが困難となる。
可能に設けると、搭乗者が自由に移動できる搭乗部のス
ペースが縮小されるので、搭乗者の移動範囲が制限さ
れ、搭乗者は必要な船体バランス調整のための体重移動
を行うことが困難となる。
また、はしごは伸展方向が水面に対し鉛直となるので、
水中の搭乗者がこのはしごに足を掛けて舟艇に乗り込む
場合は、はしごは搭乗者の荷重により上記はしごの基端
部を支点として、その取付部前方に向かって円周方向へ
押し動かされるので、搭乗者の乗り込み姿勢は、はしご
に掛けた足を前方に押し動かされて上体が沈み込むよう
な不安定な形となって、舟艇に乗り込むことが困難とな
る。
水中の搭乗者がこのはしごに足を掛けて舟艇に乗り込む
場合は、はしごは搭乗者の荷重により上記はしごの基端
部を支点として、その取付部前方に向かって円周方向へ
押し動かされるので、搭乗者の乗り込み姿勢は、はしご
に掛けた足を前方に押し動かされて上体が沈み込むよう
な不安定な形となって、舟艇に乗り込むことが困難とな
る。
この考案は、上記課題に鑑みてなされたもので、搭乗者
が舟艇上で体重移動を容易にできて軽快な滑走が楽し
め、かつ、水中から乗り込みやすい小型舟艇を提供する
ことを目的とする。
が舟艇上で体重移動を容易にできて軽快な滑走が楽し
め、かつ、水中から乗り込みやすい小型舟艇を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、この考案は、搭乗部に設けら
れる左右一対の脚乗せ台の後方に、この面に対して所定
角度下方へ傾斜させた乗込用スロープを一体に形成し、
この各乗込用スロープの左右側縁部に設けたガイド枠に
より案内されるフートレストを、操作部に接続される操
作ケーブルで上記スロープ面に沿って進退自在に支持し
て、これを上記ハルよりも斜め下方に突出させるととも
に、上記ガイド枠内に収納可能としたことを特徴とす
る。
れる左右一対の脚乗せ台の後方に、この面に対して所定
角度下方へ傾斜させた乗込用スロープを一体に形成し、
この各乗込用スロープの左右側縁部に設けたガイド枠に
より案内されるフートレストを、操作部に接続される操
作ケーブルで上記スロープ面に沿って進退自在に支持し
て、これを上記ハルよりも斜め下方に突出させるととも
に、上記ガイド枠内に収納可能としたことを特徴とす
る。
[作用] 上記構成により、この考案では、搭乗部スペースが縮小
されないので、搭乗者は脚乗せ台を自由に移動して体重
移動による船体バランス調整をとることができる。ま
た、水中の搭乗者がこのフートレストに足を掛けて舟艇
に乗り込む場合、フートレストは、搭乗者の荷重の作用
により上記フートレストの基端部を支点として船首側に
向かって円周方向へ押し動かされるので、このフートレ
ストが水面に対しほぼ鉛直方向に設定されるようにな
り、搭乗者の乗り込み姿勢は安定して、舟艇に乗り込み
易くなる。
されないので、搭乗者は脚乗せ台を自由に移動して体重
移動による船体バランス調整をとることができる。ま
た、水中の搭乗者がこのフートレストに足を掛けて舟艇
に乗り込む場合、フートレストは、搭乗者の荷重の作用
により上記フートレストの基端部を支点として船首側に
向かって円周方向へ押し動かされるので、このフートレ
ストが水面に対しほぼ鉛直方向に設定されるようにな
り、搭乗者の乗り込み姿勢は安定して、舟艇に乗り込み
易くなる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明す
る。
る。
第1図において、1は、船体で、ともに合成樹脂、たと
えばFRPからなる下部のハル2と上部のデッキ3とを
外周のフランジ4を介して上下に接合して形成されてい
る。
えばFRPからなる下部のハル2と上部のデッキ3とを
外周のフランジ4を介して上下に接合して形成されてい
る。
上記デッキ3は、船首から船尾にまでおよぶもので、そ
の後部には、搭乗部5が設けられる一方、搭乗部5の前
方には、バー状のステアリングハンドル6が設けられて
おり、さらに、前方には、エンジン(図示省略)を上方
から覆うエンジンフード7が開閉自在に設けられてい
る。
の後部には、搭乗部5が設けられる一方、搭乗部5の前
方には、バー状のステアリングハンドル6が設けられて
おり、さらに、前方には、エンジン(図示省略)を上方
から覆うエンジンフード7が開閉自在に設けられてい
る。
上記デッキ3の搭乗部5は、第2図に示すように、左右
一対の脚乗せ台8,8と両脚乗せ台8,8間において上
方に突出するシート9とによって凸形に形成されてい
る。
一対の脚乗せ台8,8と両脚乗せ台8,8間において上
方に突出するシート9とによって凸形に形成されてい
る。
また、上記デッキ3の船尾側後方には、第3図に示すよ
うに、デッキ面に対して所定角度下方へ傾斜した乗込用
スロープ10が、第2図に示すように、各脚乗せ台8,
8の後方に位置するように一体に形成されている。
うに、デッキ面に対して所定角度下方へ傾斜した乗込用
スロープ10が、第2図に示すように、各脚乗せ台8,
8の後方に位置するように一体に形成されている。
さらに、上記デッキ3における両脚乗せ台8,8上に
は、スポンジからなるクッションフロア11が接着され
ている。
は、スポンジからなるクッションフロア11が接着され
ている。
こうした小型舟艇において、この考案が特徴とするとこ
ろは、船体1の船尾に上記ハル2よりも斜め下方へ突出
する、たとえばゴム製のフートレスト12を設けた点に
ある。
ろは、船体1の船尾に上記ハル2よりも斜め下方へ突出
する、たとえばゴム製のフートレスト12を設けた点に
ある。
ここにおいて、図示した実施例においては、フートレス
ト12を矩形枠として形成し、その下枠部を脚掛け部1
2Aとし、これらフートレスト12の1対を左右の乗込
用スロープ10,10に収納自在に設けてある。
ト12を矩形枠として形成し、その下枠部を脚掛け部1
2Aとし、これらフートレスト12の1対を左右の乗込
用スロープ10,10に収納自在に設けてある。
その収納のための構造は、上記乗込用スロープ10,1
0の左右側縁部に、それぞれL字形のガイド枠13,1
3を左右対向状に突出させ、これらガイド枠13,13
による案内により、乗込用スロープ10に沿ってフート
レスト12が引き上げられることにより、2点鎖線で示
すように、フートレスト12が収納状態とされ、また一
方、フートレスト12が押し下げられることにより、実
線で示すように、フートレスト12がハル2より下方へ
突出する使用状態となる。
0の左右側縁部に、それぞれL字形のガイド枠13,1
3を左右対向状に突出させ、これらガイド枠13,13
による案内により、乗込用スロープ10に沿ってフート
レスト12が引き上げられることにより、2点鎖線で示
すように、フートレスト12が収納状態とされ、また一
方、フートレスト12が押し下げられることにより、実
線で示すように、フートレスト12がハル2より下方へ
突出する使用状態となる。
ここで、上記使用状態では、フートレスト12の上枠部
12Bが乗込用スロープ10と両ガイド枠13,13に
よって乗込用スロープ10と平行な傾斜姿勢として安定
した状態となる。
12Bが乗込用スロープ10と両ガイド枠13,13に
よって乗込用スロープ10と平行な傾斜姿勢として安定
した状態となる。
一方、上記フートレスト12を引き上げ、さらに押し下
げる構造は、つぎのように構成されている。
げる構造は、つぎのように構成されている。
つまり、デッキ3における搭乗部5の前方左舷側に相当
する内部には、ドライブリール16が回転自在に支持さ
れ、このドライブリール16には、デッキ3の外部から
ドライブリール16を回転操作するための操作ハンドル
17を備えてある。
する内部には、ドライブリール16が回転自在に支持さ
れ、このドライブリール16には、デッキ3の外部から
ドライブリール16を回転操作するための操作ハンドル
17を備えてある。
また、各クッションフロア11における底面部の幅方向
中央には、舟艇の前後方向に向けてアウタ挿通溝11A
が形成され、これら各アウタ挿通溝11Aを通して操作
ケーブル18のアウタチューブ18Aを固定し、各アウ
タチューブ18A内に挿通されたインナワイヤ18Bの
各前端部を、ドライブリール16に取り付ける一方、各
インナワイヤ18Bの後端部を、取付具19によってフ
ートレスト12の上枠部12Bに取り付けてある。
中央には、舟艇の前後方向に向けてアウタ挿通溝11A
が形成され、これら各アウタ挿通溝11Aを通して操作
ケーブル18のアウタチューブ18Aを固定し、各アウ
タチューブ18A内に挿通されたインナワイヤ18Bの
各前端部を、ドライブリール16に取り付ける一方、各
インナワイヤ18Bの後端部を、取付具19によってフ
ートレスト12の上枠部12Bに取り付けてある。
こうして、操作ハンドル17を一方(図面では時計回り
の方向)に回動させれば、インナワイヤ18Bの各前端
部がドライブリール16に巻きつけられるとともに、イ
ンナワイヤ18Bの後端部が引き上げられて、2点鎖線
で示すように、フートレスト12が引き上げられること
により、上記収納状態となる一方、操作ハンドル17を
上記とは逆方向(図面では反時計回りの方向)へ回動さ
せれば、ドライブリール16に巻きつけられたインナワ
イヤ18Bの前端部が弛められて、フートレスト12が
押し下げられることにより、実線で示す状態となる。
の方向)に回動させれば、インナワイヤ18Bの各前端
部がドライブリール16に巻きつけられるとともに、イ
ンナワイヤ18Bの後端部が引き上げられて、2点鎖線
で示すように、フートレスト12が引き上げられること
により、上記収納状態となる一方、操作ハンドル17を
上記とは逆方向(図面では反時計回りの方向)へ回動さ
せれば、ドライブリール16に巻きつけられたインナワ
イヤ18Bの前端部が弛められて、フートレスト12が
押し下げられることにより、実線で示す状態となる。
上記構成においては、デッキ後部の搭乗部5に設けた左
右一対の脚乗せ台8,8の後方に、この脚乗せ台8,8
の面に対して所定角度下方へ傾斜した乗込用スロープ1
0を設け、ここにフートレスト12を収納可能としたの
で、搭乗者が移動できるスペースが確保され、搭乗者は
脚乗せ台を自由に移動して体重移動による船体バランス
調整をとることができる。また、スロープ10に沿って
ハル2よりも斜め下方に突出するフートレスト12を設
けたので、水中の搭乗者がこのフートレスト12に足を
掛けて舟艇に乗り込む場合、フートレスト12は、搭乗
者の荷重の作用により上記フートレスト12の基端部を
支点として船首側に向かって円周方向へ押し動かされる
ので、このフートレスト12が水面に対しほぼ鉛直方向
に設定されるようになり、搭乗者の乗り込み姿勢は安定
して、舟艇に乗り込み易くなる。とくに、搭乗者が2人
でそのうちの1人がすでに乗り込んでおり、そのあとか
ら残る1人が乗り込もうとする場合には、舟艇の重心が
高くなって不安定な状態となることが多いが、こうした
不安定な状態にあっても、安定に乗り込めるフートレス
ト12を利用することにより、舟艇がバランスを崩すこ
となく乗り込むことができる。
右一対の脚乗せ台8,8の後方に、この脚乗せ台8,8
の面に対して所定角度下方へ傾斜した乗込用スロープ1
0を設け、ここにフートレスト12を収納可能としたの
で、搭乗者が移動できるスペースが確保され、搭乗者は
脚乗せ台を自由に移動して体重移動による船体バランス
調整をとることができる。また、スロープ10に沿って
ハル2よりも斜め下方に突出するフートレスト12を設
けたので、水中の搭乗者がこのフートレスト12に足を
掛けて舟艇に乗り込む場合、フートレスト12は、搭乗
者の荷重の作用により上記フートレスト12の基端部を
支点として船首側に向かって円周方向へ押し動かされる
ので、このフートレスト12が水面に対しほぼ鉛直方向
に設定されるようになり、搭乗者の乗り込み姿勢は安定
して、舟艇に乗り込み易くなる。とくに、搭乗者が2人
でそのうちの1人がすでに乗り込んでおり、そのあとか
ら残る1人が乗り込もうとする場合には、舟艇の重心が
高くなって不安定な状態となることが多いが、こうした
不安定な状態にあっても、安定に乗り込めるフートレス
ト12を利用することにより、舟艇がバランスを崩すこ
となく乗り込むことができる。
一方、上記実施例のように、フートレスト12を収納自
在としているので、舟艇は抵抗なく滑走することができ
る。
在としているので、舟艇は抵抗なく滑走することができ
る。
また、フートレスト12を、乗込用スロープ10とガイ
ド枠13,13とによって掛止して使用状態となるよう
にしているので、フートレスト12の安定化だけでな
く、フートレスト使用時に、脚のすねが船体1の角ばっ
た個所に当たるのを防止することができる。
ド枠13,13とによって掛止して使用状態となるよう
にしているので、フートレスト12の安定化だけでな
く、フートレスト使用時に、脚のすねが船体1の角ばっ
た個所に当たるのを防止することができる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、舟艇には搭乗
者が移動できる脚乗せ台スペースが確保され、搭乗者は
船体バランス調整のために搭乗部を自由に移動して体重
移動ができるので、軽快な滑走が楽しめる。また、水中
の搭乗者がフートレストに足を掛けて舟艇に乗り込む場
合、搭乗者の乗り込み姿勢が安定するので、舟艇に乗り
込み易くなる。
者が移動できる脚乗せ台スペースが確保され、搭乗者は
船体バランス調整のために搭乗部を自由に移動して体重
移動ができるので、軽快な滑走が楽しめる。また、水中
の搭乗者がフートレストに足を掛けて舟艇に乗り込む場
合、搭乗者の乗り込み姿勢が安定するので、舟艇に乗り
込み易くなる。
第1図はこの考案の一実施例を示す小型舟艇の左側面
図、第2図はその背面からみた斜視図、第3図は第1図
A部の拡大図である。 1…船体、2…ハル、3…デッキ、5…搭乗部、6…ス
テアリングハンドル、12…フートレスト、
図、第2図はその背面からみた斜視図、第3図は第1図
A部の拡大図である。 1…船体、2…ハル、3…デッキ、5…搭乗部、6…ス
テアリングハンドル、12…フートレスト、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 井上 正幸 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)考案者 藤本 義夫 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (56)参考文献 特開 昭50−85092(JP,A) 実公 昭60−4879(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】船体を、下部のハルと上部のデッキとから
形成し、上記デッキの後部に左右一対の脚乗せ台の間に
おいて上方に突出するシートを凸形に形成してなる搭乗
部を有するとともに、デッキにおける上記搭乗部の前方
に、ステアリングハンドルを有する小型舟艇において、
上記各脚乗せ台の後方にこの面に対して所定角度下方へ
傾斜する乗込用スロープを一体に形成し、このスロープ
の左右両縁部に設けたガイド枠により案内されるフート
レストを、操作ハンドルに接続する操作ケーブルで上記
スロープ面に沿って進退自在に支持して、上記フートレ
ストを上記ハルよりも斜め下方に突出させるとともに、
上記ガイド枠内に収納させる構成としたことを特徴とす
る小型舟艇。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985057240U JPH063760Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 小型舟艇 |
US06/852,136 US4738642A (en) | 1985-04-17 | 1986-04-15 | Slidable mounting board for small water craft |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985057240U JPH063760Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 小型舟艇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61172889U JPS61172889U (ja) | 1986-10-27 |
JPH063760Y2 true JPH063760Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=13050008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985057240U Expired - Lifetime JPH063760Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 小型舟艇 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4738642A (ja) |
JP (1) | JPH063760Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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IT201700105321A1 (it) | 2017-09-20 | 2019-03-20 | Ferretti Spa | Imbarcazione con plancetta di poppa traslante e portante gradini scorrevoli su gradini fissi della poppa |
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1986
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61172889U (ja) | 1986-10-27 |
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