JP3959603B2 - スタッカバンドラ - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置から搬送された折丁を集積し、結束するスタッカバンドラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、印刷装置から排出された折丁を集積し結束する装置として、スタッカバンドラが用いられている。図5に示すように、このスタッカバンドラ61は、上流から下流に沿って配設されるベルトコンベア(搬送装置)63、プレスローラ65、瀬切り装置67、小束集積装置69および大束作製装置71により構成され、次のように折丁Sを処理している。
【0003】
まず、印刷装置(図示省略)から排出された折丁Sは、同図中X方向へベルトコンベア63によりずれ重なった状態で連続的に搬送され、プレスローラ65を通過することにより折り目を整えられた後、瀬切り装置67まで搬送される。瀬切り装置67は、上下方向に揺動自在に支持されたローラ73を備えており、このローラ73で折丁Sの流れを一時的にせき止め、折丁Sの流れに隙間を形成している。こうして、折丁Sは瀬切り装置67から断続的に下流側へ排出され、ニップローラ75から排出された後、小束集積装置69の仮受け板77に集積される。
【0004】
そして、折丁Sが所定部数集積されて小束が形成されると、折丁Sの流れの隙間において仮受け板77が仮受け位置から退出し、小束が仮受け板77からその下方に配設されているエレベータ79に移し替えられる。この小束は、エレベータ79により小束集積装置69の下方へと下降した後、プッシャー81により水平方向に押し出され、ターンテーブル83に移送される。続いて、ターンテーブル83上で、必要に応じて折丁Sの折り目が交互になるように半回転された後、大束作製装置71へ送られ、所定数の小束が積み重ねられ大束となったところで結束される。
【0005】
ところで、上記折丁Sには、新聞への折り込みチラシや重ね合わせて冊子にするもの等種々のものがあり、折丁Sをスタッカバンドラにより大束にするまでの過程で、図6に示すように、折丁Sにおける折り目と直交する端部(以下、「側縁部S1」という)、及び折り目と反対側の端部(以下、「小口部S2」という)を切り落として折丁の寸法を整える場合がある。このように折丁Sの両側縁部S1及び小口部S2を切り落とすため、従来は図7に示す装置が用いられていた。
【0006】
図7に示すように、印刷装置から排出された折丁Sは、一方の側縁部S1を先頭にして搬送され、切断装置85を通過して小口部S2を切断された後、方向変換装置87により直角に移動方向を変換される。そして、折り目を先頭にした状態で切断装置89を通過し、両側縁部S1を切断される。こうして、両側縁部S1及び小口部S2を切断された折丁Sは、上記したスタッカバンドラ61に搬送され集積、結束される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成では、印刷装置からスタッカバンドラ61の間に切断装置85、89が2基も配置されているため、非常に大きい設置スペースが必要となり、設備コストが高くなるという問題がある。また、上記のように両側縁部S1及び小口部S2は、折丁Sの搬送方向に沿って切断されるため、両側縁部S1の切断と小口部S2の切断とでは、搬送方向に対する折丁Sの向きが90度異なる。そのため、上記2基の切断装置85,89の間で必ず折丁Sの向きを変えるための方向変換装置87が必要となり、設置スペースがさらに大きくなるという問題がある。
【0008】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであって、設置スペースを大きくすることなく、折丁の小口部及び側縁部を切断することができるスタッカバンドラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、水平方向にずれ重なった状態で折り目を先頭にして折丁を搬送する搬送装置と、該搬送装置上を搬送される折丁の流れを一時的にせき止めて折丁の流れに隙間を作る瀬切り装置と、該瀬切り装置から排出された折丁を受け入れて所定部数に集積し下方へ搬送する小束集積装置と、該小束集積装置に集積された折丁の小束を搬出して集積する大束作製装置とを備えたスタッカバンドラにおいて、前記瀬切り装置より上流側に配設され、折丁における折り目と直交する少なくとも一方の側縁部を切断する第1の切断装置と、前記小束集積装置において集積された折丁の、折り目とは反対側の端部を切断する第2の切断装置とを備えたことを特徴とするスタッカバンドラを提供する。
【0010】
前記第1の切断装置は、折丁の搬送経路の少なくとも一方の側部に配設され折丁の前記側縁部を切断する第1のカッタ装置を備えており、前記第2の切断装置は、前記小束集積装置により下方へ搬送された折丁の水平方向上流側に配設され折丁の前記端部を切断する第2のカッタ装置を備えているものとすることができる。
【0011】
前記第1のカッタ装置は、折丁の搬送方向に回転自在に支持され側面が互いに向かい合って配置された円板状の第1カッタ及び第2カッタを備えており、該第1カッタ及び第2カッタは、折丁の前記側縁部の切断位置で互いに接触しており、前記第1カッタが前記第2カッタの回転軸から上流側にずれた位置に配置されているものとすることができる。
【0012】
前記スタッカバンドラは、折丁が前記第2のカッタ装置に近接された後、該第2のカッタ装置により前記端部を切断されるように、前記小束集積装置において下方へ搬送された折丁を、前記第2のカッタ装置に対して水平方向に相対的に近接離間させる水平移動機構と、前記第2のカッタ装置を上下方向に往復動させる駆動手段とをさらに備えたものとすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るスタッカバンドラの一実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態に係るスタッカバンドラは、折丁の両側縁部を切断する第1切断装置、折丁の小口部を切断する第2切断装置、及び小束集積装置において小束を水平方向に往復動させる水平移動機構を備えており、その他の構成は従来と同様であるので、以下においては、同一又は同種の部分には同一符号を付して説明を省略することがある。図1は本発明の一実施形態を示すスタッカバンドラの側面図、図2は第1切断装置の側面図、図3は図2のA−A線断線図、図4は第2切断装置の側面図である。
【0014】
図1に示すように、本実施形態に係るスタッカバンドラ1は、瀬切り装置67の上流側に第1切断装置3、小束集積装置69の下方上流側に第2切断装置5を備えている。まず、第1切断装置3について説明する。
【0015】
図2に示すように、第1切断装置3は、同図のX方向に搬送される折丁Sを上下方向から押圧する第1及び第2押圧部9,11と、折丁Sの側縁部S1を切断する円板状のメインカッタ(第2カッタ)13及びサブカッタ(第1カッタ)37と、切断された折丁Sの切り屑Wを吸引する吸引ダクト15とを備えており、これらは折丁Sの搬送経路の両側にそれぞれ配設されている。なお、上記メインカッタ13及びサブカッタ37が、本発明の第1のカッタ装置を構成している。
【0016】
第1押圧部9は、搬送される折丁Sの上面側に配設され、リンク体17に支持されて折丁Sを上方から押圧する8個の押圧ローラ19、駆動ローラ21、及び2個の従動ローラ23を備えており、これらローラが略三角形状に配置されベルト25が巻回されている。リンク体17は、屈曲部が揺動自在に支持されたL字形の第1リンク17aを備えており、この第1リンク17aの両端部それぞれにL字形の第2リンク17b、さらに各第2リンク17bの両端部それぞれにL字形の第3リンク17cが揺動自在に取り付けられている。各第3リンク17cの両端部には上記した押圧ローラ19が回転自在に取り付けられている。このリンク体17により、搬送される折丁Sを柔軟に押圧することができる。なお、リンク体17の構成は上記のものに限定されず、さらに多数のリンクを用いて構成することもできる。
【0017】
第2押圧部11は、搬送される折丁Sの下面側に配設され、折丁Sを下方から押圧する8個の押圧ローラ27、駆動ローラ29、従動ローラ31、及びこれらローラに巻回されるベルト33を備えている。折丁Sを押圧する手段は、上記第1及び第2押圧部9,11のようにリンクを利用したものに限定されず、例えば折丁Sを上下から挟む一対の或いは複数組の挟持体を設け、挟持体の少なくとも一方をバネ或いは空気圧等で挟持方向に加圧するようにすることもできる。
【0018】
図3に示すように、メインカッタ13は、第1押圧部9の外側に、折丁Sの搬送方向に対して回転自在に支持されており、モータ35によって折丁Sの搬送速度より高い速度で図2中の矢印の方向に回転駆動される。図2の拡大図に示すように、メインカッタ13の刃面は、丸鋸刃状に形成されている。
【0019】
図2及び図3に示すように、サブカッタ37は、メインカッタ13の下端部でその内側面に接触し、メインカッタ13の回転軸よりやや上流側に配置されている。また、サブカッタ37は、折丁Sの下面と当接した状態で、モータ39により折丁Sの搬送速度とほぼ同じ速度で図2中の矢印の方向に回転駆動される。サブカッタ37におけるメインカッタ13と接触する円板周縁部37aは鋭利に形成されており、この円板周縁部37aとメインカッタ13の刃面とで折丁Sの両側縁部S1を切断するようになっている。
【0020】
次に、第2切断装置5について説明する。図4に示すように、第2切断装置5は、小束集積装置69のエレベータ79の水平方向上流側に設けられている。このエレベータ79は、小束が載置されエアシリンダ79aにより上下方向に昇降する昇降板79bと、エアシリンダ79aを支持する支持板79cとを備えている。支持板79cの下面には円筒カム38を備えたカム機構40(水平移動機構)が設けられており、円筒カム38がモータ42により回転駆動することで昇降板79b及び支持板79cが一体となって水平方向に移動する。この構成により、仮受け板77(図1)からエレベータ79に移し替えられた折丁Sは、昇降板79bとともに下降した後、第2切断装置5に対して近接されるようになっている。
【0021】
第2切断装置5は、垂直方向に延びる基板41及び添え板43と、これらの間で駆動手段(図示省略)により上下方向に往復動され上端にカッタ(第2のカッタ装置)45が取り付けられたスライド板47と、小束を上方から押圧する押圧板49とを備えている。基板47にはプッシャー81との干渉を避けるため通過口51が形成されている。この通過口51の下縁部51aはスライド板47から遠ざかるにしたがって下方に傾斜するように形成されており、傾斜の下方には切断された切り屑Wを回収する切り屑回収装置53が設けられている。この切り屑回収装置53は、通過口51の下縁部51aに沿って延びる樋部55と、この樋部55の長手方向に沿ってその内壁面に摺動する掃出板57とを備えている。
【0022】
押圧板49は、カッタ45と対向する通過口51の上方において、図示を省略するエアシリンダにより上下方向に移動自在に支持されており、基板41に近接した折丁Sの小束を上方から押圧するようになっている。押圧板49の下面においてカッタ45と対向する部分には樹脂やゴム等の刃受け部材59が取り付けられている。
【0023】
次に、上記のように構成されたスタッカバンドラの動作について説明する。図1に示すように、印刷装置から排出された折丁Sは、折り目を先頭にした状態でプレスローラ65を経て第1切断装置3に搬送される。このとき、図2に示すように、折丁Sは第1及び第2押圧部9,11により押圧されながら、メインカッタ13及びサブカッタ37によりその両側縁部S1が切断される。切断された両側縁部S1の切り屑はメインカッタ13の下流に配置された吸引ダクト15に吸引される。
【0024】
第1切断装置3により側縁部S1が切断された折丁Sは、瀬切り装置67を通過した後、小束集積装置69において集積される。小束に集積された折丁Sは、仮受け板77からエレベータ79に移し替えられた後、下降し、これに続いてエレベータ79とともに上流側、つまり第2切断装置5側へ水平移動される。図4に示すように、折丁Sは、その小口部S2がカッタ45の歯面から所定の長さLだけ上流側へ突出した位置に配置され、これに続いて押圧板49が下降し小束の上面を押圧する。この状態で、カッタ45が上方へ移動して折丁Sの小口部S2を長さLだけ切断する。切断された小口部S2の切り屑Wは、切り屑回収装置53の樋部55に落下した後、掃出板57が樋部55に沿って摺動することにより、樋部55の一端部へと掃き出される。
【0025】
小口部S2が切断された折丁Sの小束は、プッシャー81によりターンテーブル83(図1)側へ押し出され、その後、大束作製装置71に搬送されて所定の束ずつ結束される。
【0026】
以上のように、本実施形態に係るスタッカバンドラ1によれば、折丁Sの両側縁部S1及び小口部S2を切断する第1及び第2切断装置3,5が内蔵されているため、折丁Sの集積及び結束という本来の作業に加え、折丁Sの両側縁部S1及び小口部S2の切断を同時に行うことが可能となる。そのため、以下のような優れた効果を奏することができる。
【0027】
すなわち、従来例のようにスタッカバンドラの外部に設けていた専用の切断装置が不要となるため、工場等における設置スペースを小さくすることができ、その結果、設備コストを低減することができる。また、第1及び第2切断装置により、折丁Sの両側縁部S1及び小口部S2は、搬送方向に沿って向きを変更することなく切断されるため、従来例のように方向変換を行う装置が不要となり、設置スペースを更に小さくすることができる。これに起因して、折丁Sの処理経路が短くなるため、作業時間の短縮化も可能となる。
【0028】
また、第1切断装置3においては、メインカッタ13及びサブカッタ37の2枚のカッタで折丁Sを切断しているため、折丁Sの側縁部S1を確実に切断することができる。サブカッタ37は、上記のようにメインカッタ13の回転軸から上流側にずれた位置に配設されているが、これにより側縁部S1を切断された折丁Sがサブカッタ37に巻き込まれるのを防止できるという効果がある。
【0029】
上記実施形態では、各カッタ13,37,45の位置を固定しているが、折丁Sの寸法を変更できるように、その位置を調整可能にすることもできる。例えば、第1切断装置3のメインカッタ13及びサブカッタ37を、折丁Sの搬送方向に直交する方向に移動できるようにして両側縁部S1の切断幅を調整するようにしてもよく、またエレベータ79の水平移動距離を調節することで、小口部S2の切断幅を調整することもできる。
【0030】
また、必要に応じていずれか一方の切断装置3,5のみを作動させることにより、両側縁部S1のみ或いは小口部S2のみの切断が可能となり、種々の要求に応じた折丁を作成することができる。なお、折丁の寸法を調整する必要がないときは、両方の切断装置を停止させることで対応することができる。さらに、第1切断装置3においては、一方の側のカッタのみを作動させたり、或いは一方の側のみにカッタを設けて、折丁Sの一側縁部S1のみを切断することもできる。
【0031】
上記実施形態では、第1切断装置3において円板状のカッタ13,37を回転駆動させることにより、折丁Sの側縁部S1を切断しているが、カッタの形態はこれに限定されるものではなく、種々の形態のものを適用することができる。
【0032】
また、上記実施形態の水平移動機構40はエレベータ79を水平方向に移動させて第2切断装置5のカッタ45に近接させているが、カッタ45がエレベータ79側に近接するように構成してもよい。また、水平移動機構は、上記のようなカム機構以外に、例えばエアシリンダ、サーボモータ等で構成することもできる。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係るスタッカバンドラによれば、折丁における折り目と直交する両側縁部及び折り目と反対側の端部(小口部)を切断する第1及び第2の切断装置が内蔵されているため、折丁の集積及び結束という本来の作業に加え、折丁の両側縁部及び小口部の切断を同時に行うことが可能となる。そのため、従来例のようにスタッカバンドラの外部に設けていた専用の切断装置が不要となるため、工場等における設置スペースを小さくすることができ、その結果、設備コストを低減することができる。また、第1及び第2の切断装置により、折丁の両側縁部及び小口部は、搬送方向に沿って向きを変更することなく切断されるため、従来例のように方向変換を行う装置が不要となり、設置スペースを更に小さくすることができる。これに起因して、折丁の処理経路が短くなるため、作業時間の短縮化を図ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスタッカバンドラの一実施形態を示す側面図である。
【図2】図1のスタッカバンドラおける第1切断装置を示す側面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図1のスタッカバンドラにおける第2切断装置を示す側面図である。
【図5】従来のスタッカバンドラの概略構成を示す側面図である。
【図6】折丁を示す斜視図である。
【図7】従来の折丁の両側縁部及び小口部を切断するための装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 スタッカバンドラ
3 第1切断装置
5 第2切断装置
13 メインカッタ(第2カッタ)
37 サブカッタ(第1カッタ)
40 カム機構(水平移動機構)
45 カッタ(第2のカッタ装置)
S 折丁
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置から搬送された折丁を集積し、結束するスタッカバンドラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、印刷装置から排出された折丁を集積し結束する装置として、スタッカバンドラが用いられている。図5に示すように、このスタッカバンドラ61は、上流から下流に沿って配設されるベルトコンベア(搬送装置)63、プレスローラ65、瀬切り装置67、小束集積装置69および大束作製装置71により構成され、次のように折丁Sを処理している。
【0003】
まず、印刷装置(図示省略)から排出された折丁Sは、同図中X方向へベルトコンベア63によりずれ重なった状態で連続的に搬送され、プレスローラ65を通過することにより折り目を整えられた後、瀬切り装置67まで搬送される。瀬切り装置67は、上下方向に揺動自在に支持されたローラ73を備えており、このローラ73で折丁Sの流れを一時的にせき止め、折丁Sの流れに隙間を形成している。こうして、折丁Sは瀬切り装置67から断続的に下流側へ排出され、ニップローラ75から排出された後、小束集積装置69の仮受け板77に集積される。
【0004】
そして、折丁Sが所定部数集積されて小束が形成されると、折丁Sの流れの隙間において仮受け板77が仮受け位置から退出し、小束が仮受け板77からその下方に配設されているエレベータ79に移し替えられる。この小束は、エレベータ79により小束集積装置69の下方へと下降した後、プッシャー81により水平方向に押し出され、ターンテーブル83に移送される。続いて、ターンテーブル83上で、必要に応じて折丁Sの折り目が交互になるように半回転された後、大束作製装置71へ送られ、所定数の小束が積み重ねられ大束となったところで結束される。
【0005】
ところで、上記折丁Sには、新聞への折り込みチラシや重ね合わせて冊子にするもの等種々のものがあり、折丁Sをスタッカバンドラにより大束にするまでの過程で、図6に示すように、折丁Sにおける折り目と直交する端部(以下、「側縁部S1」という)、及び折り目と反対側の端部(以下、「小口部S2」という)を切り落として折丁の寸法を整える場合がある。このように折丁Sの両側縁部S1及び小口部S2を切り落とすため、従来は図7に示す装置が用いられていた。
【0006】
図7に示すように、印刷装置から排出された折丁Sは、一方の側縁部S1を先頭にして搬送され、切断装置85を通過して小口部S2を切断された後、方向変換装置87により直角に移動方向を変換される。そして、折り目を先頭にした状態で切断装置89を通過し、両側縁部S1を切断される。こうして、両側縁部S1及び小口部S2を切断された折丁Sは、上記したスタッカバンドラ61に搬送され集積、結束される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成では、印刷装置からスタッカバンドラ61の間に切断装置85、89が2基も配置されているため、非常に大きい設置スペースが必要となり、設備コストが高くなるという問題がある。また、上記のように両側縁部S1及び小口部S2は、折丁Sの搬送方向に沿って切断されるため、両側縁部S1の切断と小口部S2の切断とでは、搬送方向に対する折丁Sの向きが90度異なる。そのため、上記2基の切断装置85,89の間で必ず折丁Sの向きを変えるための方向変換装置87が必要となり、設置スペースがさらに大きくなるという問題がある。
【0008】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであって、設置スペースを大きくすることなく、折丁の小口部及び側縁部を切断することができるスタッカバンドラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、水平方向にずれ重なった状態で折り目を先頭にして折丁を搬送する搬送装置と、該搬送装置上を搬送される折丁の流れを一時的にせき止めて折丁の流れに隙間を作る瀬切り装置と、該瀬切り装置から排出された折丁を受け入れて所定部数に集積し下方へ搬送する小束集積装置と、該小束集積装置に集積された折丁の小束を搬出して集積する大束作製装置とを備えたスタッカバンドラにおいて、前記瀬切り装置より上流側に配設され、折丁における折り目と直交する少なくとも一方の側縁部を切断する第1の切断装置と、前記小束集積装置において集積された折丁の、折り目とは反対側の端部を切断する第2の切断装置とを備えたことを特徴とするスタッカバンドラを提供する。
【0010】
前記第1の切断装置は、折丁の搬送経路の少なくとも一方の側部に配設され折丁の前記側縁部を切断する第1のカッタ装置を備えており、前記第2の切断装置は、前記小束集積装置により下方へ搬送された折丁の水平方向上流側に配設され折丁の前記端部を切断する第2のカッタ装置を備えているものとすることができる。
【0011】
前記第1のカッタ装置は、折丁の搬送方向に回転自在に支持され側面が互いに向かい合って配置された円板状の第1カッタ及び第2カッタを備えており、該第1カッタ及び第2カッタは、折丁の前記側縁部の切断位置で互いに接触しており、前記第1カッタが前記第2カッタの回転軸から上流側にずれた位置に配置されているものとすることができる。
【0012】
前記スタッカバンドラは、折丁が前記第2のカッタ装置に近接された後、該第2のカッタ装置により前記端部を切断されるように、前記小束集積装置において下方へ搬送された折丁を、前記第2のカッタ装置に対して水平方向に相対的に近接離間させる水平移動機構と、前記第2のカッタ装置を上下方向に往復動させる駆動手段とをさらに備えたものとすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るスタッカバンドラの一実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態に係るスタッカバンドラは、折丁の両側縁部を切断する第1切断装置、折丁の小口部を切断する第2切断装置、及び小束集積装置において小束を水平方向に往復動させる水平移動機構を備えており、その他の構成は従来と同様であるので、以下においては、同一又は同種の部分には同一符号を付して説明を省略することがある。図1は本発明の一実施形態を示すスタッカバンドラの側面図、図2は第1切断装置の側面図、図3は図2のA−A線断線図、図4は第2切断装置の側面図である。
【0014】
図1に示すように、本実施形態に係るスタッカバンドラ1は、瀬切り装置67の上流側に第1切断装置3、小束集積装置69の下方上流側に第2切断装置5を備えている。まず、第1切断装置3について説明する。
【0015】
図2に示すように、第1切断装置3は、同図のX方向に搬送される折丁Sを上下方向から押圧する第1及び第2押圧部9,11と、折丁Sの側縁部S1を切断する円板状のメインカッタ(第2カッタ)13及びサブカッタ(第1カッタ)37と、切断された折丁Sの切り屑Wを吸引する吸引ダクト15とを備えており、これらは折丁Sの搬送経路の両側にそれぞれ配設されている。なお、上記メインカッタ13及びサブカッタ37が、本発明の第1のカッタ装置を構成している。
【0016】
第1押圧部9は、搬送される折丁Sの上面側に配設され、リンク体17に支持されて折丁Sを上方から押圧する8個の押圧ローラ19、駆動ローラ21、及び2個の従動ローラ23を備えており、これらローラが略三角形状に配置されベルト25が巻回されている。リンク体17は、屈曲部が揺動自在に支持されたL字形の第1リンク17aを備えており、この第1リンク17aの両端部それぞれにL字形の第2リンク17b、さらに各第2リンク17bの両端部それぞれにL字形の第3リンク17cが揺動自在に取り付けられている。各第3リンク17cの両端部には上記した押圧ローラ19が回転自在に取り付けられている。このリンク体17により、搬送される折丁Sを柔軟に押圧することができる。なお、リンク体17の構成は上記のものに限定されず、さらに多数のリンクを用いて構成することもできる。
【0017】
第2押圧部11は、搬送される折丁Sの下面側に配設され、折丁Sを下方から押圧する8個の押圧ローラ27、駆動ローラ29、従動ローラ31、及びこれらローラに巻回されるベルト33を備えている。折丁Sを押圧する手段は、上記第1及び第2押圧部9,11のようにリンクを利用したものに限定されず、例えば折丁Sを上下から挟む一対の或いは複数組の挟持体を設け、挟持体の少なくとも一方をバネ或いは空気圧等で挟持方向に加圧するようにすることもできる。
【0018】
図3に示すように、メインカッタ13は、第1押圧部9の外側に、折丁Sの搬送方向に対して回転自在に支持されており、モータ35によって折丁Sの搬送速度より高い速度で図2中の矢印の方向に回転駆動される。図2の拡大図に示すように、メインカッタ13の刃面は、丸鋸刃状に形成されている。
【0019】
図2及び図3に示すように、サブカッタ37は、メインカッタ13の下端部でその内側面に接触し、メインカッタ13の回転軸よりやや上流側に配置されている。また、サブカッタ37は、折丁Sの下面と当接した状態で、モータ39により折丁Sの搬送速度とほぼ同じ速度で図2中の矢印の方向に回転駆動される。サブカッタ37におけるメインカッタ13と接触する円板周縁部37aは鋭利に形成されており、この円板周縁部37aとメインカッタ13の刃面とで折丁Sの両側縁部S1を切断するようになっている。
【0020】
次に、第2切断装置5について説明する。図4に示すように、第2切断装置5は、小束集積装置69のエレベータ79の水平方向上流側に設けられている。このエレベータ79は、小束が載置されエアシリンダ79aにより上下方向に昇降する昇降板79bと、エアシリンダ79aを支持する支持板79cとを備えている。支持板79cの下面には円筒カム38を備えたカム機構40(水平移動機構)が設けられており、円筒カム38がモータ42により回転駆動することで昇降板79b及び支持板79cが一体となって水平方向に移動する。この構成により、仮受け板77(図1)からエレベータ79に移し替えられた折丁Sは、昇降板79bとともに下降した後、第2切断装置5に対して近接されるようになっている。
【0021】
第2切断装置5は、垂直方向に延びる基板41及び添え板43と、これらの間で駆動手段(図示省略)により上下方向に往復動され上端にカッタ(第2のカッタ装置)45が取り付けられたスライド板47と、小束を上方から押圧する押圧板49とを備えている。基板47にはプッシャー81との干渉を避けるため通過口51が形成されている。この通過口51の下縁部51aはスライド板47から遠ざかるにしたがって下方に傾斜するように形成されており、傾斜の下方には切断された切り屑Wを回収する切り屑回収装置53が設けられている。この切り屑回収装置53は、通過口51の下縁部51aに沿って延びる樋部55と、この樋部55の長手方向に沿ってその内壁面に摺動する掃出板57とを備えている。
【0022】
押圧板49は、カッタ45と対向する通過口51の上方において、図示を省略するエアシリンダにより上下方向に移動自在に支持されており、基板41に近接した折丁Sの小束を上方から押圧するようになっている。押圧板49の下面においてカッタ45と対向する部分には樹脂やゴム等の刃受け部材59が取り付けられている。
【0023】
次に、上記のように構成されたスタッカバンドラの動作について説明する。図1に示すように、印刷装置から排出された折丁Sは、折り目を先頭にした状態でプレスローラ65を経て第1切断装置3に搬送される。このとき、図2に示すように、折丁Sは第1及び第2押圧部9,11により押圧されながら、メインカッタ13及びサブカッタ37によりその両側縁部S1が切断される。切断された両側縁部S1の切り屑はメインカッタ13の下流に配置された吸引ダクト15に吸引される。
【0024】
第1切断装置3により側縁部S1が切断された折丁Sは、瀬切り装置67を通過した後、小束集積装置69において集積される。小束に集積された折丁Sは、仮受け板77からエレベータ79に移し替えられた後、下降し、これに続いてエレベータ79とともに上流側、つまり第2切断装置5側へ水平移動される。図4に示すように、折丁Sは、その小口部S2がカッタ45の歯面から所定の長さLだけ上流側へ突出した位置に配置され、これに続いて押圧板49が下降し小束の上面を押圧する。この状態で、カッタ45が上方へ移動して折丁Sの小口部S2を長さLだけ切断する。切断された小口部S2の切り屑Wは、切り屑回収装置53の樋部55に落下した後、掃出板57が樋部55に沿って摺動することにより、樋部55の一端部へと掃き出される。
【0025】
小口部S2が切断された折丁Sの小束は、プッシャー81によりターンテーブル83(図1)側へ押し出され、その後、大束作製装置71に搬送されて所定の束ずつ結束される。
【0026】
以上のように、本実施形態に係るスタッカバンドラ1によれば、折丁Sの両側縁部S1及び小口部S2を切断する第1及び第2切断装置3,5が内蔵されているため、折丁Sの集積及び結束という本来の作業に加え、折丁Sの両側縁部S1及び小口部S2の切断を同時に行うことが可能となる。そのため、以下のような優れた効果を奏することができる。
【0027】
すなわち、従来例のようにスタッカバンドラの外部に設けていた専用の切断装置が不要となるため、工場等における設置スペースを小さくすることができ、その結果、設備コストを低減することができる。また、第1及び第2切断装置により、折丁Sの両側縁部S1及び小口部S2は、搬送方向に沿って向きを変更することなく切断されるため、従来例のように方向変換を行う装置が不要となり、設置スペースを更に小さくすることができる。これに起因して、折丁Sの処理経路が短くなるため、作業時間の短縮化も可能となる。
【0028】
また、第1切断装置3においては、メインカッタ13及びサブカッタ37の2枚のカッタで折丁Sを切断しているため、折丁Sの側縁部S1を確実に切断することができる。サブカッタ37は、上記のようにメインカッタ13の回転軸から上流側にずれた位置に配設されているが、これにより側縁部S1を切断された折丁Sがサブカッタ37に巻き込まれるのを防止できるという効果がある。
【0029】
上記実施形態では、各カッタ13,37,45の位置を固定しているが、折丁Sの寸法を変更できるように、その位置を調整可能にすることもできる。例えば、第1切断装置3のメインカッタ13及びサブカッタ37を、折丁Sの搬送方向に直交する方向に移動できるようにして両側縁部S1の切断幅を調整するようにしてもよく、またエレベータ79の水平移動距離を調節することで、小口部S2の切断幅を調整することもできる。
【0030】
また、必要に応じていずれか一方の切断装置3,5のみを作動させることにより、両側縁部S1のみ或いは小口部S2のみの切断が可能となり、種々の要求に応じた折丁を作成することができる。なお、折丁の寸法を調整する必要がないときは、両方の切断装置を停止させることで対応することができる。さらに、第1切断装置3においては、一方の側のカッタのみを作動させたり、或いは一方の側のみにカッタを設けて、折丁Sの一側縁部S1のみを切断することもできる。
【0031】
上記実施形態では、第1切断装置3において円板状のカッタ13,37を回転駆動させることにより、折丁Sの側縁部S1を切断しているが、カッタの形態はこれに限定されるものではなく、種々の形態のものを適用することができる。
【0032】
また、上記実施形態の水平移動機構40はエレベータ79を水平方向に移動させて第2切断装置5のカッタ45に近接させているが、カッタ45がエレベータ79側に近接するように構成してもよい。また、水平移動機構は、上記のようなカム機構以外に、例えばエアシリンダ、サーボモータ等で構成することもできる。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係るスタッカバンドラによれば、折丁における折り目と直交する両側縁部及び折り目と反対側の端部(小口部)を切断する第1及び第2の切断装置が内蔵されているため、折丁の集積及び結束という本来の作業に加え、折丁の両側縁部及び小口部の切断を同時に行うことが可能となる。そのため、従来例のようにスタッカバンドラの外部に設けていた専用の切断装置が不要となるため、工場等における設置スペースを小さくすることができ、その結果、設備コストを低減することができる。また、第1及び第2の切断装置により、折丁の両側縁部及び小口部は、搬送方向に沿って向きを変更することなく切断されるため、従来例のように方向変換を行う装置が不要となり、設置スペースを更に小さくすることができる。これに起因して、折丁の処理経路が短くなるため、作業時間の短縮化を図ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスタッカバンドラの一実施形態を示す側面図である。
【図2】図1のスタッカバンドラおける第1切断装置を示す側面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図1のスタッカバンドラにおける第2切断装置を示す側面図である。
【図5】従来のスタッカバンドラの概略構成を示す側面図である。
【図6】折丁を示す斜視図である。
【図7】従来の折丁の両側縁部及び小口部を切断するための装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 スタッカバンドラ
3 第1切断装置
5 第2切断装置
13 メインカッタ(第2カッタ)
37 サブカッタ(第1カッタ)
40 カム機構(水平移動機構)
45 カッタ(第2のカッタ装置)
S 折丁
Claims (4)
- 水平方向にずれ重なった状態で折り目を先頭にして折丁を搬送する搬送装置と、該搬送装置上を搬送される折丁の流れを一時的にせき止めて折丁の流れに隙間を作る瀬切り装置と、該瀬切り装置から排出された折丁を受け入れて所定部数に集積し下方へ搬送する小束集積装置と、該小束集積装置に集積された折丁の小束を搬出して集積する大束作製装置とを備えたスタッカバンドラにおいて、
前記瀬切り装置より上流側に配設され、折丁における折り目と直交する少なくとも一方の側縁部を切断する第1の切断装置と、
前記小束集積装置において集積された折丁の、折り目とは反対側の端部を切断する第2の切断装置と
を備えたことを特徴とするスタッカバンドラ。 - 前記第1の切断装置は、折丁の搬送経路の少なくとも一方の側部に配設され折丁の前記側縁部を切断する第1のカッタ装置を備えており、
前記第2の切断装置は、前記小束集積装置により下方へ搬送された折丁の水平方向上流側に配設され折丁の前記端部を切断する第2のカッタ装置を備えていることを特徴とする請求項1に記載のスタッカバンドラ。 - 前記第1のカッタ装置は、折丁の搬送方向に回転自在に支持され側面が互いに向かい合って配置された円板状の第1カッタ及び第2カッタを備えており、
該第1カッタ及び第2カッタは、折丁の前記側縁部の切断位置で互いに接触しており、前記第1カッタが前記第2カッタの回転軸から上流側にずれた位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のスタッカバンドラ。 - 折丁が前記第2のカッタ装置に近接された後、該第2のカッタ装置により前記端部を切断されるように、前記小束集積装置において下方へ搬送された折丁を、前記第2のカッタ装置に対して水平方向に相対的に近接離間させる水平移動機構と、
前記第2のカッタ装置を上下方向に往復動させる駆動手段と
をさらに備えたことを特徴とする請求項2または3に記載のスタッカバンドラ。
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