JP2008081277A - スタッカー - Google Patents
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Abstract
【課題】 束集積部に集積される折丁束の不揃いを無くすことのできるスタッカーを提供する。
【解決手段】 束集積部6Aは、折丁束9Xを受ける昇降台13と、昇降台13上の折丁束9Xの前縁位置を規制するとともにプッシャー14の作動時に開く開閉扉30と、開閉扉30に対向配置されて昇降台13上の折丁束9Xの後縁位置を規制するリアストッパー31と、昇降台13上に集積した折丁束9Xの前後面を揃えるために、開閉扉30及びリアストッパー31の少なくとも一方を互いが接近する方向に所定距離を水平移動させ、開閉扉30とリアストッパー31との挟み付けにより折丁束9Xの前後面に押圧力を付与する、折丁束揃え機構と、を有することとした。
【選択図】 図1
【解決手段】 束集積部6Aは、折丁束9Xを受ける昇降台13と、昇降台13上の折丁束9Xの前縁位置を規制するとともにプッシャー14の作動時に開く開閉扉30と、開閉扉30に対向配置されて昇降台13上の折丁束9Xの後縁位置を規制するリアストッパー31と、昇降台13上に集積した折丁束9Xの前後面を揃えるために、開閉扉30及びリアストッパー31の少なくとも一方を互いが接近する方向に所定距離を水平移動させ、開閉扉30とリアストッパー31との挟み付けにより折丁束9Xの前後面に押圧力を付与する、折丁束揃え機構と、を有することとした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、折丁を集積して束ねる折丁集積装置、即ち、スタッカーに関する。
この種のスタッカーは、従来から知られており、図7に示すように、プレスローラ2,2’、折丁搬送部3、瀬切り装置4(特許文献1参照)、ニップローラ5,5’、束集積部6を有する。この一般的なスタッカーの作動について簡単に説明すると以下のようである。なお、折丁搬送部3は、紐状の搬送ベルトを有している。
先ず、図外の輪転機の折り部から排出された折丁9は、プレスローラ2、2’に入り、折丁の袋状の膨らみが押し潰され、静電気除去がなされる。プレスローラ2、2’を出た折丁9は、折丁搬送部3によって水平方向にずれ重なった状態で搬送され、折丁搬送部3から束集積部6に排出又は放出されて落下する。
束集積部6は折丁を受け取る昇降台13を備え、昇降台13は、折丁を受け取る上昇位置と、プッシャー14によって折丁を集積した折丁束9Xを排出するための下降位置との間を上下動する。また、昇降台13は、中心軸回りに回転できるようになっている。
昇降台13の上昇位置に、折丁搬送部3から排出されて落下中の折丁9の前縁部を衝止するフロントジョガー10と、フロントジョガー10と協動して集積される折丁9の前後寸法を揃えるための後縁規制ベルト11とが対向配置されている。後縁規制ベルト11は、ローラ5とプーリ11aとに巻回された規制ベルト11bによって構成されており、規制ベルト11bは折丁9の後縁と摩擦接触して折丁9を下方へ強制的に送るように回転している。
また、上昇位置にある昇降台13に集積される折丁の幅方向寸法を揃えるために幅方向両側にサイドジョガー12が対向配置されている。一対のサイドジョガー12の一方とフロントジョガー10とは小刻みに振動し、上昇位置にある昇降台13上に集積される折丁の前後左右位置を揃えるようになっている。
折丁搬送部3上を一定部数の折丁が通過して束集積部6に集積されると、瀬切り装置4が作動し、折丁9の列の流れを一時的にせき止め、折丁9の列の流れに隙間を形成する。この間に、折丁束9Xを載せた束集積部6の昇降台13が前記下降位置に下降し(図7は下降位置を示す。)、昇降台13を半回転させて、折丁の折り目の向きを変える。
昇降台13が上昇する前に、瀬切り装置4の作動が解除され、後続の折丁9の流れを仮受け板15が束集積部6内に前進して仮受けする。昇降台13が、上昇して、所定の上昇位置に戻ると、仮受け板15は後退動し、仮受け板15に集積されていた折丁の束は、昇降台13上に先行して集積された折丁束Xの上に移り集積される。
昇降台13の上下動及び半回転動を所定回数繰り返し、所定部数の折丁が昇降台13に集積されると、プッシャー14の作動によって、昇降台13上の折丁束9Xは前方へ押し出される。
また、結束装置が付設されたスタッカーも知られている(しばしばスタッカーバンドラーと呼ばれる)。図8は、結束装置付きのスタッカーを示す。結束装置付きスタッカー1’では、昇降台13は一般には回転せず、昇降台13に所定部数の折丁が集積されたら、プッシャー14によって束積載部7に押し出される。束積載部7では、束集積部6から送られてきた折丁束9Xを持ち上げて、後続の折丁束9Xの上に積み重ねていく。先行の折丁束9Xを持ち上げている間に、後続の折丁束9Xは、折丁9の折り目が折丁束毎に逆の位置になるように、テーブル7a上で半回転させられる。所定束数に達したところで結束部8に運ばれ、束の上下に当紙を供給し、結束部8においてプレスされた後、結束される。
さらに、トリミング機能を備えるスタッカーも知られており、トリミング機能付きスタッカーは、束集積部に付設されたトリミングカッターによって、束ねた折丁の所定の縁をトリミングすることができる(特許文献3,4参照)。
実公平8−5179号公報
特開2003−20157号公報
特開平6−345042号公報
特開2003−128014号公報
従来、束集積部における折丁束の位置調整は、昇降台の上昇位置において、落下中の折丁を、フロントジョガーやサイドジョガーを小刻みに振動(揺動)することによって行われていた。
フロントジョガーと後縁規制ベルトとの間隔や対向配置されたサイドジョガーの間隔は、折丁の縦横の長さより若干大きく設定されている。例えばフロントジョガーと後縁規制ベルトとの間隔が折丁の前後長と同じであると、折丁が落下途中でフロントジョガー又は後縁規制ベルトに引っ掛かるなどして、折丁が水平に堆積しない場合を生じることがあるからである。従って、束集積部の昇降台上に集積された折丁は、前後方向及び左右幅方向に若干のずれがあり、その結果、昇降台に集積された折丁束の前後面及び両側面には若干の凸凹を生じ得ることになる。
しかしながら、このような凹凸はできるだけ少なくすることが望まれ、特に、トリミング機能を備えるスタッカーでは強く要望されていた。
上記問題を解決するため、本発明に係るスタッカーは、水平方向にずれ重なった状態で折丁を搬送する折丁搬送部と、該折丁搬送装置の前方端から落下する折丁を受け取り、所定部数の折丁を集積させて折丁束を作成する束集積部と、前記束集積部に集積した折丁束を該束集積部から前方へ押し出すプッシャーと、を有し、前記束集積部は、前記折丁束を受ける昇降台と、前記昇降台上の折丁束の前縁位置を規制するとともに前記プッシャーの作動時に開く開閉扉と、該開閉扉に対向配置されて前記昇降台上の折丁束の後縁位置を規制するリアストッパーと、前記昇降台上に集積した折丁束の前後面を揃えるために、前記開閉扉及び前記リアストッパーの少なくとも一方を互いが接近する方向に所定距離を水平移動させ、前記開閉扉と前記リアストッパーとの挟み付けにより前記折丁束の前後面に押圧力を付与する、折丁束揃え機構と、を有することを特徴とする。
折丁束の後面側に位置する前記折丁の折り目をトリミングするために、前記束集積部の後方に配置されたトリミング装置と、
前記昇降台上の折丁束を前記トリミング装置の所定のトリミング位置へ移動するために、前記昇降台、開閉扉、及びリアストッパーを後方に連動移動させる連動機構と、を更に有し、前記折丁束揃え機構は、前記連動機構によって前記折丁束を前記トリミング位置へ移動させた後に、前記リアストッパーの位置を固定する一方で、前記開閉扉を前記リアストッパーの側へ所定距離だけ平行移動させるように構成され、前記リアストッパーは、前記折丁束揃え機構によって折丁束を揃えた後に、前記トリミング装置との干渉を避ける後退位置に後退動するように構成されていることが好ましい。
折丁束の後面側に位置する前記折丁の折り目をトリミングするために、前記束集積部の後方に配置されたトリミング装置と、
前記昇降台上の折丁束を前記トリミング装置の所定のトリミング位置へ移動するために、前記昇降台、開閉扉、及びリアストッパーを後方に連動移動させる連動機構と、を更に有し、前記折丁束揃え機構は、前記連動機構によって前記折丁束を前記トリミング位置へ移動させた後に、前記リアストッパーの位置を固定する一方で、前記開閉扉を前記リアストッパーの側へ所定距離だけ平行移動させるように構成され、前記リアストッパーは、前記折丁束揃え機構によって折丁束を揃えた後に、前記トリミング装置との干渉を避ける後退位置に後退動するように構成されていることが好ましい。
前記トリミング装置は、上下動自在に支持されたトリミングカッターと、上下動自在に支持され、前記トリミングカッターによるカッティング位置近傍であって前記折丁束の上面後端部を押圧するための押圧部材と、を有し、前記押圧部材の押圧面は、折丁の折り目の膨らみに沿って押圧するように、後方に向かう従って漸次上昇するテーパー状部を有することが好ましい。
前記折丁束の前面又は後面からの折丁のはみ出しを検知する光学検知装置を更に備えることが好ましい。
前記折丁束揃え機構は、前記開閉扉及びリアストッパーと協動して折丁束を囲むように昇降台の両サイドに配置された一対のサイドガイドを更に有し、集積した折丁束の両サイド面を揃えるために、前記一対のサイドガイドの少なくとも一方を互いが接近する方向に所定距離を水平移動させ、折丁束の両サイド面に押圧力を付与するように構成されていることが好ましい。
本明細書において、「前」とは水平方向における折丁搬送方向下流側を意味し、「後」とは水平方向における折丁搬送方向上流側を意味し、このことは特許請求の範囲においても同様である。
折丁束揃え機構によって、前記開閉扉及び前記リアストッパーの少なくとも一方を互いが接近する方向に所定距離だけ水平移動させ、折丁束の前後面を挟み付けるようにして押圧することにより、折丁束の前後面を揃えることができる。
本発明に係るスタッカーの最良の形態について、図1〜6を参照して説明する。なお、従来と同様の構成部分については同符号を付し、折丁搬送部については、従来と同様であるので詳細な説明を省略する。
図1は、水平方向にずれ重なった状態で折丁を搬送する折丁搬送部3、折丁搬送部3の前方端から落下する折丁を受け取り、所定部数の折丁を集積させて折丁束を作成する束集積部6A、束集積部6Aに集積した折丁束を束集積部6Aから前方(図の右側)へ押し出すプッシャー14、及び、折丁束の後面側に位置する折丁の折り目をトリミングするために束集積部6Aの後方に配置されたトリミング装置20を図示している。
束集積部6Aには、折丁搬送部3から落下する折丁を受け取る上昇位置とプッシャー14によって折丁を集積した折丁束9Xを排出するための下降位置との間を上下動する昇降台13と、昇降台13の上昇位置において折丁搬送部3から排出されて落下中の折丁9の前縁部を衝止するフロントジョガー10と、フロントジョガー10と対向配置されて昇降台13上に集積される折丁9の前後寸法を揃えるための後縁規制ベルト11と、上昇位置にある昇降台13に集積される折丁の幅方向寸法を揃えるために幅方向両側に対向配置されたサイドジョガー12と、昇降台13の下降時において昇降台13の前記上昇位置の少し上の位置に一時的に進出動して折丁搬送部から落下する折丁を仮受けする進退動可能な仮受け板15と、折丁の集積時に閉じていて昇降台13上の折丁束の前縁位置を規制するとともにプッシャー14の作動時に開く開閉扉30と、開閉扉30に対向配置されて昇降台13上の折丁束の後縁位置を規制するリアストッパー31と、昇降台13の上下動の最中及び下降位置において昇降台13上の折丁束の両サイドをガイドする一対のサイドガイド32と、を備えている。
昇降台13上の折丁束9Xをトリミング装置20の所定のトリミング位置へ移動させるために、昇降台13、開閉扉30、リアストッパー31、及びサイドガイド32は、連動して後方に移動することができる連動機構を有している。この連動機構は、昇降台13、開閉扉30、リアストッパー31、サイドガイド32を共通の支持体40に支持させ、この支持体40を前後方向に水平移動可能に支持する構成とすることができる。支持体40は、図示しないエアシリンダー等の駆動装置によって駆動させることで、水平移動させることができる。
昇降台13は、空気圧シリンダー13a及び伸縮自在のガイドロッド13bによって昇降自在に支持されており、空気圧シリンダー13a及びガイドロッド13bが支持体40に連結支持されている。なお、図中、図示便宜上、支持体40とリアストッパー31とを分離して図示しているが、支持体40が図外に延びる延長部分(図示せず)を有し、その延長部分に片持ち的にリアストッパー31の図示しない駆動部(空気圧シリンダー)が支持されている。
開閉扉30は、支持体40上に配置されたスライダー30a上に支持され、図外の駆動部(空気圧シリンダー)によってスライダー30aが前後方向へ移動することによって、前記連動機構から独立して、所定距離X2(図2)だけ前後方向に水平移動できるようになっている。また、開閉扉30は、スライダー30a上に設置された空気圧シリンダー30bによって、開閉できるようになっている(図3参照)。開閉扉30とリアストッパー31とが原位置にあるとき、開閉扉30とリアストッパー31の離間距離は折丁の前後寸法より若干広く設定されている。開閉扉30は、空気圧シリンダーの駆動によって、前記離間距離が折丁の前後寸法に一致するよう所定距離X2(図2)だけ水平移動する。
折丁束9Xを載せた昇降台13が下降位置にあるときに、上記連動機構によって、昇降台、開閉扉30、及びリアストッパー31、サイドガイド32を所定のトリミング位置まで所定距離X1(図2)だけ平行移動させた後、リアストッパー31は移動させずに位置を固定しておいて、開閉扉30を、後方、即ち、リアストッパー31の側へ所定距離X2(図2)だけ移動させ、折丁束9X(図1)の前面を軽く叩くようにして折丁束を後方へ押圧し、折丁束9Xの後面をリアストッパー31へ押し当て、開閉扉30とリアストッパー31との間に折丁束を挟み付ける。こうして、リアストッパー31の当接面を基準面として、昇降台13上に集積した折丁の折丁束9Xの前後面を揃える折丁束揃え機構が構成されている。
昇降台13が所定のトリミング位置にあるとき、トリミング装置20の刃受け台20bの上端面20cに、昇降台13の後端面13cに載るようになっており、互いの面20c、13cの当接を滑らかにするため、両面がテーパー状となっている。さらに、昇降台13は、当接しあう面20c、13c間に折丁が挟まらないように、刃受け台20bに近接する前に少し上昇した状態で、後端面13cが上端面20cの真上に位置するまで水平移動した後、真下に移動して、後端面13cを上端面20cに当接させるよう、図2に点線で示す経路Yを通って移動する。
落下中の折丁は位置調整しやすいが、既に集積してしまった折丁の束は上に載る折丁の自重が働くため、集積している個々の折丁を水平方向に移動させて位置調節することは困難であると考えられていたが、折丁束9Xを構成する折丁の部数が所定部数に制限されているので、上層に集積した折丁が下層の折丁に作用する自重が制限され、折丁束の前後面に所要の押圧力を付与することで前後面を揃えることができ、また、束集積部に一定部数の折丁が集積されてからプッシャーによって束集積部から送り出されるまでは短時間であり、折丁束の状態であっても集積された折丁間の空気層が完全に逃げ切らない間に折丁束の前後面を挟むような押圧力を作用させることが可能であり、前後面のずれを修正し、集積された折丁の前後位置を揃えることができると考えられる。
リアストッパー31は、支持体40に支持された駆動部(図示せず)によって、前記連動機構とは独立して、前後方向へ移動可能に設けられており、前記折丁束揃え機構によって折丁束を揃えた後に、トリミング装置20のトリミングカッター20aとの干渉を避けるため、折丁束9Xを揃えるための位置(図2の符号31′で示す位置)から所定の後退位置(図2の符号31″で示す位置)に後退動する。
トリミング装置20は、図4,5に示すように、上下動自在に支持されたトリミングカッター20aと、上下動自在に支持された押圧部材21と、を有している。押圧部材21は、トリミングカッター20aによるカッティング位置近傍の、折丁束の上面後端部を押圧するように配置されている。
押圧部材21は、上下駆動する支持バー22に支持されている。支持バー22には、トリミングカッター20aの歯先を受け入れる溝22aが形成されている。押圧部材21は、支持バー22にコイルバネ等の弾性部材によって支持されている。押圧部材21の押圧面(下面)は、図5に示すように、折丁9の折り目の膨らみに沿って押圧するように、後方に向かう従って漸次上昇するテーパー状部21aが形成されている。押圧部材21の押圧面が平坦面であると、押圧部材21によって折り目近傍を押さえた際に、最上層の折丁が前方へずれてしまうことがあるが、テーパー状部21aを形成しておくことにより、そのようなずれを生じることなく、適切に押圧することができる。
更に、支持バー22には、昇降台13上の折丁束の後面からの折丁のはみ出しを検知する光学検知装置25が備えられている。昇降台13上に折丁束として集積された直後に、例えば、折丁束9Xの中に斜めを向いているような折丁9′(図6参照)が紛れ込んだ場合には、折丁束揃え機構によっても揃えることはできないため、光学検知装置25は、このような折丁を検出するために設けられる。光学検知装置25が、このような位置ずれした折丁を検知した場合、装置を停止させる。なお、光学検知装置25としては、公知の光学センサーを使用することができる。
押圧部材21が下降して折丁束を押さえ、光学検知装置25が位置ずれした折丁を検知しなければ、トリミングカッター20aが上昇駆動して、折丁の折り目を所定位置でトリミングする。
こうしてトリミングされた折丁束は、プッシャー14によって昇降台13から押し出される。なお、結束装置付きスタッカー(スタッカーバンドラー)の場合は、次工程の束積載部に送り出され、さらに結束部において自動的にバンド掛けがなされる。
上記の実施形態においては、折丁束揃え機構は、開閉扉のみが水平移動して開閉扉とリアストッパーとにより折丁束を挟み付ける態様を例示したが、前記一対のサイドガイドの少なくとも一方を互いが接近する方向に所定距離を水平移動させ、折丁束の両サイド面に押圧力を付与するように構成して、集積した折丁の折丁束の両サイド面を揃えることもできる。また、トリミング装置を備えるスタッカーに限らず、トリミング装置を備えないスタッカーにも本発明を適用することができ、トリミング装置を備えないスタッカーでは、リアストッパーを開閉扉とともに或いは単独で水平移動させて、昇降台上の折丁束を揃えることもできる。なお、上記の実施形態は結束装置付きスタッカーの結束装置を図示省略した例を示しているため、昇降台13が回転しない構造のものが図示されているが、結束装置が付設されていないスタッカーの場合は、昇降台13が回転するように構成され得る。
1 スタッカー
3 折丁搬送部
4 背切り装置
6A 束集積部
14 プッシャー
13 昇降台
20 トリミング装置
20a トリミングカッター
21 押圧部材
25 光学検知装置
30 開閉扉
31 リアストッパー
32 サイドガイド
3 折丁搬送部
4 背切り装置
6A 束集積部
14 プッシャー
13 昇降台
20 トリミング装置
20a トリミングカッター
21 押圧部材
25 光学検知装置
30 開閉扉
31 リアストッパー
32 サイドガイド
Claims (5)
- 水平方向にずれ重なった状態で折丁を搬送する折丁搬送部と、
該折丁搬送装置の前方端から落下する折丁を受け取り、所定部数の折丁を集積させて折丁束を作成する束集積部と、
前記束集積部に集積した折丁束を該束集積部から前方へ押し出すプッシャーと、を有し、
前記束集積部は、
前記折丁束を受ける昇降台と、
前記昇降台上の折丁束の前縁位置を規制するとともに前記プッシャーの作動時に開く開閉扉と、
該開閉扉に対向配置されて前記昇降台上の折丁束の後縁位置を規制するリアストッパーと、
前記昇降台上に集積した折丁束の前後面を揃えるために、前記開閉扉及び前記リアストッパーの少なくとも一方を互いが接近する方向に所定距離を水平移動させ、前記開閉扉と前記リアストッパーとの挟み付けにより前記折丁束の前後面に押圧力を付与する、折丁束揃え機構と、を有することを特徴とするスタッカー。 - 折丁束の後面側に位置する前記折丁の折り目をトリミングするために、前記束集積部の後方に配置されたトリミング装置と、
前記昇降台上の折丁束を前記トリミング装置の所定のトリミング位置へ移動するために、前記昇降台、開閉扉、及びリアストッパーを後方に連動移動させる連動機構と、を更に有し、
前記折丁束揃え機構は、前記連動機構によって前記折丁束を前記トリミング位置へ移動させた後に、前記リアストッパーの位置を固定する一方で、前記開閉扉を前記リアストッパーの側へ所定距離だけ平行移動させるように構成され、
前記リアストッパーは、前記折丁束揃え機構によって折丁束を揃えた後に、前記トリミング装置との干渉を避ける後退位置に後退動するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のスタッカー。 - 前記トリミング装置は、
上下動自在に支持されたトリミングカッターと、
上下動自在に支持され、前記トリミングカッターによるカッティング位置近傍であって前記折丁束の上面後端部を押圧するための押圧部材と、を有し、
前記押圧部材の押圧面は、折丁の折り目の膨らみに沿って押圧するように、後方に向かう従って漸次上昇するテーパー状部を有することを特徴とする請求項2記載のスタッカー。 - 前記折丁束の前面又は後面からの折丁のはみ出しを検知する光学検知装置を更に備えることを特徴とする請求項1記載のスタッカー。
- 前記折丁束揃え機構は、前記開閉扉及びリアストッパーと協動して折丁束を囲むように昇降台の両サイドに配置された一対のサイドガイドを更に有し、集積した折丁束の両サイド面を揃えるために、前記一対のサイドガイドの少なくとも一方を互いが接近する方向に所定距離を水平移動させ、折丁束の両サイド面に押圧力を付与するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のスタッカー。
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Legal Events
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Effective date: 20090514 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101020 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101026 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20110308 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |