JP3957648B2 - 採点方法、情報処理装置およびそのプログラム - Google Patents

採点方法、情報処理装置およびそのプログラム Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、電子ペンから情報を受信する情報処理装置や、電子ペンで記載したテストの回答を採点する方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、記載した情報を外部に送信できる電子ペンとしてアノト社の電子ペンがある(非特許文献1参照)。この電子ペンは、通常のペンに超小型カメラ、画像認識装置、それにBluetooth(Bluetoothは「テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン」社の登録商標。)送受信装置を備え付けたもので、専用紙に書かれた手書きの内容を読み取り、解析し、パソコン、携帯電話、ファックス等の情報通信機器に即時送受信できるものである。
【0003】
なお、ブルートゥース(Bluetooth)とは、無線通信規格であり、伝送距離は送信電力が1mWのときに約10mと、省電力、短距離を意識した無線規格である。また、送信電力を上げることにより、現在のところ、最大で100mまで伝送距離を伸ばすことがえきる。
【0004】
また、コンピュータネットワークを用いたテスト情報の送付、自動採点のシステム等も、存在する。
【0005】
【非特許文献1】
アノト日本株式会社ホームページ、インターネット<URL:http://www.anoto.jp/tsuite.html>
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のテスト等の自動採点システムは、受信した受講生の回答と、格納しているテストの答えから、テストの得点を算出するものであった。つまり、従来のシステムは、受講生の回答の結果にのみ基づいて、得点を算出するものであった。具体的には、受講生の回答をする時間や振り舞いを考慮した柔軟な採点はできなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、電子ペンから当該電子ペンを識別する情報であるペン識別子と、電子ペンの軌跡を示す座標情報を有するペン情報を1以上受信するペン情報受信部と、1以上のペン情報が有する座標情報から、電子ペンで記載した情報である記載情報を取得する記載情報取得部と、ペン情報受信部がペン情報を受信した時刻を取得する時刻取得部と、記載情報取得部が取得した記載情報と時刻取得部が取得した時刻に基づいて、記載情報の得点を算出する得点計算部と、得点計算部で計算した得点をペン情報と対応付けて蓄積する得点蓄積部を具備する情報処理装置であり、かかる情報処理装置により、受講生の回答をする時間や振り舞いを考慮した柔軟な採点が可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施の形態において、同一の符号を用いた構成要素やフローチャートのステップなどは、同じ機能を果たすので、一度説明したものについて説明を省略する場合がある。
【0009】
(実施の形態1)
【0010】
図1は、本実施の形態における情報処理システムの概念図である。情報処理システムは、媒体11、2以上の電子ペン12、情報処理装置13を具備する。媒体11は、特殊ドットパターンが印刷されている媒体であり、例えば、紙でできている。
【0011】
図2は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。電子ペン12は、ペン識別子格納部1201、座標情報取得部1202、ペン情報構成部1203、ペン情報送信部1204を有する。
【0012】
情報処理装置13は、ペン情報受信部1301、記載情報取得部1302、時刻取得部1303、得点計算部1304、得点蓄積部1305、入力受付部1306、得点出力部1307を有する。
【0013】
ペン識別子格納部1201は、電子ペンを識別する情報であるペン識別子を格納している。ペン識別子のデータ構造や内容は問わない。ペン識別子格納部1201は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0014】
座標情報取得部1202は、媒体11の中の相対的な座標の情報である座標情報を取得する。座標情報取得部1202が座標情報を取得する方法として、例えば、以下の方法がある。媒体11に図18に示す特殊ドットパターンが印刷されている場合に、座標情報取得部1202は、特殊ドットパターンによる座標検出技術で実現され得る。具体的には、例えば、図18のような構成になる。図18の構成は、CCDカメラ1801、パターン認識と解析を行うプロセッサ1802で構成される。特殊ドットパターンは、0.3mmピッチのグリッドに沿ってドットを示し、そのドットの配置をRight/Left/Up/Downの4パターンで振り分けることでコード化を図る。そして、CCDカメラより、特殊ドットパターンを60フレーム/秒で撮影し、入力する。そして、撮影した画像情報を解析することにより、入力装置であるCCDカメラの移動(すなわち撮影されるドットパターンの変化)を検出することができる。CCDカメラの移動を検出することにより、静的物体中の相対的な座標情報を取得できる。なお、座標情報取得部1202の別の手段として、以下のものが考えられる。媒体11の表面に、座標情報を示すバーコードが印刷されており、座標情報取得部1202は、当該バーコードを読み込み、座標情報を得るバーコードリーダーで実現される。
【0015】
ペン情報構成部1203は、ペン識別子格納部1201のペン識別子と、座標情報取得部1202が取得した座標情報を有するペン情報を構成する。なお、ペン情報は、ペン識別子と座標情報だけであるとは限らない。ペン情報構成部1203は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。ペン情報構成部1203がペン情報を構成するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0016】
ペン情報送信部1204は、ペン情報構成部1203が構成したペン情報を情報処理装置13に送信する。ペン情報送信部1204は、無線または有線の通信手段で実現され得る。特に、無線通信手段で実現するのが好適である。但し、放送手段により実現しても良い。
【0017】
ペン情報受信部1301は、電子ペン12からペン情報を受信する。ペン情報受信部1301は、電子ペン12から、間接的にペン情報を受信しても良い。間接的にペン情報を受信するとは、電子ペン12と情報処理装置13の間に、ペン情報を転送する通信装置等が存在する場合等である。ペン情報受信部1301は、無線または有線の通信手段で実現され得る。特に、無線通信手段で実現するのが好適である。但し、放送を受信する手段により実現しても良い。
【0018】
記載情報取得部1302は、1以上のペン情報が有する座標情報から、電子ペンで記載した情報である記載情報を取得する。記載情報とは、例えば、文字コードで構成される。また、記載情報とは、ビットマップデータ等でも良い。記載情報取得部1302は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。記載情報取得部1302が情報を取得するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0019】
時刻取得部1303は、ペン情報受信部1301がペン情報を受信した時刻を取得する。時刻取得部1303は、時計を保持しており、当該時計から時刻を取得する。時刻取得部1303は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。時刻取得部1303が時刻を取得するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0020】
得点計算部1304は、記載情報取得部1302が取得した記載情報と時刻取得部1303が取得した時刻に基づいて、記載情報の得点を算出する。得点を算出する方法の具体例については、後述する。得点計算部1304は、通常、保持している回答と、記載情報取得部1302が取得した記載情報が一致するか否かを判断して、得点を算出する。その際、得点計算部1304は、最初にペン情報を受信してから、一定時間経過後に受信するペン情報は、得点に算出しない、などの処理を行う。得点計算部1304は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。得点計算部1304が得点を算出するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0021】
得点蓄積部1305は、得点計算部1304が計算した得点を、ペン情報が有するペン識別子と対応付けて蓄積する。得点蓄積部1305が情報を蓄積する記録媒体は、内蔵していても良いし、外付けのものでも良い。得点蓄積部1305が、情報を蓄積する処理は、通常、ソフトウェアで実現されるが、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0022】
入力受付部1306は、得点の情報を出力する指示である出力指示を受け付ける。通常、出力指示は、ペン識別子を有する。入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。入力受付部1306は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
【0023】
得点出力部1307は、入力受付部1303が受け付けた出力指示に基づいて、得点蓄積部1305が蓄積した得点の情報を出力する。得点出力部1307は、通常、出力指示が有するペン識別子に対応する得点を出力する。出力とは、ディスプレイの表示、プリンタへの印字、音出力、外部の装置への送信等を含む概念である。得点出力部1307は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。得点出力部1307は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
【0024】
以下、本情報処理システムの動作について説明する。電子ペン12の動作について図3のフローチャートを用いて説明する。
【0025】
(ステップS301)座標情報取得部1202は、映像を取得したか否かを判断する。映像とは、例えば、図1の電子ペン12のカメラで取得した映像である。映像を取得すればステップS302に行き、映像を取得しなければステップS301に戻る。
【0026】
(ステップS302)座標情報取得部1202は、ステップS301で取得した映像および/または先に取得した映像から座標情報を構成する。
【0027】
(ステップS303)ペン情報構成部1203は、ペン識別子格納部1201のペン識別子を取得する。
【0028】
(ステップS304)ペン情報構成部1203は、ステップS302で構成した座標情報と、ステップS303で取得したペン識別子からペン情報を構成する。
【0029】
(ステップS305)ペン情報送信部1204は、ステップS304で構成したペン情報を情報処理装置13に送信する。なお、ペン情報送信部1204は、情報処理装置13のIPアドレス等を保持している。ステップS301に戻る。
【0030】
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理の終了等の割り込みにより、処理を終了する。
【0031】
また、図3のフローチャートにおいて、電子ペン12で記載する情報は文字でも図形等でも良い。また、カメラで取得した映像から座標情報を構成する処理は、例えば、上述したアノト社の特殊な紙(専用紙)を用いれば可能であり公知技術であるので、詳細な説明は省略する。
【0032】
さらに、図3のフローチャートにおいて、電子ペン12は、座標情報を有するペン情報を情報処理装置13に送信した。かかる場合、情報処理装置13は、座標情報から文字や図形を認識する。しかし、電子ペン12が座標情報から文字や図形を認識し、当該認識後の文字データ等を情報処理装置13に送信しても良い。なお、複数の座標情報から文字コードを決定する処理は、文字認識の既存技術であるので、詳細な説明は省略する。
【0033】
次に、情報処理装置13の動作について図4から図6のフローチャートを用いて説明する。まず、図4のフローチャートを用いて、情報処理装置13の動作について説明する。
【0034】
(ステップS401)ペン情報受信部1301は、ペン情報を受信したか否かを判断する。ペン情報を受信すればステップS402に行く、ペン情報を受信しなければステップS404に飛ぶ。
【0035】
(ステップS402)時刻取得部1303は、現在の時刻を取得する。
【0036】
(ステップS403)ステップS401で取得したペン情報と、ステップS402で取得した時刻を対にして、蓄積する。この蓄積は、一時的な蓄積でも良い。ステップS401に戻る。なお、ステップS401からステップS403のループする過程において、蓄積するペン情報と時刻の対は、例えば、配列などのデータ構造の中に、配列のカウンタをずらしながら、1以上蓄積される。
【0037】
(ステップS404)入力受付部1306は、得点を出力する指示を受け付けたか否かを判断する。得点を出力する指示を受け付ければステップS405に行き、得点を出力する指示を受け付なければステップS401に戻る。通常、この入力は、ペン識別子(テストや添削問題等の回答者を識別する情報)を含む。
【0038】
(ステップS405)記載情報取得ルーチンを実行する。記載情報取得ルーチンでは、記載情報取得部1302が、ステップS403で蓄積した1以上のペン情報から記載情報を取得する。記載情報取得ルーチンについては、図5のフローチャートで説明する。
【0039】
(ステップS406)得点計算ルーチンを実行する。得点計算ルーチンでは、得点計算部1304が、得点を算出し、得点蓄積部1305が得点を蓄積する。得点計算ルーチンについては、図6のフローチャートで説明する。
【0040】
(ステップS407)得点出力部1307が、ステップS406で算出した得点を出力する。
【0041】
次に、図5のフローチャートを用いて、情報処理装置13の記載情報取得ルーチンの動作について説明する。なお、記載情報取得ルーチンの処理は、すべて記載情報取得部1302が行う。
【0042】
(ステップS501)カウンタiに1を代入する。
【0043】
(ステップS502)開始時刻に0を代入する。なお、開始時刻とは、変数である。
【0044】
(ステップS503)i番目のデータが格納されているか否かを判断する。i番目のデータが格納されていればステップS504に行き、i番目のデータが格納されていなければ記載情報取得ルーチンを終了する。リターンする。データとは、ペン情報(ペン識別子、座標情報)、時刻を有するデータである。
【0045】
(ステップS504)i番目のデータが有する座標情報を取得する。
【0046】
(ステップS505)i番目のデータが有するペン識別子を取得する。
【0047】
(ステップS506)i番目のデータが有する時刻を取得する。
【0048】
(ステップS507)開始時刻が0であるか否かを判断する。開始時刻が0であればステップS508に行き、開始時刻が0でなければステップS509に飛ぶ。
【0049】
(ステップS508)開始時刻に、ステップS506で取得した時刻を代入する。
【0050】
(ステップS509)ステップS504で取得した座標情報およびステップS518で一時格納した座標情報から、文字等の区切りであるか否かを判断する。電子ペン12の軌跡の座標情報から文字等の区切りであるか否かを判断する技術は公知技術であるので、ここでの説明は省略する。文字等の区切りであればステップS510に行き、文字等の区切りでなければステップS518に飛ぶ。
【0051】
(ステップS510)ステップS504で取得した座標情報およびステップS518で一時格納した座標情報の集合から文字コード等を構成する。
【0052】
(ステップS511)ステップS510で構成した文字コード等をバッファに一時格納する。
【0053】
(ステップS512)回答の区切りであるか否かを判断する。回答の区切りであればステップS513に行き、回答の区切りでなければステップS517に飛ぶ。なお、回答の区切りであるか否かを判断するアルゴリズムは種々ある。回答の候補のデータが、例えば、「○」「×」で決まっている場合や、択一の場合は、文字等の区切りが回答の区切りとなる。また、回答が文章である場合は、次の座標情報を読み込んだ後に、以前の文字コードの列が回答であったとの判断が可能となる。
【0054】
(ステップS513)文字コード等に変換する前の座標情報から、回答番号を決定する。なお、情報処理装置13は、回答を記載し得る座標情報(領域)と回答番号の対応に関する情報を予め保持している。そして、情報処理装置13は、当該情報と、受信した座標情報から回答番号を決定する。
【0055】
(ステップS514)終了時刻に、ステップS506で取得した時刻を代入する。なお、終了時刻は変数である。
【0056】
(ステップS515)ステップS506で取得したペン識別子、ステップS513で決定した回答番号、回答、開始時刻、終了時刻を対として一時格納する。
【0057】
(ステップS516)変数の開始時刻に0を代入する。
【0058】
(ステップS517)カウンタiをインクリメントする。ステップS501に戻る。
【0059】
(ステップS518)座標情報を一時格納する。ステップS517に行く。
【0060】
次に、図6のフローチャートを用いて、情報処理装置13の得点計算ルーチンの動作について説明する。
【0061】
(ステップS601)変数である得点に0を代入する。
【0062】
(ステップS602)記載情報取得ルーチンで一時格納したデータから、ペン識別子を取得する。このデータとは、図5のフローチャートのステップS515で一時格納したペン識別子、回答番号、開始時刻、終了時刻を対にしたデータである。
【0063】
(ステップS603)カウンタiに1を代入する。
【0064】
(ステップS604)1番目のデータの開始時刻を取得する。このデータも、図5のフローチャートのステップS515で一時格納したペン識別子、回答番号、回答、開始時刻、終了時刻を対にしたデータである。なお、ここでは、1番目のデータの開始時刻をテストの開始時刻である、とする。なお、開始時刻の決定方法は、他の方法でも良い。
【0065】
(ステップS605)i番目のデータが存在するか否かを判断する。i番目のデータが存在すればステップS606に行き、i番目のデータが存在しなければ得点計算ルーチンを終了する。リターンする。
【0066】
(ステップS606)i番目のデータが有する終了時刻の情報を取得する。
【0067】
(ステップS607)ステップS604で取得した開始時刻と、ステップS606で取得した終了時刻に基づいて、回答がテスト時間(回答時間)内に記載されたか否かを判断する。回答テスト時間内に記載されていればステップS608に行き、テスト時間内に記載されていなければステップS613に飛ぶ。
【0068】
(ステップS608)i番目のデータの回答番号を取得する。
【0069】
(ステップS609)図示しない手段に格納されている、ステップS608で取得された回答番号に対応する答えを取得する。なお、図示しない手段には、回答番号と答えの情報が対で、1以上格納されている。
【0070】
(ステップS610)i番目のデータの回答を取得する。
【0071】
(ステップS611)ステップS609で取得した答えと、ステップS610で取得した回答が一致するか否かを判断する。一致すればステップS612に行き、一致しなければステップS613に飛ぶ。
【0072】
(ステップS612)得点に、一定の点数を加える。ここでは、正解に対して与えられる得点は、一定の点数である、とする。ただし、得点の加算方法は、他の方法でも良い。
【0073】
(ステップS613)カウンタiをインクリメントする。
【0074】
なお、図6のフローチャートにおいて、ペン識別子と得点をリターン時に返す。以上、図4から図6のフローチャートを用いて、情報処理装置13が得点を算出する動作について説明した。上記の得点算出方法は、テストの開始時刻から一定時間内の回答のみを有効として、得点を算出したが、他の得点算出方法でも良い。例えば、通常は正解1つにつき10点の得点を与えるが、時間がかかった回答は、たとえ正解でも、その時間に応じて減点された点が与えられるように処理しても良い。
【0075】
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図1である。
【0076】
今、テストの受験生が、電子ペンで図7に示すテストに対する回答を開始した、とする。このテストは自宅で受験するテストである。本テストは、15分間の制限時間があるテストである、とする。また、本テストの回答は、「○」または「×」である。
【0077】
そして、受験生の受験番号は、「123456」である。そして、本受験生の受験番号は、ペン識別子として、電子ペンが保持している。
【0078】
かかる場合、電子ペンは、図8に示すような構造を有するペン情報を構成し、常時、定期的に情報処理装置に送信する。ペン情報は、ペン識別子と座標情報を有する。座標情報は、テスト用紙上の電子ペンの位置を示す情報である。
【0079】
そして、電子ペンは、テスト用紙上を動いた軌跡の情報(図8の構造を有する1以上の情報)を次々と、情報処理装置に送信する。そして、情報処理装置は、電子ペンから送信されるペン情報を受信する。そして、情報処理装置は、ペン情報と、当該ペン情報を受信した時刻を対にして、一時蓄積する。情報処理装置が電子ペンから受信したペン情報と時刻の対の情報の集合の例を図9に示す。図9は、「ID」「ペン識別子」「座標情報」「時刻」を有する。「ID」は、レコードの管理上、必要な情報である。
【0080】
次に、情報処理装置は、図9に示すデータの集合が有する座標情報群を文字コード(回答)に変換する。そして、受験生が記載した回答(「○」または「×」)を得る。そして、図9に示すデータの集合が有する座標情報群から、当該回答の回答番号を判断する。
【0081】
次に、図9に示すデータの集合が有する時刻の情報から回答の開始時刻、終了時刻を取得する。そして、「ID」「ペン識別子」「回答番号」「回答」「開始時刻」「終了時刻」を有する受験生の回答情報を一時格納する。
【0082】
また、情報処理装置は、図11に示すテストの答えの情報を保持している、とする。テストの答えの情報は、「回答番号」「答え」を有するレコードを1以上格納している。
【0083】
次に、情報処理装置は、図10のデータと図11のテストの答えの情報から、テストの得点を算出する。かかる場合、制限時間は15分であるので、図10の表の「ID=1」のレコードの開始時刻「2/11 14:02:01」から15分後、つまり「2/11 14:17:00」より大きな「終了時刻」の値を有するレコードが含む「回答」は、得点に算出しない。したがって、情報処理装置が、得点算出の処理において考慮するのは、図10のデータの「ID=1」から「ID=7」の「回答」である。
【0084】
そして、情報処理装置は、図10のデータの「ID=1」から「ID=7」の「回答」と図11に示すテストの答えの情報から、正解数が「6」(「ID=1」から「ID=7」の「回答」のうち、「ID=4」の回答を除く)である、と判断する。また、情報処理装置は、1問の正解ごとの加算点数「10点」を保持している、とする。そして、情報処理装置は、得点「60点」を算出する。
【0085】
次に、情報処理装置は、図12に示すように、受験番号と得点を出力する。
【0086】
以上、本実施の形態によれば、電子ペンから情報を受信し、当該受信した情報と、情報を受信する時刻または電子ペンで情報を記載した時刻に関する情報である時刻情報に基づいて得点を算出することが可能である。かかる情報処理システム、採点方法により、自宅における通信教育、添削においても、試験会場で行うテストのように、時間を考慮した採点が可能となる。したがって、自宅で重要なテストの実施が可能である。また、通信教育において、テスト時間を考慮した採点が可能である。さらに、今まで困難であった、回答のスピードや回答時間を考慮した採点が可能となる。
【0087】
なお、本実施の形態における具体例によれば、テストの開始時刻が最初の回答を記載した時刻であったが、氏名や受験番号を記載させて、当該氏名等の記載を開始した時刻等をテストの開始時刻としても良い。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
【0088】
また、本実施の形態によれば、情報処理装置が時刻を取得したが、電子ペンまたは他の情報処理装置が時刻の情報である時刻情報を付加したペン情報を情報処理装置に送信しても良い。かかることも、他の実施の形態においても同様である。
【0089】
また、本実施の形態によれば、電子ペンから最初に情報を受信した後、一定時間経過後に受信する情報は、採点に加味しない形態であった。しかし、電子ペンから情報を受信し、当該受信した情報と、情報を受信する時刻または電子ペンで情報を記載した時刻に関する情報である時刻情報に基づいて得点を算出する採点方法であれば、何でも良い。例えば、時間が経過する毎に、正解でも低い得点を与えるなどの処理により、得点を算出しても良い。かかることも、他の実施の形態においても同様である。
【0090】
また、本実施の形態において、電子ペンが座標情報を情報処理装置に送信し、情報処理装置が当該座標情報から文字コード等を構成したが、座標情報から文字コード等を構成する処理は、電子ペンや他の情報処理装置が行っても良い。かかる場合、情報処理装置は、電子ペンや他の情報処理装置からテストの回答等の情報を文字コード等で受信することとなる。
【0091】
また、本実施の形態において、テストの回答は、問題の順番どおりに回答することを前提としていたが、回答の順番は問わない。つまり、本実施の形態において、説明の簡単化のために、問題の順番どおりに回答することを前提として説明したに過ぎない。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
【0092】
また、本実施の形態において、情報処理装置は、回答が正解であると判断する場合に、回答と保持している答えの一致を条件としたが、他の条件でも良い。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
【0093】
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、電子ペンから当該電子ペンを識別する情報であるペン識別子と、電子ペンの軌跡を示す座標情報を有するペン情報を1以上受信するペン情報受信ステップと、1以上のペン情報が有する座標情報から、電子ペンで記載した情報である記載情報を取得する記載情報取得ステップと、時刻を取得する時刻取得ステップと、記載情報取得ステップで取得した記載情報と時刻取得ステップで取得した時刻に基づいて、記載情報の得点を算出する得点計算ステップと、得点計算ステップで計算した得点をペン識別子と対応付けて蓄積する得点蓄積ステップを実行させるためのプログラムである。
【0094】
(実施の形態2)
【0095】
図13は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。本情報処理システムは、電子ペン12、情報処理装置133を具備する。
【0096】
情報処理装置133は、ペン情報受信部1301、記載情報取得部1302、時刻取得部1303、得点計算部13304、得点蓄積部1305、入力受付部1306、得点出力部1307を有する。
【0097】
得点計算部13304は、記載情報取得部1302が取得した記載情報が示す情報と、記載情報が示す情報記載者(テストの受験者など)の振る舞いと、時刻取得部1303が取得した時刻に基づいて、記載情報の得点を算出する。具体的には、得点計算部13304は、テストの回答の正解/不正解、回答に要した時間、何度も回答を消したか、一回の記載で正解になったかなどの振る舞い等により異なる得点を算出する。得点計算部13304は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。得点計算部13304が得点を算出するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0098】
以下、本情報処理システムの動作について説明する。電子ペン12の動作については説明済みである。情報処理装置133の得点計算ルーチンの動作について図14のフローチャートを用いて説明する。なお、情報処理装置133の他の動作については、実施の形態1における図4、図5の動作と同様である。
【0099】
(ステップS1401)記載情報取得ルーチンで取得され、一時格納されたデータをソーティングする。ソートのキーは、回答番号である。
【0100】
(ステップS1402)初期化を行う。初期化とは以下の処理である。まず、変数であるすべての回答番号に対応する得点に0を代入する。また、すべての回答番号に対応する回答の回数である回答回数に1を代入する。さらに、すべての回答番号に対応する回答時間に0を代入する。
【0101】
(ステップS1403)記載情報取得ルーチンで一時格納したデータから、ペン識別子を取得する。このデータとは、図5のフローチャートのステップS515で一時格納したペン識別子、回答番号、開始時刻、終了時刻を対のデータである。
【0102】
(ステップS1404)カウンタiに1を代入する。
【0103】
(ステップS1405)テストの開始時刻を取得する。テストの開始時刻は、例えば、1番目のデータの開始時刻をテストの開始時刻である。また、なお、テストの開始時刻は、例えば、図示しない受験番号の情報を受信し始めた時刻である。その他、開始時刻の決定方法は、実施の形態1におけるのと同様に、他の方法でも良い。
【0104】
(ステップS1406)i番目のデータが存在するか否かを判断する。i番目のデータが存在すればステップS1407に行き、i番目のデータが存在しなければステップS1421に飛ぶ。
【0105】
(ステップS1407)i番目のデータが有する終了時刻の情報を取得する。
【0106】
(ステップS1408)i番目のデータが有する終了時刻の情報から前であり、最も近い終了時刻の情報を取得する。この終了時刻が直前に行った回答を終了した時刻である。
【0107】
(ステップS1409)ステップS1407の終了時刻と、ステップS1408の終了時刻から、本問題の回答時間を算出する。
【0108】
(ステップS1410)ステップS1405で取得したテストの開始時刻と、ステップS1407で取得した終了時刻に基づいて、テスト時間(回答時間)内に記載されたか否かを判断する。テスト時間内に記載されていればステップS1411に行き、テスト時間内に記載されていなければステップS1420に飛ぶ。
【0109】
(ステップS1411)i番目のデータの回答番号を取得する。
【0110】
(ステップS1412)図示しない手段に格納されている、ステップS1411で取得された回答番号に対応する答えを取得する。なお、図示しない手段には、回答番号と答えと配点(その問題に対する配点)の情報が対で、1以上格納されている。
【0111】
(ステップS1413)i番目のデータの回答を取得する。
【0112】
(ステップS1414)ステップS1412で取得した答えと、ステップS1413で取得した回答が一致するか否かを判断する。一致すればステップS1415に行き、一致しなければステップS1421に飛ぶ。
【0113】
(ステップS1415)ステップS1411で取得された回答番号に対応する配点を取得する。
【0114】
(ステップS1416)ステップS1411で取得された回答番号に対応する回答回数を取得する。回答回数は、ステップS1419でインクリメントされる回数である。
【0115】
(ステップS1417)回答時間、回答回数、配点に基づいて、当該問題に対する得点を算出する。回答時間、回答回数、配点をパラメータとして得点を算出すれば、得点の算出方法は、問わない。つまり、「得点=f(配点,回答回数,回答時間)」である。
【0116】
(ステップS1418)ステップS1417で算出した、当該問題の得点を記録する。
【0117】
(ステップS1419)当該問題の回答回数を1インクリメントする。
【0118】
(ステップS1420)カウンタiを1インクリメントする。
【0119】
(ステップS1421)当該問題の得点を0にする。
【0120】
(ステップS1422)合計得点を算出する。リターンする。
【0121】
なお、図14のフローチャートにおいて、ペン識別子と合計得点をリターン時に返す。
【0122】
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図1である。
【0123】
今、実施の形態1と同様に、テストの受験生が、電子ペンで図7に示すテストに対する回答を開始した、とする。このテストは自宅で受験するテストである。本テストは、30分間の制限時間があるテストである、とする。また、本テストの回答は、「○」または「×」である。そして、受験生の受験番号は、「123456」である。そして、本受験生の受験番号は、ペン識別子として、電子ペンが保持している。かかる場合、電子ペンは、図8に示すペン情報を構成し、常時、定期的に情報処理装置に送信する。そして、情報処理装置は、電子ペンから送信されるペン情報を受信する。図15は、情報処理装置が受信したペン情報から構成したデータである。図15のデータを構成する処理は、「回答時間」を除いて、実施の形態1で説明した処理と同様である。
【0124】
「回答時間」は、以下のようにして算出する。まず、テストの開始時間は、「2/11 14時」である、とする。このテストの開始時間は、予め情報処理装置が保持している。そして、「ID=1」のレコードの「回答時間」は、予め保持しているテストの開始時間と「ID=1」のレコードの「終了時刻」から「2:10」(2分10秒)である、と算出できる。また、「ID=2」以降のレコードの「回答時間」は、直前のレコードの「終了了時刻」と当該レコードの「終了了時刻」の差から算出できる。つまり、「ID=2」レコードの「回答時間」は、「14:05:03−14:02:10」から「2:53」と算出できる。以上の処理により、図15のデータが得られる。
【0125】
次に、情報処理装置は、図16に示す回答番号に対する答え、配点の情報を保持している、とする。図16によれば、問題の「1」に対する答えは「○」で、配点は「10」である。
【0126】
次に、情報処理装置が、図15、図16のデータに基づいて、採点をする処理について説明する。情報処理装置は、採点処理にあたって、図17の採点処理中間表を構成する。採点処理中間表は、「回答番号」「正誤」「回答時間」「回答回数」「配点」「得点」を有するレコードを問題の番号分だけ保持する。「回答番号」は、問題の番号に対応する。「正誤」は、回答が正解であったか不正解であったかを示す情報である。「回答時間」は、その問題に取り組んだ時間の合計である。「回答回数」は、その問題に対して、回答した回数を示す。「配点」は、その問題の配点で、図16の表から取得される。「得点」は、「得点=f(配点,回答回数,回答時間)」で与えられる点数である。
【0127】
今、図15の「回答」と図16の「答え」を付き合わせて、各問題の「正誤」を得る。「正誤」は、時間内「2/11 14:30まで」の回答のみ有効であるとして、最終の「回答」と図16の「答え」を付き合わせて一致するか否かを判断することにより得る。つまり、図15の表において、テストの時間(30分)を過ぎて回答された「ID=14」の情報が無視される。また、「回答時間」は、有効な情報の回答番号に対応する回答時間の合計である。この情報も図15から取得する。具体的には、例えば、「回答番号=4」の「回答時間」は、「ID=4」「ID=13」のレコードが有する回答時間「2:42」「3:09」の合計である「5:51」となる。また、「回答回数」は、一の回答番号のレコードの数である。「回答番号=4」の「回答回数」は、「2」である。
【0128】
さらに、「得点」は、例えば、以下の算出式により、算出される。算出式は、「得点=配点/(回答回数*g(回答時間))」である。また、「g(回答時間)」は、回答時間が「0から1:59」までの場合は「1」、それ以外は「秒」の情報を切り捨てた整数である。具体的には、「回答番号=4」の「得点」は、「10/(2*5)=1」となる。以上により、情報処理装置は、各問題に対する得点が算出できた。
【0129】
次に、情報処理装置は、各問題に対する得点をすべて合計し、「73点」と算出し、出力する。
【0130】
以上、本実施の形態によれば、電子ペンから送信される情報に基づいて、電子ペンの振る舞い、情報を記載する時間を考慮した得点の算出が可能である。かかる情報処理システム、採点方法により、今まで困難であった、回答のスピードや受験生の振る舞いを考慮した採点が可能となる。
【0131】
つまり、本実施の形態における採点方法は、電子ペンで記載されたテストの答案の採点方法であって、電子ペンから情報を受信し、当該受信した情報と、当該情報から得られる振る舞いと、情報を受信した時刻の情報に基づいて得点を算出する採点方法である。
【0132】
なお、本実施の形態において、受信した情報から得られる振る舞いの例として、回答の回数を挙げたが、他の情報でも良い。例えば、振る舞いとは、問題を解く順序でも良い。また、振る舞いとは、テストの回答以外の余分な情報を記載していないかを判断することでも良い。つまり、本実施の形態において説明した採点方法は、電子ペンで記載されたテストの答案の採点方法であって、電子ペンから情報を受信し、当該受信した情報から回答と振る舞いに関する情報である振る舞い情報を取得し、当該回答と振る舞い情報に基づいて得点を算出する採点方法である。
【0133】
また、実施の形態1、実施の形態2において説明した情報処理装置の複数の処理は、2以上の装置で分担して行っても良い。かかることは、以下の実施の形態においても同様である。
(実施の形態3)
図19は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。本情報処理システムは、電子ペン12、情報処理装置193を具備する。
情報処理装置193は、ペン情報受信部1301、記載情報取得部19302、得点計算部19304、得点蓄積部1305、入力受付部1306、得点出力部1307を有する。
記載情報取得部19302は、1以上のペン情報が有する座標情報から、電子ペンで記載した情報および記載した順序を取得し、当該情報から振る舞い情報を構成する。ここでの振る舞い情報は、電子ペンで記載した情報と筆順(書き順)を有する情報であり、そのデータ構造等は問わない。記載情報取得部19302は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。記載情報取得部19302が情報を構成するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
得点計算部19304は、記載情報取得部19302が取得した振る舞い情報に基づいて、得点を算出する。具体的には、得点計算部19304は、振る舞い情報が示す筆順が正しいかどうかを判断し、当該判断に基づいて、得点を計算する。なお、得点計算部19304は、通常、正解となる筆順に関する情報を予め格納しているが、他の装置に問い合わせても良い。得点計算部19304は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。得点計算部19304が得点を算出するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。電子ペン12の動作については説明済みである。情報処理装置193がペン情報から、筆順の情報を取得し、得点を算出する動作を主として、図20のフローチャートを用いて説明する。なお、情報処理装置193の他の動作については、実施の形態1等における動作と同様である。
(ステップS2001)カウンタiに1を代入する。
(ステップS2002)フラグに0を代入する。
(ステップS2003)ペン情報受信部1301がペン情報を受信したか否かを判断する。ペン情報を受信すればステップS2004に行き、ペン情報を受信しなければステップS2003に戻る。
(ステップS2004)記載情報取得部19302は、ステップS2003で受信したペン情報(座標情報)または/および格納しているペン情報(座標情報)からストロークの開始か否かを判断する。ストロークの開始であればステップS2005に行き、ストロークの開始でなければステップS2007に飛ぶ。ペン情報(座標情報)からストロークの開始か否かを判断するアルゴリズムは種々ある。最初の座標情報(フラグが0である場合の座標情報)は、ストロークの開始である。また、(i−1)番目の終点と終点前の点から求められるベクトル(方向)と、(i−1)番目の終点とステップS2003で受信した座標情報から求められるベクトル(方向)が異なれば(または、近似しなければ)、ステップS2003で受信した座標情報は、ストロークの開始である、と判断し得る。その他、ストロークの開始の座標の判断方法は種々ある。なお、ストロークの開始とは、例えば、漢字やひらがななどの文字の1辺の記載の開始を言う。
(ステップS2005)ステップS2003で受信したペン情報が有する座標情報をi番目の始点として蓄積する。
(ステップS2006)フラグに1を代入する。フラグが1であることは、文字の記載途中であることを示す。ステップS2003に戻る。
(ステップS2007)記載情報取得部19302は、ステップS2003で受信したペン情報(座標情報)、および格納しているペン情報(座標情報)からストロークの終了か否かを判断する。ストロークの終了であればステップS2008に行き、ストロークの終了でなければステップS2011に飛ぶ。ペン情報(座標情報)からストロークの終了か否かを判断するアルゴリズムは種々ある。まず、前後の点を含む3点(3座標値)から求められるベクトル(方向)が異なれば(または、近似しなければ)、その中点の座標情報は、ストロークの終了である、と判断し得る。その他、ストロークの終了の座標の判断方法は種々ある。なお、ストロークの終了とは、例えば、漢字やひらがななどの文字の1辺の記載の終了を言う。
(ステップS2008)ステップS2003で受信したペン情報が有する座標情報をi番目の終点として蓄積する。
(ステップS2009)iを1インクリメントする。
(ステップS2010)i番目の始点を蓄積する。i番目の始点は、例えば、(i−1)番目の終点の次の点(座標)とする。ステップS2003に戻る。
(ステップS2011)記載情報取得部19302は、文字の終了であるか否かを判断する。例えば、一定時間以上、ペン情報を受信しない場合に、文字の終了であると判断する。また、文字の最終の座標を知っていて、当該座標の情報を含むペン情報を受信した場合に、文字の終了であると判断する。その他、文字の終了であるか否かの判断方法は種々ある。
(ステップS2012)座標情報を一時蓄積する。ステップS2003に戻る。
(ステップS2013)i番目の終点を蓄積する。
(ステップS2014)カウンタiに1を代入する。
(ステップS2015)i番目のストロークのデータが存在するか否かを判断する。i番目のデータが存在すればステップS2016に行き、i番目のデータが存在しなければステップS2020に飛ぶ。
(ステップS2016)受信したペン情報から取得した回答のi番目の始点、終点の情報(座標情報)を取得する。
(ステップS2017)格納している答えの情報の中から、i番目の始点、終点の情報(座標情報)を取得する。
(ステップS2018)ステップS2016で取得した座標情報群(始点、終点の情報)とステップS2017で取得した座標情報群(始点、終点の情報)が一致、または近似するか否かを判断する。一致、または近似すればステップS2019に行き、一致せずかつ近似しなければステップS2021に飛ぶ。
(ステップS2019)カウンタiを1インクリメントする。
(ステップS2020)得点に10を代入する。
(ステップS2020)得点に0を代入する。
なお、図20のフローチャートにおいて、1つの文字の筆順を採点する動作について説明した。したがって、図20のフローチャートにおいて、得点は出力していない。通常、テストにおいて複数の筆順の正誤を判定し、出力するが、かかる処理は、図20のフローチャートの動作を繰り返し、加算した得点を出力すれば可能である。また、図20のフローチャートにおいて、終了前にフラグを0に戻すことが好ましい。次の文字の筆順の正誤判定を行うためである。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。本情報処理システムの概念図を図21に示す。情報処理システムは、情報処理システムは、媒体11、電子ペン12および情報処理装置193を有する。そして、本具体例において、媒体11の紙(上述した、特殊なドットが印刷された紙)を用いて、書き順のテストを行う。このテストは、「口」という漢字の書き順の正誤を判断するテストである。
今、ユーザは、電子ペン12を用いて、受験番号を記載した後、テスト用紙11に記載された指示により、破線の「口」をなぞって、書き順どおり「口」を書く。
そして、電子ペン12は、座標情報とペン識別子「2345」を有するペン情報を連続的に情報処理装置193に送信する。電子ペン12が送信するペン情報の例を図22に示す。図22において、「ID」は、説明の便宜上付けている、レコードの識別子である。
図22のペン情報群を受信した情報処理装置193は、上述したストローク検出の方法により、口を構成する4つのストロークを取得する。1番目のストロークの始点は(10,50)である。1番目のストロークの始点は、最初に受信したペン情報に含まれる座標情報である。また、1番目のストロークの終点は(11,100)である。1番目のストロークの終点は、前後の座標情報から、2つのベクトルが全く異なることにより、抽出され得る。このような処理により、2番目から4番目までのストロークの始点、終点の座標情報が取得されえる。
また、情報処理装置193が保持している「口」の筆順の答えを示す座標情報群を図24に示す。
そして、情報処理装置193は、図23の座標情報群と図24の座標情報群を比較して、一致している、または近似している場合は、テストの回答者が書いた書き順は、正しいと判断する。今、図23の座標情報群と図24の座標情報群は、極めて近似しているので、情報処理装置193は、テストの回答者が書いた書き順は、正しいと判断する。近似しているか否かの判断は、例えば、以下のように行う。すべての始点、終点どうしを比較して、両点の距離が一定値以下であれば近似している、とする。なお、近似しているか否かの判断方法は、他の方法でも構わない。
そして、情報処理装置193は、比較結果から得点を加算して、出力する。得点の出力態様は、問わない。
以上、本実施の形態によれば、電子ペンから情報を受信し、当該受信した情報から筆順などの振る舞いに関する情報である振る舞い情報を取得し、当該振る舞い情報に基づいて得点を算出する採点方法により、電子ペンの特質を生かした柔軟な採点ができる。
なお、本実施の形態において、振る舞い情報は、筆順を主として説明したが、他の情報でも良い。振る舞い情報は、回答の回数や、問題を解く順序を示す情報等でも良い。また、振る舞い情報とは、テストで余分な情報を記載していないかを判断することで生成される情報でも良い。
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、電子ペンから情報を受信し、当該受信した情報と、情報を受信している時間に基づいて得点を算出する採点方法により、電子ペンの特性を利用した、柔軟な採点が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における情報処理システムの概念図
【図2】実施の形態1における情報処理システムのブロック図
【図3】実施の形態1における電子ペンの動作について説明するフローチャート
【図4】実施の形態1における情報処理装置の動作について説明するフローチャート
【図5】実施の形態1における記載情報取得ルーチンについて説明するフローチャート
【図6】実施の形態1における得点計算ルーチンについて説明するフローチャート
【図7】実施の形態1におけるテスト用紙の例を示す図
【図8】実施の形態1におけるペン情報を構成を示す図
【図9】実施の形態1におけるペン情報と時刻の対の情報の集合の例を示す図
【図10】実施の形態1における情報処理装置の得点算出中間データの例を示す図
【図11】実施の形態1におけるテストの答えの情報の例を示す図
【図12】実施の形態1における受験番号と得点の出力例を示す図
【図13】実施の形態2における情報処理システムのブロック図
【図14】実施の形態2における得点計算ルーチンについて説明するフローチャート
【図15】実施の形態2における情報処理装置が受信したペン情報から構成したデータ例を示す図
【図16】実施の形態2における回答番号に対する答え、配点の情報を示す図
【図17】実施の形態2における採点処理中間表を示す図
【図18】実施の形態1における座標情報取得部の構成例を示す図
【図19】実施の形態3における情報処理システムのブロック図
【図20】実施の形態3における情報処理装置の動作を説明するフローチャート
【図21】実施の形態3における本情報処理システムの概念図
【図22】実施の形態3におけるペン情報の例を示す図
【図23】実施の形態3における座標情報群のデータ例を示す図
【図24】実施の形態3における座標情報群のデータ例を示す図
【符号の説明】
11 媒体
12 電子ペン
13,133 情報処理装置
1201 ペン識別子格納部
1202 座標情報取得部
1203 ペン情報構成部
1204 ペン情報送信部
1301 ペン情報受信部
1302 記載情報取得部
1303 時刻取得部
1304,13304 得点計算部
1305 得点蓄積部
1306 入力受付部
1307 得点出力部

Claims (6)

  1. ペン情報受信部、記載情報取得部、得点計算部、および得点出力部により、電子ペンで記載されたテストの答案を採点する採点方法であって、
    前記ペン情報受信部により、前記電子ペンから、直接的または間接的に、前記電子ペンを識別するペン識別子と座標情報を有する1以上のペン情報を受信するペン情報受信ステップと、
    前記記載情報取得部により、前記ペン情報受信ステップで受信した1以上のペン情報が有する座標情報から、前記電子ペンで記載した情報である記載情報を取得し、かつ、回答を記載し得る領域を示す座標情報と回答番号の対になる情報に対して、前記ペン情報が有する座標情報を用いて検索し、回答番号を取得し、前記記載情報と前記回答番号を対応付けて、記憶媒体に配置する記載情報取得ステップと、
    前記得点計算部により、各回答番号に対応する回答ごとに、予め記憶媒体に格納されている正解の情報を読み出し、当該正解の情報と前記記載情報取得ステップで取得した記載情報が示す回答とを比較し、各回答の正誤を判断し、かつ、各回答番号に対応する回答ごとに、前記記載情報取得ステップで回答番号が記憶媒体に配置された回数または個数をカウントし、回答回数を取得し、前記回答に対する得点を算出する場合に、前記回答の正誤に基づいて、かつ前記取得した回答回数を予め決められた算出式に代入して得点を算出し、かつ全回答の得点を加算し、全回答の合計の得点であるテストの得点を算出し、記憶媒体に配置する得点計算ステップと、
    前記得点出力部により、前記得点計算ステップで算出したテストの得点を出力する得点出力ステップを具備する採点方法であり、
    前記得点計算ステップにおいて、前記回答が正解の場合、前記回答回数が多い場合に、前記回答回数が少ない場合と比較して、低い得点を算出する採点方法。
  2. ペン情報受信部、記載情報取得部、時刻取得部、得点計算部、および得点出力部により、電子ペンで記載されたテストの答案を採点する請求項1記載の採点方法であって、
    前記時刻取得部により、前記ペン情報受信ステップでペン情報を受信した時刻を取得する時刻取得ステップをさらに具備し、
    前記得点計算ステップにおいて、
    さらに、前記時刻取得ステップで取得した時刻を用いて、各回答の回答時間を算出し、
    前記回答に対する得点を算出する場合に、前記回答の正誤に基づいて、かつ前記取得した回答回数と前記回答時間を予め決められた算出式に代入して得点を算出し、かつ全回答の得点を加算し、全回答の合計の得点であるテストの得点を算出し、記憶媒体に配置する請求項1記載の採点方法であり、
    前記得点計算ステップにおいて、前記回答が正解の場合、前記回答回数が多い場合に、前記回答回数が少ない場合と比較して、低い得点を算出し、前記回答時間が長い場合に、前記回答時間が短い場合と比較して、低い得点を算出する請求項1記載の採点方法。
  3. 電子ペンで記載されたテストの答案を採点する情報処理装置であって、
    前記電子ペンから、直接的または間接的に、前記電子ペンを識別するペン識別子と座標情報を有する 1 以上のペン情報を受信するペン情報受信部と、
    前記ペン情報受信部が受信した1以上のペン情報が有する座標情報から、前記電子ペンで記載した情報である記載情報を取得し、かつ、回答を記載し得る領域を示す座標情報と回答番号の対になる情報に対して、前記ペン情報が有する座標情報を用いて検索し、回答番号を取得し、前記記載情報と前記回答番号を対応付けて、記憶媒体に配置する記載情報取得部と、
    各回答番号に対応する回答ごとに、予め記憶媒体に格納されている正解の情報を読み出し、当該正解の情報と前記記載情報取得部が取得した記載情報が示す回答とを比較し、各回答の正誤を判断し、かつ、各回答番号に対応する回答ごとに、前記回答番号が記憶媒体に 配置された回数または個数をカウントし、回答回数を取得し、前記回答に対する得点を算出する場合に、前記回答の正誤に基づいて、かつ前記取得した回答回数を予め決められた算出式に代入して得点を算出し、かつ全回答の得点を加算し、全回答の合計の得点であるテストの得点を算出し、記憶媒体に配置する得点計算部と、
    前記得点計算部が算出したテストの得点を出力する得点出力部を具備し、
    前記得点計算部は、前記回答が正解の場合において、前記回答回数が多い場合に、前記回答回数が少ない場合と比較して、低い得点を算出する情報処理装置。
  4. 前記ペン情報受信部がペン情報を受信した時刻を取得する時刻取得部をさらに具備し、
    前記得点計算部は、
    さらに、前記時刻取得部で取得した時刻を用いて、各回答の回答時間を算出し、
    前記回答に対する得点を算出する場合に、前記回答の正誤に基づいて、かつ前記取得した回答回数と前記回答時間を予め決められた算出式に代入して得点を算出し、かつ全回答の得点を加算し、全回答の合計の得点であるテストの得点を算出し、記憶媒体に配置する請求項3記載の情報処理装置であり、
    前記得点計算部は、前記回答が正解の場合において、前記回答回数が多い場合に、前記回答回数が少ない場合と比較して、低い得点を算出し、前記回答時間が長い場合に、前記回答時間が短い場合と比較して、低い得点を算出する請求項3記載の情報処理装置。
  5. コンピュータを
    電子ペンで記載されたテストの答案を採点する情報処理装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記電子ペンから、直接的または間接的に、前記電子ペンを識別するペン識別子と座標情報を有する 1 以上のペン情報を受信するペン情報受信部と、
    前記ペン情報受信部が受信した1以上のペン情報が有する座標情報から、前記電子ペンで記載した情報である記載情報を取得し、かつ、回答を記載し得る領域を示す座標情報と回答番号の対になる情報に対して、前記ペン情報が有する座標情報を用いて検索し、回答番号を取得し、前記記載情報と前記回答番号を対応付けて、記憶媒体に配置する記載情報取得部と、
    各回答番号に対応する回答ごとに、予め記憶媒体に格納されている正解の情報を読み出し、当該正解の情報と前記記載情報取得部が取得した記載情報が示す回答とを比較し、各回答の正誤を判断し、かつ、各回答番号に対応する回答ごとに、前記回答番号が記憶媒体に配置された回数または個数をカウントし、回答回数を取得し、前記回答に対する得点を算出する場合に、前記回答の正誤に基づいて、かつ前記取得した回答回数を予め決められた算出式に代入して得点を算出し、かつ全回答の得点を加算し、全回答の合計の得点であるテストの得点を算出し、記憶媒体に配置する得点計算部と、
    前記得点計算部が算出したテストの得点を出力する得点出力部として機能させるためのプログラムであり、
    前記得点計算部を、前記回答が正解の場合において、前記回答回数が多い場合に、前記回答回数が少ない場合と比較して、低い得点を算出するように機能させるためのプログラム。
  6. コンピュータを
    前記ペン情報受信部がペン情報を受信した時刻を取得する時刻取得部としてさらに機能させ、
    前記得点計算部は、
    さらに、前記時刻取得部で取得した時刻を用いて、各回答の回答時間を算出し、
    前記回答に対する得点を算出する場合に、前記回答の正誤に基づいて、かつ前記取得した回答回数と前記回答時間を予め決められた算出式に代入して得点を算出し、かつ全回答の得点を加算し、全回答の合計の得点であるテストの得点を算出し、記憶媒体に配置するも のとして機能させる請求項5記載のプログラムであり、
    前記得点計算部は、前記回答が正解の場合において、前記回答回数が多い場合に、前記回答回数が少ない場合と比較して、低い得点を算出し、前記回答時間が長い場合に、前記回答時間が短い場合と比較して、低い得点を算出するものとして機能させる請求項5記載のプログラム。
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