JP2008268604A - 情報処理装置、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の情報処理装置においては、複数人の媒体に対する作業の状況が容易に把握できなかった。
【解決手段】電子ペン識別子と、電子ペンで媒体に記載した情報である記載情報と、電子ペンで記載した時刻に関する時刻情報を有する2以上の電子ペン記載情報であり、電子ペン識別子が異なる2以上の電子ペン記載情報を格納している電子ペン記載情報格納部と、前記2以上の電子ペン記載情報の出力指示を受け付ける受付部と、出力指示を受け付けた場合、前記電子ペン記載情報格納部の2以上の電子ペン記載情報から、時刻情報から得られる時刻を第一の軸にした情報であり、各電子ペン識別子ごとの前記媒体への記載状況を前記第一の軸に対して視覚的に示す情報である出力情報を構成する出力情報構成部と、前記出力情報を出力する出力部を具備する情報処理装置により、複数人の媒体に対する作業の状況が容易に把握できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、2以上の電子ペンで媒体に記載された情報を処理する情報処理装置等に関するものである。
従来の情報処理装置において、採点者を識別する採点者識別子と、当該採点者が電子ペンを用いて記載した情報に関する情報である記載情報を有するペン記載情報を電子ペンから受信するペン記載情報受信部と、前記ペン記載情報に対応する問題の情報である問題情報、または前記ペン記載情報に対応する答えの情報である正解情報、または受講生の回答の情報である回答情報に対応付けて前記ペン記載情報の一部または全部を蓄積するペン記載情報蓄積部を具備する情報処理装置があった(特許文献1参照)。
また、関連する技術として、記載した情報を外部に送信できる電子ペンとしてアノト社の電子ペンの技術がある(非特許文献1参照)。この電子ペンは、通常のペンに超小型カメラ、画像認識装置、それにBluetooth(Bluetoothは「テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン」社の登録商標。)送受信装置を備え付けたもので、専用紙に書かれた手書きの内容を読み取り、解析し、パソコン、携帯電話、ファックス等の情報通信機器に即時送受信できるものである。
特開2006−268860号公報(第1頁、第1図等) アノト日本株式会社ホームページ、インターネット<URL:http://www.anoto.jp/tsuite.html>
しかしながら、従来の情報処理装置においては、採点者の採点の正確さを取得することはできたが、例えば、先生が生徒に対してどの程度の指導を行っているかの分析はできなかった。
また、従来の情報処理装置においては、特に、複数の生徒に対して、先生一人で指導する場合、各生徒に対して、バランス良く指導しているか否かを把握することができなかった。
さらに、従来の情報処理装置においては、生徒が、学習した内容を復習する場合に、寄与するものではなかった。
本第一の発明の情報処理装置は、2以上の電子ペンで媒体に記載された情報を処理する情報処理装置であって、電子ペンを識別する情報である電子ペン識別子と、電子ペンで媒体に記載した情報である記載情報と、電子ペンで記載した時刻に関する情報である時刻情報を有する2以上の電子ペン記載情報であり、電子ペン識別子が異なる2以上の電子ペン記載情報を格納している電子ペン記載情報格納部と、前記2以上の電子ペン記載情報を出力する指示である出力指示を受け付ける受付部と、前記受付部が出力指示を受け付けた場合、前記電子ペン記載情報格納部の2以上の電子ペン記載情報から、時刻情報から得られる時刻を第一の軸にした情報であり、各電子ペン識別子ごとの前記媒体への記載状況を前記第一の軸に対して視覚的に示す情報である出力情報を構成する出力情報構成部と、前記出力情報を出力する出力部を具備する情報処理装置である。
かかる構成により、複数人の媒体に対する作業の状況が容易に把握できる。したがって、例えば、先生が生徒に対してどの程度の指導を行っているかが、容易に把握できる。
また、本第二の発明の情報処理装置は、第一記載の情報処理装置であって、前記電子ペン記載情報は、媒体を識別する媒体識別子をも有し、前記出力情報構成部は、各電子ペン識別子ごと、かつ前記媒体ごとの記載状況を前記第一の軸に対して視覚的に示す情報である出力情報を構成する第一いずれかの発明に対して、前記2以上の電子ペンのうちの少なくとも一の電子ペンで、2以上の媒体に記載された情報をも処理する情報処理装置である。
かかる構成により、例えば、複数の生徒に対して、先生がバランス良く指導しているか否かを把握することができる。
また、本第三の発明の情報処理装置は、第一、第二いずれかの発明に対して、前記2以上の電子ペンから電子ペン記載情報を受信する電子ペン記載情報受信部をさらに具備し、前記2以上の電子ペン記載情報は、前記電子ペン記載情報受信部が受信した情報である情報処理装置である。
かかる構成により、電子ペン記載情報を自動的に取得でき、電子ペン記載情報の解析もスムーズにできる。
また、本第四の発明の情報処理装置は、2以上の電子ペンで媒体に記載された情報を処理する情報処理装置であって、電子ペンを識別する情報である電子ペン識別子と、電子ペンで媒体に記載した情報である記載情報と、電子ペンで記載した時刻に関する情報である時刻情報を有する2以上の電子ペン記載情報であり、電子ペン識別子が異なる2以上の電子ペン記載情報を格納している電子ペン記載情報格納部と、前記2以上の電子ペン記載情報が有する記載情報を出力する指示である記載情報出力指示を受け付ける受付部と、前記記載情報出力指示を受け付けた場合に、前記電子ペン記載情報が有する時刻情報が示す時刻の順に、記載情報を出力する記載情報再生部を具備し、前記記載情報出力指示は、電子ペンを特定する情報を有し、前記記載情報再生部は、前記電子ペンを特定する情報に対応する電子ペン識別子が含まれる電子ペン記載情報が有する時刻情報が示す時刻の順に、記載情報を出力する情報処理装置である。
かかる構成により、例えば、電子ペンで記載した内容(例えば、学習内容)の復習が容易にできる。
また、本第五の発明の情報処理装置は、第四の発明に対して、前記記載情報出力指示は、電子ペンと時間を特定する情報を有し、前記記載情報再生部は、前記電子ペンを特定する情報に対応する電子ペン識別子が含まれる電子ペン記載情報であり、前記時間に対応する電子ペン記載情報が有する記載情報を、時刻の順に出力する情報処理装置である。
かかる構成により、例えば、電子ペンで記載した内容(例えば、学習内容)の復習が容易にできる。
本発明による情報処理装置によれば、複数人による共同作業の分析が容易にできる。
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における情報処理システムの概念図である。情報処理システムは、1以上の媒体11、2以上の電子ペン12、情報処理装置13を具備する。ここでの媒体11は、特殊ドットパターンが印刷されている媒体であり、例えば、紙でできている。媒体11は、ここでは、学習塾や進学塾などで使用されるノート(用紙)を例にとり説明する。しかし、媒体11は、選挙の投票用紙や、アンケートの回答用紙、報告書、ビジネスパーソンの日報書や月報書、テストや添削の採点を行う解答用紙など、電子ペン12で情報を記載する媒体であれば何でも良い。また、媒体11の材質は、紙、プラスチック等、問わない。なお、媒体11は、例えば、いわゆるアノトペーパーである。
電子ペン12は、例えば、上述した非特許文献1の電子ペンであるが、かかるペンに限らない。電子ペン12は、記載した情報を取得できるペンであれば良い。
情報処理装置13は、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータである。情報処理装置13は、設置型でも携帯型でも良い。情報処理装置13は、携帯電話機などの情報機器でも良い。
図2は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。電子ペン12は、電子ペン識別子格納部1201、時計1202、座標情報取得部1203、電子ペン記載情報構成部1204、電子ペン記載情報送信部1205を有する。
情報処理装置13は、電子ペン記載情報受信部1301、電子ペン記載情報格納部1302、受付部1303、出力情報構成部1304、出力部1305、記載情報再生部1306を具備する。
電子ペン識別子格納部1201は、電子ペンを識別する情報である電子ペン識別子を格納している。電子ペン識別子のデータ構造や内容は問わない。電子ペン識別子格納部1201は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
時計1202は、時刻を刻む。時計1202は、絶対的な時刻を刻んでも良いし、相対的な時刻を刻んでも良い。
座標情報取得部1203は、媒体11の中の座標の情報である座標情報を取得する。座標情報取得部1203が座標情報を取得する方法として、例えば、以下の方法がある。媒体11に特殊ドットパターンが印刷されている場合に、座標情報取得部1203は、特殊ドットパターンによる座標検出技術で実現され得る。具体的には、例えば、以下の構成になる。座標情報取得部1203は、CCDカメラ、パターン認識と解析を行うプロセッサで構成される。特殊ドットパターンは、0.3mmピッチのグリッドに沿ってドットを示し、そのドットの配置をRight/Left/Up/Downの4パターンで振り分けることでコード化を図る。そして、CCDカメラより、特殊ドットパターンを60フレーム/秒で撮影し、入力する。そして、撮影した画像情報を解析することにより、入力装置であるCCDカメラの移動(すなわち撮影されるドットパターンの変化)を検出することができる。CCDカメラの移動を検出することにより、静的物体中の相対的な座標情報を取得できる。なお、座標情報取得部1203の別の手段として、以下のものが考えられる。媒体11の表面に、座標情報を示すバーコードが印刷されており、座標情報取得部1203は、当該バーコードを読み込み、座標情報を得るバーコードリーダーで実現される。
電子ペン記載情報構成部1204は、電子ペン識別子格納部1201の電子ペン識別子を読み出し、当該電子ペン識別子と記載情報と時刻情報を有する電子ペン記載情報を構成する。記載情報は、ここでは、ユーザが媒体11上に電子ペン12で文字や図形などを記載した際に、電子ペン12の座標情報取得部1203が取得した1以上の座標情報を有する。また、時刻情報は、電子ペン記載情報構成部1204が時計1202から取得した情報である。時刻情報は、電子ペンで記載された時刻を示す情報である。時計情報の誤差は無いことが好適である。ただし、電子ペン記載情報構成部1204は、座標情報から電子ペンで記載した文字を認識する文字認識手段を具備し、かかる文字認識手段により、複数の座標情報を文字コード列に変換しても良い。かかる場合、記載情報は文字コード列である。電子ペン記載情報構成部1204は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。電子ペン記載情報構成部1204が記載情報を構成するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
電子ペン記載情報送信部1205は、電子ペン記載情報構成部1204が構成した電子ペン記載情報を、情報処理装置13に送信する。電子ペン記載情報送信部1205は、無線または有線の通信手段で実現され得る。特に、無線通信手段で実現するのが好適である。但し、放送手段により実現しても良い。電子ペン記載情報送信部1205は、例えば、ブルートゥース(登録商標)により実現され得る。
電子ペン記載情報受信部1301は、2以上の電子ペン12から電子ペン記載情報を受信する。電子ペン記載情報は、電子ペン識別子と、記載情報と、時刻情報を有する。電子ペン記載情報は、電子ペン12で記載した対象の媒体11を識別する媒体識別子をも有することは好適である。媒体識別子は、記載情報の座標値から特定できる情報でも良い。かかる場合でも、電子ペン記載情報は媒体識別子を有している、と解釈する、とする。また、媒体識別子は、例えば、指導を受ける学生の学生IDであり、媒体11に記載されたIDなどでも良い。電子ペン記載情報受信部1301は、2以上の電子ペン12から電子ペン記載情報を受信する。電子ペン記載情報受信部1301は、無線の通信手段が好適であるが、放送を受信する手段や有線の通信手段でも実現可能である。
電子ペン記載情報格納部1302は、電子ペン記載情報を格納している。電子ペン記載情報格納部1302は、通常、電子ペン記載情報受信部1301が受信した電子ペン記載情報を、少なくとも一時的にメモリ等に格納している。電子ペン記載情報格納部1302は、電子ペン記載情報受信部1301が受信した電子ペン記載情報では無く、電子ペン記載情報が記憶された記憶媒体から読み込んだ電子ペン記載情報を格納していても良い。つまり、電子ペン記載情報格納部1302の電子ペン記載情報の取得経路などは問わない。電子ペン記載情報格納部1302は、不揮発性の記録媒体でも、揮発性の記録媒体でも良い。
受付部1303は、各種の指示やデータなどを受け付ける。指示とは、例えば、2以上の電子ペン記載情報を出力する指示である出力指示である。また、指示とは、例えば、2以上の電子ペン記載情報が有する記載情報を出力する指示である記載情報出力指示である。記載情報出力指示は、電子ペンを特定する情報を有しても良い。また、記載情報出力指示は、電子ペンと時間を特定する情報を有しても良い。指示等の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。受付部1303は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
出力情報構成部1304は、受付部1303が出力指示を受け付けた場合、電子ペン記載情報格納部1302の2以上の電子ペン記載情報を用いて、出力情報を構成する。出力情報は、例えば、時刻情報から得られる時刻を第一の軸にした情報であり、各電子ペン識別子ごとの媒体への記載状況を第一の軸に対して視覚的に示す情報である。また、出力情報は、例えば、各電子ペン識別子ごと、かつ媒体ごとの記載状況を第一の軸に対して視覚的に示す情報である出力情報を構成する。記載状況は、記載していた時間や、記載量などが判断できる情報である。出力情報の具体例は後述する。出力情報構成部1304は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。出力情報構成部1304の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力部1305は、出力情報構成部1304が構成した出力情報を出力する。ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プリンタへの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積等を含む概念である。出力部1305は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部1305は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
記載情報再生部1306は、受付部1303が記載情報出力指示を受け付けた場合に、当該記載情報出力指示が示す電子ペンで記載した記載情報を再生(出力)する。再生する記載情報は、電子ペン記載情報格納部1302の電子ペン記載情報から取得した情報で、当該電子ペン記載情報が有する時刻情報が示す時刻の順に、対応する記載情報を再生する。つまり、電子ペンで記載したとおりに、時系列で記載情報が出力される。また、記載情報出力指示が、電子ペンと時間を特定する情報を有する場合、記載情報再生部1306は、当該電子ペンで記載した記載情報であり、当該時間に対応する時刻情報と対になる記載情報を再生する。記載情報出力指示における電子ペンや時間の指定方法は種々ある。例えば、ユーザは、画面に表示された図的な出力情報のうちの対応する電子ペン、対応する時間をマウスなどのポインティングデバイスで指定する。例えば、ユーザは、電子ペンに対応するボタンを押下する。記載情報再生部1306は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。記載情報再生部1306の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
次に、情報処理システムの動作について説明する。まず、電子ペン12の動作について説明する。電子ペン12の電子ペン記載情報構成部1204は、電子ペン識別子格納部1201の電子ペン識別子を読み出す。そして、座標情報取得部1203は、映像を取得する。映像とは、電子ペン12で記載された媒体11の表面を撮影した映像である。次に、座標情報取得部1203は、取得した映像および/または先に取得した映像から座標情報を構成する。そして、電子ペン記載情報構成部1204は、構成した座標情報を一時的に記録する。そして、電子ペン記載情報構成部1204は、時計1202から時刻を取得し、時刻情報を構成する。そして、電子ペン記載情報構成部1204は、当該電子ペン識別子と構成した座標情報(記載情報)と時刻情報を用いて、電子ペン記載情報を構成する。次に、電子ペン記載情報送信部1205は、電子ペン記載情報を情報処理装置13に送信する。なお、記載情報が存在しない場合、電子ペン記載情報構成部1204は、電子ペン識別子と時刻情報のみで電子ペン記載情報を構成しても良い。また、電子ペン12は、図示しない手段により、ユーザの指示(電子ペン12のボタンを押下した場合など)を受け付け、当該指示に応じて、電子ペン識別子と時刻情報のみで電子ペン記載情報を構成しても良い。以上の処理により、電子ペン12は、電子ペン記載情報を情報処理装置13に送信する。また、電子ペン12は、電子ペン記載情報を情報処理装置13に送信する。
次に、情報処理装置13の動作について図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)電子ペン記載情報受信部1301は、電子ペン12から電子ペン記載情報を受信したか否かを判断する。電子ペン記載情報を受信すればステップS302に行き、電子ペン記載情報を受信しなければステップS303に行く。
(ステップS302)電子ペン記載情報受信部1301は、ステップS301で受信した電子ペン記載情報を電子ペン記載情報格納部1302に、少なくとも一時格納する。ステップS301に戻る。
(ステップS303)受付部1303は、指示を受け付けたか否かを判断する。指示を受け付ければステップS304に行き、指示を受け付けなければステップS301に戻る。
(ステップS304)受付部1303は、ステップS303で受け付けた指示が出力指示であるか否かを判断する。出力指示であればステップS305に行き、出力指示でなければステップS307に行く。
(ステップS305)出力情報構成部1304は、電子ペン記載情報格納部1302の2以上の電子ペン記載情報を用いて、出力情報を構成する。出力情報を構成する処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。ステップS301に戻る。
(ステップS306)出力部1305は、ステップS305で構成した出力情報を出力する。ステップS301に戻る。出力情報の出力態様は、種々ある。
(ステップS307)受付部1303は、ステップS303で受け付けた指示が記載情報出力指示であるか否かを判断する。記載情報出力指示であればステップS308に行き、記載情報出力指示でなければステップS301に戻る。
(ステップS308)記載情報再生部1306は、記載情報出力指示が示す電子ペン12で記載した記載情報を再生する。記載情報再生処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。ステップS301に戻る。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS305の出力情報を構成する処理について図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)出力情報構成部1304は、出力情報構成部1304に予め格納している出力情報の枠を読み出す。枠とは、出力情報を構成する背景の図柄であり、例えば、ビットマップデータである。ただし、出力情報の枠のデータ構造は問わず、出力情報の枠は、出力情報構成部1304が構成しても良い。
(ステップS402)出力情報構成部1304は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS403)出力情報構成部1304は、電子ペン記載情報格納部1302にi番目の電子ペン記載情報が存在するか否かを判断する。i番目の電子ペン記載情報が存在すればステップS404に行き、i番目の電子ペン記載情報が存在しなければ上位処理にリターンする。
(ステップS404)出力情報構成部1304は、電子ペン記載情報格納部1302からi番目の電子ペン記載情報を読み出し、メモリ上に配置する。
(ステップS405)出力情報構成部1304は、ステップS404で取得したi番目の電子ペン記載情報から記載情報を取得する。
(ステップS406)出力情報構成部1304は、ステップS405で取得した記載情報から、媒体識別子を取得する。例えば、出力情報構成部1304は、媒体識別子と、記載情報の範囲の情報を保持しており、当該情報とステップS405で取得した記載情報から、対応する媒体識別子を取得する。なお、i番目の電子ペン記載情報が媒体識別子を有している場合は、出力情報構成部1304は、i番目の電子ペン記載情報から媒体識別子を取得するだけである。
(ステップS407)出力情報構成部1304は、i番目の電子ペン記載情報が有する時刻情報を取得する。
(ステップS408)出力情報構成部1304は、取得した電子ペン識別子、媒体識別子、時刻情報から、出力情報を構成するライン(線)を配置する位置を決定する。なお、配置するのはラインではなく、特定の図柄などでも良い。また、ここでの位置とは、ステップS401で取得した出力情報の枠内での位置である。出力情報は、時刻を第一の軸にした情報である。また、出力情報は、電子ペン識別子、または媒体識別子、または電子ペン識別子と媒体識別子のいずれかにより特定される情報(例えば、記載者)を第二の軸とした情報である。出力情報の具体例は後述する。
(ステップS409)出力情報構成部1304は、ステップS401で取得した出力情報の枠内の、ステップS408で決定した位置に、ラインを配置する。
(ステップS410)出力情報構成部1304は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS403に戻る。
次に、ステップS308の記載情報再生処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)記載情報再生部1306は、記載情報出力指示から、電子ペンを特定する情報(例えば、電子ペン識別子など)、または電子ペンを特定する情報と時間を特定する情報(例えば、開始の時刻情報と終了の時刻情報など)を取得する。
(ステップS502)記載情報再生部1306は、ステップS501で取得した電子ペンを特定する情報、または電子ペンを特定する情報および時間を特定する情報をキーとして、電子ペン記載情報格納部1302から電子ペン記載情報を取得し、メモリ上に配置する。
(ステップS503)記載情報再生部1306は、ステップS501で取得した電子ペンを特定する情報に対応する出力属性を取得する。なお、記載情報再生部1306は、電子ペンを特定する情報に対応して、予め出力属性を保持している。ここで、出力属性とは、記載情報を出力する場合の文字や図形(ラインを含む)の色や、背景色や、線種、線の太さなどである。
(ステップS504)記載情報再生部1306は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS505)記載情報再生部1306は、ステップS502で取得した記載情報の中に、i番目の記載情報が存在するか否かを判断する。i番目の記載情報が存在すればステップS506に行き、i番目の記載情報が存在しなければ上位処理にリターンする。
(ステップS506)記載情報再生部1306は、i番目の記載情報を、ステップS503で取得した出力属性で、出力する。
(ステップS507)記載情報再生部1306は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS505に戻る。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図1である。
今、先生が生徒Aと生徒Bを指導している、とする。ここでは、いわゆる1対2の形式の学習塾である、とする。先生、生徒A、生徒Bはそれぞれ自分の電子ペン12を保持している。また、生徒A、生徒Bは、自分の媒体11に電子ペン12で解答などを書き込む。媒体11は、ここでは、図6に示すようなノート(「指導ノート」という)である。指導ノートは、例えば、上述したアノトペーパーである。さらに、先生は、生徒A、生徒Bの各媒体11に対して、指導のための文字や図などを、電子ペン12を用いて書き込む。
また、今、記載情報再生部1306は、図7に示す出力属性管理表を保持している。出力属性管理表は、「電子ペン識別子」と「出力属性」を有するレコードを1以上保持している。図7は、「電子ペン識別子」で特定される電子ペンで記載したライン、図柄が、「出力属性」で示される色で出力されることを示す。
また、今、生徒Aは、電子ペン識別子「12346」の電子ペンを保持している。生徒Bは、電子ペン識別子「12345」の電子ペンを保持している。さらに、先生は、電子ペン識別子「12888」の電子ペンを保持している。
さらに、出力情報構成部1304は、図8に示す媒体識別子管理表を保持している。媒体識別子管理表は、媒体識別子を取得するための情報であり、「媒体識別子」「記載情報の範囲」「電子ペン識別子」を有する。「記載情報の範囲」は、媒体11の左上座標値、右下座標値の2点の座標値を有する。かかる左上座標値、右下座標値の2点で特定される矩形内の座標値が、記載情報の中に存在すれば、当該記載情報を構成されるもとになった文字等が記載された媒体11を識別する媒体識別子が、当該「記載情報の範囲」に対応する媒体識別子である。
かかる状況で、先生が生徒Aや生徒Bに問題を出し、生徒Aや生徒Bが解答を記載し、先生が両生徒を指導する、という1対2の学習塾に、本情報処理システムが利用される、とする。
つまり、生徒A、生徒Bのノート(図6参照)に、先生が先生の電子ペン12で、各生徒のノート(媒体11)に問題を記載する。そして、生徒Aおよび生徒Bは、それぞれ自分の電子ペン12で、自分のノートに解答を記載する。
そして、各自の電子ペン12は、上述したように、電子ペン記載情報を構成し、情報処理装置13に送信する。
そして、情報処理装置13の電子ペン記載情報受信部1301は、3本の電子ペン12から、電子ペン記載情報を受信し、電子ペン記載情報格納部1302に、少なくとも一時蓄積する。この蓄積した電子ペン記載情報を図9に示す。
図9において、電子ペン記載情報は電子ペン識別子、記載情報、時刻情報を有する。記載情報は座標情報である。
次に、ユーザ(例えば、先生など)が、情報処理装置13の図示しない入力手段を用いて、出力指示を入力した、とする。
次に、受付部1303は、出力指示(例えば、命令「output 指導状況」)を受け付ける。ここでの出力指示「output 指導状況」は、ユーザ(先生、生徒A、生徒B)を特定する情報や、時間を特定する情報を含まない。ただし、出力指示は、ユーザ(先生、生徒A、生徒B)を特定する情報や、時間を特定する情報を含んでも良い。出力指示がユーザ(先生、生徒A、生徒B)を特定する情報や、時間を特定する情報を含む場合、当該ユーザ(先生、生徒A、生徒B)を特定する情報や、時間を特定する情報に対応する電子ペン識別子、時刻情報に対応する電子ペン記載情報を、電子ペン記載情報格納部1302から読み出し、当該読み出した電子ペン記載情報から、後述する出力情報が構成され、出力されることとなる。
すると、出力情報構成部1304は、図9に示す2以上の電子ペン記載情報を用いて、以下のように、出力情報を構成する。
つまり、まず、出力情報構成部1304は、出力情報構成部1304に予め格納している、図10に示すような出力情報の枠(背景の図柄情報)を読み出す。
次に、出力情報構成部1304は、図9に示す電子ペン記載情報格納部1302に1番目の電子ペン記載情報「12345,(587,1259),2007/4/9 17:03:15:10」を読み出し、メモリ上に配置する。
次に、出力情報構成部1304は、ステップS404で取得した1番目の電子ペン記載情報「12345,(587,1259),2007/4/9 17:03:15:10」から記載情報「(587,1259)」を取得する。
そして、出力情報構成部1304は、取得した記載情報「(587,1259)」をキーとして、図8の媒体識別子管理表を検索する。つまり、出力情報構成部1304は、記載情報「(587,1259)」が、記載情報の範囲「(500,1000)、(1000,2000)」に入っている(500<=587<=1000、かつ、1000<=1259<=2000、を満たす)ことを検知する。そして、出力情報構成部1304は、記載情報の範囲「(500,1000)、(1000,2000)」に対応する媒体識別子「1」を取得する。また、出力情報構成部1304は、記載情報の範囲「(500,1000)、(1000,2000)」に対応する電子ペン識別子「12345」も取得する。
次に、出力情報構成部1304は、1番目の電子ペン記載情報が有する時刻情報「2007/4/9 17:03:15:10」を取得する。
そして、出力情報構成部1304は、取得した電子ペン識別子「12345」、媒体識別子「1」、時刻情報「2007/4/9 17:03:15:10」から、出力情報を構成するライン(線)を配置する位置(図10の生徒(B)の時刻「17:03:15:10」の位置)を決定する。なお、電子ペン識別子「12345」である場合は図10の縦軸の生徒(B)の位置に、電子ペン識別子「12346」である場合は、図10の縦軸の生徒(A)の位置に、電子ペン識別子「12888」であり、媒体識別子「1」の場合は図10の縦軸の生徒(B)のすぐ上の指導者の位置に、電子ペン識別子「12888」であり、媒体識別子「2」の場合は図10の縦軸の生徒(A)のすぐ上の指導者の位置に、ライン(線)を配置するように、出力情報構成部1304は、情報を保持している。かかる情報は、電子ペン識別子と媒体識別子と図10の縦軸の位置(例えば、Y軸の座標値)の対応を示す情報である。また、出力情報構成部1304は、時刻「17:03:15:10」から、図10の横軸の位置(例えば、X軸の座標値)を決定する。
次に、出力情報構成部1304は、取得した出力情報の枠(図10参照)内の、決定した位置に、ラインを配置する。
そして、出力情報構成部1304は、図9に示す電子ペン記載情報管理表の2番目の電子ペン記載情報「12345,(587,1260),2007/4/9 17:03:15:20」を読み出し、メモリ上に配置する。
そして、同様に、出力情報構成部1304は、ラインの位置を決定し、出力情報の枠(図10参照)内の、決定した位置に、ラインを配置する。
さらに、同様に、出力情報構成部1304は、図9に示す電子ペン記載情報管理表の3番目以降の電子ペン記載情報を処理し、出力情報の枠(図10参照)内にラインを配置する。
そして、出力部1305は、構成した出力情報を出力する。出力例は、図11である。図11の出力情報において、ラインの集合(矩形に見える箇所)は、指導者または生徒(A)又は生徒(B)が、電子ペンで媒体に記載していたことを示す。また、図11の出力情報を見れば、指導者が、生徒(A)、生徒(B)をバランスよく指導していたか否かや、指導の経過などを知ることができる。
次に、ユーザは、情報処理装置13に表示されている図示しないボタンを押下することにより、受付部1303は、記載情報出力指示「replay」を受け付けた、とする。ここでの記載情報出力指示は、電子ペンを特定する情報や、時間を特定する情報を有さない(引数はなし)、とする。
そして、記載情報再生部1306は、記載情報出力指示から、電子ペンを特定する情報(例えば、電子ペン識別子など)、または電子ペンを特定する情報と時間を特定する情報(例えば、開始の時刻情報と終了の時刻情報など)を取得しようとするが、ここでは、取得できない。
次に、記載情報再生部1306は、図9の電子ペン記載情報管理表からすべての電子ペン記載情報を取得し、メモリ上に配置する。
次に、記載情報再生部1306は、電子ペン識別子に対応する出力属性を、図7の出力属性管理表から取得する。
そして、記載情報再生部1306は、取得した電子ペン記載情報が有する時刻情報の順に、対応する電子ペン識別子に対する出力属性で、電子ペン記載情報が有する記載情報に従って、出力する。すると、媒体11に記載された順序で、電子ペンの軌跡が出力される。
図12は、記載情報再生部1306における記載情報の再生の途中段階の出力である。図13は、記載情報再生部1306における記載情報の再生の最終段階の出力である。なお、図13における出力は、生徒(A)または生徒(B)、および、生徒(A)または生徒(B)の媒体11に対する先生の書き込みのみを再生したものである。なお、図12,13において、先生の記載は「赤」、生徒の記載は「黒」で出力されている、とする。
次に、ユーザは、「replay 12345 2007/4/9 17:03:15:10 2007/4/9 17:25:00:00」を入力する、とする。かかる入力方法は、例えば、図11のラインの集合(バー)を、マウスで指示することにより行う。そして、図14に示す楕円の領域が指示された、とする。
すると、受付部1303は、記載情報出力指示「replay 12345 2007/4/9 17:03:15:10 2007/4/9 17:25:00:00」を受け付ける。
そして、記載情報再生部1306は、電子ペン識別子「12345」、開始時刻「2007/4/9 17:03:15:10」、終了時刻「2007/4/9 17:25:00:00」に合致する電子ペン記載情報を、図9の電子ペン記載情報管理表から取得し、図15に示す電子ペン記載情報管理表の一部のレコード群を得る。
次に、記載情報再生部1306は、電子ペン識別子「12345」に対応する出力属性「黒」を取得する。
そして、記載情報再生部1306は、図15に示す電子ペン記載情報管理表が有する記載情報を、時刻の順に、取得した出力属性「黒」で、出力する。
なお、上記では、記載情報出力指示は、電子ペンを特定する情報(ここでは、電子ペン識別子)と、時間を特定する情報(ここでは、開始時刻、終了時刻)を有したが、電子ペンを特定する情報のみ、または時間を特定する情報のみを有しても良い。
記載情報出力指示が電子ペンを特定する情報のみを有する場合、記載情報再生部1306は、電子ペンを特定する情報(ここでは、電子ペン識別子)をキーとして、電子ペン記載情報管理表を検索し、電子ペン記載情報を取得する。そして、記載情報再生部1306は、取得した電子ペン記載情報を再生する。電子ペン記載情報の再生については、既に
説明した。また、電子ペン記載情報の再生とは、電子ペン記載情報が有する記載情報が示す点の表示である。
以上、本実施の形態によれば、複数人の媒体に対する作業の状況が容易に把握できる。さらに具体的には、例えば、複数の生徒に対して、先生がバランス良く指導しているか否かを把握することができる。
また、本実施の形態によれば、記載情報再生部1306による記載情報の再生機能により、例えば、電子ペンで記載した内容の復習が容易にできる。また、生徒の記載のみ、または先生の記載のみを再生したりできることにより、生徒は、容易に復習でき、学習効果を大幅に向上させる。また、所定の時間のみの再生を行うことができ、効率的に復習ができる。
なお、本実施の形態によれば、電子ペン記載情報の例を図9に示した。しかし、電子ペン記載情報は、図16に示すように、一の電子ペン識別子に対して、2以上の記載情報と時刻情報を有する情報でも良い。また、記載情報と時刻情報は、1対1である必要もない。
また、本実施の形態によれば、媒体11に記載した記載情報と、出力情報を、一のウィンドウ上に表示しても良い。かかる表示例を図17に示す。
また、図17において、指導者(先生)と生徒の評価や、開示するか否かの情報も入力し、管理できる、とする。
また、本実施の形態によれば、電子ペン12が、電子ペン記載情報に時刻情報を付加した。しかし、情報処理装置13が電子ペン記載情報に時刻情報を付加しても良いし、その他の装置や手段により、電子ペン記載情報に時刻情報を付加しても良い。かかる場合、電子ペン12は、時計1202を有する必要はない。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、2以上の電子ペン記載情報を出力する指示である出力指示を受け付ける受付部と、前記受付部が出力指示を受け付けた場合、記憶媒体の2以上の電子ペン記載情報から、時刻情報から得られる時刻を第一の軸にした情報であり、各電子ペン識別子ごとの前記媒体への記載状況を前記第一の軸に対して視覚的に示す情報である出力情報を構成する出力情報構成部と、前記出力情報を出力する出力部として機能させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムにおいて、前記電子ペン記載情報は、媒体を識別する媒体識別子をも有し、前記出力情報構成部は、各電子ペン識別子ごと、かつ前記媒体ごとの記載状況を前記第一の軸に対して視覚的に示す情報である出力情報を構成する、ことは好適である。
また、上記プログラムにおいて、コンピュータを、前記2以上の電子ペンから電子ペン記載情報を受信する電子ペン記載情報受信部としてさらに機能させ、前記2以上の電子ペン記載情報は、前記電子ペン記載情報受信部が受信した情報である、ことは好適である。
また、コンピュータを、2以上の電子ペン記載情報が有する記載情報を出力する指示であり、電子ペンを特定する情報を有する記載情報出力指示を受け付ける受付部と、記載情報出力指示を受け付けた場合に、前記電子ペンを特定する情報に対応する電子ペン識別子が含まれる電子ペン記載情報が有する時刻情報が示す時刻の順に、記載情報を出力する記載情報再生部として機能させるプログラム、である。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、図18は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の情報処理装置を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図18は、このコンピュータシステム340の概観図であり、図19は、コンピュータシステム340のブロック図である。
図18において、コンピュータシステム340は、FD(Flexible Disk)ドライブ、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブを含むコンピュータ341と、キーボード342と、マウス343と、モニタ344とを含む。
図19において、コンピュータ341は、FDドライブ3411、CD−ROMドライブ3412に加えて、CPU(Central Processing Unit)3413と、CD−ROMドライブ3412及びFDドライブ3411に接続されたバス3414と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM(Read−Only Memory)3415と、CPU3413に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM(Random Access Memory)3416と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3417とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ341は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム340に、上述した実施の形態の情報処理装置の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3501、またはFD3502に記憶されて、CD−ROMドライブ3412またはFDドライブ3411に挿入され、さらにハードディスク3417に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ341に送信され、ハードディスク3417に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3416にロードされる。プログラムは、CD−ROM3501、FD3502またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ341に、上述した実施の形態の情報処理装置の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム340がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置は、複数人の媒体に対する作業の状況が容易に把握できる、という効果を有し、電子ペンを利用した教育システム等として有用である。
実施の形態1における情報処理システムの概念図 同情報処理システムのブロック図 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 同出力情報構成処理について説明するフローチャート 同記載情報再生処理の動作について説明するフローチャート 同媒体の例を示す図 同出力属性管理表を示す図 同媒体識別子管理表を示す図 同電子ペン記載情報の例を示す図 同出力情報の枠の例を示す図 同出力情報の出力例を示す図 同記載情報の再生の途中段階の出力図 同記載情報の再生の最終段階の出力図 同出力情報における記載情報出力指示の指定方法例を説明する図 同電子ペン記載情報管理表を示す図 同電子ペン記載情報の例を示す図 同他の出力情報等の表示例を示す図 同情報処理装置を実現するコンピュータの外観図 同コンピュータシステムのブロック図
符号の説明
13 情報処理装置
1201 電子ペン識別子格納部
1202 時計
1203 座標情報取得部
1204 電子ペン記載情報構成部
1205 電子ペン記載情報送信部
1301 電子ペン記載情報受信部
1302 電子ペン記載情報格納部
1303 受付部
1304 出力情報構成部
1305 出力部
1306 記載情報再生部

Claims (9)

  1. 2以上の電子ペンで媒体に記載された情報を処理する情報処理装置であって、
    電子ペンを識別する情報である電子ペン識別子と、電子ペンで媒体に記載した情報である記載情報と、電子ペンで記載した時刻に関する情報である時刻情報を有する2以上の電子ペン記載情報であり、電子ペン識別子が異なる2以上の電子ペン記載情報を格納している電子ペン記載情報格納部と、
    前記2以上の電子ペン記載情報を出力する指示である出力指示を受け付ける受付部と、
    前記受付部が出力指示を受け付けた場合、前記電子ペン記載情報格納部の2以上の電子ペン記載情報を用いて、時刻情報から得られる時刻を第一の軸にした情報であり、各電子ペン識別子ごとの前記媒体への記載状況を前記第一の軸に対して視覚的に示す情報である出力情報を構成する出力情報構成部と、
    前記出力情報を出力する出力部を具備する情報処理装置。
  2. 前記2以上の電子ペンのうちの少なくとも一の電子ペンで、2以上の媒体に記載された情報をも処理する請求項1記載の情報処理装置であって、
    前記電子ペン記載情報は、
    媒体を識別する媒体識別子をも有し、
    前記出力情報構成部は、
    各電子ペン識別子ごと、かつ前記媒体ごとの記載状況を前記第一の軸に対して視覚的に示す情報である出力情報を構成する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記2以上の電子ペンから電子ペン記載情報を受信する電子ペン記載情報受信部をさらに具備し、
    前記2以上の電子ペン記載情報は、前記電子ペン記載情報受信部が受信した情報である請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
  4. 2以上の電子ペンで媒体に記載された情報を処理する情報処理装置であって、
    電子ペンを識別する情報である電子ペン識別子と、電子ペンで媒体に記載した情報である記載情報と、電子ペンで記載した時刻に関する情報である時刻情報を有する2以上の電子ペン記載情報であり、電子ペン識別子が異なる2以上の電子ペン記載情報を格納している電子ペン記載情報格納部と、
    前記2以上の電子ペン記載情報が有する記載情報を出力する指示である記載情報出力指示を受け付ける受付部と、
    前記記載情報出力指示を受け付けた場合に、前記電子ペン記載情報が有する時刻情報が示す時刻の順に、記載情報を出力する記載情報再生部を具備し、
    前記記載情報出力指示は、電子ペンを特定する情報を有し、
    前記記載情報再生部は、
    前記電子ペンを特定する情報に対応する電子ペン識別子が含まれる電子ペン記載情報が有する時刻情報が示す時刻の順に、記載情報を出力する情報処理装置。
  5. 前記記載情報出力指示は、電子ペンと時間を特定する情報を有し、
    前記記載情報再生部は、
    前記電子ペンを特定する情報に対応する電子ペン識別子が含まれる電子ペン記載情報であり、前記時間に対応する電子ペン記載情報が有する記載情報を、時刻の順に出力する請求項4記載の情報処理装置。
  6. コンピュータを、
    2以上の電子ペン記載情報を出力する指示である出力指示を受け付ける受付部と、
    前記受付部が出力指示を受け付けた場合、記憶媒体の2以上の電子ペン記載情報を用いて、時刻情報から得られる時刻を第一の軸にした情報であり、各電子ペン識別子ごとの前記媒体への記載状況を前記第一の軸に対して視覚的に示す情報である出力情報を構成する出力情報構成部と、
    前記出力情報を出力する出力部として機能させるためのプログラム。
  7. 前記電子ペン記載情報は、
    媒体を識別する媒体識別子をも有し、
    前記出力情報構成部は、
    各電子ペン識別子ごと、かつ前記媒体ごとの記載状況を前記第一の軸に対して視覚的に示す情報である出力情報を構成する請求項6記載のプログラム。
  8. コンピュータを、
    2以上の電子ペン記載情報が有する記載情報を出力する指示であり、電子ペンを特定する情報を有する記載情報出力指示を受け付ける受付部と、
    記載情報出力指示を受け付けた場合に、前記電子ペンを特定する情報に対応する電子ペン識別子が含まれる電子ペン記載情報が有する時刻情報が示す時刻の順に、記載情報を出力する記載情報再生部として機能させるためのプログラム。
  9. 前記記載情報出力指示は、電子ペンと時間を特定する情報を有し、
    前記記載情報再生部は、
    前記電子ペンを特定する情報に対応する電子ペン識別子が含まれる電子ペン記載情報であり、前記時間に対応する電子ペン記載情報が有する記載情報を、時刻の順に出力する請求項8記載のプログラム。
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