JP3956927B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン始動後に、走行駆動源として用いられるモータと強電バッテリとの間に設けられる強電リレーをオンする車両用制御装置に関する。
走行駆動源としてエンジンおよびモータを備えたハイブリッド車両において、運転者のイグニッションキー操作に基づいて、スタータモータに電力が供給されてスタータモータが駆動し、エンジンを始動させるシステムが知られている(特許文献1参照)。
特開2000−257539号公報
しかしながら、従来のシステムでは、走行駆動源としてのモータと強電バッテリとの間に設けられている強電リレーをオンする前に、運転者のイグニッションキー操作に基づいて、エンジンが始動されて、車両が走行を開始する場合がある。この場合、モータがエンジンに連れ回されて駆動しているので、走行中に強電リレーをオンできず、モータの発電制御を行うことができないため、バッテリのSOCが低下するという問題があった。
本発明による車両用制御装置は、リレーをオンする前にエンジンが始動されると、エンジンの回転速度を、モータジェネレータがエンジンに連れ回されて回転している時にリレーをオンしても強電部品が故障しない所定の回転速度に制御し、エンジンの回転速度が所定の回転速度に制御された状態でリレーをオンすることを特徴とする。
本発明による車両用制御装置によれば、エンジンが始動された後でもリレーをオンすることができるので、車両走行中にモータジェネレータにより発電された電力をバッテリに供給して、バッテリのSOCが低下するのを防ぐことができる。
図1は、本発明による車両用制御装置をハイブリッド車両に適用した一実施の形態の構成を示す図である。このハイブリッド車両は、車両の走行駆動源として、エンジン1およびモータジェネレータ2(以下では、単にモータ2と呼ぶ)を備える。すなわち、エンジン1とモータ2の両方またはいずれか一方の駆動力が無段変速機(CVT)19および減速機20を介して、駆動輪21a,21bに伝達される。
一般に、電動機(モータ)は、電力を駆動力に変換して力行運転するものであるが、そのままの構造で駆動力を電力に逆変換して回生運転することが可能である。また、発電機(ジェネレータ)は、駆動力を電力に変換して発電運転(回生運転と同等)するものであるが、そのままの構造で電力を駆動力に逆変換して力行運転することが可能である。つまり、電動機(モータ)と発電機(ジェネレータ)とは基本的に同一構造であり、どちらも駆動(力行)と発電(回生)とが可能である。したがって、本明細書では、電気エネルギー(電力)を回転エネルギー(駆動力)に変換する電動機(モータ)の機能と、回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機(ジェネレータ)の機能を合わせ持つ回転電機を、モータジェネレータまたは単にモータと呼ぶ。一方、内燃機関はガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの燃料を燃やしたときに発生する燃焼エネルギーを回転エネルギー(駆動力)に変換するものであり、この明細書ではこれらの内燃機関をエンジンと総称する。
エンジン1とモータ2は、クランクプーリークラッチ14およびプーリー&ベルト動力伝達機構13を介して連結されている。クランクプーリークラッチ14のオン/オフは、後述する車両コントローラ9により制御される。
メインリレー(強電リレー)5は、インバータ3と36Vバッテリ(強電バッテリ)6との間に設けられ、後述する車両コントローラ9により、オン/オフの制御が行われる。インバータ3は、36Vバッテリ6に蓄えられている直流電力を3相交流電力に変換して、モータ(3相交流モータ)2に供給してモータ2を駆動(力行)運転するとともに、モータ2が回生(発電)運転することにより発電する3相交流電力を直流電力に変換して、36Vバッテリ6を充電する。インバータ3により直流電力に変換される発電電力は、DC/DCコンバータ4で降圧されて、12Vバッテリ7の充電にも用いられる。
回転速度センサ1aは、エンジン1の回転速度を検出して、車両コントローラ9に送信する。車速センサ18は、車両の速度を検出して、車両コントローラ9に送信する。
車両コントローラ9は、エンジンコントローラ10、モータコントローラ11、および、バッテリコントローラ12を制御して車両の走行を制御するとともに、アイドルストップ制御とエンジン1の再始動制御を行う。車両コントローラ9は、車載通信線15を介して、エンジンコントローラ10、モータコントローラ11、および、バッテリコントローラ12と情報の授受を行う。
エンジンコントローラ10は、エンジントルクが車両コントローラ9から入力されるトルク指令値に一致するように、図示しないスロットルバルブ開閉装置、燃料噴射装置および点火時期制御装置を制御する。モータコントローラ11は、モータ2の運転モード、すなわち、力行モード、回生制動モードおよび発電モードの切り換えと、モータ2の回転速度および出力トルクを制御する。
バッテリコントローラ12は、図示しない電圧センサおよび電流センサによりそれぞれ検出される、36Vバッテリ6の電圧および充放電電流に基づいて、36Vバッテリ6のSOC(State Of Charge)を検出し、36Vバッテリ6の充電および放電を管理する。
なお、車両コントローラ9、エンジンコントローラ10、モータコントローラ11、および、バッテリコントローラ12は、それぞれマイクロコンピュータ、メモリ、インタフェースなどから構成されている。
車両コントローラ9は、所定のアイドルストップ条件が満たされた時に、エンジン1を自動的に停止させるアイドルストップを行う。アイドルストップ条件は、例えば、車速が所定車速以下であり、アクセルペダル操作量が0、ブレーキペダルがオン、かつ、36Vバッテリ6のSOCが所定値以上の全ての条件が満たされた時とする。また、アイドルストップ条件が満たされてアイドルストップが実施されている状態から、アイドルストップ条件が満たされなくなった時に、アイドルストップを解除して、エンジン1の再始動を行う。
スタータモータ8は、スタートスイッチ16を介して12Vバッテリ7と接続されている。運転者が図示しないイグニッションキーをSTART位置まで回動すると、スタートスイッチ16がオンし、12Vバッテリ7からスタータモータ8に電流が流れる。これにより、スタータモータ8が駆動して、エンジン1を始動する。
図2は、車両起動時に、各コントローラ9〜12で行われる制御内容を説明するための図である。運転者が図示しないイグニッションキーをON位置まで回動すると、イグニッションスイッチ17がオンし、12Vバッテリ7から車両コントローラ9に電力が供給される。これにより、車両コントローラ9が起動する。起動した車両コントローラ9は、エンジンコントローラ10、モータコントローラ11、および、バッテリコントローラ12に対して、起動信号を送信する(i)。各コントローラ10,11,12は、起動信号を受信して起動する。
各コントローラ10〜12の起動後、車両コントローラ9は、モータコントローラ11に対して、メインリレー5の診断要求信号を送信する(ii)。診断要求信号を受信したモータコントローラ11は、メインリレー5の故障診断を行い、診断結果を車両コントローラ9に送信する(iii)。車両コントローラ9は、モータコントローラ11からメインリレー5が正常である旨の信号を受信し、かつ、バッテリコントローラ12から強電オン許可信号を受信すると(iv)、メインリレー5をオンする。メインリレー5をオンすると、メインリレー5をオンしたことを知らせる信号をモータコントローラ11に送信する(v)。
モータコントローラ11は、メインリレー5がオンしたことを知らせる信号を受信すると、インバータ3内に設けられている図示しないコンデンサの充電が完了したか否かを確認する。充電が完了したと判定すると、充電完了信号を車両コントローラ9に送信する(vi)。車両コントローラ9は、モータコントローラ11から充電完了信号を受信すると、強電供給完了信号をモータコントローラ11に送信する(vii)。
車両コントローラ9は、エンジンコントローラ10、モータコントローラ11、バッテリコントローラ12から制御準備完了信号を受信すると(viii)、クランクプーリークラッチ14をオンし(ix)、完爆判定、すなわち、エンジン1が始動したか否かの判定を行う(x)。エンジン1の始動完了後は、各コントローラ9〜12において、通常の制御が行われる。
上述したように、一実施の形態における車両用制御装置では、運転者のイグニッションキー操作に基づいてスタートスイッチ16がオンしてスタータモータ8が駆動し、エンジン1が始動する。すなわち、エンジン始動に際し、車両コントローラ9が介在しないため、上述した車両コントローラ9の起動からメインリレー5をオンにする制御が完了するまでの間に、エンジン1が始動されて、車両が走行を開始する場合がある。この場合、上述したメインリレー5をオンする前の故障診断が中断されるため、メインリレー5を安全にオンできるか否かの判断ができず、アイドルストップが行われるまでは、強電系ラインは遮断されたままとなる。この間は、36Vバッテリ6の充電を行うことができないため、36Vバッテリ6のSOCが低下してしまう。
一実施の形態における車両用制御装置では、メインリレー5がオンする前にエンジン1が始動されて車両が走行を開始した場合に、メインリレー5をオンするための制御を行う。以下では、図3に示すフローチャートを参照しながら、車両走行開始後に、メインリレー5をオンにするための制御について説明する。
図3は、一実施の形態における車両用制御装置により行われるエンジン始動時の制御内容を示すフローチャートである。ステップS10から始まる処理は、車両コントローラ9により行われる。ステップS10では、メインリレー5がオンされる前に、ハイブリッド車両が走行を開始したか否かを判定する。
上述したように、メインリレー5のオン/オフは、車両コントローラ9が行うので、車両コントローラ9の起動後にメインリレー5をオンする処理が完了する前に、スタータモータ8によりエンジン1が始動されて、車両が走行を開始したか否かを判定する。なお、車両が走行を開始したか否かは、車速センサ18から入力される車速信号に基づいて行う。メインリレー5がオンする前に車両が走行を開始したと判定するとステップS20に進む。一方、メインリレー5がオンした後に車両が走行を開始した場合、または、車両が走行を開始していない場合には、フローチャートによる処理を終了する。
ステップS20では、回転速度センサ1aにより検出されるエンジン回転速度Nが所定の回転速度Nsと一致するように制御する。この所定の回転速度Nsは、モータ2がエンジン1に連れ回されて回転している時にメインリレー5をオンしてもメインリレー5を含む強電部品が故障しないモータ回転速度Nmに基づいて算出する。モータ回転速度Nmは、実験やモデルを用いた演算等により予め求めておく。ここでは、Nm=1500(rpm)とし、プーリー&ベルト動力伝達機構13のエンジン1とモータ2とのプーリー比を2.5とすると、エンジン1の所定の回転速度Nsは、Ns=600(=1500/2.5)(rpm)となる。すなわち、ステップS20では、車両走行中に、所定の回転速度Ns(=600)より高くなっているエンジン1の回転速度Nを所定の回転速度Nsに下げる制御を行う。
ステップS20に続くステップS30では、車速を一定とするために、無段変速機19の変速比を算出し、算出した変速比に変更する。車速は、次式(1)で表され、最終減速比とタイヤ半径は、車両に固有の値である。なお、最終減速比は、減速機20で減速される比率である。従って、変速比は、式(2)で表されるので、車速センサ18で検出される車速と、所定のエンジン回転速度Nsに基づいて、無段変速機19の変速比を算出する。
車速=エンジン回転速度/変速比/最終減速比×2π×タイヤ半径 …(1)
変速比=エンジン回転速度/最終減速比/車速×2π×タイヤ半径 …(2)
上述したように、ステップS20では、エンジン1の回転速度Nを所定の回転速度Nsに下げる制御を行うため、ステップS30では、無段変速機19の変速比を低くする制御を行うことになる。
無段変速機19の変速比を算出して、算出した変速比に変更すると、ステップS40に進む。ステップS40では、回転速度センサ1aで検出したエンジン1の回転速度Nが所定の回転速度Nsと一致したか否かを判定する。エンジン1の回転速度Nが所定の回転速度Nsと一致していないと判定するとステップS20に戻り、一致したと判定するとステップS50に進む。
ステップS50では、メインリレー5をオンする前に、モータ2の回転速度、すなわち、エンジン1の回転速度Nが高くならないように、エンジン回転速度の上限値を、予め設定されている上限値より低い所定の上限値に変更して、ステップS60に進む。ステップS60では、メインリレー5をオンして、ステップS70に進む。ステップS70では、ステップS50で変更したエンジン回転速度Nの上限値を変更前の上限値に戻して、図3に示すフローチャートによる処理を終了する。
一実施の形態における車両用制御装置によれば、36Vバッテリ6とインバータ3との間に設けられるメインリレー5をオンする前に、エンジン1が始動されて車両が走行を開始すると、エンジン1の回転速度Nを所定の回転速度Nsに制御した状態でメインリレー5をオンするので、メインリレー5を破損させることなく車両走行中にオンすることができる。これにより、車両走行中に、モータ2の回生運転により発電された電力を36Vバッテリ6および/または12Vバッテリ7に供給することができ、バッテリ6,7のSOCが低下することを防ぐことができる。
また、一実施の形態における車両用制御装置によれば、エンジン1の回転速度Nが所定の回転速度Nsに制御された状態でメインリレー5をオンする前に、エンジン1の回転速度Nの上限値を所定の上限値に設定するので、メインリレー5をオンする際にエンジン1の回転速度が高くなるのを防ぐことができる。これにより、車両走行時にエンジン1の回転速度、すなわち、モータ2の回転速度が高くなって、メインリレー5をオンした時に、メインリレー5が破損することを防ぐことができる。また、メインリレー5をオンした後は、変更したエンジン1の回転速度の上限値を変更前の上限値に戻すので、車両走行に支障を来すことはない。
一実施の形態における車両用制御装置によれば、エンジン始動後にメインリレー5をオンする場合には、無段変速機19の変速比を、車速センサ18により検出される車速およびエンジン1の所定の回転速度Nsに基づいて算出される変速比に変更するので、メインリレー5をオンした際に車速が変動するのを防ぐことができる。従って、車両走行中にメインリレー5がオンされても、運転者が違和感を感じることはない。
本発明は、上述した一実施の形態に限定されることはない。例えば、変速機として無段変速機19を用いた場合について説明したが、複数の変速段を有し、変速比が不連続に変更する自動変速機(オートマチックトランスミッション)を搭載した車両に適用することもできる。この場合、上述した式(2)に基づいて算出される変速比に最も近い変速比の変速段に変更すればよい。
図3に示すフローチャートでは、ステップS10において、メインリレー5がオンされる前に、ハイブリッド車両が走行を開始したか否かを判定した。しかし、メインリレー5がオンされる前に、エンジン1が始動したか否かを判定し、エンジン1が始動したと判定すると、ステップS20以降の処理を行うようにしてもよい。また、ステップS10において、メインリレー5をオンする前にエンジン1が始動されて、エンジン1の回転速度Nが所定の回転速度Nsより高いか否かを判定するようにしてもよい。すなわち、メインリレー5をオンする前にエンジン1が始動されて、エンジン1の回転速度Nが所定の回転速度Nsより高くなった場合に、ステップS20以降の処理を行うようにしてもよい。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、スタータモータ8がエンジン始動手段を、車両コントローラ9およびエンジンコントローラ10が回転速度制御手段を、車両コントローラ9がリレー制御手段、上限値設定手段および変速比変更手段を、車速センサ18が車速検出手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
本発明による車両用制御装置をハイブリッド車両に適用した一実施の形態の構成を示す図 車両起動時に各コントローラで行われる制御内容を説明するための図 一実施の形態における車両用制御装置により行われる処理内容を示すフローチャート
符号の説明
1…エンジン
1a…回転速度センサ
2…モータジェネレータ
3…インバータ
4…DC/DCコンバータ
5…メインリレー
6…36Vバッテリ
7…12Vバッテリ
8…スタータモータ
9…車両コントローラ
10…エンジンコントローラ
11…モータコントローラ
12…バッテリコントローラ
13…プーリー&ベルト動力伝達機構
14…クランクプーリークラッチ
15…車載通信線
16…スタートスイッチ
17…イグニッションスイッチ
18…車速センサ
19…無段変速機
20…減速機
21a,21b…駆動輪

Claims (6)

  1. 少なくとも運転者のエンジン始動操作に基づいて、エンジンを始動するエンジン始動手段と、
    前記エンジンの回転速度を制御する回転速度制御手段と、
    前記エンジンによって駆動されて発電を行うと共に前記エンジンを駆動するモータジェネレータと、前記モータジェネレータにより発電された電力を蓄えると共に前記モータジェネレータに電力を供給するバッテリとの間に設けられるリレーの開閉を制御するリレー制御手段とを備え、
    前記回転速度制御手段は、前記リレー制御手段により前記リレーをオンする前に、前記エンジン始動手段により前記エンジンが始動されると、前記エンジンの回転速度を、前記モータジェネレータが前記エンジンに連れ回されて回転している時に前記リレーをオンしても強電部品が故障しない所定の回転速度に制御し、
    前記リレー制御手段は、前記エンジンの回転速度が前記所定の回転速度に制御された状態で前記リレーをオンすることを特徴とする車両用制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用制御装置において、
    前記リレー制御手段によって、前記エンジンの回転速度が所定の回転速度に制御された状態で前記リレーをオンする前に、予め設定されているエンジンの回転速度の上限値を、前記モータジェネレータが前記エンジンに連れ回されて回転している時に前記リレーをオンしても強電部品が故障しない値であって、前記所定の回転速度より高い値まで低下させる上限値変更手段をさらに備えることを特徴とする車両用制御装置。
  3. 請求項2に記載の車両用制御装置において、
    前記上限値設定手段は、前記リレー制御手段によって前記リレーがオンされると、前記所定の上限値への設定を解除することを特徴とする車両用制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の車両用制御装置において、
    車両の速度を検出する車速検出手段と、
    変速比が連続的に変化する無段変速機の変速比を変更する変速比変更手段とをさらに備え、
    前記変速比変更手段は、前記エンジン始動後に前記リレーをオンする場合には、前記無段変速機の変速比を、前記車速検出手段により検出される車速および前記エンジンの所定の回転速度に基づいて算出される変速比に変更することを特徴とする車両用制御装置。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の車両用制御装置において、
    車両の速度を検出する車速検出手段と、
    複数の変速段を有し、変速比が不連続に変化する自動変速機の変速段を変更する変速段変更手段とをさらに備え、
    前記変速段変更手段は、前記エンジン始動後に前記リレーをオンする場合には、前記車速検出手段により検出される車速および前記エンジンの所定の回転速度に基づいて算出される変速比に最も近い変速比の変速段に変更することを特徴とする車両用制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の車両用制御装置において、
    前記回転速度制御手段は、前記エンジンの回転速度が前記所定の回転速度より高い場合にのみ、前記エンジンの回転速度を前記所定の回転速度に制御することを特徴とする車両用制御装置。
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