JP4285638B2 - 車両の充電制御装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に2つの異なる電圧系統を有する車両の充電制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両においては各種電装品の増加と、これら電装品の効率的な利用のため、複数の電圧系統(例えば、42Vの電圧系統と14Vの電圧系統)を備えたものが実用化されている。
【0003】
例えば、特開2002−176704号公報では、2電源系統を有するハイブリッド自動車において、高圧蓄電装置から低圧蓄電装置に給電するDC−DCコンバータを双方向性に変更したものが開示されている。
【0004】
そして、こうしたDC−DCコンバータを省略するため、例えば、特開2002−95177号公報では、車両用交流発電機に対し、整流装置と、この整流装置によって生成される42Vの高電圧出力を降圧して14Vの低電圧出力を生成する降圧回路から印加された14Vの低電圧を界磁巻線に断続的に印加して励磁電流を制御し、低電圧出力端子に接続されるバッテリの端子電圧を一定値に調整する励磁制御回路を含む電圧制御器を備える技術が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−176704号公報
【0006】
【特許文献2】
特開2002−95177号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特許文献2の技術では、42V側の電圧が低下されると、それと同じ比率で14V側の電圧も低下してしまい、42V側では適切な電圧値であっても、14V側では適切な電圧値が得られなくなる虞がある。
【0008】
また、上述のような車両では、所定の駆動力発生やバッテリ充電が可能なモータジェネレータの制御は、インバータ装置を介して行われるのが一般的であるため、このインバータ装置が故障してしまうと、バッテリへの充電ができなくなる虞があり、これに対処できるフェイルセーフ機能を設けることが重要である。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、DC−DCコンバータを省略して部品コストを大幅に低減すると共に、車両に採用された2系統の電圧がそれぞれ独立して常に最適な電圧値を維持することが可能で、また、例え、インバータ装置が故障してもバッテリの充電が適切に行うことができる車両の充電制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1記載の本発明による車両の充電制御装置は、所定の駆動力発生と充電とが実行自在なモータジェネレータと、上記モータジェネレータをインバータ装置を介して作動制御するモータジェネレータ制御装置と、第1の電圧の第1の電圧系統に接続した第1のバッテリと、上記第1の電圧より低い第2の電圧の第2の電圧系統に接続した第2のバッテリとを備えた車両の充電制御装置において、上記インバータ装置は、少なくとも上記モータジェネレータからの交流電流を所定の電圧の直流電流に可変して出力自在な変換手段と、少なくとも上記変換手段の作動を制御する変換制御手段と、上記変換手段からの出力回路上に上記第1の電圧系統と上記第2の電圧系統のどちらかに上記変換手段との接続を切り替える切替スイッチ手段を有して上記変換手段と協働して界磁制御を実行する界磁制御手段とを有し、上記モータジェネレータ制御装置と上記界磁制御手段の少なくとも一つが上記変換制御手段の異常を検出した場合に、上記変換手段の機能を上記モータジェネレータからの交流電流を所定の電圧の直流電流に可変する整流機能のみに強制的に限定させる故障時制御手段を設けたことを特徴としている。
【0011】
また、請求項2記載の本発明による車両の充電制御装置は、請求項1記載の車両の充電制御装置において、上記故障時制御手段は、上記変換制御手段の異常を検出した場合、上記変換手段の機能の限定と共に、エンジンがアイドル状態の際には、アイドル回転数を通常より高めに設定させることを特徴としている。
【0013】
すなわち、請求項1記載の車両の充電制御装置は、モータジェネレータ制御装置がモータジェネレータをインバータ装置を介して作動制御し、インバータ装置では、変換制御手段は、少なくとも変換手段がモータジェネレータからの交流電流を所定の電圧の直流電流に可変して出力することを制御する。また、界磁制御手段は変換手段からの出力回路上に第1の電圧系統と第2の電圧系統のどちらかに変換手段との接続を切り替える切替スイッチ手段を有して変換手段と協働して界磁制御を実行する。そして、故障時制御手段は、モータジェネレータ制御装置と界磁制御手段の少なくとも一つが変換制御手段の異常を検出した場合に、変換手段の機能をモータジェネレータからの交流電流を所定の電圧の直流電流に可変する整流機能のみに強制的に限定させる。
【0014】
この際、請求項2記載のように、故障時制御手段は、変換制御手段の異常を検出した場合、変換手段の機能の限定と共に、エンジンがアイドル状態の際には、アイドル回転数を通常より高めに設定させることが望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図3は本発明の実施の一形態を示し、図1は2つの異なる電圧系統を有する車両全体の概略説明図、図2はモータジェネレータとインバータを中心とする接続回路に関する説明図、図3はモータジェネレータ制御装置及びアイドルストップ制御装置におけるインバータ装置に対する故障診断プログラムのフローチャートである。
【0017】
図1において、符号1は車両前部に配置されたエンジンを示し、このエンジン1による駆動力は、エンジン1後方の自動変速装置(トルクコンバータ等も含んで図示)2からトランスファ3に伝達される。
【0018】
更に、このトランスファ3に伝達された駆動力は、リヤドライブ軸4、プロペラシャフト5、ドライブピニオン軸部6を介して後輪終減速装置7に入力される一方、リダクションドライブギヤ、リダクションドリブンギヤ、フロントドライブ軸を介して前輪終減速装置(以上、フロント駆動系は図示せず)に入力される。
【0019】
後輪終減速装置7に入力された駆動力は、後輪左ドライブ軸8rlを経て左後輪9rlに、後輪右ドライブ軸8rrを経て右後輪9rrに伝達される。前輪終減速装置に入力された駆動力は、前輪左ドライブ軸8flを経て左前輪9flに、前輪右ドライブ軸8frを経て右前輪9frに伝達される。
【0020】
次に、この車両に車載される各エレクトロニクス系について説明する。
本車両は、42Vの高電圧系(すなわち、第1の電圧系統)と14Vの低電圧系(すなわち、第2の電圧系統)の2つの電圧系統を有して構成されている。
【0021】
符号11は、インバータ装置を示し、このインバータ装置11には、エンジン1のクランクスプロケット12によりベルト13を介して回転軸端部のプーリ14が回転され発電を行うと共に、最初の始動時以外の再始動等におけるエンジン1の始動を行うモータジェネレータ15が、後述の図2で説明するように電気的に接続されている。
【0022】
インバータ装置11の42V側の端子11aには、充放電可能な第1のバッテリとしての36Vバッテリ16と接続された42V系の配線が接続され、この42V系の配線には、最初のエンジン始動時のみ使用するスタータモータ17や、電動モータによるパワーステアリング装置18等の42V負荷23が接続されている。
【0023】
また、インバータ装置11の14V側の端子11bには、充放電可能な第2のバッテリとしての12Vバッテリ21が接続された14V系の配線が接続され、この14V系の配線には、その他各種ランプ、オーディオ、及び、後述する各制御装置等の14V負荷22が接続されている。
【0024】
車両には、車両の自動停止再始動制御を実行するアイドルストップ制御装置30が搭載されており、このアイドルストップ制御装置30には、エンジン1における周知の各種制御を実行するエンジン制御装置31、主に36Vバッテリ16の充電状態、放電状態を管理するバッテリ監視装置32、インバータ装置11と接続されてモータジェネレータ15の制御を行うモータジェネレータ制御装置33等が、例えば、車両の通信ネットワークとしてISOの標準プロトコルの一つであるCAN(Controller Area Network)等により接続されて、後述の各センサで検出された値やスイッチ信号は、このCANを通じ、それぞれの制御装置で必要に応じて共有されている。
【0025】
アイドルストップ制御装置30には、ブレーキペダル41の踏み込みストロークを検出するブレーキペダル踏み込み量センサ42(ブレーキ油圧をセンシングするものでも良い)、アクセルペダル43の踏み込みストロークを検出するアクセルペダル踏み込み量センサ44が接続されている。また、アイドルストップ制御装置30には、ハンドル角θHを検出するハンドル角センサ45、車速Vを検出する車速センサ46、選択されたシフトポジション(P、R、N、D、3速、2速、1速の各レンジ位置)を検出するシフトポジションスイッチ47等が接続されている。また、エンジン制御装置31には、図示はしないが、エンジン回転数センサ、アクセル開度センサ等の周知のセンサ類が接続されている。
【0026】
アイドルストップ制御装置30は、これらスイッチ、センサ類から得られる各情報を基に、エンジン1を自動停止する予め設定したエンジン自動停止条件が成立しているか否か判定し、エンジン自動停止条件が成立している場合には、エンジン1を自動停止させる信号をエンジン制御装置31、モータジェネレータ制御装置33に出力するようになっている。
【0027】
また、アイドルストップ制御装置30は、アイドルストップ状態の場合にエンジン自動停止条件が不成立の状態となったら、エンジン制御装置31及びモータジェネレータ制御装置33に信号を出力してインバータ装置11によりモータジェネレータ15を駆動させ、エンジン1を再始動させる。
【0028】
ここで、エンジン自動停止条件とは、例えば、ブレーキペダル41が踏み込まれ、アクセルペダル43が踏まれておらず、シフトポジションがP、N、D、3速、2速、1速の何れかで、車速Vが略ゼロであり、且つ、バッテリ監視装置32からアイドルストップの禁止指令がない場合である。
【0029】
また、アイドルストップ制御装置30は、予め設定しておいた回生条件(例えば、アクセルペダル43が踏まれておらず、エンジン回転数NEが1000rpm以上で、車速Vが40km/h以上で、駆動系とエンジン1とが連結され燃料が消費されていない条件)が成立する場合には、バッテリ監視装置32に対して回生指令を出力する。
【0030】
更に、アイドルストップ制御装置30は、モータジェネレータ制御装置33からインバータ装置11の後述する異常が入力された際には、エンジン制御装置31に対して、アイドル時(例えば、アクセルペダル43の踏み込み量が0で、且つ、ブレーキペダル41の踏み込み量が0でなく、且つ、車速が0の状態)にアイドル回転数を上昇させる(例えば、700回転のアイドル回転数を1100回転に上昇させる)指令を出力するようになっている。
【0031】
また、バッテリ監視装置32は、36Vバッテリ16の充電状態、放電状態を管理すべく、36Vバッテリ16におけるバッテリ温度TBaを検出するバッテリ温度センサ51、バッテリ電圧VBaを検出するバッテリ電圧計52、バッテリ電流IBaを検出するバッテリ電流計53が接続されている。
【0032】
バッテリ監視装置32は、充電に際しては、モータジェネレータ15の発電トルクを直接的に制御することなく、目標とする電圧値(目標電圧)VTGをモータジェネレータ制御装置33に出力して充電を実行させるものであり、36Vバッテリ16は回生等により充電が行われるものであるため、通常は、予め設定しておいた70%のバッテリ残存容量に相当する電圧値により充電が行われるようになっている。
【0033】
また、バッテリ監視装置32は、アイドルストップ制御装置30から回生指令がある場合には、バッテリ温度とブレーキ踏込量に応じて、バッテリ温度が低いほど、ブレーキ踏込量が多いほど高い目標電圧VTGを設定してモータジェネレータ制御装置33に対して出力するようになっている。
【0034】
また、バッテリ監視装置32は、36Vバッテリ16の電圧値ならびに温度から36Vバッテリ16が過放電状態と判定される場合には、アイドルストップ制御装置30に対してアイドルストップの禁止指令を出力し、更に、通常の充電電圧値よりも所定に高い電圧値で充電を実行する急速充電処理を実行して、過放電状態から回復させる。
【0035】
更に、バッテリ監視装置32は、36Vバッテリ16の電圧値ならびに温度から36Vバッテリ16が過充電状態と判定される場合には、モータジェネレータ15による発電を完全にカットすることなく通常の充電電圧値よりも所定に低い電圧値を設定する充電休止処理を実行して充電量を抑制し過充電状態から回復させる。
【0036】
モータジェネレータ制御装置33は、アイドルストップ制御装置33からエンジン1を自動停止させる信号(アイドルストップ指令)が入力され、バッテリ監視装置32から目標電圧VTG、バッテリ電圧VBa、バッテリ電圧VBaに基づくバッテリ残存容量(バッテリSOC)とバッテリに対する指令状態(急速充電処理等)が入力され、また、アクセル開度、エンジン回転数、車速も入力される。
【0037】
そして、モータジェネレータ15が実行すべき制御を上述の各信号に従って決定し、これら制御に必要なパラメータをインバータ装置11に出力する。具体的には、モータジェネレータ制御装置33は、インバータ装置11に対し、制御モードとして、停止時制御モード、定電圧発電制御モード、始動時制御(始動時最大トルク制御、始動時ゼロトルク制御、始動時発電制御)モード、急加速時制御(急加速時ゼロトルク制御、急加速時発電制御)モードの各モードを指令し、これら各制御モードに必要なパラメータ(モータジェネレータ15のトルク、回転数、充電指令電圧VOD)を、演算、マッピングして求め出力する。また、インバータ装置11からは、モータジェネレータ15の状態量(モータジェネレータ15のトルク、回転数、充電電圧)が入力される。
【0038】
ここで、上述のモータジェネレータ制御装置33により定められる制御モードとは、例えば、以下のような制御モードとなっている。
【0039】
1.停止時制御モードは、モータジェネレータ15が回転している場合には、ブレーキをかけてモータジェネレータ15を停止させ、モータジェネレータ15が停止した場合には、そのブレーキを解放するモードとなっている。
【0040】
2.始動時最大トルク制御モードは、エンジン再始動の信号が入力された際にエンジン1が始動するまで実行されるモードで、予め記憶しておいたモータジェネレータ15のトルクと回転数のマップを参照して、モータジェネレータ15の回転数に応じたトルクを発生させるようにインバータ装置11に信号を出力して制御するモードである。
【0041】
3.始動時ゼロトルク制御モードは、エンジン始動と判定した場合、要求負荷、すなわち、エンジン回転数とアクセル開度に応じて、予め設定しておいたマップを参照し、ゼロトルク時間を設定し、このゼロトルク時間が経過するまで、モータジェネレータ15による駆動力発生と発電の両方を行わない制御のモードとなっている。尚、上述のゼロトルク時間は、アクセル開度が大きければ大きい程、また、エンジン回転数が小さければ小さい程、長い時間に設定される。
【0042】
4.始動時発電制御モードは、上述の始動時ゼロトルク制御モード終了後、急にバッテリ監視装置32で指令された充電電圧を設定することなく、段階的に充電電圧を上昇させる制御モードとなっている。
【0043】
5.急加速時ゼロトルク制御は、車両が急加速状態と判定された場合、上述の始動時ゼロトルク制御モードと同様、要求負荷、すなわち、エンジン回転数とアクセル開度に応じて、予め設定しておいたマップを参照し、ゼロトルク時間を設定し、このゼロトルク時間が経過するまで、モータジェネレータ15による駆動力発生と発電の両方を行わない制御のモードとなっている。
【0044】
6.急加速時発電制御モードは、上述の急加速時ゼロトルク制御モード終了後、急にバッテリ監視装置32で指令された充電電圧を設定することなく、段階的に充電電圧を上昇させる制御モードとなっている。
【0045】
また、モータジェネレータ制御装置33は、インバータ装置11のインバータ制御部61の異常監視も行っており、例えば、所定の数値をインバータ制御装置61に出力して正確な演算結果がモータジェネレータ制御装置33に入力されない場合は、インバータ装置11のインバータ制御部61は異常と判定する。こうして、インバータ制御部61が異常と判定した場合、モータジェネレータ制御装置33は、インバータ装置11をモータジェネレータ15からの交流電流を所定の電圧の直流電流に可変する整流機能のみに強制的に限定させる(具体的な手法は後述する)と共に、アイドルストップ制御装置30に対してインバータ装置11の異常を出力し、エンジン制御装置31に対して、アイドル時のアイドル回転数上昇を実行させる。このように、モータジェネレータ制御装置33は、インバータ装置11の外部に設けられた故障時制御手段としての機能を有している。
【0046】
次に、モータジェネレータ15とインバータ11を中心とする接続回路について、図2を基に説明する。
インバータ装置11は、インバータ制御部61、インテリジェントパワーモジュール(以下、IPMと略称)62、及び、界磁制御回路部63を有して主要に構成されている。
【0047】
インバータ制御部61は、変換制御手段としてのものであり、IPM62の後述するP端子(界磁制御回路部63に設けた切替スイッチ部66の共通端子66a)の回路上の電圧値、電流値、切替スイッチ部66の第1の切替端子(42V側の端子)66b、及び、第2の切替端子(14V側の端子)66cの各電圧値、モータジェネレータ15のU、V、W端子の何れか2端子の電圧値、電流値(IPM62を通じて入力)、モータジェネレータ15のロータの回転位相を検出するレゾルバ67からの回転位相信号等が入力される。
【0048】
また、モータジェネレータ制御装置33からは、前述の各制御モードや、これら各制御モードに必要なパラメータ(モータジェネレータ15のトルク、回転数、充電指令電圧VOD)等が入力される。また、インバータ制御部61からは、モータジェネレータ制御装置33に対し、モータジェネレータ15の状態量(モータジェネレータ15のトルク、回転数、充電電圧)が出力される。
【0049】
そして、上述の入力された各制御モードに応じて、入力された各部の電流(インバータ状態)、電圧、ロータ位相を基にIPM62に対してゲート制御を実施させ、また、界磁制御回路部63に対しては、界磁電流指令や、切替スイッチ部66に対する切り替えリクエストを出力する。また、界磁制御回路部63からは、界磁電流がフィードバックされ、切替スイッチ部66の状態が入力される。尚、インバータ制御部61は、界磁制御回路部63の切替スイッチ部66を第1の切替端子(42V側の端子)66bから第2の切替端子(14V側の端子)66cに切り替える際、また、第2の切替端子(14V側の端子)66cから第1の切替端子(42V側の端子)66bに切り替えさせる際、IPM62からの発電電流は略ゼロの状態に制御する。
【0050】
更に、インバータ制御部61には、インバータ制御部61が正常に作動していることを監視するため、モータジェネレータ制御装置33から所定時間毎に、数値が入力され、この入力された数値を予めメモリしておいた演算式により演算してモータジェネレータ制御装置33に出力する。そして、この演算結果により、モータジェネレータ制御装置33がインバータ制御部61の正常か異常を判定するようになっている。モータジェネレータ制御装置33がインバータ制御部61が異常と判定した場合は、インバータ制御部61によるIPM62に対するゲート制御を切断し、IPM62に対して全てのゲートを閉じさせてIPM62をモータジェネレータ15による発電の整流作用のみの機能に強制的に移行させる。このフェイルセーフ機能により、インバータ制御部61が故障した場合、車両はエンジン1の自動停止再始動の機能は失われるが、36Vバッテリ16と12Vバッテリ21に対する充電は引き続き実行されるので、故障が修理されるまでの車両の運転は確実に保障される。
【0051】
また、インバータ制御部61は、IPM62から温度、電流等の信号が入力されており、これら信号に基づき、IPM62の故障診断と保護制御を実行するようになっている。
【0052】
また、インバータ制御部61は、界磁制御回路部63によっても上述のモータジェネレータ制御装置33による監視と同様に監視されており、界磁制御回路部63がインバータ制御部61の故障状態を検出すると、インバータ制御部61によるIPM62に対するゲート制御が切断され、界磁制御回路部63はIPM62に対して全てのゲートを閉じさせてIPM62をモータジェネレータ15による発電の整流作用のみの機能に強制的に移行させる。そして、モータジェネレータ制御装置33、或いは、界磁制御回路部63によって検出されたインバータ制御部61の故障は、図示しないインストルメントパネルに設けたコンビネーションメータの警報ランプにてドライバに警報がなされるようになっている。
【0053】
IPM62は、変換手段として設けられているもので、複数のスイッチング素子とその駆動回路、及び、各種保護回路を1パッケージとして、設定された条件でMOS FETをドライブする周知のもので構成されている。U,V,Wの各3相インバータ端子は、モータジェネレータ15と接続され、整流コンバータ平滑後の主電源端子の+側の端子であるP端子が界磁制御回路部63の切替スイッチ部66の共通端子66aと界磁回路部65に接続され、−側の端子であるN端子がアース接続されている。そして、インバータ制御部61からの信号によりゲート制御され、モータジェネレータ15の駆動やモータジェネレータ15による充電を実行させる。
【0054】
界磁制御回路部63は、界磁制御手段として設けられるもので、界磁制御部64、界磁回路部65、切替スイッチ部66を有して主要に構成されている。
界磁制御部64は、IPM62のP端子(界磁制御回路部63に設けた切替スイッチ部66の共通端子66a)の回路上の電圧値、切替スイッチ部66の第1の切替端子(42V側の端子)66b、及び、第2の切替端子(14V側の端子)66cの各電圧値が入力される。また、インバータ制御部61からは、界磁電流指令や、切替スイッチ部66に対する切り替えリクエストが入力され、インバータ制御部61に対しては界磁電流をフィードバックし、また、切替スイッチ部66の状態を出力する。
【0055】
こうして、インバータ制御部61からの界磁電流指令に基づき界磁回路部65をIPM62と協働して界磁電流を制御させ、また、インバータ制御部61からの切り替えリクエストに基づき、主に第2の切替端子(14V側の端子)66cの電圧値を参照しながら切替スイッチ部66を第1の切替端子(42V側の端子)66bと第2の切替端子(14V側の端子)66cのどちらかに切り替えさせる。
【0056】
また、界磁制御部64は、上述のモータジェネレータ制御装置33による監視と同様に、インバータ制御部61を監視して、インバータ制御部61の故障状態を検出すると、インバータ制御部61によるIPM62に対するゲート制御を切断し、IPM62に対して全てのゲートを閉じさせてIPM62をモータジェネレータ15による発電の整流作用のみの機能に強制的に移行させる。
【0057】
界磁回路部65は、上述のように界磁制御部64からの信号により指令された界磁電流が得られるように界磁電流を調整する。
【0058】
切替スイッチ部66は、切り替えスイッチ手段として設けられており、2つの切替可能な端子66b、66cを有している。そして、切替スイッチ部66の共通端子66aはIPM62のP端子と界磁回路部65の一方の入力端子と接続され、切替スイッチ部66の第1の切替端子66bは、36Vバッテリ16と42V負荷23を有する第1の電圧系統と接続され、切替スイッチ部66の第2の切替端子66cは、12Vバッテリ21と14V負荷22を有する第2の電圧系統と接続されている。
【0059】
そして、切替スイッチ部66の第1の切替端子66bと第2の切替端子66cの切り替えは、界磁制御部64からの指令に基づいて行われ、主に第2の切替端子(14V側の端子)66cの電圧値を参照しながら、第1の切替端子(42V側の端子)66bと第2の切替端子(14V側の端子)66cのどちらかへの切り替えが行われる。
【0060】
次に、モータジェネレータ制御装置33及びアイドルストップ制御装置30におけるインバータ装置11に対する故障診断を図3のフローチャートで説明する。
【0061】
まず、ステップ(以下、「S」と略称)101で、インバータ装置11のインバータ制御部61に異常が有るか否か、すなわち、モータジェネレータ制御装置33がインバータ装置11のインバータ制御部61に出力した所定の数値に対し、インバータ制御部61から正しい演算結果が入力されたか否か判定し、正しい演算結果が入力され、インバータ制御部61が正常と判定できる場合には、プログラムを抜ける。
【0062】
逆に、正しい演算結果が入力されず、インバータ制御部61が異常と判定できる場合には、S102に進み、インバータ制御部61によるIPM62に対するゲート制御を切断し、IPM62に対して全てのゲートを閉じさせてIPM62をモータジェネレータ15による発電の整流作用のみの機能に強制的に移行させる。
【0063】
その後、S103に進み、エンジン1がアイドル状態か否か、すなわち、アクセルペダル43の踏み込み量が0で、且つ、ブレーキペダル41の踏み込み量が0でなく、且つ、車速が0の状態か否か判定し、アイドル状態ではない場合にはそのままプログラムを抜け、アイドル状態の場合にはS104へと進む。
【0064】
そして、S104では、エンジン制御装置31に対して、アイドル回転数を上昇させる(例えば、700回転のアイドル回転数を1100回転に上昇させる)指令を出力する。
【0065】
このように、本発明の実施の形態によれば、界磁制御回路部63に、第1の切替端子(42V側の端子)66bと第2の切替端子(14V側の端子)66cのどちらかへの切り替えが可能な切替スイッチ部66を設け、この切替スイッチ部66を切り替え制御することにより、42V系と14V系に充電を行うようになっているので、DC−DCコンバータが必要なく、また、42V系と14V系のそれぞれに対し、独立して最適な充電が可能となっている。
【0066】
また、インバータ制御部61は、モータジェネレータ制御装置33により異常状態が監視され、モータジェネレータ制御装置33がインバータ制御部61の故障状態を検出すると、インバータ制御部61によるIPM62に対するゲート制御が切断され、モータジェネレータ制御装置33はIPM62に対して全てのゲートを閉じさせてIPM62をモータジェネレータ15による発電の整流作用のみの機能に強制的に移行させる機能を有しているので、例え、インバータ制御部61が故障しても、車両はエンジン1の自動停止再始動の機能は失われるが、36Vバッテリ16と12Vバッテリ21に対する充電は引き続き実行されて、故障が修理されるまでの車両の運転は確実に保障される。さらに、モータジェネレータ制御装置33がインバータ制御部61の故障状態を検出すると、アイドル回転数が上昇されてバッテリ16、21に対する充電量と、必要な電力が十分に確保できるので、故障が修理されるまでの車両の運転はより確実に保障される。
【0067】
また、インバータ制御部61は、界磁制御回路部63によっても監視され、界磁制御回路部63がインバータ制御部61の故障状態を検出すると、インバータ制御部61によるIPM62に対するゲート制御が切断され、界磁制御回路部63はIPM62に対して全てのゲートを閉じさせてIPM62をモータジェネレータ15による発電の整流作用のみの機能に強制的に移行させる機能を有しているので、例え、インバータ制御部61が故障しても、車両はエンジン1の自動停止再始動の機能は失われるが、36Vバッテリ16と12Vバッテリ21に対する充電は引き続き実行されて、故障が修理されるまでの車両の運転は確実に保障される。
【0068】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、DC−DCコンバータを省略して部品コストを大幅に低減すると共に、車両に採用された2系統の電圧がそれぞれ独立して常に最適な電圧値を維持することが可能で、また、例え、インバータ装置が故障してもバッテリの充電が適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの異なる電圧系統を有する車両全体の概略説明図
【図2】モータジェネレータとインバータを中心とする接続回路に関する説明図
【図3】モータジェネレータ制御装置及びアイドルストップ制御装置におけるインバータ装置に対する故障診断プログラムのフローチャート
【符号の説明】
1 エンジン
11 インバータ装置
15 モータジェネレータ
16 36Vバッテリ(第1のバッテリ)
21 12Vバッテリ(第2のバッテリ)
30 アイドルストップ制御装置
31 エンジン制御装置
32 バッテリ監視装置
33 モータジェネレータ制御装置(故障時制御手段)
61 インバータ制御部(変換制御手段)
62 IPM(変換手段)
63 界磁制御回路部(界磁制御手段)
64 界磁制御部
65 界磁回路部
66 切替スイッチ部(切替スイッチ手段)
66a 共通端子
66b 第1の切替端子(42V側の端子)
66c 第2の切替端子(14V側の端子)

Claims (2)

  1. 所定の駆動力発生と充電とが実行自在なモータジェネレータと、
    上記モータジェネレータをインバータ装置を介して作動制御するモータジェネレータ制御装置と、
    第1の電圧の第1の電圧系統に接続した第1のバッテリと、
    上記第1の電圧より低い第2の電圧の第2の電圧系統に接続した第2のバッテリと、
    を備えた車両の充電制御装置において、
    上記インバータ装置は、少なくとも上記モータジェネレータからの交流電流を所定の電圧の直流電流に可変して出力自在な変換手段と、少なくとも上記変換手段の作動を制御する変換制御手段と、上記変換手段からの出力回路上に上記第1の電圧系統と上記第2の電圧系統のどちらかに上記変換手段との接続を切り替える切替スイッチ手段を有して上記変換手段と協働して界磁制御を実行する界磁制御手段とを有し、
    上記モータジェネレータ制御装置と上記界磁制御手段の少なくとも一つが上記変換制御手段の異常を検出した場合に、上記変換手段の機能を上記モータジェネレータからの交流電流を所定の電圧の直流電流に可変する整流機能のみに強制的に限定させる故障時制御手段を設けたことを特徴とする車両の充電制御装置。
  2. 上記故障時制御手段は、上記変換制御手段の異常を検出した場合、上記変換手段の機能の限定と共に、エンジンがアイドル状態の際には、アイドル回転数を通常より高めに設定させることを特徴とする請求項1記載の車両の充電制御装置。
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