JP3956905B2 - 自動販売機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品列からバケットによって商品を取得して商品取出部まで搬送することによって当該商品を販売する自動販売機、特にシースルー型の自動販売機に適用するときに有効となる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機には、列をなした商品を収納し搬送する商品搬送ユニットが複数並設された商品棚を備えたものがある。また、このような自動販売機には、商品搬送ユニットから商品を取得し、当該商品を商品取出部まで搬送するバケットを更に備えたものがある。このバケットは商品取得口を有し、当該商品取得口が各商品搬送ユニットの開口部に対向するように、当該バケットは待機位置を起点として適宜な移動機構によって移動するものである。
【0003】
商品搬送ユニットには、その開口部に、商品列を搬送するための駆動力を伝達するための固定ギアを有するものがある。また、この商品搬送ユニットに対して、バケットには、前記の固定ギアに噛合して駆動力を当該固定ギアに伝達するための可動ギアを備えたものがある。例えば、可動ギアが適宜なアームに対して回転自在に支持され、当該アームがバケットに対して適宜なカムを介した適宜な駆動手段によって進退移動するように駆動される。このアームの進退移動によって、バケットの可動ギアは、商品搬送ユニットの固定ギアと噛合する位置と、当該固定ギアから離間する位置との間を移動できる。ここで、このアームが適宜なカムを介して適宜な軸に支持され当該軸の回転角度に応じて進退移動のタイミングがとられる。また、前記のカムの一部が備えられ前記の軸によって支持される円板(カム円板)が、適宜な駆動手段によって回転駆動され、その回転角度が適宜な回転角度検知スイッチによって検知される。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−113307号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の回転角度検知スイッチは、例えばカム円板に適宜設けられた突起と係合することによりオン/オフされる所謂マイクロスイッチであるために、当該カム円板の回転角度の検知精度は当該突起と当該マイクロスイッチの設置誤差により低下してしまう。一般にマイクロスイッチの検知精度は比較的低いために、このような設置誤差が加わると、カム円板の定置誤差が大きくなる恐れが生じる。このカム円板の定置誤差によって例えば可動ギアの進退移動のタイミングにずれが生じると、例えば、当該可動ギアが商品搬送ユニットの固定ギアにうまく噛合せず、よって駆動力を円滑に伝達できない恐れが生じる。また、もしバケットが商品を取得する際に前記の可動ギアの進退移動といった動作を複数行うものとすれば、前記のカム円板の定置誤差によって当該複数の動作が適宜なタイミングで行われない恐れが生じる。よって、バケットは商品搬送ユニットから商品を確実に取得できない恐れが生じる。
【0006】
また、バケットに設けられるマイクロスイッチの個数は、少なくとも、例えばカム円板がとるべき所定の回転角度の種類に応じたものである必要がある。よって、もしバケットが商品を取得する際に前記の可動ギアの進退移動といった動作を複数行うものとすれば、当該バケットは、少なくとも当該動作の数に応じた個数のマイクロスイッチを必要とする。マイクロスイッチは比較的高価なものであるために、これを多用する自動販売機の製造コストは高いものとなる上に、当該自動販売機が大型化してしまう。
【0007】
そこで、本発明は、バケットが商品搬送ユニットから確実に商品を取得でき、製造コストが低く、コンパクトな自動販売機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための発明は、商品列を先頭商品側へ搬送する複数の商品搬送ユニットと、前記複数の商品搬送ユニットが前記商品列の搬送方向に対して直交方向へ所定間隔で装着される商品棚と、前記商品棚に装着される前記複数の商品搬送ユニットと選択的に対向する商品取得口を有し、前記直交方向に移動して前記商品列の先頭商品を取得するバケットと、を備えた自動販売機において、前記バケットは、前記商品列の先頭商品を取得する際、前記商品搬送ユニットに前記商品列を先頭商品側へ搬送するための駆動力を伝達する動作と、前記商品列の先頭商品を取得した後、前記商品搬送ユニットへの前記駆動力の伝達を停止する動作と、を含む複数の動作を実行するためのカムと、前記カムを回転駆動する駆動モータと、前記カムとともに回転して前記カムの回転位置を検出し、このときの検出信号を前記複数の動作を制御するための制御部に供給するロータリースイッチと、を有することを特徴とする。
【0009】
この自動販売機によれば、バケットが商品搬送ユニットの商品列の先頭商品を取得する際に、駆動モータによってカムが回転駆動され、当該カムの回転によって前記商品取得のための複数の動作が実行される。一方、カムの回転位置はロータリースイッチによって検出され、その検出信号が制御部に供給される。よって、制御部は、前記の検出信号に基づいて駆動モータを適宜駆動させることによって、前記複数の動作を適宜なタイミングで実行し前記商品取得を効率的に行うことができる。また、例えば1つの駆動モータによってカムを回転駆動し、例えば1つのロータリースイッチによって当該回転位置を検出することにより、前記の複数の動作を実行することもできる。よって、バケットにおける前記の複数の動作を同期して実行させることができるとともに、バケットに必要な駆動モータの個数が少なくて済む。また、1つのロータリースイッチは、従来の自動販売機のバケットに備えられていた例えばマイクロスイッチ複数個分の機能を果たし得る。従って、バケットが商品搬送ユニットから確実に商品を取得でき、低製造コスト及び低消費電力で、コンパクトな自動販売機を実現できる。
【0010】
また、かかる自動販売機において、前記ロータリースイッチは、前記複数の動作と対応して接触又は非接触となる複数のスイッチと、前記複数のスイッチを選択的に接触又は非接触とするための複数の突起を回転軸と交差する面に有し、前記カムとともに回転する回転板と、を有し、前記複数のスイッチが前記回転板の回転に応じて接触又は非接触となったときの信号を、前記検出信号として、前記制御部に供給することを特徴とする。
【0011】
この自動販売機によれば、バケットが商品搬送ユニットの商品列の先頭商品を取得する際に、駆動モータによってカムが回転駆動されると、当該カムの回転とともにロータリースイッチの回転板が回転する。これにより、回転板が回転軸と交差する面に有する複数の突起が、当該回転軸の回りに回転する。よって、カムの回転角度に応じて複数のスイッチが選択的に接触又は非接触となるように複数の突起を回転板に配設すれば、制御部には当該カムの回転位置に応じた検出信号が供給される。この検出信号に基づいて、制御部が駆動モータを適宜駆動させることによって、商品取得の際の複数の動作を適宜なタイミングで実行し当該商品取得を効率的に行うことができる。また、例えば1つのロータリースイッチによって前記の複数の動作を実行することもできる。従って、バケットは、商品搬送ユニットから確実に商品を取得でき、自動販売機は、その製造コストが低減され、コンパクトとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
===シースルー型自動販売機の構成===
図1乃至図10を参照しつつ、本実施の形態の自動販売機の構成例を説明する。本実施の形態の自動販売機は、販売商品の実物を扉パネル13越しに透視させて利用者に購買選択させるようにしたシースルー型自動販売機であるものとする。以下、このシースルー型自動販売機の概要を述べる。
【0013】
図1に示されるように、本実施の形態の自動販売機は、複数の商品収納搬出コラム(商品搬送ユニット)400にそれぞれ一列に整列収納された商品11を、水平方向(図1のX方向)及び垂直方向(図1のY方向)に移動駆動されるバケット90によって選択的に取得して、商品取出部16まで搬送するように構成されている。商品収納搬出コラム400は、自動販売機の前後方向(図1のZ方向であり、以後、奥行方向又は商品の搬送方向とする)に商品11を一列に並べて収納するとともに、バケット90側からの動力伝達により商品11をコラムのZ方向前方へ順次繰り出し搬出するように構成されている。バケット90は、商品収納搬出コラム400と扉パネル13間の空間部に沿ってXY方向に移動するように構成されている。バケット90は、その商品取得口が、利用者により購買選択された商品11が収納されている商品収納搬出コラム400の開口部と対向するように移動して商品11を取得し、商品取出部16へ搬送するものである。商品収納搬出コラム400からバケット90へ商品11が適切に搬送されたか否かは、バケット90に設けられた光学式の商品検知センサ91(図3)により検知される。以下、本実施の形態の自動販売機について図毎に更に具体的に説明する。
【0014】
図1は、本実施の形態のシースルー型自動販売機を正面から見た外観構成例を示す図である。図1において、自動販売機の筐体10には、前面解放型の商品収納部12が形成されている。商品収納部12の下部に隣接するように設けられた機械室10aには、冷却や加温等のためのシステムが収納されている。この筐体10の前面は、扉パネル13により開閉可能に塞がれている。ここで、扉パネル13は商品収納部12のほぼ全体を見通せるほどの広い透視窓を有する。この透視窓以外の部分には、購買商品選択用の操作パネル14、紙幣や硬貨の収受装置15、商品取出部16、釣銭や返金の払出部17、施錠装置(鍵穴のみ図示)18等が配設されている。図1に示されるように、商品収納部12には、複数の引き出し式の商品棚30が上下方向(Y方向)に一定間隔で装着されている。各商品棚30には、複数の商品収納搬出コラム400が、仕切板65で互いに仕切られて並設されている。
【0015】
各商品収納搬出コラム400には、商品11が搬送方向(Z方向)に一列に並んだ状態で収納されるようになっている。本実施の形態の自動販売機には、例えば、8段の商品棚30に合計48個の商品収納搬出コラム411乃至485が収納されている。商品収納搬出コラム400内の商品11は、当該商品収納搬出コラム400の開口部まで繰り出されるようになっているとともに、扉パネル13を透して視認されるようになっている。商品収納搬出コラム400の開口部に繰り出された商品11は、利用者の選択に基づき、キャッチャーと呼ばれる可動搬出装置により選択されて商品取出部16へ搬出される。キャッチャーは、商品収納搬出コラム400から商品11を取得するバケット90と、このバケット90をXY方向に移動させるXY駆動機構とにより構成される。XY駆動機構は、上下方向(Y方向)に移動駆動される可動架台81を有し、この可動架台81上でバケット90を水平方向(X方向)に移動させることにより、バケット90を所望の位置まで移動させるようになっている。商品収納搬出コラム400と扉パネル13との間には、バケット90をXY方向に移動させるための空間部(不図示)が確保されている。
【0016】
バケット90は、商品収納搬出コラム400の開口部と扉パネル13との間の空間部に沿ってXY方向に移動し、利用者の操作により選択された商品11が収納されている商品収納搬出コラム400の開口部に商品取得口を対向させて商品11を取得するものである。バケット90は、更に、商品収納搬出コラム400から取得した商品11を商品取出部16まで搬送し、当該商品取出部16に商品払出口を対向させて商品11を払い出すものである。ここで、本実施の形態のバケット90は、可動架台81に設けられた案内レール81a(図3)上をX方向に自走すべくバケット駆動モータ910(図10)を含む適宜な駆動手段を当該バケット90の下部に備えている。各商品収納搬出コラム400の開口部には、Z方向前方へ送り出す商品11を1個ずつ区切る可動ストッパ70が設けられている。この可動ストッパ70は、商品収納搬出コラム400の開口部の商品11に当接する位置に常時バネ(不図示)付勢されているが、当該商品収納搬出コラム400のZ方向前方にバケット90が位置したときに、バケット90側からの操作により非当接位置へ後退させられてストッパ機能が解除されるようになっている。これにより、商品収納搬出コラム400の開口部の商品11が1個ずつZ方向前方へ押し出されてバケット90へ移送されるようになっている。
【0017】
<<<商品搬送ユニット>>>
図2は、引き出し式の商品棚30及び商品収納搬出コラム400の要部構成例を示す分解斜視図である。図2に示されるように、本実施の形態の商品収納搬出コラム400は、一定方向(Z方向)に駆動される商品搬送ユニット用コンベア・ベルト43を有する。この商品搬送ユニット用コンベア・ベルト43上に商品11を一列に並べて収納するとともに、その商品搬送ユニット用コンベア・ベルト43の駆動により商品11を商品収納搬出コラム400のZ方向前方へ順次繰り出すように構成されている。商品搬送ユニット用コンベア・ベルト43は合成繊維の帯状織布をループ状に繋げたエンドレスベルトであって、その両幅端に沿ってスプロケット穴44が一定ピッチで設けられている。この商品搬送ユニット用コンベア・ベルト43は、商品棚30に着脱可能なコンベア基台45に張架状態で装着及び保持されている。即ち、商品収納搬出コラム400の商品搬出機構は商品棚30から独立したコンベアユニット41として構成されている。このコンベアユニット41はY方向下部に張り出したL字状の係止カギ部42を有し、この係止カギ部42を商品棚30のスリット35に嵌入係止させることにより、その商品棚30上の任意位置に装着されるようになっている。
【0018】
商品棚30は、矩形底板31の3辺から背板32と側面板33とを立ち上げた3方壁のトレー状であって、底板31と背板32とにはそれぞれ係止カギ部42を嵌入係止させるスリット35が多数平行に並んで穿設されている。各スリット35、34は商品収納搬出コラム400の幅よりも十分に狭い間隔ピッチで設けられている。コンベアユニット41は、底板31に形成された多数のスリット35の何れかに係止カギ部42を嵌入係止させることにより、商品棚30上の任意位置に装着させることができるようになっている。商品棚30には、商品収納搬出コラム400を区画する仕切板65も着脱可能に装着されるようになっている。この仕切板65は商品棚30の奥行長とほぼ同じ長さを有する略長方形の扁平板状であって、底板31のスリット35に嵌入係合するL字状カギ部66と背板32のスリット34に嵌入係合する突板部67を一体に有する。この仕切板65は、底板31と背板32にそれぞれ形成された多数のスリット35,34の何れかにL字状カギ部66と突板部67とを嵌入係止させることにより、コンベアユニット41と同様、商品棚30上の任意位置に装着して立設させることができるようになっている。
【0019】
上記コンベアユニット41の先端には、バケット90側から商品搬送ユニット用コンベア・ベルト43を駆動させるための固定ギア53と、商品収納搬出コラム400の開口部まで搬送されて来た商品11をその商品収納搬出コラム400の開口部位置に留め置くための可動ストッパ70が設置されている。また、商品搬送ユニット用コンベア・ベルト43上には、当該商品搬送ユニット用コンベア・ベルト43上の商品11が搬送方向(Z方向)後方へ倒れるのを阻止するための背凭れ板60が立設・固定されている。
【0020】
<<<バケット>>>
図3は、バケット90及び商品収納搬出コラム400の開口部の要部構成例を示す側面図である。図3に示されるように、バケット90は、商品検知センサ91、バケット位置検知センサ902、可動アーム92、可動ギア93、コンベア85、ロータリースイッチ501を備えている。尚、図3(b)は、図3(a)におけるバケット90の下部にて省略された部分の詳細を示す図である。
【0021】
商品検知センサ91は、後述する駆動手段(図4)によって、バケット90の商品取得口において両側壁部から商品搬送方向(Z方向)に進退移動可能に保持されている。商品検知センサ91は、バケット90において図3に示される一側壁部に設けられた受光部91aと、当該一側壁部と相対する他側壁部に設けられた投光部91b(図4)とから構成されている。この受光部91aと投光部91bとの間の光路が遮断されたか否かによって商品11の通過を検知するために、受光部91aと投光部91bとはそれぞれの光軸が互いに一致するように対向配設されている。商品検知センサ91(91a、91b)は、バケット90が商品収納搬出コラム400から商品11を取得するときに限って、バケット90の商品取得口よりも外側、即ち商品収納搬出コラム400側へ張り出した位置へ移動させられるようになっている(図3(b)の実線)。これ以外のときは、商品検知センサ91は、バケット90の商品取得口よりも内側、即ちバケット90側に後退移動させられるように可動保持されている(図3(b)の点線)。これにより、バケット90は、商品収納搬出コラム400から搬送された商品11を収容できるだけ奥行スペースのみを持てばよく、商品検知センサ91による検知動作(商品11の通過検知)を行わせるための奥行スペースを持つ必要がない。尚、本実施の形態においては、商品検知センサ91は可動であるとしたが、これに限定されるものではない。例えば、バケット90が、商品11の通過検知を行うのに十分なZ方向の幅を有していれば、商品検知センサ91はバケット90の両側壁部に固定して設けられてもよい。
【0022】
バケット位置検知センサ902、903(図3及び図4)は、バケット90の商品取得口において両側壁部のそれぞれに設けられている。バケット位置検知センサ902は、図3に示されるバケット90の側壁部に設けられ、発光素子902aと、当該発光素子902aからの反射光を受光する受光素子902bとから構成されている。この発光素子902a及び受光素子902bは、バケット90の商品取得口が商品収納搬出コラム400の開口部に略対向する位置にあるとき、当該開口部における可動ストッパ70の外方側面を検知するように配設されている。具体的には、発光素子902a及び受光素子902bは、同一のX座標位置において互いに異なるY座標位置に並設されている。ここで、発光素子902aから投光された光(図3(b)中のIL)が可動ストッパ70の外方側面にて反射され、且つ当該反射された光(図3(b)中のRL)が受光素子902bに受光されたときに、バケット位置検知センサ902は例えば検知信号を出力するようになっている。ここで、バケット位置検知センサ902が可動ストッパ70のみを選択的に検知するために、発光素子902a及び受光素子902bの対は、当該可動ストッパ70側に傾斜して配設されている。これにより、バケット位置検知センサ902が、例えば商品11を可動ストッパ70と誤認することが防止され、商品収納搬出コラム400を確実に検知できる。
【0023】
可動アーム92は、バケット90側のカム駆動モータ960を含む後述する駆動手段によって回動駆動される可動部材であって、前述した可動ストッパ70を押し下げ操作するものである。ここで、可動ストッパ70は、図3(b)の点線で示された状態にて、商品収納搬出コラム400に収納された商品列の先頭商品11をバケット90に搬送することを停止するものであり、図3(b)の実線で示された状態にて、当該搬送停止を解除すべく、可動アーム92によって押し下げられるものである。
【0024】
可動ギア93は、図3(b)に示される可動ギアホルダ984に対して軸支部985にて軸支されている。この軸支部985を中心として、可動ギア93は、バケット90側の可動ギア駆動モータ992(図5)を含む後述する駆動手段によって回転駆動される。商品収納搬出コラム400上の商品11を取り出し搬出させる際に、回転駆動された可動ギア93が当該商品収納搬出コラム400側のベルト駆動用の固定ギア53に噛合して回転伝達を行うものである。更に、可動ギアホルダ984は、バケット90側のカム駆動モータ960を含む適宜な駆動手段によって、図3(b)に示されるバケット90の側壁部に設けられた軸支部986を中心に回動駆動される。これにより、可動ギア93も軸支部986を中心に回動駆動されることとなる。このような回転駆動及び回動駆動により、商品収納搬出コラム400に収納された商品列の先頭商品11をバケット90に搬送するとき、可動ギア93は、可動ギアホルダ984が時計方向に回動することによって、固定ギア53のY方向下部に対してY方向下方から噛合し(図3(b)の実線)、当該搬送停止時にはバケット90内に退避するものである(図3(b)の点線)。
【0025】
図4を参照しつつ、上記した商品検知センサ91(図3)及び上記したコンベア85(図3)を動作させるための駆動手段を説明する。図4は、これらの駆動手段の要部構成例の斜視図である。尚、図4においては、ロータリースイッチ501の記載が省略されている。カム駆動モータ960は、バケット90の図3に示される側壁部に設けられており、当該カム駆動モータ960の回転軸と同軸に固着されたギア962の回転は、ギア964、ギア966、ギア968を介して、第1カム溝付ギア970に伝達される。第1カム溝付ギア970には、図4における紙面の裏側に螺旋形状をなすカム溝970a(図7)が設けられている。
【0026】
図4に示されるように、商品検知センサ91の受光部91aは、支持部材101aの一端に連結保持され、当該支持部材101aに設けられたカム従動子107がカム溝970a(図7)に嵌合している。支持部材101aの軸支部103aと、当該支持部材101aと対称な形状を有する支持部材101bの軸支部103bとは、支持部材用軸105に軸支されている。一方、投光部91bも支持部材101bに連結保持されている。後述するように、このような構成を有する商品検知センサ91の受光部91a及び投光部91bは、カム従動子107が第1カム溝付ギア970の回転に伴って当該第1カム溝付ギア970の動径方向に移動することによって、バケット90の両側壁部から商品搬送方向(Z方向)に進退移動可能となっている。
【0027】
図3及び図4に示されるように、コンベア85は、商品収納搬出コラム400の開口部から繰り出された商品11をバケット90内に引き込むためのベルト式の商品搬送手段である。このコンベア85は、コンベア駆動モータ1006によって回転駆動される駆動プーリ1007と同軸で伴に回転駆動される駆動プーリ851と、従動プーリ853と、当該2つのプーリ851、853で張架されて駆動されるバケット用コンベア・ベルト857とを備えたものである。ここで、本実施の形態のバケット用コンベア・ベルト857は、例えば合成繊維の帯状織布をループ状に繋げたエンドレスベルトである。これにより、バケット用コンベア・ベルト857は、バケット90のZ方向後方から受けた商品11を、Z方向前方へ搬送することができる。
【0028】
また、このコンベア85は、商品11を商品取出口16へ搬出する際に、バケット90のZ方向前方に傾斜させられるようになり、商品11を商品収納搬出コラム400から受け取る際に水平となるようになっている。図3及び図4に示されるように、コンベア85は、駆動プーリ851にてバケット90の側壁部に軸支され、コンベア支持部材1004a、1004bに支持されている。このコンベア支持部材1004a、1004bの一端部は支持部材101a、101bの軸支部1002a、1002bに回動自在に連結され、他端部1010a、1010bはコンベア85内で当該コンベア85を支持するコンベア用軸1009の両端のコンベア支持部1010a、1010bとなっている。本実施の形態においては、商品検知センサ91a、91bがバケット90の両側壁部から突出するとき、コンベア用軸1009が図4の紙面上方に引き上げられることにより、Z方向前方に傾斜したコンベア85が水平となる。
【0029】
図5を参照しつつ、上記した可動アーム92a、92b、及び可動ギア93a、93bを動作させるための駆動手段を説明する。同図に示されるように、バケット90の側壁部の下部において、第1カム溝付ギア970と噛合するギア972は、後述する第1カム976a、976b及び第2カム978a、978bを軸支するカム用軸974によって軸支されている。
【0030】
可動アーム92a、92bは、軸支部980a(図13)、980bにおいてバケット90の下部に軸支され、当該可動アーム92a、92bの一端部のカム従動子982a、982b(図13)が略楕円形状をなす第1カム976a、976bの外側面に上方から当接するように適宜にバネ981a、981b(図13)付勢されている。第1カム976a、976bの外側面の形状及びカム用軸974の軸支位置は、当該外側面に沿うようにカム従動子982a、982bが回動することによって、カム駆動モータ960の回転に伴い、先ず可動アーム92aのみが回動して突出し、次に可動アーム92aの状態が保持されつつ可動アーム92bが回動して突出し、次に可動アーム92bの状態が保持されつつ可動アーム92aが前記と逆方向へ回動して待避するように設定されている。
【0031】
可動ギア93a、93bは、略三角形状をなす可動ギアホルダ984a、984bの一角部に設けられた軸支部985a、985bにおいて回転自在に軸支されている。この一角部と相対する一角部は可動ギア用回転軸986に軸支され、他角部にはX方向に平行に棒部材988a(図13)、988bが設けられている。この可動ギア用回転軸986には、可動ギア92a、92bと噛合するように伝達ギア990a、990bが設けられている。また、この可動ギア用回転軸986は、図3に示されるバケット90の側壁部と相対する側壁部に設けられた可動ギア駆動モータ992によって、ギア991を介して回転駆動される。この可動ギア駆動モータ992の回転によって、伝達ギア990a、990bが回転し、この回転が可動ギア93a、93bに伝達されるようになっている。
【0032】
一方、アーム994a、994b(図13)は、一端部が可動ギアホルダ984a、984bの棒部材988a、988bに下方から当接し、他端部が第2カム978a、978bの略楕円形状をなすカム溝996a、996b(図13)に嵌合するカム従動子998a、998b(図13)となっている。第2カム978a、978bのカム溝996a、996bの形状及びカム用軸974の軸支位置は、当該カム溝996a、996bに沿うようにカム従動子998a、998bが回動するアーム994a、994bと、当該アーム994a、994bの回動によって棒部材988a、988bが回動する可動ギアホルダ984a、984bとによって、カム駆動モータ960の回転に伴い、先ず可動ギア93aのみが回動して突出し、次に可動ギア93aの状態が保持されつつ可動ギア93bが回動して突出し、次に可動ギア93bの状態が保持されつつ可動ギア93aが前記と逆方向へ回動して退避するように設定されている。尚、可動ギアホルダ984a、984bは、可動ギア用回転軸986に軸支されて、棒部材988a、988bがアーム994a、994bに当接するように適宜にバネ985a、985b(図13)付勢されている。以上をまとめると、カム駆動モータ960に駆動されて可動ギア93a、93bが回動するようになっており、一方、可動ギア駆動モータ992に駆動されて可動ギア93a、93bが回転するようになっている。
【0033】
図6は、本実施の形態の第1カム976a及び第2カム978aを、(a)当該第1カム976a側から見た斜視図、及び(b)当該第2カム978a側から見た斜視図である。本実施の形態の第1カム976a及び第2カム978aは合成樹脂等で一体に形成されており、第1カム976b及び第2カム978bとは同一のものである。本実施の形態における一体の第1カム976a及び第2カム978aと、一体の第1カム976b及び第2カム978bとは、当該第1カム976a、976bの略楕円形状の外側面が互いに所定の角度をなし、当該第2カム978a、978bの略楕円形状のカム溝996a、996bが互いに所定の角度をなすように、カム用軸974に軸支されている。この所定の角度とは、前述した第1カム976a、976bの外側面の形状及びカム用軸974の軸支位置と、前述した第2カム978a、978bのカム溝996a、996bの形状及びカム用軸974の軸支位置と伴に、先ず可動アーム92a及び可動ギア93aのみが回動して突出し、次に可動アーム92a及び可動ギア93aの状態が保持されつつ可動アーム92b及び可動ギア93bが回動して突出し、次に可動アーム92b及び可動ギア93bの状態が保持されつつ可動アーム93a及び可動ギア93aが前記と逆方向へ回動して退避するように設定されている。
【0034】
図7は、本実施の形態のロータリースイッチ501がバケット90に配設された状態を示す図である。同図に示されるように、ロータリースイッチ501は、回転板505と、当該回転板505が回転軸部503aに回転自在に軸支された基板部503とを有する。回転板505にはロータリースイッチ用ギア505aが一体で同軸に設けられており、当該ロータリースイッチ用ギア505aには、第1カム溝付ギア970と一体で同軸な第2カム溝付ギア970cが噛合している。本実施の形態においては、ロータリースイッチ用ギア505aの歯数と、第2カム溝付ギア970cの歯数とは等しいものとする。このとき、第2カム溝付ギア970cの回転角度と、ロータリースイッチ用ギア505aの回転角度とは等しくなる。よって、本実施の形態においては、ロータリースイッチ501の回転板505の回転角度が第1カム溝付ギア970の回転角度(回転位置)となる。
【0035】
図8は、(a)本実施の形態のロータリースイッチ501において回転板505が取り外された基板部503の正面図と、(b)回転板505の正面図と、(c)回転板の背面図とである。尚、本実施の形態においては、基板部503の内周側面には3つの係止部503bが振り分けて一体に設けられている。また、本実施の形態の基板部503及び回転板505は主として樹脂からなるとする。この3つの係止部503bは曲げ弾性を有し、この曲げ弾性によって回転板505は基板部503に回転自在に係止される。また、回転板505の回転軸部505bに対して、基板部503の回転軸部503aが嵌合するように成形されている。
【0036】
図8(a)に示されるように、基板部503の外周側面の一部には、金属からなる端子S508、端子T509、及び端子U510が設けられている。これらの3つの端子508乃至510は、同じく3つに分岐した一体成形の金属製端子518乃至520と接触又は非接触となるように配設されている。この3つの端子518乃至520は、図8における紙面表側に突出するようにバネ付勢されている。基板部503の中心から各端子518乃至520における接触部までの距離をR1、R2、及びR3とすれば、本実施の形態においては、R1、R2、及びR3の順に距離が短くなるように設定されている。尚、本実施の形態においては、端子S508及び端子518と、端子T509及び端子519と、端子U510及び端子520とは、それぞれスイッチの機能を有する。つまり、例えば端子S508と端子518とが接触すればスイッチS528はオンであり、端子S508と端子518とが非接触であればスイッチS528はオフである。これは、スイッチT529及びスイッチU530についても同様である。
【0037】
図8(b)に示されるように、回転板505の正面には、ロータリースイッチ用ギア505aが一体且つ回転軸部505bを回転中心とするように設けられている。これにより、3つの脚部503c(図8(a))によってバケット90の側壁部に固定された基板部503に対して、回転板505は、ロータリースイッチ用ギア505aと第2カム溝付ギア970cを介して噛合する第1カム溝付ギア970の回転に誘起されて回転する。
【0038】
図8(c)に示されるように、回転板505の背面には、突起538乃至540が隆起するように適宜設けられている。突起538乃至540は、図8(c)における紙面の裏側から表側への方向、即ち回転板505から基板部503への方向に突起するように形成されている。また、各突起538乃至540は、回転板505の中心から当該各突起538乃至540までの距離が前述したR1、R2、及びR3となるように配設されている。各突起538乃至540の端面は、それぞれ半径R1乃至R3の円周に沿って動径方向に幅狭な円弧の形状をなすように形成されている。回転板505が基板部503に取り付けられた状態で、例えば突起538は端子518を押圧することができ、よって当該突起538は当該端子518を端子S508に接触させることができる。つまり、スイッチS528をオンとすることができる。従って、回転板505が例えば突起538における円弧の中心角分だけ回転する間にスイッチS528はオンとなり、当該回転板505が例えば突起538どうしの間隙をなす円弧の中心角分だけ回転する間にスイッチS528はオフとなる。このようなオン/オフの制御は3個のスイッチ528乃至530において別個に実施できるために、3個のオン/オフを組み合わせて8(=2)種類の回転角度に応じた8種類の検出信号を形成できる。
【0039】
図9は、本実施の形態におけるロータリースイッチ501の回転角度とスイッチS528、スイッチT529、及びスイッチU530のオン/オフとの関係を示すダイアグラムである。
【0040】
図9によれば、回転板505が図7における時計方向に0乃至10°又は反時計方向に0乃至10°回転する間は、スイッチT529がオンであり、スイッチS528及びスイッチU530はオフである(初期状態)。ロータリースイッチ501が初期状態にあるとき、当該ロータリースイッチ501から後述する制御部200に、例えば(S:OFF、T:ON、U:OFF)なる検出信号が送信されるようになっている。このとき、図4及び図5に示された構成によって、商品検知センサ91、可動アーム92a、92b、及び可動ギア93a、93bは当該バケット90の内部に退避し、コンベア85はZ方向前方に傾斜した状態となるようになっている。また、可動ギア駆動モータ992は停止したままで、可動ギア93a、93bは回転しないようになっており、コンベア駆動モータ1006は停止したままで、バケット用コンベア・ベルト857は移動しないようになっている。この初期状態が実現するように、図8(c)の突起538乃至540が回転板505の背面に配設されている。
【0041】
また、図9によれば、回転板505が図7における反時計方向に10乃至90°回転する間は、スイッチS528、スイッチT529、及びスイッチU530はオフである。そして、回転板505が図7における反時計方向に90乃至110°回転する間は、スイッチS528はオンであり、スイッチT529及びスイッチU530はオフである(モード1状態)。ロータリースイッチ501がモード1状態にあるとき、当該ロータリースイッチ501から後述する制御部200に、例えば(S:ON、T:OFF、U:OFF)なる検出信号が送信されるようになっている。このモード1状態では、図4及び図5に示された構成によって、商品検知センサ91、可動アーム92a、及び可動ギア93aはバケット90の外部に突出し、コンベア85は水平な状態となるようになっている。また、可動ギア駆動モータ992に駆動されて可動ギア93a、93bが回転し、コンベア駆動モータ1006に駆動されてバケット用コンベア・ベルト857が移動するようになっている。このモード1状態が実現するように、図8(c)の突起538乃至540が回転板505の背面に配設されている。
【0042】
また、図9によれば、回転板505が図7における反時計方向に110乃至135°回転する間は、スイッチS528、スイッチT529、及びスイッチU530はオフである。そして、回転板505が図7における反時計方向に135乃至155°回転する間は、スイッチS528及びスイッチU530はオンであり、スイッチT529はオフである(モード2状態)。ロータリースイッチ501がモード2状態にあるとき、当該ロータリースイッチ501から後述する制御部200に、例えば(S:ON、T:OFF、U:ON)なる検出信号が送信されるようになっている。このモード2状態では、図4及び図5に示された構成によって、商品検知センサ91、2つの可動アーム92a、92b、及び2つの可動ギア93a、93bはバケット90の外部に突出し、コンベア85は水平な状態となるようになっている。また、可動ギア駆動モータ992に駆動されて可動ギア93a、93bが回転し、コンベア駆動モータ1006に駆動されてバケット用コンベア・ベルト857が移動するようになっている。このモード2状態が実現するように、図8(c)の突起538乃至540が回転板505の背面に配設されている。
【0043】
また、図9によれば、回転板505が図7における反時計方向に155乃至180°回転する間は、スイッチS528、スイッチT529、及びスイッチU530はオフである。そして、回転板505が図7における反時計方向に180乃至200°回転する間は、スイッチU530はオンであり、スイッチS528及びスイッチT529はオフである(モード3状態)。ロータリースイッチ501がモード3状態にあるとき、当該ロータリースイッチ501から後述する制御部200に、例えば(S:OFF、T:OFF、U:ON)なる検出信号が送信されるようになっている。このモード3状態では、図4及び図5に示された構成によって、商品検知センサ91、可動アーム92b、及び可動ギア93bはバケット90の外部に突出し、コンベア85は水平な状態となるようになっている。また、可動ギア駆動モータ992に駆動されて可動ギア93a、93bが回転し、コンベア駆動モータ1006に駆動されてバケット用コンベア・ベルト857が移動するようになっている。このモード3状態が実現するように、図8(c)の突起538乃至540が回転板505の背面に配設されている。
【0044】
また、図9によれば、回転板505が図7における時計方向に60乃至80°回転する間は、スイッチS528及びスイッチT529はオンであり、スイッチU530はオフである(モード4状態)。ロータリースイッチ501がモード4状態にあるとき、当該ロータリースイッチ501から後述する制御部200に、例えば(S:ON、T:ON、U:OFF)なる検出信号が送信されるようになっている。このモード4状態では、図4及び図5に示された構成によって、商品検知センサ91、可動アーム92a、92b、及び可動ギア93a、93bはバケット90の内部に退避し、コンベア85はZ方向前方に傾斜し、第1カム溝付ギア970の外方側に設けられた突起部970b(図3)は、後述する解除部材1008(図3)を持ち上げる状態となるようになっている。また、可動ギア駆動モータ992は停止したままで、可動ギア93a、93bは回転しないが、コンベア駆動モータ1006に駆動されてバケット用コンベア・ベルト857は移動するようになっている。このモード4状態が実現するように、図8(c)の突起538乃至540が回転板505の背面に配設されている。
【0045】
尚、本実施の形態においては、商品11は、バケット90の商品払出口に設けられた跳ね上げ式扉(図3及び図4)86を自重で押し開いて商品取出部16へ排出されるようになっている。跳ね上げ式扉86は常時閉じるようにバネ(不図示)付勢されており、コンベア85がバケット90のZ方向前方へ傾斜させられるときにコンベア85上の商品11の自重により押し開かれるようになっている。本実施の形態のバケット90は、跳ね上げ式扉86を当該バケット90の商品払出口に固定して跳ね上げ動作を禁止する係止部(不図示)を備えているものとする。この係止部は、第1カム溝付ギア970の回転により当該第1カム溝付ギア970の外方側に設けられた突起部970bが、下方にバネ(不図示)付勢された解除部材1008を持ち上げるときに解除されるようになっている。
【0046】
<<<バケットの動作の制御>>>
図10は、本実施の形態のバケット90における後述する動作を制御するための制御ブロック図である。図10に示される制御部200は、前述したバケット駆動モータ910を駆動してバケット90をXY方向に移動させる移動制御を行い、前述した、カム駆動モータ960と、可動ギア駆動モータ992と、コンベア駆動モータ1006とを駆動して商品11の取得及び払出制御を行うものである。
【0047】
RAM204は、例えば、バケット90が商品収納搬出コラム400の位置を識別し当該位置に移動すべく、バケット90のXY座標位置に関する情報を記憶するものである。具体的には、本実施の形態のバケット駆動モータ910は、回転量に相当する数のパルス信号を出力するステッピングモータ又はパルスモータであり、当該パルス信号数が例えば前記のX座標位置に対応する。バケット位置検知センサ902、903からの検知信号出力時にバケット駆動モータ910から出力されるパルス信号の数が、バケット90のX座標位置の初期設定値としてRAM204に記憶される。
ROM206は、上記した制御部200を動作させる適宜なプログラムを記憶するものである。
【0048】
また、本実施の形態においては、商品収納搬出コラム400からバケット90への商品11の受け渡しは、可動アーム92及び可動ギア93の回動と、商品検知センサ91の移動と、コンベア85の姿勢の移動とが協働することにより実施される。これらの動作は、ロータリースイッチ501によって検出される第1カム溝付ギア970の回転角度に応じて、図9に示されたダイアグラムに基づいて制御される。
【0049】
===シースルー型自動販売機の動作===
前述した構成を有するシースルー型自動販売機のバケット90が商品収納搬出コラム400から商品11を取得し、当該商品11を商品取出部16まで搬送し、当該商品11を当該商品取出部16にて払い出すまでの動作について、図11乃至図18を参照しつつ説明する。
【0050】
<<<待機位置から商品搬送ユニットまで>>>
図11は、バケット90が待機位置から商品収納搬出コラム400の開口部まで移動する間にとる状態例を示す側面図である。第1カム溝付ギア970は、カム溝970aに対してカム従動子107が図11に示される“A”点と“B”点との間(“A1”)で適宜嵌合する位置にある。このとき、図4に示された構成によって、コンベア85はZ方向前方へ傾斜した状態にあり、商品検知センサ91はバケット90の両側壁内に退避した状態にある。また、図5に示された構成によって、可動アーム92a、92b、及び可動ギア93a、93bはバケット90の内部に退避した状態にある。ロータリースイッチ501の状態は、図9に示された初期状態にある。
【0051】
ここで、本実施の形態の自動販売機から商品11を購入するために、例えば利用者が紙幣又は硬貨を収受装置15(図1)に投入し、操作パネル14(図1)において当該商品11を選択したものとする。この収受装置15及び操作パネル14から商品販売のための信号を受信した制御部200(図10)は、バケット駆動モータ910(図10)と、可動架台81(図1)に設けられた適宜な駆動モータ(不図示)とを駆動させる。これにより、バケット90は移動して、利用者の要求した商品11が収納された商品収納搬出コラム400の開口部に商品取得口が対向する位置にて停止する。尚、この位置は、前述したように、自動販売機内のXY座標に関するデータとして予めRAM204(図10)に記憶されている。
【0052】
<<<商品の取得(1)>>>
商品収納搬出コラム400の開口部に商品取得口を対向させたバケット90において、制御部200からの適宜な信号に基づいて、当該バケット90のカム駆動モータ960の駆動が開始される。
【0053】
図12は、バケット90が商品収納搬出コラム400から商品11を取得する動作例を示す側面図である。上記したカム駆動モータ960の駆動によって、第1カム溝付ギア970は、初期状態の位置から後述するモード1乃至3状態に応じた位置まで時計方向に回転している。この回転に伴って、前述したように、可動ギア93a及び可動アーム92aがバケット90の外部に突出する。ここで、例えば、ロータリースイッチ501の状態が図9に示されたモード1状態となると、当該ロータリースイッチ501はモード1状態に対応した検出信号(S:ON、T:OFF、U:OFF)を制御部200に送信する。この検出信号を受信した制御部200は、カム駆動モータ960の駆動を停止する。このとき、カム溝970aに対してカム従動子107は、図12に示される“C”点と“D”点との間で適宜嵌合する位置にある。このとき、図4に示された構成によって、コンベア85は水平となり、商品検知センサ91は、バケット90の両側壁から突出する。一方、図5に示された構成によって、可動ギア93a、93bは図13に示される状態となる。
【0054】
図13は、ロータリースイッチ501がモード1状態となったときの可動アーム92a、92b及び可動ギア93a、93bの状態を示す斜視図である。前述した形状の外側面を有し、前述した所定の角度をなして前述した位置に軸支された2つの第1カム976a、976bにより、可動アーム92aのみが商品収納搬出コラム400の可動ストッパ(図3)を押し下げる状態にある。また、前述した形状のカム溝996a、996bを有し、前述した所定の角度をなして前述した位置に軸支された2つの第2カム978a、978bにより、可動ギア93aのみが商品収納搬出コラム400の固定ギア53(図3)に対して下方から噛合する状態にある。
【0055】
この状態で、制御部200は可動ギア駆動モータ992を駆動させ、当該駆動力を商品収納搬出コラム400における固定ギア53に伝達すると、商品搬送ユニット用コンベア・ベルト43は、図12の矢印に示されるように移動する。これとともに、制御部200はコンベア駆動モータ1006を駆動させると、駆動プーリ851が図12における時計回りに回転し、バケット用コンベア・ベルト857も、図12の矢印に示されるように移動する。これにより、商品11がZ方向前方に移動する。商品11が図12における“I”状態から“J”状態を経て“K”状態に至るとき、商品検知センサ91における投光部91b(図4)から受光部91a(図4)への光路が商品11によって一旦遮断された後にまた回復し、バケット90による当該商品11の取得が検知される。制御部200(図10)は、この商品検知センサ91からの検知信号に基づいて、可動ギア駆動モータ992及びコンベア駆動モータ1006の駆動を停止させる。
【0056】
以上により、可動ギア93a側に商品搬送ユニット用コンベア・ベルト43を備え当該可動ギア93aと固定ギア53とが噛合可能な商品収納搬出コラム400から、バケット90が商品11を取得できる。
【0057】
<<<商品搬送ユニットから商品取出部まで>>>
商品収納搬出コラム400から商品を取得したバケット90において、制御部200からの適宜な信号に基づいて、当該バケット90のカム駆動モータ960の駆動が再度開始される。
【0058】
図14は、バケット90が商品収納搬出コラム400から商品11を搬送する動作例を示す側面図である。上記したカム駆動モータ960の駆動によって、第1カム溝付ギア970は、前述したモード1乃至3状態の何れかの回転停止位置から反時計方向に回転している。ここで、ロータリースイッチ501の状態が図9に示された初期状態に戻ると、当該ロータリースイッチ501は初期状態に対応した検出信号(S:OFF、T:ON、U:OFF)を制御部200に送信する。この検出信号を受信した制御部200は、カム駆動モータ960の駆動を停止する。図14に示されるように、第1カム溝付ギア970は、カム溝970aに対してカム従動子107が図11に示される“A”点と“B”点との間(“A1”)で適宜嵌合する位置にある。このとき、図4に示された構成によって、コンベア85はZ方向前方へ傾斜した状態にあり、商品検知センサ91はバケット90の両側壁内に退避した状態にある。また、図5に示された構成によって、可動アーム92a、92b、及び可動ギア93a、93bはバケット90の内部に退避した状態にある。図14に示されるように、商品11は、その上部がバケット90の商品払出口に設けられた跳ね上げ式扉86に当接し、その重心が扉寄りとなる(“L”状態)。
【0059】
<<<商品の払出>>>
商品収納搬出コラム400から商品11を取得したバケット90は、制御部200からの適宜な信号に基づいて、当該バケット90のバケット駆動モータ910及び可動架台81に設けられた適宜な駆動モータ(不図示)の駆動が開始される。バケット90は適宜にXY移動して商品払出口が商品取出部16と対向するように位置する。
【0060】
図15は、バケット90が商品取出部16において商品11を払い出す動作例を示す側面図である。上記したカム駆動モータ960の駆動によって、第1カム溝付ギア970は、初期状態の位置から後述するモード4状態に応じた位置まで反時計方向に回転している。この回転に伴って、前述したように、第1カム溝付ギア970の外方側に設けられた突起部970bが回動し、下方にバネ(不図示)付勢された解除部材1008を持ち上げる。この状態で、制御部200はコンベア駆動モータ1006を所定時間駆動させ、駆動プーリ851が図15における時計回りに回転し、バケット用コンベア・ベルト857も、図15の矢印に示されるように移動する。ここで、例えば、ロータリースイッチ501の状態が図9に示されたモード4状態となると、当該ロータリースイッチ501はモード4状態に対応した検出信号(S:ON、T:ON、U:OFF)を制御部200に送信する。この検出信号を受信した制御部200は、カム駆動モータ960の駆動を停止する。このとき、第1カム溝付ギア970は、カム溝970aに対してカム従動子107が図15に示される“A2”点で適宜嵌合する位置にある。ここで、“A2”点は“A”点及び“A1”点の間に位置するものである。図4に示された構成によって、コンベア85はZ方向前方へ傾斜したままである。また、解除部材1008の動作によって、跳ね上げ式扉86をバケット90の商品払出口に固定して跳ね上げ動作を禁止する係止部(不図示)が解除され、商品11は、跳ね上げ式扉86を自重で押し開く。これにより、商品11は、例えば“L”状態、“M”状態、及び“N”状態を経て、Z方向前方に移動し払い出される(“O”状態)。
【0061】
<<<商品取出部から待機位置まで>>>
商品取出部16にて商品11を払い出したバケット90において、制御部200からの適宜な信号に基づいて、当該バケット90のカム駆動モータ960の駆動が再度開始される。
【0062】
図16は、商品11を払い出した後に待機位置に戻るまでのバケット90の状態例を示す側面図である。上記したカム駆動モータ960の駆動によって、第1カム溝付ギア970は、前述したモード4状態の回転停止位置から時計方向に回転している。ここで、ロータリースイッチ501の状態が図9に示された初期状態に戻ると、当該ロータリースイッチ501は初期状態に対応した検出信号(S:OFF、T:ON、U:OFF)を制御部200に送信する。この検出信号を受信した制御部200は、カム駆動モータ960の駆動を停止する。図16に示されるように、第1カム溝付ギア970は、カム溝970aに対してカム従動子107が図11に示される“A”点と“B”点との間(“A1”)で適宜嵌合する位置にある。このとき、図4に示された構成によって、コンベア85はZ方向前方へ傾斜した状態にあり、商品検知センサ91はバケット90の両側壁内に退避した状態にある。また、図5に示された構成によって、可動アーム92a、92b、及び可動ギア93a、93bはバケット90の内部に退避した状態にある。更に、解除部材1008が下がって、跳ね上げ式扉86はバケット90の商品払出口に固定される。
【0063】
上記した状態で、バケット90は、制御部200からの適宜な信号に基づいて、当該バケット90のバケット駆動モータ910及び可動架台81に設けられた適宜な駆動モータ(不図示)の駆動が開始される。バケット90は適宜にXY移動して待機位置に戻り、次販売に備える。
【0064】
<<<商品の取得(2)>>>
図17は、ロータリースイッチ501がモード2状態となったときの可動アーム92a、92b及び可動ギア93a、93bの状態を示す斜視図である。前述した形状の外側面を有し、前述した所定の角度をなして前述した位置に軸支された2つの第1カム976a、976bにより、2つの可動アーム92a、93bが商品収納搬出コラム400の可動ストッパ(図3)を押し下げる状態にある。また、前述した形状のカム溝996a、996bを有し、前述した所定の角度をなして前述した位置に軸支された2つの第2カム978a、978bにより、2つの可動ギア93a、93bが商品収納搬出コラム411の固定ギア53(図3)に対して下方から噛合する状態にある。
これにより、2つの可動ギア93a、93b側に商品搬送ユニット用コンベア・ベルト43を2つ備え当該可動ギア93a、93bと2つの固定ギア53とが噛合可能な商品収納搬出コラム400から、バケット90が商品11を取得できる。
【0065】
<<<商品の取得(3)>>>
図18は、ロータリースイッチ501がモード1状態となったときの可動アーム92a、92b及び可動ギア93a、93bの状態を示す斜視図である。前述した形状の外側面を有し、前述した所定の角度をなして前述した位置に軸支された2つの第1カム976a、976bにより、可動アーム92bのみが商品収納搬出コラム400の可動ストッパ(図3)を押し下げる状態にある。また、前述した形状のカム溝996a、996bを有し、前述した所定の角度をなして前述した位置に軸支された2つの第2カム978a、978bにより、可動ギア93bのみが商品収納搬出コラム411の固定ギア53(図3)に対して下方から噛合する状態にある。
以上により、可動ギア93b側に商品搬送ユニット用コンベア・ベルト43を備え当該可動ギア93bと固定ギア53とが噛合可能な商品収納搬出コラム400から、バケット90が商品11を取得できる。
【0066】
以上まとめると、本実施の形態においては、制御部200(図10)は、第1カム溝付ギア970の回転角度検出信号に基づいてカム駆動モータ960、可動ギア駆動モータ992、及びコンベア駆動モータ1006を適宜駆動させることによって、バケット90における複数の動作を適宜なタイミングで実行し商品取得を効率的に行うことができる。また、本実施の形態においては、1つのカム駆動モータ960によって、第1カム溝付ギア970、第1カム976a、976b、及び第2カム978a、978bを回転駆動し、1つのロータリースイッチ501によって当該第1カム溝付ギア970の回転位置を検出することにより、前記の複数の動作を実行することができる。よって、バケット90における前記の複数の動作を同期して実行させることができるとともに、当該バケット90に必要な駆動モータの個数が少なくて済む。また、1つのロータリースイッチ501は、従来の自動販売機のバケットに備えられていた例えばマイクロスイッチ複数個分の機能を果たし得る。従って、バケット90が商品収納搬出コラム400から確実に商品11を取得でき、低製造コスト及び低消費電力で、コンパクトな自動販売機を実現できる。
【0067】
前述した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
【0068】
【発明の効果】
本発明によれば、バケットが商品搬送ユニットから確実に商品を取得でき、低製造コスト及び低消費電力で、コンパクトな自動販売機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のシースルー型自動販売機の外観構成例を示す正面図である。
【図2】本実施の形態の商品棚及び商品収納搬出コラムの要部構成例を示す分解斜視図である。
【図3】本実施の形態のバケット及び商品収納搬出コラムの開口部の要部構成例を示す側面図である。
【図4】本実施の形態のバケットの商品検知センサ及びコンベアを移動させるための駆動手段の要部構成例の斜視図である。
【図5】本実施の形態の可動アーム及び可動ギアを駆動するための駆動手段の要部構成例の斜視図である。
【図6】本実施の形態の第1カム及び第2カムの斜視図である。
【図7】本実施の形態のバケットにおけるロータリースイッチの配置を示す図である。
【図8】本実施の形態のロータリースイッチの正面図及び背面図である。
【図9】本実施の形態のロータリースイッチからの検出信号のデータを示すダイアグラムである。
【図10】本実施の形態のバケットの動作を制御するための制御ブロック図である。
【図11】本実施の形態のバケットの状態例を示す側面図である。
【図12】本実施の形態のバケットの動作例を示す側面図である。
【図13】本実施の形態のバケットにおける可動アーム及び可動ギア部分の斜視図である。
【図14】本実施の形態のバケットのもう一つの動作例を示す側面図である。
【図15】本実施の形態のバケットの更にもう一つの動作例を示す側面図である。
【図16】本実施の形態のバケットのもう一つの状態例を示す側面図である。
【図17】本実施の形態のバケットにおける可動アーム及び可動ギア部分のもう1つの斜視図である。
【図18】本実施の形態のバケットにおける可動アーム及び可動ギア部分の更にもう1つの斜視図である。
【符号の説明】
90 バケット
91 商品検知センサ
501 ロータリースイッチ
960 カム駆動モータ
962、964、966、968 ギア
970 第1カム溝付ギア
970a カム溝
970c 第2カム溝付ギア

Claims (2)

  1. 商品列を先頭商品側へ搬送する複数の商品搬送ユニットと、前記複数の商品搬送ユニットが前記商品列の搬送方向に対して直交方向へ所定間隔で装着される商品棚と、前記商品棚に装着される前記複数の商品搬送ユニットと選択的に対向する商品取得口を有し、前記直交方向に移動して前記商品列の先頭商品を取得するバケットと、を備えた自動販売機において、
    前記バケットは、
    前記商品列の先頭商品を取得する際、前記商品搬送ユニットに前記商品列を先頭商品側へ搬送するための駆動力を伝達する動作と、前記商品列の先頭商品を取得した後、前記商品搬送ユニットへの前記駆動力の伝達を停止する動作と、を含む複数の動作を実行するためのカムと、
    前記カムを回転駆動する駆動モータと、
    前記カムとともに回転して前記カムの回転位置を検出し、このときの検出信号を前記複数の動作を制御するための制御部に供給するロータリースイッチと、
    を有することを特徴とする自動販売機。
  2. 前記ロータリースイッチは、
    前記複数の動作と対応して接触又は非接触となる複数のスイッチと、
    前記複数のスイッチを選択的に接触又は非接触とするための複数の突起を回転軸と交差する面に有し、前記カムとともに回転する回転板と、を有し、
    前記複数のスイッチが前記回転板の回転に応じて接触又は非接触となったときの信号を、前記検出信号として、前記制御部に供給することを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
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