JP3956416B2 - 変速機の組立方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変速機の組付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
手動操作の変速機は、一般に、インプットシャフトと、インプットシャフトと同一軸線上に配置されるアウトプットシャフトと、カウンタシャフトと、各変速段位にそれぞれ対応してインプットシャフトおよびアウトプットシャフトとカウンタシャフトとに対をなして設けられ互いに噛合する複数の変速歯車対と、シフトロッドおよびシフトフォークを含むシンクロメッシュ装置を備えた動力伝達切換機構が変速機ケース内に設けられたものとなっている。そして、このような変速機の組立方法としては、従来、予め歯車等が取り付けられた複数のシャフトを位相を合わせながら変速機ケース後端側の開口から手作業で組み込んでいくという方法が一般に採用されている。
【0003】
また、変速機の組立作業を自動化する技術として、特開平8−57723号に示されているように、変速歯車が取り付けられた複数のシャフトを各変速歯車が噛合した状態に組み合わせ、一括してクラッチハウジングに組み付けるようにした組立方法が従来から知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、アウトプットシャフトとカウンタシャフトとの間に減速歯車対が設けられた所謂アウトプット・リダクション・タイプの変速機(例えば特開平2−93151号公報等に記載されているような変速機)、特に、アウトプットシャフトの入力側の端部近傍と前記カウンタシャフトの出力側の端部近傍とに減速歯車対が設けられた変速機の場合には、インプットシャフトの回転トルクが増幅されることなくカウンタシャフトには伝達されるので、各変速歯車への入力負荷は小さいが、その分、減速歯車への入力負荷が大きく、そのため、減速歯車の歯当りの管理が重要である。しかし、上記従来の組立方法でアウトプット・リダクション・タイプの変速機を組み立てたのでは、インプットシャフトの前端が基準となって、アウトプットシャフトとカウンタシャフトの後端(出力側)でシム調整などを行うことになってしまい、減速歯車の歯当り管理を行うのが困難である。したがって、減速歯車の歯当りが軸方向にばらついて、ギヤノイズが発生するといった問題を生じる可能性があった。
【0005】
したがって、アウトプット・リダクション・タイプの変速機の減速歯車の歯当りのばらつきを少なくすることのできる変速機の組立方法を提供することが課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の変速機の組立方法は、減速歯車を設けたアウトプットシャフトを変速機のアウトプット側のケーシング部材に組み付けるとともに、インプットシャフトおよびカウンタシャフトに減速歯車を除く複数の変速歯車対を組み付け、アウトプットシャフトに組み付けた減速歯車の端面を基準面としてケーシング部材を位置決めした状態で、これらアウトプットシャフトおよびケーシング部材に対し、インプットシャフトおよびカウンタシャフトを組み付け
前記アウトプットシャフトに組み付けた減速歯車の端面を基準面として前記ケーシング部材を位置決めした状態で、これらアウトプットシャフトおよびケーシング部材に対し、前記複数の変速歯車対を有するインプットシャフトおよびカウンタシャフトを組み付け、その後、前記カウンタシャフトに前記減速歯車対の他方の歯車を組み付けることを特徴とするものである。
【0007】
上記変速機の組立方法によれば、アウトプットシャフトの減速歯車の端面を基準面としてケーシング部材を位置決めした状態でインプットシャフトおよびカウンタシャフトを組み付けることにより、インプットシャフトおよびカウンタシャフトをケーシング部材に対し正確な位置に組み付けることができ、したがって、アウトプットシャフトに対しても正確な位置に組み付けることができるため、カウンタシャフトの所定位置に取り付ける減速歯車とアウトプットシャフトの減速歯車との歯当りのばらつきを少なくできる。
【0008】
また、請求項2に係る発明の変速機の組立方法は、請求項1の発明において、アウトプットシャフトをケーシング部材に組み付けて第1のアッセンブリ部材を形成し、インプットシャフトおよびカウンタシャフトに減速歯車を除く複数の変速歯車対を組み付けるとともにそれらインプットシャフトおよびカウンタシャフトを変速歯車対の各歯車が噛合した状態に組み付けて第2のアッセンブリ部材を形成し、第1のアッセンブリ部材に対して第2のアッセンブリ部材を組み付けることにより、アウトプットシャフトおよびケーシング部材に対するインプットシャフトおよびカウンタシャフトの組み付けを行うものである。このようしてアウトプット側およびインプット側をそれぞれサブアッセンブリ化することにより、変速機の組立作業が楽になり、自動組立も容易となる。
【0009】
また、請求項3に係る発明の変速機の組立方法は、請求項1または2の発明において、アウトプットシャフトおよびアウトプット側のケーシング部材に対しインプットシャフトおよびカウンタシャフトの組み付けを行った後、カウンタシャフトに減速歯車を組み付けるに先立って、変速機のインプット側のケーシング部材を組み付けるものである。こうしてインプット側のケーシング部材を組み付けることにより、インプットシャフトおよびカウンタシャフトの位置が確実に規定される。
【0010】
また、請求項4に係る発明の変速機の組立方法は、請求項1の発明において、複数のシフトロッドをインプットシャフトおよびカウンタシャフトに対しサブアッセンブリ化してアウトプット側のケーシング部材に組み付けるものである。アウトプットシャフトの減速歯車の端面を基準面としてケーシング部材を位置決めした状態でインプットシャフトおよびカウンタシャフトを組み付ける際にこのようにしてシフト系を組み付けることにより、ギヤトレインにおいてシフト系を容易に位置決めできる
また、請求項5に係る発明の変速機の組立方法は、請求項1の発明において、アウトプットシャフトをアウトプット側のケーシング部材に組み付けた状態で該ケーシング部材の端面を支持部材により支持するとともに、該支持部材に組み付けた位置決め治具によって減速歯車の端面を支持することにより、ケーシング部材を位置決めするものである。支持部材と治具のこうした配置により、アウトプットシャフトの減速歯車の端面を基準面とするケーシング部材の位置決めを容易なものとできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1〜図9に本発明の実施の形態の一例(例1)を示す。この例は、エンジン縦置きの所謂FR型自動車に搭載される、前進5段,後退1段の変速機に適用したものである。図1に変速機の構成を示す。図において、1は変速機ケースであり、2は変速機ケース1の前端側に連結されたクラッチハウジングである。また、3は変速機ケース1の後端側に連結されたエクステンションハウジング、4はインプットシャフト、5はカウンタシャフト、6はアウトプットシャフト、7A,7B,7Cはシフトロッドである。そして、8,9,10はシフトフォークである。
【0013】
インプットシャフト4は、その入力側(前端側:図1における左端側)がクラッチ(図示せず)を介してエンジン出力軸(図示せず)に連結され、出力側(後端側:図1における右端側)が、同一軸線上後方に配置されたアウトプットシャフト6の入力側端部(前端部)と組み合わされる。そして、アウトプットシャフト6の出力側(後端側:図1における右端側)は、後輪側へ駆動力を伝えるプロペラシャフト(図示せず)に連結される。また、上記変速機ケース1の入力側端部(前端部)に隣接するクラッチハウジング2の後端部は、変速機ケース1との連結面より前方内側が入力側端部の軸支壁11を構成し、この軸支壁11に、インプットシャフト4の中央部がベアリング12を介して回転自在に支持され、カウンタシャフト5の前端部がベアリング13を介して回転自在に軸支され、3本のシフトロッド7A,7B,7Cの前端部が前後移動可能に支持されている。そして、上記軸支壁11の各軸支部および支承部の部分を前端側から覆うようフロントカバー14が取り付けられている。また、変速機ケース1の後端部には、軸支壁15が設けられ、この軸支壁15に、アウトプットシャフト6の前端部がベアリング16を介して回転自在に支持され、カウンタシャフト5の後端部がベアリング17を介して回転自在に軸支され、また、3本のシフトロッド7A,7B,7Cの中央部が前後移動可能に支持されている。
【0014】
上記変速機は、各変速段位にそれぞれ対応してインプットシャフト4とカウンタシャフト5とに対をなして設けられ互いに噛合する1速〜5速用と後退用の計6組の変速歯車対21〜26を備え、また、選択された変速段位に対応した所定の変速歯車対でインプットシャフト4からカウンタシャフト5を介して又は直接にアウトプットシャフト6へ動力が伝達されるよう動力伝達経路を切り換える動力伝達切換機構として、1−2速切換用シンクロ31,3−4速切換用シンクロ32および5速−R切換用シンクロ33の計3個のシンクロメッシュ装置を備えている。
【0015】
1速用歯車対21は、インプットシャフト4上の固定歯車21iとカウンタシャフト5上の遊転歯車21cからなっている。また、2速用歯車対22は、インプットシャフト4上の固定歯車22iとカウンタシャフト5上の遊転歯車22cからなっている。また、3速用歯車対23は、インプットシャフト4上の遊転歯車23iとカウンタシャフト5上の固定歯車23cからなっている。また、4速用歯車対24は、カウンタシャフト5の後端部(出力側端部)近傍に設けられたカウンタリダクションギヤ(固定歯車)24cと、アウトプットシャフト6の前端部(入力側端部)近傍に設けられたリダクションギヤ(固定歯車)24oとからなり、減速歯車対を構成している。また、5速用歯車対25は、インプットシャフト4上の固定歯車25iとカウンタシャフト5上の遊転歯車25cからなっている。また、後退用歯車対26は、インプットシャフト4上の固定歯車26iとカウンタシャフト5上の遊転歯車26cとからなり、その固定歯車26iと遊転歯車26cとが、リバースアイドルシャフト上のリバースアイドル歯車(後述の図3〜図5に図示)を介して噛み合ったものである。
【0016】
上記6組の歯車対21〜26は、5速用歯車対25と後退用歯車対26とが組み合わされて5−R歯車ユニットを構成し、1速用歯車対21と2速度用歯車対22とが組み合わされて1−2歯車ユニットを構成し、また、3速用歯車対23と4速用歯車対24とが組み合わされて3−4歯車ユニットを構成するもので、入力側(前側)から、5−R歯車ユニット、1−2歯車ユニット、3−4歯車ユニットの順に並び、また、各歯車対21〜26が、入力側(前側)から、5速用歯車対25、後退用歯車対26、1速用歯車対21、2速用歯車対22、3速用歯車対23、4速用歯車対24の順に並ぶ配置とされている。
【0017】
そして、5速用歯車対25と後退用歯車対26とからなる5−R歯車ユニットに対して上記5速−R切換用シンクロ33が設けられ、1速用歯車対21と2速度用歯車対22とからなる1−2歯車ユニットに対して上記1−2速切換用シンクロ31が設けられている。また、3速用歯車対23と4速用歯車対24とからなる3−4歯車ユニット歯車ユニットに対して上記3−4速切換用シンクロ32が設けられている。これらシンクロメッシュ装置の構成はそれ自体周知のものである。
【0018】
上記変速機は、図2に示す組立ラインによって組み立てられる。この組立ラインは、インプットシャフト4,カウンタシャフト5およびリバースアイドルシャフトに変速歯車等を組み込んで、それぞれ、インプットシャフトアッセンブリ、カウンタシャフトアッセンブリおよびリバースアイドルシャフトアッセンブリとし、それらアッセンブリを組み合わせてシャフトアッセンブリを形成するシャフトアッセンブリ・サブライン41と、アウトプットシャフト6を変速機ケース1に組み付けて変速機ケースサブアッセンブリを形成する変速機ケースアッセンブリ・サブライン42と、変速機ケースアッセンブリ・サブライン42から上記変速機ケースサブアッセンブリの供給を受け、シャフトアッセンブリ・サブライン41から上記シャフトアッセンブリの供給を受けて、変速機ケースサブアッセンブリにシャフトアッセンブリを組み付け、次いで、クラッチハウジング2等を組み付け、その後、フロントカバーを組み付け、そうしてできたギヤトレインアッセンブリを上下反転させて、カウンタリダクションギア等を組み付け、エクステンションハウジング3を組み付けて変速機の主要部分を完成させるメインアッセンブリライン43と、一対の移動ヘッド44a,44bを備えたシャフトアッセンブリ移載装置44とから構成されている。
【0019】
上記シャフトアッセンブリ・サブライン41は、ライン上流(図2において左側)の図示しない組付装置およびセット装置によって、インプットシャフト4,カウンタシャフト5およびリバースアイドルシャフトにそれぞれの変速歯車やシンクロメッシュ装置の各部材(シフトロッド7A,7B,7Cおよびシフトフォーク8,9,10を除く)を組み付け、それらを図4に示すようにインプットシャフトアッセンブリ45,カウンタシャフトアッセンブリ46およびリバースアイドルシャフトアッセンブリ47として相互に間隔をあけて配置し、シャフト組立体の形でシャフトサブラインパレット48にセットする。そして、各シャフト組立体がセットされたシャフトサブラインパレット48を順々に移送し、移送されたシャフトサブラインパレット48上のシャフト組立体を、シャフトアッセンブリ移載装置44の第1の移動ヘッド44aに保持させ、シャフトアッセンブリ・サブライン41の終端に配置されたシャフト組合せ装置49に移載させる。
【0020】
上記シャフト組合せ装置49は、図5に示すように、下部支持台50の上に、インプットシャフトアッセンブリ45を入力側を上に向けて立て向き姿勢に保持する可動の第1の保持具51と、カウンタシャフトアッセンブリ46を立て向き姿勢に保持する固定の第2の保持具52と、リバースアイドルシャフトアッセンブリ47を立て向き姿勢に保持する可動の第3の保持具53を備え、第1の保持具51がシリンダ54を介して第2の保持具52側へ移動駆動可能とされ、第3の保持具53がシリンダ55を介してやはり第2の保持具52側へ移動駆動可能とされている。また、下部支持台50の上方には、水平方向に移動可能な上部支持台56が配置され、該上部支持台56には、支持部材57が図示しないシリンダを介して上下方向に移動駆動可能に設けられている。そして、この支持部材57上には電動モータ58が設けられ、電動モータ58の回転軸に連結された連結ロッド59が下方へ延び、連結ロッド59の下端部には下方へ延びる連結筒60がバネ部材61を介して下方へ付勢された状態で上下移動可能に外嵌され、連結筒60の下端部にはインプットシャフトアッセンブリ45のシャフト(インプットシャフト4)上端に嵌合可能なソケット62が設けられている。これら支持部材57,電動モータ58,連結ロッド59,連結筒60,バネ部材61およびソケット62は、ギヤ噛合せ装置を構成する。
【0021】
上記シャフト組合せ装置49においては、支持部材57が下方へ移動駆動されて、ソケット62がインプットシャフトアッセンブリ45のシャフト(インプットシャフト4)上端に外嵌装着され、電動モータ58によりインプットシャフトアッセンブリ45が低速回転駆動されつつ、上部支持台56が図示しないシリンダにより水平方向に移動駆動されるとともに、シリンダ54により第1の保持具51を介してインプットシャフトアッセンブリ45がカウンタシャフトアッセンブリ46側へ移動駆動され、また、シリンダ55により第3の保持具53を介してリバースアイドルシャフトアッセンブリ47がカウンタシャフトサブアッセンブリ46が移動駆動され、これらアッセンブリ45,46,47の位相が合わされて所期の位置関係に組み合わされる。そして、この状態で各シフトロッド7A,7B,7Cおよび各シフトフォーク8,9,10が組み付けられる。
【0022】
また、上記変速機ケースアッセンブリ・サブライン42は、変速機ケース供給装置63がメインラインパレット64に変速機ケース1をセットし、そのメインパレット64にセットされた変速機ケース1に対してアウトプットシャフト供給装置65がアウトプットシャフト6を供給し、次いで、変速ケースサブアッセンブリ組付装置66が、図3に示すようにベアリング,リダクションギヤ24o等を組み付けて、メインラインパレット64の上方から圧入バックアップ装置67でバックアップしつつ、下方からベアリング圧入装置68を上昇駆動して、変速機ケース1に、アウトプットシャフト6とリダクションギヤ24o等からなるアウトプットシャフトアッセンブリ69のベアリング部を圧入固定し、サブアッセンブリ(変速機ケースサブアッセンブリ)の形にする。そして、その変速機ケースサブアッセンブリ(変速機ケース1とアウトプットシャフトアッセンブリ69の組立体)をセットしたメインラインパレット64をメインアッセンブリライン43へ順次移送する。
【0023】
上記メインアッセンブリライン43は、シャフトアッセンブリ・サブライン41に対し直列状に設置されたもので、ライン上流側(図2において左側)の端部には、変速機ケースアッセンブリ・サブライン42から、上記変速機ケースサブアッセンブリ(変速機ケース1とアウトプットシャフトアッセンブリ69の組立体)がセットされたメインラインパレット64を順々に供給し、上記各アッセンブリ45,46,47の組み合わせからなるシャフトアッセンブリを、図6に示すように(シフト系は図示せず)、シャフトアッセンブリ移載装置44の第2の移動ヘッド44bによってシャフト組合せ装置49からメインラインパレット64上に移載して、上記変速機ケースサブアッセンブリに組み付け、組立体として、メインラインパレット64ごと移送する。そして、ハウジング供給ラインLcから供給されたクラッチハウジング2を、ハウジング移載装置70によってクラッチハウジング組付装置71に供給し、クラッチハウジング組付装置71により、図7に示すようにメインラインパレット68上の上記組立体にクラッチハウジング2を組み付ける。
【0024】
メインラインパレット64は、変速機ケース1のアウトプット側端面を下方から支持する支持部64aを有する。また、上記支持部64aの内側には、段下がり状に治具受部64bが設けられている。この治具受部64bには、アウトプット側端面を下にしてメインラインパレット64の上記支持部64aに支持された変速機ケース1に対しアウトプットシャフトアッセンブリ69を組み付けた後、図6に示すように位置決め治具72をセットし、アウトプットシャフトアッセンブリのリダクションギヤ24oのアウトプット側端面をこの位置決め治具72で支持する。こうすることにより、リダクションギヤ24oの端面を基準面として変速機ケース1が位置決めされる。
【0025】
上記シャフトアッセンブリ移載装置44の第2の移動ヘッド44bは、図6に示すように、上記シャフトアッセンブリを出力側を下にして吊り下げ、変速機ケースサブアッセンブリ(変速機ケース1とアウトプットシャフトアッセンブリ66の組立体)が、リダクションギヤ24oの端面を基準面として変速機ケース1が位置決めされ、メインラインパレット64に保持された状態で、そのシャフトアッセンブリを変速機ケースサブアッセンブリに組み付ける。
【0026】
また、クラッチハウジング組付装置71は、図7に示すように、フレーム73に、上下一対の支持部材74,75が図示しないシリンダを介して上下方向に移動駆動可能に設けられたものである。これら一対の支持部材74,75はクラッチハウジング2を挟持して下方へ移動駆動される。そして、クラッチハウジング2が、メインラインパレット64上の上記シャフトアッセンブリと変速機ケースサブアッセンブリの組立体に組み付けられ、さらに、ベアリング76,77が圧入される。こうして、クラッチハウジング組付装置71によりクラッチハウジング2が組み付けられることにより、シャフトアッセンブリは組付位置が確実に規定される。
【0027】
そして、メインアッセンブリライン43では、その、クラッチハウジング組付装置71によりクラッチハウジング2が組み付けられてなる組立体に対し、作業者がフロントカバー14を組み付ける。なお、フロントカバー14は、シム78(図8参照)により組付位置を最終調整して組み付ける。そして、その、フロントカバー14を組み付け終えたギヤトレインを、図8に示すように反転装置79によって180゜反転させ、カウンタリダクションギヤ24c等を組み付け、クラッチハウジング2を下にした立て向き姿勢で再びメインラインパレット64上にセットする。
【0028】
上記反転装置79は、図8に示すように、回転駆動可能な軸部材80の前端に回転プレート81が設けられ、この回転プレート81の前面に、図示しないシリンダを介して上下一対の支持部材82,83が移動駆動可能に設けられたものである。上記軸部材80は、図示しない支持台に回転自在に枢支され、図示しない電動モータにより180゜往復回転駆動される。
【0029】
この反転装置79により180゜反転されたギヤトレインは、クラッチハウジング2を下にし出力側を上にした立て向き姿勢でメインラインパレット64上にセットし、移送する。そして、作業者によりエクステンションハウジング3の組付を行う。
【0030】
図9は、上記組立ラインによる変速機の組立方法を示すブロック図である。次ぎに、この組立方法の工程を工程順に説明する。
【0031】
[工程1] 変速機ケースアッセンブリ・サブライン42において、メインラインパレット64に変速機ケース1をセットし、アウトプットシャフト6を供給し、ベアリング,リダクションギヤ24o等を組み付け、アウトプットシャフト6とベアリング,リダクションギヤ24o等からなるアウトプットシャフトアッセンブリ69を変速機ケース1に組み付けて変速機ケースサブアッセンブリを形成し(図3参照)、メインアッセンブリライン43へ移送する。
【0032】
[工程2] シャフトアッセンブリ・サブライン41において、インプットシャフト4,カウンタシャフト5およびリバースアイドルシャフトに変速歯車等を組み込んで、それぞれインプットシャフトアッセンブリ45、カウンタシャフトアッセンブリ46およびリバースアイドルシャフトアッセンブリ47とし、それらをシャフトサブラインパレット48上に間隔をあけてセットする(図4参照)。
【0033】
[工程3] シャフトサブラインパレット48上の各アッセンブリ45,46,47からなるシャフト組立体を、シャフトアッセンブリ移載装置44によってシャフト組合せ装置49に移載する。
【0034】
[工程4] シャフト組合せ装置49により、各アッセンブリ45,46,47を位相を合わせて所期の位置関係に組合わせ、さらに、シフトロッド7A,7B,7Cおよびシフトフォーク8,9,10を組み付けて、シャフトアッセンブリを形成する(図5参照)。
【0035】
[工程5] メインアッセンブリライン43において、メインラインパレット64上で変速機ケースサブアッセンブリの変速機ケース1をリダクションギヤ24oの端面を基準面として位置決めし、シャフトアッセンブリをシャフト組合せ装置49からメインラインパレット68上に移載して、変速機ケースサブアッセンブリに組み付ける(図6参照)。
【0036】
[工程6] クラッチハウジング2を組み付ける(図7参照)。
【0037】
[工程7] シムにより組付位置を最終調整し、フロントカバー14を組み付ける。
【0038】
[工程8] フロントカバー14を組み付けたギヤトレインを、反転装置79により上下180゜反転させ、カウンタリダクションギヤ24c。,ベアリング等を組み付ける(図8参照)。
【0039】
[工程9] クラッチハウジング2を下にし出力側を上にした立て向き姿勢でメインラインパレット64上にセットする。
【0040】
[工程10] エクステンションハウジング3を組付ける。
【0041】
図10〜図14は、構成の異なる他の変速機に適用した実施の形態の例(例2)を示す。この変速機は、やはりエンジン縦置きのFR型自動車に搭載される、前進5段,後退1段の変速機で、図10に示すとおり、クラッチハウジングの部分が一体形成された変速機ケース101Aと、該変速機ケース101Aのアウトプット側端部に連結されたベアリングハウジング101Bと、ベアリングハウジング101Bを挟んで連結されたセンターハウジング101Cと、後端側のエクステンションハウジング103とが、ケーシングを構成し、ケーシング内部にインプットシャフト104,カウンタシャフト105,アウトプットシャフト106等のシャフトを含むギヤトレインを構成している。
【0042】
インプットシャフト104は、その入力側(前端側:図10における左端側)がクラッチ(図示せず)を介してエンジン出力軸(図示せず)に連結され、出力側(後端側:図1における右端側)が、同一軸線上後方に配置されたアウトプットシャフト106の入力側端部(前端部)と組み合わされる。そして、アウトプットシャフト106の出力側(後端側:図1における右端側)は、後輪側へ駆動力を伝えるプロペラシャフト(図示せず)に連結される。また、上記変速機ケース101Aは内部中央部に入力側端部の軸支壁111を有し、この軸支壁111に、インプットシャフト104の中央部がベアリング112を介して回転自在に支持され、カウンタシャフト105の前端部がベアリング113を介して回転自在に軸支され、また、図示しないシフトロッドの前端部が前後移動可能に支持されている。そして、上記軸支壁111の各軸支部および支承部の部分を前端側から覆うようフロントカバー114が取り付けられている。また、変速機ケース101の後端部に設けられたベアリングハウジング101Bには、インプットシャフト104の後端部がベアリング116を介して回転自在に支持され、カウンタシャフト105の中間部がベアリング117を介して回転自在に軸支され、また、図示しない3本のシフトロッドの中央部が前後移動可能に支持されている。さらに、センターハウジング101Cの後端部は軸支壁118を構成し、該軸支壁118には、アウトプットシャフト106の前端部がベアリング119を介して回転自在に支持され、カウンタシャフト105の後端部がベアリング120を介して回転自在に軸支され、また、図示しない3本のシフトロッドの後端部が前後移動可能に支持されている。ベアリングハウジング101Bの後端には、インプットシャフト104およびカウンタシャフト105の各ベアリング116,117を保持するベアリングカバー140aが設けられ、また、センターハウジング101C後端には、アウトプットシャフト106およびカウンタシャフト105の各ベアリング119,120を保持するベアリングカバー140cおよびロックナット141が設けられている。また、アウトプットシャフト106の軸方向中央にはスピードメータギヤ142が組み付けられている。
【0043】
上記変速機は、各変速段位にそれぞれ対応してインプットシャフト104とカウンタシャフト105とに対をなして設けられ互いに噛合する1速〜5速用と後退用の計6組の変速歯車対121〜126を備え、また、選択された変速段位に対応した所定の変速歯車対でインプットシャフト104からカウンタシャフト105を介して又は直接にアウトプットシャフト106へ動力が伝達されるよう動力伝達経路を切り換える動力伝達切換機構として、1−2速切換用シンクロ131,3−4速切換用シンクロ132および5速−R切換用シンクロ133の計3個のシンクロメッシュ装置を備えている。
【0044】
1速用歯車対121は、インプットシャフト104上の固定歯車121iとカウンタシャフト105上の遊転歯車121cからなっている。また、2速用歯車対122は、インプットシャフト104上の固定歯車122iとカウンタシャフト105上の遊転歯車122cからなっている。また、3速用歯車対123は、インプットシャフト104上の遊転歯車123iとカウンタシャフト105上の固定歯車123cからなっている。また、4速用歯車対124は、カウンタシャフト105の後端部(出力側端部)近傍に設けられたカウンタリダクションギヤ(固定歯車)124cと、アウトプットシャフト106の前端部(入力側端部)近傍に設けられたリダクションギヤ(固定歯車)124oとからなり、減速歯車対を構成している。また、5速用歯車対125は、インプットシャフト104上の固定歯車125iとカウンタシャフト105上の遊転歯車125cからなっている。また、後退用歯車対126は、インプットシャフト104上の固定歯車126iとカウンタシャフト105上の遊転歯車126cとからなり、その固定歯車126iと遊転歯車126cとが、リバースアイドルシャフト上のリバースアイドル歯車(図示せず)を介して噛み合ったものである。
【0045】
上記6組の歯車対121〜126は、5速用歯車対125と後退用歯車対126とが組み合わされて5−R歯車ユニットを構成し、1速用歯車対121と2速度用歯車対122とが組み合わされて1−2歯車ユニットを構成し、また、3速用歯車対123と4速用歯車対124とが組み合わされて3−4歯車ユニットを構成するもので、入力側(前側)から、5−R歯車ユニット、1−2歯車ユニット、3−4歯車ユニットの順に並び、また、各歯車対121〜126が、入力側(前側)から、5速用歯車対125、後退用歯車対126、1速用歯車対121、2速用歯車対122、3速用歯車対123、4速用歯車対124の順に並ぶ配置とされている。
【0046】
そして、5速用歯車対125と後退用歯車対126とからなる5−R歯車ユニットに対して上記5速−R切換用シンクロ133が設けられ、1速用歯車対121と2速度用歯車対122とからなる1−2歯車ユニットに対して上記1−2速切換用シンクロ131が設けられている。また、3速用歯車対123と4速用歯車対124とからなる3−4歯車ユニット歯車ユニットに対して上記3−4速切換用シンクロ132が設けられている。これらシンクロメッシュ装置の構成はそれ自体周知のものである。
【0047】
この例では、先の図1〜図9の例と同様の装置を用いた組立ラインにより、次の工程順に変速機を組み立てる。
【0048】
[工程1] センターハウジング101Cにアウトプットシャフト106を組み付け、ベアリング119を圧入し、カバー140cを組み付ける。そして、アウトプットシャフト106にスピードメータギヤ142を組み付ける(図11参照)。
【0049】
[工程2] インプットシャフト104,カウンタシャフト105およびリバースアイドルシャフトに、3速用歯車対123,3−4速切換用シンクロ132およびカウンタリダクションギヤ124cを除く変速歯車等を組み込んで、それぞれインプットシャフトアッセンブリ145、カウンタシャフトアッセンブリ146およびリバースアイドルシャフトアッセンブリとし、それらアッセンブリを位相を合わせて所期の位置関係に組合わせ、さらに、シフトロッドおよびシフトフォークを組み付け、シャフトアッセンブリの形にする。そして、ベアリングハウジング101Bに上記シャフトアッセンブリを組み付けて、各ベアリング116,117を圧入し、ベアリングカバー140a,140bを組み付ける。その後、インプットシャフト104側の3速用歯車123iと3−4速切換用シンクロ132を組み付け、次いで、カウンタシャフト105に3速用歯車123cを組み付け、カウンタリダクションギヤ124cを組み付け、ベアリング120を組み付け、ロックナット141を組み付ける(図12参照)。
【0050】
[工程3] 工程1で形成したアウトプットシャフト/センターハウジングアッセンブリAをインプット側を上方にした立て向き姿勢に保持し、工程2で形成したギヤトレインアッセンブリGを組み付ける。その際、下方からベアリング119のインナレースの端面を位置決め治具で支持することによりリダクションギヤ124oの位置を規定する(図13参照)。
【0051】
[工程4] アウトプットシャフト/センターハウジングアッセンブリAとギヤトレインアッセンブリGの組立体を、インプット側を上方にした立て向き姿勢に保持してリダクションギヤ124oの位置を規定することによりリダクションギヤ124oの端面を基準面としてセンターハウジング101Cを位置決めした状態で、変速機ケース101Aを組み付け、次いで、シムにより組付位置を最終調整しつつフロントカバー114を組み付ける。そして、上下180゜反転して、アウトプット側を上にした立て向き姿勢に保持し、エクステンションハウジング103を組み付ける。最後に、コントロールケースアッセンブリCを組み付ける(図14参照)。
【0052】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、各種アウトプット・リダクション・タイプの変速機に適用できるものである。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、アウトプット・リダクション・タイプの変速機の組み立てが容易となり、かつ、減速歯車の歯当りのばらつきが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の一例(例1)に係る変速機の縦断面図である。
【図2】例1の組立ラインのレイアウト図である。
【図3】例1の組立工程1の説明図である。
【図4】例1の変速機の組立工程3の説明図である。
【図5】例1の変速機の組立工程5の説明図である。
【図6】例1の変速機の組立工程7の説明図である。
【図7】例1の変速機の組立工程8の説明図である。
【図8】例1の変速機の組立工程9の説明図である。
【図9】例1の組立方法のブロック図である。
【図10】実施の形態の他の例(例2)に係る変速機の縦断面図である。
【図11】例2の組立工程1の説明図である。
【図12】例2の変速機の組立工程2の説明図である。
【図13】例2の変速機の組立工程3の説明図である。
【図14】例2の変速機の組立工程4の説明図である。
【符号の説明】
1 変速機ケース
2 クラッチハウジング
4 インプットシャフト
5 カウンタシャフト
6 アウトプットシャフト
7A,7B,7c シフトロッド
8,9,10 シフトフォーク
14 フロントカバー
21,22,23,24,25,26 変速歯車対
24o リダクションギヤ
24c カウンタリダクションギヤ
41 シャフトアッセンブリ・サブライン
42 変速機ケースアッセンブリ・サブライン
43 メインアッセンブリライン
64 メインラインパレット
72 位置決め治具
101A 変速機ケース
101B ベアリングハウジング
101C センターハウジング
103 エクステンションハウジング
104 インプットシャフト
105 カウンタシャフト
106 アウトプットシャフト
114 フロントカバー
121,122,123,124,125,126 変速歯車対
124o リダクションギヤ
124c カウンタリダクションギヤ

Claims (5)

  1. インプットシャフト,アウトプットシャフトおよびカウンタシャフトを有し、前記アウトプットシャフトの入力側の端部近傍と前記カウンタシャフトの出力側の端部近傍とに減速歯車対が設けられた変速機の組立方法において、
    前記減速歯車対の一方の歯車を設けたアウトプットシャフトを変速機のアウトプット側のケーシング部材に組み付けるとともに、
    前記インプットシャフトおよび前記カウンタシャフトに減速歯車を除く複数の変速歯車対を組み付け、
    前記アウトプットシャフトに組み付けた減速歯車の端面を基準面として前記ケーシング部材を位置決めした状態で、これらアウトプットシャフトおよびケーシング部材に対し、前記複数の変速歯車対を有するインプットシャフトおよびカウンタシャフトを組み付け
    その後、前記カウンタシャフトに前記減速歯車対の他方の歯車を組み付けることを特徴とする変速機の組立方法。
  2. 前記アウトプットシャフトを前記ケーシング部材に組み付けて第1のアッセンブリ部材を形成し、前記インプットシャフトおよび前記カウンタシャフトに前記減速歯車を除く複数の変速歯車対を組み付けるとともにそれらインプットシャフトおよびカウンタシャフトを前記変速歯車対の各歯車が噛合した状態に組み付けて第2のアッセンブリ部材を形成し、前記第1のアッセンブリ部材に対して前記第2のアッセンブリ部材を組み付けることにより、前記アウトプットシャフトおよび前記ケーシング部材に対する前記インプットシャフトおよび前記カウンタシャフトの組み付けを行う請求項1記載の変速機の組立方法。
  3. 前記アウトプットシャフトおよび前記ケーシング部材に対する前記インプットシャフトおよび前記カウンタシャフトの組み付けを行った後、前記カウンタシャフトに減速歯車を組み付けるに先立って、前記変速機のインプット側のケーシング部材を組み付ける請求項1または2記載の変速機の組立方法。
  4. 複数のシフトロッドを前記インプットシャフトおよびカウンタシャフトに対しサブアッセンブリ化して前記ケーシング部材に組み付ける請求項1記載の変速機の組立方法。
  5. 前記アウトプットシャフトを前記ケーシング部材に組み付けた状態で該ケーシング部材の端面を支持部材により支持するとともに、該支持部材に組み付けた位置決め治具によって前記減速歯車の端面を支持することにより、前記ケーシング部材を位置決めする請求項1記載の変速機の組立方法。
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