JP3952941B2 - シート状ヒータ及びそれを使用した定着装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、シート状ヒータ及びそれを使用した画像形成装置の定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の画像形成装置、例えば複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ、或いはこれ等の機能を備えたMFCと呼ばれる複合機では、感光体上に形成された画像の静電潜像をトナーで現像し、これを記録媒体に転写した後、定着装置により定着処理して画像を固定し、画像の記録を行っている。
【0003】
このような画像形成装置で使用する定着装置には、従来は、内面に熱源としてハロゲンランプを配置した金属ローラを使用するヒートローラ方式の定着装置が使用されてきた。
【0004】
ハロゲンランプは、電気エネルギを一旦光エネルギに変換し、さらに熱エネルギに変換するため、熱変換効率が低い。そこで、ヒートローラの芯金の外周に電気エネルギを直接熱エネルギに変換可能な抵抗発熱体を形成する技術が提案されている(特許文献1参照)。
【0005】
さらに、回転しない半円筒体の内面にシート状ヒータを配置した半円筒体のヒートプレートが提案されている(特許文献2参照)。これは、半円筒体のヒートプレートの外周面に定着ベルトを捲回して加熱するように構成した定着ベルト方式の定着装置に使用されるものである。この半円筒体のヒートプレートでは、ヒートプレートの熱容量を低減できるのでエネルギの節減が可能となる。
【0006】
【特許文献1】
特開平07−140828号公報。
【0007】
【特許文献2】
特開2002−72735号公報。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したような従来のシート状ヒータは、シート状ヒータを構成する基板、絶縁層、抵抗発熱体がそれぞれ異なる材料から構成されており、熱膨張率が異なるために、基板、絶縁層、抵抗発熱体の各層の間にストレスが発生する。特に、抵抗発熱体の端部に位置する湾曲パターン部では、ストレスが湾曲部の内側に発生するため、基板と抵抗発熱体との間で剥離し、抵抗発熱体が異常発熱するという不都合が発生する場合がある。
【0009】
この発明は、特別な押さえ部材などを使用することなしに基板と抵抗発熱体との間で剥離が生じないシート状ヒータを提供すること、及びそのシート状ヒータを使用した画像形成装置の定着装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記課題を解決するもので、請求項1の発明は、平面的に形成された複数の折り返し部を有するパターンからなるステンレススチールで構成された抵抗発熱体を基板上に固定配置したシート状ヒータにおいて、前記抵抗発熱体は、複数の平行に配置された直線状パターン部分と、その直線状パターン部分を隣接する直線状パターン部分に接続する複数の折り返しパターン部分とを備え、折り返しパターン部分の幅が直線状パターン部分の幅よりも広く形成されていることを特徴とするシート状ヒータである。
【0011】
そして、前記シート状ヒータの抵抗発熱体は、複数の平行に配置された直線状パターン部分の長手方向の長さが定着装置の記録媒体搬送領域の幅に対応しており、前記抵抗発熱体の折り返しパターン部分は定着装置の記録媒体搬送領域の外に位置するように構成されている。
【0012】
また、前記抵抗発熱体は、複数の平行に配置された直線状パターン部分の幅が、隣接する直線状パターン部分との間隔の3倍以上とするとよい。
【0013】
さらに、前記抵抗発熱体は、その折り返しパターン部分の形状が湾曲形状に形成することができる。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1で規定するシート状ヒータを備えた略半円筒状のヒートプレートと、前記ヒートプレートと定着部材との間に巻き掛けられて移動可能なループ状の定着ベルトと、前記定着部材に定着ベルトを圧接する圧接部材とを備えたことを特徴とする定着装置である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。図1は第1の実施の形態のシート状ヒータ10の正面図、図2はその拡大断面図である。図1において、11はシート状ヒータの基板、12は基板11の上に配置された抵抗発熱体を示す。抵抗発熱体12は基板11の両端部付近で折り返された、折返しパターンに形成されており、直線状パターン部12aと、折返し部が湾曲した湾曲パターン部12bとから構成される。なお、直線状パターン部12aの端部には端子部13a及び13bが形成されている。
【0016】
シート状ヒータ10は、図2に断面を拡大して示したように、基板11の上に接着剤層15を介して絶縁層16が配置され、更にその上に接着剤層17を介して直線状パターン部12aと湾曲パターン部12bとからなる抵抗発熱体12が配置されて構成されている。基板11は、例えば、厚さ0.5mmのアルミニウム(材料記号A5052)で構成されており、絶縁層16は厚さ35μmの耐熱性の合成樹脂ポリイミド(PI)で構成される。また、接着剤層15、17は、厚さ8μmの熱硬化性合成樹脂ポリイミド(PI)から構成される。
【0017】
抵抗発熱体12には、例えば、厚さ30μmのステンレススチール(材料記号SUS304)で構成された金属発熱体を使用する。
【0018】
シート状ヒータ10は、後述するように定着装置に使用されるときは、定着ベルトが捲回される断面円弧状に形成された略半円筒状のヒートプレート50の内面に配置されて使用される。このとき、シート状ヒータ10の基板11は、ヒートプレート50の保持プレート51を兼ねることができる。
【0019】
抵抗発熱体12の直線状パターン部12aと湾曲パターン部12bの位置と、定着処理される記録媒体の位置との関係を説明すると、図1で通紙幅として示した部分Dが記録媒体が通過する位置となり、直線状パターン部12aはこの通紙幅Dに対応して形成され、湾曲パターン部12b、端子部13a及び13bは、通紙幅Dの外側に形成されている。
【0020】
図3は、シート状ヒータ10の抵抗発熱体12の直線状パターン部12aと湾曲パターン部12bとの寸法の一例を説明する図である。直線状パターン部12aの幅をW1、湾曲パターン部12bの折返し部の幅をW2、隣接する2つの直線状パターン部12a相互の間隔の(非発熱部)をW3とすると、直線状パターン部12aの幅W1よりも湾曲パターン部12bの折返し部の幅W2が大きく(W1<W2)、直線状パターン部12aの幅W1は直線状パターン部12a相互の間隔(非発熱部)W3の3倍よりも大きく(W1>3×W3)、構成されている。
【0021】
抵抗発熱体12の折返し部である湾曲パターン部12bは幅広のパターンに形成され、通紙幅Dの外側に形成されるから、折返し部である湾曲パターン部12bの発熱量を小さくすることができ、温度ムラも発生しにくいので、抵抗発熱体12の剥離が生じにくくなる。
【0022】
また、抵抗発熱体12の端部の折り返し部分の湾曲パターン部12bを通紙幅Dの外側に形成したので、この抵抗発熱体12を使用したシート状ヒータ10を定着装置に使用しても、湾曲パターン部12bの部分の発熱量が直線状パターン部12aの発熱量より小さくとも、定着処理に何等支障は生じない。
【0023】
図4は、第2の実施の形態のシート状ヒータ10の正面図で、第1の実施の形態のものと同様に、抵抗発熱体22は基板11の両端部付近で折り返された折返しパターンに形成されており、直線状パターン部22aと、矩形状の折返しパターン部22bとから構成される。
【0024】
なお、直線状パターン部22aの端部には端子部23a及び23bが形成されており、直線状パターン部22aは通紙幅Dに対応して形成され、折返しパターン部22b、端子部23a及び23bは、通紙幅Dの外側に形成されている。
【0025】
図5は、第3の実施の形態のシート状ヒータ10の正面図で、第1の実施の形態のものと同様に、抵抗発熱体32は基板11の両端部付近で折り返された折返しパターンに形成されており、直線状パターン部32aと折返し部の湾曲パターン部32bとから構成される。
【0026】
なお、直線状パターン部32aの端部には端子部33a及び33bが形成されており、直線状パターン部32aは通紙幅Dに対応して形成され、湾曲パターン部32b、端子部33a及び33bは、通紙幅Dの外側に形成されている。
【0027】
第3の実施の形態では、折返し部の湾曲パターン部32bの大きさが第1の実施の形態のものより通紙幅方向の寸法が短く、同一サイズの基板11を使用する場合でも通紙幅を広くとることができる。
【0028】
図6は、第4の実施の形態のシート状ヒータ10の正面図で、2個の抵抗発熱体42及び45を備えており、抵抗発熱体42及び45のパターン形状も、前記した第1乃至第3の実施の形態のものと異なり、折曲型迷路形状の直線状パターンに構成されている。
【0029】
抵抗発熱体42は、基板11の両端部付近に折返し部がなく、直線状パターン部と、この直線状パターンと同じ幅の折返し部42aで構成され、抵抗発熱体42の端部には端子部43a及び43bが形成されている。
【0030】
抵抗発熱体45は、基板11の両端部付近で折り返された折返しパターンに形成され、直線状パターン部45aと折返し部の折曲パターン部45bとから構成され、抵抗発熱体45の端部には端子部46a及び46bが形成されている。
【0031】
抵抗発熱体42(折返し部42aを含む)及び抵抗発熱体45の直線状パターン部45aの長さは通紙幅Dに対応して形成され、端子部43aと43b、折曲パターン部45b、及び端子部46aと46bは、通紙幅Dの外側に形成されている。第4の実施の形態のシート状ヒータ10は、2個の抵抗発熱体42及び45を備えているので、抵抗発熱体の切り換えにより発熱量を多段階に調整することができる。
【0032】
上記した第2乃至第4の実施の形態のシート状ヒータ10においても、抵抗発熱体22の折返し部である湾曲パターン部22b、抵抗発熱体32の折返し部である湾曲パターン部32b、抵抗発熱体45の折曲パターン部45bは幅広のパターンに形成され、通紙幅Dの外側に形成されるから、この部分の発熱量を小さくすることができ、温度ムラも発生しにくいので、抵抗発熱体の剥離が生じにくくなる。
【0033】
図7は、抵抗発熱体のパターン幅と発熱量の関係を説明する図で、横軸はパターン幅、縦軸は発熱量を示す。発熱量はパターン幅に略反比例しており、パターン幅が広くなるほど発熱量は小さくなることが分る。
【0034】
図8は、後述する定着装置の熱源として使用されるヒートプレート50の斜視図である。ヒートプレート50は、断面を円弧状に形成した略半円筒状の保持プレート51の内面に前記したシート状ヒータ10を接着等の適宜の公知の手段により固定配置して構成する。
【0035】
また、前記したシート状ヒータ10を、プレス加工等により断面を円弧状に形成して略半円筒状のヒートプレート50とすることができる。この場合、シート状ヒータ10の基板11は保持プレート51を兼ねることになる。
【0036】
図9は、第1の形式の定着装置60の構成を説明する断面図で、ヒートプレート50と定着ローラ53との間に定着ベルト52が巻き掛けられている。また、定着ローラ53に対向する位置には加圧ローラ54が定着ベルト52を介在させて配置されている。
【0037】
図示しない駆動機構により加圧ローラ54を矢印a方向に回転させると、定着ローラ53も矢印a方向に回転する。定着ベルト52は定着ローラ53と加圧ローラ54とに摩擦接触して移動する。このとき、定着ベルト52はヒートプレート50の外表面上を滑りながら矢印a方向に移動し、ヒートプレート50から熱が伝達されて加熱される。加圧ローラ54と定着ベルト52との間のニップ部Nに定着すべき記録媒体Pを通過させることで、定着処理が行われる。
【0038】
なお、上記の構成において、加圧ローラ54を駆動回転させる構成に替えて、定着ローラ53を駆動回転させてもよい。
【0039】
図10は、第2の形式の定着装置61の構成を説明する断面図で、図9に示す第1の形式の定着装置60において、定着ローラ53を定着パッド55に替えたものである。
【0040】
図示しない駆動機構により加圧ローラ54を矢印a方向に回転させると、定着ベルト52は加圧ローラ54に摩擦接触して加圧ローラ54と共に移動する。定着ベルト52はヒートプレート50及び定着パッド55の外表面上を滑りながら矢印a方向に移動し、定着ベルト52にはヒートプレート50から熱が伝達されて加熱される。加圧ローラ54と定着ベルト52との間のニップ部Nに定着すべき記録媒体Pを通過させることで、定着処理が行われる。
【0041】
図11は、第3の形式の定着装置62の構成を説明する断面図で、図9に示す第1の形式の定着装置60において、加圧ローラ54を加圧パッド56に替えたものである。
【0042】
図示しない駆動機構により定着ローラ53を矢印a方向に回転させると、定着ベルト52は定着ローラ53に摩擦接触して定着ローラ53と共に移動する。定着ベルト52はヒートプレート50の外表面上を滑りながら矢印a方向に移動し、定着ベルト52にはヒートプレート50から熱が伝達されて加熱される。加圧パッド56と定着ベルト52との間のニップ部Nに定着すべき記録媒体Pを通過させることで、定着処理が行われる。
【0043】
以上複数のシート状ヒータ実施の形態、及び複数の定着装置について説明したが、以上説明した実施の形態には、以下に記載する発明も含まれる。
【0044】
(1)請求項1記載のシート状ヒータは、基板上に形成された合成樹脂材料からなる絶縁層の上に金属薄板からなる抵抗発熱体を固定配置して構成されることを特徴とするシート状ヒータ。
【0045】
(2)請求項1記載のシート状ヒータは、抵抗発熱体の直線状パターン部の幅をW1、湾曲パターン部の折返し部の幅をW2、隣接する直線状パターン部との間隔をW3とするとき、W1<W2の関係を満たし、且つW1>3×W3の関係を満たすことを特徴とするシート状ヒータ。
【0046】
(3)請求項1又は請求項2に記載のシート状ヒータは、折り返しパターン部分が矩形形状に形成されていることを特徴とするシート状ヒータ。
【0047】
(4)請求項1又は請求項2に記載のシート状ヒータは、複数の抵抗発熱体を備えていることを特徴とするシート状ヒータ。
【0048】
(5)請求項1又は請求項2に記載のシート状ヒータは、折曲型迷路形状の直線状パターンの抵抗発熱体を備えていることを特徴とするシート状ヒータ。
【0049】
(6)請求項5に記載の定着装置において、定着部材は定着ローラ又は定着パッドであり、圧接部材は圧接ローラ又は圧接パッドであることを特徴とする定着装置。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したとおり、この発明のシート状ヒータは、平面的に形成された複数の折り返し部を有するパターンからなるステンレススチールで構成された抵抗発熱体から構成され、抵抗発熱体の端部の折り返し部分を抵抗発熱体の直線部分よりも幅広に形成し、直線部分の発熱量よりも小さくしたので、抵抗発熱体の異常発熱を抑え、熱膨張率の相違に基づくシート状ヒータの基板と抵抗発熱体との間での剥離を防止することができる。
【0051】
この発明のシート状ヒータは、抵抗発熱体の端部の折り返し部分を定着装置の通紙幅の外側に形成したので、この部分の発熱量が小さくとも定着処理に何等の支障もなく定着装置に使用することができる。
【0052】
そして、この発明のシート状ヒータを使用した定着装置は、シート状ヒータの基板と抵抗発熱体との間で剥離が生じることがないので、長期間にわたり安定して動作する定着装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のシート状ヒータの正面図。
【図2】図1に示すシート状ヒータの拡大断面図。
【図3】シート状ヒータの抵抗発熱体の直線状パターン部と湾曲パターン部との寸法の一例を説明する図。
【図4】第2の実施の形態のシート状ヒータの正面図。
【図5】第3の実施の形態のシート状ヒータの正面図。
【図6】第4の実施の形態のシート状ヒータの正面図。
【図7】抵抗発熱体のパターン幅と発熱量の関係を説明する図。
【図8】シート状ヒータを使用したヒートプレートの斜視図。
【図9】第1の形式の定着装置60の構成を説明する断面図。
【図10】第2の形式の定着装置61の構成を説明する断面図。
【図11】第3の形式の定着装置62の構成を説明する断面図。
【符号の説明】
10 シート状ヒータ
11 基板(シート状ヒータの基板)
12、22、32、42 抵抗発熱体
12a、22a、32a 直線状パターン部
12b、32b 湾曲パターン部
13a、13b、23a、23b、33a、33b 端子部
15、17 接着剤層
16 絶縁層
22b 折返しパターン部
42a 折返し部
43a、43b、46a、46a 端子部
45 抵抗発熱体
45a 直線状パターン部
45b 折曲パターン部
50 ヒートプレート
51 保持プレート
52 定着ベルト
53 定着ローラ
54 加圧ローラ
55 定着パッド
56 加圧パッド
60 第1の形式の定着装置
61 第2の形式の定着装置
62 第3の形式の定着装置
Claims (5)
- 平面的に形成された複数の折り返し部を有するパターンからなるステンレススチールで構成された抵抗発熱体を基板上に固定配置したシート状ヒータにおいて、
前記抵抗発熱体は、複数の平行に配置された直線状パターン部分と、その直線状パターン部分を隣接する直線状パターン部分に接続する複数の折り返しパターン部分とを備え、折り返しパターン部分の幅が直線状パターン部分の幅よりも広く形成されていることを特徴とするシート状ヒータ。 - 前記抵抗発熱体は、複数の平行に配置された直線状パターン部分の長手方向の長さが定着装置の記録媒体搬送領域の幅に対応しており、前記抵抗発熱体の折り返しパターン部分は定着装置の記録媒体搬送領域の外に位置するように構成されていること
を特徴とする請求項1記載のシート状ヒータ。 - 前記抵抗発熱体は、複数の平行に配置された直線状パターン部分の幅が、隣接する直線状パターン部分との間隔の3倍以上であること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート状ヒータ。 - 前記抵抗発熱体は、その折り返しパターン部分の形状が湾曲形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート状ヒータ。
- 請求項1で規定するシート状ヒータを備えた略半円筒状のヒートプレートと、前記ヒートプレートと定着部材との間に巻き掛けられて移動可能なループ状の定着ベルトと、前記定着部材に定着ベルトを圧接する圧接部材とを備えたこと
を特徴とする定着装置。
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