JP6919299B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
定着ベルトと、
前記定着ベルトに外接して回転する加圧部材と、
前記定着ベルトに内接して該定着ベルトを介して前記加圧部材と圧接して定着ニップ部を形成するパッド部材と、
前記定着ベルトを加熱する加熱部材と、を有する定着装置であって、
前記パッド部材は、低熱伝導層と、前記低熱伝導層よりも高い熱伝導率を有する高熱伝導層とを有し、
前記パッド部材を、前記低熱伝導層の面が前記定着ベルトに内接する第1の位置と、前記高熱伝導層の面が前記定着ベルトに内接する第2の位置との間で選択的に切り替える切替機構を、更に有し、
前記第1の位置で、前記高熱伝導層の面が前記定着ベルトに接触せず、前記第2の位置で、前記低熱伝導層の面が前記定着ベルトに接触せず、
前記切替機構は、プリント動作時には前記パッド部材を前記第2の位置に切り替えている。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は第1の実施の形態にかかる定着装置を示す要部断面図であり、(a)は通紙時の状態を示し、(b)はウォームアップ時の状態を示す。
図3は、第2の実施の形態にかかる定着装置1Aを示す要部断面図である。上述した実施の形態に対し、本実施の形態は支持部材4Aのパッド部材4aの構成のみが異なる。より具体的には、パッド部材4aは、板状の断熱層4cと、ブロック状の伝熱層4dと、これらを保持する角柱状の保持部4eとを有している。断熱層4cの面は、保持部4eの一側面に露出し、伝熱層4dの面は、別の一側面に露出している。保持部4eは、図2に示すようなアクチュエータ12の駆動軸11に連結されているが、ここでは駆動軸11は回転のみ可能であれば足りる。尚、保持部4eの角は丸められ、回転時に干渉しにくいものとされている。それ以外の構成は、上述した実施の形態と同様であるため説明を省略する。
図4は、第3の実施の形態にかかる定着装置1Bを示す要部断面図である。上述した実施の形態に対し、本実施の形態は支持部材4Bの構成及び定着ベルト5の巻き掛け構成のみが異なる。より具体的には、パッド基材4bは円筒状である。又、パッド部材4aはパッド基材4bの外周に接合されて一体的に回転するようになっている。パッド部材4aは、曲がった板状の断熱層4cと、曲がった板状の伝熱層4dと、断熱層4cおよび伝熱層4dの円弧面を露出しつつこれらを保持する保持部4eとを有している。パッド基材4bは、図2に示すようなアクチュエータ12の駆動軸11に連結されているが、ここでは駆動軸11は回転のみ可能であれば足りる。
図5は、第4の実施の形態にかかる定着装置1Cを示す要部断面図である。図4の実施の形態に対し、本実施の形態は支持部材4Cの構成のみが異なる。より具体的には、パッド部材4aは円筒形状を有し、伝熱層4dの外周に180度位相にわたって板状の断熱層4cを接合してなる。本実施の形態では、パッド部材4aがパッド基材を兼ねている。パッド部材4aの両端は、軸受等により回転可能に保持されていると好ましい。パッド部材4aは、図2に示すようなアクチュエータ12の駆動軸11に連結されているが、ここでは駆動軸11は回転のみ可能であれば足りる。
図6は、第5の実施の形態にかかる定着装置1Dを示す要部断面図である。図4の実施の形態に対し、本実施の形態は支持部材4Dの構成のみが異なる。より具体的には、パッド部材4aは薄肉のチューブ状であり、180度位相で半筒状の断熱層4cおよび伝熱層4dを接合した形状を有する。パッド基材4bは、パッド部材4aの内側に設けられ、摺動部材4fを介してパッド部材4aを定着ベルト5側に付勢するようになっている。パッド部材4aは、図2に示すようなアクチュエータ12の駆動軸11に連結されているが、ここでは駆動軸11は回転のみ可能であれば足りる。
2 加熱ヒータ
3 加熱ローラ
4 支持部材
4、4A、4B、4C、4D支持部材
4a パッド部材
4b パッド基材
4c 断熱層
4d 伝熱層
4e 保持部
4f 摺動部材
5 定着ベルト
6 加圧ローラ
8 転写材
9 定着ニップ部
10 切替機構
11 駆動軸
12 アクチュエータ
13 アイドルプーリ
Claims (6)
- 定着ベルトと、
前記定着ベルトに外接して回転する加圧部材と、
前記定着ベルトに内接して該定着ベルトを介して前記加圧部材と圧接して定着ニップ部を形成するパッド部材と、
前記定着ベルトを加熱する加熱部材と、を有する定着装置であって、
前記パッド部材は、低熱伝導層と、前記低熱伝導層よりも高い熱伝導率を有する高熱伝導層とを有し、
前記パッド部材を、前記低熱伝導層の面が前記定着ベルトに内接する第1の位置と、前記高熱伝導層の面が前記定着ベルトに内接する第2の位置との間で選択的に切り替える切替機構を、更に有し、
前記第1の位置で、前記高熱伝導層の面が前記定着ベルトに接触せず、前記第2の位置で、前記低熱伝導層の面が前記定着ベルトに接触せず、
前記切替機構は、プリント動作時には前記パッド部材を前記第2の位置に切り替えている定着装置。 - 前記切替機構は、ウォームアップ動作中は、前記パッド部材を前記第1の位置に切り替える請求項1に記載の定着装置。
- 前記低熱伝導層は多孔質材料より構成される請求項1又は2に記載の定着装置。
- 前記高熱伝導層は金属より構成される請求項1乃至3のいずれか一項に記載の定着装置。
- 前記高熱伝導層はグラファイトシートより構成される請求項1乃至3のいずれか一項に記載の定着装置。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の定着装置を備える画像形成装置。
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JP2017080400A JP6919299B2 (ja) | 2017-04-14 | 2017-04-14 | 定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017080400A JP6919299B2 (ja) | 2017-04-14 | 2017-04-14 | 定着装置及び画像形成装置 |
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ID=64275263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017080400A Active JP6919299B2 (ja) | 2017-04-14 | 2017-04-14 | 定着装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
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2017
- 2017-04-14 JP JP2017080400A patent/JP6919299B2/ja active Active
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JP2018180327A (ja) | 2018-11-15 |
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