JP3949672B2 - 床下暖房システム - Google Patents
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Description
システムに関する。
床面に開口を設け、床下放熱器からの熱で床下空間を加熱することにより部屋の床面を暖
める一方、床下空間の加熱された空気を開口を介して部屋内部に取り入れて、部屋の室内
空気を暖めるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)
。
に、床下空間の加熱された空気を開口を介して部屋内部に循環させているので、室内空気
の温度が高くなりすぎる傾向があって、省エネルギーの点で問題がある。
エアコンは主暖房に、床下暖房は補助暖房にそれぞれ位置付けられている。このような状
況の下で、リビングルーム等の居室に対して、床面を暖めると同時に、床下空間の加熱空
気を開口を介して部屋内部に循環させる方式の床下暖房システムは、補助暖房としては過
剰設備となっている。
りの部屋と、床面に開口が設けられていない開口無しの部屋とを備え、前記開口有りの部
屋の床下には前記開口の下方付近に床下放熱器が設置され、前記開口を透過する前記床下
放熱器からの輻射熱で当該開口有りの部屋の室内空気を暖める一方、前記開口無しの部屋
の床下にも床下放熱器が設置され、前記床下放熱器からの熱で床下空間を加熱することに
より、当該開口無しの部屋の床面を床下側から暖めることを特徴としている。
置された床下放熱器からの輻射熱で暖められる。開口有りの部屋の床面には開口が設けら
れているので、床下放熱器からの輻射熱は開口を透過し、開口有りの部屋の室内空気を容
易に暖めることができる。
器によって床下側から加熱されて暖められる。
部屋はその床面だけが各床下放熱器によってそれぞれ暖められているため、部屋の温度が
高くなりすぎることはなく、省エネルギーを図ることができる。
できるだけ速く上昇させる必要があるので、床面の開口を通過する床下放熱器からの輻射
熱で非居室内の空気を暖める。また、リビングなどの居室は人が長時間居り、特に人が床
面に直に座ったり床面に寝転んだりするので、床面を床下放熱器で床下側から暖めるよう
にする。
、開口無しの部屋の床面を効果的に暖めることができる。
けをそれぞれ床下放熱器で暖める構成であるから、各部屋が暖まりすぎることはなく、省
エネルギーを図ることができる。
リ有りの部屋1の床下断面図、図2はガラリ無しの部屋2の床下断面図である。ここで、
ガラリ有りの部屋1は開口有りの部屋を、ガラリ無しの部屋2は開口無しの部屋をそれぞ
れ構成している。
、ガラリ有りの部屋1の内部とガラリ有りの部屋1の床下空間5とは、ガラリ4を介して
連通されている。また、床下空間5には、建物の基礎部分6上に輻射式床下放熱器7が設
置されている。この輻射式床下放熱器7はガラリ4の下方付近に配置されている。
のレンガと、そのレンガを加熱する電気ヒータとが設けられている。そして、電気ヒータ
に通電することによりレンガが加熱され、所定時間、レンガに熱を蓄えておくことができ
る。
設けられてないが、床下空間9には、建物の基礎部分6上にファン付き床下放熱器10が
設置されている。
ータが設けられ、モータでファンを回転させることにより、発熱体で加熱された床下空気
を床下空間9内に拡散することができる。
居室があり、また、ガラリ無しの部屋2としては、リビングルームなど人が長時間居る居
室がある。
印A)がガラリ4を介してガラリ有りの部屋1の内部に入射し、ガラリ有りの部屋1の室
内空気を加熱する。
とはなく、例えば脱衣室は着替えるときだけであるので、その着替え時にガラリ有りの部
屋1の室内空気を素速く暖めることができればよい。本実施例では、ガラリ有りの部屋1
が輻射式床下放熱器7からの輻射熱で加熱されるため、ガラリ有りの部屋1の室内空気を
素速く暖めることが可能である。
えばリビングルームの床面に直に座ったり寝転がったりするため、リビングルームの床面
が暖められていると快適である。本実施例では、ファン付き床下放熱器10でガラリ無し
部屋2の床下空間9を加熱しながら、ファン付き床下放熱器10のファンを回転させてい
るので、床下空間9内の空気は拡散され(図2の矢印B)、ガラリ無し部屋2の床面8を
床下側から効率的に暖めることができる。また、ガラリ無しの部屋2にはエアコンが設け
られており、ガラリ無しの部屋2の室内空気はエアコンによって暖められている。
構成部材と床下空間8内の空気は一定の熱容量を有しているので、床面8が十分に暖まる
には時間が掛かる。この場合、ガラリ無し部屋2を使用する際に、タイマーを用いてファ
ン付き床下放熱器10を事前に作動させて、床面8を暖めておくようにすればよい。
透過する輻射式床下放熱器7からの輻射熱で加熱されて暖められ、ガラリ無しの部屋2は
、その床面8がファン付き床下放熱器10で加熱され暖められる。すなわち、ガラリ有り
の部屋1とガラリ無しの部屋2は各々別個の床下放熱器で暖められているので、ガラリ有
りの部屋1とガラリ無しの部屋2の内部が暖まりすぎることはなく、省エネルギーを達成
できる。
の部屋2はその床面8が床下のファン付き床下放熱器10で暖められるだけで、部屋の室
内空気はエアコンによって暖められるので、ファン付き床下放熱器10を補助暖房として
利用したときに過剰設備になることはない。
けられ、洗面所11の床下、廊下12の床下、キッチン15の床下、およびリビングルー
ム16の床下にそれぞれ輻射式床下放熱器17〜21がそれぞれ設置されている。また、
リビングルーム16にはエアコン22が設けられている。なお、輻射式床下放熱器17〜
21は、図1に示した輻射式床下放熱器7と同じものである。
器17からの輻射熱で、廊下12はガラリ14を透過する輻射式床下放熱器18からの輻
射熱でそれぞれ暖められる。一方、キッチン15は輻射式床下放熱器19からの輻射熱で
キッチン15の床面が床下側から、リビングルーム16は輻射式床下放熱器20,21か
らの輻射熱でリビングルーム16の床面が床下側からそれぞれ暖められる。また、リビン
グルーム16の室内空気はエアコン22によって暖められている。
けられ、洗面所11の床下、廊下12の床下、およびキッチン15の床下にラジエータ(
床下放熱器)23〜25がそれぞれ設置され、リビングルーム16の床下にファン付き床
下放熱器26,27がそれぞれ設置されている。また、リビングルーム16にはエアコン
22が設けられている。
9にラジエータ23〜25がシリーズに接続されている。また、給湯装置28からの給湯
配管30にファン付き床下放熱器26,27がシリーズに接続されている。
からの輻射熱で、廊下12はガラリ14を透過するラジエータ24からの輻射熱でそれぞ
れ暖められる。キッチン15はラジエータ25からの輻射熱でキッチン15の床面が床下
側から暖められている。
れる。すなわち、ファン付き床下放熱器26,27は、その発熱体でリビングルーム16
の床下空気を加熱するとともに、その加熱した床下空気を回転するファンで拡散し、これ
により、リビングルーム16の床面を床下側から効率的に暖めている。
2 ガラリ無しの部屋(開口無しの部屋)
3,8 床面
4,13,14 ガラリ(開口)
5,9 床下空間
7,17〜21 輻射式床下放熱器
10,26,27 ファン付き床下放熱器
11 洗面所
12 廊下
15 キッチン
16 リビングルーム
22 エアコン
23〜25 ラジエータ
28 給湯装置
Claims (2)
- 床面に開口が設けられた開口有りの部屋としての廊下や洗面所等の非居室と、床面に開口が設けられていない開口無しの部屋としての居室とを備え、
前記開口有りの部屋の床下には前記開口の下方付近に床下放熱器が設置され、前記開口を透過する前記床下放熱器からの輻射熱で当該開口有りの部屋の室内空気を暖める一方、
前記開口無しの部屋の床下にも床下放熱器が設置され、前記床下放熱器からの熱で床下空間を加熱することにより、当該開口無しの部屋の床面を床下側から暖めることを特徴とする床下暖房システム。 - 前記開口無しの部屋の床下に設置された床下放熱器はファンを有し、前記ファンを回転させながら、当該開口無しの部屋の床下空間を加熱することを特徴とする請求項1に記載の床下暖房システム。
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JP2004127059A JP3949672B2 (ja) | 2004-04-22 | 2004-04-22 | 床下暖房システム |
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Family Applications (1)
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-
2004
- 2004-04-22 JP JP2004127059A patent/JP3949672B2/ja not_active Expired - Fee Related
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