JP2000193256A - 輻射暖房システム - Google Patents
輻射暖房システムInfo
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- JP2000193256A JP2000193256A JP10372063A JP37206398A JP2000193256A JP 2000193256 A JP2000193256 A JP 2000193256A JP 10372063 A JP10372063 A JP 10372063A JP 37206398 A JP37206398 A JP 37206398A JP 2000193256 A JP2000193256 A JP 2000193256A
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- heat
- hot water
- heating system
- floor
- heat pipe
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
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- Floor Finish (AREA)
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】居室、台所、トイレ、浴室などの使用目的が異
なる部屋を一様かつ均一に暖めることができ、さらに高
齢者をはじめとして人に優しい適度な室温を供給する。 【解決手段】基体１０と、基体上に配置されたヒートパ
イプ１２と、ヒートパイプから発する熱が対流１５可能
な空間をおいてヒートパイプ上部に配設された板材１４
と、ヒートパイプに熱媒体を循環させる熱媒体供給器
と、を含む輻射暖房システム。
なる部屋を一様かつ均一に暖めることができ、さらに高
齢者をはじめとして人に優しい適度な室温を供給する。 【解決手段】基体１０と、基体上に配置されたヒートパ
イプ１２と、ヒートパイプから発する熱が対流１５可能
な空間をおいてヒートパイプ上部に配設された板材１４
と、ヒートパイプに熱媒体を循環させる熱媒体供給器
と、を含む輻射暖房システム。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内を輻射熱によ
って均一に暖房する輻射暖房システムに関する。
って均一に暖房する輻射暖房システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】室内を暖房する装置として、従来からス
トーブや温風暖房機等が使用されている。しかし、これ
らの機器による暖房では、熱源である機器近くの空間と
機器から離れた空間とで温度差が大きく、室内を均一に
暖めることが困難である。
トーブや温風暖房機等が使用されている。しかし、これ
らの機器による暖房では、熱源である機器近くの空間と
機器から離れた空間とで温度差が大きく、室内を均一に
暖めることが困難である。
【０００３】また室内を暖房する装置として床暖房シス
テムがある。図３は従来の床暖房システムの床下部分の
構成例を示す断面図である。図３では、基礎をなす基体
１の上に断熱材２を介して下地板３が配設され、その下
地板３と床材４の間にヒートパイプ５が組み込まれた床
暖房パネル６が配置されている。ヒートパイプ５は床暖
房パネル６内に規則的な蛇行パターンを持って一様に組
み込まれている。そして、ヒートパイプ５内には室外に
設置される温水供給器から供給される温水が循環するよ
うになっている。
テムがある。図３は従来の床暖房システムの床下部分の
構成例を示す断面図である。図３では、基礎をなす基体
１の上に断熱材２を介して下地板３が配設され、その下
地板３と床材４の間にヒートパイプ５が組み込まれた床
暖房パネル６が配置されている。ヒートパイプ５は床暖
房パネル６内に規則的な蛇行パターンを持って一様に組
み込まれている。そして、ヒートパイプ５内には室外に
設置される温水供給器から供給される温水が循環するよ
うになっている。
【０００４】しかし、このシステムでは、図３で示され
るように、ヒートパイプ５と床材４の間の空間（隙間）
がほとんど無く、ヒートパイプ５が発する熱が直接床材
４を加熱する、いわばヒートパイプ５から床材４への熱
伝導によって熱を板材４に伝える仕組みになっている。
したがって、この従来のシステムでは、床材４が比較的
高温の放熱板（熱源）の役割をなしているので、従来の
温風暖房機等と同様に必ずしも室内を均一に暖めるには
十分なものとは言えない。
るように、ヒートパイプ５と床材４の間の空間（隙間）
がほとんど無く、ヒートパイプ５が発する熱が直接床材
４を加熱する、いわばヒートパイプ５から床材４への熱
伝導によって熱を板材４に伝える仕組みになっている。
したがって、この従来のシステムでは、床材４が比較的
高温の放熱板（熱源）の役割をなしているので、従来の
温風暖房機等と同様に必ずしも室内を均一に暖めるには
十分なものとは言えない。
【０００５】また、従来の床暖房システムでは、各室内
を個々に暖房するようになっているために、例えば居
室、台所、トイレ、浴室などの使用目的が異なる部屋を
一様かつ均一に暖めることが困難である。したがって、
従来の床暖房システムは、過度の温度差を負担に感じる
病人や高齢者等に配慮したシステムとはなっていない。
さらに、従来の床暖房システムは、近年特に高齢者にや
さしい住まいとして注目され今後その需要増大が見込ま
れている、居室間の段差をなくしたいわゆるバリアフリ
ー型の住まいに対応した床暖房システムとはなっていな
い。
を個々に暖房するようになっているために、例えば居
室、台所、トイレ、浴室などの使用目的が異なる部屋を
一様かつ均一に暖めることが困難である。したがって、
従来の床暖房システムは、過度の温度差を負担に感じる
病人や高齢者等に配慮したシステムとはなっていない。
さらに、従来の床暖房システムは、近年特に高齢者にや
さしい住まいとして注目され今後その需要増大が見込ま
れている、居室間の段差をなくしたいわゆるバリアフリ
ー型の住まいに対応した床暖房システムとはなっていな
い。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の如き事
情に鑑みなされたもので、その目的は、居室、台所、ト
イレ、浴室などの使用目的が異なる部屋を一様かつ均一
に暖めることができ、さらに高齢者をはじめとして人に
優しい適度な室温を供給することができる輻射熱を利用
した輻射暖房システムを提供することである。
情に鑑みなされたもので、その目的は、居室、台所、ト
イレ、浴室などの使用目的が異なる部屋を一様かつ均一
に暖めることができ、さらに高齢者をはじめとして人に
優しい適度な室温を供給することができる輻射熱を利用
した輻射暖房システムを提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の如き本発明の目的
を達成するために、本願の請求項１に係る発明では、基
体と、基体上に配置されたヒートパイプと、ヒートパイ
プから発する熱が対流可能な空間をおいてヒートパイプ
上部に配設された板材と、ヒートパイプに熱媒体を循環
させる熱媒体供給器と、を含む輻射暖房システムが提供
される。本願の請求項２に係る発明では、請求項１に係
る発明において、上記板材が上記基体上に設けられる支
柱により固持され、上記ヒートパイプに向かい合う面と
反対の面が暖房する空間に面している床材からなること
を特徴とする輻射暖房システムが提供される。本願の請
求項３に係る発明では、請求項１に係る発明において、
上記基体上に断熱材が設けられ、該断熱材上に上記ヒー
トパイプが規則的に蛇行しながら一様に配置され、該ヒ
ートパイプ内を上記熱媒体供給器から供給される温水が
循環することを特徴とする輻射暖房システムが提供され
る。本願の請求項４に係る発明では、請求項２に係る発
明において、上記暖房する空間が少なくとも１以上の居
室からなり、上記床材が各居室間において段差のないバ
リアフリー型の床をなすことを特徴とする輻射暖房シス
テムが提供される。
を達成するために、本願の請求項１に係る発明では、基
体と、基体上に配置されたヒートパイプと、ヒートパイ
プから発する熱が対流可能な空間をおいてヒートパイプ
上部に配設された板材と、ヒートパイプに熱媒体を循環
させる熱媒体供給器と、を含む輻射暖房システムが提供
される。本願の請求項２に係る発明では、請求項１に係
る発明において、上記板材が上記基体上に設けられる支
柱により固持され、上記ヒートパイプに向かい合う面と
反対の面が暖房する空間に面している床材からなること
を特徴とする輻射暖房システムが提供される。本願の請
求項３に係る発明では、請求項１に係る発明において、
上記基体上に断熱材が設けられ、該断熱材上に上記ヒー
トパイプが規則的に蛇行しながら一様に配置され、該ヒ
ートパイプ内を上記熱媒体供給器から供給される温水が
循環することを特徴とする輻射暖房システムが提供され
る。本願の請求項４に係る発明では、請求項２に係る発
明において、上記暖房する空間が少なくとも１以上の居
室からなり、上記床材が各居室間において段差のないバ
リアフリー型の床をなすことを特徴とする輻射暖房シス
テムが提供される。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の輻射暖房システムについ
て以下に説明する。図１は本発明の輻射暖房システムの
一実施例の床下部分の構成を示す断面図である。図１で
は、基礎をなすコンクリートからなる基体１０の上に断
熱材１１を介して温水パイプ１２が配置されている。温
水パイプ１２は、図２に示したように、断熱材１１の上
に規則的に蛇行しながら一様に配置され、室外に設けら
れる給湯機（図示なし）から供給される温水が循環する
ようになっている。循環する温水としては４０度程度の
比較的低温の温水が使われる。なお、循環する熱媒体と
しては温水に限られず、暖められたオイル、ガスなどで
あっても良い。さらに、床材１４が基体１０の上に設け
られた支柱１３によって固持されている。床材１４は例
えばパーテイクルボードのような板材の上にフローリン
グ材やカーペット等を張り合わせたものが使用される。
基体１０と床材１４は、温水パイプ１２が発する熱が符
号１５で示されるような対流を起こすのに十分な間隔を
持って配置される。
て以下に説明する。図１は本発明の輻射暖房システムの
一実施例の床下部分の構成を示す断面図である。図１で
は、基礎をなすコンクリートからなる基体１０の上に断
熱材１１を介して温水パイプ１２が配置されている。温
水パイプ１２は、図２に示したように、断熱材１１の上
に規則的に蛇行しながら一様に配置され、室外に設けら
れる給湯機（図示なし）から供給される温水が循環する
ようになっている。循環する温水としては４０度程度の
比較的低温の温水が使われる。なお、循環する熱媒体と
しては温水に限られず、暖められたオイル、ガスなどで
あっても良い。さらに、床材１４が基体１０の上に設け
られた支柱１３によって固持されている。床材１４は例
えばパーテイクルボードのような板材の上にフローリン
グ材やカーペット等を張り合わせたものが使用される。
基体１０と床材１４は、温水パイプ１２が発する熱が符
号１５で示されるような対流を起こすのに十分な間隔を
持って配置される。
【０００９】このシステムの特徴は、図３で示した従来
の床暖房システムのように、温水が循環しているヒート
パイプが発する熱が直接床材を加熱する、いわばヒート
パイプから床材への熱伝導によって熱を板材に伝える方
式とは異なり、温水が循環している温水パイプ１２から
発する熱を床下の空間で対流させて床材１４へ熱を伝
え、その床材表面から室内への輻射熱を利用して室内を
暖める方式を採用していることである。言い換えれば床
下空間の空気を暖めてその暖められた床下空気を利用し
て室内暖房をおこなうところに特徴がある。したがっ
て、本発明は床下のみに限られず、室内の壁裏や天井裏
等、暖められた空気が流れることが可能な空間があれ
ば、原則としてどのような場所においても輻射暖房をお
こなうことができるという特徴がある。その結果、室内
を床下のみからではなく、壁からあるいは天井からも暖
めることができるので、従来の床暖房に比べてより均一
に室内を暖めることが可能となる。
の床暖房システムのように、温水が循環しているヒート
パイプが発する熱が直接床材を加熱する、いわばヒート
パイプから床材への熱伝導によって熱を板材に伝える方
式とは異なり、温水が循環している温水パイプ１２から
発する熱を床下の空間で対流させて床材１４へ熱を伝
え、その床材表面から室内への輻射熱を利用して室内を
暖める方式を採用していることである。言い換えれば床
下空間の空気を暖めてその暖められた床下空気を利用し
て室内暖房をおこなうところに特徴がある。したがっ
て、本発明は床下のみに限られず、室内の壁裏や天井裏
等、暖められた空気が流れることが可能な空間があれ
ば、原則としてどのような場所においても輻射暖房をお
こなうことができるという特徴がある。その結果、室内
を床下のみからではなく、壁からあるいは天井からも暖
めることができるので、従来の床暖房に比べてより均一
に室内を暖めることが可能となる。
【００１０】また、図１に例示する本発明のシステム構
成によれば、従来の図３の床暖房システムのように床下
の空間をほとんど全て占有することがないので、床が各
居室間において段差のないいわゆるバリアフリー型の床
であっても十分に適用することができるという特徴を有
している。また、本発明の暖房システムでは、温風の対
流を利用しているので床材１４が過度に加熱される恐れ
がまったく無く、床材の種類として木、タイル、ジュウ
タンなどあらゆる種類の材料を選択しまた組み合わせる
ことができる。
成によれば、従来の図３の床暖房システムのように床下
の空間をほとんど全て占有することがないので、床が各
居室間において段差のないいわゆるバリアフリー型の床
であっても十分に適用することができるという特徴を有
している。また、本発明の暖房システムでは、温風の対
流を利用しているので床材１４が過度に加熱される恐れ
がまったく無く、床材の種類として木、タイル、ジュウ
タンなどあらゆる種類の材料を選択しまた組み合わせる
ことができる。
【００１１】
【実施例】図１の本発明の輻射暖房システムをマンショ
ン等の集合住宅に適用した場合の実験結果を以下に示
す。実験は部屋の床下に図１の輻射暖房システムを設置
しておこなった。その結果、温熱環境の快適さを表すＰ
ＭＶ値（ゼロに近ずく程快適であることを示す）は、 本発明の輻射暖房 : ー０．０４ 従来の温風暖房 : ０．３８ となり、本発明の輻射暖房の方が従来の温風暖房よりも
１けた程度快適さがあることがわかった。
ン等の集合住宅に適用した場合の実験結果を以下に示
す。実験は部屋の床下に図１の輻射暖房システムを設置
しておこなった。その結果、温熱環境の快適さを表すＰ
ＭＶ値（ゼロに近ずく程快適であることを示す）は、 本発明の輻射暖房 : ー０．０４ 従来の温風暖房 : ０．３８ となり、本発明の輻射暖房の方が従来の温風暖房よりも
１けた程度快適さがあることがわかった。
【００１２】また、ＰＭＶ値がゼロになる室温は、 本発明の輻射暖房 ： ２４．３度、 従来の温風暖房 ： ２５．５度 となり、本発明の輻射暖房システムを使用した場合はた
とえ設定温度を低くしても従来の温風暖房と同様な快適
さが得られることがわかった。
とえ設定温度を低くしても従来の温風暖房と同様な快適
さが得られることがわかった。
【００１３】さらに、室内の上下（床上０．１ｍ乃至
１．１ｍ）での温度差は、 本発明の輻射暖房 ： 約３度、 従来の温風暖房 ： 約６度 となり、本発明の輻射暖房システムの方が従来の温風暖
房よりも温度の均一性が約２倍程向上することがわかっ
た。
１．１ｍ）での温度差は、 本発明の輻射暖房 ： 約３度、 従来の温風暖房 ： 約６度 となり、本発明の輻射暖房システムの方が従来の温風暖
房よりも温度の均一性が約２倍程向上することがわかっ
た。
【００１４】以上本発明の輻射暖房システムの特徴につ
いて説明したが、さらに本発明の輻射暖房システムで
は、給湯機に灯油を使用した場合、同じく灯油を用いる
従来の温風暖房よりもランニングコストを約６．５％
（１１月から４月）から約１２％（１２月から３月）も
安くすることが可能である。
いて説明したが、さらに本発明の輻射暖房システムで
は、給湯機に灯油を使用した場合、同じく灯油を用いる
従来の温風暖房よりもランニングコストを約６．５％
（１１月から４月）から約１２％（１２月から３月）も
安くすることが可能である。
【００１５】以上、本発明を上述の実施の形態により説
明したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形や応用が
可能であり、これらの変形や応用を本発明の範囲から排
除するものではない。
明したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形や応用が
可能であり、これらの変形や応用を本発明の範囲から排
除するものではない。
【００１６】
【発明の効果】本願の請求項１乃至４に記載の発明によ
れば、従来の温風暖房に比べてより均一に室内を暖める
ことが可能である。また、従来の温風暖房に比べて設定
温度を低くしても同様な快適さが得られ、燃料消費料を
軽減しランニングコストを低く抑えることができる。
れば、従来の温風暖房に比べてより均一に室内を暖める
ことが可能である。また、従来の温風暖房に比べて設定
温度を低くしても同様な快適さが得られ、燃料消費料を
軽減しランニングコストを低く抑えることができる。
【００１７】さらに、本願の請求項１乃至４に記載の発
明によれば、床下のみに限られず、室内の壁裏や天井裏
等、暖められた空気が流れることが可能な空間があれ
ば、原則としてどのような場所においても輻射暖房をお
こなうことができるので、室内を床下のみからではな
く、壁からあるいは天井からも暖めることができ、従来
の床暖房に比べてより均一に室内を暖めることができ
る。そして、床下の空間をほとんど全て占有することが
ないので、床が各居室間において段差のないいわゆるバ
リアフリー型の床であっても十分に適用することができ
る。その結果、高齢者をはじめとして人に優しい適度な
室温を供給することができる。また本発明の輻射暖房シ
ステムでは、温風の対流を利用しているので床材が過度
に加熱される恐れがまったく無く、床材の種類として
木、タイル、ジュウタンなどあらゆる種類の材料を選択
することができる。
明によれば、床下のみに限られず、室内の壁裏や天井裏
等、暖められた空気が流れることが可能な空間があれ
ば、原則としてどのような場所においても輻射暖房をお
こなうことができるので、室内を床下のみからではな
く、壁からあるいは天井からも暖めることができ、従来
の床暖房に比べてより均一に室内を暖めることができ
る。そして、床下の空間をほとんど全て占有することが
ないので、床が各居室間において段差のないいわゆるバ
リアフリー型の床であっても十分に適用することができ
る。その結果、高齢者をはじめとして人に優しい適度な
室温を供給することができる。また本発明の輻射暖房シ
ステムでは、温風の対流を利用しているので床材が過度
に加熱される恐れがまったく無く、床材の種類として
木、タイル、ジュウタンなどあらゆる種類の材料を選択
することができる。
【図１】図１は、本発明の輻射暖房システムの一実施例
の床下部分の構成を示す断面図である。
の床下部分の構成を示す断面図である。
【図２】図２は、本発明の輻射暖房システムのヒートパ
イプの配置例を示す平面図である。
イプの配置例を示す平面図である。
【図３】図３は、従来の床暖房システムの床下部分の構
成例を示す断面図である。
成例を示す断面図である。
１、１０・・・基体 ２、１１・・・断熱材 ３・・・・・・下地板 ４、１４・・・床材 ５・・・・・・ヒートパイプ ６・・・・・・床暖房パネル １２・・・・・温水パイプ １３・・・・・支柱 １５・・・・・温風の流れ
Claims (4)
- 【請求項１】 基体と、基体上に配置されたヒートパイ
プと、ヒートパイプから発する熱が対流可能な空間をお
いてヒートパイプ上部に配設された板材と、ヒートパイ
プに熱媒体を循環させる熱媒体供給器と、を含む輻射暖
房システム。 - 【請求項２】 上記板材が上記基体上に設けられる支柱
により固持され、上記ヒートパイプに向かい合う面と反
対の面が暖房する空間に面している床材からなることを
特徴とする請求項１に記載の輻射暖房システム。 - 【請求項３】 上記基体上に断熱材が設けられ、該断熱
材に上記ヒートパイプが規則的に蛇行しながら一様に配
置され、該ヒートパイプ内を上記熱媒体供給器から供給
される温水が循環することを特徴とする請求項１に記載
の輻射暖房システム。 - 【請求項４】 上記暖房する空間が少なくとも１以上の
居室からなり、上記床材が各居室間において段差のない
バリアフリー型の床をなすことを特徴とする請求項２に
記載の輻射暖房システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10372063A JP2000193256A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 輻射暖房システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10372063A JP2000193256A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 輻射暖房システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000193256A true JP2000193256A (ja) | 2000-07-14 |
Family
ID=18499787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10372063A Pending JP2000193256A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 輻射暖房システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000193256A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005308331A (ja) * | 2004-04-22 | 2005-11-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 床下暖房システム |
| JP2007147281A (ja) * | 2007-03-12 | 2007-06-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 床下暖房システム |
| CN104101017A (zh) * | 2014-06-06 | 2014-10-15 | 南京暖嘉节能工程有限公司 | 踢脚线式供暖散热系统 |
| KR20230065198A (ko) * | 2023-04-11 | 2023-05-11 | 김성근 | 온실 가스 저감을 위한 방고래 난방 공법 및 그 온돌 장치 |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP10372063A patent/JP2000193256A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005308331A (ja) * | 2004-04-22 | 2005-11-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 床下暖房システム |
| JP2007147281A (ja) * | 2007-03-12 | 2007-06-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 床下暖房システム |
| CN104101017A (zh) * | 2014-06-06 | 2014-10-15 | 南京暖嘉节能工程有限公司 | 踢脚线式供暖散热系统 |
| KR20230065198A (ko) * | 2023-04-11 | 2023-05-11 | 김성근 | 온실 가스 저감을 위한 방고래 난방 공법 및 그 온돌 장치 |
| KR102623639B1 (ko) * | 2023-04-11 | 2024-01-10 | 김성근 | 온실 가스 저감을 위한 방고래 난방 공법 및 그 온돌 장치 |
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