JP2009072392A - トイレシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】トイレシステムの省エネルギを図る。
【解決手段】シャワー洗浄式の便器12を有し、この便器12を備えたトイレ室11を有し、ヒートポンプ14と電源15とを備えたコージェネレーションシステム13を有する。ヒートポンプ14を用いてトイレ室11内の空調が行われる。電源15からの電力または、およびコージェネレーションシステム13の排熱が、便器12の暖房便座と、シャワー洗浄用水の温水化とのために用いられる。便器12への給水管および便器12への電力用配線は、トイレ室11内に露出していないことが好適である。便器12を水洗するための水を貯留するタンクを有しないことが好適である。
【選択図】図1
【解決手段】シャワー洗浄式の便器12を有し、この便器12を備えたトイレ室11を有し、ヒートポンプ14と電源15とを備えたコージェネレーションシステム13を有する。ヒートポンプ14を用いてトイレ室11内の空調が行われる。電源15からの電力または、およびコージェネレーションシステム13の排熱が、便器12の暖房便座と、シャワー洗浄用水の温水化とのために用いられる。便器12への給水管および便器12への電力用配線は、トイレ室11内に露出していないことが好適である。便器12を水洗するための水を貯留するタンクを有しないことが好適である。
【選択図】図1
Description
本発明はトイレシステムに関する。
トイレシステムとして、さまざまなものが提案されている(たとえば、特許文献1)。従来から良く知られたトイレシステムにおいては、トイレ室の空調は商用電源を電力源とする空調装置によって行われ、シャワー洗浄式の便器のためのシャワー用水の温水化のエネルギ源や同便器の暖房便座のエネルギ源も商用電源が用いられ、電気ヒータによる昇温が行われている。
特開2006−043098号公報
このため、空調、温水化、暖房便座のためのエネルギ源が個別に必要となり、したがってエネルギ消費が多くコストアップにつながるという課題がある。
そこで本発明は、トイレシステムの省エネルギを図るようにすることを目的とする。
そこで本発明は、トイレシステムの省エネルギを図るようにすることを目的とする。
この目的を達成するため本発明のトイレシステムは、シャワー洗浄式の便器を有し、この便器を備えたトイレ室を有し、ヒートポンプと電源とを備えたコージェネレーションシステムを有し、前記ヒートポンプを用いてトイレ室内の空調が行われ、前記電源からの電力または、および前記コージェネレーションシステムの排熱が、前記便器の暖房便座と、シャワー洗浄用水の温水化とのために用いられるようにしたものである。
本発明のトイレシステムによれば、コージェネレーションシステムの電源からの電力がトイレ室の照明に用いられるようにされていることが好適である。
本発明のトイレシステムによれば、便器への給水管および便器への電力用配線がトイレ室内に露出していないことが好適である。
さらに本発明のトイレシステムによれば、便器を水洗するための水を貯留するタンクを有しないことが好適である。
本発明によれば、ヒートポンプと電源とを備えたコージェネレーションシステムを有し、前記ヒートポンプを用いてトイレ室内の空調が行われ、前記電源からの電力または、および前記コージェネレーションシステムの排熱が、便器の暖房便座と、シャワー洗浄用水の温水化とのために用いられるため、コージェネレーションシステムを用いた、総合的で統一したシステムを構築することができ、省エネルギ効果を得ることができる。
本発明によれば、コージェネレーションシステムの電源からの電力がトイレ室の照明に用いられることで、よりいっそう総合的で統一したシステムを構築することができ、さらなる省エネルギ効果を得ることができる。
本発明によれば、便器への給水管および便器への電力用配線がトイレ室内に露出していないことで、従来のトイレシステムのごとく給水管や電力用配線が露出しているもののような、見苦しさや、つまづき易さを解消することができる。
本発明によれば、便器を水洗するための水を貯留するタンクを有しないことで、トイレ室の空間を広くすることができるとともに、タンクへの給排水の際に発生する雑音を解消することができる。
図1および図2において、11はトイレ室であり、シャワー洗浄式の便器12が設置されている。トイレ室11の外部、たとえば屋外には、ガスヒートポンプ式のコージェネレーションシステム13が設置されている。このコージェネレーションシステム13は、ヒートポンプ14と、発電機を有した電源15とを備えている。
ヒートポンプ14からの熱媒体の配管16は、トイレ室11のための室内機17に接続されている。18は室内機17からの通風ダクトで、たとえばトイレ室11の内部に設けられた棚19の下部からトイレ室11の内部へ送風できるように構成されている。20はトイレ室11の換気口で、排気ファン21に連通されている。
23は電源15からの電力供給ラインで、系統連系盤24を経てトイレ室11に導かれ、トイレ室11のための照明装置25と、便器12に設けられたコンセント26とに電力を供給可能である。22は電力会社からの商用電力ラインで、系統連系盤24に接続されている。排気ファン21を、電力供給ライン23からの電気エネルギによって駆動することも可能である。
ヒートポンプ14や電源15を構成するガスエンジンを運転すると、排熱が発生する。27はこの排熱を回収するための熱交換器で、たとえば循環式の給湯ライン28が接続されている。29は循環ポンプである。
便器12には、便座31のための暖房システムと、シャワーのための温水を生成するための給水加熱システムとが設置されている。これらのシステムは、電力供給ライン23からエネルギを受けるものであってもよいし、給湯ライン28にて供給される温水からエネルギを受けるものであってもよいし、あるいは両者からエネルギを受けるものであってもよい。
以下、給湯ライン28にて供給される温水からエネルギを受けるものの例について説明する。図1および図2に示すように、給湯ライン28は、便器12に接続されて便座31へ温水を循環供給可能とされている。便器12には、シャワー用の水や便器洗浄用の水を供給するための給水ライン32が接続されている。このうちシャワー用の水が、給湯ライン28の温水によって温められる。あるいは、給湯ライン28を循環構造とせずに、シャワー用の水と給湯ライン28の温水とを混合して適温としたうえで、シャワーに供することもできる。図2において、33は便器12からの排水ライン、34は床面である。
図2に示すように、便器12への給水管すなわち給水ライン32と、便器12への電力用配線すなわち電力供給ライン23とは、床下から直接便器12の内部へ導かれている。すなわち、トイレ室11の内部には露出しないようにされている。また給水ライン32の水を直接便器12の洗浄に利用しており、したがってトイレ室11の内部には、便器12を洗浄するための水を貯留するタンクは存在しない。
このような構成であると、ヒートポンプ14と電源15とを備えたガスヒートポンプ式のコージェネレーションシステム13を用いて、トイレ室11の空調と、トイレ室11への電力供給と、便器12の暖房便座31へのエネルギ供給と、シャワー洗浄用水の温水化と、トイレ室11の照明装置25へのエネルギ供給とを行うことができるため、コージェネレーションシステムを用いた、総合的で統一したシステムを構築することができ、省エネルギ効果を得ることができる。
電源15で発生した電力が不足である場合には、商用電力ライン22から電力の補充を受けることができる。反対に電源15で発生した電力が過剰である場合には、商用電力ライン22を用いて系統連系を行い建物全体の電気に利用することができる。
便器12への給水ライン32と、便器12への電力供給ライン23とは、いずれも床下から直接便器12の内部へ導かれているため、トイレ室11の内部には露出しない。このため、従来のトイレシステムのごとく給水管や電力用配線が露出しているもののような、見苦しさや、つまづき易さを解消することが可能である。
便器12の洗浄のために、給水ライン32の水を便器12に直接供給しており、便器12を洗浄するための水を貯留するタンクは存在しない。このため、トイレ室11の空間を広くすることができるとともに、タンクへの給排水の際に発生する雑音を解消することが可能である。
11 トイレ室
12 便器
13 コージェネレーションシステム
14 ヒートポンプ
15 電源
17 室内機
23 電力供給ライン
25 照明装置
28 給湯ライン
31 便座
32 給水ライン
12 便器
13 コージェネレーションシステム
14 ヒートポンプ
15 電源
17 室内機
23 電力供給ライン
25 照明装置
28 給湯ライン
31 便座
32 給水ライン
Claims (4)
- シャワー洗浄式の便器を有し、この便器を備えたトイレ室を有し、ヒートポンプと電源とを備えたコージェネレーションシステムを有し、前記ヒートポンプを用いてトイレ室内の空調が行われ、前記電源からの電力または、および前記コージェネレーションシステムの排熱が、前記便器の暖房便座とシャワー洗浄用水の温水化とのために用いられるようにされていることを特徴とするトイレシステム。
- コージェネレーションシステムの電源からの電力がトイレ室の照明に用いられるようにされていることを特徴とする請求項1記載のトイレシステム。
- 便器への給水管および便器への電力用配線がトイレ室内に露出していないことを特徴とする請求項1または2記載のトイレシステム。
- 便器を水洗するための水を貯留するタンクを有しないことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載のトイレシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007244575A JP2009072392A (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | トイレシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007244575A JP2009072392A (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | トイレシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009072392A true JP2009072392A (ja) | 2009-04-09 |
Family
ID=40608020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007244575A Pending JP2009072392A (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | トイレシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009072392A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2687641A1 (de) * | 2012-07-20 | 2014-01-22 | Geberit International AG | Dusch-WC mit Wärmepumpe zum Erwärmen des Duschwassers |
CN105674628A (zh) * | 2016-04-12 | 2016-06-15 | 李锡敏 | 洗浴床废水余热源空调热水一体机及其使用方法 |
CN107049102A (zh) * | 2017-06-12 | 2017-08-18 | 武汉工程大学 | 一种淋浴房 |
Citations (4)
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JPH02300428A (ja) * | 1989-05-15 | 1990-12-12 | Toto Ltd | 大便器 |
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-
2007
- 2007-09-21 JP JP2007244575A patent/JP2009072392A/ja active Pending
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