JP3949581B2 - 筆記具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の導入部に記載する構成要件に基づく筆記具に関する。
【0002】
このような種類の筆記具は、欧州特許第0402558A号明細書から公知である。公知となっている筆記具は、ケーシングと、ケーシングの延長部として構成された押圧部と、第1の切換カムを備える制御ユニットとを含んでおり、この制御ユニットによって筆記カートリッジを筆記のために第1の位置へ繰り出し可能であり、さらに、ケーシングの中の引き戻された第2の位置へ可動である。さらに制御ユニットは、押圧部と連動する第2の切換カムを含んでいる。筆記カートリッジをケーシングから第2の位置へ押し出すためには、押圧部を後方に向かってケーシングから引き出す。筆記位置では、筆記カートリッジは、第1のカムの後方に向いている部分に係合するボルトによって、ケーシングの中に押し込まれないようにされている。筆記具を短くするため、および引き戻された第2の位置に筆記カートリッジを動かすためには、筆記カートリッジを前方に向かって筆記位置へと変位させるための「引張運動」と逆方向へ、ケーシングに向かう方向に押圧部を押圧する。押し縮められた短い位置では、ケーシングに対する押圧部の固定は行われないので、たとえば保持具から筆記具を引き出すときに押圧部が予期せず後方に引っ張られ、その際に筆記カートリッジが前方に向かってケーシングから引き出される。
【0003】
さらに欧州特許第0968843A号明細書より、押圧部を含めた後側のケーシング部分が、ラックとこれに係合する歯車との伝動連結を介して、前側のケーシング部分と連結されている、可変式の筆記具が公知である。短くした筆記具を引き伸ばして筆記カートリッジを引き出すためには、押圧部を後側のケーシング部分とともに前側のケーシング部分から引き出す。
【0004】
さらに米国特許第2627843号明細書より、ケーシングが、入れ子式に互いに押込み可能な2つの部分でできている、このような種類の筆記具が公知である。前側部分には筆記カートリッジが配置されており、この筆記カートリッジは制御ユニットによって、第1の位置のときには筆記をするためにカートリッジ先端が前側部分から突出するとともに、第2の位置のときにはカートリッジ先端が前側部分の中に引き込まれるように、軸方向へスライド可能である。制御ユニットは、軸方向へスライド可能、かつ部分的に回転可能なように配置された第1のスリーブを含んでおり、この第1のスリーブに筆記カートリッジが挟み込まれており、筆記カートリッジは必要に応じてケーシング先端を外した後に第1のスリーブから取出し可能である。回転可能な制御スリーブの外面にある短い螺旋溝に前側部分のピンが係合しているので、第1のスリーブは回転時に軸方向へスライドし、それによって筆記カートリッジが第1または第2の位置へと変位する。ケーシングの後側部分は、軸方向のスリットをもつ第2のスリーブを内部に含んでおり、このスリットには、前側部分の後端に設けられた突起が係合している。さらに後側部分の第2のスリーブは、軸方向で見て内方に向いている更なる突起を含んでおり、この更なる突起は前側部分の、制御スリーブの第2の長い螺旋溝に係合している。前側部分と後側部分を押し縮めると、後側部分に回転不能に配置されている更なるスリーブの、第1のスリーブの長い螺旋溝に係合する突起によって、第1のスリーブが相応に回転し、前側の短い螺旋溝との連動によって第1のスリーブが軸方向で見て後方に向かって変位し、それによってカートリッジ先端がケーシングの内部の、第2の位置に引き戻される。この第2の位置では、両方のケーシング部分が入れ子式に互いに押し込まれ、このケーシングは全体として短い全長を示している。筆記カートリッジないし筆記先端を第1の位置ないし筆記位置へと移動させるには、ケーシング前側部分とケーシング後側部分を軸方向で互いに引き離し、前述した機能が逆向きに進行し、第1のスリーブが筆記カートリッジとともに軸方向で前方に向かってスライドして、カートリッジ先端がケーシングから第1の位置または筆記位置へと変位する。両方のケーシング部分が完全に引き離されたとき、筆記具はその最大の長さを示している。筆記位置を設定するために、両方のケーシング部分を両手で互いに引き離さなくてはならず、第2の位置を設定するには、これと逆の運動で両方のケーシング部分を互いに押し縮める限り、筆記具の取扱は困難である。そのうえ、筆記位置でも第2の位置でも、両方のケーシング部分の、相互の係止が設けられていない。そのため、両方のケーシング部分の予期しない相対運動によって、一方では適正な筆記に支障が出る可能性があり、あるいは、他方ではカートリッジ先端が第2の位置から外に出て、そのために衣服などが筆記媒体で汚れるという危険がある。
【0005】
以上を前提とする本発明の課題は、取扱性が向上するように筆記具を少ない構成コストで改良することである。1回の操作によって筆記カートリッジを機能させ、ないしは筆記位置に移動させ、筆記具自体が長く伸びるべきである。筆記具は通常のやり方で手で操作すべきであり、特に、筆記カートリッジを短くしたり休止位置に引き込むのと同じ種類の運動で、筆記に適したサイズになるように伸長可能であるべきである。さらに、筆記カートリッジの、両方の位置の確実な設定が保証されるべきであり、好ましくない操作が、高い機能信頼度で防止されるべきである。
【0006】
この課題の解決は、本発明の請求項1に記載の構成要件によって行われる。
【0007】
本発明による筆記具は、機能信頼性の高い構成と、簡単な操作性に優れており、両方の位置の操作と設定が押圧運動のみによって行われる。この筆記具は、押圧部によって操作可能な制御ユニットを含んでおり、この制御ユニットによって筆記カートリッジを筆記位置や引き戻された位置に選択的に移すことができ、その都度の操作と同期して、筆記に適したサイズまで筆記具が伸長され、または整理や保管のために筆記具が短縮される。このようにして、小型の容器、ポケット、特にズボンのポケット、メモ帳、小型のスケジュール帳、小型の日程表などに整理、保管するのに適した小型の筆記具が提供される。制御ユニットは、特に相前後して配置された2つの切換カムを備えるカム部分を含んでおり、第1の切換カムによって筆記カートリッジを筆記位置または引き込まれた位置へ移すことができ、第2の切換カムは、延長部として構成された押圧部をケーシングから繰り出し、または短縮位置に復帰させるようになっている。筆記カートリッジのための、第1の切換カムは、好ましくは、両方の可能な位置で筆記カートリッジの機能信頼性の高い係止が保証されるように、特にハート型カムとして構成されている。押圧部のための切換カムは、好ましくはロック解除用の制御カムとして構成されており、押圧部は、筆記具が短縮されたときのロック位置を初期状態として、ロック解除された後、特にばね力の作用の下で、伸長された位置へと繰り出される。カム部分は回転可能かつケーシングにおいて軸方向へスライド可能なように配置されるのが好都合であり、位置に応じて押圧部の繰り出しを防止するか、または押圧部を解放してロック解除することが出来る。
【0008】
本発明の発展や特別な構成は、以下の説明および従属請求項に記載されている。
【0009】
以下に、特別な実施形態を参照しながら本発明をさらに詳しく説明するが、これは本発明を限定するものではない。
【0010】
図1は、ケーシング2を備える筆記具の軸方向の断面図を示しており、筆記カートリッジ4は第1の位置ないし筆記位置を占めており、筆記カートリッジ4の先端6は筆記のためにケーシング2の前端から押し出されている。ケーシング2の後端には押圧部8が設けられており、この押圧部は、この位置ではその後端でケーシング2から繰り出されており、ケーシングの延長部を形成している。このようにして、筆記をするときに筆記具を適正に持つことが可能である。カートリッジ先端6は、図示した筆記位置のときにケーシング2の前端から部分的に突出する、入れ子部材10の中に案内されているのが好ましい。圧縮ばねとして構成されており、入れ子ばねと呼ばれるばね12によって、入れ子部材10およびこれに伴う筆記カートリッジ4が、長軸14の方向で後方に向かって押圧されている。別案として、入れ子部材を省略することもでき、この場合、ばねは公知のやり方で筆記カートリッジに直接作用する。ケーシング2は、特に、好ましくは金属からなる実質的に円筒状のスリーブとして構成された上側部分16と、その前端にネジ付きスリーブ18とを含んでおり、特に互いに噛み合うネジ山20、21によって、固定的で、必要に応じて取外し可能な連結部が設けられている。ネジ付きスリーブ18は、前側端部で開口部を備えるキャップ22によって外側を包囲されている。
【0011】
ケーシング2ないし上側部分16の内部には、切換スリーブ24が配置されている。切換スリーブ24は環状に構成され、ケーシング2に固定されており、特に軸方向で固定されている。そのために、好ましくは半径方向内側に向いている上側部分16の突起26を有する係止連結部を設けるのが好ましい。この突起26は環状に構成されるのが好ましく、切換スリーブ24の付属の切欠き28に係合しており、この切欠き28は同じく環状に構成されるのが好都合である。別案として、この連結部は半径方向外側に向いている切換スリーブの突起を有していてもよく、それに対してケーシング2ないし上側部分16は対応する切欠きを有している。さらに、上側部分16の外面の上に突出し、好ましくは筆記具の転がりを防止する役目をする部材30が、ケーシング2と結合されている。切換スリーブ24は、前述した部材30の対応する係止手段と連結するための係止手段34を備える、後端の方を向いた延長部32を含んでおり、これらの係止手段はケーシング上側部分16の開口部を通って内方へ貫通している。このようにして、部材30によって切換スリーブ24の回り止めも実現される。
【0012】
ケーシング2の内部で軸方向に固定され、かつ回り止めされている切換スリーブ24は、カム部分36と同じく、すでに述べた制御ユニットの構成要素である。カム部分36はスリーブとして構成されており、中間壁42で分離された前側の中空部38と後側の中空部40を含んでいる。前側の中空部38には、カートリッジ先端6を除く筆記カートリッジ4が配置されているのに対して、後側の中空部38には、押圧部8に作用する圧縮ばね44が少なくとも部分的に設けられている。筆記カートリッジ4は、その後側端部ないしそこに配置された閉止栓を介して、中間壁42の前面で支持されている。カム部分36はその外面に、特にハート型カムとして構成された第1の切換カム46を有している。切換スリーブ24は、連結部材48を介して切換カム46と連動する。連結部材48は切換カムまたはハート型カム46に係合しており、切換スリーブ24と結合された半径方向内側を向くピン48であるのが好ましい。カム部分36はケーシング2の中で軸方向へ可動、かつ、さらに回転可能なように配置されている。押圧部8を軸方向に、つまり、矢印50で示す常に同じ押圧方向へ操作することによって、制御ユニットは、ケーシング2に固定された切換スリーブ24および可動のカム部分36と連動して、筆記カートリッジ4を第1の筆記位置か、または第2の引き戻された休止位置へと選択的に移動させる。
【0013】
別案として、本発明の枠内で、ばね力を使わずに手動によって、ケーシングの後端から押圧部を引き出すこともできるが、この場合には、あらかじめ押圧部の押圧操作によってケーシングの前端から筆記カートリッジの先端の引き出しが行われる。また、押圧部を操作した後、まずカートリッジ先端を前端から、次に押圧部をケーシングの後端から繰り出す、伝動連結が意図されていてもよい。さらに、押圧部が繰り出された位置でケーシングに対して固定される、係止部材を設けるのが好ましい。
【0014】
カム部分36は、軸方向で見て第1の切換カム46の後方に、第2の切換カム52を有しているのが好ましく、この第2の切換カムによって押圧部8の制御と位置決めが行われる。押圧部8は、案内スリーブ54と、これを少なくとも後端で包囲する押しボタンキャップ56とを含んでおり、案内スリーブ54と押しボタンキャップ56とは特に係止部材によって確実に、かつ持続的に相互に結合されている。別案として、本発明の枠内で、押圧部8が一体的に構成されていてもよい。図面から明らかなように、押圧部8の内部に圧縮ばね44が配置されており、それによって、図示している繰り出された位置へと押圧部8を移動させ、そこで保持する。押圧部ないし案内スリーブ54は半径方向内側を向いている部材58を含んでおり、この部材には、別の、つまり、半径方向外側を向いているストッパ部材60が付属しており、押圧部が繰り出された位置のときに筆記具の後端で固定されるようになっている。ストッパ部材60は、ばね作用のある舌部としてカム部分36の後端に構成されるのが格別に好都合である。別案として、本発明の枠内で、軸方向後方に向かう押圧部8の運動を制限するために、ケーシング2と押圧部8が互いに対応するストッパ部材を有していてもよい。
【0015】
さらに、好ましくは半径方向内側を向いた突起として構成された部材58は、カム部分36の第2の切換カム52に係合する。第2の切換カム52はT型カムとして構成されており、その前側端部に、円周方向に延びる少なくとも1つの溝部分62を含んでいる。押圧部8が矢印50の方向へ前方にケーシング2へ押し込まれると、部材58は溝部分62に達し、それによってカム部分36の回転の結果、押し込まれた位置で押圧部8の係止が行われる。ケーシング2で回り止めされている切換スリーブ24の前述した延長部32は、押圧部8の内面に配置された軸方向溝と対応しており、押圧部8の回り止めが保証されるようになっている。
【0016】
図2は筆記位置の筆記具を示しており、伸長のために押圧部8がケーシング2から繰り出されている。さらに、先端6および部分的に入れ子部材10もケーシング2の前端から、ないしそこに配置されたケーシング2のキャップ22から、繰り出されている。この筆記位置のとき、筆記カートリッジは上述した制御ユニットによって、および特にハート型カムとして構成された第1の切換カムとこれに付属する切換スリーブによって、ケーシング2の中へ軸方向に引き戻されないように固定されている。
【0017】
図3は、第2の位置の筆記具を軸方向の断面図として示しており、ここでは押圧部8が大部分、矢印50の方向への押圧運動の実施の後、ケーシング2の中に押し込まれている。手動で行うことができる押圧部8への押圧運動によって、切換スリーブ24と、連結部材ないしピン48と、第1の切換カム46との連動により、カム部分36が長軸14の回りを回転して、押圧部8ないし案内スリーブ54の半径方向内側を向いている部材58が、上述した、第2の切換カム54の、円周方向に延びる溝部分に係合する。それにより、内部に位置する圧縮ばね44が矢印50と反対の方向に作用する押圧部8は、予期しない繰り出しが起こらないようにされる。押圧部8はさらにケーシング2に対して回り止めされているので、押圧部8も、ケーシング2の中に引き戻されている筆記カートリッジ4の先端6も、図示している第2の位置に機能的に確実に留まる。
【0018】
図4に、短く押し縮められた第2の位置の、筆記具が側面図として示されている。筆記具を図1および図2を参照して説明した筆記位置へ再び移行させるため、利用者は特に親指で押圧部8に矢印50の方向へ押圧運動を実行できるように、ケーシング2を手に持つ。この押圧運動の結果、押圧部8はさらに若干深くまでケーシング2の後側端部に押し込まれ、このとき、制御ユニット、および特に第1の切換カムと切換スリーブとの連動によってカム部分が回転し、第2の切換カムが押圧部8を矢印50と反対方向へ軸方向に移動できるように解放し、押圧部8が、内側に位置している圧縮ばねによってケーシング2から繰り出され、筆記をするときに筆記具が確実に操られる図1および図2に示す位置へ押圧部が達する。
【0019】
図5から図7はカム部分36を断面図と側面図で示しており、図5では簡単化のために、第1の切換カム46は図示していない。図6によれば、第1の切換カムはハート型カムとして構成されており、繰り出された筆記位置で筆記カートリッジを固定するためにカム部分66を含んでいる。第2の切換カム52はT字型カムとして構成されるのが好ましく、ケーシングに押し込まれた第2の位置で押圧部を保持するために、円周方向に延びる少なくとも1つの溝部分62を前端に有している。
【0020】
図8から図10は切換スリーブ24を示しており、図9では、延長部32にある係止手段34を良く見ることができる。さらに切換スリーブ24は、カム部分の第1の切換カムに係合する連結部材またはピン48を受容するために、実質的に半径方向の開口部または穴68を含んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 筆記位置にある筆記具を示す軸方向の断面図である。
【図2】 図1の筆記具を示す外観図である。
【図3】 押し縮められた第2の位置の筆記具を示す軸方向の断面図である。
【図4】 図3の筆記具を示す外観図である。
【図5】 カム部分を示す断面図と外観図である。
【図6】 カム部分を示す断面図と外観図である。
【図7】 カム部分を示す断面図と外観図である。
【図8】 切換スリーブを示す外観図と断面図である。
【図9】 切換スリーブを示す外観図と断面図である。
【図10】 切換スリーブを示す外観図と断面図である。
【符号の説明】
2 ケーシング
4 筆記カートリッジ
6 4の先端
8 押圧部
10 入れ子部材
12 ばね/入れ子ばね
14 長軸
16 上側部分
18 ネジ付きスリーブ
20、21 ネジ山
22 キャップ
24 切換スリーブ
26 16の半径方向の突起
28 24の切欠き
30 部材/転がり防止部
32 24の延長部
34 係止手段
36 カム部分
38 36の前側の中空部
40 36の後側の中空部
42 中間壁
44 圧縮ばね
46 第1の切換カム
48 24の連結部材/ピン
50 矢印
52 第2の切換カム
54 案内スリーブ
56 押しボタンキャップ
58 54の部材
60 ストッパ部材/舌部
62 52の溝部分
66 カム部分
68 開口部/穴
Claims (8)
- 筆記具であって、ケーシング(2)と、該ケーシング中に可動に配置された筆記カートリッジ(4)と、ケーシング(2)の延長部として構成された押圧部(8)と、第1の切換カム(46)を有し、筆記カートリッジ(4)を、筆記カートリッジ(4)の先端(6)が筆記のためにケーシング(2)から引き出されている第1の位置と筆記カートリッジ(4)がケーシング(2)の中に引き戻された第2の位置との間で移動させる制御ユニットとを含んでおり、筆記具は、第1の位置にあるときに筆記に適した全長を呈しており、第2の位置にあるときは短くなっており、制御ユニットは、押圧部(8)と相互作用する第2の切換カム(52)を有しており、
押圧部(8)は、同じ押圧方向(50)への操作で、筆記カートリッジ(4)を第1の位置へも第2の位置へも動かすことができ、第2の切換カム(52)は、押圧部(8)を、短く押し縮められた第2の位置に固定するように構成されており、第2の切換カム(52)は、前記押し縮められた位置から始めたとき、押圧部(8)が押圧方向(50)に操作されると押圧部(8)のロック解除が行われて、押圧部をケーシング(2)の後端から第1の位置へ繰り出すことができ、
制御ユニットは、ケーシング(2)に結合された切換スリーブ(24)と、軸方向に可動で、長軸(14)を中心として回転可能なカム部品(36)とを含んでおり、
カム部品(36)が、第1の切換カム(46)と第2の切換カム(52)との両方を有していることを特徴とする、筆記具。 - ケーシング(2)の後側端部から押圧部(8)を繰り出し可能なように配置されたばね(44)を備えており、該ばねは、少なくとも部分的に押圧部(8)の内部に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の筆記具。
- 切換スリーブ(24)がケーシング(2)の中で軸方向に固定されるとともに、長軸(14)を中心として回転をしないように固定されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の筆記具。
- 切換スリーブ(24)が、カム部品(36)の第1の切換カム(46)と係合する連結部材(48)を有しており、この連結部材は半径方向内側に向いたピンとして構成されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の筆記具。
- カム部品(36)が、筆記カートリッジ(4)を少なくとも部分的に収容するための前側の中空部(38)を有するとともに、前記ばね(44)を少なくとも部分的に収容するための後側の中空部(40)を有していることを特徴とする、請求項2に記載の筆記具。
- カム部品(36)が、一方の側で筆記カートリッジ(4)を、他方の側で前記ばね(44)を支持する中間壁(42)を含んでいることを特徴とする、請求項2または5に記載の筆記具。
- 第1の切換カム(46)が、前記第1および第2の位置を決定し、そこで係止を行うように構成されており、ハート型カムであることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の筆記具。
- 第2の切換カム(52)がT字型カムとして構成されており、実質的に円周方向に延びるカム部分(62)を含んでいることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の筆記具。
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