JP3948839B2 - 線路下横断ケーブル取付構造、及び線路下横断ケーブルの取付方法 - Google Patents

線路下横断ケーブル取付構造、及び線路下横断ケーブルの取付方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄道のレールの下方を横断して延設される線路下横断ケーブルをまくらぎに取り付ける線路下横断ケーブル取付構造、及び線路下横断ケーブルの取付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄道においては、軌道回路の両端部に設けられるインピーダンスボンドの配線を行うため、鉄道のレールの下方を線路方向に対してほぼ直角方向に横断してケーブル(以下、「線路下横断ケーブル」という。)を配設する必要がある。インピーダンスボンドの他、踏切に設けられる踏切制御機器の配線を行う場合にも、線路下横断ケーブルを配置する必要がある。
【0003】
このような場合には、従来は、図9に示すように、「ケーブル防護用PCまくらぎ」と呼ばれる特殊なまくらぎ60を使用していた。このケーブル防護用PCまくらぎ60は、まくらぎの肩部が凹部(以下、「ケーブル収容凹部」という。)60a,60bとなっており、このケーブル収容凹部60a,60bにケーブルCを入れることができるようになっている。
【0004】
また、ケーブル防護用PCまくらぎ60には、数カ所にボルト用埋込栓60cがまくらぎ製造時に埋設されている。これにより、鋼板等で略「コ」字断面形状となるように形成されボルト挿通孔(図示せず)が開設されたケーブル防護用カバー62,63,64を用い、カバー取付用ボルト65,66,67等をケーブル防護用カバー62〜64等のボルト挿通孔を通してボルト用埋込栓60cにねじ込むことにより、ケーブル防護用カバー62〜64等をケーブル防護用PCまくらぎ60に取り付けることができる。
【0005】
ケーブル防護用カバー62〜64等は、マルチプルタイタンパー等の軌道保守機械で頻繁に作業を行う箇所の付近に取り付けられ、これらの作業時に機械等によってケーブルCが損傷、切断等されないように配慮されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のケーブル防護用PCまくらぎ60は、特殊な構成を有しているため、材料コストが高い、という問題があった。さらに、まくらぎを交換する場合、他の標準まくらぎとは異なる特殊なものであるため、標準まくらぎとは別の作業となり、保守作業費用も割高である、という問題があった。
【0007】
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、本発明の解決しようとする課題は、標準のまくらぎに容易かつ低コストで取り付け可能な線路下横断ケーブル取付構造、及び線路下横断ケーブルの取付方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る線路下横断ケーブル取付構造は、鉄道のレールを支持するまくらぎにおいてレール長手方向に垂直なまくらぎ長手方向の端部となる各まくらぎ端部に支持されるとともに部分円形状の係合凹部を有する2つのまくらぎ端支持部材と、可撓性材料からなるとともに管状に形成され、前記まくらぎ長手方向に延在するように配設され、両端付近が前記各まくらぎ端支持部材の各係合凹部にそれぞれ嵌合して支持される第1管状部材と、硬質材料からなるとともに管状に形成され、前記第1管状部材の内部に挿通されるとともに、内部にケーブルが挿通可能に構成された第2管状部材を備えることを特徴とする。
【0009】
上記した線路下横断ケーブル取付構造において、好ましくは、前記まくらぎ端支持部材は、前記まくらぎ端部付近の表面のうちの一面である第1被圧面を押圧可能な第1押圧部を有する第1支持部材と、前記まくらぎ端部付近の表面のうちの他の面である第2被圧面を押圧可能な第2押圧部を有する第2支持部材と、前記第1押圧部により前記第1被圧面に押圧させるとともに前記第2押圧面により前記第2被圧面を押圧させて前記第1支持部材及び前記第2支持部材を前記まくらぎ端部に固定する支持用ボルト及び支持用ナットを有する。
【0010】
また、上記した線路下横断ケーブル取付構造において、好ましくは、前記第1押圧部により前記第1被圧面を押圧させるとともに前記第2押圧面により前記第2被圧部を押圧させるように付勢する付勢部材を有する。
【0011】
また、上記した線路下横断ケーブル取付構造において、好ましくは、前記第1押圧部と前記第1被圧面との間に介設され前記第1押圧部による前記第1被圧面の押圧を補助する第1押圧補助部材と、前記第2押圧部と前記第2被圧面との間に介設され前記第2押圧部による前記第2被圧面の押圧を補助する第2押圧補助部材を有する。
【0012】
また、上記した線路下横断ケーブル取付構造において、好ましくは、前記第1支持部材又は前記第2支持部材の下部に取り付けられるとともに前記まくらぎ端部の底面に下方から当接する第3支持部材を有する。
【0013】
また、上記した線路下横断ケーブル取付構造において、好ましくは、前記第1支持部材の下部と前記第3支持部材の下部、又は前記第2支持部材の下部と前記第3支持部材の下部に、バラスト砕石内に挿入され周囲の前記バラスト砕石の圧力により前記まくらぎの水平ずれを防止する根入部を有する。
【0014】
また、本発明に係る線路下横断ケーブルの取付方法は、部分円形状の係合凹部を有する2つのまくらぎ端支持部材を、鉄道のレールを支持するまくらぎにおいてレール長手方向に垂直なまくらぎ長手方向の端部となる2つのまくらぎ端部に取り付ける第1工程と、次いで、可撓性材料からなるとともに管状に形成された第1管状部材を、前記まくらぎ長手方向に延在させるとともに、前記第1管状部材をたわめることにより、前記第1管状部材の両端付近を前記各まくらぎ端支持部材の各係合凹部にそれぞれ嵌合させて支持させる第2工程と、次いで、硬質材料からなるとともに管状に形成された第2管状部材を、前記第1管状部材の内部に挿通させる第3工程と、次いで、前記第2管状部材の内部にケーブルを挿通させて線路下を横断させる第4工程を有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態である線路下横断ケーブル取付構造の構成を示す一部切除正面図である。図2は、図1に示す線路下横断ケーブル取付構造のさらに詳細な構成を示す図であり、図2(A)は図1(A)におけるまくらぎ端部の拡大上面図を、図2(B)は図1(A)におけるまくらぎ端部の拡大側面図を、それぞれ示している。また、図3は、図1に示す線路下横断ケーブル取付構造の構成部品である第1支持部材の構成を示す図であり、図3(A)は上面図を、図3(B)は側面図を、図3(C)は正面図を、それぞれ示している。また、図4は、図1に示す線路下横断ケーブル取付構造の構成部品である第2支持部材の構成を示す図であり、図4(A)は上面図を、図4(B)は正面図を、図4(C)は側面図を、それぞれ示している。また、図5は、図1に示す線路下横断ケーブル取付構造の構成部品である第2支持部材の構成を示す図であり、図4(A)は上面図を、図4(B)は正面図を、図4(C)は側面図を、それぞれ示している。また、図6は、図1に示す線路下横断ケーブル取付構造の構成部品である付勢用ばねと支持用ボルトの構成を示す図であり、図6(A)は付勢用ばねの側面図を、図6(B)は支持用ボルトの側面図を、それぞれ示している。また、図7は、本発明の一実施形態である線路下横断ケーブル取付構造における第1押圧補助部材の拡大図である。
【0017】
図1に示すように、この線路下横断ケーブル取付構造100は、まくらぎ端支持部材3と、第1管状部材1と、第2管状部材2を備えて構成されている。
【0018】
まくらぎ端支持部材3は、まくらぎ50においてレール長手方向に垂直なまくらぎ長手方向の端部となるまくらぎ端部に、後述するボルト等により支持されている。また、第1管状部材1は、レール長手方向に垂直なまくらぎ長手方向に延在するように配設され、その両端が2個のまくらぎ端支持部材3,3によって支持されている。また、第2管状部材2は、第1管状部材1の内部に挿通されている。
【0019】
まくらぎ端支持部材3は、図1,2等に示すように、第1支持部材31と、第2支持部材32と、第3支持部材33と、2本の支持用ボルト35,35と、2個の支持用ナット36,36と、付勢用ばね34と、2本の第3支持部材取付用ボルト37,37と、2個の第3支持部材取付用ナット38,38と、4枚の平座金39,39,39,39と、第1押圧補助部材41と、第2押圧補助部材42を有している。上記において、付勢用ばね34は付勢部材に相当している。
【0020】
第1支持部材31は、図3(A),図3(B),図3(C)に示すように、鋼材からなり、矩形板状の垂直部31aと第1押圧部31bを有している。第1押圧部31bは、一つの板部材に切込み等を入れて曲げ加工するか、あるいは2つの板部材を溶接すること等により、垂直部31aの上部から屈曲するように形成されている。また、第1押圧部31bの板面は、垂直部31aの板面に対して垂直になるように形成されている。
【0021】
また、垂直部31aの上部には、後述する第1管状部材1を支持するための係合凹部31cが形成されている。この係合凹部31cは、円の一部をなす形状(以下、「部分円形状」という。ほぼ半円程度の形状。)の切欠きとなっている。また、垂直部31aの下部には、後述する第3支持部材33をボルトで取り付けるためのボルト用孔31dが開設されている。
【0022】
一方、第1押圧部31bの中央付近には、後述する支持用ボルト35を取り付けるためのボルト用孔31eが開設されている。また、第1押圧部31bの下部には、後述する第1押圧補助部材41を取り付けるための取付用孔31f,31gが開設されている。
【0023】
第2支持部材32は、図4(A),図4(B),図4(C)に示すように、鋼材からなり、矩形板状態の垂直部32aと第2押圧部32bを有している。第2押圧部32bは、一つの板部材に切込み等を入れて曲げ加工するか、あるいは2つの板部材を溶接すること等により、垂直部32aの上部から屈曲するように形成されている。また、第2押圧部32bの板面は、垂直部32aの板面に対して垂直になるように形成されている。
【0024】
また、垂直部32aの上部には、後述する第1管状部材1を支持するための係合凹部32cが形成されている。この係合凹部32cは、係合凹部31cと同様な部分円形状の切欠きとなっている。また、垂直部32aの下部には、後述する第3支持部材33をボルトで取り付けるためのボルト用孔32dが開設されている。
【0025】
一方、第2押圧部32bの中央付近には、後述する支持用ボルト35を取り付けるためのボルト用孔32eが開設されている。また、第2押圧部32bの下部には、後述する第2押圧補助部材42を取り付けるための取付用孔32f,32gが開設されている。
【0026】
また、第1支持部材31と第2支持部材32は、互いに対称な形状となっており、垂直部31aが垂直部32aに対応し、第1押圧部31bが第2押圧部32bに対応している。また、係合凹部31cが係合凹部32cに対応している。また、ボルト用孔31d,31eがボルト用孔32d,32eにそれぞれ対応し、取付用孔31f,31gが取付用孔32f.32gにそれぞれ対応している。
【0027】
第3支持部材33は、図5(A),図5(B),図5(C)に示すように、鋼材からなり、矩形板状態の垂直部33aと水平部33bを有している。第3支持部材33は、一つの板部材に曲げ加工するか、あるいは圧延加工等の一体形成を行うこと等によって形成されている。また、水平部33bの板面は、垂直部33aの板面に対して垂直になるように形成されており、第3支持部材33の断面形状は略「L」字状となっている。また、垂直部33aには、上記した第1支持部材31及び第2支持部材32にボルトで取り付けるためのボルト用の長円孔33c,33dが開設されている。また、第3支持部材取付用ボルト37は、鋼材からなるボルトである。また、第3支持部材取付用ナット38は、鋼材からなり六角形状に形成されたナットである。また、平座金39は、鋼材からなり円板状に形成されたナットである。
【0028】
付勢用ばね34は、図6(A)に示すように、線状のばね鋼材からなり、コイル状(弦巻状)に形成されたばねである。
【0029】
支持用ボルト35は、図6(B)に示すように、鋼材からなり、円柱状の軸部35aと、ばね嵌合部35bと、雄ねじ部35cを有している。ばね嵌合部35bは、らせん状の溝を有している。このため、ばね嵌合部35bを付勢用ばね34の端部34a又は34bの内部へねじ込むと、らせん状溝が付勢用ばね34の端部34a又は34bの内側と嵌合する。支持用ナット36は、鋼材からなり六角形状に形成されたナットである。
【0030】
第1押圧補助部材41は、図2(B),図7に示すように、合成樹脂材料やゴム系材料からなり、三角柱状のクサビ部41aと、クサビ部41aの平面側に設けられた2つの突起状の嵌合部41b,41bと、押え部41cを有している。クサビ部41aの傾斜面の傾斜角度は、まくらぎ50の前後側面(レール長手方向に対して前面又は後面となる側面)の傾斜角度と等しい値に設定されている。また、押え部41cの底面形状は、まくらぎ50の肩部の曲面と同様な曲面形状に形成されている。第2押圧補助部材42は、図2(B)に示すように、合成樹脂材料やゴム系材料からなり、第1押圧補助部材41と同様の構成を有している。
【0031】
第1管状部材1は、図1,図2(A),図2(B)に示すように、合成樹脂材料、FRP(Fiber Reinforced Plastics :繊維強化プラスチック)等の可撓性を有する材料からなり、円形断面の管(パイプ)状に形成され、内部に円形断面の貫通空洞を有している。第1管状部材1は、市販の建設用資材等を利用することも可能である。
【0032】
第2管状部材1は、図1,図2(A),図2(B)に示すように、鋼材、硬質プラスチック、FRP(Fiber Reinforced Plastics :繊維強化プラスチック)等の強度、特に耐切断性を有する材料からなり、円形断面の管(パイプ)状に形成され、内部に円形断面の貫通空洞を有している。第2管状部材1は、鋼管等の市販の建設用資材等を利用することも可能である。
【0033】
次に、上記したまくらぎ端支持部材3,3をまくらぎ50の両方のまくらぎ端部に取り付け、第1管状部材1と第2管状部材2をまくらぎ端支持部材3,3に取り付ける方法について説明する。
【0034】
まず、所定のまくらぎ50のまくらぎ端部にまくらぎ端支持部材3を取り付ける。このため、取り付けを行うまくらぎ50のまくらぎ端部の道床砕石(バラスト)を掻き出し、まくらぎ50のまくらぎ端部の側方及び下部にまくらぎ端支持部材3を取り付けることができる空間を作る。
【0035】
上記の作業と並行して、まくらぎ端支持部材3の一部をあらかじめ組み立てる。まず、第3支持部材33のボルト用孔33cを、第1支持部材31のボルト用孔31dと合致させ、同様にして第3支持部材33のボルト用孔33dを、第2支持部材32のボルト用孔32dと合致させた後、2組の第3支持部材取付用ボルト37,第3支持部材取付用ナット38,平座金39を用いて、第3支持部材33を第1支持部材31及び第2支持部材32に取り付ける。この際、第3支持部材33のボルト用孔33c,33dが長円孔となっているので、まくらぎ50の断面寸法が異なる各種のものについて対応が可能となっている。
【0036】
この場合、第1支持部材31の垂直部31aの下端と、第3支持部材33の垂直部33aの下端とが一致するように設定し、同様に、第2支持部材32の垂直部32aの下端と、第3支持部材33の垂直部33aの下端とが一致するように設定する。これにより、第1支持部材31と第2支持部材32と第3支持部材33は、図2(B)に示すように、まくらぎ50の側面側から見ると、略「U」字状の部材となり、図1に示すように、まくらぎ50の正面側から見ると、略「F」字状の構造となる。
【0037】
また、第1支持部材31の第1押圧部31bの取付用孔31f,31gに第1押圧補助部材41の嵌合部41b,41bを押入して嵌合させ、第1支持部材31の第1押圧部31bの内側に、図2(C)に示すように第1押圧補助部材41を取り付ける。同様にして、第2支持部材32の第2押圧部32bの内側に第2押圧補助部材42を取り付ける。
【0038】
次に、上記のような組立てによって形成されたまくらぎ端支持部材3の一部のうち、第3支持部材33の水平部33bの上面を、まくらぎ50のまくらぎ端部の下面に、図1,図2(B)に示すようにして下方から当接させる。また、同時に、第1押圧補助部材41のクサビ部41aの傾斜面を、図2(B),図7に示すように、まくらぎ50の前後側面の上方の肩部に相当する傾斜面S1(以下、「第1被圧面」という。)に当接させる。同様にして、第2押圧補助部材42についても、クサビ部(図示せず)の傾斜面をまくらぎ50の前後側面の上方の肩部に相当する傾斜面S2(以下、「第2被圧面」という。)に当接させる(図2(B)参照)。
【0039】
また、上記作業と並行して、2本のうちの一方の支持用ボルト35のばね嵌合部35bを付勢用ばね34の一方の端部34aの内部へねじ込み、ばね嵌合部35bのらせん状溝を付勢用ばね34の端部34aの内壁と嵌合させる。また、同様にして、2本のうちの他方の支持用ボルト35のばね嵌合部35bを付勢用ばね34の他方の端部34bの内部へねじ込み、ばね嵌合部35bのらせん状溝を付勢用ばね34の他方の端部34bの内壁と嵌合させる。これにより、付勢用ばね34の両端34a,34bに支持用ボルト35,35を取り付け、ばね付きボルトを形成する。
【0040】
次に、図2(A),図2(B)に示すように、上記のようにして形成されたばね付きボルトの端部となる雄ねじ部35cの一方を、まくらぎ50に当接された状態の第1支持部材31の第1押圧部31bのボルト用孔31eに挿通させるとともに、ばね付きボルトの端部となる雄ねじ部35cの他方を、まくらぎ50に当接された状態の第2支持部材32の第2押圧部32bのボルト用孔32eに挿通させ、それぞれに平座金39を挿通させた後、それぞれに支持用ナット36をねじ込み締め付ける。
【0041】
このボルト締付力は、第1支持部材31の第1押圧部31bから第1押圧補助部材41を経てまくらぎ50の前後側面の上方肩部の第1被圧面S1に作用し、第1被圧面S1が締め付けられる。一方、同様に、ボルト締付力は、第2支持部材32の第2押圧部32bから第2押圧補助部材42を経てまくらぎ50の前後側面の上方肩部の第2被圧面S2に作用し、第2被圧面S2が締め付けられる。この締付作用により、まくらぎ端支持部材3は、まくらぎ50のまくらぎ端部に固定され支持される。このようにして、図1に示すように、まくらぎ50の一方の端部、及びまくらぎ50の他方の端部に、それぞれまくらぎ端支持部材3を取り付ける。
【0042】
このようにしてまくらぎ端支持部材3,3がまくらぎ50の各まくらぎ端部に取り付けられると、図1に示すように、第1支持部材31の垂直部31aの下部と、第3支持部材33の垂直部33aの下部は、第3支持部材取付用ボルト37等により一体化され、バラスト砕石B内に挿入される。このため、この部分は、周囲のバラスト砕石Bからの圧力を受け、この圧力によりまくらぎ50が水平方向にずれることが防止される。同様にして、第2支持部材32の垂直部32aの下部と、第3支持部材33の垂直部33aの下部は、第3支持部材取付用ボルト37等により一体化され、バラスト砕石B内に挿入され、この部分が周囲のバラスト砕石Bから圧力を受けることによりまくらぎ50が水平方向にずれることが防止される。ここに、一体化された第1支持部材31の垂直部31aの下部と、第3支持部材33の垂直部33aの下部は、根入部を構成している。同様に、一体化された第2支持部材32の垂直部32aの下部と、第3支持部材33の垂直部33aの下部は、根入部を構成している。
【0043】
ここまでの工程は、第1工程に相当している。
【0044】
次に、第1管状部材1を、まくらぎ長手方向に延在するようにし、可撓性を利用して第1管状部材1をたわめ、第1管状部材1の両端付近を各まくらぎ端支持部材3,3の各係合凹部31c,31cにそれぞれ嵌合させる。これにより、第1管状部材1の両端付近が、各係合凹部31c,31cによって支持される(図1,図2(A),図2(B)を参照)。この場合、第1管状部材1は、全体としてわずかにたわみ(曲げ変形し)、弾性反発力により各係合凹部31cに2点で押接し嵌合している(図8参照)。この工程は、第2工程に相当している。
【0045】
次に、第2管状部材2を、第1管状部材1の内部に挿通させる(図1,図2(A),図2(B)を参照)。この場合、第2管状部材1は、強度が高く剛性が大きいためたわみにくく(曲げ変形しにくく)、第1管状部材1の内部でほぼ直線状となる(図8参照)。この工程は、第3工程に相当している。
【0046】
次に、第2管状部材2の内部にケーブルCを挿通させれば、線路下を横断させることができ、線路下横断ケーブルを構成することができる(図8参照)。この工程は、第4工程に相当している。
【0047】
上記のようにして構成された本実施形態の線路下横断ケーブル取付構造100は、以下のような利点を有している。
【0048】
(1)ケーブルCを取り付けるまくらぎ50は、標準のまくらぎでよいため、材料(製品)コストは、従来のケーブル防護用PCまくらぎに比べて大幅に低減することができる。
【0049】
(2)また、ケーブルCを取り付けるまくらぎ50が標準のものでよいことから、まくらぎの交換作業も一律に行うことができ、保守作業コストも、削減可能である。
【0050】
(3)第1管状部材1をまくらぎ端支持部材3に支持させる仕組みは、第1管状部材1の弾性反発力であり、非常に簡素であるとともに、緩みによる事故や故障が生じることがなく確実である。また、第1管状部材1に損傷等が生じた場合には、容易に交換でき、また取替コストも非常に安価である。
【0051】
(4)まくらぎ端支持部材3は、まくらぎ端部に容易に着脱できる構造となっているため、保守作業の能率が向上する。
【0052】
(5)ケーブルCの最終的な防護機能は第2管状部材2が果たし、第2管状部材2は強度が高いため、マルチプルタイタンパー等の線路保守用機械で道床砕石の突き固め作業を行った場合に、砕石中へ挿入するタンピングツールが誤って接触等しても第2管状部材2が破断することはなく、安全である。
【0053】
(6)第2管状部材2を鋼管で構成しても、第2管状部材2を収容する第1管状部材1を合成樹脂材料等の絶縁材料で構成すれば、レール相互間の短絡を防止することができ、信号故障等が確実に防止できる。
【0054】
(7)まくらぎ端支持部材3は、支持用ボルト35の締付力によりまくらぎ50を締め付けることによりまくらぎ50に取り付けることができるため、まくらぎ50に取付用の孔を穿孔するなどの加工が不要であり、取付作業が容易であるうえ、取り付けるまくらぎ50の強度を低下させることもない。
【0055】
(8)支持用ボルト35,35には付勢用ばね34が取り付けられており、各支持用ボルト35,35には付勢用ばね34の弾性作用により引張力が加えられている。これにより、第1支持部材31の第1押圧部31bから第1押圧補助部材41を経てまくらぎ50の第1被圧面S1を押圧させるとともに、第2支持部材32の第2押圧部32bから第2押圧補助部材42を経てまくらぎ50の第2被圧面S2を押圧させるように付勢がなされ、かつ支持用ナット36の内側の面が第1支持部材31の第1押圧部31bの外面及び第2支持部材32の第2押圧部32bの外面につねに押圧されている。このため、列車振動等により支持用ナット36が緩むことが防止されている。
【0056】
(9)この線路下横断ケーブル取付構造100の各部材は、土木・建築用資材として広く使用されている鋼材、鋼板、コイルばね、ボルト、ナット、鋼管、プラスチック管等を使用することができるため、非常に便宜である。また、各部材に対する加工についても、特殊な加工を必要としないため、製造コストが低廉である。
【0057】
(10)この線路下横断ケーブル取付構造100においては、まくらぎ50とまくらぎ50の中間の道床砕石の部分に突出する部分は、支持用ナット36程度であるため、線路保守機械の作業のじゃまになることがない。
【0058】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0059】
例えば、上記実施形態においては、付勢部材としてコイル状のばねを用いる構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれには限定されず、付勢部材を用いない構成であってもよい。
【0060】
また、付勢部材を用いる場合には、コイル状のばねのみに限定されず、板ばね、竹の子状のばね等であってもよい。また、引張ばねのみに限定されず、圧縮ばねであってもよい。圧縮ばねを付勢部材として用いる場合には、例えば、第1押圧部31bと第2押圧部32bの内側に配置し、第1押圧部31bと第2押圧部32bに圧縮力を付与するように構成すればよい。
【0061】
また、上記実施形態においては、第1被圧面,第2被圧面として、まくらぎ端部の前後側面の上方肩部の傾斜面を例に挙げて説明したが、本発明はこれには限定されず、まくらぎの他の面を第1被圧面及び第2被圧面として押圧し締め付けてもよい。例えば、まくらぎ端部の上面と下面を第1被圧面又は第2被圧面として押圧して締め付けてもよい。この場合には、第1押圧部又は第2押圧部は、まくらぎ端部の上面又は下面に対向する位置に配置され、付勢部材は鉛直方向に配置される。
【0062】
また、他の形態として、まくらぎ端部の前後側面の斜面の中央部付近を第1被圧面及び第2被圧面として押圧し締め付けたり、まくらぎ端部の前後側面の斜面の下部付近を第1被圧面及び第2被圧面として押圧し締め付けるようにしてもよい。この場合には、第1押圧部又は第2押圧部は、まくらぎ端部の端面の外側の中央部付近、又はまくらぎ端部の端面側の下部付近に配置され、付勢部材はまくらぎ端部の端面の外側で水平方向に配置される。
【0063】
また、上記実施形態においては、第2管状部材として、円管状の断面を有する硬質部材を例に挙げて説明したが、本発明はこれには限定されず、他の構成の第2管状部材、例えば、ロ字状、多角形状、楕円状等の断面形状を有する第2管状部材であってもよい。
【0064】
また、上記実施形態においては、第1押圧補助部材,第2押圧補助部材として、三角形断面の部分を有する部材を例に挙げて説明したが、本発明はこれには限定されず、他の構成の部材、例えば、台形断面の部分を有する部材等であってもよい。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、まくらぎ端部に支持されるとともに部分円形状の係合凹部を有する2つのまくらぎ端支持部材と、可撓性材料からなるとともに管状に形成され、まくらぎ長手方向に延在するように配設され、両端付近が各まくらぎ端支持部材の各係合凹部にそれぞれ嵌合して支持される第1管状部材と、硬質材料からなるとともに管状に形成され、第1管状部材の内部に挿通されるとともに、内部にケーブルが挿通可能に構成された第2管状部材を備えたので、標準のまくらぎに容易かつ低コストで取り付けることができる、という利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である線路下横断ケーブル取付構造の構成を示す一部切除正面図である。
【図2】図1に示す線路下横断ケーブル取付構造のさらに詳細な構成を示す図であり、図2(A)は図1(A)におけるまくらぎ端部の拡大上面図を、図2(B)は図1(A)におけるまくらぎ端部の拡大側面図を、それぞれ示している。
【図3】図1に示す線路下横断ケーブル取付構造の構成部品である第1支持部材の構成を示す図であり、図3(A)は上面図を、図3(B)は側面図を、図3(C)は正面図を、それぞれ示している。
【図4】図1に示す線路下横断ケーブル取付構造の構成部品である第2支持部材の構成を示す図であり、図4(A)は上面図を、図4(B)は正面図を、図4(C)は側面図を、それぞれ示している。
【図5】図1に示す線路下横断ケーブル取付構造の構成部品である第3支持部材の構成を示す図であり、図5(A)は上面図を、図5(B)は側面図を、図5(C)は正面図を、それぞれ示している。
【図6】図1に示す線路下横断ケーブル取付構造の構成部品である付勢用ばねと支持用ボルトの構成を示す図であり、図6(A)は付勢用ばねの側面図を、図6(B)は支持用ボルトの側面図を、それぞれ示している。
【図7】本発明の一実施形態である線路下横断ケーブル取付構造における第1押圧補助部材の拡大図である。
【図8】本発明の一実施形態である線路下横断ケーブル取付構造による線路下横断ケーブルの取付方法を説明する図である。
【図9】従来の線路下横断ケーブル箇所における軌道の構成を示す図であり、図9(A)はケーブル防護用PCまくらぎの部分正面図を、図9(B)はケーブル防護用PCまくらぎの部分正面図を、図9(C)は図9(A)におけるA−A断面図を、それぞれ示している。
【符号の説明】
1 第1管状部材
2 第2管状部材
3 まくらぎ端支持部材
31 第1支持部材
31a 垂直部
31b 第1押圧部
31c 係合凹部
31d,31e ボルト用孔
31f,31g 取付用孔
32 第2支持部材
32a 垂直部
32b 第2押圧部
32c 係合凹部
32d,32e ボルト用孔
32f,32g 取付用孔
33 第3支持部材
33a 垂直部
33b 水平部
33c,33d ボルト用孔
34 付勢用ばね
34a,34b 端部
35 支持用ボルト
35a 軸部
35b ばね嵌合部
35c 雄ねじ部
36 支持用ナット
37 第3支持部材取付用ボルト
38 第3支持部材取付用ナット
39 平座金
40 まくらぎ継材取付用ナット
41 第1押圧補助部材
41a クサビ部
41b 嵌合部
41c 押え部
42 第2押圧補助部材
43 水平部
44 側壁部
50 PCまくらぎ
60 ケーブル防護用PCまくらぎ
60a,60b ケーブル収容凹部
60c ボルト用埋込栓
62〜64 ケーブル防護用カバー
65〜67 カバー取付用ボルト
100 線路下横断ケーブル取付構造
B バラスト砕石
C ケーブル
R レール
S1 第1被圧面
S2 第2被圧面

Claims (7)

  1. 鉄道のレールを支持するまくらぎにおいてレール長手方向に垂直なまくらぎ長手方向の端部となる各まくらぎ端部に支持されるとともに部分円形状の係合凹部を有する2つのまくらぎ端支持部材と、
    可撓性材料からなるとともに管状に形成され、前記まくらぎ長手方向に延在するように配設され、両端付近が前記各まくらぎ端支持部材の各係合凹部にそれぞれ嵌合して支持される第1管状部材と、
    硬質材料からなるとともに管状に形成され、前記第1管状部材の内部に挿通されるとともに、内部にケーブルが挿通可能に構成された第2管状部材を
    備えることを特徴とする線路下横断ケーブル取付構造。
  2. 請求項1記載の線路下横断ケーブル取付構造において、
    前記まくらぎ端支持部材は、
    前記まくらぎ端部付近の表面のうちの一面である第1被圧面を押圧可能な第1押圧部を有する第1支持部材と、
    前記まくらぎ端部付近の表面のうちの他の面である第2被圧面を押圧可能な第2押圧部を有する第2支持部材と、
    前記第1押圧部により前記第1被圧面に押圧させるとともに前記第2押圧面により前記第2被圧面を押圧させて前記第1支持部材及び前記第2支持部材を前記まくらぎ端部に固定する支持用ボルト及び支持用ナットを
    有することを特徴とする線路下横断ケーブル取付構造。
  3. 請求項2記載の線路下横断ケーブル取付構造において、
    前記第1押圧部により前記第1被圧面を押圧させるとともに前記第2押圧面により前記第2被圧部を押圧させるように付勢する付勢部材を有することを特徴とする線路下横断ケーブル取付構造。
  4. 請求項2記載の線路下横断ケーブル取付構造において、
    前記第1押圧部と前記第1被圧面との間に介設され前記第1押圧部による前記第1被圧面の押圧を補助する第1押圧補助部材と、前記第2押圧部と前記第2被圧面との間に介設され前記第2押圧部による前記第2被圧面の押圧を補助する第2押圧補助部材を有することを特徴とする線路下横断ケーブル取付構造。
  5. 請求項2記載の線路下横断ケーブル取付構造において、
    前記第1支持部材又は前記第2支持部材の下部に取り付けられるとともに前記まくらぎ端部の底面に下方から当接する第3支持部材を有することを特徴とする線路下横断ケーブル取付構造。
  6. 請求項5記載の線路下横断ケーブル取付構造において、
    前記第1支持部材の下部と前記第3支持部材の下部、又は前記第2支持部材の下部と前記第3支持部材の下部に、バラスト砕石内に挿入され周囲の前記バラスト砕石の圧力により前記まくらぎの水平ずれを防止する根入部を有することを特徴とする線路下横断ケーブル取付構造。
  7. 部分円形状の係合凹部を有する2つのまくらぎ端支持部材を、鉄道のレールを支持するまくらぎにおいてレール長手方向に垂直なまくらぎ長手方向の端部となる2つのまくらぎ端部に取り付ける第1工程と、
    次いで、可撓性材料からなるとともに管状に形成された第1管状部材を、前記まくらぎ長手方向に延在させるとともに、前記第1管状部材をたわめることにより、前記第1管状部材の両端付近を前記各まくらぎ端支持部材の各係合凹部にそれぞれ嵌合させて支持させる第2工程と、
    次いで、硬質材料からなるとともに管状に形成された第2管状部材を、前記第1管状部材の内部に挿通させる第3工程と、
    次いで、前記第2管状部材の内部にケーブルを挿通させて線路下を横断させる第4工程を
    有することを特徴とする線路下横断ケーブルの取付方法。
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