JPH0978501A - まくらぎ - Google Patents

まくらぎ

Info

Publication number
JPH0978501A
JPH0978501A JP7236237A JP23623795A JPH0978501A JP H0978501 A JPH0978501 A JP H0978501A JP 7236237 A JP7236237 A JP 7236237A JP 23623795 A JP23623795 A JP 23623795A JP H0978501 A JPH0978501 A JP H0978501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crosstie
grooves
sleeper
width
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7236237A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Tanaka
彬夫 田中
Haruo Shimizu
治生 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP7236237A priority Critical patent/JPH0978501A/ja
Publication of JPH0978501A publication Critical patent/JPH0978501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Railway Tracks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 まくらぎであって、ケーブルの横断に供する
ことができるうえに、他のまくらぎと同様にバラストの
自動充填機を使用でき、しかも前後のまくらぎとの間で
不等沈下が生じないものを得る。 【解決手段】 まくらぎ12の上面に、ケーブル23を
敷設するための溝21を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はまくらぎに関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道施設においては、信号などのケーブ
ルが線路を横断して配置されることがある。図3はその
ような例を示すもので、一対のレール1が複数のまくら
ぎ2に締結されることで線路3が構成されている。4は
ケーブルで、このケーブル4が線路3を横断して配置さ
れる。
【0003】ケーブル4を保護した状態でこの横断を行
うために、従来、たとえば図4に示すように、レール1
を支持したまくらぎ2とまくらぎ2との間に線路3を横
断するコンクリート製のU字溝6を敷設し、このU字溝
6の中にケーブル4を通すようにしたものが知られてい
る。
【0004】また従来、図5に示すように、幅広のまく
らぎ2の上面の両側部に低くなった段部7を全長にわた
り形成して、この段部7にケーブル4を乗せることで、
このケーブル4が線路3を横断するように構成してい
る。段部7はまくらぎ2の幅方向にわたる鉄板8でカバ
ーされ、これによってケーブル横断専用のまくらぎが構
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示すよ
うにU字溝6を用いたものでは、まくらぎ2、2どうし
の間にこのU字溝6が配置されるために、このような障
害物がまくらぎどうしの間に存在しないことを前提に運
転されるバラストの自動充填機を使用できないという問
題点がある。
【0006】また図5に示すように段部7を有する幅広
のまくらぎ2を用いたものでは、その構造上まくらぎの
敷設費が高くなり、さらにまくらぎの幅が広過ぎるため
に、その前後のまくらぎとの間での不等沈下の原因にな
るなどの問題点がある。
【0007】そこで本発明は、このような問題点を解決
して、ケーブルの横断に供することができるうえに、他
のまくらぎと同様にバラストの自動充填機を使用でき、
しかも前後のまくらぎとの間で不等沈下が生じないよう
にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、ケーブルを敷設するための溝を上面に形成し
たものである。
【0009】このような構成であると、所定の幅のまく
らぎの上面に溝を形成してケーブルを敷設することがで
きるため、他のまくらぎと同様にバラストの自動充填機
を使用することが可能であるとともに、前後のまくらぎ
との間での不等沈下も発生しない。
【0010】
【発明の実施の形態】図1および図2において、11、11
は線路を構成する一対のレールであり、また12は本発明
にもとづくまくらぎである。まくらぎ12は、ダクタイル
鋳鉄などの鋳物によって形成されており、しかも底部が
開口した中空の箱形に形成されることで、上壁13と、一
対の側壁14と、両端壁15とを有して、通常の枕木に対応
した外寸で形成されている。また側壁14および両端壁15
が勾配を有するように構成されることで、まくらぎ12は
裾広がり状に形成されている。まくらぎ12の上面には、
レール11を締結するための締結装置16が設けられてい
る。この締結部において、レール11とまくらぎ12との間
には、弾性パッド17が敷かれている。
【0011】また、まくらぎ12の上面には、このまくら
ぎ12の長さ方向にわたる一対の溝21、21が形成されてい
る。これらの溝21、21は、締結装置16を間に挟むよう
に、まくらぎ12の幅方向の両側の部分に形成されてい
る。まくらぎ12における幅方向に沿った両端の位置に
は、溝21、21を形成するための縁部22、22がそれぞれ形
成されている。溝21、21の中には、線路を横断するケー
ブル23、23が収容されている。
【0012】このような構成によれば、まくらぎ12は通
常のまくらぎに対応した外寸で形成されているため、す
なわちその幅寸法25が通常のまくらぎと同様の240〜
260mm程度となるように形成されているため、他のま
くらぎと同様にバラストの自動充填機を使用することが
可能となる。また、他のまくらぎと同様の幅寸法25を有
するため、車両からの荷重にもとづいて前後のまくらぎ
との間で不等沈下が生じるようなこともない。しかも、
溝21が形成されているために、ケーブル23を、保護状態
で確実かつ容易に線路を横断させることができる。また
構造的に安価に敷設することができる。
【0013】まくらぎ12の幅寸法25は、車両からの荷重
を支持するために必要な支承面積を得るために設定され
ている。これに対し締結装置16の設置に必要な幅寸法26
は現実には160〜170mm程度であり、これら幅寸法
25、26の差を利用して溝21が形成されている。なお、溝
23は、上述のように一対を設けた構成であってもよい
し、上記の寸法差の範囲内で単数または複数を設けた構
成であってもよい。
【0014】なお、縁部22が形成されているため、ケー
ブル23が溝から脱落するおそれは生じない。また、まく
らぎ12は上述のように鋳物で形成されているため、溝21
や縁部22を容易に形成することができる。溝21には、ケ
ーブル23を収容したうえで蓋を被せることもできる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、所定
の幅のまくらぎの上面に溝を形成してケーブルを敷設す
ることができるため、他のまくらぎと同様にバラストの
自動充填機を使用することができるとともに、前後のま
くらぎとの間での不等沈下の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のまくらぎの実施の一形態を示す斜視図
である。
【図2】図1のまくらぎの横断面図である。
【図3】ケーブルが線路を横切って敷設される状況を説
明する図である。
【図4】線路を横切ってケーブルを通すための従来の構
造の一例を示す図である。
【図5】線路を横切ってケーブルを通すための従来の構
造の他の例を示す図である。
【符号の説明】
11 レール 12 まくらぎ 21 溝 23 ケーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを敷設するための溝が上面に形
    成されていることを特徴とするまくらぎ。
JP7236237A 1995-09-14 1995-09-14 まくらぎ Pending JPH0978501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7236237A JPH0978501A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 まくらぎ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7236237A JPH0978501A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 まくらぎ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0978501A true JPH0978501A (ja) 1997-03-25

Family

ID=16997822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7236237A Pending JPH0978501A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 まくらぎ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0978501A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000104202A (ja) * 1998-09-28 2000-04-11 Hokkaido Railway Co 線路下横断ケーブル取付構造、及び線路下横断ケーブルの取付方法
GB2426539A (en) * 2005-05-23 2006-11-29 Balfour Beatty Plc Sleeper
JP2007038837A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 West Japan Railway Co ケーブルカバー、ats地上子用台座、及びats地上子の取付方法
KR102128343B1 (ko) * 2020-03-19 2020-06-30 주식회사 태명실업 신호선 내장형 콘크리트 침목 및 그 제조방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0653601U (ja) * 1991-07-12 1994-07-22 東日本旅客鉄道株式会社 ケーブル収納用枕木

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0653601U (ja) * 1991-07-12 1994-07-22 東日本旅客鉄道株式会社 ケーブル収納用枕木

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000104202A (ja) * 1998-09-28 2000-04-11 Hokkaido Railway Co 線路下横断ケーブル取付構造、及び線路下横断ケーブルの取付方法
GB2426539A (en) * 2005-05-23 2006-11-29 Balfour Beatty Plc Sleeper
GB2426539B (en) * 2005-05-23 2008-01-16 Balfour Beatty Plc Sleeper
JP2007038837A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 West Japan Railway Co ケーブルカバー、ats地上子用台座、及びats地上子の取付方法
KR102128343B1 (ko) * 2020-03-19 2020-06-30 주식회사 태명실업 신호선 내장형 콘크리트 침목 및 그 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2064499C (en) Composite rubber/concrete railroad grade crossing system
US4905896A (en) Railroad roadway for high speed rail-mounted vehicles
AU2007211764B2 (en) Ballastless track for railway vehicles
US4415120A (en) Device for sleepers for railway tracks
JPH0978501A (ja) まくらぎ
US5988519A (en) Precast concrete curved grade crossing with restraining rail
CA1206938A (en) Highway railway crossing and cap therefor
CN112064424B (zh) 一种平交道口路段轨道快速施工方法
JP2831260B2 (ja) ロングレール用まくらぎ
JP3851826B2 (ja) 鉄道車両軌道逸脱防止装置、及び鉄道車両の軌道逸脱防止方法
JP2874105B2 (ja) まくらぎ
JPH07252801A (ja) まくらぎ
JPH0647922Y2 (ja) 踏切端部における車輪ガイド装置
JPS6111283Y2 (ja)
KR0175645B1 (ko) 선로 및 선로에 레일을 설치하는 방법
KR19980081939A (ko) 진동방지를 위한 부유궤도구조 및 그 시공방법
EP1121489B1 (en) Improvements in or relating to tracks for railway type vehicles
JP2656010B2 (ja) 道床支持板構造
JPH07138902A (ja) まくらぎ
JP3077036B2 (ja) 鉄道軌道用コンクリート舗装版
GB2602673A (en) Railway infrastructure for a light rail system
JPH01222603A (ja) リニアモータカーの走行路
JP2000265409A (ja) 軌道舗装接続構造、及び軌道近傍の舗装方法
JPH0978504A (ja) まくらぎ
JPH05500092A (ja) 軌道敷

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040720

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041116