JP3947693B2 - 穀物攪拌装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、穀槽に貯蔵される穀物を攪拌する穀物攪拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
累積攪拌混合乾燥貯蔵装置としては、例えば特開平9−12151号記載のものがある。この累積攪拌混合乾燥貯蔵装置は、穀槽を備えており、穀槽には籾が張り込まれて累積貯蔵される。穀槽内には乾燥風が送風され、これにより、穀槽に貯蔵された籾が乾燥される。
【0003】
穀槽内には、図10に示す攪拌機200が設けられている。攪拌機200は円筒状のガイドシャフト202を備えており、ガイドシャフト202は、穀槽内の上部に設けられて中心軸を中心に常に同一方向へ自転されると共に、一端側を中心に水平面上を常に同一方向へ公転される。
【0004】
ガイドシャフト202には、略逆五角形筒状の駆動支持機枠(図示省略)がガイドシャフト202を取り囲んだ状態で支持されており、駆動支持機枠は、ガイドシャフト202に対し回転自在とされて、ガイドシャフト202の自転を許可すると共にガイドシャフト202の軸方向へ往復移動するように構成されている。
【0005】
ガイドシャフト202には、略逆五角形筒状の従動支持機枠204がガイドシャフト202を取り囲んだ状態で設けられており、従動支持機枠204内には複数のベアリング206が設けられている。各ベアリング206は保持部208と球状の回転部210とを有しており、各保持部208は従動支持機枠204の内面に固定されると共に、各回転部210は各保持部208に部分的に被覆された状態で回転自在に保持されている。各ベアリング206は回転部210においてガイドシャフト202の周面に接触されており、これにより、従動支持機枠204がガイドシャフト202に支持されると共にガイドシャフト202の自転を許可している。従動支持機枠204は駆動支持機枠に連結されており、これにより、従動支持機枠204が駆動支持機枠と共にガイドシャフト202の軸方向へ往復移動される。
【0006】
駆動支持機枠及び従動支持機枠204は、それぞれダウンオーガ212の上部を支持しており、各ダウンオーガ212は穀槽内の籾に挿入されている。各ダウンオーガ212は、中心軸を中心に自転されるのみならず、ガイドシャフト202と共に公転されると共に、駆動支持機枠及び従動支持機枠204と一体にガイドシャフト202の軸方向へ往復移動され、これにより、穀槽内の籾が均一に攪拌(混合)される構成である。
【0007】
ここで、上述の如く、従動支持機枠204は、支持されるガイドシャフト202が自転するのみならず、ガイドシャフト202の軸方向へ移動されるため、従動支持機枠204内に設けられたベアリング206の回転部210は、ガイドシャフト202の周面を螺旋状に回転する必要がある。しかも、従動支持機枠204は、ガイドシャフト202の軸方向へ往復移動されるため、回転部210のガイドシャフト202周面に対する螺旋状の移動軌跡は、その傾斜方向が従動支持機枠204のガイドシャフト202一端側への移動時とガイドシャフト202他端側への移動時とで逆方向側となる。このため、ベアリング206が、所謂フリーベアリングとされており、球状の回転部210が保持部208に対し任意の方向へ回転自在とされている。
【0008】
しかしながら、このような累積攪拌混合乾燥貯蔵装置では、穀槽内に乾燥された籾による埃が多量に存在する。このため、ベアリング206(フリーベアリング)においては、保持部208に対し任意方向へ回転自在な回転部210の回転性能(保持部208と回転部210との間の潤滑性能)が埃によって悪化し易く、ベアリング206(特に従動支持機枠204の上部に配置されるベアリング206)の寿命が短い。これにより、攪拌機200のメンテナンスが短い期間で必要になるという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、メンテナンスが必要になる期間を長くすることができる穀物攪拌装置を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の穀物攪拌装置は、穀物が貯蔵される穀槽に設けられると共に円柱状または円筒状とされ、中心軸を中心に自転されるガイドシャフトと、前記ガイドシャフトの軸方向に平行な方向を中心軸として回転自在とされた第1ロールが設けられ、前記第1ロールが前記ガイドシャフトに接触することで前記ガイドシャフトに支持されると共に前記ガイドシャフトの自転を許可するガイドレールと、前記ガイドシャフトの軸方向に垂直な方向を中心軸として回転自在とされた第2ロールが設けられ、前記第2ロールが前記ガイドレールに接触することで前記ガイドレールに支持されると共に前記ガイドシャフトの軸方向への移動が許可されて前記ガイドシャフトの軸方向へ移動される移動部材と、前記移動部材と一体に移動されると共に穀物内に挿入され、穀物を攪拌する攪拌部材と、を備えている。
【0011】
請求項1に記載の穀物攪拌装置では、穀物が貯蔵される穀槽に設けられたガイドシャフトが中心軸を中心に自転されている。ガイドシャフトにはガイドレールの第1ロールが接触して、ガイドレールがガイドシャフトに支持されており、第1ロールがガイドシャフトの軸方向に平行な方向を中心軸として回転自在とされることで、ガイドレールがガイドシャフトの自転を許可している。さらに、ガイドレールには移動部材の第2ロールが接触して、移動部材がガイドレールに支持されており、第2ロールがガイドシャフトの軸方向に垂直な方向を中心軸として回転自在とされることで、移動部材のガイドシャフト軸方向への移動が許可されている。
【0012】
また、移動部材はガイドシャフトの軸方向へ移動され、移動部材と一体に移動される攪拌部材が穀物内に挿入されることで、攪拌部材が穀物を攪拌する。
【0013】
ここで、上述の如く第1ロール及び第2ロールはそれぞれ一定の中心軸を中心として回転自在な構成とされている。これにより、第1ロール及び第2ロールをその回転性能が埃等によって悪化しにくい密閉型の防塵構造にすることができ、このため、第1ロール及び第2ロールの寿命を長くして、穀物攪拌装置のメンテナンスが必要になる期間を長くすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図4には、本発明の穀物攪拌装置が適用されて構成された実施の形態に係る累積攪拌混合乾燥貯蔵装置10が縦断面図にて示されている。
【0015】
本実施の形態に係る累積攪拌混合乾燥貯蔵装置10は、屋外設置型の非循環式のものとされており、穀槽12(ビン)を備えている。穀槽12は、円筒状または多角形筒状とされた周壁14を有しており、周壁14の軸方向は上下方向に平行とされている。また、周壁14の上面開口は、略円錐状とされた屋根16に被覆されており、屋根16の頂部には排気口18が形成されている。
【0016】
周壁14内は、周壁14の底面近傍において床板20に仕切られており、床板20上側の周壁14内は貯蔵室22とされると共に、床板20下側の周壁14内は導風路24とされている。床板20は網部材等とされて通気性を有する一方、穀物としての籾Mは床板20を通過できない構成とされている。また、床板20の中央には排出口26が形成されており、排出口26は排出蓋28によって閉鎖されている。
【0017】
穀槽12の近傍には、揚穀機30が立設されている。揚穀機30の下部には張込ホッパ32が設けられており、張込ホッパ32から揚穀機30内の下部に籾Mが張り込まれる。揚穀機30内にはバケットコンベア(図示省略)が設けられており、揚穀機30内の下部に張り込まれた籾Mがバケットコンベアによって揚穀機30内の上部まで持上搬送される。
【0018】
揚穀機30の上部と屋根16の頂部との間には、張込機34が架け渡されており、張込機34内には揚穀機30内の上部まで搬送された籾Mが流下される。張込機34内にはベルトコンベア36が設けられており、張込機34内に流下された籾Mがベルトコンベア36によって屋根16内の頂部まで搬送される。
【0019】
屋根16内の中央には固定枠38が固定されており、固定枠38内には均分機40が固定されている。均分機40は案内ホッパ42を有しており、案内ホッパ42には屋根16内の頂部まで搬送された籾Mが流下される。案内ホッパ42の直下には円盤状の均分盤44が設けられており、案内ホッパ42に流下された籾Mが、案内ホッパ42に案内されて回転される均分盤44の上面に流下されることで、遠心力によって貯蔵室22へ均等に放散分配される。これにより、貯蔵室22(穀槽12内)に籾Mが張り込まれて累積(堆積)貯蔵される。また、籾Mは、貯蔵室22へ数日間かけて張り込まれ、貯蔵室22に数ヶ月間貯蔵される。
【0020】
穀槽12の近傍には乾燥風生成装置46が設けられており、乾燥風生成装置46は導風路24に連通されている。乾燥風生成装置46は、乾燥風(熱風または自然風)を生成して導風路24及び床板20を介して貯蔵室22へ送風し、さらに、この乾燥風が屋根16の頂部の排気口18から排気される。これにより、籾Mが貯蔵室22へ張り込まれる際及び籾Mが貯蔵室22に貯蔵されている際に、貯蔵室22内の籾Mが乾燥風を浴びせられてじっくり乾燥される。
【0021】
床板20の下方には排出機48が設けられており、排出機48は、床板20中央の排出口26の直下から導風路24内を経て周壁14の下部を貫通し、さらに、穀槽12外の屋内(図示省略)まで架け渡されている。貯蔵室22内の籾Mを出荷する際には、排出蓋28が排出口26を開放して籾Mが排出機48に流下される。排出機48にはベルトコンベア50が設けられており、排出機48に流下された籾Mがベルトコンベア50によって搬送されて屋内へ排出される。
【0022】
床板20の直上には排出オーガ52(スクリュー)が設けられており、排出オーガ52は排出口26の直上から周壁14の近傍まで架け渡されている。排出オーガ52は、排出口26側端を中心に公転自在とされると共に、周壁14側端に円盤状の回転盤54が固定されている。ここで、貯蔵室22内の籾Mの排出最終段階において、排出オーガ52が中心軸を中心に自転されることで、回転盤54が床板20を回転して排出オーガ52が排出口26側端を中心に公転される。これにより、貯蔵室22内の籾Mが排出オーガ52によって排出口26へ搬送され、貯蔵室22内から籾Mが良好に排出される。
【0023】
貯蔵室22内には、穀物攪拌装置としての攪拌機56が設けられている。攪拌機56は、棒状の公転アーム58を備えており、公転アーム58の一端は固定枠38に回転自在に支持されて貯蔵室22の上部かつ周壁14の中心軸上に配置されると共に、公転アーム58は水平に配置されている。公転アーム58の他端にはギヤボックス60の上部が固定されており、ギヤボックス60内には減速機構(図示省略)が設けられると共に、ギヤボックス60には回転モータ62が取り付けられている。
【0024】
ギヤボックス60の下部には、公転アーム58の下方において円筒状(円柱状でもよい)のガイドシャフト64の一端が支持されており、ガイドシャフト64は公転アーム58に平行とされて水平に配置されている。ガイドシャフト64は、周壁14の中心軸上を経て他端側が周壁14の近傍まで延伸されており、ガイドシャフト64他端近傍の全周には凹部66が形成されている(図5参照)。
【0025】
図5に詳細に示す如く、周壁14の内面には円筒状の支持筒68が所定数のボルト及びナット70によって固定されており、支持筒68の内面には全周に亘って断面L字状のレール72が一体に設けられている。レール72の先端側は上方へ突出しており、レール72の先端が上記凹部66の底面に接触されることでレール72がガイドシャフト64の他端側を支持している。
【0026】
ここで、ガイドシャフト64は、ギヤボックス60内の減速機構を経て回転モータ62の出力軸に接続されており、回転モータ62が駆動されることで、回転モータ62の出力軸の回転が減速機構を経てガイドシャフト64に伝達される。これにより、ガイドシャフト64が中心軸を中心にゆっくり自転されると共に、ガイドシャフト64の凹部66がレール72の先端をゆっくり回転して、ガイドシャフト64が、公転アーム58、ギヤボックス60及び回転モータ62と共に周壁14の中心軸を中心に水平面上をゆっくり公転される。
【0027】
ガイドシャフト64には、軸方向略中央と一端近傍とにおいて、それぞれ円環板状の反転プレート74、反転プレート76が固定されており、反転プレート74、76はガイドシャフト64と一体に自転される。
【0028】
ガイドシャフト64には、他端近傍(凹部66よりも一端側)において略逆五角形筒状の固定支持機枠78がガイドシャフト64を取り囲んだ状態で設けられている。図9に示す如く、固定支持機枠78の内面には、板状の支持脚136が複数固定されており、複数の支持脚136は固定支持機枠78内の周方向に等間隔な位置(本実施の形態では固定支持機枠78内の上部及び両斜め下部)に配置されている。各支持脚136の先端には回転ロール138(ボールベアリング)が設けられており、各回転ロール138は略円柱状の回転車140と円柱状の中心軸142とを有している。各中心軸142は、各支持脚136の先端に支持されて、ガイドシャフト64の軸方向に平行に配置されている。各回転車140の中心には各中心軸142が嵌入されており、各回転車140がガイドシャフト64の周面に接触することで、固定支持機枠78がガイドシャフト64に支持されている。
【0029】
図3に示す如く、回転車140の中心側部位には円筒状の内筒144が設けられており、内筒144内に中心軸142が嵌入されている。回転車140の外周側部位には略円柱状の外周車146が設けられており、外周車146の中心部は円柱状の中空とされている。外周車146の内周には円柱状の回転部148が所定数回転自在に保持されており、各回転部148は内筒144の外周面に接触している。これにより、各回転部148が回転(自転されつつ公転)されることで内筒144に対する外周車146の回転が補助されつつ、回転車140(回転ロール138)が中心軸142を中心として回転自在とされている。このため、固定支持機枠78が、各回転ロール138によってガイドシャフト64に対し回転自在とされて、ガイドシャフト64の自転を許可している。
【0030】
内筒144外周の軸方向両端には、円環板状の内環板150が一体に設けられており、各内環板150は外周車146内周の直近まで延伸している。外周車146内周の軸方向両端には、円環板状の外環板152が一体に設けられており、各外環板152は、内筒144外周の直近まで延伸すると共に、各内環板150との隙間が小さくされている。各内環板150と各外周車146との間には、フェルト等とされたシール材(図示省略)が介在されており、各シール材によって各内環板150と各外周車146との間が密閉されている。これにより、各回転部148が配置される空間は、内筒144、外周車146、一対の内環板150、一対の外環板152及び各シール材に密閉される密閉空間154とされている。
【0031】
外周車146一側部の中心部周囲は、所定肉厚の円環板状とされた圧入蓋166とされており、圧入蓋166は外周車146に圧入されている。ここで、外周車146から圧入蓋166が取り外されることで、外周車146中心部の中空内に、内筒144、回転部148及びシール材を挿入可能とされている。
【0032】
なお、回転ロール138として、市販の密閉防塵型ベアリングを採用することも可能である。
【0033】
ガイドシャフト64には、略逆五角形筒状の駆動支持機枠82がガイドシャフト64を取り囲んだ状態で設けられており、駆動支持機枠82は反転プレート74と反転プレート76との間に配置されている。
【0034】
図8に示す如く、駆動支持機枠82の内面には、複数のベアリング84(フリーベアリング)が設けられている。各ベアリング84は略円柱状の保持柱156及び球状の回転球158を有しており、各保持柱156は駆動支持機枠82の内面に固定されると共に、各回転球158は各保持柱156に回転自在に保持されている。駆動支持機枠82の内面には、上部において断面逆U字板状の支持枠86が回転可能に支持されており、支持枠86の内部には回転ロール138と同様の構成の駆動ロール88が設けられている。
【0035】
複数のベアリング84及び駆動ロール88は駆動支持機枠82内の周方向に等間隔な位置(本実施の形態ではベアリング84が駆動支持機枠82内の両斜め下部及び駆動ロール88が駆動支持機枠82内の上部)に配置されており、複数のベアリング84(回転球158)及び駆動ロール88(回転車140)がガイドシャフト64の周面に接触することで、駆動支持機枠82がガイドシャフト64に支持されている。このため、駆動支持機枠82は、各ベアリング84及び駆動ロール88によってガイドシャフト64に対し回転自在とされて、ガイドシャフト64の自転を許可する。さらに、駆動ロール88(中心軸142)の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し傾斜された際には、駆動ロール88がガイドシャフト64の周面を回転することで、駆動支持機枠82がガイドシャフト64の軸方向へ移動される。また、駆動ロール88(回転車140)の周面はローレット加工されている。
【0036】
図1に示す如く、ガイドシャフト64には、略五角形筒状のガイドレール160がガイドシャフト64を取り囲んだ状態で設けられており、ガイドレール160の下面は開放されると共に、ガイドレール160は固定支持機枠78と反転プレート74との間に配置されている(図4参照)。
【0037】
図2にも示す如く、ガイドレール160には、長手方向両端の上部において、それぞれ一対の支持突起162が設けられており、各対の支持突起162間には、第1ロールとしての上記と同様の回転ロール138が一対設けられている。各回転ロール138の中心軸142はガイドシャフト64の軸方向に平行とされると共に、各回転ロール138の回転車140はガイドレール160内に突出してガイドシャフト64の周面に接触している。
【0038】
ガイドレール160の側壁間には、長手方向両端及び中央の下部において、支持板164が架け渡されており、各支持板164の両端には、それぞれ第1ロールとしての上記と同様の回転ロール138が設けられている。各回転ロール138の中心軸142はガイドシャフト64の軸方向に平行とされると共に、各回転ロール138の回転車140はガイドシャフト64の周面に接触している。
【0039】
このように、ガイドレール160の各回転ロール138がガイドシャフト64の周面に接触することで、ガイドレール160がガイドシャフト64に支持されている。このため、ガイドレール160は、各回転ロール138によってガイドシャフト64に対し回転自在とされて、ガイドシャフト64の自転を許可する。
【0040】
ガイドレール160には、移動部材としての略四角形筒状の従動支持機枠80が所定数(本実施の形態では1つであるが通常1つから3つであり周壁14の径が大きくなるほど多くなる)ガイドレール160を取り囲んだ状態で設けられており、各従動支持機枠80の下面は開放されている。
【0041】
従動支持機枠80の内面(本実施の形態では従動支持機枠80の上壁及び両側壁の内面)には、上記と同様の支持脚136が複数固定されており、各支持脚136の先端には、第2ロールとしての上記と同様の回転ロール138が設けられている。各回転ロール138の中心軸142はガイドシャフト64の軸方向に垂直とされると共に、各回転ロール138の回転車140はガイドレール160の周面に接触しており、これにより、従動支持機枠80がガイドレール160に支持されている。このため、従動支持機枠80は、各回転ロール138によってガイドレール160の長手方向への移動が許可されて、ガイドシャフト64の軸方向への移動が許可されている。
【0042】
図1、図8及び図9に示す如く、固定支持機枠78、従動支持機枠80及び駆動支持機枠82の一側面には攪拌モータ90が設けられており、各攪拌モータ90の出力軸には駆動プーリ92が固定されている。
【0043】
固定支持機枠78、従動支持機枠80及び駆動支持機枠82の他側部には、攪拌部材としてのダウンオーガ94(スクリュー)の上部が支持されており、各ダウンオーガ94の上端には従動プーリ96が固定されている。各駆動プーリ92と各従動プーリ96との間にはベルト98が架け渡されており、各攪拌モータ90が駆動されることで、各駆動プーリ92、各ベルト98及び各従動プーリ96を介して各ダウンオーガ94が中心軸を中心に自転される。各ダウンオーガ94は貯蔵室22内の籾Mに挿入されており、これにより、貯蔵室22内の籾Mが上方への力を受けて攪拌(混合)される。
【0044】
図6に示す如く、所定数の従動支持機枠80及び駆動支持機枠82には連結杆100がネジ止めにより固定されて、所定数の従動支持機枠80及び駆動支持機枠82が連結杆100によって連結されており、各従動支持機枠80と駆動支持機枠82とのガイドシャフト64軸方向への相対移動が阻止されている。
【0045】
図7にも示す如く、駆動支持機枠82の上壁上面には、反転プレート74側端において、到達検出装置102(リミットスイッチ)が固定されており、到達検出装置102には突出部104が設けられている。突出部104は駆動支持機枠82から反転プレート74側へ突出すると共に、突出部104の先端には円柱状の反転ロール106が回転自在に設けられており、突出部104の先端(反転ロール106)が反転プレート74に接触することで、駆動支持機枠82が反転プレート74に到達したことが検出される。
【0046】
駆動支持機枠82の上壁上面には、反転プレート76側端において、到達検出装置108(リミットスイッチ)が固定されており、到達検出装置108には突出部110が設けられている。突出部110は駆動支持機枠82から反転プレート76側へ突出すると共に、突出部110の先端には円柱状の反転ロール112が回転自在に設けられており、突出部110の先端(反転ロール112)が反転プレート76に接触することで、駆動支持機枠82が反転プレート76に到達したことが検出される。
【0047】
駆動支持機枠82の上壁上面上方には、反転モータ114が固定されており、反転モータ114の出力軸114Aは駆動支持機枠82の上壁を挿通されて上記支持枠86の上面中央に固定されている(図8参照)。反転モータ114は正逆回転可能なギヤドモータとされており、反転モータ114が駆動されることで、駆動ロール88軸方向のガイドシャフト64軸方向に対する傾斜方向が変更される。
【0048】
駆動支持機枠82の上壁上面には、長尺板状の反転レバー116が設けられており、反転レバー116の基端は反転モータ114の出力軸114Aに固定される(図8参照)と共に、反転レバー116は駆動ロール88の軸方向に対し垂直に配置されている。
【0049】
駆動支持機枠82の上壁上面には、反転レバー116の反転プレート76側において、傾斜検出装置118(リミットスイッチ)が固定されており、傾斜検出装置118には突起部120が設けられている。突起部120は反転レバー116側へ突出すると共に、突起部120の先端には円柱状の検出ロール122が回転自在に設けられており、反転モータ114の駆動により駆動ロール88と共に反転レバー116が回転されて、反転レバー116が突起部120の先端(検出ロール122)に接触することで、駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し一側に傾斜されたこと(駆動ロール88の反ガイドシャフト64自転方向側が反転プレート76側へ傾斜されたこと)が検出される。
【0050】
駆動支持機枠82の上壁上面には、反転レバー116の反転プレート74側において、傾斜検出装置124(リミットスイッチ)が固定されており、傾斜検出装置124には突起部126が設けられている。突起部126は反転レバー116側へ突出すると共に、突起部126の先端には円柱状の検出ロール128が回転自在に設けられており、反転モータ114の駆動により駆動ロール88と共に反転レバー116が回転されて、反転レバー116が突起部126の先端(検出ロール128)に接触することで、駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し他側に傾斜されたこと(駆動ロール88の反ガイドシャフト64自転方向側が反転プレート74側へ傾斜されたこと)が検出される。
【0051】
駆動支持機枠82の上壁上面には、反転レバー116先端の反転プレート76側及び反転プレート74側において、それぞれ四角柱状のストッパ130及びストッパ132が固定されており、反転モータ114の駆動により駆動ロール88と共に反転レバー116が回転されて、反転レバー116の先端がストッパ130またはストッパ132に当接することで、反転レバー116の回転が制限されて、駆動ロール88軸方向のガイドシャフト64軸方向に対する一側または他側への傾斜角度が制限される。
【0052】
駆動支持機枠82の上壁上面には、制御装置134が固定されており、制御装置134には、到達検出装置102、108、反転モータ114及び傾斜検出装置118、124が接続されている。
【0053】
ここで、制御装置134によって反転モータ114が駆動されて反転レバー116の先端がストッパ130に当接することで、駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し一側に傾斜された際には、自転されるガイドシャフト64の周面を駆動ロール88が回転されることで、駆動支持機枠82及び従動支持機枠80がガイドシャフト64一端側(反転プレート76側)へ移動される。
【0054】
その後、到達検出装置108により駆動支持機枠82が反転プレート76に到達したことが検出された際には、制御装置134によって反転モータ114が駆動されて反転レバー116の先端がストッパ132に当接することで、駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し他側に傾斜される。これにより、自転されるガイドシャフト64の周面を駆動ロール88が回転されることで、駆動支持機枠82及び従動支持機枠80がガイドシャフト64他端側(固定支持機枠78側)へ移動される。
【0055】
さらに、到達検出装置102により駆動支持機枠82が反転プレート74に到達したことが検出された際には、制御装置134によって反転モータ114が駆動されることで、再度反転レバー116の先端がストッパ130に当接して、駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し一側に傾斜される。これにより、駆動支持機枠82及び従動支持機枠80がガイドシャフト64一端側へ移動される。
【0056】
これにより、駆動支持機枠82及び従動支持機枠80のガイドシャフト64一端側への移動が駆動支持機枠82が反転プレート76に到達した際に反転されると共に、駆動支持機枠82及び従動支持機枠80のガイドシャフト64他端側への移動が駆動支持機枠82が反転プレート74に到達した際に反転されて、駆動支持機枠82が反転プレート74と反転プレート76との間を往復移動されると共に、従動支持機枠80が固定支持機枠78と反転プレート74との間のガイドレール160上を往復移動される。
【0057】
したがって、駆動支持機枠82、従動支持機枠80及び固定支持機枠78に設けられた各ダウンオーガ94がガイドシャフト64と共に公転されるのみならず、駆動支持機枠82及び従動支持機枠80に設けられた各ダウンオーガ94がガイドシャフト64の軸方向へ往復移動され、これにより、貯蔵室22内の籾Mが均一に攪拌される構成である。
【0058】
制御装置134には、回転モータ62、各攪拌モータ90及び乾燥風生成装置46が接続されており、傾斜検出装置118が駆動ロール88軸方向のガイドシャフト64軸方向に対する一側への傾斜(反転レバー116の突起部120先端への接触)を検出せず、かつ、傾斜検出装置124が駆動ロール88軸方向のガイドシャフト64軸方向に対する他側への傾斜(反転レバー116の突起部126先端への接触)を検出しない状態が、所定時間(回転モータ62の駆動により駆動ロール88軸方向のガイドシャフト64軸方向に対する傾斜方向が一側と他側との間で変更されるのに要する時間)よりも長く継続された際(駆動ロール88のガイドシャフト64に対する傾斜不良の際)には、制御装置134によって回転モータ62、各攪拌モータ90及び乾燥風生成装置46の駆動が停止され、運転が全停止される。
【0059】
制御装置134には、警報装置(図示省略)が接続されており、上記駆動ロール88のガイドシャフト64に対する傾斜不良の際には、警報装置が警報を発する構成である。
【0060】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0061】
以上の構成の累積攪拌混合乾燥貯蔵装置10では、穀槽12内の貯蔵室22に籾Mが貯蔵され、乾燥風生成装置46が乾燥風を貯蔵室22へ送風することで、貯蔵室22内の籾Mが乾燥風を浴びせられて乾燥される。
【0062】
穀槽12内には攪拌機56が設けられており、攪拌機56のガイドシャフト64は、中心軸を中心に自転されると共に、一端側を中心に穀槽12内を公転される。また、ガイドシャフト64の周面には、駆動支持機枠82の駆動ロール88が接触されており、駆動ロール88と一体に駆動支持機枠82及び従動支持機枠80が移動される。
【0063】
ところで、駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し一側に傾斜された際(駆動ロール88の反ガイドシャフト64自転方向側が反転プレート76側へ傾斜された際)には、駆動ロール88がガイドシャフト64の周面を回転されることで、駆動ロール88がガイドシャフト64の一端側(反転プレート76側)へ移動される。一方、駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し他側に傾斜された際(駆動ロール88の反ガイドシャフト64自転方向側が反転プレート74側へ傾斜された際)には、駆動ロール88がガイドシャフト64の周面を回転されることで、駆動ロール88がガイドシャフト64の他端側(反転プレート74側)へ移動される。
【0064】
さらに、駆動支持機枠82が反転プレート76に到達したことを到達検出装置108が検出した際には、制御装置134が反転モータ114を駆動させて駆動ロール88の軸方向をガイドシャフト64の軸方向に対し他側に傾斜させることで、駆動ロール88がガイドシャフト64の他端側へ移動される。一方、駆動支持機枠82が反転プレート74に到達したことを到達検出装置102が検出した際には、制御装置134が反転モータ114を駆動させて駆動ロール88の軸方向をガイドシャフト64の軸方向に対し一側に傾斜させることで、駆動ロール88がガイドシャフト64の一端側へ移動される。
【0065】
これにより、駆動支持機枠82及び従動支持機枠80がガイドシャフト64を往復移動される。このため、駆動支持機枠82及び従動支持機枠80の各ダウンオーガ94が、籾M内に挿入された状態で、ガイドシャフト64と共に公転されるのみならず、ガイドシャフト64を往復移動されると共に中心軸を中心に自転されることで、籾Mを攪拌する。
【0066】
また、仮に駆動ロール88がガイドシャフト64に対し傾斜不良となった際(特に駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し平行となった際)には、制御装置134により回転モータ62、各攪拌モータ90及び乾燥風生成装置46の駆動が停止され、運転が全停止される。さらにこの際には、制御装置134により警報装置が駆動されて警報が発せられ、オペレータ等に報知される。
【0067】
このため、籾Mの乾燥斑が発生することを未然に防止できる。また、駆動ロール88がガイドシャフト64周面の一定部分のみを回転してガイドシャフト64の周面が局所的に磨耗する(凹む)ことを確実に防止でき、ガイドシャフト64の修理が効かなくなることを確実に防止できる。
【0068】
さらに、駆動ロール88がガイドシャフト64に対し傾斜不良となったことが上記警報によってオペレータ等にいち早く報知されるため、乾燥風の送風されない穀槽12内に籾Mが長時間放置されることを防止できて、籾Mが熟れることを防止することができる。
【0069】
ところで、ガイドシャフト64にはガイドレール160の回転ロール138が接触して、ガイドレール160がガイドシャフト64に支持されており、ガイドレール160の回転ロール138がガイドシャフト64の軸方向に平行な方向を中心軸142として回転自在とされることで、ガイドレール160がガイドシャフト64の自転を許可している。さらに、ガイドレール160には従動支持機枠80の回転ロール138が接触して、従動支持機枠80がガイドレール160に支持されており、従動支持機枠80の回転ロール138がガイドシャフト64の軸方向に垂直な方向を中心軸142として回転自在とされることで、従動支持機枠80のガイドシャフト64軸方向への移動が許可されている。
【0070】
また、ガイドシャフト64には固定支持機枠78の回転ロール138が接触して、固定支持機枠78がガイドシャフト64に支持されており、固定支持機枠78の回転ロール138がガイドシャフト64の軸方向に平行な方向を中心軸142として回転自在とされることで、固定支持機枠78がガイドシャフト64の自転を許可している。
【0071】
ここで、駆動支持機枠82の駆動ロール88、ガイドレール160、従動支持機枠80及び固定支持機枠78の回転ロール138は、それぞれ一定の中心軸142を中心として回転自在な構成とされている。これにより、この駆動ロール88及び回転ロール138をその回転性能が穀槽12内の乾燥された籾Mによる埃等によって悪化しにくい密閉型の防塵構造にすることができ、このため、駆動ロール88及び回転ロール138の寿命を長くして、攪拌機56のメンテナンスが必要になる期間を長くすることができる。
【0072】
さらに、駆動ロール88及び回転ロール138の回転車140においては、内筒144と外周車146との間の密閉空間154に配置された回転部148が回転されることで、内筒144に対する外周車146の回転が補助される。このため、駆動ロール88及び回転ロール138の回転を円滑にすることができる。
【0073】
しかも、密閉空間154は、内筒144、外周車146、内筒144の一対の内環板150、外周車146の一対の外環板152及び各シール材によって周囲が密閉されているため、密閉空間154に配置される回転部148の回転性能が埃等によって悪化することを防止あるいは抑制することができる。これにより、確実に駆動ロール88及び回転ロール138をその回転性能が埃等によって悪化しにくい密閉型の防塵構造にすることができる。
【0074】
なお、本実施の形態では、ガイドシャフト64が中心軸を中心に自転されると共に一端側を中心に穀槽12内を公転される構成としたが、穀槽の周壁が四角形筒状とされた際等には、ガイドシャフトが中心軸を中心に自転されると共に例えば軸直角方向へ穀槽内を往復移動される構成としてもよい。
【0075】
【発明の効果】
請求項1に記載の穀物攪拌装置では、ガイドレールの第1ロール及び移動部材の第2ロールがそれぞれ一定の中心軸を中心として回転自在な構成とされているため、第1ロール及び第2ロールを密閉型の防塵構造にすることができ、第1ロール及び第2ロールの寿命を長くして、穀物攪拌装置のメンテナンスが必要になる期間を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る攪拌機のガイドレール及び従動支持機枠を示す一部破断した側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る攪拌機のガイドレールを示す分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る攪拌機における駆動ロールや回転ロールを詳細に示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る累積攪拌混合乾燥貯蔵装置を示す縦断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る累積攪拌混合乾燥貯蔵装置におけるガイドシャフト他端側の支持状況を詳細に示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る攪拌機の主要部を示す平面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る攪拌機の駆動支持機枠を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る攪拌機の駆動支持機枠を示す一部破断した側面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る攪拌機の固定支持機枠を示す一部破断した側面図である。
【図10】従来の攪拌機における従動支持機枠を示す一部破断した側面図である。
【符号の説明】
10 累積攪拌混合乾燥貯蔵装置
12 穀槽
56 攪拌機(穀物攪拌装置)
64 ガイドシャフト
80 従動支持機枠(移動部材)
94 ダウンオーガ(攪拌部材)
138 回転ロール(第1ロール、第2ロール)
142 中心軸
160 ガイドレール
M 籾(穀物)
Claims (1)
- 穀物が貯蔵される穀槽に設けられると共に円柱状または円筒状とされ、中心軸を中心に自転されるガイドシャフトと、
前記ガイドシャフトの軸方向に平行な方向を中心軸として回転自在とされた第1ロールが設けられ、前記第1ロールが前記ガイドシャフトに接触することで前記ガイドシャフトに支持されると共に前記ガイドシャフトの自転を許可するガイドレールと、
前記ガイドシャフトの軸方向に垂直な方向を中心軸として回転自在とされた第2ロールが設けられ、前記第2ロールが前記ガイドレールに接触することで前記ガイドレールに支持されると共に前記ガイドシャフトの軸方向への移動が許可されて前記ガイドシャフトの軸方向へ移動される移動部材と、
前記移動部材と一体に移動されると共に穀物内に挿入され、穀物を攪拌する攪拌部材と、
を備えた穀物攪拌装置。
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