JP3945781B2 - スクリーンチエンジャー - Google Patents

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本発明は、流体が流れる流路中に介装され、流体中の異物を除去するスクリーンチエンジャーに関し、限定するものではないが、特に高圧で食品原料を加工する加工装置のフイルタ例えば押出機のフイルタ、食品加工プラント等のラインフイルタとして好適なスクリーンチエンジャーに関するものである。
押出機は、従来周知のように加熱シリンダと、この加熱シリンダ内に回転駆動可能に設けられているスクリュとからなっている。そして、加熱シリンダの先端部には、押し出される溶融樹脂に形状を賦型するダイスが取り付けられているが、このダイスの上流側に溶融樹脂中の異物を補足するためのスクリーンすなわちスクリーンチエンジャーが設けられている。このようなスクリーンチエンジャーは、多数提案されているが、本発明の先行技術文献として特許文献1、2を挙げることができる。
特開平8−11191号公報 特開2000−301591
特許文献1には、溶融樹脂が外部に漏れることを防ぐようになったスクリーンチェンジャーが記載されている。すなわち、スクリーンを外部リングに対して押圧する加圧リングと、この加圧リングの押圧力を調整する調整リングとからなる押出機用のスクリーン取付構造が示されている。この取付構造の加圧リングと調整リングの当接面には凹凸からなる嵌合部が設けられている。また、特許文献2には、スクリーンチェンジャー本体の孔に、スクリーンブレーカを有するスライドバーが設けられたスクリーンチャンジャーが示されている。そして、チャンジャー本体の孔の外周には輪状ジャケットが設けられ、この輪状ジャケットに高圧の流体が供給されるようになっている。したがって、輪状ジャケットに高圧流体を供給すると、輪状ジャケットは内周側に変形しスライドバーの外周部に圧接する。これにより、輪状ジャケットとスライドバーとの間がシールされる。
特許文献1に記載の発明によると、加圧リングと調整リングの当接面には凹凸からなる嵌合部が形成されているので、これらの凹凸により溶融樹脂の漏れは防止できると認められる。しかしながら、改良すべき点あるいは問題点も認められる。例えば、食品原料を加工する装置あるいはプラントに適用されるスクリーンチェンジャーは分解洗浄操作は欠かせないが、加圧リングと調整リングの当接面には、互いに嵌合する凹凸が形成されているので洗浄には向いていないと思われる。また、加圧リングと調整リングの当接面は、機械的な外部の力により圧接されるようになっているので、つまり溶融樹脂の圧力が有効に利用される構造になっていないので、溶融樹脂の圧力が高くなると、漏れる危険もある。特許文献2に記載されている発明によると、輪状ジャケットに高圧流体を供給するだけでシールされるという効果が認められ、また高圧流体の供給を停止すると、輪状ジャケットは変形する前の状態に復元するので、スライドバーの交換も容易にできるという効果も認められる。しかし、輪状ジャケットに高圧流体を供給する高圧源を別に必要とするので、コスト高になることもあり得る。また、溶融樹脂の圧力が高くなると、輪状ジャケットに供給する流体圧力も高くしなければならないという問題もある。
したがって、本発明は、溶融樹脂、食品原料等の処理される流体圧力が高くても漏れがなく、しかもスクリーンの交換、分解洗浄作業等が容易にができるスクリーンチエンジャーを提供することを目的としている。
本発明は、上記発明の目的を達成するために、処理される溶融樹脂、食品原料等の流体圧力がシール作用に有効に利用されるように構成される。すなわち、流体圧力が高くなればなるほどシール作用も大きくなるように構成される。また、本発明に係わるスクリーンチエンジャーは、交換作業および洗浄作業が容易になるように、軸方向に流体が圧送される流路が形成されているスクリーンブロックと、該スクリーンブロックの流路を横切るように装着されているスクリーンユニットと、該スクリーンユニットを所定位置に押圧固定するボスとから構成される。
かくして、請求項1に記載の発明は、前記目的を達成するために、軸方向に流体が圧送される流路が形成されているスクリーンブロックと、該スクリーンブロックの流路を横切るように装着されるスクリーンユニットと、前記スクリーンユニットを前記スクリーンブロックの所定位置に押圧固定するボスとからなり、前記スクリーンユニットは、前記スクリーンブロックの装着孔に脱着自在に装着されるスライドプレートと、前記スライドプレートの保持孔に装着される第1のリング体と、該第1のリング体の下流側に前記第1のリング体と背中合わせの状態で装着される第2のリング体と、前記第2のリング体の下流側に配置されるスクリーンと、該スクリーンの下流側に配置される、複数個の透孔が形成されているブレーカプレートとからなり、前記スクリーンユニットを前記スクリーンブロックに装着し、前記ボスを前記スクリーンブロックにネジ込むと、前記ボスの先端部により前記ブレーカプレートを介して前記スクリーンが前記第2のリング体に押し付けられると共に、前記第1のリング体の上流端面が前記スクリーンブロックの装着孔のシール面に当接され、それによって被処理流体が上流側から下流側へ流れ処理されるように組み立てられるスクリーンチエンジャーであって、
前記第1、2のリング体の外周面と前記スライドプレートの保持孔の内周面との間には、第1、2の外周シール手段が設けられ、前記第1のリング体の側面と前記スクリーンブロックの装着孔のシール面との間および前記第2のリング体の拡径部の内周面と前記ブレーカプレートの外周面との間には第1、2の側部シール手段がそれぞれ設けられ、前記第1、2の外周シール手段は、前記第1、2の側部シール手段よりも半径方向の外方に、それぞれ位置しているように構成される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスクリーンチエンジャーにおいて、スライドプレートには、スクリーンユニットをスクリーンブロックに装着するときの位置決め用のストッパと、ハンドリング用のグリップとが設けられ、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のスクリーンチエンジャーにおいて、スクリーンブロックが食品原料が圧送されるラインに介装されるように、請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載のスクリーンチエンジャーにおいて、スクリーンブロックが食品原料加工用の押出機の下流端に設けられるように、そして請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかの項に記載のスクリーンチエンジャーにおいて、第1、2の外周シール手段および第1の側部シール手段は、第1、2のリング体側に設けられているOリングからなり、第2の側部シール手段はブレーカプレート側に設けられているOリングからなるように構成される。
以上のように、本発明によるスクリーンチエンジャーは、軸方向に流体が圧送される流路が形成されているスクリーンブロックと、該スクリーンブロックの流路を横切るように装着されているスクリーンユニットと、該スクリーンユニットを所定位置に押圧固定するボスとからなっているので、スクリーンユニットをスクリーンブロックに装着してボスにより、例えばボスをスクリーンブロックにネジ込むだけで簡単に組み立てられるとういう効果が得られる。また、逆に簡単に分解することができる。
また、本発明によると、スクリーンユニットは、スクリーンブロックの装着孔に脱着自在に装着されるスライドプレートと、前記スライドプレートの保持孔に装着される第1のリング体と、該第1のリング体の下流側に前記第1のリング体と背中合わせの状態で装着される第2のリング体と、前記第2のリング体の下流側に配置されるスクリーンと、該スクリーンの下流側に配置される、複数個の透孔が形成されているブレーカプレートとからなり、前記スクリーンユニットを前記スクリーンブロックに装着し、前記ボスを前記スクリーンブロックにネジ込むと、前記ボスの先端部により前記ブレーカプレートを介して前記スクリーンが前記第2のリング体に押し付けられると共に、前記第1のリング体の上流端面が前記スクリーンブロックの装着孔のシール面に当接され、それによって被処理流体が上流側から下流側へ流れ処理されるように組み立てられるので、スクリーンユニットの分解、洗浄が容易に、しかも略完全にできるという効果が得られる。
そして、本発明によると、第1、2のリング体の外周面とスライドプレートの保持孔の内周面との間には、第1、2の外周シール手段が設けられ、前記第1のリング体の側面と前記スクリーンブロックの装着孔のシール面との間および前記第2のリング体の拡径部の内周面と前記ブレーカプレートの外周面との間には第1、2の側部シール手段がそれぞれ設けられ、前記第1、2の外周シール手段は、前記第1、2の側部シール手段よりも半径方向の外方に、それぞれ位置しているので、処理される流体圧力が高くなるとなるほど、シール効果も高まるという本発明に特有の効果が得られる。
以下、図1、2により本発明の実施の形態を説明する。本実施の形態に係わるスクリーンチエンジャーは、概略的には、内部に流体流路を有するスクリーンブロック1と、このスクリーンブロック1に挿脱自在に装着されているスクリーンユニット10と、該スクリーンユニット10をスクリーンブロック1の所定位置に固定するための固定体あるいはボス30とから構成されている。
スクリーンブロック1は、スクリュ式押出機の加熱シリンダとダイスとの間、化学工場あるいは食品加工工場などの輸送管S等に介装されるもので、軸方向に流路2が形成されている。流体はこの流路2を通って図1の(ロ)において左方の上流側から右方の下流側へ流れる、あるいは押し出される。スクリーンブロック1には、流路2を横切るようにしてスクリーンユニット10の装着用の装着孔3が開けられている。この装着孔3は、図1の(イ)に示されているように、平面形状は長方形を呈し、スクリーンブロック1を貫通している。このように装着孔3が貫通しているので、スクリーンユニット10の脱着操作、スクリーンブロック1の洗浄等が容易にできる。装着孔3の軸方向の幅は、詳しくは後述するスクリーンユニット10の幅よりも多少広くなっている。したがって、容易にスクリーンユニット10を脱着できる。このように形成されている装着孔3の上流側の側面は、平滑に仕上げられて、シール面4となっている。スクリーンブロック1の、装着孔3よりも下流側は拡径され、その内周部に雌ネジ5が形成されている。この雌ネジ5に、詳しくは後述するボスの雄ネジがねじ込まれるようになっている。
スクリーンユニット10は、スクリーンブロック1の装着孔3に着脱自在に装着されるスライドプレート11を備えている。このスライドプレート11の略中心部には、スクリーンブロック1の装着孔3よりも大経の保持孔12が軸方向すなわち流れ方向に形成されている。そして、この保持孔12に、第1、2のリング体13、14と、スクリーン16と、ブレーカプレート17とが脱着可能に装着されている。さらに詳しくは、第1のリング体13の断面は、図1の(ロ)に示されているように、略方形を呈しているが、第2のリング体14の下流側は拡径されて段部15が形成され、その断面は鍵型になっている。このように形成されている第1、2のリング体13、14は、第1のリング体13を上流側にして互いに背中合わせの状態で装着されている。この第1、2のリング体の背中合わせ面は、実質的に同じ面積になり、そしてシール材が設けられていないので、この背中合わせ面には被処理物の流体圧が作用することになる。スクリーン16は、第2のリング体14の段部15に当接するようにして装着され、そして複数個の透孔が形成されているブレーカプレート17により押圧されるようになっている。
第1のリング体13の外周面には、スライドプレートの保持孔12の内周面に接触する第1の外周シール例えば第1の外周Oリング21が設けられ、第2のリング体14の外周面には第2の外周Oリング22がそれぞれ設けられている。第1のリング体13の上流側の側面には、スライドプレート11の装着孔3のシール面4に接触する上流端Oリング23が、またブレーカプレート17の外周面には第2のリング体14の拡径部の内周面に接触するブレーカOリング24がそれぞれ設けられている。
Oリング21〜24は、上記のような位置に設けられているので、第1の外周Oリング21は、図1の(ロ)に示されているように、上流端Oリング23よりも中心部から遠いところに位置している。すなわち、半径方向に見て外方に位置している。同様に第2の外周Oリング22は、ブレーカOリング24より半径方向に見て外方に位置している。
このように構成されているスクリーンユニット10のスライドプレート11には、位置決め手段としてのストッパ25が設けられている。このストッパ25がスクリーンブロック1の所定面に当接するように装着すると、スクリーンユニット10は、図1の(ロ)に示されている所定の位置にセットされる。また、スクリーンユニット10には、吊り下げ用のグリップ26が設けられている。
ボス30は、図1の(イ)に示されているようにハンドル31を備え、フランジ部35から上流側は、縮径されて所定長さの軸部32となっている。そして、軸部32の外周面には、スクリーンブロック1の雌ネジ5に螺合する雄ネジ33が形成されている。
次に、上記実施の形態の作用について説明する。スライドプレート11の保持孔12に、第1、2のリング体13、14を背中合わせに、そして第2のリング体14の段部15にスクリーン16とブレーカプレート17とを装着する。そうすると、スクリーンユニット10が簡単に組み立てられる。そこで、グリップ26を掴んで、スクリーンブロック1の装着孔3にストッパ25がスクリーンブロック1の表面に当接するまで挿入する。これにより、スクリーンユニット10の挿入深さ位置が決まる。次いで、ハンドル31を利用して工具を使用することなく、ボス30の雄ネジ33をスクリーンブロック1の雌ネジ5にネジ込む。ボス30の軸部32の先端部がブレーカプレート17を押し付ける。これにより、図1の(ロ)に示されているように組み立てられる。前述したようなスクリュ式押出機の加熱シリンダの下流端部、化学工場あるいは食品加工工場などの輸送管S等に取り付ける。従来周知のようにして、流体例えば食品原料を圧送する。食品原料中に含まれている異物は、スクリーン16により補足され、異物が除去された食品原料は次の装置へと圧送される。
上記のようにして流体を処理しているとき、スクリーン16は抵抗体でもあるので、その上流側には圧力が立ち、第1、2のリング体13、14には次のような圧力が作用する。すなわち、第1、2のリング体13、14の背中合わせ面には、Oリングが設けられていないので、流体が入り込みその圧力はこれらの全面に、第1のリング体13を上流側へ押すように作用する。また、第1のリング体13の上流側の面と、スクリーンブロック1のシール面4との間にも上流側Oリング23が設けられている位置まで流体が入り込み、入り込む流体圧力は第1のリング体13を下流側へ押すように作用する。このような圧力が第1のリング体13に作用している状態が、図2の(イ)において多数の実線矢印f、f、…で示されている。ところで、第1の外周Oリング21が設けられている箇所の径は「D」で、上流端Oリング23が設けられている箇所の径は、これよりも小経の「d」であるので、第1のリング体13の背中合わせ面の受圧面積は、上流側の受圧面積よりも大きい。したがって、第1のリング体13は、図1の(ロ)において右方へ、受圧面積の差による力Fで押される。これにより、上流端Oリング23は、より圧接されシール効果が高められる。流体圧が高いほど、シール効果も高められ流体の漏れが防止される。
なお、第1のリング体13の外周面と、スライドプレート11の保持孔12の内周面との間は、第1、2のリング体13、14の背中合わせ面に対して直角な隙間になっているので、この隙間に作用する流体圧力は構造的に小さくなっている。したがって、第1の外周Oリング21から外部へ漏れるようなことはない。
第2のリング体14に作用する圧力は、図2の(ロ)において同様に多数の実線矢印で示されている。すなわち、第2のリング体14の背中合わせ面には第2のリング体14を下流側へ押すように作用する。一方、第2のリング体14の段部15に入り込んだ流体は、第2のリング体14を上流側へ押すように作用する。ところで、第2の外周Oリング22が設けられている箇所の径は「D」で、ブレーカOリング24が設けられている箇所の径は、上記径「D」よりも小さい「d’」であるので、受圧面積の差により、第2のリング体14は、図1の(ロ)において左方へ、力F’で押される。この力F’はスクリーン16およびブレーカプレート17を介してボス30の軸部32に伝達され、第2のリング体14の段部15とスクリーン16との間、スクリーン16とブレーカプレート17との間およびブレーカプレート17とボス30の軸部32の先端部との間は、より強く圧接される。これにより、これらの間からの流体の漏れが防止される。第2の外周Oリング22からは、第1の外周Oリング21について説明した理由により、漏れることはない。
スクリーンユニット10を洗浄あるいは交換するために取り出すときは、ボス30を逆方向に回転する。そうすると、ボス30は図1の(ロ)において左の方へ移動し、ボス30の軸部32の先端部がブレーカプレート17から離間する。これにより、スクリーンユニット10は自由になるので、グリップ26を摘んでつり出す。スクリーンユニット10を、前述した組み立てと逆の手順により分解して洗浄する。スクリーンブロック1の装着孔3内も洗浄する。
本実施の形態によると、第1、2の外周Oリング21、22および上流端Oリング23が、第1、2のリング体13、14側に設けられているので、組み立て、分解、洗浄等が容易にできるが、相手方の部材に設けることもできる。また、本実施の形態によると、上記した第2のリング体14の段部15とスクリーン16との間、スクリーン16とブレーカプレート17との間およびブレーカプレート17とボス30の軸部32の先端部との間は、金属接触になっているが、これらの間に金属以外のシール材を介在させることもできる。また、第1、2のリング体13、14はピストンリングのように半径外方への広がりを許す構造に構成することもできる。そうすると、図2において点線で示されているような圧力が第1、2のリング体13、14の内周面に作用して、第1、2の外周Oリング13、14のシール効果が高められる。
本発明の実施の形態に係わるスクリーンチェンジャーを示す図で、その(イ)は、外形を示す上面図、その(ロ)は断面図である。 本発明の実施の形態に係わるスクリーンチェンジャーの作用を説明するための図で、その(イ)は第1のリング体に流体圧力が作用している状態を、その(ロ)は第2のリング体に作用している状態をそれぞれ示す断面図である。。
符号の説明
1 スクリーンブロック 3 装着孔
4 シール面 10 スクリーンユニット
11 スライドプレート 12 保持孔
13 第1のリング体 14 第2のリング体
16 スクリーン 17 ブレーカプレート
21 第1の外周Oリング 22 第2の外周Oリング
23 上流端Oリング 24 ブレーカOリング
25 ストッパ 26 グリップ
30 ボス 32 軸部

Claims (5)

  1. 軸方向に流体が圧送される流路が形成されているスクリーンブロックと、該スクリーンブロックの流路を横切るように装着されるスクリーンユニットと、前記スクリーンユニットを前記スクリーンブロックの所定位置に押圧固定するボスとからなり、
    前記スクリーンユニットは、前記スクリーンブロックの装着孔に脱着自在に装着されるスライドプレートと、前記スライドプレートの保持孔に装着される第1のリング体と、該第1のリング体の下流側に前記第1のリング体と背中合わせの状態で装着される第2のリング体と、前記第2のリング体の下流側に配置されるスクリーンと、該スクリーンの下流側に配置される、複数個の透孔が形成されているブレーカプレートとからなり、
    前記スクリーンユニットを前記スクリーンブロックに装着し、前記ボスを前記スクリーンブロックにネジ込むと、前記ボスの先端部により前記ブレーカプレートを介して前記スクリーンが前記第2のリング体に押し付けられると共に、前記第1のリング体の上流端面が前記スクリーンブロックの装着孔のシール面に当接され、それによって被処理流体が上流側から下流側へ流れ処理されるように組み立てられるスクリーンチエンジャーであって、
    前記第1、2のリング体の外周面と前記スライドプレートの保持孔の内周面との間には、第1、2の外周シール手段が設けられ、前記第1のリング体の側面と前記スクリーンブロックの装着孔のシール面との間および前記第2のリング体の拡径部の内周面と前記ブレーカプレートの外周面との間には第1、2の側部シール手段がそれぞれ設けられ、
    前記第1、2の外周シール手段は、前記第1、2の側部シール手段よりも半径方向の外方に、それぞれ位置していることを特徴とするスクリーンチエンジャー。
  2. 請求項1に記載のスクリーンチエンジャーにおいて、スライドプレートには、スクリーンユニットをスクリーンブロックに装着するときの位置決め用のストッパと、ハンドリング用のグリップとが設けられているスクリーンチエンジャー。
  3. 請求項1または2に記載のスクリーンチエンジャーにおいて、スクリーンブロックが食品原料が圧送されるラインに介装されるようになっているスクリーンチエンジャー。
  4. 請求項1または2に記載のスクリーンチエンジャーにおいて、スクリーンブロックが食品原料加工用の押出機の下流端に設けられるようになっているスクリーンチエンジャー。
  5. 請求項1〜4のいずれかの項に記載のスクリーンチエンジャーにおいて、第1、2の外周シール手段および第1の側部シール手段は、第1、2のリング体側に設けられているOリングからなり、第2の側部シール手段はブレーカプレート側に設けられているOリングからなるスクリーンチエンジャー。
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