JP2005344795A - 管継手用のインナーリング、管継手、及び管継手の接続方法 - Google Patents

管継手用のインナーリング、管継手、及び管継手の接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】流量や圧力調節が可能なオリフィスを、コストアップや設置スペースの増加を招くことなく簡単に配管系統に装備させる。
【解決手段】雄ネジ9付き管状部6を持つ継手本体1と、外径側に膨張する膨出部11aを持つインナーリング4と、雄ネジ9に螺合自在な雌ネジ18を持つユニオンナット2とから成り、インナーリング4の外周面と管状部6の内周部との間に可撓性チューブ3の端部が嵌装された状態におけるユニオンナット2の管状部6の付根側への螺進による締付けにより、膨出部11aとチューブ3の内周部との間、及びチューブ3の外周部と管状部6の内周部6Nとの間を密着するシール部Sが構成される管継手において、インナーリング4の流体移送用流路4Wは、これの断面積が継手本体1の流体移送路1Wの断面積よりも小となるオリフィス流路20を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂製等の管継手に関するもので、詳しくは、半導体製造や医療・医薬品製造、食品加工、化学工業等の各種技術分野の製造工程で取り扱われる高純度液や超純水の配管に適用される管継手、この管継手用のインナーリング、並びに管継手の接続方法に関するものである。
従来、流体の配管系統等において流量や圧力を調節するには、流量調節弁や圧力調節弁を設けることが良く知られているが、この手段ではオーバースペックになり、コストアップを余儀なくされる。そのため、一般的には流路の何処かにオリフィスを設けることにより、流量や圧力を調節する手段とすることが多い。この場合、ポンプや開閉弁等の流体機器の流路を部分的に狭める設計をしたり、配管系統の途中にオリフィス等の流路を狭める部品類を別途設置することが行われる。
後者の技術(配管系統の流路を狭める部品類を別途設置する)の例としては、特許文献1や2において開示されたものが知られている。即ち、特許文献1においては、両端に継手構造を有するチューブ内にオリフィスを溶着して取付ける構造が開示されており、特許文献2においては、配管と配管とを接続するための接続用筒部材に、絞り孔が形成されたリング状の板体を付設する構造が開示されている。これらいずれの手段においても、オリフィスを形成するために専用の別部材(部品)が追加設定されている。
しかしながら、前記前者の技術(機器の流路を部分的に狭める設計を行う)では、流体機器や配管にオリフィスを形成すべく内部に特殊な設計を行う必要があり、専用のものとなってしまうとともに、種々のオリフィスを設定する場合にはその設定数だけ機器の種類も増えることとなり、部品点数の増加や管理コストの増大に繋がる等、現実的ではない。そして、前記後者の技術では、オリフィスを形成する部品の追加設置によってコストが上昇するとともに、その部品追加のスペースも必要であって装置のコンパクト化の妨げともなる。また、部品の追加によってシール部も増加するため、流体の漏洩や澱み等の点からは芳しい手段ではない。従って、いずれの手段においても改善の余地が残されている。
一方、近年における流体機器やチューブ等を用いた配管系統に使用される継手構造としては、インナーリングを用いてユニオンナットで締付け固定することにより、配管接続部分からの漏れがほぼ完全に解消できる優れた手段が知られている。このような継手構造としては、特許文献3において開示されたものがある。このインナーリングを用いた継手構造は、今日では、流体配管系統における技術標準として多用されており、この継手構造は殆どの配管系統において存在しているほどである。
特開2003−194283号公報 特開平10−301633号公報 特開2000−283372号公報
そこで、本発明の目的は、流体の配管系統においては必ず1つ以上存在する程に多用されるインナーリングを用いた継手構造に着目することにより、オリフィス等の流量や圧力調節が可能な機構を、コストアップや設置スペースの増加を招くことなく簡単に装備させる点にある。また、機器等の数を増やすことなく種々の流量や圧力の調節設定が行えるようにすることも目的である。
請求項1の構成は、外径側に隆起した環状大径部分を有する外周部、及び流体移送用流路を形成する内周部が形成される本体筒から成り、
外周に雄ネジ部が形成された状態で継手本体から突設される管状部の内周部と前記外周部との間に可撓性材料で成る流体移送用チューブの端部が嵌装された状態における、前記雄ネジ部に螺合自在な雌ネジ部が形成されたユニオンナットの前記管状部の付根側への螺進による締付けにより、前記大径部と前記チューブの内周部との間と、前記チューブの外周部と前記管状部の内周部との間とのうちの少なくとも一方を密着するシール部が構成される管継手用のインナーリングにおいて、
前記流体移送用流路は、これの断面積が前記継手本体の流体移送路の断面積よりも小となるオリフィス流路を有していることを特徴とする。
請求項2の構成は、請求項1に記載の管継手用のインナーリングにおいて、前記ユニオンナットの前記管状部の前記付根側への螺進による締付けによって、前記管状部又は前記継手本体と前記本体筒の付根側の端部とが密着しての奥シール部が構成されるように、前記本体筒における前記環状大径部よりも前記付根側の端部が、前記管状部又は前記継手本体に内嵌自在に形成されていることを特徴とする。
請求項3の構成は、請求項1又は2に記載の管継手用のインナーリングにおいて、前記流体移送用流路が、前記本体筒の一端に開口する状態の前記オリフィス流路と、これよりも断面積が大で前記本体筒の他端に開口する状態の移送路と、前記オリフィス流路と前記移送路とを断面積が流体移送方向において漸変する状態で連通接続するテーパ流路と、から構成されていることを特徴とする。
請求項4の構成は、請求項1又は2に記載の管継手用のインナーリングにおいて、前記流体移送用流路が、前記オリフィス流路と、これよりも断面積が大となる状態で前記オリフィス流路の両側に形成される第1及び第2移送路とから成るとともに、前記本体筒の一端に開口する状態の前記第1移送路と前記オリフィス流路とを断面積が流体移送方向において漸変する状態で連通接続する第1テーパ流路、及び前記本体筒の他端に開口する状態の前記第2移送路と前記オリフィス流路とを断面積が流体移送方向において漸変する状態で連通接続する第2テーパ流路が形成されていることを特徴とする。
請求項5の構成は、外周に雄ネジ部が形成された状態で継手本体から突設される管状部と、外径側に隆起した環状大径部を有したシール用のインナーリングと、前記雄ネジ部に螺合自在な雌ネジ部が形成されたユニオンナットとから成り、
前記インナーリングの外周面と前記管状部の内周部との間に可撓性材料で成る流体移送用チューブの端部が嵌装された状態における前記ユニオンナットの前記管状部の付根側への螺進による締付けにより、前記インナーリングの環状大径部と前記チューブの内周部との間と、前記チューブの外周部と前記管状部の内周部との間とのうちの少なくとも一方を密着するシール部が構成される管継手において、
前記インナーリングの流体移送用流路は、これの断面積が前記継手本体の流体移送路の断面積よりも小となるオリフィス流路を有していることを特徴とする。
請求項6の構成は、請求項5に記載の管継手において、前記シール部が、前記管状部の先端部における内周部に、該管状部の軸線に対して交差するテーパ面により構成されたシール面と、前記インナーリングの前記環状大径部の斜面部に形成された内向きテーパ面との間に、前記チューブの端部を傾斜状態に挟持することによって構成されていることを特徴とする。
請求項7の構成は、請求項5又は6に記載の管継手において、前記インナーリングにおける前記環状大径部よりも前記付根側の端部が前記管状部又は前記継手本体に内嵌されており、その内嵌部分における前記管状部又は前記継手本体と前記インナーリングとを、前記ユニオンナットの前記管状部の付根側への螺進による締付けによって密着する奥シール部が形成されていることを特徴とする。
請求項8の構成は、請求項7に記載の管継手において、前記奥シール部が、前記管状部又は前記継手本体の軸線方向の外方に向けて漸次拡径するテーパ面より構成されるシール面と、前記インナーリングの端部に形成されたテーパ面からなる突出端面との密着によって形成されていることを特徴とする。
請求項9の構成は、請求項8に記載の管継手において、前記奥シール部が、前記管状部又は前記継手本体の前記シール面よりも径方向で外側において前記管状部の軸線と平行に形成された環状溝部に、前記インナーリングの端部に形成された円筒部を嵌入することで構成されていることを特徴とする。
請求項10の方法は、可撓性材料で成る流体移送用チューブをユニオンナットに挿通する工程と、
前記チューブの端部を、シール用のインナーリングにおける外径側に隆起した環状大径部に嵌装する工程と、
チューブの端部が嵌装されたインナーリングを、外周に雄ネジ部が形成された状態で継手本体から突設される管状部に内嵌する工程と、
前記チューブに嵌装されている前記ユニオンナットを前記管状部に螺着させ、かつ、前記管状部の付根側への螺進による締付けにより、前記インナーリングの環状大径部と前記チューブの内周部との間と、前記チューブの外周部と前記管状部の内周部との間とのうちの少なくとも一方をシールする工程と、を有する管継手の接続方法において、
前記インナーリングとして、これの流体移送用流路の断面積が前記継手本体の流体移送路の断面積よりも小となるオリフィス流路を有したものを使用することを特徴とする。
請求項11の方法は、請求項10に記載の管継手の接続方法において、前記インナーリングとして、前記ユニオンナットの前記管状部の前記付根側への螺進による締付けによって、前記管状部又は前記継手本体と前記インナーリングの付根側の端部とが密着しての奥シール部が構成されるように、前記インナーリングにおける前記環状大径部よりも前記付根側の端部が、前記管状部又は前記継手本体に内嵌自在に形成されているものを使用することを特徴とする。
請求項1の構成によれば、管継手を構成する上での必須の構成部品であるインナーリングの内径、即ち流体移送用流路を絞り、必要となるサイズ(断面積)のオリフィス流路を設けたものであり、専用の部品を新たに追加したり、部品数を増やすことなく、しかも、配管系統を何ら変更することなく、流量や圧力の調節が行えるようになる。つまり、インナーリングに、管継手の構成部品であることとオリフィスであることとの双方の機能を持たせることができるので、管継手自体は従来のものを使用できてコストアップを招かないようにしながら、流体の流量調節や圧力調節が行える合理的なインナーリングを提供することができる。そして、このようなインナーリングを備える管継手は、配管系統の至る所に存在することが多いので、設計の自由度が高く、また、改造が容易に行える利点もある。
請求項2の構成によれば、チューブに関するシール部とは別に、管状部又は継手本体と本体筒の付根側の端部とが密着しての奥シール部が形成されるので、請求項1の構成による前記効果を有しながら、インナーリングを有する管継手のシール機能をより一層強化できる利点がある。
請求項3の構成によれば、継手本体の流体移送路、又はチューブの流路とオリフィス流路とがテーパ流路で接続されて、断面積が徐々に変化するようになるので、インナーリング矢その前後を通る流体の流れを円滑化でき、圧力損失や流体の澱みを軽減することが可能になる。
請求項4の構成によれば、継手本体の流体移送路、及びチューブの流路の夫々とオリフィス流路とがテーパ流路で接続されて、断面積が徐々に変化するようになるので、インナーリングやその前後を通る流体の流れを円滑化でき、圧力損失や流体の澱みを軽減することが可能になる。つまり、請求項3の構成による前記効果が、オリフィス流路の両側において発揮されるものであり、流体の流れ方向の如何に拘わらず、圧力損失や流体の澱みの軽減効果が強化される利点がある。
請求項5の構成によれば、管継手を構成する上での必須の構成部品であるインナーリングの内径、即ち流体移送用流路を絞り、必要となるサイズ(断面積)のオリフィス流路を設けたものであり、専用の部品を新たに追加したり、部品数を増やすことなく、しかも、配管系統を何ら変更することなく、流量や圧力の調節が行えるようになる。つまり、インナーリングに、管継手の構成部品であることとオリフィスであることとの双方の機能を持たせることができるので、管継手自体は従来のものを使用できてコストアップを招かないようにしながら、流体の流量調節や圧力調節が行える合理的な管継手が提供できる。そして、このような管継手は配管系統の至る所に存在することが多いので、設計の自由度が高く、また、改造が容易に行える利点もある。
請求項6の構成によれば、シール部は、管状部先端のテーパ面とインナーリングの内向きテーパ面との間にチューブ端部を傾斜状態に挟持することで構成されるので、請求項5の構成による前記効果を有しながら、確実なシール機能が得られる管継手を提供することができる。
請求項7〜9の構成によれば、インナーリング付根側の端部と管状部又は継手本体とによる奥シール部が付設されるので、請求項5又は6の構成による前記いずれかの効果を奏しながら、シール機能がより強化される利点がある。
請求項10の方法は、請求項5の管継手の接続構造を方法化したものであり、請求項5の構成による前記効果と同等の効果を得ることができる。そして、請求項11の方法は、請求項6の管継手の接続構造を方法化したものであり、請求項6の構成による前記効果と同等の効果を得ることができる。
以下、本発明による管継手、及びそれ用のインナーリング、並びに管継手の接続方法について、図面を参照しながら説明する。図1は実施例1による管継手の構造を示す断面図、図2は管継手の分解図、図3〜図5は、図1の管継手の接続方法の各工程を示す作用図である。図6〜図8は、インナーリングの別構造を示す断面図であり、図9,10は実施例2,3による管継手を夫々示す断面図である。
樹脂製の管継手Aは、図1,図2に示すように、それぞれが耐熱、耐薬品性に優れるフッ素樹脂(例:PTFE)等の樹脂によって成形された継手本体1と、ユニオンナット2と、インナーリング4とを備えて成り、インナーリング4は、継手本体1に挿入して接続するフッ素樹脂(例:PTFE)等の樹脂製のチューブ(可撓性材料で成る流体移送用チューブの一例)3の一端部3aに圧入されている。
継手本体1は、筒状の胴部5の少なくとも一端部に受口(管状部の一例)6を形成し、その受口6の内奥に、奥シール部Qを構成する第1の1次シール部(シール面の一例)7を継手本体1の軸線Cに対し交差するように形成するとともに、受口6の入口に2次シール部(シール面、及びシール部Sの一例)8を軸線Cに対し交差するように形成している。受口6の外周には雄ネジ部9が形成されている。受口6の内径は胴部5の内径よりも径大に形成されており、その受口6の内奥には、軸方向外方に向けて漸次縮径して胴部5の内径面に至るテーパ面によって前記1次シール部7が形成されている。一方、2次シール部8は、受口6の内奥から軸方向外方に向けて漸次拡径して受口6の端面に至るテーパ面によって形成されている。
インナーリング4は、フッ素樹脂(例:PTFE)等の樹脂成形品であり、その軸方向内端部に継手本体1の受口6内に嵌合できる外径の突出部10を形成するとともに、その軸方向外端部にチューブ3の一端部3aに圧入する圧入部11を形成してなり、全体としてスリーブ状になっている。突出部10の内端面には、第1の1次シール部7に当接する、テーパ面からなる内端シール部(突出端面の一例)12が形成されている。圧入部11は膨出部(環状大径部分の一例)11aと、この膨出部11aと突出部10とをつなぐ連接部11bとからなり、連接部11bの外径は突出部10の外径よりもチューブ3の肉厚相当分だけ細く設定している。膨出部11aは軸方向外端から軸方向内端側へ向けて漸次拡径するテーパ状の外端シール部13と、この外端シール部(シール部Sの一例)13の頂部から連接部11bに向かって漸次縮径するテーパ面(内向きテーパ面の一例)15とを有する断面山形状に形成されている。
外端シール部13の頂部の外径、つまり膨出部11aの最大外径は連接部11bの外径よりも大きく設定されている。テーパ面15は、その傾斜角度が前記継手本体1の2次シール部8の傾斜角度とほぼ一致するとともに、内端シール部12が1次シール部7に当接したとき、2次シール部8とテーパ面15との対向間隔がチューブ3の肉厚相当となるよう形成されている。このインナーリング2の内径はチューブ3の内径及び継手本体1の胴部5の内径と同一か略同一に設定して流体の移動(流動)を妨げないようにしている。
このインナーリング4は、チューブ3の一端部3a内に上記突出部10を外方へ突出させる状態で圧入することによりチューブ3の一端部3aを拡径させて拡径部16を形成するとともに、該拡径部16の継手本体1への挿入方向とは反対側の反挿入方向側斜面部16aとチューブ軸方向と平行なチューブ外面部30とが出会う所に拡径付け根部17を形成する。
チューブ3の一端部3aが受口6に挿入された状態では、内端シール部12が継手本体1の第1の1次シール部7に当接するとともに、外端シール部13がチューブ3の拡径部17の第2の1次シール部となる反挿入方向側斜面部16aの内面に当接する。さらに、継手本体1の2次シール部8とインナーリング4のテーパ面15との間に、チューブ3の一端部3aが傾斜状態で挟持される。すなわち、インナーリング4のテーパ面15に沿って変形したチューブ3の拡径部16の挿入方向側斜面部16bが2次シール部8と当接する。
ユニオンナット2は、これの内周に前記継手本体1の雄ネジ部9に螺合される雌ネジ部18を形成し、かつ一端部に環状の鍔部19を内向きに張り出すとともに、該鍔部19の内周部の軸方向内端に鋭角または直角の押圧エッジ部19aを設けてある。
そして、上記インナーリング4の圧入されたチューブ3の一端部3aを継手本体1の受口6に挿入させた状態で、該一端部3aの外周に予め遊嵌させているユニオンナット2の雌ネジ部18を継手本体1の雄ネジ部9に螺合させて締め付ける。この締付けに伴いユニオンナット2の押圧エッジ部19aがチューブ3の拡径部16の拡径付け根部17に当接してインナーリング4を軸方向から押圧することにより該インナーリング4の内端シール部12及びチューブ3の挿入方向側斜面部16bが継手本体1の受口6の1次シール部7及び2次シール部8にそれぞれ押圧接当するとともに、チューブ3の第2の1次シール部である反挿入方向側斜面部16aの内面がインナーリング4の外端シール部13に押圧接当してシール性(密封力)を付与し、同時にチューブ3の抜止めを図っている。
インナーリング4は、図1,2に示すように、これの内周部として形成される流体移送用流路4Wの断面積が、継手本体1の流体移送路1Wの断面積よりも小となるオリフィス流路20を有している。具体的には、オリフィス流路20は、円形断面を有する流体移送用流路4Wの径d4を、同じく円形断面を有する流体移送路1Wの径d1よりも小に設定することで為されている。チューブ3の内径d3は流体移送路1Wの径d1と同じであり、インナーリング4は、継手本体1及びチューブ3の双方に対してオリフィスとして機能する。
この継手構造は、前記管継手Aの他、ポンプやバルブといった流体機器とチューブとの繋目等至る所に存在しているので、自在にオリフィスを設置することが可能であり、部品点数の増加やコストアップを招来することのい合理的、経済的な状態で、設計自由度の高い状態で流体の流量や圧力調節を行わせることができる。
この管継手Aのチューブ3の接続方法は以下のようである。先ず、可撓性材料で成るチューブ3にユニオンナット2を外嵌挿通する第1工程を行う(図3参照)。次に、チューブ3の端部を、シール用のインナーリング4における膨出部11a及び連接部11bに差込んで嵌装する第2工程を行う(図4参照)。この第2工程においては、インナーリング4として、これの流体移送用流路4Wの断面積が継手本体1の流体移送路1Wの断面積よりも小となるオリフィス流路20を有したものを使用する。また、チューブ3が短く、他端が開放状態であるのならば、第2工程の完了後に第1工程を行っても良い。
そして、チューブ3の端部が嵌装されたインナーリング4を、外周に雄ネジ部9が形成された状態で継手本体1から突設される受口6に内嵌する第3工程を行う(図5参照)。最後に、チューブ3に嵌装されているユニオンナット2を受口6に螺着させ、かつ、受口6の付根側への螺進による締付けにより、インナーリング4の環状大径部とチューブ3の内周部との間と、チューブ3の外周部と受口6の内周部との間との双方をシールする第4工程を行う(図1参照)ことにより、チューブ3の管継手Aへの接続が完了する。
ところで、図1,2に示す管継手Aに用いられるインナーリング4は、外径側に隆起した膨出部11aを有する外周部4G、及び流体移送用流路4Wを形成する内周部4Nが形成される本体筒4Hから成り、外周に雄ネジ部9が形成された状態で継手本体1から突設される受口6の内周部6Nと外周部4Gとの間に可撓性材料で成る流体移送用チューブ3の端部が嵌装された状態における、雄ネジ部9に螺合自在な雌ネジ部18が形成されたユニオンナット2の受口6の付根側への螺進による締付けにより、膨出部11aとチューブ3の内周部3Nとの間と、チューブ3の外周部3Gと受口6の内周部6Nとの間とのうちの少なくとも一方を密着するシール部8,13が構成されるインナーリングであって、流体移送用流路4Wは、これの断面積が継手本体1の流体移送路1Wの断面積よりも小となるオリフィス流路20を有していることを特徴としている。
そして、インナーリング4は、ユニオンナット2の受口6の付根側への螺進による締付けによって、受口6又は継手本体1と本体筒4Hの付根側の端部とが密着しての1次シール部(奥シール部の一例)7が構成されるように、本体筒4Hにおける膨出部11aよりも付根側の端部が、受口6又は継手本体1に内嵌自在に形成されている。
そして、そのインナーリング4は、図1等に示されるように、単一径のオリフィス流路のみから成る流体移送用流路4Wを持つものの他、図6〜8に示される形状の流体移送用流路4Wを有したものでも良い。即ち、図6,7に示される第1及び第2別構造の管継手用のインナーリング4は、流体移送用流路4Wが、一端に開口する状態のオリフィス流路20と、これよりも断面積が大で他端に開口する状態の移送路21と、オリフィス流路20と移送路21とを断面積が流体移送方向において漸変する状態で連通接続するテーパ流路23と、から構成されたものである。
図6に示す第1別構造のインナーリング4は、チューブ側端にオリフィス流路20が形成され、継手本体側端に移送路21が形成されており、図7に示す第2別構造のインナーリング4はその逆の構成となっている。第1別構造のインナーリング4は、継手本体1からチューブ3に向かって流体が流れる構造に好適であり、第2別構造のインナーリング4は、チューブ3から継手本体1に向かって流体が流れる構造に好適である。
また、図8に示す第3別構造のインナーリング4は、流体移送用流路4Wが、オリフィス流路20と、これよりも断面積が大となる状態でオリフィス流路20の両側に形成される第1及び第2移送路21,22とから成るとともに、一端に開口する状態の第1移送路21とオリフィス流路20とを断面積が流体移送方向において漸変する状態で連通接続する第1テーパ流路23、及び他端に開口する状態の第2移送路22とオリフィス流路20とを断面積が流体移送方向において漸変する状態で連通接続する第2テーパ流路24が形成されている。
前述の第1,2別構造のインナーリング4では、オリフィス流路20が臨む継手本体1の移送路1Wの隅角部1s(図1,9参照)、又はチューブ3の移送路3Wの隅角部3s(図1,9参照)に流体が停滞して澱む可能性が若干あるが、この第3別構造のインナーリング4では、いずれの方向にもテーパ流路23,24が存在するので、流路を絞るオリフィス流路20を設けながらも、流体を澱むことなく円滑に流すことができる利点がある。
実施例2による管継手部A2は、奥シール部Q、及びその外側の各構造が異なる以外は、図1に示す実施例1による管継手部Aと同じであり、同一の部材、要素には同一の符号を付してその説明を省略する。即ち、構造の異なる1次シール部(シール部Sの一例)27は、図9に示すように、インナーリング4のチューブ3の一端部3aから突出する突出部10に、継手本体1の受口6の内奥に形成されたテーパ面でなるシール面27に当接する突出内端面25よりも径方向外方で、かつ、軸方向内方へ向かって突出する円筒状シール部(円筒部の一例)26が形成される。
一方、継手本体1の受口6のシール面27よりも径方向外方に、円筒状シール部26の圧入に伴い径方向の面圧を発生させてシール部を形成する円筒状溝部(環状溝部の一例)28が形成されている。なお、この管継手部A2の場合、円筒状溝部28に対し円筒状シール部26の外周面のみを密着させてシール部を構成することもできる。
また、受口6の付根には、その付根に形成されたリング凸条1tで抜け止め状態とされた受輪51が嵌合装着されるとともに、この受輪51に当接自在な対向輪52がユニオンナット2の端面に取付けられており、これら受輪51と対向輪52とによって、ユニオンナット2の締付け限度位置を規定する節度機構50が構成されている。この管継手A2に用いられるインナーリング4の流体移送用流路4Wは、実施例1による管継手Aのものと同様に、単一径のオリフィス流路20として描かれているが、必要に応じて、図6〜図8に示す別構造のインナーリング4に置き換えることが自在である。
実施例3による管継手A3は、図10に示すように、図9に示す管継手A2の変形例であり、奥シール部Qが、インナーリング4の突出部10の外周に形成された複数の突条リング41と受口(管条部)6の内周部6Nとの密着によってシールする構成とされている。この場合、インナーリング4における断面形状がテーパ状の円筒部42の内周部42aと、受口6の内側において継手本体1から軸線C方向に突設形成された環状内壁部43の傾斜外周面43aとが密着してシール機能を持つ構造でも良く、またシール機能が発揮されない構造でも良い。
ユニオンナット2のチューブ3側端は、ほぼチューブ3の外周面に接する状態の内径寸法に設定された支持筒部45が形成されており、チューブ3が揺れ動き難いように支持することが可能で3ある。また、その支持筒部45の内側端部45aは、膨出部11aに外嵌して膨らんでいるチューブ3の外周面に押し当てられるように変形する構成とされている。
以上説明した種々のインナーリング4においては、オリフィス流路20の断面積(径)は、必要に応じて変更設定することが自在であり、テーパ流路23,24の漸変具合(流路長さに対する断面積の変化)も適宜に設定することが自在である。また、継手本体1、ユニオンナット2、インナーリング4はフッ素樹脂以外のもので形成することも可能である。
管継手の構造を示す断面図(実施例1) 図1の管継手の構造を示す分解図 継手接続方法の第1工程を示す作用図 継手接続方法の第2工程を示す作用図 継手接続方法の第3工程を示す作用図 インナーリングの第1別構造を示す断面図 インナーリングの第2別構造を示す断面図 インナーリングの第3別構造を示す断面図 管継手の構造を示す断面図(実施例2) 管継手の構造を示す断面図(実施例3)
符号の説明
1 継手本体
1W 流体移送路
2 ユニオンナット
3 流体移送用チューブ
4 インナーリング
4G 外周部
4H 本体筒
4N 内周部
4W 流体移送用流路
6 管状部
7,27 シール面
8 シール面
9 雄ネジ部
11a 環状大径部分
12 突出端面
15 内向きテーパ面
18 雌ネジ部
20 オリフィス流路
21,22 移送路(第1,第2移送路)
23,24 テーパ流路(第1,第2テーパ流路)
26 円筒部
28 環状溝部
A 管継手部
C 管状部の軸線
Q 奥シール部
S シール部

Claims (11)

  1. 外径側に隆起した環状大径部分を有する外周部、及び流体移送用流路を形成する内周部が形成される本体筒から成り、
    外周に雄ネジ部が形成された状態で継手本体から突設される管状部の内周部と前記外周部との間に可撓性材料で成る流体移送用チューブの端部が嵌装された状態における、前記雄ネジ部に螺合自在な雌ネジ部が形成されたユニオンナットの前記管状部の付根側への螺進による締付けにより、前記環状大径部分と前記チューブの内周部との間と、前記チューブの外周部と前記管状部の内周部との間とのうちの少なくとも一方を密着するシール部が構成される管継手用のインナーリングであって、
    前記流体移送用流路は、これの断面積が前記継手本体の流体移送路の断面積よりも小となるオリフィス流路を有している管継手用のインナーリング。
  2. 前記ユニオンナットの前記管状部の前記付根側への螺進による締付けによって、前記管状部又は前記継手本体と前記本体筒の付根側の端部とが密着しての奥シール部が構成されるように、前記本体筒における前記環状大径部よりも前記付根側の端部が、前記管状部又は前記継手本体に内嵌自在に形成されている請求項1に記載の管継手用のインナーリング。
  3. 前記流体移送用流路が、前記本体筒の一端に開口する状態の前記オリフィス流路と、これよりも断面積が大で前記本体筒の他端に開口する状態の移送路と、前記オリフィス流路と前記移送路とを断面積が流体移送方向において漸変する状態で連通接続するテーパ流路と、から構成されている請求項1又は2に記載の管継手用のインナーリング。
  4. 前記流体移送用流路が、前記オリフィス流路と、これよりも断面積が大となる状態で前記オリフィス流路の両側に形成される第1及び第2移送路とから成るとともに、前記本体筒の一端に開口する状態の前記第1移送路と前記オリフィス流路とを断面積が流体移送方向において漸変する状態で連通接続する第1テーパ流路、及び前記本体筒の他端に開口する状態の前記第2移送路と前記オリフィス流路とを断面積が流体移送方向において漸変する状態で連通接続する第2テーパ流路が形成されている請求項1又は2に記載の管継手用のインナーリング。
  5. 外周に雄ネジ部が形成された状態で継手本体から突設される管状部と、外径側に隆起した環状大径部を有したシール用のインナーリングと、前記雄ネジ部に螺合自在な雌ネジ部が形成されたユニオンナットとから成り、
    前記インナーリングの外周面と前記管状部の内周部との間に可撓性材料で成る流体移送用チューブの端部が嵌装された状態における前記ユニオンナットの前記管状部の付根側への螺進による締付けにより、前記インナーリングの環状大径部と前記チューブの内周部との間と、前記チューブの外周部と前記管状部の内周部との間とのうちの少なくとも一方を密着するシール部が構成される管継手であって、
    前記インナーリングの流体移送用流路は、これの断面積が前記継手本体の流体移送路の断面積よりも小となるオリフィス流路を有している管継手。
  6. 前記シール部が、前記管状部の先端部における内周部に、該管状部の軸線に対して交差するテーパ面により構成されたシール面と、前記インナーリングの前記環状大径部の斜面部に形成された内向きテーパ面との間に、前記チューブの端部を傾斜状態に挟持することによって構成されている請求項5に記載の管継手。
  7. 前記インナーリングにおける前記環状大径部よりも前記付根側の端部が前記管状部又は前記継手本体に内嵌されており、その内嵌部分における前記管状部又は前記継手本体と前記インナーリングとを、前記ユニオンナットの前記管状部の付根側への螺進による締付けによって密着する奥シール部が形成されている請求項5又は6に記載の管継手。
  8. 前記奥シール部が、前記管状部又は前記継手本体の軸線方向の外方に向けて漸次拡径するテーパ面より構成されるシール面と、前記インナーリングの端部に形成されたテーパ面からなる突出端面との密着によって形成されている請求項7に記載の管継手。
  9. 前記奥シール部が、前記管状部又は前記継手本体の前記シール面よりも径方向で外側において前記管状部の軸線と平行に形成された環状溝部に、前記インナーリングの端部に形成された円筒部を嵌入することで構成されている請求項8に記載の管継手。
  10. 可撓性材料で成る流体移送用チューブをユニオンナットに挿通する工程と、
    前記チューブの端部を、シール用のインナーリングにおける外径側に隆起した環状大径部に嵌装する工程と、
    チューブの端部が嵌装されたインナーリングを、外周に雄ネジ部が形成された状態で継手本体から突設される管状部に内嵌する工程と、
    前記チューブに嵌装されている前記ユニオンナットを前記管状部に螺着させ、かつ、前記管状部の付根側への螺進による締付けにより、前記インナーリングの環状大径部と前記チューブの内周部との間と、前記チューブの外周部と前記管状部の内周部との間とのうちの少なくとも一方をシールする工程と、を有する管継手の接続方法であって、
    前記インナーリングとして、これの流体移送用流路の断面積が前記継手本体の流体移送路の断面積よりも小となるオリフィス流路を有したものを使用する管継手の接続方法。
  11. 前記インナーリングとして、前記ユニオンナットの前記管状部の前記付根側への螺進による締付けによって、前記管状部又は前記継手本体と前記インナーリングの付根側の端部とが密着しての奥シール部が構成されるように、前記インナーリングにおける前記環状大径部よりも前記付根側の端部が、前記管状部又は前記継手本体に内嵌自在に形成されているものを使用する請求項10に記載の管継手の接続方法。
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