JP3945430B2 - 画像による対象物の計測方法および撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のカメラから得られる画像に基づいて対象物を計測する方法およびそれに用いられる撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数のカメラから得られる画像に基づいて対象物を計測し、対象物の距離画像などの3次元情報を取得する方法が知られている。また、そのような画像を撮像するための撮像装置が種々知られている。
【0003】
さて、2つの画像に基づいて3次元情報を得るためには、それら2つの画像における対応点を抽出する必要がある。しかし、従来の撮像装置から得られる画像では、対応点における輝度、色バランス、またはピントの状態が互いに異なるため、対応点を正確に抽出することが困難である。
【0004】
例えば、特開2002−218506および特開2002−218507には、1つの光学系にステレオアダプタを取り付けてステレオ画像を得る撮像装置が開示されている。この撮像装置によると、1つの光学系で2つの仮想視点からの画像を得ることが可能である。しかし、AE(自動露光)やAWB(自動ホワイトバランス)をそれぞれの画像に対して独立して制御することができない。そのため、2つの画像の対応点の輝度や色バランスが互いに異なり、正確な対応付けが困難である。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−218506
【0006】
【特許文献2】
特開2002−218507
【0007】
【特許文献3】
特開2002−216125
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この問題の解決のために、2つの画像に共通して写っている平面部分の輝度を比較して画像全体の輝度値を修正することが提案されている(特開2002−216125)。
【0009】
すなわち、これによると、2つの画像に共通している領域の輝度を比較して画像に修正を加える。しかし、撮像した後の画像に修正を加えて画像の輝度を揃えようとするものであるから、画像の状態によっては画像の輝度を十分に揃えることができない。また、画像の色バランスやピントの状態が異なっていた場合には修正によって揃えることはほとんど不可能である。そのため、正確な対応付けが困難であり、対象物についての精度のよい3次元情報を得ることができない。
【0010】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、複数のカメラから得られる画像に基づいて対象物を計測するに際して、画像の対応付けを正確に行うことを可能とし、対象物の計測を精度よく行えるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る方法は、複数のカメラから得られる画像に基づいて対象物を計測する計測方法であって、前記複数のカメラで撮像されている複数の画像のそれぞれについて少なくとも3つの対応点を取得し、前記複数の画像のうちの1つを基準画像とし他を参照画像として、前記基準画像の対応点に前記参照画像の対応点が重なるように前記参照画像を変換したときの両画像の重なる領域を特定領域として設定し、前記特定領域における画像から得られる画像情報をより多く用いて自動露光のためのカメラパラメータを設定し、設定した前記自動露光のためのカメラパラメータを用いて、カメラパラメータを設定したときと同じ撮像範囲に対して複数の前記カメラによる撮像を行って画像をそれぞれ取得し、取得した複数の画像に基づき画像の対応点を求めて撮像範囲に入った対象物の3次元情報を取得する。
【0012】
本発明に係る装置は、対象物に対して互いに視差を有する視点位置から対象物を撮像することが可能であって少なくとも自動露光のためのカメラパラメータに基づく撮像制御を互いに独立して行うことの可能な複数のカメラと、前記複数のカメラで撮像されている複数の画像について少なくとも3つの対応点を取得し、前記複数の画像のうちの1つを基準画像とし他を参照画像として、前記基準画像の対応点に前記参照画像の対応点が重なるように前記参照画像を変換したときの両画像の重なる領域を特定領域として設定するための設定手段と、前記特定領域における画像情報のみを用いて前記複数のカメラのそれぞれに対応する前記自動露光のためのカメラパラメータを算出する算出手段と、算出された前記複数のカメラのそれぞれに対応する前記自動露光のためのカメラパラメータに基づいて前記複数のカメラの撮像制御を行う撮像制御手段とを有する。
【0013】
好ましくは、前記自動露光のためのカメラパラメータは、次の式、
【数3】
ここで、tはシャッタースピード、xはゲインの数値、k1,k2は定数、 vは輝度の平均値、Aは輝度の目標値、
で表される露光量Eおよび露光量増加分ΔEを有する。
【0016】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕
図1は本発明に係る第1の実施形態の撮像装置1の構成を示す図、図2は2つの画像D1,D2に設定された特定領域TRの例を示す図、図3は2つの画像D1,D2に設定された特定領域TRの他の例を示す図、図4は特定領域TRを自動的に設定する方法の例を示す図である。
【0017】
図1において、撮像装置1は、2つのカメラ11,12、領域設定部13、およびパラメータ算出部14などからなる。
カメラ11,12は、CCDなどの撮像素子をそれぞれ備えており、計測の対象物(被写体)Qに対して互いに視差を有する視点位置から対象物Qを撮像することが可能である。なお、ここでは説明を簡単にするために、2つのカメラ11,12の光軸は互いに平行であるとする。カメラ11,12には、それぞれ撮像制御部111,121が設けられ、カメラパラメータCPに基づく撮像制御を互いに独立して行うことが可能である。
【0018】
すなわち、撮像制御部111,121は、各カメラ11,12のAE、AWB、AF(自動焦点)などを電気的および機構的に制御する。撮像制御部111,121による制御に必要なカメラパラメータCPは、独自で設定することもあるが、後述するようにパラメータ算出部14から取得することが可能である。
【0019】
カメラ11,12は、それぞれ異なる撮像範囲SH1,SH2を有し、その一部が互いに重なる。重なった部分が共通撮像範囲SHKである。カメラ11,12は、それぞれの撮像範囲SH1,2の画像D1,D2を出力する。画像D1,D2は、適当な大きさの表示面を有したモニタに表示される。画像D1,D2には、カメラ11,12の電源がオンのときに常に撮像されて出力されるモニタ画像、およびシャッタを押したときに撮像されて出力される画像が含まれる。対象物Qが共通撮像範囲SHKに入るようにして撮像を行うことにより、対象物Qについての視差のある2つの画像が得られる。
【0020】
なお、2つのカメラ11,12は、機構的に一体化されていてもよく、また、別体で構成された2つのカメラ11,12を連結機構で連結した構造のものでもよい。
【0021】
領域設定部13は、各カメラ11,12の撮像範囲SH1,2内において、特定領域TRをそれぞれ設定するためのものである。特定領域TRは、それぞれのカメラ11,12に対して設定することが可能である。ユーザが手動により設定することが可能であり、また、自動的に設定することも可能である。
【0022】
特定領域TRを設定するに当たり、基本的には、カメラ11,12の視野が互いに重なる領域を特定領域TRとする。特定領域TRの設定の方法として、モニタの表示面上にリアルタイムで画像を表示し、その画像を見ながら設定する方法と、カメラ11、12と対象物Qとの位置関係および大体の距離が分かっている場合に予め計算によって視野の重なる領域を計算で求めて設定する方法とがある。
【0023】
つまり、後者においては、視野が重なる領域はカメラ11,12からの距離Lによって異なるが、計測したい対象物Qの大きさや位置に制限を加えることにより、所定の距離範囲を特定して視野の重なる領域を予め求めることが可能ということである。なお、視野の重なる領域を予め求める際に、光学系の焦点距離、撮像素子のサイズ、画角など、必要なカメラパラメータを用いる。これらのカメラパラメータCPは撮像制御部111,121が認識し、適当なメモリ領域に記憶されている。
【0024】
次に、特定領域TRの設定の例を示す。
図2(A)はカメラ11の画像D1を、図2(B)はカメラ12の画像D2を、それぞれ示す。画像D1はカメラ11の撮像範囲SH1に対応し、画像D2はカメラ12の撮像範囲SH2に対応する。画像D1,D2において、共通撮像範囲SHKに対応する部分には斜線を施して示してある。
【0025】
そこで、例えば、ユーザは、共通撮像範囲SHKをそれぞれの特定領域TR1,TR2として設定する。但し、画像D1,D2における特定領域TRの境界は、図1におけるカメラ11,12から背景面HM1までの距離(背景距離)Lによって異なる。図2においては、背景距離がL1の場合を示している。背景距離L1は、想定される対象物Qが共通撮像範囲SHKに十分に入る距離である。そのような共通撮像範囲SHKを特定領域TRとして設定することにより、対象物Qは特定領域TRの中に写ることとなる。
【0026】
なお、共通撮像範囲SHKに対応してユーザが設定する特定領域TRは、共通撮像範囲SHKに正確に対応する必要はない。計測の目的に応じて柔軟に設定することが可能である。
【0027】
図3(A)(B)に示す画像D1,D2では、図2(A)(B)における特定領域内であってそれらよりも狭い範囲であり、且つ対象物Qを十分に含む範囲が、特定領域TR1,2として設定されている。図3における特定領域TR1と特定領域TR2とは、共通撮像範囲SHKに正確に対応しないのみならず、共通撮像範囲SHKにも対応していない。対象物Qまたは対象物Qについての計測を行いたい部分を共通に含んでいれば十分であるからである。このように、特定領域TRとして、3次元情報を得たい任意の領域を設定することができる。
【0028】
なお、特定領域TRを手動で設定するために、例えば、モニタの表示面に設定された特定領域TRを枠線などで表示し、カーソルまたはマウスなどを操作して枠線を移動可能なように構成すればよい。その際に、2つの画像D1,D2のうちの一方について特定領域TRを設定したときに、他方についてはそれに対応して共通撮像範囲SHKが特定領域TRとして自動的に設定されるようにしてもよい。その場合に、一方のカメラ11を基準カメラとし、他方のカメラ12を参照カメラとし、特定領域TRを基準カメラの画像(基準画像)に対してのみ設定すれば済むようにすればよい。
【0029】
パラメータ算出部14は、設定された特定領域TRにおける画像情報のみを用いてカメラパラメータCPを算出する。つまり、各画像D1,D2の輝度情報、色情報、およびピントの状態についての情報などについて、特定領域TR1,2に写っている画像のみから得られる情報を用いてカメラパラメータCPを演算により求め、求めたカメラパラメータCPをカメラ11,12に出力して撮像制御部111,121に設定する。
【0030】
パラメータ算出部14は、カメラパラメータCPを求める際に、設定された特定領域TR1,2における輝度の平均値および各色成分の平均値を求め、求めた値から、これら2つの特定領域TR1,2における互いの画像の輝度および色バランスを等しくするようなカメラパラメータCPを求める。輝度および色バランスの両方を等しくするようなカメラパラメータCPの算出が不可能であったり多大な時間を要する場合には、いずれか一方のみを等しくするようなカメラパラメータCPを算出すればよい。
【0031】
なお、輝度の平均値および各色成分の平均値として、単純平均または2乗平均を行った値を用いたり、特定領域TRの中央部分のウエイトを大きくした加重平均値などを用いることができる。
【0032】
次に、輝度の平均値、各色成分の平均値からカメラパラメータCPを求める例を説明する。しかし、カメラパラメータCPの求め方としてこれ以外の種々の方法を採用することができる。また、カメラの特性によってもカメラパラメータCPの求め方が異なる。
【0033】
AEのためのカメラパラメータCPは次のようにして求めることができる。
カメラの現在の露光量をEとし、露光量の増加分をΔEとすると、それらは次の(1)(2)式で表される。
【0034】
【数1】
【0035】
ここで、tは現在のシャッタースピード、xは現在のゲインの数値、k1,k2は定数、vは輝度の平均値、Aは輝度の目標値である。ゲインxは、カメラの絞りおよび撮像素子の感度などに依存する。
【0036】
そして、変更後の新しい露光量E’を、
E’=E+ΔE
と定め、次の(3)式、
【0037】
【数2】
【0038】
となるように、新しいシャッタースピードt’および新しいゲインx’を定める。なお、シャッタースピードt’およびゲインx’は一意に定まるとは限らない。
【0039】
AWBのためのカメラパラメータCPは次のようにして求めることができる。
例えば、RGBのカラー画像において、Gを基準とする場合には、R成分の平均値をr、G成分の平均値をg、B成分の平均値をbとおき、Gr,Gg,GbをそれぞれR,G,Bの各成分に対応するホワイトバランスの値とするとき、
Gr=g/r
Gg=1
Gb=g/b
と定める。
【0040】
上のようにして求めたカメラパラメータCPが撮像制御部111,121に設定される。設定されたカメラパラメータCPにより、撮像制御部111,121による撮像制御が行われ、カメラパラメータCPを設定したときと同じ撮像範囲に対して撮像が行われる。これによってあらためて2つの画像D1,D2が得られる。得られた画像D1,D2に対して、自動または手動で対応点を求め、画像D1,D2の中に写った対象物Qについての距離画像などの3次元情報を生成する。
【0041】
次に、特定領域TRを自動的に設定する方法の例について説明する。
図4(A)(B)はそれぞれカメラ11,12の画像D1,D2である。一方の画像D1が基準画像であり、他方の画像D2が参照画像である。これら画像D1,D2のいずれにも対象物Qの画像が含まれているが、視差があるため対象物Qの画像は同一ではない。
【0042】
まず、これらの画像D1,D2において、3つ以上の対応点を抽出する。対応点を抽出するために、画像の中の特徴点を用いて自動計算によって抽出してもよいし、ユーザが画像を見ながら手動により対応点を指定してもよい。図4において、対応点は黒丸で示されている。
【0043】
そして、画像D2上の対応点の座標を画像D1上の対応点の座標に移す射影変換を求める。なお、射影変換は、次の(4)式で示される座標変換である。
【0044】
【数3】
【0045】
なお、射影変換を求める際に何らかの拘束条件をつけてもよい。例えば、アフィン変換に制限する、既知のカメラパラメータを用いる、などである。
次に、求めた射影変換によって画像D2の全体を変換する。変換した画像が図4(C)に画像D3として示されている。そして、図4(D)に示すように、画像D3を画像D1に重ねる。図4(D)において画像D3と画像D1とが重なっている部分を視野が重なる領域とみなし、この領域を特定領域TRとして設定する。
【0046】
特定領域TRを自動的に設定する方法の他の例として、対象物Qの写った領域を自動的に抽出し、抽出した領域を特定領域TRとして設定してもよい。
次に、撮像装置1における動作の流れをフローチャートによって説明する。
【0047】
図5は撮像装置1における動作の全体の流れを示すフローチャート、図6は特定領域TRの自動設定の流れを示すフローチャートである。
図5において、複数のカメラによって複数の画像を取得する(#11)。画像に対して特定領域TRを設定し(#12)、特定領域TRの画像情報のみを用いてカメラパラメータCPを求める(#13)。求めたカメラパラメータCPによってそれぞれのカメラの撮像制御を行い、複数の画像を取得する(#14)。取得した複数の画像について対応点を抽出し(#15)、対応点に基づいて3次元情報を生成する(#16)。
【0048】
図6において、特定領域TRを設定するために、複数の画像について少なくとも3つの対応点を抽出する(#21)。対応点を用いて、参照画像を射影変換して基準画像に重ね合わせる(#22)。それらが重なった部分を抽出して特定領域TRとする(#23)。
【0049】
ステップ#21の処理が本発明における対応点を取得する手段に相当し、ステップ#22および23の処理が本発明における特定領域として設定する手段に相当する。
【0050】
上の実施形態において、撮像装置1は、全体が1つのハウジング内に組み込まれて一体化された構造であってもよく、また、カメラ11,12と領域設定部13およびパラメータ算出部14とが、またはカメラ11,12および領域設定部13とパラメータ算出部14とが、それぞれ分離した構造であってもよい。また、領域設定部13またはパラメータ算出部14をパーソナルコンピュータによって実現してもよい。
〔第2の実施形態〕
次に、第2の実施形態の撮像装置1Bについて説明する。ここでは第1の実施形態の撮像装置1との差異のみを説明する。したがって、第2の実施形態において説明のない部分は第1の実施形態と同様であると考えてよい。
【0051】
図7は本発明に係る第2の実施形態の撮像装置1Bの構成を示す図、図8は画像情報に対する重み付けを説明する図である。
なお、図8(A)(B)は、図7の背景面HM2に対応した共通領域KR12,22を示し、図8(C)(D)は、図7の背景面HM3に対応した共通領域KR13,23を示す。図8(E)(F)は各画像D1,D2について領域に応じた重み(重み付け係数)の例を示す。
【0052】
撮像装置1Bでは、カメラパラメータCPを算出するに当たり、第1の実施形態のように特定領域TR内の画像情報のみを用いるのではなく、画像D1,D2の全体の画像情報に対して各カメラ11,12の視野が重なる可能性に応じた重み付けを行った値を用いる。
【0053】
すなわち、重み付け部13Bにおいて、2つの画像D1,D2について、視野の重なる可能性の高い領域に対して重みが大きくなるように重み付けを行う。視野の重なる可能性のない領域は重みを「0」とする。視野の重なる可能性を算出する際には、計測を行いたい対象物Qに対して想定される位置つまり距離L、および光学系の焦点距離などの必要なカメラパラメータを用いる。
【0054】
そして、パラメータ算出部14Bにおいて、重み付けに基づいて、画像の輝度または各色成分の加重平均値を求め、この値をもとにカメラパラメータCPを算出する。
【0055】
重み付け部13Bにおける重み付けの処理についてさらに詳しく説明する。
重み付け部13Bにおいて、2つの画像D1,D2について、視野の重なる可能性を画像中の領域ごとに定める。
【0056】
すなわち、図7に示すように、2つのカメラ11,12の共通撮像範囲SHKは、上でも簡単に触れたように、背景面HMの位置、つまりカメラ11,12から背景面HM2,3までの背景距離L2,3によって異なる。ここで、対象物Qが距離L2とL3との間に存在することが分かっていると仮定する。
【0057】
図8(A)(B)に示すように、背景面HM2に対応する共通領域KR12,22については、距離L2とL3との間では必ず視野の重なる領域に含まれる。これに対して、図8(C)(D)に示すように、背景面HM3に対応する共通領域KR13,23以外の領域HR13,23については、距離L2とL3との間では視野の重なる領域には絶対に含まれない。
【0058】
そして、共通領域KR12,22と領域HR13,23との中間の領域JR13,23、つまり共通領域KR13,23には含まれるが共通領域KR12,22には含まれない領域については、視野の重なる領域に含まれる可能性はそれらの中間である。距離L2とL3の間に存在する距離L4において、視野の重なる領域に含まれる可能性を確率αで示すと、
α=(L3−L4)/(L3−L2) …(5)
と定めることができる。なお、この確率αの定め方は単純な一例であり、これ以外の方法で確率αを定めてもよい。
【0059】
そして、この確率αに基づいて重みを定める。重みは、最も単純な例としては、視野が重なる領域に含まれる確率α、例えば上の(5)式の右辺の値、
(L3−L4)/(L3−L2)
をそのまま採用することができる。
【0060】
なお、確率αが高いほど重みが大きくなるようにさえすれば、他の種々の方法で重みを決定してもよい。例えば、確率αに直線的に比例するのではなく、二次曲線的に変化するようにし、または傾きの異なる複数の直線による折れ線グラフのように変化するようにしてもよい。
【0061】
上で説明した重み付けの方法に関して、次のように考えることもできる。
つまり、重みとして、画像D1,D2中に対象物Qの存在する可能性に応じた値を用いるものと考えることができる。
【0062】
図8(A)(B)に示すように、背景面HM2に対応する共通領域KR12,22については、対象物Qがある確率が高い。例えば、対象物Qのサイズが、背景面HM2に対応した共通撮像範囲SHK(図7に太線で示す)と同じサイズである場合には、対象物Qが共通領域KR12,22に写る確率は「1」である。したがって、この共通領域KR12,22についての重みを「1」とする。
【0063】
これとは逆に、図8(C)(D)に示すように、背景面HM3に対応する共通領域KR13,23以外の領域HR13,23については、対象物Qが写る確率は0%である。つまり、この領域HR12,23についての重みは「0」である。
【0064】
そして、共通領域KR12,22と領域HR13,23との中間の領域JR13,23では、対象物Qが写る確率は0%と100%との間である。したがって、この領域JR13,23についての重みを「0」〜「1」の間の適当な値に設定する。このように考えて重みを決定することができる。
【0065】
次に、撮像装置1Bにおける動作の流れをフローチャートによって説明する。
図9は撮像装置1における動作の全体の流れを示すフローチャートである。
図9において、複数のカメラによって複数の画像を取得する(#31)。画像の全体の領域に対して、領域ごとに、視野が重なる可能性に応じた重み付けを行う(#32)。全体の画像情報に重み付けをした値を用いてカメラパラメータCPを求める(#33)。求めたカメラパラメータCPによってそれぞれのカメラの撮像制御を行い、複数の画像を取得する(#34)。取得した複数の画像について対応点を抽出し(#35)、対応点に基づいて3次元情報を生成する(#36)。
【0066】
上に述べたように、第1の実施形態では、複数の画像間で複数の対応点または視野の重なる領域がわかっている場合に、視野の重なる領域である特定領域TRの画像情報のみに基づいてAEやAWBを行う。これによって、視野の重なる領域での輝度・色バランスを揃えることが可能となり、画像の対応付けを容易に且つ正確に行うことができる。例えば、対象物Qを照明するための照明光が2つの画像の一方に写る場合であっても、照明光が特定領域TRに入らないようにすることによって、照明光の影響による輝度のアンバランスが起こらない。その結果、対象物の計測を精度よく行うことができる。
【0067】
また、第2の実施形態では、視野の重なる領域がはっきりわからない場合でも、想定している対象物Qまでの距離に応じて、その位置が視野の重なる領域に含まれる確率を用いて重み付けを行う。そして、重み付けを行った画像情報に基づいてAEやAWBを行う。これによって、視野の重なる領域での輝度・色バランスを互いに近づけることが可能となる。
【0068】
なお、AEの制御のやり方の例として、画像のコントラストを調整し、カメラごとにコントラストが最大となるようにする。コントラストを求めるには、例えば、隣合う画素の濃度の差を合計し、合計値が最大となるようにする。第2の実施形態の場合には、隣合う画素の濃度の差に確立αを掛けて、その合計値が最大となるようにする。
【0069】
上に挙げた2つの実施形態では、AEおよびAWBを行うこととして説明したが、それらに代えてまたはそれらとともに、ピントが最適となるように各カメラのフォーカスを自動制御すること(AF)も可能である。また、AE、AWB、およびAF以外のカメラパラメータCPを制御するようにしてもよい。
【0070】
上に述べた実施形態において、2つのカメラ11,12を、それらの光軸が平行ではなく互いに交わるように配置してもよい。2つのカメラ11,12が用いられているが、3つ以上のカメラを用いることも可能である。撮像装置1の領域設定部13やパラメータ算出部14、撮像装置1Bの重み付け部13Bなどは、CPUとメモリなどを用いてソフト的に、またはハードウエア回路によって、またはそれらの組み合わせによって実現することが可能である。
【0071】
その他、撮像装置1、1Bの全体または各部の構成、回路、形状、寸法、個数、処理内容などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明には以下の付記に記載するような発明が含まれる。
【0072】
[付記1]
前記特定領域は、前記各カメラの撮像範囲内において互いに共通する領域である。
[付記2]
前記撮像制御は、自動露光のための制御である。
【0073】
[付記2]
前記撮像制御は、自動露光のための制御である、
請求項2または4記載の撮像装置。
【0074】
[付記3]
前記撮像制御は、自動ホワイトバランスのための制御である、
請求項2または4記載の撮像装置。
【0075】
[付記4]
前記撮像制御は、自動焦点のための制御である、
請求項2または4記載の撮像装置。
【0076】
【発明の効果】
本発明によると、複数のカメラから得られる画像に基づいて対象物を計測するに際して、画像の対応付けを正確に行うことが可能となり、対象物の計測を精度よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態の撮像装置の構成を示す図である。
【図2】2つの画像に設定された特定領域の例を示す図である。
【図3】2つの画像に設定された特定領域の他の例を示す図である。
【図4】特定領域を自動的に設定する方法の例を示す図である。
【図5】撮像装置における動作の全体の流れを示すフローチャートである。
【図6】特定領域の自動設定の流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る第2の実施形態の撮像装置の構成を示す図である。
【図8】画像情報に対する重み付けを説明する図である。
【図9】撮像装置における動作の全体の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、1B 撮像装置
11、12 カメラ
13 領域設定部(設定手段)
14 パラメータ算出部(算出手段)
13B 重み付け部(重み付け手段)
14B パラメータ算出部(算出手段)
111、121 撮像制御部(撮像制御手段)
TR 特定領域
Q 対象物
Claims (4)
- 複数のカメラから得られる画像に基づいて対象物を計測する計測方法であって、
前記複数のカメラで撮像されている複数の画像のそれぞれについて少なくとも3つの対応点を取得し、
前記複数の画像のうちの1つを基準画像とし他を参照画像として、前記基準画像の対応点に前記参照画像の対応点が重なるように前記参照画像を変換したときの両画像の重なる領域を特定領域として設定し、
前記特定領域における画像から得られる画像情報をより多く用いて自動露光のためのカメラパラメータを設定し、
設定した前記自動露光のためのカメラパラメータを用いて、カメラパラメータを設定したときと同じ撮像範囲に対して複数の前記カメラによる撮像を行って画像をそれぞれ取得し、
取得した複数の画像に基づき画像の対応点を求めて撮像範囲に入った対象物の3次元情報を取得する、
ことを特徴とする画像による対象物の計測方法。 - 対象物に対して互いに視差を有する視点位置から対象物を撮像することが可能であって少なくとも自動露光のためのカメラパラメータに基づく撮像制御を互いに独立して行うことの可能な複数のカメラと、
前記複数のカメラで撮像されている複数の画像について少なくとも3つの対応点を取得し、前記複数の画像のうちの1つを基準画像とし他を参照画像として、前記基準画像の対応点に前記参照画像の対応点が重なるように前記参照画像を変換したときの両画像の重なる領域を特定領域として設定するための設定手段と、
前記特定領域における画像情報のみを用いて前記複数のカメラのそれぞれに対応する前記自動露光のためのカメラパラメータを算出する算出手段と、
算出された前記複数のカメラのそれぞれに対応する前記自動露光のためのカメラパラメータに基づいて前記複数のカメラの撮像制御を行う撮像制御手段と、
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記自動露光のためのカメラパラメータは、次の式、
で表される露光量Eおよび露光量増加分ΔEを有する、
請求項1記載の画像による対象物の計測方法。 - 前記自動露光のためのカメラパラメータは、次の式、
で表される露光量Eおよび露光量増加分ΔEを有する、
請求項2記載の撮像装置。
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