JP3945236B2 - 部品配送計画作成方法及び部品配送計画作成装置 - Google Patents

部品配送計画作成方法及び部品配送計画作成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両や車両の各パーツ等を生産する生産工場において扱われる部品を所定の配送場所に配送する際、その部品の配送を最適に行うための部品配送計画作成方法及び部品配送計画作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両や車両の各パーツ等の生産工場は、その扱う部品の数や種類がとても多い。そして、その多数の部品は、要領良く所定の場所に運ばれることが望ましい。通常、生産工場など流れ作業で作業が行われている現場においては、決められた場所と時間に、決められた部品が運ばれていないと、作業の効率を悪くしてしまう。
【0003】
このように、生産工場などにおいては、決められた場所と時間に、決められた部品が配送されることが望ましく、一般的には、生産工場にトラックなどで納入される部品を、工場内では運搬車が生産ラインの収容棚まで配送する。
通常、トラック等の部品の納入時間は、予め決められており、その納入された部品をいかに効率良く生産ラインの収容棚に配送するかが重要となる。
【0004】
しかしながら、このとき、工場に納入される部品がスムーズに所定の生産ラインの収容棚に配送できればよいが、実際には納入される部品が不定刻に納入されることが多く、所定の生産ラインの収容棚に定刻に配送されないなどでスムーズに配送できないことがあった。
【0005】
また、生産ラインの収容棚が収容できる収容数より納入された部品の数が多い場合、納入されたその複数の部品を分割して収容棚まで配送させる必要がある。このように、複数の部品を分割して配送すると、いつどの部品が納入されて、いつどの部品をどの運搬車で運ばせたらよいかなどという部品配送のための配送計画はとても複雑となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そして、従来、このような配送計画は、手作業で作成されていたために、多大な時間がかかっていた。
また、手作業で配送計画が作成されるために、部品をどのように分割して配送するかなどの判断は、その配送計画を作成する人の経験や勘等に委ねられていた。そのため、例えば、各運搬車の仕事量を平準化させることが難しかった。具体的には、工場内にトラック等の納入便によって納入された部品を、今度は、運搬車で生産ラインの収容棚に配送する際、その運搬車が生産ラインの収容棚に部品を置いて戻ってくるまでの時間を一定時間内にさせることが難しかった。運搬車毎にその時間を均一にすることで全体の仕事を効率良くすることができるが、従来の配送計画を作成させるときには、この運搬車の仕事量の平準化をさせることが難しく、平準化させた配送計画を立てることも手作業であったために大変時間がかかっていた。
【0007】
また、例えば、どの運搬車にどの部品をどのような順番で運ばせたら良いかを示す配送のための部品リストも手作業で作成していたので、運搬車のどこにどの部品があるかが示されていない場合があり、部品を配送する人は、部品を探さなくてはならないということがあった。
【0008】
また、同じ種類の部品を分割して配送しなくてはならないとき、部品が納入された場所を示す部品リストも手作業で作成していたので、書き間違いや入力ミスなどで所定の部品以外も運搬車に載せてしまうことがあった。
また、たとえ、運搬車の仕事量の効率が良くなるようにうまく部品を割り付けられても、部品を運搬車に載せる際、その部品がどこにあるかという情報や部品を配送する際、運搬車のどこにあるかという情報があまり正確でないために部品を探してしまい配送に時間がかかってしまうということがあった。
【0009】
そこで、本発明は、上記問題点を解決するために、配送計画の作成にかかる時間を短縮し、配送の仕事量を平準化することができ、かつ、効率良く確実に部品を配送場所に配送することができる部品配送計画作成方法及び部品配送計画作成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明では、以下のような構成を採用した。
すなわち、本発明の部品配送計画作成方法は、コンピュータによって、納入される部品を各配送場所に配送するための配送車の配送計画を作成する部品配送計画作成方法であって、前記各配送場所のそれぞれの位置を示す配送位置情報と前記納入された部品が置かれる位置を示す納入位置情報と前記配送車が配送すべき部品を示す第1のリストとを記録しておき、前記記録された配送位置情報及び前記第1のリストを読み出し、前記読み出された配送位置情報の示す配送場所の並び順と同じ順番に、前記第1のリストの部品を並び替えると共に、前記配送車が牽引する各台車が積載可能な部品数ずつ前記第1のリストの部品を前記各台車に割り付けてどの部品をどの台車に積載するかを示す第2のリストを作成し、前記記録された納入位置情報を読み出し、前記読み出された納入位置情報の示す納入される場所の並び順と同じ順番に、前記第2のリストの部品を並び替えて第3のリストを作成し、前記第3の部品リストを前記配送車の配送便毎に出力することを特徴とする。
【0011】
この場合、部品配送計画作成方法は、上記読み出された配送位置情報の示す配送場所の並び順と同じ順番に、上記配送車が配送すべき部品リストの部品を並べ替え、上記配送車が牽引する各台車が積載可能な部品数ずつ上記並び替えた部品を該各台車に割り付け、上記各台車に割り付けられた部品リストを上記配送車の配送便毎に出力することが望ましい。
【0012】
各台車には、載せることが可能な部品(箱)数が予め決められており、この決められている箱数を超えないように部品箱を台車に載せなくてはならない。
また、上記部品の配送順とは、配送していく順番のことであり、生産ラインにおける収容棚の並び順に対応させて配送している。
【0013】
本発明の部品配送計画作成方法では、この各台車に積載可能な部品(箱)数及び配送順に基づいて、各台車に部品(箱)を割り付けているので、どの台車にどの部品(箱)が載っているかが簡単に分かり、所定の部品を確実に配送場所に配送することが可能となる。
【0014】
また、本発明の部品配送計画作成方法は、コンピュータによって、納入される部品を各配送場所に配送するための配送車の配送計画を作成する部品配送計画作成方法であって、上記納入された部品が置かれる位置を示す納入位置情報と上記配送車が配送すべき部品のリストを記録しておき、上記記録された納入位置情報と部品リストを読み出し、上記読み出された納入位置情報に基づいて上記部品リスト内の部品を並べ替え、上記部品リストを上記配送車の配送便毎に出力することを特徴とする。
【0015】
この場合、上記部品配送計画作成方法は、上記各配送場所のそれぞれの位置を示す配送位置情報と上記納入された部品が置かれる位置を示す納入位置情報と上記配送車が配送すべき部品のリストとを記録しておき、上記記録された配送位置情報及び部品リストを読み出し、上記読み出された配送位置情報の示す配送場所の並び順と同じ順番に、上記配送車が配送すべき部品リストの部品を並べ替え、上記配送車が牽引する各台車が積載可能な部品数ずつ上記並び替えた部品を該各台車に割り付け、上記記録された納入位置情報と部品リストを読み出し、上記読み出された納入位置情報の示す納入される場所の並び順と同じ順番に、上記配送車が配送すべき部品リストの部品を並べ替え、上記部品リストを上記配送車の配送便毎に出力することが望ましい。
【0016】
このように、部品(箱)を配送するための部品リストの部品の順番を納入された納入場所の並んでいる順番に並べ替えることで確実に目的の部品が順番に台車に載せることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる部品配送計画作成方法における部品配送システムの全体的な動作の流れを説明するための図である。
【0019】
図1において、11は、部品配送システムに適用される組立工場を、12は、組立工場11に必要な部品を製造している部品メーカーを、13は、部品メーカー12で製造される部品を組立工場11に納入するための納入便(トラック等)を、14は、納入便13を受け入れるための納入便ヤードを、15は、納入便ヤード14に入った納入便13から部品を取り出し運ぶためのフォークリフトを、16は、フォークリフト15の部品を生産ラインの収容棚に配送するために一旦部品を置くための配送レーンを、17は、配送レーン16から部品を所定の収容棚に配送するための配送車を、18は、配送車17の走行経路を、19は、生産ラインを示している。
【0020】
まず、部品メーカー12は、通常、複数あり、各部品メーカー12から納入便13によって箱詰めにされた部品(以下、部品箱という)が数個、パレットという台の上に載って組立工場11に納入される。そして、各納入便13が所定の納入ヤード14に到着すると、フォークリフト15等によってパレット単位で部品箱を配送レーン16に運ぶ。そして、配送レーン16からは、各パレットを配送車17に複数連結される台車に載せて、所定の収容棚に順番に配送していく。
【0021】
ここで、所定の収容棚に部品箱を配送する際、その収容棚に部品箱を置くスペースに余裕があれば、すなわち、必要な部品箱が載っているパレットが置けるスペースが収容棚にあれば、パレット毎台車に載せてその収容棚に配送することができるが、収容棚にパレットを置くスペースがない場合は、パレット単位で配送してしまうと、収容棚に収まりきれなくなってしまう。このように、部品箱を配送する場合に、パレット単位で配送できる部品箱とパレットから降ろして分割して配送する部品箱の2種類の部品箱が存在する。
【0022】
そして、このパレットのまま生産ライン19の収容棚に置ける部品箱はパレット毎台車に載せて配送する(以下、この部品箱をパレット単位で配送することをダイレクト配送とする)。
一方、パレットのままでは収容棚から部品箱があふれてしまう部品箱は納入ヤード14から必要分だけ小分けして決められた配送レーン16に運んで必要分だけ台車に載せて配送する(以下、この部品箱を小分けして配送することを分割配送とする)。
【0023】
この分割配送を行う際には、どれだけの部品箱をいつ持っていけばよいかが重要となる。すなわち、生産ライン19で必要な部品が足らなくなるということが起きないように、また、収容棚にあふれないように、部品箱を小分けして配送する必要がある。
【0024】
そして、ダイレクト配送及び分割配送どちらの配送の場合においても、どの部品箱をどの収容棚に置けばよいか示す札(以下、配送札という)を配送車17毎に作成する。その配送札を元に生産ライン19の所定の収容棚に部品箱を置いていく。
【0025】
また、分割配送においては、どの部品箱をどのくらいの箱数でどの台車に載せて運べばよいかなどを示す札(以下、分割札という)を作成する。
このように、ダイレクト配送では、配送札を元にパレット単位で台車に載せ、所定の収容棚に部品を置いていく。
【0026】
一方、分割配送は、最初に、分割札を元に必要な部品箱を台車に載せ、次に、配送札を元に所定の収容棚に部品箱を置いていく。
例えば、図1に示すように、配送車17である1号車は、生産ライン19の▲1▼と、生産ライン19の▲3▼を通り、分割配送で配送するように予め決められており、分割配送を対象とする部品箱が割り付けられる。
【0027】
また、同様にして、配送車17である2号車は、生産ライン19の▲3▼を通り、ダイレクト配送と分割配送で配送するように予め決められており、ダイレクト配送と分割配送を対象とする部品箱が割り付けられる。
また、同様にして、配送車17である3号車は、生産ライン19の▲1▼と、生産ライン19の▲2▼を通り、ダイレクト配送で配送するように予め決められており、ダイレクト配送を対象とする部品箱が割り付けられる。
【0028】
また、配送車17である4号車は、生産ライン19の▲2▼を通り、ダイレクト配送で配送するように予め決められており、ダイレクト配送を対象とする部品箱が割り付けられる。
そして、これら配送札や分割札などの配送計画は、本実施形態にかかる部品 配送計画作成方法を実行するコンピュータである配送計画サーバ20によって作成される。
【0029】
配送計画サーバ20は、例えば、バスに接続されたCPU、ROMやRAMのメモリ、入力装置、出力装置、外部記録装置、媒体駆動装置、可搬記録媒体、ネットワーク接続装置などで構成される。即ち、前述してきた実施の形態を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録したROMやRAMのメモリ、外部記録装置、可搬記録媒体を、配送計画サーバ20に供給し、その配送計画サーバ20のコンピュータがプログラムコードを読み出し実行することによって達成される。
【0030】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した可搬記録媒体等は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための可搬記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVDーROM、DVDーRAM、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROMカード、電子メールやパソコン通信等のネットワーク接続装置(言い換えれば、通信回路)を介して記録した種々の記録媒体などを用いることができる。
【0031】
また、コンピュータがメモリ上に読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態に機能が実現される。
【0032】
さらに、可搬記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理に一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態に機能が実現され得る。
【0033】
基本的に、配送計画は、納入便13のスケジュールに基づいて立てられており、納入便13が到着する時刻以降に部品が配送されるように配送車17を動かすための配送計画を立てる。
また、使用された部品は、各部品にあるカンバンを回収することによって、使用されている部品の状況を確認することも可能である。
【0034】
図1において、カンバン21は、納入される全ての部品に関する情報を示すものであって、部品単位或いは種類単位に部品に備えられている。カンバン21は、実際どのくらい使用されたかを確認するためのものであって、使用された部品については、カンバン21を生産ライン19の脇にためておく。そして、ある一定の間隔、例えば、1日に24回回収すると決めてカンバン21を回収し、ソーター室でどの部品がどのくらいの量使用されるのかなどの情報をまとめ、その部品の使用状況を配送計画サーバ20に与えることによって、配送計画サーバ20は、その部品使用状況の情報を考慮に入れた配送計画(配送札及び分割札)を作成することも可能になる。
【0035】
次に、図2は、配送計画サーバ20で扱うデータと生産の流れを示す図である。図2において、生管データ22は、生産作業を管理するために必要なデータであり、各部品の詳細なデータであることを示す。生管データ22には、部品の仕入れ先の情報を記録している仕入先マスター22−1、各部品についている背番号の情報を記録している背番号マスター22−2、納入便13が1日何回納入されるか等の情報を記録している納入サイクルマスター22−3、部品の品名の情報を記録している品名マスター22−4、どの部品がどの生産ライン19に必要か等の情報を記録している受入マスター22−5、納入便13に関する情報を記録している納入便マスター22−6、生産に必要な稼動時間等を記録している稼働時間テーブル22−7、部品の製品番号を記録している品番マスター22−8、部品毎にどのくらいの箱数収容できるか等、収容棚に関する情報を記録している箱収容数マスター22−9、1日に納入される箱数を記録している日当内示引取箱数22−10、各データベースの情報を処理するためのプログラム等を記録しているデータベース処理22−11がある。
【0036】
また、物流データ23は、部品を生産ライン19に配送する際に必要な部品に関するデータであって、物流データ23には、パレットの名称等のデータを記録しているパレット名テーブル23−1、配送車17(以下、この配送車17のことをエレカともいう)に関する情報を記録しているエレカ名テーブル23−2、各部品を所定の収容棚に運ぶのにかかる時間や収容棚に置くのにかかる時間のデータを記録している投入時間テーブル23−3、配送レーン16にどの部品がどのような順番で並べられているかという情報を記録している納入順テーブル23−4がある。
【0037】
また、組立データ24は、部品を生産ライン19に配送する際に必要な生産ライン19に関するデータであって、組立データ24には、収容棚の位置を示すデータを記録するライン番地マスター24−1、どの収容棚にどのくらいの部品数を置くことができるかなどのデータを記録する棚収容箱数マスター24−2がある。
【0038】
これら生管データ22、物流データ23、及び組立データ24は、例えば、配送計画サーバ20の記録装置に格納されており、この生管データ22、物流データ23、及び組立データ24に基づいて配送計画が配送計画サーバ20によって作成される。なお、上記生管データ22、物流データ23、及び組立データ24を記録しておく記録装置は、配送計画サーバ20になくても良く、ネットワーク等を介して必要なときに読み出す構成でも良い。そして、配送計画サーバ20に備えられている出力装置、例えば、プリンタなどによって配送札または分割札が出力される。配送者は、その配送札または分割札を見ながら配送していく。
【0039】
上述したように、ダイレクト配送については、配送札のみを作成するようにすればよいが、分割配送の場合については、配送札と分割札を作成する。また、分割配送の場合は、部品をどのように分けるかを示す多回シミュレーション25によって部品の割り付けの調節する。
【0040】
このように、どの配送車17にどの部品をどのくらい箱数配送させるかを決め、更に、希望とする時間内に配送が完了するように部品をいつ配送するかの配送計画の調節を行い、配送札及び分割札を作成するここまでの一連の作業を配送計画サーバ20が行う。
【0041】
そして、人による配送作業において、ダイレクト配送であれば、配送札のとおりに配送車17に部品を載せ、配送札の通りに生産ラインへ部品を配送する。
また、分割配送であれば、まず、分割札の通りに配送車17に部品を載せ、次に、配送札で生産ライン19へ部品を配送する。
【0042】
本実施形態における部品配送計画作成システムの特徴とするところの1つは、この部品配送の計画作成をコンピュータ等に行わせることにある。
図3は、本実施形態における部品配送計画作成システムの動作の流れを説明するフローチャートであり、このフローチャート全体の動作を配送計画サーバ20が行うようになっている。
【0043】
まず、ステップS1において、配送計画サーバ20に記録されている生管データ22、物流データ23、及び組立データ24から配送札又は分割札を作成するための配送部品基本情報を作成する。例えば、配送計画サーバ20は、記録装置に記録されている生管データ22、物流データ23、及び組立データ24から必要な情報を読み出していき、部品毎に詳細な情報を示す配送部品基本情報(データベース)を作成し、記録装置の新たな格納場所に格納していおく。
【0044】
本実施形態では、この配送部品基本情報を元に配送札または分割札を作成していく。
この配送部品基本情報は、1日に使用する部品の一覧を示すものであり、部品毎に納入される部品箱数や収容棚の位置などの情報を備えている。
【0045】
図4は、配送部品基本情報のデータベースの具体例を示す図である。
図4において、各レコード4a、4b、4c・・・は、部品箱毎の情報を示すものであり、各フィールドにおいて、41は、部品が載っているパレット名を、42は、部品の名称を、43は、部品の製品番号を、44は、生産ライン19の名称を、45は、1日に納入される箱数を、46は、何回かに分けられて納入される際、納入便13が一回で納入する部品箱数を、47は、その日に納入される部品が収容棚へ配送されるのにかかる時間を、48は、生産ライン19のどの収容棚に配送すればよいかを示すための収容棚の位置を、49は、収容棚にどのくらいの箱が収容できるかを示す収容可能部品箱数を、50は、1つの部品箱を収容棚に置く時間を、51は、部品がいつ納入されるかを示している。
【0046】
上記フィールド51は、例えば、「1―6―5」の場合、左の数字から1日に6回納入され、この情報が納入便5便前の情報であることを示している。また、「2−1ー5」の場合、2日に1回納入され、この情報が5便前の情報であることを示している。
【0047】
1番上のレコード4aを例に挙げると、「パレット名はパレット1、品名は部品1、品番は001で、1日に1箱納入され、1回の納入で0.5箱納入され、1回の配送に12秒かかって収容棚に投入される。また、収容棚の位置は、生産ライン19のA1のA01−3で、その収容棚に収容可能な部品箱数は9箱で、1日に2回納入され、この情報が2便前の情報であること」を示している。なお、上記フィールド50の1つの部品箱を収容棚に置く時間は、例えば、配送車17がある生産ライン19を44回配送する内で、配送車17の走行時間などを含まない1つの部品箱を収容棚に置く時間のみを示しており、レコード4aでいえば、12秒かかる。
【0048】
この配送部品基本情報を元に、納入便13によって納入される部品をスムーズに生産ライン19の収容棚に配送するための計画表(配送札及び分割札)を作成していく。
次に、ステップS2において、配送車17を選択する。配送車17は、複数あり、その中から1台を選択し、その配送車17に配送部品基本情報の部品を割り付けていく。この図3のフローチャートでは、配送車17を順番に選択していき、配送部品基本情報の全ての部品が割り付けられるまで続けられる。
【0049】
次に、ステップS3において、生産ライン19を選択する。このステップS3においては、配送車17毎に生産ライン19が既に設定されており、ステップS2で配送車17を選択すると自動的に生産ライン19も決まる。
次に、ステップS4において、生産ライン19が選択されると、その選択される生産ライン19に必要な部品を配送部品基本情報の中から抽出する。
【0050】
ここで、上記ステップS2〜ステップS4を詳しく説明する。
図5は、予め設定されている各配送車17が持つ情報を示すデータベースの具体例である。本実施形態において、使用される配送車17は5台(車両1〜車両5)である。
【0051】
図5において、51は、どの配送車17が選択されているかを示す。選択されている配送車17には、有効として「0」が、選択されていない配送車17には無効として「1」が示される。図5の例では、車両1の配送車17が「0」となっており選択されていることを示している。また、車両1以外の車両2〜車両5は、「1」となっており選択されていないことを示している。
【0052】
次に、52は、配送車17の車両名を示している。53及び54は、各配送車17が分割配送を行う車両なのか、または、ダイレクト配送を行う車両なのかを示す。この53及び54も51と同様に、有効であれば「0」を、無効であれば「1」を示している。例えば、図5の車両1では、分割配送が「0」でダイレクト配送が「1」と示されているので、分割配送のみを行う配送車17であることを示している。また、車両3では、分割配送が「0」を、ダイレクト配送も「0」と示されているので、分割配送及びダイレクト配送を行う配送車17であることを示している。また、車両5では、分割配送が「1」でダイレクト配送が「0」と示されているので、ダイレクト配送のみを行う配送車17であることを示している。
【0053】
次に、55は、各配送車17が通る生産ライン19の種類を示している。本実施形態では、対象となる生産ライン19は、3つであり、図5の例では、それぞれN1、J1、A1という生産ライン19が配送車17毎に予め決められている。また、56は、各配送車17がそれぞれの生産ライン19を1回で回る走行時間(分)を示している。57は、各配送車17が次の台車を連結するのにかかる時間(分)を示している。58は、走行時間56及び連結時間57以外にかかる時間(分)を示している。例えば、図5の車両2では、生産ライン19「N1」及び「J1」を1回、回るのにかかる走行時間が7.3分、次の台車を連結するのにかかる連結時間が1分、それ以外の付帯時間が1分かかることを示している。
【0054】
また、59は、各配送車17が部品の配送にかかる時間(分)を示しており、生産ライン19毎に決められている。後述するが、この「投入時間累計で絞り込む時間(分)59」に示す時間を元に各配送車17が配送すべき部品を配送部品基本情報から抽出する。
【0055】
60は、59の時間の許容できる時間(分)を示し、61は、各配送車が配送を開始する時間が遅れる場合に、どのくらい遅延するかを示す。
このように、配送車17を選択すると、その配送車17が分割配送であるか、または、ダイレクト配送であるか、または、その両方であるかなどが決まり、更に、その選択された配送車17に対応する生産ライン19が特定される。
【0056】
生産ライン19が特定されると、配送部品基本情報において、フィールドが一つ追加される。
図6は、生産ライン19が特定され、配送部品基本情報において、フィールドが1つ追加されたことを示す図である。
【0057】
図6において、フィールド61は、各部品が選択された配送車17に対して配送の対象となるか否かを示している。
一番初めの配送車17が選択された時点では、このフィールド61には、全ての部品に対して「対象」が表示され、全ての部品が配送の対象となっている。そして、この「対象」となっている部品の中から抽出し終わると、その抽出された部品のフィールド61には「済み」と表示され、次の配送車17の部品の抽出の際には対象外となる。
【0058】
このフィールド61の「対象」が全て「済み」になれば、図3におけるフローチャートは終了する。すなわち、5台ある配送車17の内、4台目の配送車17でフィールド61が全て「済み」になれば、4台目でフローが終了する。
そして、ステップS4において、「対象」となっている部品の中において、選択された生産ライン19に必要な部品を抽出し、その部品のレコードを上方に集める。
【0059】
このように、従来では、手入力で1回割り付けた部品をもう一度見つけてからその部品以外を次の配送車17に割り付けていたので、割り付けに時間がかかったり、入力ミスが生じたりしていたが、本実施形態のステップS2からステップS4までのように、ある配送車17に割り付けられた部品を「済み」として、次の配送車17には「済み」以外の部品を割り付けるようにしているので、割り付け時間の短縮及び入力ミスを無くすことができる。
【0060】
次に、ステップS5において、ステップS4で抽出された部品が分割配送か、または、ダイレクト配送かを判別する。分割配送かダイレクト配送かを判別するために便当配送回数Nを算出する。
通常、この分割配送かダイレクト配送かを判別する場合、パレットの上に載っている部品箱が、これから配送する収容棚の収容スペースに収容できるか否かで判別する。そこで、パレットの上に載っている部品箱数が収容棚の収容可能な箱数よりも多いか否かで判別する。すなわち、パレットの上の箱数を収容可能な箱数で割ったときの値が、1よりも大きいときは、パレットの上の箱数の方が多いので分割配送しなくてはならないが、1以下のときは、収容棚の収容可能な箱数の方が多いのでダイレクト配送することができる。
【0061】
そして、本実施形態では、実際には、納入便13がスケジュール通りに納入されないことから、ある程度余裕を持たせて部品を収容棚に置いている。すなわち、納入便13の5分や10分の遅延を考慮に入れて、収容棚に残しておく部品箱数に少し余裕を持たせ、部品が足りなくなることを防いでいる。
【0062】
以下の式は、便当配送回数Nを算出するための式である。
安全在庫数M=(日当内示引取箱数)×(安全在庫時間)/(1日の最大の稼働時間)
便当配送回数N=(便当内示引取箱数)/[(棚収容箱数)−(安全在庫数M)]
上記安全在庫数Mとは、その部品が1日の生産ライン19の稼働時間当たりどのくらい使われるかを示すものであり、上記安全在庫時間は、配送車17が1回生産ライン19を回るのにかかる時間であり、例えば、安全在庫時間を25分としたときに、その25分よりも少し余裕をもたせた30分を安全在庫時間とする。
【0063】
本実施形態では、安全在庫数Mを考え、収容可能な棚収容箱数から安全在庫数Mを引いた収容箱数を求める。そして、1回で納入される箱数である便当内示引取箱数を棚収容箱数から安全在庫数Mを引いた収容箱数で割り、1よりも大きい値の時は分割配送とし、1以下の値の時はダイレクト配送とする。このとき、選択されている配送車17によって分割配送であるか、または、ダイレクト配送であるかは決まっているので、選択されている配送車17の配送方法に該当する部品が抽出される。すなわち、選択されている配送車17が分割配送であれば、便当配送回数Nが1よりも大きい値の部品を抽出する。また、選択されている配送車17がダイレクト配送であれば、便当配送回数Nが1以下の部品を抽出する。
【0064】
ここで、一番上のレコード4aを例に挙げると、レコード4aのパレット1において、まず、安全在庫数Mは、1日の最大の稼働時間を960分、安全在庫時間を30分、日当内示引取箱数を1としたときに、0.03箱となる。そして、0.03箱から棚収容数9箱を引いた値8.97箱で便当内示引取箱数0.5箱を割ると、0.05箱となる。この便当配送回数0.05箱は、1以下であるのでダイレクト配送となり、選択されている配送車17がダイレクト配送であれば、この部品が抽出され、選択された配送車17が分割配送であれば、この部品は対象から外れる。
【0065】
このように、単に収容棚に置ける分だけ箱を運送していたので、その部品がどのくらいの単位時間でどのくらい使用されるかを把握していなかったので、使用量が多い部品は、すぐに無くなり、次の運送がされる前に部品が足りなくなってしまうことがあったが、本実施形態では、各部品の時間当りの使用量を算出し、その使用量に基づいて各部品を何回に分けて配送するのかを決定していた。
【0066】
また、このステップS4の便当配送回数Nを求める際、配送部品基本情報に更にフィールドが1つ追加され、便当配送回数Nの値が記入される。
図7は、便当配送回数Nが算出され、配送部品基本情報において、フィールドが1つ追加されたことを示す図である。
【0067】
図7において、フィールド71は、各部品に対応する便当配送回数Nを示しており、フィールド72は、パレット上の部品の内で一番便当配送回数Nが大きい部品の便当配送回数をそのパレット毎の便当配送回数の代表値Nとして示している。パレット毎にパレット上の部品の中で最も大きな便当配送回数を持つ部品の便当配送回数を示すことでパレット毎のデータの処理が可能となる。
【0068】
なお、本実施形態で分割配送かダイレクト配送かを判別する際、便当配送回数Nが1.01よりも大きい場合に分割配送とし、1.01以下の場合にダイレクト配送としているのは、各部品がダイレクト配送なのか分割配送なのかを判断する精度を上げるために100分の1の位まで見ているためである。
【0069】
次に、ステップS5において、便当配送回数Nの値が1.01よりも大きい場合、すなわち、1回の配送で所定の収容棚に載らない場合、ステップS6において、便当配送回数Nの値が大きい部品順に上から並べ変える。
このように、便当配送回数Nの値が大きい部品順に並べ替えると、すなわち、初めに何回も配送しなくてはいけない部品を先に割り付けられるように並べ替えると、部品割り付け作業の後の方で部品を割り付けられる配送車17の数が少なくなってきた場合に、割り付けられない部品が出てしまうのを防ぐことができる。
【0070】
そして、ステップS7において、1日の内で部品を扱う時間である累積工数を算出する。
各部品が1日当たりにかかる台車から収容棚に置くまでの時間(以下、部品荷扱い時間とする)は、
部品荷扱い時間(T1)=(投入時間)×(日当内示引取箱数)
であり、このT1を累積していくことで、全ての部品毎に1日にどのくらいの時間に配送が完了されるのがわかる。すなわち、部品毎に台車から収容棚に置くまでの時間(以下、累積工数とする)を求めることができる。
【0071】
次に、ステップS8において、配送車17が1日に作業できる時間を算出する。次に、選択された配送車17の1日当たりの部品を台車から収容棚に置くまでにかかる時間T2は、
T2=(配送車17の1日全体の稼働時間)−[(走行時間)+(連結時間)+(付帯作業時間)}
として求める。
【0072】
この作業時間T2は、配送車17の1日の全体の稼働時間から走行時間と連結時間と付帯作業時間を足したものから引くことによって算出する。なお、このT2は、配送レーン16から台車に積み込む時間は含まれない。また、このT2は、例えば、図5における「投入時間累計で絞り込む時間(分)59」のことであり、配送車17を選択する時点で決まっている。
【0073】
例えば、この配送車13の1日で可能な作業時間T2が735分と算出されたとする。すると、累積工数T1が735分よりも少ないものであれば、配送可能な部品であるが、累積工数T1が735分よりも多いものであれば、配送できない部品となる。
【0074】
従来では、配送車17の1日の可能な作業量がわからなかった。すなわち、各配送車17の1日の内で、配送車17の1日の可能な作業量がわからないので、配送車17の1日の作業量が適当に割り振られていたために作業効率があまりよくなかった。例えば、規定時間内に部品が配送できないという場合には、配送しなくてはならない部品数が多すぎて規定時間内に配送できないのか、又は、配送しなくてはならない部品数は多くないが配送作業がゆっくりすぎて規定時間内に配送できないのか等がわからなかった。
【0075】
このように、従来では、配送車17の1日で可能な作業量がどのくらいなのかを把握しないまま作業が適当に割り振られていたために、作業効率があまりよくなかったが、上記ステップS7において、部品毎に配送されるまでの時間を算出し、上記ステップS8において、配送車17が1日に作業できる時間を算出することで、該配送車17が配送できる部品を特定することができる。
【0076】
また、上記ステップS7は、配送部品基本情報のフィールドを1つ増やし、この累積工数を示す。
図8は、配送部品基本情報において累積工数のフィールドを加えたものを示す図である。
【0077】
図8において、81は、累積工数を表示するフィールドであり、上から順番に部品荷扱い時間(T1)が累積されている。
そして、例えば、選択された配送車17の可能な荷扱い時間(T2)が75分である場合、累積工数51のパレット5までが選択された配送車17の対象となる部品となる。パレット6における最後の部品19は、T2が75.4分となり75分を越えてしまうので、パレット6以降は対象外(足切)となる。図8における破線は、対象となる部品とそうでない部品とを区別していることを示すものであり、破線より上が対象となり、破線より下が対象外(足切)となっている。
【0078】
また、図8のフィールド61において、破線より下の部品については、対象外として「足切」と表示される。
このように、対象となる全ての部品について累積工数を算出し、その算出した累積工数が選択された配送車17の可能な荷扱い時間を越えない部品を抽出している。
【0079】
選択された配送車17が配送する部品の抽出が終わると、次に、ステップS9において、その抽出された部品を所定の収容棚に配送するための配送計画表を作成する。この配送計画表は、どの部品が何時に配送されるのかを示したり、どの部品が何時から配送されるのかを示したりする。
【0080】
図9は配送計画表を示す図である。
図9において、レコード9a、9b、9c・・・は、ステップS4〜ステップS8において抽出された部品を示している。また、各フィールド91、92、93、・・・の一番上には、配送回数と、配送を開始する時刻と、その回の配送に配送する部品箱数とが示され、レコードに対応するところは、箱数が示されている。また、最後のフィールド135には、一番上に配送車17が配送する箱数の総数が示され、各レコードに対応するところは箱数の総数が示されている。また、斜線が入っているところは、部品の配送がここから開始されることを示している。
【0081】
次に、1日で配送する部品箱を各配送便に振り分ける方法を説明する。
まず、日当内示引取箱数を日当配送回数で割り、1回の配送でどれだけの箱数を配送するかを求める。
次に、その求めた値を日当配送回数まで累積していく。
【0082】
そして、この累積したものが整数であるならば、1つ前の累積した値とその次に累積した値との差が配送便毎の配送箱数となる。
一方、累積していくときに、少数点が出てきてしまうものは、その小数点を切り捨てるか、切り上げるかを決める必要がある。
【0083】
そして、小数点を切り捨てるか、または、切り上げるかして整数にし、1つ前の累積値と次の累積値との差を配送便毎の配送箱数とする。
例えば、20箱を全24便で配送する場合を説明する。
まず、20箱を24便で割り、0.8(箱/便)を求める。この0.8(箱/便)を配送便毎に対応させて累積していく。ここで、累積値に少数点が出てくるので、累積値を切り捨て、または、切り上げにして整数値にする。
【0084】
下記の表1は、累積値の切り捨てを説明するものである。また、表2は、累積値の切り上げを説明するものである。
【0085】
【表1】
Figure 0003945236
【0086】
【表2】
Figure 0003945236
【0087】
表1において、「累積箱数」は、0.8、1.6、2.4、3.2、4.0、4.8、・・・であり、少数点の部分を切り捨てるので、下の段の「切り捨て」は、0、1、2、3、4、4、・・・となる。そして、この整数となった累積箱数(表1の「切り捨て」)において、1つ前の値と次の値との差を求めていくと、「便毎の配送数」は、0、1、1、1、1、0、・・・となり、この値が「便」n、n+1、n+2、・・・に対応する便毎の配送箱数となる。
【0088】
次に、表2において、「累積箱数」は、0.8、1.6、2.4、3.2、4.0、4.8、・・・であり、少数点の部分を切り上げるので、下の段の「切り上げ」は、1、2、3、4、4、5、・・・となる。そして、この整数となった累積箱数(表2の「切り上げ」)において、1つ前の値と次の値との差を求めていくと、「便毎の配送数」は、1、1、1、1、0、1、・・・となり、この差の値が「便」n、n+1、n+2、・・・に対応する便毎の配送箱数となる。
【0089】
なお、本実施形態においては、切り捨てを採用している。
このように、日当内示引取箱数を日当配送回数で割り、その値を日当配送回数に対応するように累積していき、少数点を切り捨て、または、切り上げて整数値にし、その整数値となった累積値の1つ前の値との差の値を配送便毎の配送箱数として、配送計画表を作成していく。
【0090】
この配送計画表によって、何時の何回目の配送時にどの部品を何個配送するかを示すことができる。
次に、ステップS10において、ステップS9で作成した配送計画表を元に配送計画グラフを作成する。この配送計画グラフは、選択された配送車17が1回の配送作業毎にどのくらいの時間を費やすか等を示す。
【0091】
図10は配送計画グラフを示す図である。
図10において、横軸は、部品の1回の配送を示す配送便の番号を示しており、図9における配送回数と対応している。また、縦軸は、各1回の配送にかかる時間を示している。縦に伸びる棒グラフによって各配送便にどれだけ配送に時間がかかるかを示している。また、太線は、理想とする配送(時間)間隔を示しており、本実施形態では25分間隔で配送するように計画が立てられている。
【0092】
図10に示すように、各配送便にかかる時間は、走行時間と、連結時間と、部品を収容棚に置くまでにかかる荷扱い時間とを足して求めている。
この配送計画グラフを作成することによって、理想とする1便当の配送にかかる時間と、実際の1便当の配送にかかる時間とを比較することが可能となる。すなわち、太線で示される理想とする配送(時間)間隔に実際の1回の配送時間である棒グラフの先端部分が近くなっているほど理想とする配送(時間)間隔となり、また、棒グラフの先端部分が太線から離れていれば、実際の配送時間が理想とする配送(時間)間隔より多く時間がかかっている、又は、実際の配送時間が理想とする配送(時間)間隔より少ない時間であることを示している。
【0093】
次に、ステップS11において、理想とする1便当の配送にかかる配送時間と実際の1便当にかかる配送時間との誤差を少なくするために平準化を行う。
この配送時間の誤差は、基本的には、納入便13が来る時刻が重なると、その時刻の配送便の箱数が多くなることで、配送時間が長くなっている。また、納入便13が少ない時刻は、その時刻の配送便の箱数が少なくなることで、配送時間が短くなっている。このように、配送時間の誤差は、納入便13の来る時刻に関係している。
【0094】
この配送時間の誤差を少なくするためには、ある配送便に配送箱数が集中しないように各部品箱を各配送便に割り付ける必要がある。すなわち、配送時間が長い配送便の部品箱を配送時間の短い配送便に割り付けることで、配送時間の誤差を少なくすることができ、具体的には、配送を開始する配送便を後の方の配送便にずらして配送時間の誤差を少なくする。
【0095】
次に、この配送時間の誤差を少なくするための平準化の方法を説明する。
まず、各部品について、それぞれ日当内示引取箱数を日当配送回数で割った値を3つに場合分けする。
1つ目の場合分けは、日当内示引取箱数を日当配送回数で割った値が2よりも大きい場合である。この部品は、ほぼ各配送便に均一に部品箱が割り付けられているので、割り付けした部品箱を他の配送便に移動させる必要はない。例えば、図9の配送計画表において、レコード9aのパレット23は、1日に配送される部品の箱数が120箱であり、この120箱を44便で割ると、2.7箱となる。1便当り2.7箱なのでほぼ全ての便に比較的多くの箱数が均一に割り付けられていることがわかり、平準化の対象からは外す。
【0096】
次に、2つ目の場合分けは、日当内示引取箱数を日当配送回数で割った値が1よりも大きく2よりも小さい場合である。この部品は、ほぼ各配送便に均一に部品箱が割り付けられているが、部品箱数が多い便を他の配送便に移動させる余地がある場合である。例えば、図9の配送計画表において、レコード9gのパレット44は、1日に配送される部品の箱数が60箱であり、この60箱を44便で割ると、1.3箱となる。1便当り1.3箱なのでほぼ各配送便に均一に部品箱が割り付けられていることがわかる。しかし、1便当り1.3箱は他の配送便に移動させることができる、すなわち、1.3箱を1箱と見るか、或いは、2箱と見るかによって便毎の配送箱数を変えることができるので平準化の対象とする。
【0097】
そして、3つ目の場合分けは、日当内示引取箱数を日当配送回数で割った値が1よりも小さい場合である。この部品は、全便の内の何便かが部品を配送すればよいので、部品箱を他の便に移動させることができる。例えば、図9の配送計画表において、レコードiのパレット52は、1日に配送される部品の箱数が7箱であり、この7箱を44便で割ると、0.1箱となる。1便当り0.1箱なので10便に1箱の割合で割り付けられていることがわかり、10便の内の何れかに割り付けることが可能である。すなわち、平準化の対象となる。
【0098】
そして、2つ目及び3つ目の場合分けに対して、配送を開始する配送便を後の方の便にずらすことをする。
2つ目の場合分けに対しては、日当内示引取箱数を日当配送回数で割った値の切り捨てを行い、開始の配送便を1つ後の便にずらす。また、3つ目の場合分けに対しては、開始の配送便の移動範囲を特定し、その移動可能な範囲のすべての割り付けによって考えられる配送便の工数を算出し、その算出した工数の最小値及び最大値を求め、最大値から最小値を引いた値が最も小さいものを採用する。
【0099】
なお、上述では、算出された工数の最大値から最小値を引いた値が最小となるものを採用しているが、工数の最大値と最小値との差が所定値以下のものを採用するようにしてもよい。
また、配送計画表の工数の平準化を行う際は、人の操作によって、開始の配送便を後方の便に移動することもできる。
【0100】
これより、配送車の1日の内の配送便の中で配送する部品数がある配送便では多く、ある配送便では少ないというようなことがなくなり、配送の仕事量を平準化することが可能となる。また、各部品は、納入される時間の少し後から配送するようにしているので、急な配送計画の変更にも十分対処することが可能となる。
【0101】
次に、ステップS12において、配送札を作成する。この配送札は、配送車17が生産ライン19を通る際に通過する収容棚の順番に配送計画表の部品を並べ替えたものを示している。
図11(a)は、配送札を示す図であり、図11(b)は、収容棚の位置(番地)を示したものである。
【0102】
図11(a)において、配送札111は、どの配送車17であるかを示す欄112と、何回目の配送かを示す欄113と、配送時間を示す欄114と、どの部品をどの番地の収容棚に何箱置くのかを示す欄115と、配送車17が牽引する台車の番号を示す欄116などから構成されている。
【0103】
また、図11(b)において、117は、収容棚の各番地を、矢印は、生産ライン18を示している。この番地の並ぶ順番に対応する配送順テーブルが作成され、その配送順テーブルを元に配送札111の欄115及び欄116の並び順を変える。
【0104】
図12は、配送札を作成するためのフローチャートである。
まず、ステップST1において、配送計画表と配送順テーブルとを読み込む。
次に、ステップST2において、配送計画表の部品の番地と配送順テーブルの番地と対応させて、配送計画表の部品を配送順テーブルの番地順に並べ替える。
【0105】
次に、ステップST3において、部品を各台車に割り付けていく。本実施形態では、配送車13が牽引する台車数は、5台としており、台車1台につき15箱まで載せられるようになっている。例えば、図11(a)の配送札111において、台車番号1には部品3から部品211までの12箱を、台車番号2には部品77の13箱を、台車番号3には部品23の11箱を、台車番号4には部品99から部品200までの5箱を、台車番号5には部品290から部品98までの11箱を載せることを示している。
【0106】
そして、ステップST4において、配送便毎に図11(a)に示すような配送札111の出力フォーマットに出力して終了する。
この配送札111は、配送車17毎に配送回数分を紙で出力してもよいし、配送車17に上記ステップST8で出力したフォーマットを出力できるような表示画面を備えていれば、その表示画面に出力するようにしてもよい。この配送札111を見ながら部品を配送していく。
【0107】
次に、ステップS13において、分割札を作成する。この分割札は、配送レーン16の位置に基づいてステップS12で作成した配送札111の部品を並べ替えたものを示している。
図13(a)は、分割札を示す図であり、図13(b)は、配送レーン16の位置を示したものである。
【0108】
図13(a)において、分割札131は、何回目の配送かを示す欄132と、配送時間を示す欄133と、部品箱を配送レーン16から台車に載せる時刻を示す欄134と、どの部品をどの番地の収容棚に何箱置くのかを示す欄135と、配送車17が牽引する台車の番号を示す欄136などから構成されている。この分割札131は、配送札111において台車番号順に並んでいる部品を配送レーン16に並んでいる部品の順番に並べ替えたものである。すなわち、各台車に部品を載せていく順番に部品を並べ替えたものである。
【0109】
また、図13(b)において、137は、配送レーン16に並んでいる部品の位置を、矢印は、配送車17が配送レーン16を移動するラインを示している。この配送レーン16において部品が並ぶ順番に対応する納入順テーブルが作成され、この納入順テーブルを元に配送札111の部品を並べ替える。
【0110】
図14は、分割札を作成するためのフローチャートである。
まず、ステップSTP1において、配送計画表と配送順テーブルとを読み込む。次に、ステップSTP2において、配送計画表の部品の番地と配送順テーブルの番地と対応させて、配送計画表の部品を配送順テーブルの番地順に並べ替える。
【0111】
次に、ステップSTP3において、部品を各台車に割り付けていく。ここまでは、配送札111を作成する工程と同じである。なお、ダイレクト配送の場合は、パレット単位で部品を取り扱うので、パレット名が示されている配送札111だけを作成すればよい。すなわち、ダイレクト配送の場合は、配送札111を作成する工程だけでよい。
【0112】
次に、ステップSTP4において、納入順テーブルを読み込む。
そして、ステップSTP5において、配送順にならべられている部品を納入順テーブルに対応する順番に並べ替える。
最後に、ステップSTP6において、配送便毎に図11(a)に示すような配送札111の出力フォーマットに出力して終了する。
【0113】
この分割札131は、配送車17毎に配送回数分を紙で出力してもよいし、配送車17に上記ステップST8で出力したフォーマットを出力できるような表示画面を備えていれば、その表示画面に出力するようにしてもよい。この分割札131を見ながら各台車に各部品を載せていく。
【0114】
そして、ステップS14において、ステップS2で選択された配送車17が選択できる配送車17の内で最終のものか否かを判断する。
ステップS14で最終の配送車17であると判断された場合(ステップS14がYes)、配送計画システムを終了する。
【0115】
一方、ステップS14で最終の配送車17であると判断されなかった場合(ステップS14がNo)、ステップS2に戻り、次の配送車17を選択する。
なお、このフローでは、ステップS14において、配送車17が最終車であるか否かを判断しているが、配送部品基本情報の部品が全て割り付けられたときもこのフローは終了する。従って、5台ある配送車17の内で4台目の配送車17において、全ての部品が割り付け終わったら、4台目の配送車17で終了する。
【0116】
また、ステップS5において、便当配送回数Nが1.01より低い場合、すなわち、1回で該部品を配送することができる場合、ステップS15において、配送部品基本情報を分割回数の多い順に上から並べていく。
ステップS15からステップS21までのダイレクト配送の工程は、上述したステップS6からステップS13までの分割配送の工程とほぼ同じ工程である。ダイレクト配送の工程では、配送札だけを作成すればよく、分割札の作成は必要としない。
【0117】
なお、上述した実施形態では、ステップS13において、各台車に部品箱を割り付けていく際、最大積載箱数を予め決めておき、その範囲内において部品箱を割り付けたが、箱の大きさと箱数とを乗じた容積値を予め設定しておき、その容積値の範囲内で部品箱を台車に割り付けるようにしてもよい。
【0118】
また、上記配送計画サーバ20の記録装置において、格納されている各データは、基本的には、予め作成されていて、各データに対して修正箇所や新たな追加箇所があった場合に適宜データが入力されて、その各データは変更される構成であるが、その各データをその一部若しくは全部を他のサーバやクライアントからネットワーク回線などの伝送媒体を介して伝送制御部から受信する構成にしてもよい。
【0119】
【発明の効果】
上述したように、本発明の部品配送計画作成方法及び部品配送計画作成装置によれば、例えば、コンピュータによって、配送車が牽引する部品を載せるための各台車に積載可能な部品数に基づいて、配送順に上記各台車に上記部品を割り付けていくようにしているので、配送計画の作成にかかる時間を短縮し、効率良く確実に部品を配送場所に配送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品配送システムの全体的な動作の流れを説明するための図である。
【図2】配送計画サーバ19で扱うデータと生産の流れを示す図である。
【図3】部品配送計画作成システムの動作の流れを説明するフローチャートである。
【図4】配送部品基本情報のデータベースの具体例を示す図である。
【図5】各運搬車17が持つ情報を示すデータベースの具体例である。
【図6】生産ライン18が特定され、配送部品基本情報において、フィールドが1つ追加されたことを示す図である。
【図7】便当配送回数Nが算出され、配送部品基本情報において、フィールドが1つ追加されたことを示す図である。
【図8】配送部品基本情報において累積工数のフィールドを加えたものを示す図である。
【図9】配送計画表を示す図である。
【図10】配送計画グラフを示す図である。
【図11】(a)は、配送札を示す図であり、(b)は、収容棚の位置(番地)を示したものである。
【図12】配送札を作成するためのフローチャートである。
【図13】(a)は、分割札を示す図であり、(b)は、配送レーン16の位置を示したものである。
【図14】分割札を作成するためのフローチャートである。
【符号の説明】
11 組立工場
12 部品メーカー
13 納入便
14 納入便ヤード
15 フォークリフト
16 配送レーン
17 運搬車
18 生産ライン
19 走行経路
20 配送計画サーバ
21 カンバン
22 生管データ
23 物流データ
24 組立データ
25 多回シミュレーション

Claims (1)

  1. コンピュータによって、納入される部品を各配送場所に配送するための配送車の配送計画を作成する部品配送計画作成方法であって、
    前記各配送場所のそれぞれの位置を示す配送位置情報と前記納入された部品が置かれる位置を示す納入位置情報と前記配送車が配送すべき部品を示す第1のリストとを記録しておき、
    前記記録された配送位置情報及び前記第1のリストを読み出し、
    前記読み出された配送位置情報の示す配送場所の並び順と同じ順番に、前記第1のリストの部品を並び替えると共に、前記配送車が牽引する各台車が積載可能な部品数ずつ前記第1のリストの部品を前記各台車に割り付けてどの部品をどの台車に積載するかを示す第2のリストを作成し
    前記記録された納入位置情報を読み出し、
    前記読み出された納入位置情報の示す納入される場所の並び順と同じ順番に、前記第2のリストの部品を並び替えて第3のリストを作成し
    前記第3のリストを前記配送車の配送便毎に出力することを特徴とする部品配送計画作成方法。
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