JP5949652B2 - 運搬計画立案装置、運搬計画立案方法、及びプログラム - Google Patents

運搬計画立案装置、運搬計画立案方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5949652B2
JP5949652B2 JP2013093318A JP2013093318A JP5949652B2 JP 5949652 B2 JP5949652 B2 JP 5949652B2 JP 2013093318 A JP2013093318 A JP 2013093318A JP 2013093318 A JP2013093318 A JP 2013093318A JP 5949652 B2 JP5949652 B2 JP 5949652B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transported
supply
transportation
supply time
condition information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013093318A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014215849A (ja
Inventor
勝厚 田中
勝厚 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2013093318A priority Critical patent/JP5949652B2/ja
Publication of JP2014215849A publication Critical patent/JP2014215849A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5949652B2 publication Critical patent/JP5949652B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Operations Research (AREA)

Description

本発明は、複数の供給元から運搬物が所定場所に運搬され、その所定場所から所定時間毎に供給先に運搬する計画を行う運搬計画立案装置、運搬計画立案方法、及びプログラムに関するものである。
例えば、製造工場などでは、部品工場などの供給元から納入される部品を部品納入箇所で受入れ、受け入れられた部品を所定時間毎に組立工程などの供給先に各運搬コースを通り運搬されている。このとき、供給先への効率の良い部品の運搬計画が望まれる。これに対し、供給元から納入された部品を一旦、各供給回に山積みした後、各供給回の部品を後の供給回に移動させることにより、各供給回で運搬する部品数を平準化する運搬計画立案装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平07−093412号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す運搬計画立案装置においては、一旦、各供給回に対して部品の山積みした後、各供給回の部品数を平準化している。このため、各供給回における部品の山崩しが必要となり、その処理に時間を要することになり、効率的な運搬計画が困難となる虞がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、複数の供給元から所定場所に運搬された運搬物を供給先へ運搬する際の運搬計画を効率的に立案できる運搬計画立案装置、運搬計画立案方法、及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、複数の供給元から運搬物が所定場所に運搬され、該運搬された運搬物を前記所定場所から所定時間毎に供給先に運搬する計画を行う運搬計画立案装置であって、前記運搬物を運搬する際の制約条件情報を記憶する第1記憶手段と、前記運搬物を各供給回に割り付ける際の評価条件情報を記憶する第2記憶手段と、前記各供給元から供給される運搬物の供給回数及び供給量が多い順に、各供給元からの各運搬物を各供給回に対して、前記第1記憶手段の制約条件情報に従って、各供給回の運搬物数の平準化を行いつつ割り付ける最適化手段と、を備え、前記最適化手段は、前記平準化を行う際に前記各供給回の運搬物を後の供給回に移動させ、前記第2記憶手段の評価条件情報に基づいて、該移動の前後における各供給回の運搬物の割付を評価する、ことを特徴とする運搬計画立案装置である。
この一態様において、前記最適化手段は、前記供給先への供給回数を減少させるように、前記各供給回の運搬物を後の供給回に移動させてもよい。
この一態様において、前記第1記憶手段に記憶された制約条件情報は、前記供給先への運搬コース毎に1回に運搬可能な運搬物量、前記供給先までの走行時間を含む最大仕事量、及び、前記各供給回の運搬物を後の供給回に移動させることができる最大移動数、のうち少なくも1つを含んでいてもよい。
この一態様において、前記第2記憶手段に記憶された評価条件情報は、前記評価を行うための評価項目を含んでおり、前記最適化手段は、前記移動の前後における各供給回の運搬物の割付に対して、前記評価項目に関して評価点を算出し比較することで、前記各供給回の運搬物を後の供給回に移動させるか否かを決定してもよい。
この一態様において、前記評価条件情報の評価項目は、前記各供給回の運搬物を供給先に運搬する運搬人数、運搬回数、前記各供給回における最大運搬物数と最小運搬物数との差、隣接する各供給回の運搬物数の差の累計値、及び前記各供給回で運搬物を移動させた回数、のうち少なくとも1つを含んでいてもよい。
この一態様において、前記評価条件情報の評価項目には優先度が設定されていてもよい。
この一態様において、前記最適化手段により割り付けられた各供給回の運搬物のうち、前記第1記憶手段に記憶された制約条件情報に基づいて運搬専任者で運搬できない運搬物を、運搬応援者に割付ける最小化手段を更に備え、前記最小化手段は、前記運搬応援者の人数が最少となるように、前記運搬物を各供給回に割付けてもよい。
この一態様において、前記最小化手段は、前記各供給回の運搬物を後の供給回に移動させ、前記第2記憶手段の評価条件情報に基づいて、該移動の前後における各供給回の運搬物の割付を評価し比較することで、前記運搬応援者に対して前記運搬物の割付を行っても良い。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、複数の供給元から運搬物が所定場所に運搬され、該運搬された運搬物を前記所定場所から所定時間毎に供給先に運搬する計画を行う運搬計画立案方法であって、前記運搬物を運搬する際の制約条件情報を記憶するステップと、前記運搬物を各供給回に割り付ける際の評価条件情報を記憶するステップと、前記各供給元から供給される運搬物の供給回数及び供給量が多い順に、各供給元からの各運搬物を各供給回に対して、前記制約条件情報に従って、各供給回の運搬物数の平準化を行いつつ割り付けるステップと、前記平準化を行う際に前記各供給回の運搬物を後の供給回に移動させ、前記評価条件情報に基づいて、該移動の前後における各供給回の運搬物の割付を評価するステップと、を含む、ことを特徴とする運搬計画立案方法であってもよい。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、複数の供給元から運搬物が所定場所に運搬され、該運搬された運搬物を前記所定場所から所定時間毎に供給先に運搬する計画を行うプログラムであって、前記各供給元から供給される運搬物の供給回数及び供給量が多い順に、各供給元からの各運搬物を各供給回に対して、前記運搬物を運搬する際の制約条件情報に従って、各供給回の運搬物数の平準化を行いつつ割り付ける処理と、前記平準化を行う際に前記各供給回の運搬物を後の供給回に移動させ、前記運搬物を各供給回に割り付ける際の評価条件情報に基づいて、該移動の前後における各供給回の運搬物の割付を評価する処理と、をコンピュータに実行させる、ことを特徴とするプログラムであってもよい。
本発明によれば、複数の供給元から所定場所に運搬された運搬物を供給先へ運搬する際の運搬計画を効率的に立案できる運搬計画立案装置、運搬計画立案方法、及びプログラムを提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る運搬計画立案装置の概略的なシステム構成を示すブロック図である。 コース単位最適化処理を説明するための図である。 コース単位最適化部によるコース単位最適化処理のフローを示すフローチャートである。 供給回数及び運搬荷物の多い順に仕入先をソートした状態を示す図である。 運搬荷物を各担当に割付ける方法を示す図である。 運搬荷物を各担当に割付ける方法を示す図である。 運搬荷物を各担当に割付ける方法を示す図である。 コース単位最適化部による最適化処理フローを示すフローチャートである。 評価項目を説明するための図である。 評価項目の「運搬人数」及び「運搬回数」を説明するための図である。 評価項目の「仕事量差」及び「運搬台車数差」を説明するための図である。 評価項目の「余り」を説明するための図である。 評価項目の「余り0」を説明するための図である。 評価項目の「移動数」を説明するための図である。 本発明の一実施の形態に係る応援者最小化部による最小化処理フローを示すフローチャートである。 最小化処理の具体的な一例を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本発明の一実施の形態に係る運搬計画立案装置は、例えば、製造工場へ納入された部品を組立工程等へ運搬する際の仕事量を、運搬リソーセスへ効率的に割り付ける計画立案を行う。運搬計画立案装置は、運搬リソーセスが最小となる運搬計画を短時間で作成できる。
例えば、製品の製造に必要な部品は、複数の仕入先(供給元)から所定場所に納入される。所定場所に納入された部品は一定個数、箱詰めされ運搬台車に載せられる。そして、運搬専任者及び運搬応援者が、その所定場所から、所定時間毎(供給回毎、例えば、1回目9:00、2回目9:30、・・・・)に運搬台車を、複数の運搬コースを通り、各組立工程(供給先)に運搬する。
本実施の形態に係る運搬計画立案装置は、上述のように運搬台車を各運搬コースを通り各組立工程に運搬する際に必要となる運搬リソーセスが最小となる運搬計画を効率的に立案できる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る運搬計画立案装置の概略的なシステム構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る運搬計画立案装置1は、最適化評価条件データベース2と、運搬コース情報データベース3と、運搬制約条件データベース4と、仕事量データベース5と、コース単位最適化部6と、応援者最小化部7と、運搬計画データベース8と、を備えている。
運搬計画立案装置1は、例えば、演算処理、制御処理等と行うCPU(Central Processing Unit)、CPUによって実行される演算プログラム、制御プログラム等が記憶されたROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)からなるメモリ、外部と信号の入出力を行うインターフェイス部(I/F)、などからなるマイクロコンピュータを中心にして、ハードウェア構成されている。CPU、メモリ、及びインターフェイス部は、データバスなどを介して相互に接続されている。
最適化評価条件データベース2は、第1記憶手段の一具体例であり、後述の評価を行うための最適評価条件情報を記憶している。最適評価条件情報は、例えば、各仕入先から工場へ納入された部品を組立工程へ運搬する運搬コース単位の最適化処理、及び、後述の応援者の最小化処理において、運搬計画(各供給回に対する運搬荷物の割付)の良否を判別するための評価項目や評価基準に関する情報を含む。
運搬コース情報データベース3は、各仕入先から工場へ納入された運搬荷物を組立工程へ運搬する運搬コースに関する情報を含む運搬コース情報を記憶する。運搬コース情報は、例えば、運搬コース毎に、運搬を行う運搬専任者数、運搬コースの走行距離、運搬コースの所要時間、運搬コースに存在する交差点等での一旦停止時間、などの情報を含む。
運搬制約条件データベース4は、第2記憶手段の一具体例であり、運搬する際の制約条件である運搬制約条件情報を記憶している。運搬制約条件情報は、例えば、運搬コース毎に1回で(各供給回で)運搬可能な最大台車数、最大箱数、最大仕事量(走行時間+一旦停止時間+ハンドリング時間の合計最大値)、各供給回の最大遅れ可能数(後述の運搬荷物の移動(ズラシ)可能数、例えば、1回又は2回)、同一仕入先の運搬荷物は同一担当者(運搬専任者又は運搬応援者)に割付、などの運搬する際の制約条件に関する情報である。
仕事量データベース5は、各仕入先及び供給回毎の運搬に必要な台車数、部品が収容されている箱の数、1箱当たりのハンドリング時間などの情報を含む仕事量情報を記憶する。
コース単位最適化部6は、最適化手段の一具体例であり、最適化評価条件データベース2に記憶された最適評価条件情報と、運搬制約条件データベース4に記憶された運搬制約条件情報と、に基づいて、運搬荷物(運搬台車)を各供給回に割り付ける。これにより、従来のように、仕入先から納入される運搬荷物を一旦そのまま各供給回に山積した後に平準化及び最適化処理を実行してその山崩しをする場合と比較して、運搬計画立案時間を大幅に短縮することができる。
コース単位最適化部6は、運搬コース毎の運搬専任者の運搬能力を最大限に活用し、供給回を遅らす(運搬荷物を後の供給回に移動させる)回数を最小化するように各運搬荷物(仕事量)を各供給回に割り付ける運搬コース単位の最適化処理(以下、コース単位最適化処理と称す)を行う。
応援者最小化部7は、最小化手段の一具体例であり、運搬コース毎の運搬専任者で運搬できない運搬荷物(仕事量)を運搬応援者に割り付ける際に、運搬応援者の人数が最小となるように、各運搬荷物を各供給回に割り付ける。応援者最小化部7は、運搬制約条件データベース4の運搬制約条件情報と、最適化評価条件データベース2の最適評価条件情報と、に基づいて運搬計画(各供給回の運搬荷物の割付)の選択肢の良否を判定しつつ、運搬荷物を各供給回に割り付けを行う。
運搬計画データベース8には、コース単位最適化部6および応援者最小化部7により処理された運搬計画情報が記憶されている。運搬計画情報には、各運搬コース及び供給回毎に、どの運搬専任者あるいはどの運搬応援者が、どの運搬荷物を運搬するか等の情報が含まれている。この運搬計画情報に従って、各仕入先から納入された部品を含む運搬荷物の運搬が実際に実行される。
次に、上述した運搬コース毎の運搬専任者の運搬能力を最大限に活用しつつ、各供給回における運搬荷物を遅らす回数(ズラシ回数)を最小化するように、各運搬荷物(仕事量)を運搬専任者へ割り付けるコース単位最適化処理について図2を参照して詳細に説明する。
コース単位最適化部6は、仕事量データベース5の仕事量情報に基づいて、各運搬コースの各供給回(1、・・・・、24)に対して各運搬荷物の割り付ける際、供給回数及び運搬荷物の多い順に仕入先(A、・・・、F)をソートする。
例えば、仕入先Aは供給回1〜6に運搬荷物を供給し(供給回数6)、仕入先Bは供給回1〜3、5、6に運搬荷物を供給し(供給回数5)、仕入先Cは供給回1、3、5に運搬荷物を供給し(供給回数3)、仕入先Dは供給回1、3、5に運搬荷物を供給し(供給回数3)、仕入先Eは供給回1、5に4つの運搬荷物を供給し(供給回2)、仕入先Eは供給回1、5に2つの運搬荷物を供給している(供給回2)。したがって、仕入先A、B、C、D、E、Fの順でソートされる。
(1)コース単位最適化部6は、最も供給回数が多く運搬荷物が多い仕入先Aの運搬荷物を、最適評価条件情報に基づいて評価を行いつつ、運搬制約条件情報を満たすように、各供給回1〜6に割り付ける。なお、コース単位最適化部6は、例えば、詳細に後述する最適評価条件情報の評価項目に従って評価点を算出し比較することでその評価を行う。
(2)コース単位最適化部6は、次に供給回数が多く運搬荷物が多い仕入先Bの運搬荷物を、最適評価条件情報に基づいて評価を行いつつ、運搬制約条件情報を満たすように、各供給回1〜3、5、6に割り付ける。
(3)コース単位最適化部6は、次に供給回数が多く運搬荷物が多い仕入先Cの運搬荷物を、最適評価条件情報に基づいて評価を行いつつ、運搬制約条件情報を満たすように、各供給回1、3、5に割り付ける。このとき、コース単位最適化部6は、各供給回における運搬荷物数の平準化を行うため、各供給回1、3、5の運搬荷物を後の供給回2、4、6に移動させる所謂ズラシを行う。また、運搬制約条件として、例えば、ズラシ可能数を1として設定されている。この場合、コース単位最適化部6は、そのズラシを行う前と後における評価点を夫々算出し両者を比較する。そして、コース単位最適化部6は、例えば、評価点が小さい(良好な)ズラシ後の割り付け(仕入先Cの運搬荷物を供給回2、4、6に割付)に決定する。
(4)コース単位最適化部6は、次に供給回数が多く運搬荷物が多い仕入先Dの運搬荷物を、最適評価条件情報に基づいて評価を行いつつ、運搬制約条件情報を満たすように、各供給回1、3、5に割り付ける。
(5)コース単位最適化部6は、次に供給回数が多く運搬荷物が多い仕入先Eの運搬荷物を、最適評価条件情報に基づいて評価を行いつつ、運搬制約条件情報を満たすように、各供給回1、5に割り付ける。
(6)コース単位最適化部6は、次に供給回数が多く運搬荷物が多い仕入先Fの運搬荷物を、最適評価条件情報に基づいて評価を行いつつ、運搬制約条件情報を満たすように、各供給回1、5に割り付ける。このとき、コース単位最適化部6は、各供給回における運搬荷物の平準化を行うため、各供給回1、5の運搬荷物を後の供給回2、6に移動させるズラシを行う。コース単位最適化部6は、そのズラシを行う前と後における評価点を夫々算出し、評価点が小さいズラシ後の割り付け(供給回2、6に割付)を決定する。
図3Aは、上述したコース単位最適化部によるコース単位最適化処理のフローを示すフローチャートである。コース単位最適化部6は、供給回数及び運搬荷物の多い順に仕入先(A、・・・、F)をソートする(ステップS101)、(図3B)。コース単位最適化部6は、セット数に0(セット数=0)を設定し(ステップS102)、担当Noに0(担当No=0)を設定する(ステップS103)。なお、担当No1を運搬専任者とし、担当No2を運搬応援者とする。コース単位最適化部6は、図3Aに示す(L1)から(L2)までの処理を仕入先の数だけ繰り返し実行する。
コース単位最適化部6は、担当Noをインクリメント(担当No+1)する(ステップS104)。コース単位最適化部は、図3Aに示す(M1)から(M2)までの処理を全運搬荷物の担当が決定するまで繰り返し実行する。
コース単位最適化部6は、各供給回の運搬荷物を指定担当No1に移動させ割り付けることが可能か否かを判定する(ステップS105)。コース単位最適化部6は、図3Aに示す(N1)から(N2)までの処理を0〜最大移動数(各供給回で運搬荷物を移動させた移動回数の最大値)まで繰り返し実行する。
ここで、コース単位最適化部6は、運搬制約条件データベース4の運搬制約条件情報として、例えば、同一仕入先の運搬荷物を同一担当にセットし、最大牽引台数(最大運搬荷物数)を6としている。
(1)例えば、図3Cに示す如く、供給回1、5の運搬荷物をそのまま担当No1に割り付けた場合、供給回1については、運搬荷物数が6であり運搬制約条件を満たす、一方、供給回5については、運搬荷物数が7となり運搬制約条件を満たさない。この場合、コース単位最適化部6は、担当No1へのその運搬荷物の割付を不能と判定する。
(2)図3Dに示す如く、次の供給回2、6に運搬荷物を移動させ、担当No1に割り付けた場合、供給回2については、運搬荷物数が7であり運搬制約条件を満たさず、供給回6についても、運搬荷物数が7となり運搬制約条件を満たさない。この場合も、コース単位最適化部6は、担当No1へのその運搬荷物の割付を不能と判定する。
(3)したがって、図3Eに示す如く、コース単位最適化部6は、供給回1、5の運搬荷物を移動させずにそのまま担当No2に割り付けるこことなる。
コース単位最適化部6は、各供給回の運搬荷物を担当No1に割り付けることが可能と判定したとき(ステップS105のYES)、その担当の割付を決定し、セット数をインクリメント(セット数+1)する(ステップS106)。コース単位最適化部6は、各供給回の運搬荷物を担当No1に割り付けることが不能と判定したとき(ステップS105のNO)、下記(ステップS110)の処理に移行する。
コース単位最適化部6は、(セット数)と(コース単位最適化処理の実行数(最適化実行数))とが等しいか否かを判定する(ステップS107)。コース単位最適化部6は、(セット数)と(最適化実行数)とが等しいと判定したとき(ステップS107のYES)、後述の最適化処理を実行する(ステップS108)。一方、コース単位最適化部6は、(セット数)と(最適化実行数)とが等しくないと判定したとき(ステップS107のNO)、後述の(ステップS110)に移行する。
コース単位最適化部6は、セット数に0(セット数=0)を設定する(ステップS109)。コース単位最適化部6は、担当No1及び2に対する運搬荷物の割付を現在の割付に決定するとき(ステップS110のYES)、(M2)に移行し、現在の割付に決定しないとき(ステップS110のNO)、(N2)に移行する。最後に、コース単位最適化部6は、再度、最適化処理を実行する(ステップS111)。
次に、上述したコース単位最適化部6による最適化処理について詳細に説明する。図4は、コース単位最適化部による最適化処理フローを示すフローチャートである。コース単位最適化部6は、各供給回の運搬荷物を移動させたとき、運搬制約条件データベース4の運搬制約条件を満たしているか否かを判定する(ステップS201)。
コース単位最適化部6は、運搬制約条件データベース4の運搬制約条件を満たしていると判定したとき(ステップS201のYES)、各供給回の運搬荷物を後の供給回に移動させる(ステップS202)。
コース単位最適化部6は、移動させた各供給回の運搬荷物の割付に関して評価点を算出し、移動後の評価点が移動前の評価点と比較して良い(小さい)か否かを判定する(ステップS203)。なお評価点を用いた評価方法については、詳細に後述する。
コース単位最適化部6は、移動後の評価点が移動前の評価点より良いと判定したとき(ステップS203のYES)、その移動後における各供給回の運搬荷物の割付を記憶する(ステップS204)。一方、コース単位最適化部6は、移動後の評価点が移動前の評価点より悪いと判定したとき(ステップS203のNO)、移動前の各供給回における運搬荷物の割付に戻す(ステップS205)。
なお、コース単位最適化部6は、上記(ステップS201)から(ステップS204)までの処理(N1からN2までの処理)を、0〜最大移動数まで繰り返し実行する。また、コース単位最適化部6は、上記(ステップS201)から(ステップS205)までの処理(M1からM2及びL1からL2までの処理)を、0〜セット済みの仕入数及び担当No1〜セット済み担当Noまで夫々、繰り返し実行する。
コース単位最適化部6は、上記処理を繰り返した結果、移動後の評価点が移動前の評価点より良いとの評価を行った場合(ステップS206のYES)、良い評価を得た移動後の運搬荷物の割付を行う(ステップS207)。一方、コース単位最適化部6は、移動後の評価点が移動前の評価点より良いとの評価を行わなかった場合(ステップS206のNO)、本処理を終了する。なお、コース単位最適化部6は、上記(ステップS201)から(ステップS207)までの処理(W1からW2までの処理)を、上記評価点が良いとの評価を行うまで繰り返し実行する。
次に、コース単位最適化部6による評価点を用いた評価方法について詳細に説明する。
コース単位最適化部6は、複数の評価項目(例えば、運搬人数、運搬回数、仕事量差(各供給回における最大運搬荷物数と最小運搬荷物数との差)、運搬台車数差、余り0(全供給回数−全運搬能力を用いた供給回数)、余り、移動数(各供給回で運搬荷物を移動させた回数))について評価点を算出し、評価点を比較することでその評価を行う。なお、各評価項目には、下記評価を行う上での優先度が設定されている。評価項目及び優先度は、ユーザが適宜変更可能できるように構成されている。
例えば、図5に示すように、優先度1に評価項目「運搬人数」を設定し、運搬専任者及び運搬応援者に対して「少」が設定されている。これは、各供給回で運搬荷物を移動させる際に、運搬専任者及び運搬応援者が人数が最も少なくなるように上記各供給回における運搬荷物の移動を行うという意味である。
同様に、優先度2に評価項目「運搬回数」を設定し、運搬専任者及び運搬応援者に対して「少」が設定されている。これは、各供給回で運搬荷物を移動させる際に、運搬専任者及び運搬応援者の運搬回数が最も少なくなるように上記各供給回における運搬荷物の移動を行うという意味である。
ここで、評価項目「運搬人数」、及び「運搬回数」は、運搬専任者及び運搬応援者について「少ない」方が運搬効率が高いと言える。したがって、上記のように評価項目「運搬人数」、及び「運搬回数」の優先度を夫々、1及び2に設定し、運搬専任者及び運搬応援者に「少」が設定されている。
各供給回において、1人の運搬専任者が1回の運搬で最大6つの運搬荷物(運搬制約条件)を運搬できる。また、各供給回における運搬専任者の運搬制約条件(最大6つの運搬荷物)を超えた運搬荷物を、運搬応援者が運搬することとなる(図6)。
例えば、供給回1において、運搬専任者が4つの運搬荷物を運搬し、運搬応援者が1つの運搬荷物を運搬する。供給回2において、運搬専任者が6つの運搬荷物を運搬する。一方、運搬応援者が1つの運搬荷物を運搬するが、ここで、この運搬応援者の運搬荷物を供給回3に移動させる。これにより、供給回3における運搬応援者の運搬荷物は3つに増加するが、供給回2における運搬応援者の運搬荷物は0になり、運搬応援者の運搬回数を減少させることができる。図6に示すように、例えば、供給回1〜4において、「運搬人数」は運搬専任者1人及び運搬応援者1人の計2人となる。また、「運搬回数」は運搬専任者の4回及び運搬応援者の2回の計6回となる。上記のように、各供給回の運搬荷物を移動させることで、「運搬人数」及び「運搬回数」を減少させる。
評価項目「仕事量差」及び「運搬台車数差」は、運搬時間に影響を与えることから、運搬の遅れなどが発生しないように、各供給回で運搬する運搬荷物数の平準化が必要となる。例えば、「仕事量差」については、「最大運搬荷物数と最小運搬荷物数との差」を示す2桁の数値と、「連続する供給回毎の運搬荷物数の差の累計」を示す3桁の数値と、を含む5桁の評価点で評価を行う。
例えば、図7に示す如く、(1)の場合、各供給回の運搬荷物数は、1、2、3、4となっており、最大運搬荷物数4と最小運搬荷物数1との差は3となる。また、連続する供給回毎の運搬荷物数の差の累計は4となる。したがって、上記5桁の評価点は、03004となる。
一方、(2)の場合、各供給回の運搬荷物数は、2、3、2、3となっており、最大運搬荷物数3と最小運搬荷物数2との差は1となる。また、連続する供給回毎の運搬荷物数の差の累計は、4となる。したがって、上記5桁の評価点は、01004となる。上記(1)の場合の評価点03004と(2)の場合の評価点01004とを比較すると、(2)の場合の方が数値が小さいため、(2)の場合の運搬荷物の割付が選択される。
なお、評価項目「運搬台車数差」についても上記「仕事量差」と同様に評価点を算出し評価を行う。また、上記各供給回における運搬荷物の移動及び評価点の評価による平準化は、運搬専任者の運搬荷物に対してのみ行う。
評価項目「余り」の求め方について詳細に説明する。各供給回の運搬台車数が予め設定された最大運搬台車制約数(使用可能な運搬台車数の最大値)の1/2未満の場合、その供給回の台車数を「余り」とする。
(運搬台車数)<(最大運搬台車制約数)/2の場合、「余り」=その供給回の台車数
一方、各供給回の運搬台車数が予め設定された最大運搬台車制約数の1/2以上の場合、(最大運搬台車制約数)−(運搬台車数)を「余り」とする。
(運搬台車数)≧(最大運搬台車制約数)/2の場合、「余り」=(最大運搬台車制約)−(運搬台車数)
最後に、供給回毎に求めた「余り」を合算する。
例えば、図8に示す(1)の場合、各供給回の運搬台車数は、2、3、5、5となり、(最大運搬台車制約数)/2は3となる。したがって、供給回毎の「余り」は、2、3、1、1となり、これらを合算した「余り」は7となる。ここで、各供給回のうち運搬台車数が少ない供給回の運搬台車を移動させ、そのような供給回を無くすようにする。また、各供給回の運搬台車数が最大運搬台車制約数に近い供給回に運搬荷物を移動させるようにする。
例えば、(2)の場合(供給回2の運搬荷物を供給回3に移動させた場合)、各供給回の運搬台車数は、2、2、6、5となる。したがって、供給回毎の「余り」は、2、2、0、1となり、これらを合算した「余り」は5となる。
次に、評価項目「余り0」の求め方について詳細に説明する。上記求めた「余り」と「最大運搬台車制約数と同じ台数の運搬台車を運搬している供給回の数」との差を求め、この差を「余り0」とする。
「余り0」=「余り」−(最大運搬台車制約数と同じ台数の運搬台車を運搬している供給回の数)
例えば、図9に示す(1)の場合、「最大運搬台車制約数と同じ台数の運搬台車を運搬している供給回」は存在しないので、「余り0」は7−0=7となる。一方、図9に示す(2)の場合、「最大運搬台車制約数と同じ台数の運搬台車を運搬している供給回」は1回なので、「余り0」は5−1=4となる。
上記のようにして求めた「余り0」及び「余り」を含む5桁の評価点を用いて評価を行う。例えば、(1)の場合、「余り0」は4であり、「余り」は7である。したがって、(1)の場合の5桁の評価点は、04007となる。(2)の場合、「余り0」は4であり、「余り」は5である。したがって、(2)の場合の5桁の評価点は、04005となる。
(1)の場合の評価点04007と、(2)の場合の評価点04005と、を比較すると、(2)の場合の方が数値が小さいことから、(2)の場合の運搬台車の割付が選択される。上記のように評価項目「余り」及び「余り0」の数値を小さくすることで、各供給回の運搬台車数の山谷を明確にし運搬回数を減少させることができる。
次に、評価項目「移動数」の求め方について詳細に説明する。「移動数」は、当初の供給回から次回以降の供給回に運搬荷物を移動させた回数の合計値である。なお、時間軸で後の供給回にのみ運搬荷物を移動できる。運搬荷物を後の供給回に移動させた場合、部品の組立工程への到着が遅れるため、そのような移動を少なくするのが好ましい。
例えば、図10に示す(1)の場合、運搬荷物を次回の供給回に1回移動させているため、「移動数」は1となり、その評価点は001となる。図10に示す(2)の場合、運搬荷物を次回の供給回に2回移動させているため、「移動数」は2となり、その評価点は002となる。(1)の場合の評価点001は、(2)の場合の評価点002よりも小さいため、(1)の場合の運搬荷物の割付が選択される。
コース単位最適化部6は、実際の評価項目の評価を、図5に示すように、各評価項目に対する評価点を横1列に並べて比較を行い、相対的に数値の小さい方を良い評価としてその割付を採用する。以上のコース単位最適化処理を行った後、各運搬コースの各供給回における運搬応援者に対する運搬荷物の割付を行う。
応援者最小化部7は、運搬コース毎の専任者で運搬できない仕事量を応援者に割り付ける際に、運搬応援者人数が最少となるように、運搬制約条件データベース4の運搬制約条件情報と、最適化評価条件データベース2の最適評価条件情報と、に基づいて各供給回における運搬荷物の割付の選択肢の良否を判定しつつ、その割付の選択を行う。
図11Aは、本実施の形態に係る応援者最小化部による最小化処理フローを示すフローチャーとである。応援者最小化部7は、運搬応援者の対象データを取得する。例えば、運搬コースG、E、C、Aの4コースに対して4人の運搬応援者が必要となる(図11B(1))。そして、応援者最小化部7は、供給回数及び運搬荷物の多い順に仕入先をソートする(ステップS301)(図11B(2))。
次に、応援者最小化部7は、以下のように、各仕入先に対して運搬応援者を夫々割り当てる。なお、各運搬応援者は、同一の供給回において、同一の運搬コースで運搬を行うものとする。
応援者最小化部7は、図11Aに示す(L1)から(L2)の処理を、0〜仕入先数だけ繰り返し実行する。応援者最小化部7は、応援者Noに0を設定する(ステップS302)。応援者最小化部7は、図11Aに示す(M1)から(M2)の処理を、各供給回における全運搬荷物が設定されるまで繰り返し実行する。応援者最小化部7は、応援者Noをインクリメントする(ステップS303)。
応援者最小化部7は、応援者Noが配置済みの運搬応援者数(セット済数)よりも大きいと判定したとき(ステップS304のYES)、現在の各供給回における運搬荷物の割付を設定する(データセット)(ステップS305)(図11B(3))。一方、応援者最小化部7は、応援者Noが配置済みの運搬応援者数以下であると判定したとき(ステップS304のNO)、その各供給回における運搬荷物の割付で運搬が可能か否かを判定する(ステップS306)。応援者最小化部7は、図11Aに示す(N1)から(N2)の処理を、運搬制約条件情報で制限される最大移動回数だけ繰り返し実行する。
応援者最小化部7は、その各供給回における運搬荷物の割付で運搬が可能と判定したとき(ステップS306のYES)、現在の各供給回における運搬荷物の割付を設定する(データセット)(ステップS307)。一方、応援者最小化部は、その各供給回における運搬荷物の割付で運搬が不可能と判定したとき(ステップS306のNO)、各供給回の運搬荷物を移動させる(ステップS308)。
以上、本実施の形態に係る運搬計画立案装置1において、各仕入先から供給される運搬荷物の供給回数及び供給量が多い順に、各仕入先からの各運搬荷物を各供給回に対して、運搬制約条件に従って、各供給回における運搬荷物数の平準化を行いつつ割り付け、平準化を行う際に各供給回の運搬物を後の供給回に移動させ、最適評価条件情報の評価項目に基づいて、その移動の前後における各供給回の運搬荷物の割付を評価する。これにより、各仕入先から納入される運搬荷物に対してその都度平準化及び最適化処理を実行する。したがって、従来のように各仕入先から納入される運搬荷物を一旦そのまま各供給回に山積した後にその山崩しをすることがないため、運搬計画立案時間を大幅に短縮することができる。すなわち、複数の供給元から所定場所に運搬され運搬物を供給先へ運搬する際の運搬計画を効率的に立案できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
また、本発明は、例えば、図3A、図4及び図11Aに示す処理を、CPUにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。
また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 運搬計画立案装置
2 最適化評価条件データベース
3 運搬コース情報データベース
4 運搬制約条件データベース
5 仕事量データベース
6 コース単位最適化部
7 応援者最小化部
8 運搬計画データベース

Claims (10)

  1. 複数の供給元から運搬物が所定場所に運搬され、該運搬された運搬物を前記所定場所から所定時間毎に供給先に運搬する計画を行う運搬計画立案装置であって、
    前記運搬物を運搬する際の制約条件情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記運搬物を各供給回に割り付ける際の評価条件情報を記憶する第2記憶手段と、
    前記各供給元から供給される運搬物の供給回数及び供給量が多い順に、各供給元からの各運搬物を各供給回に対して、前記第1記憶手段の制約条件情報に従って、各供給回の運搬物数の平準化を行いつつ割り付ける最適化手段と、を備え、
    前記最適化手段は、前記平準化を行う際に前記各供給回の運搬物を後の供給回に移動させ、前記第2記憶手段の評価条件情報に基づいて、該移動の前後における各供給回の運搬物の割付を評価する、ことを特徴とする運搬計画立案装置。
  2. 請求項1記載の運搬計画立案装置であって、
    前記最適化手段は、前記供給先への供給回数を減少させるように、前記各供給回の運搬物を後の供給回に移動させる、ことを特徴とする運搬計画立案装置。
  3. 請求項1又は2記載の運搬計画立案装置であって、
    前記第1記憶手段に記憶された制約条件情報は、前記供給先への運搬コース毎に1回に運搬可能な運搬物量、前記供給先までの走行時間を含む最大仕事量、及び、前記各供給回の運搬物を後の供給回に移動させることができる最大移動数、のうち少なくも1つを含む、ことを特徴とする運搬計画立案装置。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の運搬計画立案装置であって、
    前記第2記憶手段に記憶された評価条件情報は、前記評価を行うための評価項目を含んでおり、
    前記最適化手段は、前記移動の前後における各供給回の運搬物の割付に対して、前記評価項目に関して評価点を算出し比較することで、前記各供給回の運搬物を後の供給回に移動させるか否かを決定する、ことを特徴とする運搬計画立案装置。
  5. 請求項4記載の運搬計画立案装置であって、
    前記評価条件情報の評価項目は、前記各供給回の運搬物を供給先に運搬する運搬人数、運搬回数、前記各供給回における最大運搬物数と最小運搬物数との差、隣接する各供給回の運搬物数の差の累計値、及び前記各供給回で運搬物を移動させた回数、のうち少なくとも1つを含む、ことを特徴とする運搬計画立案装置。
  6. 請求項4又は5記載の運搬計画立案装置であって、
    前記評価条件情報の評価項目には優先度が設定されている、ことを特徴とする運搬計画立案装置。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれか1項記載の運搬計画立案装置であって、
    前記最適化手段により割り付けられた各供給回の運搬物のうち、前記第1記憶手段に記憶された制約条件情報に基づいて運搬専任者で運搬できない運搬物を、運搬応援者に割付ける最小化手段を更に備え、
    前記最小化手段は、前記運搬応援者の人数が最少となるように、前記運搬物を各供給回に割付ける、ことを特徴とする運搬計画立案装置。
  8. 請求項7記載の運搬計画立案装置であって、
    前記最小化手段は、前記各供給回の運搬物を後の供給回に移動させ、前記第2記憶手段の評価条件情報に基づいて、該移動の前後における各供給回の運搬物の割付を評価し比較することで、前記運搬応援者に対して前記運搬物の割付を行う、ことを特徴とする運搬計画立案装置。
  9. 複数の供給元から運搬物が所定場所に運搬され、該運搬された運搬物を前記所定場所から所定時間毎に供給先に運搬する計画を行う運搬計画立案装置の動作方法であって、
    前記運搬計画立案装置は、
    前記運搬物を運搬する際の制約条件情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記運搬物を各供給回に割り付ける際の評価条件情報を記憶する第2記憶手段と、を備え、
    前記各供給元から供給される運搬物の供給回数及び供給量が多い順に、各供給元からの各運搬物を各供給回に対して、前記第1記憶手段の制約条件情報に従って、各供給回の運搬物数の平準化を行いつつ割り付けるステップと、
    前記平準化を行う際に前記各供給回の運搬物を後の供給回に移動させ、前記第2記憶手段の評価条件情報に基づいて、該移動の前後における各供給回の運搬物の割付を評価するステップと、を実行することを特徴とする運搬計画立案装置の動作方法。
  10. 複数の供給元から運搬物が所定場所に運搬され、該運搬された運搬物を前記所定場所から所定時間毎に供給先に運搬する計画を行うために、コンピュータを、
    前記運搬物を運搬する際の制約条件情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記運搬物を各供給回に割り付ける際の評価条件情報を記憶する第2記憶手段と、
    前記各供給元から供給される運搬物の供給回数及び供給量が多い順に、各供給元からの各運搬物を各供給回に対して、前記第1記憶手段の制約条件情報に従って、各供給回の運搬物数の平準化を行いつつ割り付ける最適化手段と、
    して機能させるためのプログラムであって、
    前記最適化手段は、
    前記平準化を行う際に前記各供給回の運搬物を後の供給回に移動させ、前記第2記憶手段の評価条件情報に基づいて、該移動の前後における各供給回の運搬物の割付を評価する、ことを特徴とするプログラム。
JP2013093318A 2013-04-26 2013-04-26 運搬計画立案装置、運搬計画立案方法、及びプログラム Active JP5949652B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013093318A JP5949652B2 (ja) 2013-04-26 2013-04-26 運搬計画立案装置、運搬計画立案方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013093318A JP5949652B2 (ja) 2013-04-26 2013-04-26 運搬計画立案装置、運搬計画立案方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014215849A JP2014215849A (ja) 2014-11-17
JP5949652B2 true JP5949652B2 (ja) 2016-07-13

Family

ID=51941546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013093318A Active JP5949652B2 (ja) 2013-04-26 2013-04-26 運搬計画立案装置、運搬計画立案方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5949652B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6848759B2 (ja) 2017-08-04 2021-03-24 オムロン株式会社 シミュレーション装置、制御装置、及びシミュレーションプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2964851B2 (ja) * 1993-09-20 1999-10-18 トヨタ自動車株式会社 部品配達便の運行計画立案方法とそのための装置及び部品配達便管理方法
JP3945236B2 (ja) * 2001-12-07 2007-07-18 株式会社豊田自動織機 部品配送計画作成方法及び部品配送計画作成装置
JP2004299828A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Toyota Motor Corp 出荷計画装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014215849A (ja) 2014-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108805316B (zh) 货物搬运方法和装置
JP6650508B2 (ja) 倉庫管理システム及び倉庫管理方法
CN109703969B (zh) 货架管理系统及货架管理方法
Koch et al. A hybrid algorithm for the vehicle routing problem with backhauls, time windows and three-dimensional loading constraints
McWilliams Iterative improvement to solve the parcel hub scheduling problem
CN105427065A (zh) 商品对象出库信息处理方法及装置
CN112633756A (zh) 一种仓储物流调度方法及相关设备
JP5692182B2 (ja) 運搬計画立案装置
JP5811694B2 (ja) 倉庫作業計画作成システムおよび倉庫作業計画作成方法
Joo et al. Block transportation scheduling under delivery restriction in shipyard using meta-heuristic algorithms
Li et al. Design and simulation analysis of PDER: A multiple-load automated guided vehicle dispatching algorithm
JP5949652B2 (ja) 運搬計画立案装置、運搬計画立案方法、及びプログラム
Mousavi et al. Optimal design of the cross-docking in distribution networks: Heuristic solution approach
Wisittipanich et al. Metaheuristics for warehouse storage location assignment problems
US10643179B1 (en) Method and system for fulfilling inventory items
JP7215490B2 (ja) 搬送作業制御装置、方法およびプログラム
JP5229553B2 (ja) 物品収納設備
Sari et al. Experimental validation of travel time models for shuttle-based automated storage and retrieval system
CN113674051B (zh) 货品出库方法、装置、电子设备及存储介质
JP2004359452A (ja) 平置き倉庫のロケーション整理方法と平置き倉庫
CN114275430A (zh) 仓储任务处理方法、装置、设备及存储介质
Gaku et al. Simulation modeling of shuttle vehicle-type mini-load AS/RS systems for E-commerce industry of Japan
JP4923444B2 (ja) 運搬作業の計画立案装置及び方法
Liu Research on scheduling policy of automated warehouse system
Leung et al. Multiobjective Simulation‐Based Optimization Based on Artificial Immune Systems for a Distribution Center

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160523

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5949652

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151